JP2012115854A - レーザ加工装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レーザビームを照射する照射手段と、照射手段に対して被加工物を被加工物の表面に沿って相対的に移動させる移動手段と、を備えてなり、照射手段は、第2層の加工に適した第2レーザビームを第1層の表面の第2領域に照射する第2照射手段と、第1層の加工に適した第1レーザビームを、第2領域を取り囲む第1領域に照射する第1照射手段と、を有してなる、レーザ加工装置である。
【選択図】 図1
Description
特許文献1には、「例えば銅および/またはエポキシからなる第1層(42、図2)と、成形化合物からなる第2層(44)とを有する」(特許文献1の発明の詳細な説明中、段落番号0013最後部分)被加工物を切断(加工)するレーザ加工装置が開示されている。
図3に、本発明の一実施形態の切断領域を示す。第1レーザ・ビーム(10)および第2レーザ・ビーム(20)は、X−Yステージ(30)によって支持されるICパッケージ(40)の同じ水平面を照射するように配置される。この特定の実現形態では、第1レーザ・ビーム(10)は、最大50kHzのパルス反復率を有する532nmの50W Nd:YAGレーザ源によって生成され、第2レーザ・ビーム(20)は、パルス持続時間7nsの1064nmのNd:YAGレーザによって生成される。ICパッケージ(40)は、X−Yステージ(30)に固定され、銅および/またはエポキシ材料を含む第1層(42)と、成形化合物を含む第2層(44)とを含む。第1ステップでは、第1レーザ・ビーム(10)は、基板上の第1層(42)上に位置する第1レーザ焦点に集束する。レーザ・ビーム(20)は、レーザ・ビーム(10)の近くに放射され、基板上の第2レーザ焦点上に集束する。この第2焦点は基板の動きの方向と反対の方向に第1焦点から偏位しており、第2層(44)上に位置する。X−Yステージは、所定の速度の下で所定のトラックに沿って(図では左から右に)移動するICパッケージ(40)を担持する。第1レーザ・ビーム(10)は、第1層(42)をトラックに沿ってスキャンし、第1層(42)の厚さ全体を貫通して第1切溝(142)を形成する。第2レーザ・ビーム(20)は、横方向に第1レーザ・ビームの下流側に偏位しており、(その時点で露出している)第2層(44)をトラックに沿ってスキャンし、第2層(44)の厚さ全体を貫通して第2切溝(144)を形成する。したがってICパッケージは、2つの切溝(142、144)によって分離される。
(引用終わり)
特許文献2には、「レーザビームを被加工物の表面に照射して該表面を加工するレーザ加工において該加工される表面に吹き付けるアシストガスを噴射するための噴射ノズルであって、該アシストガスが通過する該噴射ノズルの内部に形成された流路が、下流に行くにつれて断面積が減少する絞り部と、該絞り部を通過した該アシストガスを受け入れ下流に行くにつれて断面積が増加し先端部にて該アシストガスを噴射する拡張部と、を備えている、噴射ノズル」(特許文献2の発明の詳細な説明中、段落番号0009)が開示されている(なお、特許文献2に係る特許出願は特許第3789899号として特許された。)。
本装置は、大まかには、照射手段と、移動手段と、を備えてなる。
照射手段は、被加工物の表面側からレーザビームを照射する。
移動手段は、照射手段に対して被加工物を被加工物の表面に沿って相対的に移動させる。ここに「照射手段に対して被加工物を相対的に移動」させるとは、照射手段に対して被加工物が相対的に移動すれば足り、絶対的位置としては、照射手段及び被加工物のうち照射手段のみが移動し被加工物は静止している場合、照射手段及び被加工物のうち被加工物のみが移動し照射手段は静止している場合、そして照射手段及び被加工物の両者とも移動する場合、の3つの場合のいずれであってもよい。
を有してなる。
第2照射手段は、第2層の加工に適した第2レーザビームを第1層の表面の第2領域に照射する。
第1照射手段は、第2領域を取り囲む第1層の第1領域に、第1層の加工に適した第1レーザビームを照射する。
即ち、第2層の加工に適した第2レーザビームが第2領域に照射されると共に、第1層の加工に適した第1レーザビームが第2領域を取り囲む第1領域に照射されるので、第2レーザビームが照射される第2領域を取り囲む第1領域においては第1レーザビームの照射によって第1層が融解や分解(以下、「融解等」という)され除去されることで第2層が露出する。
従って、第2レーザビームを第2領域に照射すると共に、第1レーザビームを第2領域を取り囲む第1領域に照射した状態で、移動手段が、照射手段に対して被加工物を被加工物の表面に沿って相対的に移動させれば、第1レーザビームの照射によって第1層が除去されることで露出した第2層に第2レーザビームが照射され、第2層が融解等され除去される。
第1領域は第2領域を取り囲むので、第2領域から見て、被加工物の表面に沿ったいずれの方向についても第1領域が存することにより、照射手段に対し被加工物が被加工物の表面に沿ったいずれの方向に相対的に移動されても、第2レーザビームが照射される第2領域において第2層が露出されることで第2層に第2レーザビームを照射し本装置による加工が実現される。
以上の通り、本装置においては、第2層の加工に適した第2レーザビームを照射する第2領域を取り囲む第1領域に第1レーザビームを照射することで、照射手段に対し被加工物が被加工物の表面に沿ったいずれの方向に相対的に移動されても、第2レーザビームが照射される第2領域においては第2層が露出することで第2層に第2レーザビームが照射され、第2レーザビームが被加工物を加工する軌跡(トラック)に沿ってスキャンするようにすることで被加工物を加工する軌跡(トラック)の形状に制限なく、軌跡(トラック)として自由に種々の曲線を選択し自由に加工することができる。
本装置では、第2領域から見て、被加工物の表面に沿ったいずれの方向についても第1領域が存することにより、照射手段に対し被加工物が被加工物の表面に沿ったいずれの方向に相対的に移動されても、第2レーザビームが照射される第2領域において第2層が露出されることで第2層に第2レーザビームを照射し本装置による加工が実現される。このため第1領域のうち第2領域の外側に存する単独第1領域の幅が、被加工物の表面に沿ったいずれの方向についても略等しいものとすることで、照射手段に対して被加工物を相対的に移動させる被加工物の表面に沿った方向に係わらず、第1レーザビームによる第1層の除去が同様に行われるので、照射手段に対する被加工物の相対的な移動方向を問わず、第1層から第2層にかけての加工を確実に行うことができる(移動方向を問わないので被加工物を加工する軌跡(トラック)の形状の自由度が高く、曲線加工も自由に行うことができる。)。
なお、第1領域のうち第2領域の外側に存する単独第1領域の幅とは、第2領域の重心位置を端点とする半直線(該重心位置から放射状に伸びる線)が単独第1領域を通過する距離をいい、単独第1領域の幅が被加工物の表面に沿ったいずれの方向についても略等しいとは、かかるいずれの半直線に関する該距離も略等しいことをいう。
このように第1領域の外縁線及び第2領域の外縁線を同じ点を中心とする同心円に形成し、両外縁線(第1領域の外縁線と第2領域の外縁線)の間の全域に第1レーザビームを照射することで、照射手段に対する被加工物の相対的移動方向を問わず、第1レーザビームが照射される幅(同心円同士の半径差に同じ)を確実に常に同じにすることができ、第1レーザビームによる第1層の除去がいずれの相対的移動方向であっても同じように行われ、第1層から第2層にかけての加工を一層確実に行うことができる(移動方向を問わないので被加工物を加工する軌跡(トラック)の形状の自由度が高く、曲線加工も自由に行うことができる。)。
第1レーザビームが照射される第1領域が、第2レーザビームが照射される第2領域の少なくとも一部(第2領域の一部又は全部)に重なることで、第2レーザビームが照射される第2領域の少なくとも一部(第2領域の一部又は全部)に第1レーザビームが照射される(なお、第1領域は第2領域を取り囲むので、第2領域の少なくとも一部(第2領域の一部又は全部)に重なる第1領域は、第1領域の一部である。)。このように第2領域の少なくとも一部(第2領域の一部又は全部)に第1レーザビームが照射されることで、第2レーザビームが照射される第2領域内に第1層を形成していたものが残留していても(例えば、第1レーザビームによる第1層の除去が不完全な場合や、第1レーザビームによって第1層を除去することで生じたスパッタ等の不要物が付着した場合等)、第2領域の少なくとも一部(第2領域の一部又は全部)に照射される第1レーザビームによってそのような残留物を除去できる場合があり、第2層の加工を確実ならしめる(なお、第2領域内に存する第1層を形成していた残留物を確実に除去することからは、第2領域の全部に第1レーザビームを照射するようにしてもよい。)。
前述の特許文献2にも示される通り、レーザビームを被加工物の表面に照射して該表面を加工するレーザ加工においては、レーザビームの照射により被加工物が融解等されるので、このような被加工物の融解物を除去し加工を効果的に行うため被加工物にアシストガスを噴射するための噴射ノズルが配設されることが多い。この噴射ノズルは、被加工物にアシストガスを噴射するためのアシストガス噴射口が設けられるが、かかるアシストガス噴射口から第1レーザビーム及び第2レーザビームを被加工物に向けて照射するようにしてもよく、そうすれば、アシストガスの噴射ノズルと別個に、第1レーザビーム及び第2レーザビームの光路を確保する場合に比し、装置をコンパクトにできる。そして、第1レーザビーム及び第2レーザビームの加工によって生じる物(アウトガスやドロス等)を1のアシストガス噴射口から噴射されるアシストガスによって同時に効率よく吹き飛ばし除去できる。
本装置では、第1領域に照射される第1レーザビームによって第1層が除去されることで第2レーザビームが照射される第2領域において第2層が露出され、第2レーザビームが第2層に照射され本装置による加工が実現される。このように本装置においては、第2レーザビームが照射される第2領域に被加工物が到達するまでに第1層がうまく除去されることが重要であり、そのためには第2領域に被加工物が到達するまでの第1レーザビームの照射時間を調整したり、第1レーザビームの出力を調節するようにしてもよい。そして、第2領域に被加工物が到達するまでの第1レーザビームの照射時間は、具体的には、移動手段が照射手段に対して被加工物を被加工物の表面に沿って相対的に移動させる移動速度を調節することや、第1レーザビーム及び第2レーザビームを照射しつつ第2領域に対する第1領域の相対位置を変更するようにしてもよい。例えば、第1領域のうち第2領域の外側に存する単独第1領域の幅のうち、第2領域に被加工物が到達するまでの第1レーザビームの照射部分の幅を増加させれば該照射時間を増加させ、該幅を減少させれば該照射時間を減少させることができる。
このような反射鏡を用いることで、反射鏡が有する通過開口を、第1レーザビーム及び第2レーザビームのうち所定光路に沿ったいずれか一方のビームを通過させると共に、反射鏡の反射面(通過開口の周りにドーナツ状に形成される凹面にしてもよい)によって第1レーザビーム及び第2レーザビームのうち該所定光路とは異なる方向から入射するいずれか他方のビームを該所定光路に沿うように反射することで、該所定光路に沿った一方のビームと、該所定光路とは異なる方向から入射する他方のビームと、を該所定光路に沿ってうまく照射することができる。これにより、異なる波長の異なる発生源から発生される第1レーザビーム及び第2レーザビームを同一の光路に沿って被加工物にうまく照射することができる。
なお、通過開口を通過する該一方のビームが第1レーザビームである場合には、反射鏡の反射面によって反射される該他方のビームが第2レーザビームとなり、逆に、通過開口を通過する該一方のビームが第2レーザビームである場合には、反射鏡の反射面によって反射される該他方のビームが第1レーザビームとなる。
こうすることで、反射鏡の反射面によって反射される前記他方のビームを第1レーザビームとし、反射鏡の通過開口を前記所定光路に沿って通過する前記一方のビームを第2レーザビームとし、前記所定光路に対して反射鏡の反射面を変位させるという簡単な構成により、第1レーザビーム及び第2レーザビームを照射しつつ第2領域(通過開口を通過する第2レーザビーム)に対する第1領域(反射面により反射される第1レーザビーム)の相対位置をうまく変更することができる。
ここでは被加工物たるLEDパッケージ101は、平板状のセラミックス基板103と、セラミックス基板103の表面103aに密接するように形成されたシリコーン樹脂層105と、を有してなり、LEDパッケージ101の裏面101bをセラミックス基板103の裏面が形成すると共に、LEDパッケージ101の表面101aをシリコーン樹脂層105の表面が形成している。セラミックス基板103の材質としては、例えば、アルミナ(Al2O3)、窒化アルミニウム(AlN)が挙げられる。
このためX軸、Y軸及びZ軸に沿って支持ステージ201を移動させることで、LEDパッケージ101を自由に移動させることができる。
鏡駆動装置37は、例えばモータを含んでなり、反射鏡35を自由に駆動することができる。図1には1軸によって反射鏡35を駆動する例が示されている。これに限らず、複数の軸によって反射鏡35を駆動することもできる。
集光レンズ57によって屈折したセラミックス切断レーザビームL2は、前述の反射鏡35の開口35hを通過する。そして、セラミックス切断レーザビームL2は、セラミックス基板103の表面103a、又は、セラミックス基板103の内部に焦点を結ぶ。
そして、アシストガス噴射口93は、樹脂切断レーザビームL1及びセラミックス切断レーザビームL2も通過させ、それによって樹脂切断レーザビームL1及びセラミックス切断レーザビームL2がLEDパッケージ101の表面101aに照射される。LEDパッケージ101の表面101aに向かって、樹脂切断レーザビームL1及びセラミックス切断レーザビームL2が照射されつつアシストガスが噴射されるので、効果的にレーザ加工(ここでは切断)を行うことができる。
図3(a)に示した通り、樹脂切断レーザビームL1及びセラミックス切断レーザビームL2は、表面101aに向けて、同心状の円環及び円の領域にそれぞれ照射されている。そして、LEDパッケージ101は、樹脂切断レーザビームL1及びセラミックス切断レーザビームL2に対し、図4及び図5において矢印M方向に移動するように支持ステージ201が移動している。ここでは移動方向(矢印M)は上述のY軸と同じ方向である。
本装置11においては、第1領域(図3(b))の外縁線(中心C1の半径r1の円周)及び第2領域(図3(c))の外縁線(中心C2の半径r2の円周)が、第1層(シリコーン樹脂層105)の表面に存する同じ点(図3(a)の点C)を中心とする同心円に形成され、両外縁線(中心C1と中心C2とが点Cに一致する場合の中心C1の半径r1の円周と中心C2の半径r2の円周)の間の全域に第1レーザビーム(樹脂切断レーザビームL1)が照射されるものである。
本装置11においては、被加工物(LEDパッケージ101)に吹き付けるアシストガスを噴射するための噴射ノズル91をさらに備えてなり、第1レーザビーム(樹脂切断レーザビームL1)及び第2レーザビーム(セラミックス切断レーザビームL2)が噴射ノズル91のアシストガス噴射口93を通過し被加工物(LEDパッケージ101)に照射されるものである。
本装置11においては、照射手段(第1発生手段31及び第2発生手段51)は、第1レーザビーム(樹脂切断レーザビームL1)及び第2レーザビーム(セラミックス切断レーザビームL2)を照射しつつ第2領域(図3(c))に対する第1領域(図3(b))の相対位置を変更可能(図6(a)、(b)、(c))なものである。
本装置11においては、第1レーザビーム(樹脂切断レーザビームL1)が前記他方のビームであり、前記光路(Z方向に沿った光路)に対し反射鏡35の反射面35sを変位させることで、第1レーザビーム(樹脂切断レーザビームL1)及び第2レーザビーム(セラミックス切断レーザビームL2)を照射しつつ第2領域(セラミックス切断レーザビームL2の照射領域)に対する第1領域(樹脂切断レーザビームL1の照射領域)の相対位置を変更可能なものである(ここでは鏡駆動装置37が反射鏡35を駆動することによる)。
31 第1発生手段
33 樹脂切断レーザビーム発生装置
35 反射鏡
35h 開口
35s 反射面
37 鏡駆動装置
51 第2発生手段
53 セラミックス切断レーザビーム発生装置
54 導光ケーブル
55 コリメータ
57 集光レンズ
71 観察手段
72 CCDカメラ
73 結像レンズ
74 バンドパスフィルター
75 第1ダイクロイックミラー
76 観察用照明器
77 第2ダイクロイックミラー
91 噴射ノズル
93 アシストガス噴射口
101 LEDパッケージ
101a 表面
101b 裏面
103 セラミックス基板
103a 表面
103d 分断溝
105 シリコーン樹脂層
105d 分断溝
201 支持ステージ
Claims (8)
- 表面を形成する第1層と、第1層の裏面側に存する第2層と、を含んでなる被加工物に、表面側からレーザビームを照射することで被加工物を加工するレーザ加工装置であって、
レーザビームを照射する照射手段と、
照射手段に対して被加工物を被加工物の表面に沿って相対的に移動させる移動手段と、を備えてなり、
照射手段は、
第2層の加工に適した第2レーザビームを第1層の表面の第2領域に照射する第2照射手段と、
第1層の加工に適した第1レーザビームを、第2領域を取り囲む第1領域に照射する第1照射手段と、
を有してなる、レーザ加工装置。 - 第1領域のうち第2領域の外側に存する単独第1領域の幅が、被加工物の表面に沿ったいずれの方向についても略等しいものである、請求項1に記載のレーザ加工装置。
- 第1領域の外縁線及び第2領域の外縁線が、第1層の表面に存する同じ点を中心とする同心円に形成され、両外縁線の間の全域に第1レーザビームが照射されるものである、請求項2に記載のレーザ加工装置。
- 第1領域が第2領域の少なくとも一部に重なるものである、請求項1乃至3のいずれか1に記載のレーザ加工装置。
- 被加工物に吹き付けるアシストガスを噴射するための噴射ノズルをさらに備えてなり、
第1レーザビーム及び第2レーザビームが噴射ノズルのアシストガス噴射口を通過し被加工物に照射されるものである、請求項1乃至4のいずれか1に記載のレーザ加工装置。 - 照射手段は、第1レーザビーム及び第2レーザビームを照射しつつ第2領域に対する第1領域の相対位置を変更可能なものである、請求項1乃至5のいずれか1に記載のレーザ加工装置。
- 照射手段は、第1レーザビーム及び第2レーザビームのうち所定の光路に沿ったいずれか一方のビームを通過させる通過開口を有し、該光路とは異なる方向から入射するいずれか他方のビームを該光路に沿うように反射する反射鏡を有するものである、請求項1乃至6のいずれか1に記載のレーザ加工装置。
- 第1レーザビームが前記他方のビームであり、
前記光路に対し反射鏡の反射面を変位させることで、第1レーザビーム及び第2レーザビームを照射しつつ第2領域に対する第1領域の相対位置を変更可能なものである、請求項7に記載のレーザ加工装置。
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