JP2014020663A - 蓄冷熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】冷媒通路を有するチューブ45に接合されるとともに、蓄冷材を収容する部屋を区画する蓄冷材容器47を備える蓄冷熱交換器において、蓄冷材容器47は、気体は通過するが液体状態の蓄冷材は通過しない透過部材53を有している。これによれば、蓄冷材容器47内で腐食等によりガスが発生して内圧が増大しても、透過部材53からガスを外部へ流出させることができる。このとき、透過部材53から液体状態の蓄冷材が流出することはない。したがって、蓄冷材の外部への流出を防止しつつ、蓄冷材容器47の内圧の上昇を抑制できる。
【選択図】図7
Description
本発明の第1実施形態となる車両用空調装置を構成する冷凍サイクル装置の構成を図1に示す。この空調装置を構成する冷凍サイクル装置1は、圧縮機10、放熱器20、減圧器30、および蒸発器(エバポレータ)40を有する。これら構成部品は、配管によって環状に接続され、冷媒循環路を構成する。
次に、本発明の第2実施形態について図10および図11に基づいて説明する。本第2実施形態は、上記第1実施形態と比較して、圧力逃がし手段の構成が異なるものである。なお、図10は、上記第1実施形態の図7に対応している。
次に、本発明の第3実施形態について図12および図13に基づいて説明する。本第3実施形態は、上記第2実施形態と比較して、貫通孔54の形成方法が異なるものである。なお、図12は上記第1実施例の図7に対応している。
次に、本発明の第4実施形態について図14に基づいて説明する。本第3実施形態は、上記第2実施形態と比較して、貫通孔54の形成方法が異なるものである。なお、図14は上記第2実施形態の図11に対応している。
次に、本発明の第5実施形態について図15に基づいて説明する。本第4実施形態は、上記第3実施形態と比較して、貫通孔54の形成方法が異なるものである。なお、図15は上記第3実施形態の図13に対応している。
次に、本発明の第6実施形態について図16に基づいて説明する。本第5実施形態は、上記第1実施形態と比較して、圧力逃がし手段の構成が異なるものである。なお、図16は、上記第1実施形態の図7に対応している。
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、以下のように種々変形可能である。
47 蓄冷材容器
50 封入部
51 封入用パイプ(通路形成部材)
52 カシメ部
53 透過部材(圧力逃がし手段)
54 貫通孔(圧力逃がし手段)
500 蓄冷材通路
Claims (9)
- 冷媒通路を有する冷媒管(45)に接合されるとともに、蓄冷材を収容する部屋を区画する蓄冷材容器(47)を備える蓄冷熱交換器であって、
前記蓄冷材容器(47)は、気体は通過するが液体状態の前記蓄冷材は通過しない圧力逃がし手段(53、54、57、60)を有していることを特徴とする蓄冷熱交換器。 - 車両に搭載される請求項1に記載の蓄冷熱交換器であって、
前記圧力逃がし手段(53、54、57、60)は、前記蓄冷材容器(47)内部における前記車両への搭載時に気体が存在する位置に配置されていることを特徴とする蓄冷熱交換器。 - 前記蓄冷材容器(47)には、前記蓄冷材容器(47)内に前記蓄冷材を封入するための封入部(50)が設けられており、
前記封入部(50)は、
前記蓄冷材が流通する蓄冷材通路(500)を形成する通路形成部材(51)と、
前記通路形成部材(51)内に、前記液体状態の蓄冷材および気体のうち前記気体のみを選択的に透過する透過部材(53)を配置した状態で、前記通路形成部材(51)を外側から押圧することにより、前記通路形成部材(51)を塑性変形させたカシメ部(52)とを有しており、
前記圧力逃がし手段は、前記透過部材(53)であることを特徴とする請求項1または2に記載の蓄冷熱交換器。 - 前記蓄冷材容器(47)には、前記蓄冷材容器(47)内に前記蓄冷材を封入するための封入部(50)が設けられており、
前記封入部(50)は、
前記蓄冷材が流通する蓄冷材通路(500)を形成する通路形成部材(51)と、
前記通路形成部材(51)を外側から押圧することにより、前記通路形成部材(51)を塑性変形させたカシメ部(52)とを有しており、
前記カシメ部(52)には、前記蓄冷材通路(500)と外部とを連通させる貫通孔(54)が形成されており、
前記貫通孔(54)は、前記液体状態の蓄冷材および気体のうち前記気体のみが通過できる程度の大きさであり、
前記圧力逃がし手段は、前記貫通孔(54)であることを特徴とする請求項1または2に記載の蓄冷熱交換器。 - 前記通路形成部材(51)には、前記蓄冷材の流れ方向に延びる切り欠き部(55)が形成されており、
前記カシメ部(52)は、前記通路形成部材(51)における前記切り欠き部(55)が形成された部位を外側から押圧して、前記通路形成部材(51)を塑性変形させることにより形成されており、
前記貫通孔(54)は、前記カシメ部(52)における前記切り欠き部(55)と前記切り欠き部(55)に対向する前記通路形成部材(51)の内壁面とにより形成されていることを特徴とする請求項4に記載の蓄冷熱交換器。 - 前記カシメ部(52)は、前記通路形成部材(51)内に、前記通路形成部材(51)とは別部材である貫通孔形成用部材を配置した状態で、前記通路形成部材(51)を外側から押圧して、前記通路形成部材を塑性変形させることにより形成されており、
前記貫通孔(54)は、前記通路形成部材(51)を塑性変形させた後に、前記カシメ部(52)から前記貫通孔形成用部材を抜き取ることにより形成されていることを特徴とする請求項4に記載の蓄冷熱交換器。 - 前記カシメ部(52)は、前記通路形成部材(51)内に、前記通路形成部材(51)とは別部材である気体通路形成用部材(56)を配置した状態で、前記通路形成部材(51)を外側から押圧して前記通路形成部材(51)を塑性変形させることにより形成されており、
前記貫通孔(54)は、前記カシメ部(52)における前記通路形成部材(51)と前記気体通路形成用部材(56)との間に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の蓄冷熱交換器。 - 前記蓄冷材容器(47)には、前記蓄冷材容器(47)内に前記蓄冷材を封入するための封入部(50)が設けられており、
前記封入部(50)は、
前記蓄冷材が流通する蓄冷材通路(500)を形成する通路形成部材(51)と、
前記通路形成部材(51)内に、前記通路形成部材(51)とは別部材である貫通孔形成用部材(56)を配置した状態で、前記通路形成部材(51)を外側から押圧することにより、前記通路形成部材(51)を塑性変形させたカシメ部(52)とを有しており、
前記貫通孔形成用部材(56)には、前記蓄冷材通路(500)と外部とを連通させる貫通孔(57)が形成されており、
前記貫通孔(57)は、前記液体状態の蓄冷材および気体のうち前記気体のみが通過できる程度の大きさであり、
前記圧力逃がし手段は、前記貫通孔(57)であることを特徴とする請求項1または2に記載の蓄冷熱交換器。 - 前記蓄冷材容器(47)には、前記蓄冷材容器(47)の内部と外部とを連通させる貫通孔(60)が形成されており、
前記貫通孔(60)は、前記液体状態の蓄冷材および気体のうち前記気体のみが通過できる程度の大きさあり、
前記圧力逃がし手段は、前記貫通孔(60)であることを特徴とする請求項2に記載の蓄冷熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012159327A JP2014020663A (ja) | 2012-07-18 | 2012-07-18 | 蓄冷熱交換器 |
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JP2012159327A JP2014020663A (ja) | 2012-07-18 | 2012-07-18 | 蓄冷熱交換器 |
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JP2012159327A Pending JP2014020663A (ja) | 2012-07-18 | 2012-07-18 | 蓄冷熱交換器 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015087086A (ja) * | 2013-11-01 | 2015-05-07 | 株式会社ケーヒン・サーマル・テクノロジー | 蓄熱機能付き熱交換器およびその製造方法 |
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-
2012
- 2012-07-18 JP JP2012159327A patent/JP2014020663A/ja active Pending
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