JP2014167264A - 電磁弁及びそれを用いた高圧ポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】 エロ−ジョンに対する耐久性を高めることの可能な電磁弁を提供する。
【解決手段】 電磁弁ボディ15は、燃料が充満する可動コア室85に往復移動可能に設けられた可動コア82が、移動方向に通じる連通孔821を有する。可動コア82と向き合う固定コア86は、電磁弁ボディ15と共に可動コア室85を形成する。可動コア82の中央部に設けられた嵌合孔822に固定されたニードル81は、固定コア側の端面から反固定コア側へ凹む流体室100を有する。これにより、可動コア82の連通孔821からギャップ851を通り流体室100へ流入する燃料の流れにより、ギャップ851で発生した気泡が流体室100に誘導され、そこで気泡が崩壊する。
【選択図】図2
【解決手段】 電磁弁ボディ15は、燃料が充満する可動コア室85に往復移動可能に設けられた可動コア82が、移動方向に通じる連通孔821を有する。可動コア82と向き合う固定コア86は、電磁弁ボディ15と共に可動コア室85を形成する。可動コア82の中央部に設けられた嵌合孔822に固定されたニードル81は、固定コア側の端面から反固定コア側へ凹む流体室100を有する。これにより、可動コア82の連通孔821からギャップ851を通り流体室100へ流入する燃料の流れにより、ギャップ851で発生した気泡が流体室100に誘導され、そこで気泡が崩壊する。
【選択図】図2
Description
本発明は、電磁弁及びそれを用いた高圧ポンプに関する。
従来、内燃機関に供給する燃料を加圧する高圧ポンプが知られている。高圧ポンプは、燃料が加圧されるポンプ室に通じる供給通路を開放または閉塞する吸入弁の動作を制御する電磁弁を備えている。
特許文献1に記載の高圧ポンプが備える電磁弁は、可動コア室に往復移動可能に設けられた可動コアに固定されたニードルが、スプリングの付勢力により吸入弁をポンプ室側に押圧し、供給通路を開放する。また、この電磁弁は、可動コアが固定コア側に磁気吸引されると、ニードルによる吸入弁の押圧力を解除する。
特許文献1に記載の高圧ポンプが備える電磁弁は、可動コア室に往復移動可能に設けられた可動コアに固定されたニードルが、スプリングの付勢力により吸入弁をポンプ室側に押圧し、供給通路を開放する。また、この電磁弁は、可動コアが固定コア側に磁気吸引されると、ニードルによる吸入弁の押圧力を解除する。
しかしながら、特許文献1に記載の電磁弁は、可動コアが可動コア室内を往復移動すると、可動コアと固定コアとの間の燃料の圧力変動により発生するキャビテーションにより、可動コアおよび固定コアの表面にエロージョン(壊食)が生じるおそれがある。
一般に、可動コアと固定コアは、軟磁性材から形成されており、エロ−ジョンを受けやすい。可動コアおよび固定コアの表面にエロージョンが生じると、可動コアと固定コアとの間のギャップが大きくなり、通電をONまたはOFFしてから可動コアが動作を終了するまでの応答時間が長くなることが懸念される。
また、可動コアおよび固定コアの表面のエロージョンによって発生した異物が燃料に混入すると、高圧ポンプの動作を妨げるおそれがある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、エロ−ジョンに対する耐久性を高めることの可能な電磁弁および高圧ポンプを提供することを目的とする。
一般に、可動コアと固定コアは、軟磁性材から形成されており、エロ−ジョンを受けやすい。可動コアおよび固定コアの表面にエロージョンが生じると、可動コアと固定コアとの間のギャップが大きくなり、通電をONまたはOFFしてから可動コアが動作を終了するまでの応答時間が長くなることが懸念される。
また、可動コアおよび固定コアの表面のエロージョンによって発生した異物が燃料に混入すると、高圧ポンプの動作を妨げるおそれがある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、エロ−ジョンに対する耐久性を高めることの可能な電磁弁および高圧ポンプを提供することを目的とする。
本発明は、液体が充満する可動コア室に可動コアを備えた電磁弁において、可動コアは移動方向に通じる連通孔を有し、その可動コアの中央部に固定されたニードルが固定コア側の端面から反固定コア側へ凹む流体室を有することを特徴とする。
可動コアが可動コア室内を往復移動し、可動コアと固定コアとのギャップの液体に圧力変動が生じると、その液体の中に気泡が発生する。その気泡は、可動コアの連通孔からギャップを通りニードルの流体室へ流入する液体の流れにより、流体室の深部へ誘導される。それと共に、流体室の燃料が加圧され、流体室の深部で気泡が崩壊する。これにより、キャビテーションによる可動コアと固定コアのエロ−ジョンを抑制することが可能である。また、キャビテーションによる疲労限界は材料硬度に比例するので、ニードルの材料硬度が高ければ、そのニードルが有する流体室の内壁にエロ−ジョンが生じることを抑制することができる。
本発明は、高圧ポンプの発明として捉えることも可能である。高圧ポンプは、可動コアの中央部に固定されたニードルが、固定コア側の端面から吸入弁側へ凹む流体室を有する。
これにより、高圧ポンプは、上述した電磁弁と同様の作用効果を奏することができる。
これにより、高圧ポンプは、上述した電磁弁と同様の作用効果を奏することができる。
以下、本発明による複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、図1〜図6において、説明を容易にするため、可動コアと固定コアとのギャップは、実際のものよりも大きく記載している。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1〜図5に示す。本実施形態の電磁弁は、高圧ポンプ1の電磁駆動部80として用いられる。高圧ポンプ1は、内燃機関に燃料を供給する燃料供給系統に設けられる。燃料タンクから汲み上げられた燃料は、高圧ポンプ1により加圧され、デリバリパイプに蓄圧される。そしてデリバリパイプに接続するインジェクタから内燃機関の各気筒に噴射供給される。なお、本実施形態の燃料は、特許請求の範囲に記載の「流体」に相当する。
なお、図1〜図6において、説明を容易にするため、可動コアと固定コアとのギャップは、実際のものよりも大きく記載している。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1〜図5に示す。本実施形態の電磁弁は、高圧ポンプ1の電磁駆動部80として用いられる。高圧ポンプ1は、内燃機関に燃料を供給する燃料供給系統に設けられる。燃料タンクから汲み上げられた燃料は、高圧ポンプ1により加圧され、デリバリパイプに蓄圧される。そしてデリバリパイプに接続するインジェクタから内燃機関の各気筒に噴射供給される。なお、本実施形態の燃料は、特許請求の範囲に記載の「流体」に相当する。
(高圧ポンプの構成)
図1に示すように、高圧ポンプ1は、ポンプボディ10、プランジャ20、ダンパ室30、吸入弁部40、電磁駆動部80、及び吐出弁部90などを備えている。
ポンプボディ10には、円筒状のシリンダ11が設けられている。シリンダ11には、プランジャ20が軸方向に往復移動可能に収容されている。プランジャ20のポンプボディ10から突出した端部に設けられるスプリング座21と、プランジャ20の外周のオイルシール22を保持するオイルシールホルダ23との間にスプリング24が設けられている。このスプリング24により、プランジャ20は図示しないエンジンのカムシャフト側へ付勢される。そのため、プランジャ20は、カムシャフトのカムプロファイルに従い軸方向に往復移動する。プランジャ20の往復移動により、ポンプ室12の容積が変化することで燃料が吸入、加圧される。
図1に示すように、高圧ポンプ1は、ポンプボディ10、プランジャ20、ダンパ室30、吸入弁部40、電磁駆動部80、及び吐出弁部90などを備えている。
ポンプボディ10には、円筒状のシリンダ11が設けられている。シリンダ11には、プランジャ20が軸方向に往復移動可能に収容されている。プランジャ20のポンプボディ10から突出した端部に設けられるスプリング座21と、プランジャ20の外周のオイルシール22を保持するオイルシールホルダ23との間にスプリング24が設けられている。このスプリング24により、プランジャ20は図示しないエンジンのカムシャフト側へ付勢される。そのため、プランジャ20は、カムシャフトのカムプロファイルに従い軸方向に往復移動する。プランジャ20の往復移動により、ポンプ室12の容積が変化することで燃料が吸入、加圧される。
次に、ダンパ室30について説明する。
ポンプボディ10には、反シリンダ側に突出する筒状の筒部31が設けられている。筒部31に有底筒状のカバー32が被さることで、ダンパ室30が形成される。
ダンパ室30には、パルセーションダンパ33、支持部材34及び波ばね35が収容されている。
パルセーションダンパ33は、2枚の金属ダイアフラムから構成され、内部に所定圧の気体が密封されている。パルセーションダンパ33は、2枚の金属ダイアフラムがダンパ室30の圧力変化に応じて弾性変形することで、ダンパ室30の燃圧脈動を低減する。
なお、燃圧脈動が車両に対し、悪影響をもたらさない程度の場合は必ずしもパルセーションダンパおよびダンパ室を必要としない。
ポンプボディ10には、反シリンダ側に突出する筒状の筒部31が設けられている。筒部31に有底筒状のカバー32が被さることで、ダンパ室30が形成される。
ダンパ室30には、パルセーションダンパ33、支持部材34及び波ばね35が収容されている。
パルセーションダンパ33は、2枚の金属ダイアフラムから構成され、内部に所定圧の気体が密封されている。パルセーションダンパ33は、2枚の金属ダイアフラムがダンパ室30の圧力変化に応じて弾性変形することで、ダンパ室30の燃圧脈動を低減する。
なお、燃圧脈動が車両に対し、悪影響をもたらさない程度の場合は必ずしもパルセーションダンパおよびダンパ室を必要としない。
ダンパ室30は、図示しない燃料通路を通じて図示しない燃料導入口と連通している。この燃料導入口には図示しない燃料タンクから燃料が供給される。そのため、ダンパ室30は、燃料導入口から燃料タンクの燃料が供給される。
続いて、吸入弁部40について説明する。
吸入弁部40は、ポンプ室12とダンパ室30とを連通する供給通路13に設けられ、供給通路13の開放および遮断を制御する。吸入弁部40は、吸入弁41およびストッパ50などから構成される。
ポンプボディ10には、シリンダ11の中心軸と略垂直に凹部14が設けられている。凹部14の開口を電磁弁ボディ15が覆うことで、ダンパ室30からポンプ室12までの供給通路13が区画される。
吸入弁部40は、ポンプ室12とダンパ室30とを連通する供給通路13に設けられ、供給通路13の開放および遮断を制御する。吸入弁部40は、吸入弁41およびストッパ50などから構成される。
ポンプボディ10には、シリンダ11の中心軸と略垂直に凹部14が設けられている。凹部14の開口を電磁弁ボディ15が覆うことで、ダンパ室30からポンプ室12までの供給通路13が区画される。
図2に示すように、筒部材60、弁座部材61、吸入弁41およびストッパ50は、この順で、電磁弁ボディ側からポンプ室12に向かい、供給通路13に設けられている。
筒部材60は、供給通路13の内壁に設けられためねじ141に螺合されている。筒部材60をめねじ141に螺合することにより、弁座部材61およびストッパ50はポンプボディ10の段差17に押し付けられ、ポンプボディ10に固定される。
弁座部材61は、筒状に形成され、ストッパ側に環状の弁座62を有している。なお、上述したポンプ室12は、弁座62よりもシリンダ側で燃料が加圧される空間をいう。
筒部材60は、供給通路13の内壁に設けられためねじ141に螺合されている。筒部材60をめねじ141に螺合することにより、弁座部材61およびストッパ50はポンプボディ10の段差17に押し付けられ、ポンプボディ10に固定される。
弁座部材61は、筒状に形成され、ストッパ側に環状の弁座62を有している。なお、上述したポンプ室12は、弁座62よりもシリンダ側で燃料が加圧される空間をいう。
吸入弁41は、弁本体42および第1案内部43を有する。
吸入弁41の弁本体42は、円板状に形成され、弁座部材61の弁座62に着座および離座可能である。吸入弁41が弁座62に着座することで供給通路13とポンプ室12とが閉塞され、吸入弁41が弁座62から離座することで供給通路13とポンプ室12とが連通する。
吸入弁41は、弁本体42の反弁座側の端面が、ストッパ50の当接部51に当接する。これにより、吸入弁41は、開弁方向の移動を制限される。
吸入弁41の弁本体42は、円板状に形成され、弁座部材61の弁座62に着座および離座可能である。吸入弁41が弁座62に着座することで供給通路13とポンプ室12とが閉塞され、吸入弁41が弁座62から離座することで供給通路13とポンプ室12とが連通する。
吸入弁41は、弁本体42の反弁座側の端面が、ストッパ50の当接部51に当接する。これにより、吸入弁41は、開弁方向の移動を制限される。
吸入弁41の第1案内部43は、弁本体42から反弁座側へ筒状に延びている。第1案内部43の外周面は、ストッパ50の第2案内部52の内周面と摺接する。吸入弁41は、その第1案内部43がストッパ50の第2案内部52に案内されることにより、弁座62からの脱落または傾きが防がれ、弁座62に確実に着座または離座することが可能になる。
ストッパ50は、当接部51、第2案内部52、固定部53、孔54を有し、吸入弁41の開弁方向の移動を制限する。
ストッパ50の当接部51は、円板状に形成され、弁本体42の反弁座側の端面に当接する。
ストッパ50の第2案内部52は、当接部51から反弁座側へ筒状に延び、吸入弁41の第1案内部43の外周面と摺接する。
ストッパ50の固定部53は、当接部51から径外方向に延びて供給通路13の内壁に固定される。この固定部53は、ポンプ室12をプランジャ側のプランジャ室121と弁座側の弁座室122とに仕切っている。
ストッパ50の固定部53には、板厚方向に通じる複数の孔54が設けられる。この複数の孔54は、固定部53の周方向に配設され、プランジャ室121と弁座室122とを連通する。
ストッパ50の当接部51は、円板状に形成され、弁本体42の反弁座側の端面に当接する。
ストッパ50の第2案内部52は、当接部51から反弁座側へ筒状に延び、吸入弁41の第1案内部43の外周面と摺接する。
ストッパ50の固定部53は、当接部51から径外方向に延びて供給通路13の内壁に固定される。この固定部53は、ポンプ室12をプランジャ側のプランジャ室121と弁座側の弁座室122とに仕切っている。
ストッパ50の固定部53には、板厚方向に通じる複数の孔54が設けられる。この複数の孔54は、固定部53の周方向に配設され、プランジャ室121と弁座室122とを連通する。
ストッパ50の第2案内部52の内壁には、軸溝部70が周方向に例えば4個設けられている。
ストッパ50の当接部51の弁本体側の端面には、径溝部71が周方向に例えば4個設けられている。径溝部71は、軸溝部70と孔54とを接続するように設けられている。
ストッパ50の当接部51の弁本体側の端面には、径溝部71が周方向に例えば4個設けられている。径溝部71は、軸溝部70と孔54とを接続するように設けられている。
吸入弁41とストッパ50との間には、第1スプリング45が収容されたバルブ室44が形成される。
ポンプ室12とバルブ室44とは、上述した径溝部71、軸溝部70、及び第1案内部43と第2案内部52とのクリアランスによって連通している。
ここで、4本の径溝部71の流路断面積を合せた面積は、第1案内部43と第2案内部52とのクリアランスの流路断面積と4本の軸溝部70の流路断面積とを合わせた面積よりも小さい。
そのため、吸入弁41が開弁状態のとき、バルブ室44とポンプ室12との間を流れる燃料の流量は、4本の径溝部71の流路断面積を合せた面積によって定まる。したがって、径溝部71の流路断面積を小さくすることで、高圧ポンプの調量行程時におけるバルブ室44への燃料流入が絞られるので、バルブ室44の燃料圧力の上昇が抑制され、自閉限界回転数を高くすることが可能になる。
なお、自閉限界回転数とは、高圧ポンプの調量行程時において、バルブ室44の燃料圧力、またはポンプ室12から供給通路13へ流れる燃料の動圧などにより、吸入弁41が閉弁する現象が発生する時のカムシャフトの回転数をいう。
ポンプ室12とバルブ室44とは、上述した径溝部71、軸溝部70、及び第1案内部43と第2案内部52とのクリアランスによって連通している。
ここで、4本の径溝部71の流路断面積を合せた面積は、第1案内部43と第2案内部52とのクリアランスの流路断面積と4本の軸溝部70の流路断面積とを合わせた面積よりも小さい。
そのため、吸入弁41が開弁状態のとき、バルブ室44とポンプ室12との間を流れる燃料の流量は、4本の径溝部71の流路断面積を合せた面積によって定まる。したがって、径溝部71の流路断面積を小さくすることで、高圧ポンプの調量行程時におけるバルブ室44への燃料流入が絞られるので、バルブ室44の燃料圧力の上昇が抑制され、自閉限界回転数を高くすることが可能になる。
なお、自閉限界回転数とは、高圧ポンプの調量行程時において、バルブ室44の燃料圧力、またはポンプ室12から供給通路13へ流れる燃料の動圧などにより、吸入弁41が閉弁する現象が発生する時のカムシャフトの回転数をいう。
一方、吸入弁41が閉弁状態のとき、弁本体42の反弁座側の端面とストッパ50の当接部51との間は全周で開いているので、バルブ室44からポンプ室12へ流れる燃料の流量は、第1案内部43と第2案内部52とのクリアランスの流路断面積と4本の軸溝部70の流路断面積とを合わせた面積によって定まる。したがって、軸溝部70の流路断面積を大きくすることで、高圧ポンプの吸入行程時においてバルブ室44からポンプ室12に燃料が流れるので、バルブ室44の燃料が流体抵抗となることなく吸入弁41が開弁する。よって、燃料の吸入効率を高めることができる。
次に、電磁駆動部80について説明する。
なお、本実施形態の電磁駆動部80が特許請求の範囲に記載の「電磁弁」に相当する。
電磁駆動部80は、電磁弁ボディ15、可動コア82、固定コア86、付勢手段としての第2スプリング84、コイル89およびニードル81を備える。
電磁弁ボディ15は、ポンプボディ10に設けられた凹部14の開口を覆うように設けられる。この電磁弁ボディ15の内側にニードルガイド16が固定されている。ニードルガイド16は、電磁弁ボディ15と共に可動コア室85を形成する。ニードルガイド16は、中央部に設けられた摺動孔161に、ニードル81を軸方向に移動可能に支持している。また、ニードルガイド16は、可動コア室85と供給通路とを連通する1個のオリフィス162を有する。
なお、本実施形態の電磁駆動部80が特許請求の範囲に記載の「電磁弁」に相当する。
電磁駆動部80は、電磁弁ボディ15、可動コア82、固定コア86、付勢手段としての第2スプリング84、コイル89およびニードル81を備える。
電磁弁ボディ15は、ポンプボディ10に設けられた凹部14の開口を覆うように設けられる。この電磁弁ボディ15の内側にニードルガイド16が固定されている。ニードルガイド16は、電磁弁ボディ15と共に可動コア室85を形成する。ニードルガイド16は、中央部に設けられた摺動孔161に、ニードル81を軸方向に移動可能に支持している。また、ニードルガイド16は、可動コア室85と供給通路とを連通する1個のオリフィス162を有する。
ニードル81は、例えばマルテンサイト系ステンレスなどの高硬度材から形成され、一端が可動コア82の中央部に設けられた嵌合孔822に圧入固定され、他端が吸入弁41に当接可能である。
ニードル81には、ニードルガイド16よりも弁座側でニードル81の外壁から径外方向に延びる拡径部811が設けられている。
また、ニードル81には、供給通路内でニードル81の外壁から径外方向に延びるフランジ812が設けられている。このフランジ812とニードルガイド16との間に第2スプリング84が設けられている。第2スプリング84は、第1スプリング45よりも強い力で、ニードル81をポンプ室側に付勢している。
ニードル81には、ニードルガイド16よりも弁座側でニードル81の外壁から径外方向に延びる拡径部811が設けられている。
また、ニードル81には、供給通路内でニードル81の外壁から径外方向に延びるフランジ812が設けられている。このフランジ812とニードルガイド16との間に第2スプリング84が設けられている。第2スプリング84は、第1スプリング45よりも強い力で、ニードル81をポンプ室側に付勢している。
可動コア82は、例えばフェライト系ステンレスなどの軟磁性材から形成され、可動コア室内に軸方向に往復移動可能に収容される。可動コア82は、移動方向に通じる連通孔821を有する。連通孔821は、可動コア82の周方向に等間隔で配置される。連通孔821の断面積およびその個数は、可動コア82と固定コア86とが遠ざかるとき、ギャップ851に十分に燃料を供給可能な大きさに設定される。
固定コア86は、例えばフェライト系ステンレスなどの軟磁性材から形成され、可動コア室85の反吸入弁側に、可動コア82と向き合うように設けられる。固定コア86は、電磁弁ボディ15と非磁性材からなる環状部87を挟んで設けられ、電磁弁ボディ15と共に可動コア室85を形成する。
可動コア82が固定コア側に移動し、ニードル81の拡径部811とニードルガイド16とが当接すると、可動コア82と固定コア86との間に微小隙間が形成される。すなわち、本実施形態の電磁弁は、可動コア82と固定コア86とが当接することのない所謂エアギャップ式である。
可動コア82が固定コア側に移動し、ニードル81の拡径部811とニードルガイド16とが当接すると、可動コア82と固定コア86との間に微小隙間が形成される。すなわち、本実施形態の電磁弁は、可動コア82と固定コア86とが当接することのない所謂エアギャップ式である。
ニードル81は、固定コア側の端面から吸入弁側へ凹む流体室100を有する。流体室100は、略円筒状に形成され、固定コア86と向き合う内壁101が、ニードル81の軸に対して垂直な平面になっている。流体室100の容積は、可動コア82と固定コア86との間のギャップ851の容積よりも大きい。さらに、流体室100の容積は、後述するキャビテーションによる単位面積当たりの衝撃を低減し、流体室100の内壁にエロ−ジョンが生じない程度に、ギャップ851の容積よりも大きく形成されている。具体的に、流体室は、内径が例えば1.5mm、深さが例えば1.5mmである。これは、可動コア82の外径が例えば9.57mmの電磁弁に対し、適切な大きさである。
仮に、流体室100の内径が小さければ、流体室100に十分に気泡を誘導することが困難になる。これに対し、流体室100の内径が大きい程、流体室100に気泡を誘導し、ギャップ851を構成する固定コア86および可動コア82に生じるエロ−ジョンを低減することが可能である。
但し、流体室100の内径を大きくすると、流体室100の径外側に位置するニードル81の肉厚が薄くなり、ニードル81と可動コア82との圧入の緊迫力が低減する。そのため、流体室100の内径は、ニードル81の肉厚が、ニードル81と可動コア82との圧入の緊迫力を維持可能な厚さとなるように設定される。
但し、流体室100の内径を大きくすると、流体室100の径外側に位置するニードル81の肉厚が薄くなり、ニードル81と可動コア82との圧入の緊迫力が低減する。そのため、流体室100の内径は、ニードル81の肉厚が、ニードル81と可動コア82との圧入の緊迫力を維持可能な厚さとなるように設定される。
仮に、流体室100の深さが浅ければ、流体室100に十分に気泡を誘導することが困難になる。これに対し、流体室100の深さが深い程、流体室100に気泡を誘導し、ギャップ851を構成する固定コア86および可動コア82に生じるエロ−ジョンを低減することが可能である。
但し、流体室100の深さを深くすると、ニードル81を切削加工して流体室100を形成した後、その深部の内壁を洗浄することが困難になる。そのため、流体室100の深さは、流体室100を切削加工後、その深部の内壁を洗浄することが可能な程度の深さに設定されている。
但し、流体室100の深さを深くすると、ニードル81を切削加工して流体室100を形成した後、その深部の内壁を洗浄することが困難になる。そのため、流体室100の深さは、流体室100を切削加工後、その深部の内壁を洗浄することが可能な程度の深さに設定されている。
図1に示すように、固定コア86の径外側にコネクタ88が設けられている。コネクタ88は、有底筒状のヨーク881により保持されている。コネクタ88の内側に設けられたボビン882にコイル89が巻回されている。コネクタ88の端子883を通じてコイル89に通電されると、コイル89は磁界を発生する。
コイル89に通電していないとき、可動コア82と固定コア86とは、第2スプリング84の弾性力により互いに遠ざかっている。ニードル81は、ポンプ室側へ移動し、ニードル81の端面が吸入弁41を押圧する。
コイル89に通電されると、固定コア86、可動コア82、ヨーク881及び電磁弁ボディ15によって形成される磁気回路に磁束が流れ、可動コア82が第2スプリング84の弾性力に抗し、固定コア側に磁気吸引される。これにより、ニードル81は、吸入弁41に対する押圧力を解除する。
コイル89に通電されると、固定コア86、可動コア82、ヨーク881及び電磁弁ボディ15によって形成される磁気回路に磁束が流れ、可動コア82が第2スプリング84の弾性力に抗し、固定コア側に磁気吸引される。これにより、ニードル81は、吸入弁41に対する押圧力を解除する。
次に吐出弁部90について説明する。
吐出弁部90は、吐出弁91、規制部材92、スプリング93などから構成されている。
ポンプボディ10には、シリンダ11の中心軸と略垂直に吐出通路94が形成されている。吐出弁91は、吐出通路94に往復移動可能に収容されている。吐出弁91は、弁座95に着座又は離座することで、吐出通路94を開閉する。
吐出弁91の燃料吐出口96側に設けられた規制部材92は、吐出弁91の燃料吐出口96側への移動を規制する。
スプリング93は、一端が規制部材92に当接し、他端が吐出弁91に当接し、吐出弁91を弁座側へ付勢している。
吐出弁部90は、吐出弁91、規制部材92、スプリング93などから構成されている。
ポンプボディ10には、シリンダ11の中心軸と略垂直に吐出通路94が形成されている。吐出弁91は、吐出通路94に往復移動可能に収容されている。吐出弁91は、弁座95に着座又は離座することで、吐出通路94を開閉する。
吐出弁91の燃料吐出口96側に設けられた規制部材92は、吐出弁91の燃料吐出口96側への移動を規制する。
スプリング93は、一端が規制部材92に当接し、他端が吐出弁91に当接し、吐出弁91を弁座側へ付勢している。
ポンプ室12の燃料の圧力が上昇し、ポンプ室側の燃料から吐出弁91が受ける力がスプリング93の弾性力と弁座95の下流側の燃料から受ける力との和よりも大きくなると、吐出弁91は弁座95から離座する。これにより、燃料吐出口96から燃料が吐出される。
一方、ポンプ室12の燃料の圧力が低下し、ポンプ室側の燃料から吐出弁91が受ける力がスプリング93の弾性力と弁座95の下流側の燃料から受ける力との和よりも小さくなると、吐出弁91は弁座95に着座する。これにより、弁座95の下流側の燃料がポンプ室12へ逆流することが防がれる。
一方、ポンプ室12の燃料の圧力が低下し、ポンプ室側の燃料から吐出弁91が受ける力がスプリング93の弾性力と弁座95の下流側の燃料から受ける力との和よりも小さくなると、吐出弁91は弁座95に着座する。これにより、弁座95の下流側の燃料がポンプ室12へ逆流することが防がれる。
(高圧ポンプの作動)
次に高圧ポンプ1の作動について説明する。
(1)吸入行程
カムシャフトの回転により、プランジャ20が上死点から下死点に向かって下降すると、ポンプ室12の容積が増加し、燃料が減圧される。吐出弁91は弁座95に着座し、吐出通路94を閉塞する。
一方、吸入弁41は、ポンプ室12と供給通路13との差圧により、第1スプリング45の付勢力に抗してストッパ側へ移動し、開弁状態となる。
なお、吸入行程の前行程である吐出行程の途中からコイル89への通電は停止されており、吸入行程において、第2スプリング84の付勢力により、可動コア82と一体のニードル81は吸入弁41側へ移動し、吸入弁41をポンプ室側へ押圧する。
吸入弁41の開弁により、ダンパ室30から供給通路13を経由し、ポンプ室12に燃料が吸入される。
次に高圧ポンプ1の作動について説明する。
(1)吸入行程
カムシャフトの回転により、プランジャ20が上死点から下死点に向かって下降すると、ポンプ室12の容積が増加し、燃料が減圧される。吐出弁91は弁座95に着座し、吐出通路94を閉塞する。
一方、吸入弁41は、ポンプ室12と供給通路13との差圧により、第1スプリング45の付勢力に抗してストッパ側へ移動し、開弁状態となる。
なお、吸入行程の前行程である吐出行程の途中からコイル89への通電は停止されており、吸入行程において、第2スプリング84の付勢力により、可動コア82と一体のニードル81は吸入弁41側へ移動し、吸入弁41をポンプ室側へ押圧する。
吸入弁41の開弁により、ダンパ室30から供給通路13を経由し、ポンプ室12に燃料が吸入される。
(2)調量行程
カムシャフトの回転により、プランジャ20が下死点から上死点に向かって上昇すると、ポンプ室12の容積が減少する。このとき、所定の時期まではコイル89への通電が停止されているので、第2スプリング84の付勢力により固定コア86と可動コア82とが互いに遠ざかったまま、ニードル81が吸入弁41をポンプ室側へ押圧し、吸入弁41は開弁状態を維持する。
吸入弁41の開弁により、ポンプ室12と供給通路13とは連通した状態が維持される。このため、一度ポンプ室12に吸入された低圧燃料が、供給通路13を経由し、ダンパ室30へ戻される。したがって、ポンプ室12の圧力は上昇しない。
カムシャフトの回転により、プランジャ20が下死点から上死点に向かって上昇すると、ポンプ室12の容積が減少する。このとき、所定の時期まではコイル89への通電が停止されているので、第2スプリング84の付勢力により固定コア86と可動コア82とが互いに遠ざかったまま、ニードル81が吸入弁41をポンプ室側へ押圧し、吸入弁41は開弁状態を維持する。
吸入弁41の開弁により、ポンプ室12と供給通路13とは連通した状態が維持される。このため、一度ポンプ室12に吸入された低圧燃料が、供給通路13を経由し、ダンパ室30へ戻される。したがって、ポンプ室12の圧力は上昇しない。
(3)吐出行程
プランジャ20が下死点から上死点に向かって上昇する途中の所定の時刻に、コイル89へ通電される。するとコイル89に発生する磁界により、固定コア86と可動コア82との間に磁気吸引力が発生する。この磁気吸引力が第2スプリング84の弾性力と第1スプリング45の弾性力との差よりも大きくなると、可動コア82は固定コア側へ移動する。これにより、吸入弁41に対するニードル81の押圧力が解除される。吸入弁41は、第1スプリング45の弾性力、及びポンプ室12からダンパ室側へ排出される低圧燃料の動圧により、弁座側へ移動し、閉弁状態となる。
プランジャ20が下死点から上死点に向かって上昇する途中の所定の時刻に、コイル89へ通電される。するとコイル89に発生する磁界により、固定コア86と可動コア82との間に磁気吸引力が発生する。この磁気吸引力が第2スプリング84の弾性力と第1スプリング45の弾性力との差よりも大きくなると、可動コア82は固定コア側へ移動する。これにより、吸入弁41に対するニードル81の押圧力が解除される。吸入弁41は、第1スプリング45の弾性力、及びポンプ室12からダンパ室側へ排出される低圧燃料の動圧により、弁座側へ移動し、閉弁状態となる。
吸入弁41が閉弁した時から、ポンプ室12の燃料圧力は、プランジャ20の上昇と共に高くなる。ポンプ室12の燃料圧力が吐出弁91に作用する力が、吐出通路94の燃料圧力が吐出弁91に作用する力およびスプリング93の付勢力よりも大きくなると、吐出弁91が開弁する。これにより、ポンプ室12で加圧された高圧燃料は吐出通路94を通り燃料吐出口96から吐出する。
なお、吐出行程の途中でコイル89への通電が停止される。ポンプ室12の燃料圧力が吸入弁41に作用する力は、第2スプリング84の付勢力よりも大きいので、吸入弁41は閉弁状態を維持する。
高圧ポンプ1は、(1)から(3)の行程を繰り返し、内燃機関に必要な量の燃料を加圧して吐出する。
なお、吐出行程の途中でコイル89への通電が停止される。ポンプ室12の燃料圧力が吸入弁41に作用する力は、第2スプリング84の付勢力よりも大きいので、吸入弁41は閉弁状態を維持する。
高圧ポンプ1は、(1)から(3)の行程を繰り返し、内燃機関に必要な量の燃料を加圧して吐出する。
(エロ−ジョンの低減)
続いて、可動コア室85におけるエロ−ジョンの低減について、図3〜図5を参照して説明する。
図3は、コイル89に通電され、可動コア82が固定コア側に磁気吸引されるときの状態を示す。
図4は、可動コア82が固定コア側にフルリフトし、移動停止したときの状態を示す。
図5は、コイル89への通電が停止され、第2スプリング84の付勢力により可動コア82が固定コア86側から遠ざかるときの状態を示す。
上述した高圧ポンプの作動では、図3〜図5の状態が繰り返される。
なお、上述したように、図3〜図5においても、可動コア82と固定コア86とのギャップ851は、説明を容易にするため、実際のものよりも大きく記載している。
続いて、可動コア室85におけるエロ−ジョンの低減について、図3〜図5を参照して説明する。
図3は、コイル89に通電され、可動コア82が固定コア側に磁気吸引されるときの状態を示す。
図4は、可動コア82が固定コア側にフルリフトし、移動停止したときの状態を示す。
図5は、コイル89への通電が停止され、第2スプリング84の付勢力により可動コア82が固定コア86側から遠ざかるときの状態を示す。
上述した高圧ポンプの作動では、図3〜図5の状態が繰り返される。
なお、上述したように、図3〜図5においても、可動コア82と固定コア86とのギャップ851は、説明を容易にするため、実際のものよりも大きく記載している。
図3の矢印Aに示すように、可動コア82が固定コア側に磁気吸引されると、矢印B,Cに示すように、可動コア82と固定コア86との間のギャップ851の燃料は、可動コア82の連通孔821を通り、可動コア室85の供給通路側の空間852に流れる。
連通孔821は、その断面積およびその個数が、ギャップ851の燃料を、可動コア室85の供給通路側の空間852に速やかに流すことの可能なものである。したがって、ニードル81の拡径部811とニードルガイド16とが当接し、可動コア82がフルリフトし、移動停止した後も、その燃料流れの慣性力により、ギャップ851と流体室100の燃料が可動コア室85の供給通路側の空間852に排出される。そのため、ギャップ851と流体室100が減圧され、その燃料圧力が飽和蒸気圧以下になると、燃料の中に気泡が発生する。
図4に示すように、可動コア82がフルリフトし、移動停止した状態において、可動コア室85の供給通路側の空間852の燃料圧力は、ギャップ851および流体室100の燃料圧力よりも高い。そのため、可動コア室85の供給通路側の空間852の燃料は、矢印G、Hのように、可動コア82の連通孔821を通り、ギャップ851と流体室100へと流入する。したがって、ギャップ851と流体室100で発生した気泡は、可動コア82の連通孔821からギャップ851へ流入した燃料により、流体室100の穴奥に誘導される。それと共に、流体室100が加圧され、流体室100の穴奥で気泡が崩壊する。
連通孔821は、その断面積およびその個数が、ギャップ851の燃料を、可動コア室85の供給通路側の空間852に速やかに流すことの可能なものである。したがって、ニードル81の拡径部811とニードルガイド16とが当接し、可動コア82がフルリフトし、移動停止した後も、その燃料流れの慣性力により、ギャップ851と流体室100の燃料が可動コア室85の供給通路側の空間852に排出される。そのため、ギャップ851と流体室100が減圧され、その燃料圧力が飽和蒸気圧以下になると、燃料の中に気泡が発生する。
図4に示すように、可動コア82がフルリフトし、移動停止した状態において、可動コア室85の供給通路側の空間852の燃料圧力は、ギャップ851および流体室100の燃料圧力よりも高い。そのため、可動コア室85の供給通路側の空間852の燃料は、矢印G、Hのように、可動コア82の連通孔821を通り、ギャップ851と流体室100へと流入する。したがって、ギャップ851と流体室100で発生した気泡は、可動コア82の連通孔821からギャップ851へ流入した燃料により、流体室100の穴奥に誘導される。それと共に、流体室100が加圧され、流体室100の穴奥で気泡が崩壊する。
次に、図5の矢印Dに示すように、可動コア82が固定コア86側から遠ざかると、瞬時的にはギャップ851と流体室100の燃料圧力が減圧され、その燃料圧力が飽和蒸気圧以下になると、燃料の中に気泡が発生する。その後、矢印E,Fに示すように、可動コア室85の供給通路側の空間852の燃料は、可動コア82の連通孔821から、可動コア82と固定コア86とのギャップ851を通り、ニードル81の有する流体室100に流入する。したがって、ギャップ851と流体室100で発生した気泡は、可動コア82の連通孔821からギャップ851へ流入した燃料により、流体室100の穴奥に誘導される。それと共に、流体室100が加圧され、流体室100の穴奥で気泡が崩壊する。図5では、流体室100で気泡が消滅する個所を、符号Xにより模式的に示している。
ニードル81は、摺動部材であるので、磁性体からなる可動コア82および固定コア86よりも、硬度の高い材料を使用している。ここで、キャビテーションによる疲労限界は、材料硬度に比例する。したがって、ニードル81が有する流体室100内で気泡を崩壊させることで、エロ−ジョンを抑制することが可能である。
ニードル81は、摺動部材であるので、磁性体からなる可動コア82および固定コア86よりも、硬度の高い材料を使用している。ここで、キャビテーションによる疲労限界は、材料硬度に比例する。したがって、ニードル81が有する流体室100内で気泡を崩壊させることで、エロ−ジョンを抑制することが可能である。
(第1実施形態の作用効果)
第1実施形態は、次の作用効果を奏する。
(1)第1実施形態では、可動コア82は移動方向に通じる連通孔821を有し、その可動コア82の中央部に固定されたニードル81が流体室100を有する。
これにより、連通孔821からギャップ851へ流入する燃料により、ギャップ851で発生した気泡をニードル81が有する流体室100に誘導し、そこで気泡を崩壊させることが可能である。これにより、キャビテーションによる可動コア82および固定コア86のエロ−ジョンを抑制することができる。
第1実施形態は、次の作用効果を奏する。
(1)第1実施形態では、可動コア82は移動方向に通じる連通孔821を有し、その可動コア82の中央部に固定されたニードル81が流体室100を有する。
これにより、連通孔821からギャップ851へ流入する燃料により、ギャップ851で発生した気泡をニードル81が有する流体室100に誘導し、そこで気泡を崩壊させることが可能である。これにより、キャビテーションによる可動コア82および固定コア86のエロ−ジョンを抑制することができる。
(2)第1実施形態では、流体室100の容積は、可動コア82が固定コア86へ磁気吸引されたときの可動コア82と固定コア86とのギャップ851の容積よりも大きい。これにより、ギャップ851で発生した気泡を流体室100の穴奥に誘導することが可能になる。
(3)第1実施形態では、可動コア82の有する複数の連通孔821は、ニードル81の周囲において、可動コア82の周方向に等間隔に配置される。
これにより、連通孔821からギャップ851へ流入する燃料は流体室100内に向かって流れる。したがって、ギャップ851で発生した気泡を流体室100の穴奥に誘導することができる。
これにより、連通孔821からギャップ851へ流入する燃料は流体室100内に向かって流れる。したがって、ギャップ851で発生した気泡を流体室100の穴奥に誘導することができる。
(4)第1実施形態では、流体室100は、固定コア86と向き合う内壁101がニードル81の軸に対して垂直な平面である。
仮に、固定コア86と向き合う流体室100の内壁をテーパ状または半球状にすると、そのテーパ状または半球状の頂部にエロ−ジョンが集中する。
これに対し、流体室100の内壁101をニードル81の軸に対して垂直な平面にすると、流体室100の深部で崩壊する気泡を分散させ、単位面積当たりのキャビテーションの衝撃を低減することができる。したがって、流体室100の内壁101にエロ−ジョンが生じることを抑制し、エロ−ジョンによる異物が燃料に混入することを防ぐことができる。
仮に、固定コア86と向き合う流体室100の内壁をテーパ状または半球状にすると、そのテーパ状または半球状の頂部にエロ−ジョンが集中する。
これに対し、流体室100の内壁101をニードル81の軸に対して垂直な平面にすると、流体室100の深部で崩壊する気泡を分散させ、単位面積当たりのキャビテーションの衝撃を低減することができる。したがって、流体室100の内壁101にエロ−ジョンが生じることを抑制し、エロ−ジョンによる異物が燃料に混入することを防ぐことができる。
(5)第1実施形態では、流体室100の径外側に位置するニードル81の肉厚は、ニードル81の外壁と可動コア82の嵌合孔822の内壁との圧入の緊迫力を維持可能な程度に薄い。
これにより、可動コア82とニードル81との圧入の緊迫力を確保しつつ、流体室100の容積を大きくすることができる。
これにより、可動コア82とニードル81との圧入の緊迫力を確保しつつ、流体室100の容積を大きくすることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図6に示す。第2実施形態において、上述した第1実施形態と実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態では、固定コア86は、可動コア側の端面から流体室側に突出する凸部861を有する。この凸部861は、固定コア側の径よりも反固定コア側の径が小さいテーパ状である。
これにより、可動コア82の連通孔821からギャップ851へ流入した燃料は、凸部861の外壁に沿って流体室100に流入する。その燃料の流れにより、ギャップ851と流体室100で発生した気泡は、流体室100の穴奥に誘導され、そこで崩壊する。図6においても、流体室100で気泡が消滅する個所を、符号Xにより模式的に示している。
第2実施形態では、テーパ状の凸部861により、固定コア86と可動コア82のギャップ851の気泡を確実に流体室100の穴奥へ誘導することができる。
本発明の第2実施形態を図6に示す。第2実施形態において、上述した第1実施形態と実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態では、固定コア86は、可動コア側の端面から流体室側に突出する凸部861を有する。この凸部861は、固定コア側の径よりも反固定コア側の径が小さいテーパ状である。
これにより、可動コア82の連通孔821からギャップ851へ流入した燃料は、凸部861の外壁に沿って流体室100に流入する。その燃料の流れにより、ギャップ851と流体室100で発生した気泡は、流体室100の穴奥に誘導され、そこで崩壊する。図6においても、流体室100で気泡が消滅する個所を、符号Xにより模式的に示している。
第2実施形態では、テーパ状の凸部861により、固定コア86と可動コア82のギャップ851の気泡を確実に流体室100の穴奥へ誘導することができる。
(他の実施形態)
上述した実施形態では、高圧ポンプに用いられる電磁弁について説明した。これに対し、他の実施形態では、電磁弁は、高圧ポンプに用いられるものに限らず、液体の流れを制御する種々の装置に使用することが可能である。
上述した実施形態では、流体室は、固定コアと向き合う内壁をニードルの軸に対して垂直な平面にした。これに対し、他の実施形態では、流体室は、固定コアと向き合う内壁をテーパ状または半球状にしてもよい。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
上述した実施形態では、高圧ポンプに用いられる電磁弁について説明した。これに対し、他の実施形態では、電磁弁は、高圧ポンプに用いられるものに限らず、液体の流れを制御する種々の装置に使用することが可能である。
上述した実施形態では、流体室は、固定コアと向き合う内壁をニードルの軸に対して垂直な平面にした。これに対し、他の実施形態では、流体室は、固定コアと向き合う内壁をテーパ状または半球状にしてもよい。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
15 ・・・電磁弁ボディ
80 ・・・電磁弁(電磁駆動部)
81 ・・・ニードル
82 ・・・可動コア
85 ・・・可動コア室
86 ・・・固定コア
89 ・・・コイル
100・・・流体室
821・・・連通孔
822・・・嵌合孔
80 ・・・電磁弁(電磁駆動部)
81 ・・・ニードル
82 ・・・可動コア
85 ・・・可動コア室
86 ・・・固定コア
89 ・・・コイル
100・・・流体室
821・・・連通孔
822・・・嵌合孔
Claims (8)
- 液体が充満する可動コア室(85)を有する電磁弁ボディ(15)と、
前記可動コア室に往復移動可能に設けられ、移動方向に通じる連通孔(821)を有する可動コア(82)と、
前記可動コアと向き合い、前記電磁弁ボディと共に前記可動コア室を形成する固定コア(86)と、
前記可動コアを反固定コア側へ付勢する付勢手段(84)と、
通電により前記固定コアと前記可動コアとの間に磁気吸引力を発生させるコイル(89)と、
前記可動コアの中央部に設けられた嵌合孔(822)に固定され、前記固定コア側の端面から反固定コア側へ凹む流体室(100)を有するニードル(81)と、を備えることを特徴とする電磁弁(80)。 - 前記流体室の容積は、前記可動コアが前記固定コアへ磁気吸引されたときの前記可動コアと前記固定コアとのギャップの容積よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
- 前記可動コアは、前記ニードルの周囲に複数の前記連通孔を有し、
複数の前記連通孔は、前記可動コアの周方向に等間隔に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁弁。 - 前記流体室は、前記固定コアと向き合う内壁(101)が前記ニードルの軸に対して垂直であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電磁弁。
- 前記流体室の径外側に位置する前記ニードルの肉厚は、前記ニードルの外壁と前記可動コアの前記嵌合孔の内壁との圧入の緊迫力を維持可能な程度に薄いことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電磁弁。
- 前記ニードルの材料硬度は、前記可動コアおよび前記固定コアの材料硬度よりも高いことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電磁弁。
- 前記固定コアは、前記可動コア側の端面から前記流体室側に突出する凸部(861)を有し、
その凸部は、前記固定コア側の径よりも反固定コア側の径が小さいテーパ状であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の電磁弁。 - 往復移動可能なプランジャ(20)と、
前記プランジャの往復移動により燃料が加圧されるポンプ室(12)、及びそのポンプ室に燃料を供給する供給通路(13)を有するポンプボディ(10)と、
前記供給通路の内壁に形成された弁座(62)に着座および離座し、前記ポンプ室と前記供給通路とを連通及び遮断する吸入弁(41)と、
燃料が充満する可動コア室を有する電磁弁ボディと、
前記可動コア室に往復移動可能に設けられ、移動方向に通じる連通孔を有する可動コアと、
前記可動コア室の反吸入弁側で前記可動コアと向き合う固定コアと、
前記可動コアを前記吸入弁側へ付勢する付勢手段と、
通電により前記固定コアと前記可動コアとの間に磁気吸引力を発生させるコイルと、
一端が前記可動コアの中央部に設けられた嵌合孔に固定され、他端が前記供給通路へ延びて前記吸入弁を前記ポンプ室側へ押圧可能であると共に、前記固定コア側の端面から前記吸入弁側へ凹む流体室を有するニードルと、を備えることを特徴とする高圧ポンプ(1)。
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