JP2014178635A - 定着装置、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】定着ベルト1の温度を検知して定着ベルトの温度制御を行う温度制御センサ11、12を備える。これら温度制御センサ11、12が点灯制御する熱源3・・の熱供給範囲外で温度変化が発生する使用条件(オフセット領域が生じるような条件)においては、熱源3からの供給熱量を温度制御センサ11、12から得られる温度情報の条件以外の予め定めた条件で決定する。例えば、予め定めておいた条件で決定することでオフセット(コールドオフセット、ホットオフセットとも)を防止する。
【選択図】図4
Description
<実施形態1>
図2は本発明に係る定着装置の一実施形態の構成を示す断面図である。
定着装置内に加圧回転体(図2の場合は加圧ローラ4)と定着ベルト1を有し、熱源3(図2の例ではハロゲンヒータ)により定着ベルト1が内周側から直接加熱される。このとき、図2の定着ベルト1内には、定着ベルト1を介して対向する加圧ローラ4とニップを形成するニップ形成部材6があり、定着ベルト内面と直接(もしくは、図示しない摺動シートを介して間接的に)摺動するようになっている。熱源3は、図示したハロゲンヒータでも良いが、IHであっても良いし、抵抗発熱体、カーボンヒータ等であっても良い。
図3は、図2の構成において、定着スリーブを構成する無端ベルトからなる定着ベルト1の長手方向に設置された熱源3の加熱幅と、それぞれの個所の温度制御手段である温度センサの位置関係を、図2の下方向から見た場合の模式図である。
(1)前ジョブでの通紙時間と、前ジョブ終了時からの経過時間を用いることができる。前ジョブの通紙時間が長い程に、定着装置は蓄熱する。また、前ジョブ終了からの経過時間が短い程に、定着装置は蓄熱した状態のまま次ジョブに入る。その場合、定着に必要な熱量は変更無いが、供給熱量は少なくなる。
(2)また、次ジョブ以前、規定時間前までの、通紙枚数、もしくは通紙時間を用いる。直前までの規定時間内にどの程度通紙されているかで、定着ユニットの蓄熱状態を判断する。
(3)その日のうちで、それまでの間に通紙された枚数、もしくは、通紙時間を用いることもできる。その日にどの程度通紙されているかで、定着ユニットの蓄熱状態を判断する。
(1)該当領域の温度検知をしている温度センサが、定着目標温度まで低下したら、次作像を開始する。
(2)該当領域の温度検知をしている温度センサが、定着目標温度に対して規定値分高い温度まで低下したら、次作像を開始する。より生産性を確保することができる。
(3)該当領域の温度検知をしている温度センサの出力によらず、紙間を常に規定時間確保し、そのタイミングで通紙を行う。ここで、規定される時間は、環境温湿度、ユニット蓄熱状態などで適宜変更してもよい。
(1)立上時の端部温度低下によるオフセット防止
先に述べたように、加圧部材の構成(またはその他定着部材周辺の構成)により、熱容量に長手偏差が出てしまう場合、熱容量の大きい側において温度制御位置以外の、加熱領域内にて温度低下が発生する。そのため、その温度制御センサの出力結果によらず、一定時間は規定の熱量を加熱源から供給する、などの手段を用いることが出来る。この場合は、例えば環境温度や電源電圧等により、加熱する時間を規定することが望ましい。
(2)気流が通常使用時よりも強く流れる場合
大量印刷を実施した場合等、マシン内温度が過度に上昇した場合等には、ファンを通常動作時よりも回転数を上げる(流量アップ)ことが手段として使用される。その場合、定着装置も冷却が促進されるため、その冷却後には定着部材の長手方向で偏差が発生しやすい。その後に長手方向で均一に熱量を与えたとしても、その前の長手方向での偏差が定着部材の温度偏差として残ったままである。すると、温度が極端に冷却される定着部材端部ではその後の通紙において端部オフセットが発生する。このような問題に対応するため、温度制御センサの出力結果によらず、例えば一定時間は規定の熱量を加熱源から供給するなどの手段を用いることができる。この場合は、例えば環境温度や冷却時間により、加熱する時間を規定することが望ましい。
図5は本発明の実施形態2に係る定着装置の構成を示す説明図である。この実施形態では、熱源3がハロゲンヒータ3本で構成されている。3本目のハロゲンヒータは、それぞれ対象とする用紙サイズが異なるために設けられている。通紙される用紙サイズによっては、温度制御センサが配置されている部位以外の領域で用紙が通過する。その場合、既述の理由によりオフセットが発生するので、これに対しては本実施形態が有効な防止手段となる。
図6は遮光部材の一実施形態を示す説明図である。図2の構成に、図示のような遮光部材10を備えた実施形態となる。
以上説明してきた本発明の実施形態に係る定着装置を用いた画像形成装置の構成を図7により説明する。
図7に示した画像形成装置は、複数の色画像を形成する作像部がベルトの展張方向に沿って並置されたタンデム方式を用いるカラープリンタある。ただし、本発明はこの方式に限ることはなく、またプリンタだけではなく複写機やファクシミリ装置などを対象とすることも可能である。
3a 中央ヒータ
3b 端部ヒータ
3 熱源
4 加圧ローラ
4a 芯金
4b 弾性層
6 ニップ形成部材
7 支持部材
8 保持部材
9 反射部材
10 遮光部材
11 中央温度制御センサ
12 端部温度制御センサ
100 画像形成装置
N ニップ部
Claims (8)
- 回転可能な定着部材と、
前記定着部材を加熱する加熱源と、
前記定着部材とニップを形成する加圧部材と、
前記定着部材の内部で前記加圧部材と対向しニップを形成するニップ形成部材と、
前記定着部材の温度を検知して該定着部材の温度制御を行う温度制御手段とを備え、
前記温度制御手段が点灯制御する前記加熱源の熱供給範囲外で温度変化が発生する使用条件においては、前記加熱源からの供給熱量を温度制御センサから得られる温度情報の条件以外の予め定めた条件で決定する、
ことを特徴とする定着装置。 - 請求項1に記載の定着装置において、
前記加熱源の熱供給範囲外で温度変化が発生する使用条件が、通紙領域が、前記温度制御手段による制御位置を外れた位置である、
ことを特徴とする定着装置。 - 請求項1又は2に記載の定着装置において、
前記定着部材の温度が過度に上昇した場合、前記定着部材の温度制御を行う温度制御手段により通紙する用紙の紙間を空けて放熱を行いながら通紙する、
ことを特徴とする定着装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の定着装置において、
前記加熱源が供給する熱量を通紙する用紙の紙厚により変更する、
ことを特徴とする定着装置。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の定着装置において、
前記加熱源が供給する熱量を環境温度により変更する、
ことを特徴とする定着装置。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載の定着装置において、
前記加熱源が供給する熱量を環境湿度により変更する、
ことを特徴とする定着装置。 - 請求項1乃至6のいずれかに記載の定着装置において、
前記加熱源が供給する熱量を用紙の温度により変更する、
ことを特徴とする定着装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の定着装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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