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JP2014226570A - フィルタユニット - Google Patents

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JP2014226570A
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Japan
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filter
frame
filter unit
seal member
coating agent
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JP2013105600A
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義哉 佐野
Yoshiya Sano
義哉 佐野
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Nitta Corp
Original Assignee
Nitta Corp
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Abstract

【課題】簡易な構造を採用しつつ、枠状体とフィルタとを分離可能にする。【解決手段】フィルタユニット100は、フィルタ1と、フィルタ1を取り囲んだ枠状体2とを有する。フィルタ1と枠状体2との間にはシール部材3が充填されている。また、枠状体2の内側面には、シール部材3と対向する部分に塗布剤4が塗布されている。塗布剤4には、熱可塑性材料が含有されている。フィルタユニット100を加熱すると、塗布剤4に含有された熱可塑性材料が軟化することにより、枠状体2をフィルタ1から分離することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、空気中の微粒子を捕集するフィルタユニットに関する。
空気中の微粒子を捕集するフィルタユニットとして、フィルタと、これを取り囲む枠状体とを備えたものが知られている(特許文献1等)。フィルタと枠状体との間にシール部材が充填されることで、フィルタと枠状体とが気密封止されている。これにより、フィルタと枠状体との間から微粒子の漏洩を抑止できる。
特開2001−46820号公報
フィルタは不織布等の可燃性材料からなる一方で、枠状体は金属製板などの不燃性材料から形成されていることが多い。したがって、使用後はこれらを分離し、分別廃棄することが好ましいが、上記のようなシール部材を用いると、フィルタと枠状体とが強固に接着するため、分離することが難しい。そこで、通常、フィルタと枠状体とを分離することなく、接着した状態で産業廃棄物として廃棄している。しかしながら、近年の環境問題を考慮すると、フィルタと枠状体とを分別して廃棄することが好ましい。また、枠状体は再利用可能であるため、使用後にフィルタから分離可能であることが望ましい。
そこで、本発明の目的は、簡易な構造を採用しつつ、フィルタと枠状体とを分離可能なフィルタユニットを提供することである。
本発明のフィルタユニットは、フィルタと、前記フィルタを装着可能な枠状体と、前記フィルタと前記枠状体との間に充填されたシール部材とを備えている。前記枠状体の前記シール部材と対向する面には、熱可塑性材料が含有された塗布剤が塗布されている。また、前記シール部材の粘度が前記塗布剤の粘度よりも低い。
本発明では、フィルタユニットに熱を加えると、塗布剤が軟化することにより、枠状体をフィルタから分離することができる。これにより、フィルタと枠状体とを分けて処理(廃棄、再利用等)できる。
本発明では、フィルタユニットに熱を加えることにより、枠状体とフィルタとを分離することができるため、フィルタと枠状体とを分けて処理(廃棄、再利用等)できる。
(a)は本発明の実施形態に係るフィルタユニットの斜視図であり、(b)はフィルタユニットの断面図(IB-IB線に沿った図)である。 フィルタユニットの組立工程を順に示した斜視図である。 フィルタユニットの分解工程を順に示した斜視図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
ここでは、本発明の実施形態であるフィルタユニット100について、図1〜3を参照しつつ以下に説明する。
〔フィルタユニット〕
フィルタユニット100は、図1に示すように、フィルタ1と、フィルタ1を取り囲む枠状体2とを備えている。フィルタ1と枠状体2との間にはシール部材3が充填されている(図1(b)参照)。また、枠状体2のシール部材3と対向する面には、塗布剤4が塗布されている。
(フィルタ)
フィルタ1は、濾材シートをひだ状に折り畳んで形成されている。フィルタ1には、ガラス繊維の不織布、エレクトレット処理されたポリプロピレン繊維の不織布、ポリテトラフルオロエチレン多孔膜の不織布、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの有機繊維の不織布などを用いることができる。
(枠状体)
枠状体2は、図1(a)に示すように、四角枠状に形成され、4つの平板部21,22,23,24に分離可能に形成されている(図2参照)。平板部21,22,23,24は、それぞれ、フィルタ1の上側面、下側面、右側面、左側面に装着される。
平板部21,22,23,24には、前後方向に互いに対向する前側部と後側部とが長手方向に沿って設けられている(図2(a)の「平板部23」の「前側部23a」及び「後側部23b」参照)。前側部23aはフィルタ1の前面に沿って配置され、後側部23bはフィルタ1の背面に沿って配置される。これにより、シール部材3の漏れを防止できるとともに、フィルタ1と枠状体2との間に空気が流入することを抑止できる。また、フィルタ1の端部を保持できるため、空気がフィルタ1を通過することで、フィルタ1に前後方向の力が作用しても、フィルタ1が枠状体2から外れにくい。
枠状体2には、アルミニウム板、亜鉛鋼板、ステンレス鋼板などの金属製板を用いることができる。また、ポリプロピレン、PVCなどのプラスチック製板も用いることができる。
(シール部材)
シール部材3は、塗布剤4よりも粘性の低い材料からなる。シール部材3には、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂等の熱硬化性樹脂や湿気硬化性樹脂等を用いることができ、粘度が900mPa・s以下のものを用いることが好ましい。このような材料は、粘度が低いため、フィルタ1と枠状体2との間に浸透しやすい。そこで、上記材料をフィルタ1と枠状体2との間に充填することで、これらの気密性を高めることができる。これにより、フィルタ1と枠状体2との間から空気や微粒子の漏洩を抑止できる。なお、シール部材3は、熱を加えても殆ど軟化しない。
(塗布剤4)
塗布剤4は、枠状体2の内側面(フィルタ1と対向する面)に塗布されている。これにより、枠状体2とシール部材3とが接着される。塗布剤4には、熱可塑性樹脂が含まれるものが用いられる。例えば、ホットメルトや(製品名)インテリマー〔米国ランディック社商標〕(ニッタ株式会社製)などを用いることができる。このような塗布剤4は、粘度が比較的高いため、溶融状態でもフィルタ1と枠状体2との間に浸透しにくい。したがって、塗布剤4は、フィルタ1と枠状体2とのシール(気密性向上)というよりも、フィルタ1と枠状体2(シール部材3)との接着に用いられる。
次に、フィルタユニット100を組み立てる方法について、図2を参照しつつ説明する。
先ず、図2(a)に示すように、平板部21,22,23,24の内側面(フィルタ1と対向する側の面)に塗布剤4を塗布する。次に、塗布剤4の上に液体状のシール部材3を塗布する(図2(b)参照)。シール部材3が硬化していないゲル状の状態で、平板部21,22,23,24をフィルタ1の上側面、下側面、右側面及び左側面に装着する。
フィルタユニット100を分解するときは、加熱炉50内でフィルタユニット100を加熱する(図3(a)参照)。これにより、塗布剤4に含まれる熱可塑性樹脂が軟化することで、平板部21,22,23,24をフィルタ1及びシール部材3から取り外すことができる(図3(b)参照)。ここで、図3(b)には、分離時に、塗布剤4が平板部21,22,23,24の内側面にだけ残存している場合を示しているが、塗布剤4がフィルタ1やシール部材3に付着していてもよい。
以上に述べたように、本実施形態のフィルタユニット100によると、フィルタユニット100に熱を加えることで、塗布剤4の熱可塑性樹脂が軟化するため、枠状体2をフィルタ1から分離することができる。これにより、フィルタ1と枠状体2とを分別して廃棄できる。また、枠状体2を別のフィルタに装着することで枠状体2を再利用できる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、フィルタユニット100を組み立てる方法は本実施形態に示す順序に限られず、変更可能である。
また、上述した実施形態では、フィルタ1と枠状体2とを分離するときに、加熱炉50でフィルタユニット100を加熱したが(図3(a)参照)、加熱方法は上述した方法に限られない。例えば、フィルタユニット100をホットプレート上で加熱してもよい。
1 フィルタ
2 枠状体
3 シール部材
4 塗布剤
21,22,23,24 平板部
23a 前側部
23b 後側部
100 フィルタユニット

Claims (1)

  1. フィルタと、
    前記フィルタを装着可能な枠状体と、
    前記フィルタと前記枠状体との間に充填されたシール部材とを備えており、
    前記枠状体の前記シール部材と対向する面に、熱可塑性材料が含有された塗布剤が塗布されており、
    前記シール部材の粘度が前記塗布剤の粘度よりも低いことを特徴とするフィルタユニット。
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