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JP2014030462A - 加熱調理器 - Google Patents

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JP2014030462A
JP2014030462A JP2012170738A JP2012170738A JP2014030462A JP 2014030462 A JP2014030462 A JP 2014030462A JP 2012170738 A JP2012170738 A JP 2012170738A JP 2012170738 A JP2012170738 A JP 2012170738A JP 2014030462 A JP2014030462 A JP 2014030462A
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hot air
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heating
bread
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JP2012170738A
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Noriyuki Daito
紀之 大都
Seiichi Hiraiwa
成一 平岩
Takanori Abe
貴紀 安部
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Hitachi Appliances Inc
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J37/00Baking; Roasting; Grilling; Frying
    • A47J37/06Roasters; Grills; Sandwich grills
    • A47J37/0623Small-size cooking ovens, i.e. defining an at least partially closed cooking cavity
    • A47J37/0629Small-size cooking ovens, i.e. defining an at least partially closed cooking cavity with electric heating elements
    • A47J37/0641Small-size cooking ovens, i.e. defining an at least partially closed cooking cavity with electric heating elements with forced air circulation, e.g. air fryers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Abstract

【課題】
使用者に頼らずに、パン容器周囲の環境を調整し、おいしい食感や風味を安定して得る。
【解決手段】
本体1内に設け被加熱物130を入れる加熱室28と、加熱室28の背面に設け加熱室28の空気を循環する熱風ファン32と空気を加熱する熱風ヒータ14からなる熱風ユニット11と、加熱室28に水蒸気を供給する水蒸気発生手段43を有するスチームユニット43aと、加熱室28に設けパン生地57を練る攪拌羽根51を有したパン容器50と、加熱室28に設け加熱室28の温度を検出する温度検出手段85とを備え、パン容器50内でパン生地57を練る練り工程と練ったパン生地を発酵させる発酵工程で、温度検出手段85が検出した検出温度が第一所定温度より高い時に、スチームユニット43aを動作して加熱室28に水蒸気を供給するとともに、熱風ファン32を動作して加熱室28の空気を循環させる。
【選択図】 図11

Description

本発明は、パンを作る加熱調理機に関するものである。
特許文献1には、測定した室温を表示し、使用者が自己の経験により調理条件を決定する自動製パン機がある。
また、特許文献2には、水容器の下にヒータを具備して、蒸気を焼成工程の初期段階から生地に吹き付けるパン製造機がある。
特願2012−16424号公報 特願2011−251028号公報
近年、家庭用のパン製造機においても、味をより追求した商品に需要がある。
そして、パン製造機の周囲温度環境が、パン製造工程の焼き上げ前の練り工程や発酵工程に対して影響を与えると、仕上がりに影響を及ぼしておいしい食感や風味が安定して得られないことが知られている。
しかしながら、特許文献1に開示された調理条件の設定方法を、特許文献2に開示された蒸気を用いる自動製パン機に搭載しても、使用者は経験に基づいて蒸気に関する調理条件を設定しなければならず、おいしい食感や風味のパンを安定して焼き上げるのは難しかった。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本体内に設け被加熱物を入れる加熱室と、該加熱室の背面に設け該加熱室の空気を循環する熱風ファンと前記空気を加熱する熱風ヒータからなる熱風ユニットと、前記加熱室に水蒸気を供給する水蒸気発生手段を有するスチームユニットと、前記加熱室に設けパン生地を練る攪拌羽根を有したパン容器と、前記加熱室に設け該加熱室の温度を検知する温度検出手段とを備え、前記パン容器を使用して前記パン生地を練る時と練った後に発酵する工程で、該温度検出手段によって検出した温度が特定温度以上の時に、前記スチームユニットを動作して前記加熱室に水蒸気を供給し、かつ前記熱風ファンを動作して前記加熱室の空気を循環させるものである。
本発明によれば、使用者の経験に頼らずに、おいしい食感や風味のパンを安定して焼き上げることができる。
一実施例の加熱調理器の本体を前方側から見た斜視図。 図1のA−A断面図。 同加熱調理器の本体から外枠を取り外した状態を前方側から見た斜視図。 同加熱調理器の本体から外枠を取り外した状態を後方側から見た斜視図。 同加熱調理器のテーブルプレートの脱着概念を示した図。 同加熱調理器の受け皿を加熱室に入れて調理する説明図。 同加熱調理器のパン容器を加熱室に設置した説明図。 図7要部のC−C断面図。 図7要部のB−B断面図。 一実施例の加熱調理器のパン作り工程の説明図。 同加熱調理器の検知温度によるパン作り工程での環境調整をする動作説明図。 一実施例の加熱調理器の制御手段を表わしたブロック図。
一実施例の加熱調理器の具体的内容について図1から図12を参照しながら説明する。
図1〜4において加熱調理器の本体1は、加熱室28の中に入れた被調理物130を、マイクロ波、ヒータ、水蒸気の熱を使用して加熱調理する。
ドア2は、加熱室28を開閉するもので、ドア2を閉めることで加熱室28を密閉状態にし、被調理物130を加熱する時に使用するマイクロ波の漏洩を防止し、熱を封じ込め、効率良く加熱する。ドア2に取り付けられた取っ手9は、ドア2の開閉を容易にするもので、手で握りやすい形状になっている。ガラス窓3は、調理中の食品の状態が確認できるようにドア2に取り付けられる。
入力手段71は、ドア2の前面下側の操作パネル4に設けられ、マイクロ波で被調理物130を加熱するレンジ加熱手段77(図12)、加熱室28の加熱室上面28eに設けたヒータで被調理物130を加熱するグリル加熱手段12、水蒸気により被調理物130を加熱する水蒸気発生手段43、加熱室奥壁面28bの上方と下方に設けた熱風ヒータ14a、14bなどによる熱風ユニット11の熱風で加熱室28を加熱するオーブン加熱手段などの加熱手段を選択し、加熱する時間等の調理条件や自動メニューを入力するための操作部6と、操作部6から入力された内容や調理の進行状態を表示する表示部5とで構成される。
水タンク42は、水蒸気を作るのに必要な水を溜める容器であり、本体1の前面下側に設けられ、本体1の前面から着脱可能な構造とすることで給水および排水が容易にできるようになっている。
外枠7は、加熱調理器の本体1の上面と左右側面を覆うキャビネットである。後板10は、外枠7の後面を形成するものであり、上部に外部排気ダクト18が取り付けられ、前記外部排気ダクト18の取り付けられる内側に、被調理物130から排出した蒸気や本体1の内部の部品を冷却した後の冷却風(廃熱)39を排出する排気孔36が設けられている。また、外部排気ダクト18は、排気孔36を通過した冷却風39を本体1の外に排出するもので、排気は外部排気ダクト18の外部排気口8から排出し、排気の排出方向は本体1の上部方向で且つ前面側に排気する。排気の排出方向を上部方向で且つ前面側に向けることで、背面を壁面に寄せた時でも排気によって壁面を汚すことがないようにしている。
機械室20は、加熱室底面28aと本体1の底板21との間の空間部に設けられ、底板21上には食品を加熱するためのマグネトロン33、マグネトロン33に接続された導波管47、制御基板23、その他、後述する各種部品、これらの各種部品を冷却する冷却手段50(図12)等が取り付けられている。
加熱室28の加熱室左側面28cと加熱室右側面28dには棚上段27a、棚中段27b、棚下段27cからなる棚27を設け、調理によって使用する各種の加熱皿を載せる。
加熱室底面28aは、略中央部が凹状に窪んで空隙70を形成しており、その空隙70の中に回転アンテナ26が設置され、マグネトロン33より放射されるマイクロ波は、導波管47、回転アンテナ駆動手段46の出力軸46aが貫通する結合穴47aを通して回転アンテナ26の下面に流入し、回転アンテナ26で拡散されて加熱室28内に放射される。回転アンテナ26は、回転アンテナ駆動手段46の出力軸46aに連結されている。
また、回転アンテナ26が備えられている空隙70は加熱室28のほぼ中央付近に設けられ、回転アンテナ26が加熱室底面28aから出っ張らないよう加熱室底面28aを絞り加工している。絞り加工する深さや形状(丸形とか四角形)などは回転アンテナ26の大きさ、マイクロ波状況などにより変わる。主として実験などにより決定される。本実施例では四角形とした。
空隙70と加熱室28とを分離するのが仕切り板72である。仕切り板72は使用者が後述のテーブルプレート24を掃除するためはずしたとき、回転アンテナ26に触られないようにするため設けるものである。使用者が回転アンテナ26に触れ変形させた場合、マイクロ波の動作に異常をきたし性能に多大な影響が生じるためである。
冷却手段50(図12)は、底板21に取り付けられた冷却モータにファンが連結されたファン装置15で、この冷却手段50によって送風される冷却風39は、機械室20内の自己発熱するマグネトロン33やインバータ基板22、重量検出手段25、攪拌モータ54(図8)等を冷却し、加熱室28の外側と外枠7の間および熱風ケース11aと後板10の間を流れ、外枠7と後板10を冷却しながら排気孔36を通り、外部排気ダクト18の外部排気口8より排出される。
加熱室28の後部には熱風ユニット11が取り付けられ、熱風ユニット11は加熱室奥壁面28bの後部側に熱風ケース11aを設け、加熱室奥壁面28bと熱風ケース11aとの間に熱風ファン32とその外周側に位置するように熱風ヒータ14a、14bを設けている。熱風ケース11aの後側に熱風ファン32の熱風モータ13を取り付け、そのモータ軸を熱風ケース11aに設けた穴を通して連結して熱風ファン32の羽根を回転させて空気を循環している。
そして、熱風ユニット11は加熱室奥壁面28bに設けた空気の通り道となる熱風吸気孔31と熱風吹出し孔30を通して連結し、熱風ケース11a内の熱風ファン32を熱風モータ13により回転することで、加熱室28と熱風ユニット11との空気を循環し、熱風ヒータ14a、14bで循環する空気を加熱して熱風63(図9)となる。
加熱室上面28eの外側には、ヒータよりなるグリル加熱手段12が取り付けられている。グリル加熱手段12は、マイカ板にヒータ線を巻き付けて平面状に形成し、加熱室上面28eの外側に押し付けて固定し、加熱室上面28eを加熱して加熱室28内の被調理物130を輻射熱によって焼くものである。
また、加熱室底面28aには、複数個の重量検出手段25、例えば前側左右に右側重量センサ25a、左側重量センサ25b、後側中央に奥側重量センサ25cが設けられ、その上に四角い形状の後述のテーブルプレート24が載置されている。
重量検出手段25の支持部材75でテーブルプレート24に載置した被調理物130の重量情報を検出し、この情報を制御手段151(図12)に送られる。
演算処理は重量検出手段25の重量情報の総和を求めることでよい。さらに、3つの重量検出手段25の重量割合よりテーブルプレート24上の被調理物130の載置位置を求めることもできる。
これらの被調理物130の重量情報や、位置情報を基に制御手段151は、被調理物130の加熱の制御を行う。加熱の制御には、例えば被調理物130の重量情報を基にしたマグネトロン33のマイクロ波照射時間や出力制御、被調理物130の位置情報を基にした回転アンテナ8の回転制御などを制御する。
加熱室28の底部には被調理物130を載置するターンテーブルレスのテーブルプレート24が載置されている。
図6は、テーブルプレート24に被加熱物130を加熱する受け皿111を載置して、加熱室28で加熱するために、加熱室底面28aに備えた重量検出手段25に載置したものである。調理が終了すると、受け皿111に被調理物130を載せた状態でテーブルプレート24ごと、加熱室28から引き出すものである。
テーブルプレート24は、図5のP矢印に示すように加熱室底面28aから容易に脱着可能な構造である。このため、被調理物130の加熱時に付着した汚れ等を容易に洗浄、清掃することが可能となる。また、後述のパン作りの調理においてテーブルプレート24を取外す。
再び、図1から図4において加熱室28の後部上方には、加熱室28内の温度を検出する温度検出手段85が設けられている。温度検出手段85は、グリル加熱手段12及び熱風ユニット11の熱風吹出し孔30から加熱室28内に吹出される熱風の影響を直接受けない位置に設けられている。
スチームユニット43a(図12)は水蒸気発生手段43とポンプ手段87により成る。
水蒸気発生手段43は、加熱室左側面28cの外側面に取り付けられ、水蒸気を噴出するスチーム噴出口44は加熱室28内に臨ませている。
また、水蒸気発生手段43は、アルミの鋳造で作られ、鋳造時にボイラー加熱手段89(図12)であるシーズヒータを一体となるように埋め込んでいる。そのヒータの消費電力は600W前後と大きく、水蒸気発生手段43は短時間で水を沸騰できる温度に加熱することができる。
水蒸気発生手段43への水の供給は、ポンプ手段87を駆動することによって水タンク42からパイプ45を通してポンプ手段87へ供給され、パイプ40と通って水蒸気発生手段43に供給され、水蒸気発生手段43で加熱されて沸騰し、水蒸気となってスチーム噴出口44から加熱室28へ噴出する。
温度検出手段b88は、水蒸気発生手段43の温度を検出するもので、その検出結果を後述する制御手段151(図12)に伝え、ボイラー加熱手段89やポンプ手段87を制御する。
ポンプ手段87は、水タンク42の水を水蒸気発生手段43まで汲み上げるもので、ポンプとポンプを駆動するモータで構成される。水蒸気発生手段43への給水量の調節はモータに供給する電力のON/OFFの比率で決定する。
加熱室28にパン容器50をセットして行うパン作りに関する構造を説明する。
図7は、ドア2を開いた加熱室28とパン容器50の説明図、図8は図7要部のC−C断面図、図9は図7要部のB−B断面図である。
装着ガイド56は、ドア2を開いて加熱室底面12aに設置しているテーブルプレート24を取外して、加熱室底面28aに設けた回転アンテナ26の右側に固定する。パン容器50は装着ガイド56で案内されて装着ガイド56の所定位置に固定する。パン容器50は、加熱室28に設けたツメなどにより固定する。パン容器50の内側底部にはパン生地57を攪拌する回転自在の攪拌羽根51を備えている。52は駆動連結部で、パン容器50の底面の攪拌羽根51と、機械室20から加熱室28内へ設けた攪拌駆動軸53と結合する。
攪拌モータ54は、機械室20に備え、減速手段55を経て攪拌駆動軸53を回転させる。減速手段55は小プーリ55aと、ベルト55cと大プーリ55bとで構成する。例えば、攪拌モータ54の軸に設けた小プーリ55aを回転させ、ベルト55cで大プーリ55bへ伝えて大プーリ55bの中心軸に設けた攪拌駆動軸53を回転する。
パン容器50にパン生地57の材料を入れて制御手段151によるパン作り工程90(図10)でパンを作るもので、発酵に用いるイースト菌や、パンに混ぜ込む具材を工程中に投入する構造のパン容器50でもよい。
図10は、パン作り工程90を示す。加熱室28に設けた温度検出手段85によって部屋の温度が20℃と検出する場合の1斤の食パンを作る時間は約2時間で、各工程は、制御手段151に予め組込まれた工程でパン生地57作りから焼いて仕上げるまでの調理である。
パン作り工程90は、練り工程90a、ねかし工程90b、練り工程90c、発酵工程90d、ガス抜き90e、発酵工程90f、焼き上げ工程90gによる。
パン作り工程90の個々の工程は、一般的に用いるパン作りの要領を基調としたもので、まず、材料を捏ねて生地を作るために、攪拌モータ54を動作して攪拌羽根51を回転または停止させる練り工程90a、ねかし工程90b、練り工程90cを行なう。そして、イースト菌によって発酵させる発酵工程90d、ガス抜き90e、発酵工程90fである。最後に、熱風ユニット11を動作して熱風63で焼き上げる焼き上げ工程90gである。この焼き上げ工程90gにおいて、スチームユニット43aを動作する。
図1〜図3、図9、図12を用いて加熱調理器のシステムの動作について説明する。
電源76は、加熱調理器の本体1を動作させるためのものである。熱風ファン32は、熱風吸気孔31と熱風吹出し孔30を備える加熱室奥壁面28b外側に設けた熱風ケース11aの後側に熱風モータ13を備え、熱風ケース11aの穴を通してそのモータ軸を通して羽根を回転させる。熱風ファン32の羽根の外周側に熱風ヒータ14a、14bを設けている。熱風ユニット11はこの熱風ファン32と熱風ヒータ14a、14bを動作して熱風63を循環して供給する。
当然熱風ヒータ14a、14bを動作せずに熱風ファン32だけを動作させた場合は、加熱室28内での冷風の循環となる。
レンジ加熱手段77は、マグネトロン33とマグネトロン33を駆動するための電源を作るインバータ回路を搭載したインバータ基板22である。インバータ回路は入力手段71より入力された加熱パワーに応じた電源を作りマグネトロン33に供給する。
グリル加熱手段12は、加熱室28の天面の裏側に設けられたヒータよりなり、加熱室28の加熱室上面28eを加熱して加熱室28内の被調理物130を輻射熱によって焼くものである。
冷却手段50は、底板21に取り付けられた冷却モータにファンが連結されたファン装置15で、この冷却手段50によって送風される冷却風39は、機械室20内の自己発熱するマグネトロン33やインバータ基板22、重量検出手段25、攪拌モータ54等を冷却する。
回転アンテナ駆動手段46は、回転アンテナ26を駆動するためのモータで、同期モータと回転数を減速するためのギヤが一体になっているものである。
重量検出手段25は、テーブルプレート24に載置された被調理物130の重量を測定するものである。
温度検出手段85は、加熱室28に取り付けられ、加熱室28内の温度を検出し、制御手段151によってグリル加熱手段12のヒータの電力を調整し、後述するパン作り工程90での環境を調整する動作をするものである。
スチームユニット43aは水蒸気発生手段43とポンプ手段87により成る。
水蒸気発生手段43は、水を加熱するヒータからなるボイラー加熱手段89と、水蒸気発生手段43の温度を検出する温度検出手段b88から構成し、制御手段151は温度検出手段b88の検出結果からボイラー加熱手段89やポンプ手段87を制御する。
入力手段71は、ここでは、操作部6と表示部5を示す。
制御手段151は、制御基板23に搭載され、入力手段71から入力のあった内容に従い、食品を加熱調理するように動作させるもので、各検知手段から食品の状態や加熱室の状態を検知し、その後各加熱手段や駆動手段を必要に応じて動作させるものである。
攪拌モータ54は、パン容器50の攪拌羽根51を回転させて、パン容器50内のパン生地57を練り上げるものである。
本実施例は、以上の構成からなり、パン作り工程90において加熱室28の環境を調整する動作について図11によって説明する。尚、電子レンジ調理、オーブン調理、グリル調理、スチーム調理については省略する。
まず、パン容器50に材料を入れて、加熱室28に設置して、入力手段71の操作部6で調理開始を制御手段151に入力した時点で、温度検出手段85で検出する検出温度Tが第一所定温度S(例えばS=30℃)より高い場合(S<T)を説明する。
この場合、練り工程90a、90c、ねかし工程90b、発酵工程90d、90f、ガス抜き工程90e、つまり、パン作り工程90の焼き上げ工程90g以前の工程で、熱風ファン32を動作して加熱室28の内部で空気を循環し、同時にスチームユニット43aを動作して加熱室28の内部に水蒸気を発生する。
この目的は、温度が30℃を超えた場合には、パン生地57の温度が高くなりすぎで過発酵となるのを防止するため、パン生地57を冷却するものである。原理は、水蒸気発生手段43で生成した水蒸気がパン容器50の表面に水滴として付着し、熱風ファン32の送風が当たって気化熱が奪われることでパン容器50とパン生地57を冷却し、同時に送風によるパン生地57の乾燥を防止するものである。
次に、操作部6で調理開始を制御手段151に入力した時点で、検出温度Tが第二所定温度R(例えばR=10℃)より低い場合(T<R)を説明する。
この場合、焼き上げ工程90g以前の工程で、スチームユニット43aを動作して加熱室28の内部に水蒸気を発生するとともに、熱風ファン32を停止する。これによって、スチームユニット43aを動作して加熱室28の内部に水蒸気を発生して、パン生地57の表面が乾燥になるのを防ぎイースト菌を活性化させる最適環境にコントロールする。
この目的は、検出温度Tが第二所定温度Rより低くなるにつれて、発酵工程90dが長くなり、パン容器50内のパン生地57の表面が曝される時間が長くなって乾燥するので、水蒸気を供給してパン生地57の乾燥を防止するためである。
なお、検出温度Tが第二所定温度R(例えばR=10℃)より低い場合(T<R)、制御手段151は、グリル加熱手段12または熱風ヒータ14a、14bで加熱室28の温度を上昇させても良い。
また、操作部6で調理開始を制御手段151に入力した時点で、検出温度Tが第二所定温度R以上、かつ、第一所定温度S以下(R≦T≦S)の場合、イースト菌の適した環境であるため、焼き上げ工程90g以前の工程では、温風ファン32、スチームユニット43aを停止する。
また、温度検出手段85で検知する検出温度Tに関わらず、練り工程90a、90cでは、機械室20に備えるファン装置15で送風して攪拌モータ54の軸から発散する熱を冷却して、パン容器50の下部に伝わる熱を抑えて、パン生地57への不要な加熱を防止している。
また、焼き上げ工程90gにおいては、熱風ユニット11を駆動して加熱室28を加熱してパン生地57を焼成する。焼成時は、スチームユニット43aを動作して水蒸気で加湿したり、水蒸気を熱風ユニット11で熱して過熱水蒸気として加熱をして焼き上げの状態を調整したりするものでもよい。
以上で説明した本実施例によれば、使用者の経験に頼らずに、パン容器周囲の環境を調整して、おいしい食感や風味が安定して得られる。
なお、図11では、練り工程90aから発酵工程90fの全てで上述した制御をする実施例を説明したが、少なくとも練り工程90a、90cと発酵工程90fで上述した制御を行うことで、略同等の効果を得ることができる。
1 本体、 6 操作部、 11 熱風ユニット、 12 グリル加熱手段、
13 熱風モータ、 14a、14b 熱風ヒータ、 24 テーブルプレート、
28 加熱室、 28a 加熱室底面、28b 加熱室奥壁面、28c 加熱室左側面、
28d 加熱室右側面、28e 加熱室上面、32 熱風ファン、 42 水タンク
43 水蒸気発生手段、 43a スチームユニット、 44 スチーム噴出口
50 パン容器、 52 駆動連結部 77 レンジ加熱手段、85 温度検出手段、
90 パン作り工程、 90a、90c 練り工程、 90b ねかし工程、 90d、90f 発酵工程、 90e ガス抜き工程、 90g 焼き上げ工程、
111 受け皿、 130 被調理物、 151 制御手段、
T 検出温度、S 第一所定温度、R 第二所定温度

Claims (3)

  1. 本体内に設け被加熱物を入れる加熱室と、
    該加熱室の背面に設け該加熱室の空気を循環する熱風ファンと前記空気を加熱する熱風ヒータからなる熱風ユニットと、
    前記加熱室に水蒸気を供給する水蒸気発生手段を有するスチームユニットと、
    前記加熱室に設けパン生地を練る攪拌羽根を有したパン容器と、
    前記加熱室に設け該加熱室の温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記パン容器内で前記パン生地を練る練り工程と練ったパン生地を発酵させる発酵工程で、
    前記温度検出手段が検出した検出温度が第一所定温度より高い時に、
    前記スチームユニットを動作して前記加熱室に水蒸気を供給するとともに、
    前記熱風ファンを動作して前記加熱室の空気を循環させることを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    前記パン容器内で前記パン生地を練る練り工程とパン生地を発酵させる発酵工程で、
    前記温度検出手段が検出した温度が第二所定温度より高く第一所定温度より低い時に、
    前記スチームユニットを停止するとともに、
    前記熱風ファンも停止することを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    前記パン容器内で前記パン生地を練る練り工程とパン生地を発酵させる発酵工程で、
    前記温度検出手段が検出した温度が第二所定温度より低い時に、
    前記スチームユニットを動作して前記加熱室に水蒸気を供給するとともに、
    前記熱風ファンを停止することを特徴とする加熱調理器。
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