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JP2013250325A - 画像表示媒及び画像表示装置 - Google Patents

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JP2013250325A
JP2013250325A JP2012123396A JP2012123396A JP2013250325A JP 2013250325 A JP2013250325 A JP 2013250325A JP 2012123396 A JP2012123396 A JP 2012123396A JP 2012123396 A JP2012123396 A JP 2012123396A JP 2013250325 A JP2013250325 A JP 2013250325A
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colored
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JP2012123396A
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Naoki Hiji
直樹 氷治
Yasuo Yamamoto
保夫 山本
Takashi Morikawa
尚 森川
Daisuke Nakayama
大輔 中山
Mieko Seki
三枝子 関
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

【課題】表示する色域を広くすることを目的とする。
【解決手段】透明な表示側電極16及び表面層17が透明な支持基板14上に積層して形成された表示基板18と、表示基板18と間隙を持って対向して配置され、背面側電極22及び表面層20が支持基板26上に積層して形成された背面基板28と、基板間に封入されて基板間の電界に応じて移動する帯電特性を有すると共に、シアン色、マゼンタ色、及び黄色のうち1色の黄色に着色された第1粒子32Yと、基板間に封入されて第1粒子32Yとは異なる帯電特性を有すると共に、赤色、緑色、及び青色のうち1色の赤色に着色された第2粒子32Rと、基板間に封入されると共に白色に着色された浮遊粒子32Wと、表示基板18上に設けられ、シアン色、マゼンタ色、及び黄色のうち第1粒子32Yとは異なるシアン色に着色されたカラーフィルタ30Cと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示媒体及び画像表示装置に関する。
従来、メモリ性を有し繰り返し書換えが可能な画像表示媒体として、着色粒子を用いた画像表示媒体が知られている。このような画像表示媒体は、例えば一対の基板と、印加された電界により基板間を移動可能に基板間に封入されると共に、色及び帯電特性が異なる複数種類の粒子群と、を含んで構成される。
このような画像表示媒体では、画像に応じた電圧を一対の基板間に印加することにより粒子を移動させ、異なる色の粒子のコントラストとして画像を表示させる。また、画像を表示させた後に電圧の印加を停止した後も、ファンデルワールス力や鏡像力によって粒子は基板に付着したままとなり、画像表示は維持される。
例えば、特許文献1に記載の技術では、色と帯電特性の異なる2種類又は3種類の移動粒子と、該2種類の移動粒子の一方と同じ色に着色され、移動粒子が移動可能な空隙を有する着色部材と、カラーフィルタを備えた画像表示媒体が開示されている。
また、特許文献2に記載の技術では、少なくとも変調手段によって色相を変化させる色相変化範囲を有する媒体を用いると共に、複数の画素を有するカラー表示素子を備えたカラー表示装置において、画素を構成すると共に、媒体の色相変化に基づく変調領域を用いてカラー表示を行う複数の副画素と、該複数の副画素の少なくとも一つに設けられた黄色、マゼンタ、シアンの何れか一つのカラーフィルタと、を備え、赤、緑、青の三原色表示する際に、媒体の色相変化範囲を用いるカラー表示装置が開示されている。
また、特許文献3に記載の技術では、変調手段によって明度を変化させる明度変化範囲と、変調手段によって色相を変化させた色相変化範囲とを有する媒体とを有する媒体を用いると共に、複数の画素を有するカラー表示素子を備えたカラー表示装置において、カラー表示素子の画素を、媒体の色相変化に基づく変調領域を用いてカラー表示を行う第1の副画素と、赤色、緑色、青色の何れか一つのカラーフィルタが配設された第2の副画素の2つの副画素とにより構成し、2つの副画素にそれぞれカラー出力信号を入力する電極を設け、電極に変調手段からのカラー出力信号を入力することにより、第1の副画素に媒体の色相変化範囲の変調を与えて有彩色を表示させると共に、第2の副画素に媒体の明度変化範囲の変調を与えてカラーフィルタの色を表示させるカラー表示装置が開示されている。
さらに、特許文献4に記載の技術では、少なくとも一方は透明な2枚の基板間に設けられた隔壁で構成されるセル、ないしは基板間にカプセル粒子が挟まれており、該セルないしカプセル粒内には微粒子が分散された分散系が内蔵されており、該基板面と平行方向の電界または磁界を作用させて該微粒子の分散状態を変化させて、セルないしカプセル内で微粒子の集積状態と分散状態を生成することによって基板に垂直方向の光学的透過性を変化させるように構成した光変調素子が開示されている。
特開2008−089971号公報 特開2006−053498号公報 特開2006−053497号公報 特開2007−304449号公報
本発明は、表示する色域を広くすることを目的とする。
請求項1に記載の画像表示媒体は、少なくとも一方が透光性を有する一対の基板と、前記一対の基板間に封入されて前記一対の基板間に発生した電界に応じて移動する帯電特性を有すると共に、シアン色、マゼンタ色、及び黄色のうち1色に着色された第1粒子と、前記一対の基板間に封入されて前記第1粒子とは異なる帯電特性を有すると共に、赤色、緑色、及び青色のうち1色に着色された第2粒子と、前記一対の基板間に封入されると共に白色に着色された浮遊粒子と、前記一対の基板のうち表示側に対応する基板側に設けられ、シアン色、マゼンタ色、及び黄色のうち前記第1粒子とは異なる1色に着色されたカラーフィルタと、を備えている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1粒子の色と前記第2粒子の色が補色である。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記カラーフィルタの色の補色である色の第2カラーフィルタを更に備えている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の画像表示媒体と、前記一対の基板間に電圧を印加する電圧印加手段と、画像情報に応じて前記電圧印加手段を制御する制御手段と、を備えている。
請求項1に記載の発明によれば、RGBの3色のカラーフィルタを備えた画像表示媒体よりも色域を広くすることができる、という効果がある。
請求項2に記載の発明によれば、本構成の第2粒子を含まない場合と比較して、黒反射率を低くすることができる、という効果がある。
請求項3に記載の発明によれば、本構成の第2のカラーフィルタの色を備えない場合と比べて、多彩な色度表示が可能となる、という効果がある。
請求項4に記載の発明によれば、RGBの3色のカラーフィルタを備えた画像表示媒体よりも色域を広くすることができる、という効果がある。
本発明の第1実施形態に係わる画像表示装置の概略構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係わる画像表示媒体に封入される第1粒子及び第2粒子の帯電特性の一例を示す図である。 (A)は第1実施形態に係わる画像表示装置で表示可能な色パターンを示す図であり、(B)は第1実施形態に係わる画像表示装置で表示可能な色相と彩度を示す色度を示す図である。 (A)は第1比較例の概略構成を示す図であり、(B)は第1比較例で表示可能な色パターンを示す図であり、(C)は第1比較例で表示可能な色相と彩度を示す色度を示す図である。 (A)は第2比較例の概略構成を示す図であり、(B)は第2比較例で表示可能な色パターンを示す図であり、(C)は第2比較例で表示可能な色相と彩度を示す色度を示す図である。 本発明の実施の形態に係わる画像表示装置、第1比較例、及び第2比較例のそれぞれの色域広さ、0℃における書換速度、及び黒反射率の比較結果を示す表である。 (A)は第2実施形態に係わる画像表示装置の概略構成を示す図であり、(B)は第2実施形態に係わる画像表示装置で表示可能な色パターンを示す図であり、(C)は第2実施形態に係わる画像表示装置で表示可能な色相と彩度を示す色度を示す図である。 (A)は第3実施形態に係わる画像表示装置の概略構成を示す図であり、(B)は第3実施形態に係わる画像表示装置で表示可能な色パターンを示す図であり、(C)は第3実施形態に係わる画像表示装置で表示可能な色相と彩度を示す色度を示す図である。 (A)は第4実施形態に係わる画像表示装置の概略構成を示す図であり、(B)は第4実施形態に係わる画像表示装置で表示可能な色パターンを示す図であり、(C)は第4実施形態に係わる画像表示装置で表示可能な色相と彩度を示す色度を示す図である。 (A)は第5実施形態に係わる画像表示装置の概略構成を示す図であり、(B)は第5実施形態に係わる画像表示装置で表示可能な色パターンを示す図であり、(C)は第5実施形態に係わる画像表示装置で表示可能な色相と彩度を示す色度を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。作用・機能が同じ働きを担う部材には、全図面を通して同じ符合を付与し、重複する説明を省略する場合がある。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係わる画像表示装置の概略構成を示す図である。
画像表示装置10は、図1に示すように、画像表示媒体12と、画像表示媒体12を駆動する駆動装置11と、を備えている。駆動装置11は、画像表示媒体12の表示側電極16と背面側電極22との間に電圧を印加する電圧印加部40と、画像表示媒体12に表示させる画像情報に応じて電圧印加部40を制御する制御部42と、画像表示装置10に表示させるべき画像を表す画像情報を記憶する画像記憶部44と、を含んで構成されている。
画像表示媒体12は、透明な表示側電極16及び表面層17が透明な支持基板14上に積層して形成された表示基板18と、表示基板18と間隙を持って対向して配置され、背面側電極22及び表面層20が支持基板26上に積層して形成された背面基板28と、で構成された画像表示媒体12を有している。なお、本実施形態では、表示側電極16は共通電極とされて接地され、背面側電極22が画素に対応して複数設けられた例を説明するが、これに限るものではなく、例えば、背面側電極22を共通電極として表示側電力16を画素に対応して設けるようにしてもよい。また、表示側電極16と背面側電極22とを、互いに直交させた縞状の電極群として、いわゆる、単純マトリクス駆動させてもよい。
また、表示基板18と背面基板28との間には、例えば絶縁性液体で構成された分散媒24と、分散媒24中に分散された複数種類の粒子32が封入されている。複数種類の粒子32は、それぞれ予め定めた色に着色されると共に、帯電特性を有する粒子を含んで粒子群とされており、表示基板18と背面基板28の一対の基板間に印加する電圧を制御することにより、帯電特性を有する粒子が基板間を泳動する。
複数種類の粒子32は、本実施形態では、一対の基板間の電界に応じて移動する帯電特性を有すると共に、シアン色(C)、マゼンタ色(M)、及び黄色(Y)のうち1色の黄色(Y)に着色された第1粒子32Yと、該第1粒子32Yとは異なる帯電特性を有すると共に、赤色(R)、緑色(G)、及び青色(B)のうち1色の赤色(R)に着色された第2粒子32Rと、第1粒子32Y及び第2粒子32Rとは異なる白色に着色されて帯電特性を有さずに浮遊する浮遊粒子32Wと、が一対の基板間に封入されている。
また、表示基板18上には、シアン色(C)、マゼンタ色(M)、黄色(Y)のうちシ第1粒子32Yとは異なるシアン色(C)に着色されたカラーフィルタ30Cが積層されている。本実施形態では、図1に示すように、カラーフィルタ32Cが積層される画素と、カラーフィルタ32Cが積層されない画素と、を有し、それぞれが副画素とされ、2つの副画素で1画素を構成する。
一方、駆動装置11は、画像表示媒体12の表示側電極16、背面側電極22間に印加する電圧を表示させる色に応じて制御することにより、帯電特性を有する第1粒子32Y及び第2粒子32Rを泳動させ、それぞれの帯電極性に応じて、表示基板18または背面基板28の何れか一方に引き付ける。
電圧印加部40は、表示側電極16及び背面側電極22にそれぞれ電気的に接続されている。また、電圧印加部40は、制御部42に信号授受されるように接続されている。
制御部42には、画像表示装置10に表示する画像を表す画像情報を記憶する画像記憶部44が接続されている。また、制御部42は、例えば、コンピュータとして構成される。コンピュータは、一例として、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、不揮発性メモリ、及び入出力インターフェース(I/O)がバスを介して各々接続された構成であり、I/Oに電圧印加部40が接続される。この場合、各色の表示に必要な電圧の印加を電圧印加部40に指示する処理をコンピュータに実行させるプログラムを、例えば不揮発性メモリに書き込んでおき、これをCPUが読み込んで実行させる。なお、プログラムは、CD−ROM等の記録媒体により提供するようにしてもよい。また、画像表示装置10に表示させる画像や画像記憶部44に記憶される表示画像は、CD−ROMやDVD等の各種記録媒体やネットワーク等の通信手段を介して取得して画像記憶部44に取り込んでもよい。
電圧印加部40は、表示側電極16及び背面側電極22に電圧を印加するための電圧印加装置であり、制御部42の制御に応じた電圧を表示側電極16及び背面側電極22に印加する。
本実施形態における画像表示媒体12を構成する各部材の詳細は、周知技術を用いて生成することができ、例えば、特開2001−312225号公報等に記載された技術を用いて各部材を構成するようにしてもよい。
図2は、本実施形態に係わる画像表示媒体12に封入される第1粒子32Y及び第2粒子32Rの帯電特性の一例を示す図である。図2では、表示側電極16をグランド(0V)とし、背面側電極22に駆動電圧を印加する例を示す。なお、第1粒子32Y及び第2粒子32Rは、帯電量と粒子径(体積平均粒子径)などを設定することで基板への付着力を設定することができる。
本実施形態では、上述したように第1粒子32Y及び第2粒子32Rは、それぞれ正の帯電特性を有している。また、本実施の形態では、第1粒子32Y及び第2粒子32Rが基板間を移動させるために必要な電圧の絶対値がそれぞれ異なり、重複しない電圧範囲となるように設定されている。
具体的には、第1粒子32Yは、電圧|Va|以上の電圧を基板間に印加すると基板間の移動を開始し、電圧|Vb|(|Va|<|Vb|)で何れかの基板へ移動した第1粒子32Yが付着するように設定されている。
一方、第2粒子32Rは、電圧|Vc|(|Vb|<|Vc|)以上の電圧を基板間に印加すると基板間の移動を開始し、電圧|Vd|(|VC<|Vd|)で何れかの基板へ移動した第2粒子32Rが付着するように設定されている。なお、本実施形態では、第1粒子32Yの方が第2粒子32Rより基板間を移動させるために必要な電圧範囲が小さい例を説明するが第1粒子32Yの方が大きくてもよい。また、本実施形態では、第1粒子32Y及び第2粒子32Rが共に正に帯電している例を示すが、これに限るものではなく、共に負に帯電していてもよいし、一方が正に帯電し他方が負に帯電するようにしてもよい。
続いて、本発明の第1実施形態に係わる画像表示装置10で表示する各色の表示について説明する。
上述のように構成された画像表示装置では、制御部42が電圧印加部40を制御することによって種々の色が表示される。
本実施形態では、カラーフィルタ30Cの無い副画素とカラーフィルタ30Cが有る副画素の2つの副画素に着目すると、図3(A)に示すように、白色/黒色、黄色/黒色、白色/シアン色、赤色/黒色、及び白色/緑色の5パターンが表示される。
具体的には、カラーフィルタ30Cがない副画素において白色を表示する場合には、当該副画素の基板間に電圧−Vd以下の電圧を印加することにより、第1粒子32Y及び第2粒子32Rが背面基板28側へ移動するため、浮遊粒子32Wの白色が表示される。
カラーフィルタ30Cのない副画素において黄色を表示する場合には、当該副画素の基板間に電圧−Vd以下の電圧を印加することにより白色を表示した状態で、電圧Vbを基板間に印加することにより、第1粒子32Yが表示基板18側へ移動するため黄色が表示される。なお、白色を表示した状態で電圧Vaから電圧Vbの間の電圧を印加することにより、黄色が階調表示される。
カラーフィルタ30Cがない副画素において赤色を表示する場合には、当該画素の基板間に電圧Vd以上の電圧を印加することにより、第1粒子32Y及び第2粒子32Rを表示基板18側へ移動させた後に、電圧−Vbを印加することにより、第1粒子32Yが背面基板28側へ移動するので、表示基板18側に付着した第2粒子32Rの赤色が表示される。このとき、−Vcから−Vdまでの間の電圧を印加することにより、赤色が階調表示される。
また、第1粒子32Yと第2粒子32Rの任意の混色を表示する場合には、1)−Vd以下の電圧を印加して第1粒子32Yと第2粒子32Rを背面基板28側へ移動させてリセットする、2)VcからVdの範囲の電圧を印加して、第2粒子32Rについて所望の諧調表示を行う、3)−Vaから−Vbの範囲の電圧を印加して、第1粒子32Yについて所望の諧調表示を行う、という一連の電圧印加を行う。このように、リセットに続いて、基板間を移動させるために必要な電圧の絶対値が最も大きい粒子、次に大きい粒子と順次駆動することで、任意の中間色が諧調表示される。
一方、カラーフィルタ30Cがある副画素において黒色を表示する場合には、当該副画素の基板間に電圧Vd以上の電圧を印加することにより、第1粒子32Y及び第2粒子32Rを表示基板18側へ移動させた後に、電圧−Vbを印加することにより、第1粒子3Yが背面基板28側へ移動するので、第2粒子32Rの赤色とカラーフィルタ30Cのシアン色が補色の関係になるので、黒色が表示される。
カラーフィルタ30Cがある副画素においてシアン色を表示する場合には、当該副画素の基板間に電圧−Vd以下の電圧を印加することにより、第1粒子32Y及び第2粒子32Rが背面基板28側へ移動するため、浮遊粒子32Wの白色が表示基板18側から観察されることになるが、カラーフィルタ30Cがあるため、カラーフィルタ30Cのシアン色が表示される。
カラーフィルタ32Cがある副画素において緑色を表示する場合には、当該副画素の基板間に電圧−Vd以下の電圧を印加した後に、電圧Vbを基板間に印加することにより、第1粒子32Yが表示基板18側へ移動するため、第1粒子32Yの黄色とカラーフィルタ30Cのシアン色によって緑色が表示される。
カラーフィルタ32Cがある副画素においても、カラーフィルタ32Cがない場合と同様に、リセットにつづけて、基板間を移動させるために必要な電圧の絶対値が最も大きい粒子、次に大きい粒子と順次駆動することで、任意の中間色が諧調表示される。
このように本実施形態では、カラーフィルタ30Cのない副画素とカラーフィルタ30Cがある副画素の2画素において、6色が表示される。本実施形態で表示可能な色相と彩度を示す色度は図3(B)に示すようになっている。上記6色の中間色の階調表示については、ここでは簡単のため無視している。
ここで、本実施形態に係わる画像表示装置10で表示可能な色域と比較するための比較例について説明する。
図4(A)は第1比較例の概略構成を示す図であり、図4(B)は第1比較例で表示可能な色パターンを示す図であり、図4(C)は第1比較例で表示可能な色相と彩度を示す色度を示す図である。また、図5(A)は第2比較例の概略構成を示す図であり、図5(B)は第2比較例で表示可能な色パターンを示す図であり、図5(C)は第2比較例で表示可能な色相と彩度を示す色度を示す図である。
第1比較例では、基板間にそれぞれ帯電特性を有する白色粒子32Wと黒色粒子32Kを封入し、表示基板18側にからカラーフィルタ30を設け、赤色のカラーフィルタ30Rがある副画素、緑色のカラーフィルタ30Gがある副画素、青色のカラーフィルタ30Bがある副画素、及びカラーフィルタ30がない副画素を単位が素とした画像表示装置を示す。
第1比較例では、白色粒子32W及び黒色粒子32Kの移動によってカラーフィルタ30によってフルカラー表示が行われる。それぞれの画素毎の色表示パターンとしては、図4(B)に示すように、赤色/緑色/青色/白色、赤色/黒色/黒色/黒色、黒色/黒色/青色/黒色、黒色/緑色/黒色/黒色、赤色/緑色/黒色/黒色、黒色/緑色/青色/黒色、赤色/黒色/青色/黒色、黒色/黒色/黒色/黒色の8パターンとなり、第1比較例で表示可能な色相と彩度を示す色度は図4(C)に示すようになる。
一方、第2比較例では、それぞれ帯電特性が異なるシアン色、マゼンタ色、及び黄色のそれぞれに着色された着色粒子32C、32M、32Yを基板間に封入すると共に、第1実施形態と同様に白色の浮遊粒子32Wを封入した画像表示装置を示す。
第2比較例では、着色粒子32のシアン色、マゼンタ色、及び黄色によってフルカラー表示が行われる。色表示パターンとしては、図5(B)に示すように、白色、赤色、緑色、青色、黄色、マゼンタ色、シアン色、及び黒色の8色表示され、第2比較例で表示可能な色相と彩度を示す色度は図5(C)に示すようになる。
第1実施形態と同様に、リセットにつづけて、基板間を移動させるために必要な電圧の絶対値が最も大きい粒子、次に大きい粒子、もっとも小さい粒子と順次駆動することで、任意の中間色の諧調表示が可能となる。第1実施形態は3工程で駆動が完了するが、第2比較例では4工程を要するために、第1実施形態に比べて書換速度が遅くなる。
図6は、本発明の実施の形態に係わる画像表示装置、第1比較例、及び第2比較例のそれぞれの色域広さ、0℃における書換速度、及び黒反射率の比較結果を示す表である。
図6に示すように、色域広さでは第2比較例が最も広いが、第2比較例では着色粒子32の種類が多いため駆動のための工程数が多く、特に温度が低い場合(例えば、0℃)では、分散媒の粘度上昇にともなって、各工程に要する時間が長くなるため、書換速度の低下が顕著となる。
また、第1比較例では着色粒子32の種類が2種類と少なく駆動のための工程数が少ないために書換速度は速いが、4つの副画素で1画素を構成するため暗くなり、結果として色域が狭くなってしまう。
これに対して、第1実施形態では、シアン色(C)、マゼンタ色(M)、及び黄色(Y)のうち1色の黄色(Y)に着色された第1粒子32Yと、該第1粒子32Yとは異なる帯電特性を有すると共に、赤色(R)、緑色(G)、及び青色(B)のうち1色の赤色(R)に着色された第2粒子32Rと、第1粒子32Y及び第2粒子32Rとは異なる白色に着色されて帯電特性を有さずに浮遊する浮遊粒子32Wと、第1粒子32Yとは異なるCMY色の何れかであるシアン色(C)に着色されたカラーフィルタ30Cと、を備えた構成によって、第1比較例より色域が広くなる。また、第2比較例よりは色域は狭いが、着色粒子32の種類が少なく駆動のための工程数が少ないために第2比較例より書換速度が速くなる。すなわち、書換速度を上げるために着色粒子32の種類を減らすためには、第1実施形態のように構成することで、着色粒子32の種類の減少による色域の減少を防止して色域を広げられる。
(第2実施形態)
続いて、本発明の第2実施形態に係わる画像表示装置について説明する。図7(A)は第2実施形態に係わる画像表示装置の概略構成を示す図であり、図7(B)は第2実施形態に係わる画像表示装置で表示可能な色パターンを示す図であり、図7(C)は第2実施形態に係わる画像表示装置で表示可能な色相と彩度を示す色度を示す図である。
第1実施形態では、シアン色(C)、マゼンタ色(M)、黄色(Y)のうち何れかの1色の黄色に着色された第1粒子32Y、及び赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のうち何れか1色の赤色に着色された第2粒子32Rが封入されていたが、本実施形態では、第1実施形態に対して第1粒子の色と第2粒子の色を更に補色関係にある色を選択したものであり、その他の構成については同一であるため、詳細な説明を省略する。また、駆動方法についても基本的には第1実施形態と同じで、移動するために必要な電圧範囲が大きい粒子から順に移動させることで各色を表示する点で共通するため詳細な説明を省略する。
具体的には、第2実施形態に係わる画像表示装置は、シアン色(C)、マゼンタ色(M)、及び黄色(Y)のうち1色のシアン色に着色された第1粒子32Cと、該第1粒子32Cとは異なる帯電特性を有すると共に、赤色(R)、緑色(G)、及び青色(B)のうち第1粒子32Cの色と補色関係にある赤色に着色された第2粒子32Rと、第1粒子32C及び第2粒子32Rとは異なる色に着色されて帯電特性を有さずに浮遊する浮遊粒子32Wと、第1粒子32Cとは異なるシアン色(C)、マゼンタ色(M)、黄色(Y)の何れかである黄色に着色されたカラーフィルタ30Yと、を備えた構成とされている。
このように構成された第2実施形態では、カラーフィルタ30Yの無い副画素とカラーフィルタ30Yが有る副画素の2つの副画素に着目すると、図7(B)に示すように、白色/黒色、シアン色/黒色、黒色/黄色、赤色/黒色、黒色/緑色、及び黒色/黒色の6パターンが表示される。そして、本実施形態の画像表示装置で表示可能な色相と彩度を示す色度は図7(C)に示すようになる。
本実施形態と上述した第1比較例及び第2比較例を比較すると、図6に示した結果となる。すなわち、上述したように、色域広さでは第2比較例が最も広くなるが、第2比較例では書換速度が遅い。また、第1比較例では第2比較例より着色粒子32の種類が少ないので書換速度が速いが色域が狭くなっている。
これに対して本実施形態では、第2比較例よりも色域は狭いものの第1比較例よりも色域が広くなる。従って、書換速度を上げるために封入する着色粒子32の種類を減らすためには、第2実施形態のように構成することで、着色粒子32の種類の減少による色域の減少を防止して色域を広げられる。
また、黒色反射率については、第1比較例が最も黒色反射率が低く良好であるが、本実施形態は第2比較例よりも低い黒色反射率となり、第1実施形態よりも良好な結果が得られる。すなわち、第1粒子32Yと第2粒子32Rの色を補色の関係の色を選択することで、黒反射率が下がり、良好な黒表示となる。
(第3実施形態)
続いて、第3実施形態に係わる画像表示装置について説明する。図8(A)は第3実施形態に係わる画像表示装置の概略構成を示す図であり、図8(B)は第3実施形態に係わる画像表示装置で表示可能な色パターンを示す図であり、図8(C)は第3実施形態に係わる画像表示装置で表示可能な色相と彩度を示す色度を示す図である。
第3実施形態は第2実施形態の変形例であり、第2実施形態に対して、第1粒子、第2粒子、及びカラーフィルタの色の組み合わせが異なる。その他の構成については、上記と同様であるため詳細な説明を省略する。また、駆動方法についても基本的には第1実施形態と同じで、移動するために必要な電圧範囲が大きい粒子から順に移動させることで各色を表示する点で共通するため詳細な説明を省略する。
具体的には、第3実施形態に係わる画像表示装置は、シアン色(C)、マゼンタ色(M)、及び黄色(Y)のうち1色のマゼンタ色(M)に着色された第1粒子32Mと、該第1粒子32Mとは異なる帯電特性を有すると共に、赤色(R)、緑色(G)、及び青色(B)のうち第1粒子32Mの色と補色関係にある緑色に着色された第2粒子32Gと、第1粒子32M及び第2粒子32Gとは異なる白色に着色されて帯電特性を有さずに浮遊する浮遊粒子32Wと、第1粒子32Mとは異なるシアン色(C)、マゼンタ色(M)、黄色(Y)の何れか1色のシアン色に着色されたカラーフィルタ30Cと、を備えた構成とされている。
このように構成された第3実施形態では、カラーフィルタ30Cのない副画素とカラーフィルタ30Cが有る副画素の2つの副画素に着目すると、図8(B)に示すように、白色/黒色、マゼンタ色/黒色、黒色/シアン色、青色/黒色、黒色/緑色、及び黒色/黒色の6パターンが表示される。そして、本実施形態の画像表示装置で表示可能な色相と彩度を示す色度は図8(C)に示すようになる。
本実施形態と上述した第1比較例及び第2比較例を比較すると、図6に示した結果となる。すなわち、上述したように、色域広さでは第2比較例が最も広くなるが、第2比較例では書換速度が遅い。また、第1比較例では第2比較例より着色粒子32の種類が少ないので書換速度が速いが色域が狭くなっている。
これに対して本実施形態では、第2実施形態と同様に、第2比較例よりも色域は狭いものの第1比較例よりも色域が広くなる。従って、書換速度を上げるために着色粒子32の種類を減らすためには、第3実施形態のように構成することで、着色粒子32の種類の減少による色域の減少を防止して色域を広げられる。
また、黒色反射率については、第1比較例より黒色反射率が高くなるが、第2実施形態と同様に第1粒子32Mと第2粒子32Gの色を補色の関係にある色を選択しているので、第2比較例よりも低い黒色反射率となり、第1実施形態よりも良好な結果が得られる。
(第4実施形態)
続いて、第4実施形態に係わる画像表示装置について説明する。図9(A)は第4実施形態に係わる画像表示装置の概略構成を示す図であり、図9(B)は第4実施形態に係わる画像表示装置で表示可能な色パターンを示す図であり、図9(C)は第4実施形態に係わる画像表示装置で表示可能な色相と彩度を示す色度を示す図である。
第4実施形態も第2実施形態の変形例であり、第2実施形態に対して、第1粒子、第2粒子、及びカラーフィルタの色の組み合わせが異なる。その他の構成については、上記と同様であるため詳細な説明を省略する。また、駆動方法についても基本的には第1実施形態と同じで、移動するために必要な電圧範囲が大きい粒子から順に移動させることで各色を表示する点で共通するため詳細な説明を省略する。
具体的には、第4実施形態に係わる画像表示装置は、シアン色(C)、マゼンタ色(M)、及び黄色(Y)のうち1色の黄色(Y)に着色された第1粒子32Yと、該第1粒子32Yとは異なる帯電特性を有すると共に、赤色(R)、緑色(G)、及び青色(B)のうち第1粒子32Yの色と補色関係にある青色(B)に着色された第2粒子32Bと、第1粒子32Y及び第2粒子32Bとは異なる白色に着色されて帯電特性を有さずに浮遊する浮遊粒子32Wと、第1粒子32Yとは異なるシアン色(C)、マゼンタ色(M)、黄色(Y)の何れか1色のマゼンタ色(M)に着色されたカラーフィルタ30Mと、を備えた構成とされている。
このように構成された第4実施形態では、カラーフィルタ30Mのない副画素とカラーフィルタ30Mが有る副画素の2つの副画素に着目すると、図9(B)に示すように、白色/黒色、青色/黒色、黒色/赤色、黒色/マゼンタ色、黄色/黒色、及び黒色/黒色の6パターンが表示される。そして、本実施形態の画像表示装置で表示可能な色相と彩度を示す色度は図9(C)に示すようになる。
本実施形態と上述した第1比較例及び第2比較例を比較すると、図6に示した結果となる。すなわち、上述したように、色域広さでは第2比較例が最も広くなるが、第2比較例では書換速度が遅い。また、第1比較例では第2比較例より着色粒子32の種類が少ないので書換速度が速いが色域が狭くなっている。
これに対して本実施形態では、第2実施形態と同様に、第2比較例よりも色域は狭いものの第1比較例よりも色域が広くなる。さらには、第1〜3実施形態に比べても色域が広くなる。従って、書換速度を上げるために着色粒子32の種類を減らすためには、第4実施形態のように構成することで、着色粒子32の種類の減少による色域の減少を防止して色域を広げられる。
また、黒色反射率については、第1比較例より黒色反射率が高くなるが、第2実施形態と同様に第1粒子32Yと第2粒子32Bの色を補色の関係にある色を選択しているので、第2比較例よりも低い黒色反射率となり、第1実施形態よりも良好な結果が得られる。
(第5実施形態)
続いて、第5実施形態に係わる画像表示装置について説明する。図10(A)は第5実施形態に係わる画像表示装置の概略構成を示す図であり、図10(B)は第5実施形態に係わる画像表示装置で表示可能な色パターンを示す図であり、図10(C)は第5実施形態に係わる画像表示装置で表示可能な色相と彩度を示す色度を示す図である。
第5実施形態も第2実施形態の変形例であり、第2実施形態に対して、更にカラーフィルタを備えるようにしたものである。その他の構成については、第2実施形態と同様であるため詳細な説明を省略する。また、駆動方法についても基本的には第1実施形態と同じで、移動するために必要な電圧範囲が大きい粒子から順に移動させることで各色を表示する点で共通するため詳細な説明を省略する。
具体的には、第5実施形態に係わる画像表示装置は、第2実施形態と同様に、シアン色(C)、マゼンタ色(M)、及び黄色(Y)のうち1色のシアン色(C)に着色された第1粒子32Cと、該第1粒子32Cとは異なる帯電特性を有すると共に、赤色(R)、緑色(G)、及び青色(B)のうち第1粒子32Cの色と補色関係にある赤色(R)に着色された第2粒子32Rと、第1粒子32C及び第2粒子32Rとは異なる白色に着色されて帯電特性を有さずに浮遊する浮遊粒子32Wと、第1粒子32Cとは異なるシアン色(C)、マゼンタ色(M)、黄色(Y)の何れか1色の黄色に着色されたカラーフィルタ30Yと、を備えた構成とされている。また、本実施形態では、第2実施形態に対して更に青色(B)のカラーフィルタ30Bが表示基板18上に積層されている。本実施形態では、2つのカラーフィルタ30Y、30Bが補色の関係にある色が選択されている。
このように構成された第5実施形態では、カラーフィルタ30Y、30Bのない副画素とカラーフィルタ30Y、30Bがある有る副画素の3つの副画素に着目すると、図10(B)に示すように、白色/黄色/青色、シアン色/黒色/黒色、黒色/黄色/黒色、赤色/黒色/青色、黒色/黒色/青色、赤色/赤色/黒色、黒色/緑色/黒色、及び黒色/黒色/黒色の8パターンが表示される。そして、本実施形態の画像表示装置で表示可能な色相と彩度を示す色度は図10(C)に示すようになる。
本実施形態と上述した第1比較例及び第2比較例を比較すると、図6に示した結果となる。すなわち、上述したように、色域広さでは第2比較例が最も広くなるが、第2比較例では書換速度が遅い。また、第1比較例では第2比較例より着色粒子32の種類が少ないので書換速度が速いが色域が狭くなっている。
これに対して本実施形態では、第2比較例よりも色域は狭いものの第1比較例よりも色域が広くなる。さらには、本実施形態では、2つのカラーフィルタ30Y、30Bが補色の関係にある色を用いている。これにより、図3(C)と図10(C)を比べて分かるように、点線で囲まれた領域が広がると共に円に近づき、多彩な色度と広い色域が表示される。
また、黒色反射率については第1比較例が最も黒色反射率が低く良好であるが、第2比較例及び第1〜4実施形態よりも低い黒色反射率となり、第1〜4実施形態よりも良好な結果が得られる。
なお、第5実施形態では、第2実施形態に対して更にカラーフィルタを備えて2つのカラーフィルタの色を補色の関係の色を選択するようにしたが、これに限るものではなく、例えば、第1実施形態に第5実施形態のように補色の関係にある色の2つのカラーフィルタを設けるようにしてもよい。これによって、多彩な色度が表示される。
10 画像表示装置
11 駆動装置
12 画像表示媒体
14、26 支持基板
16 表示側電極
18 表示基板
22 背面側電極
28 背面基板
30C、30M、30Y カラーフィルタ
32C、32M、32Y 第1粒子
32R、32G、32B 第2粒子
32W 浮遊粒子

Claims (4)

  1. 少なくとも一方が透光性を有する一対の基板と、
    前記一対の基板間に封入されて前記一対の基板間に発生した電界に応じて移動する帯電特性を有すると共に、シアン色、マゼンタ色、及び黄色のうち1色に着色された第1粒子と、
    前記一対の基板間に封入されて前記第1粒子とは異なる帯電特性を有すると共に、赤色、緑色、及び青色のうち1色に着色された第2粒子と、
    前記一対の基板間に封入されると共に白色に着色された浮遊粒子と、
    前記一対の基板のうち表示側に対応する基板側に設けられ、シアン色、マゼンタ色、及び黄色のうち前記第1粒子とは異なる1色に着色されたカラーフィルタと、
    を備えた画像表示媒体。
  2. 前記第1粒子の色と前記第2粒子の色が補色である請求項1に記載の画像表示媒体。
  3. 前記カラーフィルタの色の補色である色の第2カラーフィルタを更に備えた請求項1又は請求項2に記載の画像表示媒体。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の画像表示媒体と、
    前記一対の基板間に電圧を印加する電圧印加手段と、
    画像情報に応じて前記電圧印加手段を制御する制御手段と、
    を備えた画像表示装置。
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