JP2013200699A - 情報配信システム、サーバ装置、情報配信方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車上無線装置500は、携帯端末装置900と通信を行っている状態で、車上無線装置500が設置されている車両編成が走行している線区を示す利用線区情報を携帯端末装置900に送信する。また、地上サーバ装置200は、携帯端末装置900と通信を行っている状態で、携帯端末装置900が利用線区情報を車上無線装置500から取得したか否かを判定し、判定結果に応じた情報を携帯端末装置900に送信する。
【選択図】図1
Description
このように、乗客の目的駅に応じた情報など乗客の状況に応じた情報を提供することで、乗客の列車利用に対する利便性を向上させることができる。
ここで、乗車前の利用客や降車後の利用客に対して、利用客の状況に応じた情報を提供することができれば、利用客の利便性をさらに向上させることができる。
ここでいう携帯端末装置は、表示画面を有し携帯可能な通信機器である。例えば、携帯端末装置900は、携帯電話機、スマートフォン、または、通信機能を有するゲーム機であってもよいし、あるいは情報配信システム1専用の端末装置であってもよい。
また、以下では、車両編成を物理的存在とし、列車を鉄道ダイヤ上の概念として両者を区別する。車両編成とは、運行するために編成された一連の車両である。車両編成は、1台の車両にて編成されていてもよい。一方、列車とは、鉄道ダイヤ(鉄道の運行計画)における、始発駅から終着駅までの車両編成の運行行程である。列車には単行列車(1台の車両からなる車両編成にて運行される列車)を含む。
ここでいう車両編成10内は、車両編成10の内部に位置する携帯端末装置900と近距離通信可能な位置である。すなわち、車上無線装置500は、車両編成10の内部に位置する携帯端末装置900(典型的には、車両編成10の乗客が所持している携帯端末装置900)と通信を行う。例えば、車上無線装置500は、車両編成10を構成する各車両(列車利用情報生成部421−1〜n;nは自然数)の天井に1つずつ設置される。但し、車上無線装置500の設置形態はこれに限らず、車両編成10内に1つ以上の車上無線装置500が設置されていればよい。例えば、1台の車両に複数の車上無線装置500が設置されていてもよいし、車上無線装置500が設置されていない車両があってもよい。
後述するように、この利用線区情報は、車上サーバ装置400が携帯端末装置900に送信する情報を選択するために用いられる。
これらの情報も、利用線区情報と同様、例えば車上サーバ装置400が携帯端末装置900に接続した際に、車上無線装置500を介して携帯端末装置900に送信する。また、これらの情報も、利用線区情報と同様、車上サーバ装置400が携帯端末装置900に送信する情報を選択するために用いられる。
また、車上無線装置500が同時に通信可能な携帯端末装置900の数についても様々なものを用いることができる。
車上サーバ装置400が地上に設置されている場合、例えば、車上サーバ装置400は、地上に設けられた基地局装置、および、車両編成10に設けられて基地局装置と通信を行う無線装置を介して車上無線装置500に通信接続される。
なお、以下では、地上無線装置300が駅構内に設置されている場合を例に説明するが、地上無線装置300の設置場所は駅構内に限らず車両編成以外の場所であればよい。
なお、車上無線装置500の場合と同様、地上無線装置300が行う近距離無線通信の方式として様々なものを用いることができる。また、車上無線装置500の通信方式と地上無線装置300の通信方式とは同一であってもよいし異なっていてもよい。また、車上無線装置500の場合と同様、地上無線装置300が同時に通信可能な携帯端末装置900の数についても様々なものを用いることができる。
また、車上無線装置500が利用線区情報に加えて利用車両情報を送信する場合、地上サーバ装置200は、携帯端末装置900が利用線区情報を車上無線装置500から取得したと判定すると、携帯端末装置900が車上無線装置500から取得した利用車両情報に応じた情報を携帯端末装置900に送信する。
これらの情報に応じた情報を送信することで、後述するように、地上サーバ装置200は、より細やかな情報提供を行うことができる。
また、コンテンツ配信装置100の数や、地上サーバ装置200の数や、地上無線装置300の数も図1に示す1つに限らない。特に、地上無線装置300を複数設置して、より広い通信圏を確保するようにしてもよい。
また、携帯端末装置900の数も図1に示す2つに限らず、1つでもよいし3つ以上であってもよい。例えば、携帯端末装置900が利用客(鉄道利用客)の所持する携帯電話機やスマートフォンである場合、多数の携帯端末装置900が同時に車上無線装置500や地上無線装置300に接続することが考えられる。
業務ネットワーク通信部212は、業務ネットワーク620に接続して通信を行う。特に、業務ネットワーク通信部212は、業務ネットワーク620が配信する列車の運行に関する各種情報を受信して制御部220に出力する。
携帯端末装置通信部213は、地上無線装置300を介して携帯端末装置900と通信を行う。特に、携帯端末装置通信部213は、携帯端末装置900が利用線区情報を取得したか否かの判定結果に応じて配信データ生成部222が出力する情報を、携帯端末装置900に送信する。
列車利用情報判定部221は、地上サーバ装置200が携帯端末装置900と通信接続すると、携帯端末装置900が利用線区情報を取得したか否かを判定する。
配信データ生成部222は、列車利用情報判定部221の判定結果に応じた情報(コンテンツネットワーク通信部211や業務ネットワーク通信部212が取得したコンテンツや、携帯端末装置900に表示させる表示画面データなど)を、携帯端末装置通信部213を介して携帯端末装置900に送信する。
業務ネットワーク通信部412は、業務ネットワーク620に接続して通信を行う。特に、業務ネットワーク通信部412は、業務ネットワーク620が配信する列車の運行に関する各種情報を受信して制御部420に出力する。
車両情報取得部414は、車両編成10に設置されたセンサを用いて、各車両の室温や乗車率や車両編成10の外気温など、車両編成10に個別の情報(従って、列車に個別の情報)を取得する。
列車利用情報生成部421は、車上サーバ装置400が携帯端末装置900と通信接続すると、利用線区情報を生成し、携帯端末装置通信部413を介して携帯端末装置900に送信する。
配信データ生成部422は、コンテンツネットワーク通信部411や業務ネットワーク通信部412が取得したコンテンツや、携帯端末装置900に表示させる表示画面データなどを、携帯端末装置通信部413を介して携帯端末装置900に送信する。
近距離通信部911は、地上無線装置300や車上無線装置500と無線通信を行う。具体的には、近距離通信部911は、地上無線装置300の通信圏内において地上無線装置300と近距離無線通信を行う。同様に、近距離通信部911は、車上無線装置500の通信圏内において車上無線装置500と近距離無線通信を行う。特に、近距離通信部911は、地上無線装置300や車上無線装置500からのコンテンツや表示画面データ等を受信して制御部920に出力する。また、近距離通信部911は、車上無線装置500を介して車上サーバ装置400が送信する利用線区情報を受信して制御部920に出力する。また、近距離通信部911は、制御部920が記憶部930から読み出して近距離通信部911に出力する利用線区情報を、地上無線装置300を介して地上サーバ装置200に送信する。
制御部920は、例えば、携帯端末装置900の具備するCPUが携帯端末装置900の具備する記憶デバイスからプログラムを読み出して実行することで実現される。
操作入力部950は、例えば表示部940の表示画面に設けられたタッチセンサ(タッチパネル)などの入力デバイスを有し、ユーザ操作を検出して検出したユーザ操作を示す情報を制御部920に出力する。
図5は、列車利用情報生成部421が生成する列車利用情報のデータ構造の例を示す説明図である。同図において、列車利用情報は、送信年月日および送信時分秒の送信日時情報と、線区番号と、列車番号と、号車番号と、通番と、チェックディジット(Check Digit;CD)とを含む。
線区番号は、列車利用情報を送信する車上無線装置500が設置されている車両編成10が走行している線区を識別する情報である。従って、線区番号は利用線区情報の一例に該当する。
号車番号は、列車利用情報を送信する車上無線装置500が設置されている車両編成10のうち、車上無線装置500が設置されている車両11−i(iは、i≦nの自然数)を識別する情報である。従って、号車番号は、利用車両情報の一例に該当する。
チェックディジットは、例えばチェックサムなど、送信日時情報や線区番号や列車番号や号車番号や通番の値から定まる値を有する。列車利用情報がチェックディジットを含むことで、携帯端末装置900(制御部920)や地上サーバ装置200(列車利用情報判定部221)は、列車利用情報を送受信する際のノイズ混入や、列車利用情報の偽造を検出し得る。
ただし、本発明は、利用線区情報等のデータ構造に依存しない。従って、列車利用情報生成部421が生成する、利用線区情報等のデータ構造として上記のものに限らず様々なものを用いることができる。例えば、列車利用情報生成部421が、送信日時情報と線区番号と列車番号と号車番号を別個の情報として生成するようにしてもよい。また、列車利用情報生成部421が、送信日時情報と線区番号と列車番号と号車番号との一部のみ(例えば、線区番号と列車番号のみ)を含む情報を生成するようにしてもよい。また、列車利用情報生成部421が生成した数字を暗号化するようにしてもよい。
図6は、携帯端末装置900が表示するアプリケーション起動アイコン画面の例を示す説明図である。同図の領域A11に示す「○○鉄道情報サービス」のアイコンの押下操作を操作入力部950が検出すると、制御部920は、情報配信サービスアプリを起動する。
「列車運行情報(列車別)」では、12時15分発予定の列車は平常どおり運転中といった、より詳細な運行情報を表示する。
「駅構内案内図(○○駅)」では、携帯端末装置900が位置する駅(従って、携帯端末装置900を所持する利用客が位置する駅)の構内の地図を表示する。
「駅構内店舗情報(○○駅)」では、駅構内の店舗に関する情報(例えば飲食店のメニューや、セール情報など)を表示する。
「乗換情報」では、目的地の入力操作を受けて、現在値から目的地までの列車を検索する。
「クーポン取得方法」では、車上サーバ装置400と通信接続して列車利用情報を取得することで得られるクーポンを紹介する。
「沿線情報(路線別)」では、沿線で行われるイベント情報や沿線のニュースなど、沿線に関する情報を表示する。
そこで、地上サーバ装置200は、図7に示すトップページにおいて、運行情報や駅構内の情報などへのショートカットを携帯端末装置900に表示させることで、乗車前の利用客の便宜を図ることができる。
同図に示す各選択項目のうち、「運行情報(ご乗車中の列車)」では、携帯端末装置900を所持している利用客が乗車中の列車の運行情報を表示する。
「列車情報(ご乗車中の列車)」では、携帯端末装置900を所持している利用客が乗車中の列車の、各車両の乗車率や、後方駅(直前に発車した駅)や、停車駅(次に停車する駅)や、各車両の室温や、車両編成10の外気温など、利用客が乗車中の列車に関する情報を表示する。
「クーポン」では、携帯端末装置900が取得したクーポンを表示する。
図9は、携帯端末装置900が表示するクーポン画面の例を示す説明図である。例えば、車上サーバ装置400は、利用客が利用した路線に応じて、当該路線の沿線の店舗のクーポンを提供する。これにより、車上サーバ装置400は、利用客が実際に利用する可能性の高いクーポンを提供することができる。
「エンタメ」では、例えば電子書籍やお笑いの動画像など、娯楽性のあるコンテンツを提供する。
また、携帯端末装置900は、車上無線装置500を介して車上サーバ装置400に接続している。従って、車上サーバ装置400は、車上サーバ装置400自らの設置場所にかかわらず、携帯端末装置900と通信を行っている車上無線装置500を特定することで、携帯端末装置900の位置する車両編成10を特定することができ、ひいては、携帯端末装置900を所持している利用客(乗客)が乗車中の列車を特定することができる。
そこで、車上サーバ装置400は、利用客が乗車中の列車や線区に関する情報へのショートカットを携帯端末装置900に表示させることで、乗車中の利用客の便宜を図ることができる。
このように、地上サーバ装置200は、記憶部930の記憶している利用線区情報に応じた沿線情報を送信することで、利用客が利用している線区の沿線情報を提供し得る。従って、利用客にとって役に立つ可能性の比較的高い情報を提供できる。
ここで、地上無線装置300が駅構内に設置されて駅構内の利用客が所持する携帯端末装置900と通信を行う際、記憶部930が有効な列車利用情報(特に利用線区情報および利用列車情報)を記憶していれば、地上サーバ装置200は、列車利用情報に基づいて、利用客が駅に降車した時刻を推定することができる。そして、地上サーバ装置200は、推定した降車時刻から現在時刻までの時間が所定の閾値時間以下か否かを判定することで、利用客が降車後の状態にあるか否かを判定(推定)することができる。
また、降車後の利用客は、降車後の行動のための情報を欲することが考えられる。
そこで、地上サーバ装置200は、図10に示すトップページにおいて、利用客の降車後の行動に役立つと思われる降車駅の周辺情報へのショートカットを携帯端末装置900に表示させることで、降車後の利用客の便宜を図ることができる。
このように、地上サーバ装置200は、記憶部930が記憶している利用線区情報や利用列車情報に応じた情報を提供する(携帯端末装置900に送信して表示させる)ことで、利用者に役立つ可能性のより高い情報を提供することができる。
このように、地上サーバ装置200は、記憶部930が記憶している利用線区情報の履歴に応じた情報を提供する(携帯端末装置900に送信して表示させる)ことで、利用者に役立つ可能性のより高い情報を提供することができる。
地上サーバ装置200は、利用客の乗車駅を判定することで、線区のうちの利用区間を特定して当該利用区間沿線の情報を提供するなど、利用客に役立つ可能性のより高い情報を提供することができる。
図11は、携帯端末装置900が表示する駅構内案内図の例を示す説明図である。同図の例において、携帯端末装置900は、駅構内案内図に利用者の降車位置を付して表示している。
ここで、地上サーバ装置200は、記憶部930が記憶している利用車両情報に基づいて、利用者が乗車していた車両(号車番号)を特定することで、ホームにおける利用者の降車位置を推定することができる。地上サーバ装置200は、推定した降車位置を駅構内案内図に付して携帯端末装置900に送信し表示させる。
これにより、利用客は、自らの現在位置をより正確に把握し得る。
このように、地上サーバ装置200は、記憶部930が記憶している利用線区情報や利用車両情報に応じた情報を提供する(携帯端末装置900に送信して表示させる)ことで、利用者にとってより便利な情報を提供することができる。
図12は、携帯端末装置900が表示する遺失物問合せ用画面の例を示す説明図である。同図の例において、携帯端末装置900は、利用者が乗車していた路線や列車や車両等を表示している。地上サーバ装置200は、これらの情報を列車利用情報(特に、利用線区情報、利用列車情報および利用号車情報)から取得し、携帯端末装置900に送信して表示させる。
これにより、利用客は、自らが乗車していた列車や車両を降車後に把握することができ、遺失物の問合せに役立てることができる。
このように、地上サーバ装置200は、記憶部930が記憶している利用線区情報や利用列車情報や利用号車情報に応じた情報を提供する(携帯端末装置900に送信して表示させる)ことで、利用者にとってより便利な情報を提供することができる。
図13は、車上サーバ装置400と携帯端末装置900とが通信する際に行う処理の例を示すシーケンス図である。
携帯端末装置900において利用客が情報配信サービスアプリの起動操作を行うと、携帯端末装置900は、まず、車上サーバ装置400に接続要求を送信する(シーケンスS101)。そして車上サーバ装置400は、認証処理などの接続処理を行う(シーケンスS102)。
そして、表示項目を選択するユーザ操作を操作入力部950が検出すると(シーケンスS111)、制御部920は、表示用データの要求を、近距離通信部911を介して車上サーバ装置400に送信する(シーケンスS112)。
そして、配信データ生成部422は、生成した表示用データを、携帯端末装置通信部413を介して携帯端末装置900に送信する(シーケンスS114)。
制御部420からの表示用データを受信した携帯端末装置900では、制御部920が、受信したデータに基づくコンテンツを表示部940に表示させる(シーケンスS115)。
携帯端末装置900において利用客が情報配信サービスアプリの起動操作を行うと、携帯端末装置900は、まず、地上サーバ装置200に接続要求を送信する(シーケンスS201)。その際、記憶部930が列車利用情報を記憶していれば、携帯端末装置900は、接続要求に列車利用情報を含めて送信する。
そして地上サーバ装置200は、認証処理などの接続処理を行う(シーケンスS202)。
そして、配信データ生成部222は、シーケンスS203における列車利用情報判定部221の確認結果に基づいて、トップページの表示用データを生成する(シーケンスS204)。具体的には、列車利用情報判定部221は、列車利用情報の有無および内容に基づいて、上述したように、利用客が乗車前か降車後かを判定する。そして、配信データ生成部222は、列車利用情報判定部221の判定結果に基づいて、乗車前のトップページの表示用データまたは降車後のトップページの表示用データを生成する。
そして、配信データ生成部222は、生成した表示用データを、携帯端末装置通信部213を介して携帯端末装置900に送信する(シーケンスS205)。
そして、表示項目を選択するユーザ操作を操作入力部950が検出すると(シーケンスS211)、制御部920は、表示用データの要求を、近距離通信部911を介して地上サーバ装置200に送信する(シーケンスS212)。
そして、配信データ生成部222は、生成したデータを、携帯端末装置通信部213を介して携帯端末装置900に送信する(シーケンスS214)。
制御部220からの表示用データを受信した携帯端末装置900では、制御部920が、受信したデータに基づくコンテンツを表示部940に表示させる(シーケンスS215)。
これにより、制御部220は、例えば利用者が利用した線区の沿線の店舗のクーポンを送信するなど、利用客の鉄道利用状況や利用線区に応じて情報を提供できる。
すなわち、制御部220は、列車に乗車する前の利用客や降車した後の利用客に対して、利用客の状況に応じた情報を提供することができる。
これにより、制御部220は、例えば利用客が乗車前か降車後かを判定して判定結果に応じた情報を提供するなど、利用客の状況に応じて役立つ可能性のより高い情報を提供することができる。
これにより、制御部220は、例えば利用客が乗車していた車両を特定して、利用客に役立つ可能性のより高い情報を提供することができる。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
100 コンテンツ配信装置
200 地上サーバ装置
211、411 コンテンツネットワーク通信部
212、412 業務ネットワーク通信部
213、413 携帯端末装置通信部
220、420、920 制御部
221 列車利用情報判定部
222、422 配信データ生成部
230、430、930 記憶部
300 地上無線装置
400 車上サーバ装置
414 車両情報取得部
421 列車利用情報生成部
500 車上無線装置
610 コンテンツネットワーク
620 業務ネットワーク
900 携帯端末装置
911 近距離通信部
940 表示部
950 操作入力部
Claims (7)
- 鉄道の車両編成内に設置された無線通信装置である車上無線装置と、
地上に設置された無線通信装置である地上無線装置と、
前記地上無線装置に接続されたサーバ装置と、
を具備し、
前記車上無線装置は、携帯端末装置と通信を行っている状態で、前記車両編成が走行している線区を示す利用線区情報を当該携帯端末装置に送信し、
前記サーバ装置は、前記地上無線装置を介して携帯端末装置と通信を行っている状態で、当該携帯端末装置が、前記利用線区情報を前記車上無線装置から取得したか否かを判定し、判定結果に応じた情報を当該携帯端末装置に送信する、ことを特徴とする情報配信システム。 - 前記車上無線装置は、さらに、鉄道ダイヤにおける前記車両編成の運行行程としての列車を識別する利用列車情報を前記携帯端末装置に送信し、
前記サーバ装置は、前記携帯端末装置が、前記利用線区情報を前記車上無線装置から取得したと判定した場合、当該携帯端末装置が前記車上無線装置から取得した利用列車情報に応じた情報を当該携帯端末装置に送信する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報配信システム。 - 前記車上無線装置は、さらに、前記車両編成のうち当該車上無線装置が設置されている車両を識別する利用車両情報を前記携帯端末装置に送信し、
前記サーバ装置は、前記携帯端末装置が、前記利用線区情報を前記車上無線装置から取得したと判定した場合、当該携帯端末装置が前記車上無線装置から取得した利用車両情報に応じた情報を当該携帯端末装置に送信する、ことを特徴とする請求項2に記載の情報配信システム。 - 前記車上無線装置は、さらに、前記利用線区情報の有効期限情報を前記携帯端末装置に送信し、
前記サーバ装置は、前記携帯端末装置が、前記利用線区情報を前記車上無線装置から取得したと判定した場合、当該利用線区情報の有効期間内か否かを判定して、判定結果に応じた情報を当該携帯端末装置に送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報配信システム。 - 地上無線装置を介して携帯端末装置と通信を行う携帯端末装置通信部と、
前記携帯端末装置通信部が前記携帯端末装置と通信を行っている状態で、当該携帯端末装置が、線区を示す利用線区情報を取得したか否かを判定する利用線区情報判定部と、
を具備し、
前記携帯端末装置通信部は、前記利用線区情報判定部の判定結果に応じた情報を前記携帯端末装置に送信する、
ことを特徴とするサーバ装置。 - サーバ装置の情報配信方法であって、地上無線装置を介して携帯端末装置と通信を行っている状態で、当該携帯端末装置が、線区を示す利用線区情報を取得したか否かを判定し、判定結果に応じた情報を当該携帯端末装置に送信する、ことを特徴とする情報配信方法。
- サーバ装置が、地上無線装置を介して携帯端末装置と通信を行っている状態で、当該携帯端末装置が、線区を示す利用線区情報を取得したか否かを判定し、判定結果に応じた情報を当該携帯端末装置に送信するように制御するためのプログラム。
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