Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2011030093A - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ Download PDF

Info

Publication number
JP2011030093A
JP2011030093A JP2009175607A JP2009175607A JP2011030093A JP 2011030093 A JP2011030093 A JP 2011030093A JP 2009175607 A JP2009175607 A JP 2009175607A JP 2009175607 A JP2009175607 A JP 2009175607A JP 2011030093 A JP2011030093 A JP 2011030093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
luminance change
sine wave
imaging
flicker
change rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2009175607A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Mizuguchi
大介 水口
Kazuhiro Tsujino
和廣 辻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2009175607A priority Critical patent/JP2011030093A/ja
Priority to US12/844,164 priority patent/US8441550B2/en
Publication of JP2011030093A publication Critical patent/JP2011030093A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/745Detection of flicker frequency or suppression of flicker wherein the flicker is caused by illumination, e.g. due to fluorescent tube illumination or pulsed LED illumination
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/71Circuitry for evaluating the brightness variation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/73Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing the exposure time

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

【構成】イメージセンサ16は、撮像面で生成された被写界像を出力する。CPU30は、イメージセンサ16から出力された被写界像の時間軸方向における輝度変化を検出し、時間軸に沿って描かれる正弦波と検出された輝度変化との相違を参照してフリッカの発生/非発生を判別する。ただし、CPU30は、正弦波を定義する角周波数ω,振幅AMPおよび初期位相αのうち、角周波数ωをイメージセンサ16の駆動態様に基づいて調整し、振幅AMPおよび初期位相αを検出された輝度変化に基づいて調整する。
【効果】フリッカの判別精度が向上する。
【選択図】図2

Description

この発明は、ビデオカメラに関し、特に撮像装置の露光時間と蛍光灯の明滅周期との間のビート干渉に起因するフリッカの発生を防止する、ビデオカメラに関する。
この種のカメラの一例が、特許文献1に開示されている。この背景技術によれば、撮像部から出力された撮影信号のレベルが信号レベル検出器によってフィールド毎に取得される。フリッカ検出部は取得されたレベルにフリッカに起因する変動があるか否かを判定し、判定結果が肯定的であるときシャッタ速度を変更する。これによって、フリッカのオートフォーカス動作への悪影響を排除することができる。
特開平9−284634号公報
しかし、背景技術では、撮像信号のレベルがフィールド毎に取得されるため、フリッカに起因する変動が生じているか否かの判別に複数フィールド期間を必要とする。また、フリッカを判別するための時間を短縮しようとすると、判別精度が低下する。
それゆえに、この発明の主たる目的は、フリッカ判別の精度を向上させることができる、ビデオカメラを提供することである。
この発明に従うビデオカメラ(10:実施例で相当する参照符号。以下同じ)は、撮像面で生成された被写界像を出力する撮像手段(16, 18)、撮像手段から出力された被写界像に基づいて複数のタイミングにそれぞれ対応する複数の輝度変化量(RT_0~RT_15)を検出する検出手段(S11)、時間軸に沿って描かれる正弦波と検出手段によって検出された複数の輝度変化量との相違を参照してフリッカの発生/非発生を判別する判別手段(S15)、正弦波の角周波数を撮像手段の駆動方式に対応する周波数に調整する第1調整手段(S73)、および検出手段によって検出された複数の輝度変化量に基づいて正弦波の初期位相および振幅を調整する第2調整手段(S61~S63, S71, S75~S139)を備える。
好ましくは、第2調整手段は、最大輝度変化量および/または最小輝度変化量に基づいて正弦波の基準角度を特定する基準角度特定手段(S101, S103, S119, S121, S135, S137)、および基準角度特定手段によって選択された基準角度に基づいて初期位相を算出する初期位相算出手段(S105, S123, S139, S111, S113)を含む。
好ましくは、第2調整手段は、複数の輝度変化量のうち既定範囲から外れる輝度変化量を排除する排除手段(S61~S63)、および排除処理の後に残った輝度変化量を参照して振幅を算出する振幅算出手段(S75~S87)を含む。
さらに好ましくは、振幅算出手段は第1調整手段によって調整された角周波数の大きさに応じて異なる態様で振幅を算出する。
好ましくは、撮像面は既定方向に並ぶM個(M:2以上の整数)の画素を有し、撮像手段は既定方向に並ぶN個(N:1以上でかつM未満の整数)の画素毎に撮像面を露光する露光手段(18)を含む。
さらに好ましくは、検出手段は、既定方向において互いに異なる位置を有するように複数の評価エリア(FEV_0~FEV_15)を撮像面に割り当てる割り当て手段(S37, S41, S43, S49, S55, S57)、および複数の輝度変化量を複数の評価エリアにそれぞれ対応して算出する輝度変化量算出手段(S39, S51)を含む。
この発明に従う撮像制御プログラムは、撮像面で生成された被写界像を出力する撮像手段(16, 18)を備えるビデオカメラ(10)のプロセッサ(30)に、撮像手段から出力された被写界像に基づいて複数のタイミングにそれぞれ対応する複数の輝度変化量(RT_0~RT_15)を検出する検出ステップ(S11)、時間軸に沿って描かれる正弦波と検出ステップによって検出された複数の輝度変化量との相違を参照してフリッカの発生/非発生を判別する判別ステップ(S15)、正弦波の角周波数を撮像手段の駆動方式に対応する周波数に調整する第1調整ステップ(S73)、および検出ステップによって検出された複数の輝度変化量に基づいて正弦波の初期位相および振幅を調整する第2調整ステップ(S61~S63, S71, S75~S139)を実行させるための、撮像制御プログラムである。
この発明に従う撮像制御方法は、撮像面で生成された被写界像を出力する撮像手段(16, 18)を備えるビデオカメラ(10)によって実行される撮像制御方法であって、撮像手段から出力された被写界像に基づいて複数のタイミングにそれぞれ対応する複数の輝度変化量(RT_0~RT_15)を検出する検出ステップ(S11)、時間軸に沿って描かれる正弦波と検出ステップによって検出された複数の輝度変化量との相違を参照してフリッカの発生/非発生を判別する判別ステップ(S15)、正弦波の角周波数を撮像手段の駆動方式に対応する周波数に調整する第1調整ステップ(S73)、および検出ステップによって検出された複数の輝度変化量に基づいて正弦波の初期位相および振幅を調整する第2調整ステップ(S61~S63, S71, S75~S139)を備える。
フリッカに相当する時間軸方向の輝度変化は、正弦波を描く。また、正弦波の角周波数は光源の明滅態様と撮像手段の駆動方式との相違に依存し、正弦波の初期位相は被写界像の出力タイミングに依存し、そして正弦波の振幅は被写界像の明るさに依存する。
そこで、この発明では、正弦波の角周波数を撮像手段の駆動方式に対応する周波数に調整し、正弦波の初期位相および振幅を複数のタイミングにそれぞれ対応する複数の輝度変化量に基づいて調整するようにしている。こうして定義された正弦波と複数の輝度変化量との相違を参照することで、フリッカの判別精度が向上する。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この発明の基本的構成を示すブロック図である。 この発明の一実施例の構成を示すブロック図である。 撮像面で生成された電荷の読み出し動作の一例を示す図解図である。 撮像面に割り当てられた評価エリアの一例を示す図解図である。 評価エリアに割り当てられた複数のフリッカ評価エリアの一例を示す図解図である。 図1実施例に適用されるテーブルの一例を示す図解図である。 (A)は50Hzの商用電源によって駆動される蛍光灯の明滅状態の一例を示す図解図であり、(B)は撮像面で生成された電荷の読み出し動作の一例を示す図解図であり、(C)は撮像面で生成された電荷の読み出し動作の他の一例を示す図解図である。 複数のフリッカ評価エリアにそれぞれ対応する複数の輝度変化率の分布の一例を示す図解図である。 複数のフリッカ評価エリアにそれぞれ対応する複数の輝度変化率の分布の他の一例を示す図解図である。 正弦波を定義する動作の一部を示す図解図である。 正弦波を定義する動作の他の一部を示す図解図である。 正弦波を定義する動作のその他の一部を示す図解図である。 (A)は時刻係数を線形補間によって算出する動作の一例を示す図解図であり、(B)は時刻係数を線形補間によって算出する動作の一例を示す図解図であり、(C)は時刻係数を線形補間によって算出する動作の一例を示す図解図であり、(D)は時刻係数を線形補間によって算出する動作の一例を示す図解図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作の一部を示すフロー図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作のその他の一部を示すフロー図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作のその他の一部を示すフロー図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作のその他の一部を示すフロー図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 他の実施例で評価エリアに割り当てられた複数のフリッカ評価エリアの一例を示す図解図である。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
[基本的構成]
図1を参照して、この発明のビデオカメラは、基本的に次のように構成される。撮像手段1は、撮像面で生成された被写界像を出力する。検出手段2は、撮像手段1から出力された被写界像に基づいて複数のタイミングにそれぞれ対応する複数の輝度変化量を検出する。判別手段3は、時間軸に沿って描かれる正弦波と検出手段2によって検出された複数の輝度変化量との相違を参照してフリッカの発生/非発生を判別する。第1調整手段4は、正弦波の角周波数を撮像手段1の駆動方式に対応する周波数に調整する。第2調整手段5は、検出手段2によって検出された複数の輝度変化量に基づいて正弦波の初期位相および振幅を調整する。
フリッカに相当する時間軸方向の輝度変化は、正弦波を描く。また、正弦波の角周波数は光源の明滅態様と撮像手段1の駆動方式との相違に依存し、正弦波の初期位相は被写界像の出力タイミングに依存し、そして正弦波の振幅は被写界像の明るさに依存する。
そこで、この発明では、正弦波の角周波数を撮像手段1の駆動方式に対応する周波数に調整し、正弦波の初期位相および振幅を複数のタイミングにそれぞれ対応する複数の輝度変化量に基づいて調整するようにしている。こうして定義された正弦波と複数の輝度変化量との相違を参照することで、フリッカの判別精度が向上する。
[実施例]
図2を参照して、この実施例のディジタルビデオカメラ10は、フォーカスレンズ12および絞りユニット14を含む。被写界の光学像は、これらの部材を通してCMOS型のイメージセンサ16の撮像面に照射される。撮像面は、たとえば水平1440画素×垂直1080画素に相当する有効画像エリアを有し、かつ原色ベイヤ配列の色フィルタ(図示せず)によって覆われる。したがって、各画素では、R(Red),G(Green)およびB(Blue)のいずれか1つの色情報を有する電荷が光電変換によって生成される。
電源が投入されると、CPU30は、撮像タスクの下でスルー画像処理を実行するべく、ドライバ18を起動する。ドライバ18は、SG(Signal Generator)20から1/60秒毎に発生する垂直同期信号Vsyncに応答して、撮像面をフォーカルプレーン電子シャッタ方式で1ラインずつ露光し、撮像面で生成された電荷をラスタ走査態様で読み出す。各ラインの露光時間は1/60秒以下であり、イメージセンサ16からは被写界を表す生画像データが60fpsのフレームレートで出力される。
なお、撮像面で生成された電荷の読み出し態様つまりイメージセンサ16の駆動方式は、厳密には、操作者の設定によって相違する。この相違は、後述する正弦波の波形に影響を及ぼす。
フォーカルプレーン電子シャッタ方式の露光動作であることから、図3に大まかに示すように、露光タイミングは水平画素列(=ライン)によって異なる。また、各フレームの生画像データは、チャネルCH1〜CH4から分散的に出力される。
前処理回路22は、イメージセンサ16からこうして出力された生画像データにディジタルクランプ,画素欠陥補正,ゲイン制御などの処理を施し、処理後の生画像データをメモリ制御回路32を通してSDRAM34に書き込む。
後処理回路36は、SDRAM34に格納された生画像データをメモリ制御回路32を通して1/30秒毎に読み出し、読み出された生画像データに色分離,白バランス調整,YUV変換,垂直ズームなどの処理を施す。この結果、YUV形式に対応する画像データが1/30秒毎に作成される。作成された画像データは、メモリ制御回路32を通してSDRAM34に書き込まれる。
LCDドライバ38は、SDRAM34に格納された画像データを繰り返し読み出し、読み出された画像データに基づいてLCDモニタ40を駆動する。この結果、被写界を表すリアルタイム動画像(スルー画像)がモニタ画面に表示される。
キー入力装置48によって記録開始操作が行われると、CPU30はI/F42を起動する。I/F42は、SDRAM34に格納された画像データを1/30秒毎に読み出し、読み出された画像データを記録媒体44内の動画ファイルに圧縮状態で書き込む。I/F42は、キー入力装置48上で記録終了操作が行われたときに停止される。この結果、画像データの記録処理が終了される。
前処理回路22は、上述の処理に加えて、簡易RGB生成処理および簡易Y生成処理を実行する。生画像データは、簡易RGB変換処理によってRGBデータ(各画素がR,GおよびBの全ての色情報を有するデータ)に変換され、簡易Y変換処理によってYデータに変換される。簡易RGB変換処理によって生成されたRGBデータは輝度評価回路24に与えられ、簡易Y変換処理によって生成されたYデータはフォーカス評価回路28に与えられる。
図4を参照して、撮像面の中央には評価エリアEVAが割り当てられる。評価エリアEVAは水平方向および垂直方向の各々において16分割され、合計256個の部分評価エリアが評価エリアEVA上に分布する。
評価エリアEVAはまた、図5に示すように垂直方向において16個のフリッカ評価エリアFEV_0〜FEV_15に分割される。フリッカ評価エリアFEV_0〜FEV_15は、互いに同じ形状およびサイズを有し、かつ垂直方向において互いに異なる位置に分布する。
フォーカス評価回路28は、前処理回路22から出力されたYデータのうち256個の部分評価エリアに属するYデータの高周波成分を抽出し、抽出された高域周波数成分を垂直同期信号Vsyncが発生する毎に積分する。これによって、256個の積分値つまり256個のフォーカス評価値が、垂直同期信号Vsyncに応答してフォーカス評価回路28から出力される。
また、輝度評価回路24は、前処理回路22によって生成されたRGBデータのうち256個の部分評価エリアに属するRGBデータを、垂直同期信号Vsyncが発生する毎に積分する。これによって、256個の積分値つまり256個の輝度評価値が、垂直同期信号Vsyncに応答して輝度評価回路24から出力される。
さらに、フリッカ評価回路26は、輝度評価回路24から出力された256個の輝度評価値をフリッカ評価エリアFEV_0〜FEV_15の各々に対応して積算する。これによって、16個の積分値つまり16個のフリッカ評価値FLK_0〜FLK_15が、垂直同期信号Vsyncに応答してフリッカ評価回路26から出力される。
CPU30は、コンティニュアスAFタスクの下でフォーカス評価回路28からフォーカス評価値を繰り返し取り込み、取り込まれたフォーカス評価値がAF起動条件を満足するときにAF処理を実行する。AF起動条件は取り込まれたフォーカス評価値の変動量が閾値を上回るときに満足され、これによって実行されるAF処理によってフォーカスレンズ12が合焦点に配置される。
CPU30はまた、AEタスクの下で輝度評価回路24から輝度評価値を繰り返し取り込み、取り込まれた輝度評価値にAE処理を施して適正EV値を算出する。算出された適正EV値を定義する絞り量および露光時間は、絞りユニット14およびドライバ18にそれぞれ設定される。この結果、LCDモニタ40に表示されるスルー画像の明るさが適度に調整される。
CPU30はさらに、周期的に設定されたフリッカ判定時期が到来したときに、AEタスクの下でフリッカ評価回路24からフリッカ評価値FLK_0〜FLK_15を取り込み、イメージセンサ16の露光時間と光源の明滅周期との相違に起因するフリッカが生じているか否かを取り込まれたフリッカ評価値FLK_0〜FLK_15に基づいて判別する。フリッカが生じていると判別されれば、CPU30は、露光時間を光源の明滅周期の整数倍の長さに調整する。これによって、フリッカが解消される。
50Hzの商用電源によって駆動される蛍光灯が図7(A)に示す要領で明滅する場合、フォーカルプレーン電子シャッタ方式を採用するイメージセンサ16の露光動作は、1/100秒の露光時間に対応して図7(B)に示す要領で実行され、1/120秒の露光時間に対応して図7(C)に示す要領で実行される。フリッカは、露光時間を1/100秒の整数倍に設定したときには発生せず、露光時間を1/120秒の整数倍の値に設定したときには発生する。
このような特性を踏まえて、露光時間はまず、被写界が50Hzに相当する周期で明滅する光源の影響を受けていないとの想定の下で、1/60秒に調整される(絞り量は1/60秒の露光時間と協働して適正EV値を定義する量に調整)。
露光時間の調整が完了すると、フリッカ評価値FLK_0〜FLK_15にそれぞれ対応する輝度変化率RT_0〜RT_15を算出するべく、輝度変化率算出処理が次の要領で実行される。
まず前フレームで得られたフリッカ評価値FLK_0〜FLK_15と現フレームで得られたフリッカ評価値FLK_0〜FLK_15とが図6に示すテーブル30tに記述され、輝度変化率RT_0〜RT_15が数1に従って算出される。算出された輝度変化率RT_0〜RT_15は、同じテーブル30tに記述される。
[数1]
輝度変化率RT_L=(現フレームのフリッカ評価値FLK_L−前フレームのフリッカ評価値FLK_L)/現フレームのフリッカ評価値FLK_L
L:フリッカ評価エリアの識別番号(0〜15)
こうして算出された輝度変化率RT_0〜RT_15は、イメージセンサ16の駆動方式が方式Aに設定されたとき図8に示す特性を描き、イメージセンサ16の駆動方式が方式Bに設定されたとき図9に示す特定を描く。
輝度変化率算出処理ではまた、下記の条件1が満足されるか否かがフリッカ評価エリア毎に判別される。
[条件1]
閾値TH1≦現フレームのフリッカ評価値FLK_L<閾値TH2
条件1を満足しないフリッカ評価エリアで算出された輝度変化率は、後述する最大輝度変化率RTmaxおよび最小輝度変化率RTminの検出候補から排除される。
輝度変化率算出処理が完了すると、時間軸に沿う正弦波を定義する角周波数ω,振幅AMPおよび初期位相αを決定するべく、正弦波パラメータ決定処理が以下の要領で実行される。なお、正弦波は、Yt=AMP・sin(ωt−α)で表現される。
まず、正弦波の基準角度である角度Rが“2π”に設定され、角度Rに対応する時刻係数TRが“0”に設定される。また、角周波数ωが、イメージセンサ16の駆動方式に対応する数値に設定される。さらに、テーブル30tに記述された輝度変化率RT_0〜RT_15のうち、最大輝度変化率が“RTmax”として検出され、最小輝度変化率が“RTmin”として検出される。
角周波数ωは、方式Aに対応して367.8rad/s(=2π×fps)以上の値を示し、方式Aに対応して367.8rad/s未満の値を示す。また、最大輝度変化率RTmaxおよび最小輝度変化率RTminは、図8に示す特性に対応して図10に示す要領で検出され、図9に示す特性に対応して図12に示す要領で検出される。
角周波数ωが376.8rad/s未満であれば、最大輝度変化率RTmaxが振幅AMPとして設定される。一方、角周波数ωが376.8rad/s以上であれば、最大輝度変化率RTmaxおよび最小輝度変化率RTminの平均値が振幅AMPとして算出され、最大輝度変化率RTmaxから振幅AMPを減算して得られる数値が振幅方向のオフセットとして算出される。輝度変化率RT_0〜RT_15,最大輝度変化率RTmaxおよび最小輝度変化率RTminは、算出されたオフセットを参照して補正される。補正後の数値は、補正前の数値からオフセット値を減算した値に相当する。
したがって、輝度変化率RT_0〜RT_15,最大輝度変化率RTmax,最小輝度変化率RTminおよび振幅AMPは、図10に示す特性に対応して図11に示す要領で補正される。
続いて、輝度変化率RT_0〜RT_15の絶対値のうちの最大値が最大絶対値RTab_maxとして検出され、輝度変化率RT_0〜RT_15の絶対値のうちの最小値が最小絶対値RTab_minとして検出される。最大絶対値RTab_maxに対応するフリッカ評価エリアの識別番号は変数Pに設定され、最小絶対値RTab_minに対応するフリッカ評価エリアの識別番号は変数Qに設定される。
したがって、図11に示す特性については、輝度変化率RT_10の絶対値および輝度変化率RT_12の絶対値がそれぞれ最大絶対値RTab_maxおよび最小絶対値RTab_minとなり、“10”および“12”がそれぞれ変数PおよびQに設定される。また、図12に示す特性については、輝度変化率RT_12の絶対値および輝度変化率RT_0の絶対値がそれぞれ最大絶対値RTab_maxおよび最小絶対値RTab_minとなり、“12”および“0”がそれぞれ変数PおよびQに設定される。
角度Rは、輝度変化率RT_Pが“0”を上回るとき“0.5π”に更新され、輝度変化率RT_Pが“0”を下回るとき“1.5π”に更新される。時刻係数TRは、角度Rの更新処理に対応して“P”に更新される。したがって、角度Rは、図11および図12のいずれの特性についても“0.5π”に設定される。時刻係数TRは、図11に示す特性に対応して“10”に設定され、図12に示す特性に対応して“12”に設定される。
なお、輝度変化率RT_Pが“0”であれば、正弦波を定義するのは不可能とみなされる。このとき、角度Rおよび時刻TRはそれぞれ、初期値である“2π”および“0”を維持する。
輝度変化率RT_Pに注目した角度Rおよび時刻係数TRの設定が完了すると、フリッカ評価エリアFEV_0からフリッカ評価エリアFEV_Pまでに描かれる正弦波の数(=正弦波の周期数)が数2に従って算出され、さらに初期位相αが数3に従って算出される。なお、数2および数3に示す“fps”は、イメージセンサ16から出力される生画像データのフレームレートを表す変数に相当する。
[数2]
N=((TR/16)*2π*fps)/(2π*AMP)
N:正弦波の周期数
[数3]
α=ω((TR/16)*2π*fps)−(2πωN+R)
ただし、変数Qが“1”〜“14”のいずれか1つを示すか、或いは変数Qが“0”または“15”でかつ最小絶対値RTab_minが閾値MINを下回るか或いは角度Rが2πに相当するという論理和条件が満足されれば、上述の数2および数3の演算に先立って、輝度変化率RT_Qに注目した角度Rおよび時刻係数TRの設定処理が実行される。
変数Qが“1”〜“14”のいずれか1つを示す場合は、正弦波のゼロクロス点がフリッカ評価エリアFEV_1〜FEV_14のいずれか1つに出現するとみなされ、次の処理が実行される。
輝度変化率RT_(Q−1)が“0”を下回りかつ輝度変化率RT_(Q+1)が“0”を上回れば、正弦波は注目するゼロクロス点の周辺で増大傾向を示すとみなし、角度Rが“0”に更新される。一方、輝度変化率RT_(Q−1)が“0”を上回りかつ輝度変化率RT_(Q+1)が“0”を下回れば、正弦波は注目するゼロクロス点の周辺で減少傾向を示すとみなされ、角度Rが“π”に更新される。したがって、角度Rは、図11に示す特性に対応して“0.5π”から“π”に更新される。
変数Qが“0”または“15”で、かつ絶対値RTab_minが閾値MINを下回るか或いは角度Rが2πに相当するという論理和条件が満足される場合は、正弦波のゼロクロス点はフリッカ評価エリアFEV_0またはFEV_15に出現し、かつ最小絶対値RTan_minの信頼性が高いとみなされ、次の処理が実行される。
変数Qが“0”であれば、正弦波のゼロクロス点はフリッカ評価エリアFEV_0に出現するとみなされ、輝度変化率RT_(Q+1)の値を判別される。一方、変数Qが“15”であれば、正弦波のゼロクロス点はフリッカ評価エリアFEV_15に出現するとみなされ、輝度変化率RT_(Q−1)の値が判別される。
輝度変化率RT_(Q+1)が“0”を上回るか或いは輝度変化率RT_(Q−1)が“0”を下回れば、正弦波は注目するゼロクロス点の周辺で増大傾向を示すとみなされ、角度Rが“0”に更新される。輝度変化率RT_(Q+1)が“0”を下回るか或いは輝度変化率RT_(Q−1)が“0”を上回れば、正弦波は注目するゼロクロス点の周辺で減少傾向を示すとみなされ、角度Rが“π”に更新される。
したがって、図12に示す特性については、最小絶対値RTab_minが閾値MINを下回ることを前提として、角度Rが“π”に更新される。
こうして角度Rの更新が完了すると、線形補間処理によって時刻係数TRが更新される。角度Rが“0”でかつ輝度変化率RT_Qが“0”を上回るか、或いは角度Rが“π”でかつ輝度変化率RT_Qが“0”を下回る場合、時刻係数TRは輝度変化率RT_(Q−1)およびRT_Qに対する線形補間によって算出される(図13(A),図13(B)参照)。
角度Rが“0”でかつ輝度変化率RT_Qが“0”を下回るか、或いは角度Rが“π”でかつ輝度変化率RT_Qが“0”を上回る場合、時刻係数TRは輝度変化率RT_QおよびRT_(Q+1)に対する線形補間によって算出される(図13(C),図13(D)参照)。なお、これらの条件のいずれも満足されなければ、時刻係数TRは“Q”に設定される。
なお、変数Qが“1”〜“14”のいずれか1つを示す場合において、輝度変化率RT_(Q+1)およびRT_(Q−1)の少なくとも一方が“0”を示すときは、輝度変化率RT_Qの周辺から正弦波を定義するのは困難とみなされ、従前の角度Rおよび時刻係数TRの設定が維持される。
また、変数Qが“0”を示す場合において輝度変化率RT_(Q+1)が“0”を示すか、或いは変数Qが“15”を示す場合において輝度変化率RT_(Q−1)が“0”を示すときも、輝度変化率RT_Qの周辺から正弦波を定義するのは困難とみなされ、従前の角度Rおよび時刻係数TRの設定が維持される。
正弦波を定義する角周波数ω,振幅AMPおよび初期位相αがこうして決定されると、輝度変化率RT_0〜RT_15の変化が正弦波に沿うか否かを検証するべく、輝度変化率検証処理が次の要領で検証される。
まず、マージンMが振幅AMPのm倍の値に設定される。また、正弦波の値が変数Lに対応して算出され、算出された値が“Y_L”に設定される。続いて、条件2が満足されるか否かがフリッカ評価エリア毎に判別される。
[条件2]
Y_L−M≦Y_L<Y_L+M
条件2を満足するフリッカ評価エリアの数が“12”を上回るか、条件2を連続的に満足するフリッカ評価エリアの最大数が“7”を上回れば、輝度変化率RT_0〜RT_15の変化は正弦波に沿うとみなされ、変数CNTがインクリメントされる。
フリッカ判定時期が終了する前に変数CNTが基準値REFに達すると、フリッカの発生/非発生の判別結果は“フリッカ発生”に確定される。一方、フリッカ判定時期が終了した時点で変数CNTが基準値REFに満たなければ、フリッカの発生/非発生の判別結果は“フリッカ非発生”に確定される。露光時間は、“フリッカ発生”に対応して1/100秒に調整される(絞り量は1/100秒の露光時間と協働して適正EV値を定義する量に調整)。
CPU30は、図14〜図24に示すAEタスクと図示しない撮像タスクおよびコンティニュアスAFタスクとを含む複数のタスクを並列的に実行する。なお、これらのタスクに対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ46に記憶される。
図14を参照して、ステップS1では垂直同期信号Vsyncが発生したか否かを判別し、ステップS3ではフリッカ判定時期が到来したか否かを判別する。ステップS1の判別結果がYESでかつステップS3の判別結果がNOであればステップS5に進み、AE評価回路24から出力された256個の輝度評価値に基づくAE処理を実行する。この結果、スルー画像の明るさが適度に調整される。ステップS5の処理が完了すると、ステップS1に戻る。
ステップS1の判別結果およびステップS3の判別結果がいずれもYESであれば、ステップS7で露光時間を1/60秒に調整し(絞り量は1/60秒の露光時間と協働して適正EV値を定義する量に調整)、ステップS9で変数CNTを“0”に設定する。ステップS11では輝度変化率算出処理を実行し、ステップS13では正弦波パラメータ決定処理を実行し、ステップS15では輝度変化率検証処理を実行する。ステップS17では変数CNTが基準値REFに達したか否かを判別し、ステップS19ではフリッカ判別時期が終了したか否かを判別する。
ステップS17の判別結果がNOでかつステップS19の判別結果がYESであれば、ステップS11に戻る。ステップS17の判別結果がYESであれば、フリッカが発生しているとみなし、ステップS21で露光時間を1/100秒に調整する(絞り量は1/100秒の露光時間と協働して適正EV値を定義する量に調整)。調整が完了すると、ステップS1に戻る。ステップS17およびS19のいずれの判別結果もNOであれば、フリッカは発生していないとみなし、そのままステップS1に戻る。
ステップS11の輝度変化率算出処理は、図15〜図16に示すサブルーチンに従って実行される。
まずステップS31でテーブル30tをクリアし、ステップS33で変数Kを“0”に設定する。垂直同期信号Vsyncが発生するとステップS35でYESと判断し、ステップS37で変数Lを“0”に設定する。ステップS39では、フリッカ評価値FLK_Lを変数Kに対応してテーブル30tのカラムC_Lに記述する。ステップS41では変数Lが“15”に達したか否かを判別し、ステップS45では変数Kが“1”であるか否かを判別する。
ステップS41でNOであれば、ステップS43で変数LをインクリメントしてからステップS39に戻る。ステップS41でYESでかつステップS45でNOであれば、ステップS47で変数KをインクリメントしてからステップS35に戻る。ステップS41およびS45のいずれもYESであれば、ステップS49に進む。
したがって、ステップS37〜S43の処理は連続する2フレームに対応して2回実行され、これによって前フレームに対応するフリッカ評価値FLK_0〜15と現フレームに対応するフリッカ評価値FLK_0〜FLK_15とがテーブル30tに記述される。
ステップS49では変数Lを“0”に設定し、ステップS51では数1に従って輝度変化率RT_Lを算出する。ステップS53では、算出された輝度変化率RT_Lをテーブル30tのカラムC_Lに記述する。ステップS55では変数Lが“15”に達したか否かを判別し、NOであればステップS57で変数LをインクリメントしてからステップS51に戻る一方、YESであればステップS59に進む。
ステップS59では変数Lを“0”に設定し、ステップS61では条件1が満足されるか否かを判別する。判別結果がYESであればそのままステップS65に進み、判別結果がNOであればステップS63の処理を経てステップS65に進む。ステップS63では、カラムC_Lに記述された輝度変化率RT_Lを後述するステップS75およびS77の検出対象から排除する。ステップS65では変数Lが“15”に達したか否かを判別し、NOであればステップS67で変数LをインクリメントしてからステップS61に戻る一方、YESであれば上階層のルーチンに復帰する。
図14に示すステップS13の正弦波パラメータ決定処理は、図17〜図21に示すサブルーチンに従って実行される。
ステップS71では、角度Rを“2π”に設定し、時刻係数TRを“0”に設定する。ステップS73では、角周波数ωをイメージセンサ16の現時点の駆動モードに対応する数値に設定する。ステップS75では、テーブル30tに記述された輝度変化率RT_0〜RT_15のうち最大輝度変化率を“RTmax”として検出する。ステップS77では、テーブル30tに記述された輝度変化率RT_0〜RT_15のうち最小輝度変化率を“RTmin”として検出する。
ステップS79ではステップS73で設定された角周波数ωが376.8rad/s以上であるか否かを判別し、判別結果がYESであればステップS81〜S85を経てステップS89に進む一方、判別結果がNOであればステップS87を経てステップS89に進む。
ステップS81では最大輝度変化率RTmaxおよび最小輝度変化率RTminの平均値を振幅AMPとして算出し、ステップS83では最大輝度変化率RTmaxから振幅AMPを減算して得られる数値を振幅方向のオフセットとして算出する。ステップS85では、輝度変化率RT_0〜RT_15,最大輝度変化率RTmaxおよび最小輝度変化率RTminを、算出されたオフセットを参照して補正する。補正後の数値は、補正前の数値からオフセット値を減算した値に相当する。一方、ステップS87では、最大輝度変化率RTmaxを振幅AMPに設定する。
ステップS89では、輝度変化率RT_0〜RT_15の絶対値のうちの最大値を最大絶対値RTab_maxとして検出する。ステップS91では、輝度変化率RT_0〜RT_15の絶対値のうちの最小値を最小絶対値RTab_minとして検出する。ステップS93では、最大絶対値RTab_maxに対応するフリッカ評価エリアの識別番号を特定し、特定された識別番号を変数Pに設定する。ステップS95では、最小絶対値RTab_minに対応するフリッカ評価エリアの識別番号を特定し、特定された識別番号を変数Qに設定する。
ステップS97では輝度変化率RT_Pが“0”を上回るか否かを判別し、ステップS99では輝度変化率RT_Pが“0”を下回るか否かを判別する。輝度変化率RT_Pが“0”を上回ればステップS101で角度Rを“0.5π”に設定し、輝度変化率RT_Pが“0”を下回ればステップS103で角度Rを“1.5π”に設定する。ステップS101またはS103の処理が完了すると、ステップS105で時刻係数TRを“P”に設定し、その後にステップS107に進む。
一方、輝度変化率RT_Pが“0”であれば、ステップS97およびS99のいずれもNOと判別し、そのままステップS107に進む。この場合、角度Rおよび時刻TRはそれぞれ、ステップS71で設定された“2π”および“0”を維持する。
ステップS107では変数Qが“1”〜“14”のいずれか1つに相当するか否かを判別し、ステップS109では絶対値RTab_minが閾値MINを下回るか或いは角度Rが2πに相当するという論理和条件が満足されるか否かを判別する。ステップS109の処理は、ステップS107の判別結果がNOであるとき(変数Qが“0”または“15”のとき)に実行される。
ステップS107の判別結果がYESであれば、正弦波のゼロクロス点がフリッカ評価エリアFEV_1〜FEV_14のいずれか1つに出現するとみなし、ステップS115に進む。ステップS109の判別結果がYESであれば、正弦波のゼロクロス点はフリッカ評価エリアFEV_0またはFEV_15に出現し、かつ絶対値RTan_minの信頼性が高いとみなし、ステップS125に進む。
ステップS107およびS109の判別結果がいずれもNOであれば、正弦波のゼロクロス点はフリッカ評価エリアFEV_0またはFEV_15に出現し、かつ絶対値RTan_minの信頼性が低いとみなし、ステップS111に進む。
ステップS111では、フリッカ評価エリアFEV_0からフリッカ評価エリアFEV_Pまでに描かれる正弦波の数を数2に従って算出する。続くステップS113では数2の演算結果を参照した数3の演算によって初期位相αを算出する。初期位相αが得られると、上階層のルーチンに復帰する。
ステップS115では、輝度変化率RT_(Q−1)が“0”を下回りかつ輝度変化率RT_(Q+1)が“0”を上回るという論理積条件が満足されるか否かを判別する。ステップS117では、輝度変化率RT_(Q−1)が“0”を上回りかつ輝度変化率RT_(Q+1)が“0”を下回るという論理積条件が満足されるか否かを判別する。
ステップS115の判別結果がYESであれば、正弦波は注目するゼロクロス点の周辺で増大傾向を示すとみなし、ステップS119で角度Rを“0”に設定する。一方、ステップS117の判別結果がYESであれば、正弦波は注目するゼロクロス点の周辺で減少傾向を示すとみなし、ステップS121で角度Rを“π”に設定する。ステップS119またはS121の処理が完了すると、ステップS123で時刻係数TRの線形補間処理を実行し、その後にステップS111に移行する。
なお、輝度変化率RT_(Q+1)およびRT_(Q−1)の少なくとも一方が“0”であれば、輝度変化率RT_Qの周辺から正弦波を定義するのは困難とみなし、そのままステップS111に移行する。
ステップS125では、変数Qが“0”を示すか否かを判別する。判別結果がYESであれば、正弦波のゼロクロス点はフリッカ評価エリアFEV_0に出現するとみなし、ステップS127に進む。一方、判別結果がNOであれば、正弦波のゼロクロス点はフリッカ評価エリアFEV_15に出現するとみなし、ステップS131に進む。
ステップS127では輝度変化率RT_(Q+1)が“0”を上回るか否かを判別し、ステップS129では輝度変化率RT_(Q+1)が“0”を下回るか否かを判別する。ステップS131では輝度変化率RT_(Q−1)が“0”を下回るか否かを判別し、ステップS133では輝度変化率RT_(Q−1)が“0”を上回るか否かを判別する。
ステップS127またはS131でYESであれば、正弦波は注目するゼロクロス点の周辺で増大傾向を示すとみなし、ステップS135で角度Rを“0”に設定する。ステップS129またはS133でYESであれば、正弦波は注目するゼロクロス点の周辺で減少傾向を示すとみなし、ステップS137で角度Rを“π”に設定する。ステップS135またはS137の処理が完了すると、ステップS139で時刻係数TRの線形補間処理を実行し、その後にステップS111に移行する。
なお、変数Qが“0”を示す場合において輝度変化率RT_(Q+1)が“0”を示すとき、或いは変数Qが“15”を示す場合において輝度変化率RT_(Q−1)が“0”を示すときは、輝度変化率RT_Qの周辺から正弦波を定義するのは困難とみなし、そのままステップS111に進む。
図19に示すステップS123または図20に示すステップS139の線形補間処理は、図22に示すサブルーチンに従って実行される。
まずステップS141で時刻係数TRを“Q”に設定する。ステップS143では、角度Rが“0”でかつ輝度変化率RT_Qが“0”を上回るという論理積条件が満足されるか否かを判別する。ステップS145では、角度Rが“π”でかつ輝度変化率RT_Qが“0”を下回るという論理積条件が満足されるか否かを判別する。
ステップS147では、角度Rが“0”でかつ輝度変化率RT_Qが“0”を下回るという論理積条件が満足されるか否かを判別する。ステップS149では、角度Rが“π”でかつ輝度変化率RT_Qが“0”を上回るという論理積条件が満足されるか否かを判別する。
ステップS143またはS145の判別結果がYESであれば、輝度変化率RT_(Q−1)およびRT_Qに対する線形補間によって時刻係数TRを補正する。また、ステップS147またはS149の判別結果がYESであれば、輝度変化率RT_QおよびRT_(Q+1)に対する線形補間によって時刻係数TRを補正する。ステップS151またはS153の処理が完了すると、上階層のルーチンに復帰する。ステップS143〜S149のいずれもNOであれば、そのまま上階層のルーチンに復帰する。
図14に示すステップS15の輝度変化率検証処理は、図23〜図24に示すサブルーチンに従って実行される。
まずステップS161で変数CT1〜CT3を“0”に設定し、変数Mを振幅AMPのm倍の値に設定し、そして変数Lを“0”に設定する。ここで、変数CT1は条件2を連続的に満足するフリッカ評価エリアの数を識別するための変数に相当し、変数CT2は条件2を満足するフリッカ評価エリアの数を識別するための変数に相当し、そして変数CT3は条件2を連続的に満足するフリッカ評価エリアの数の最大値を識別するための変数に相当する。
ステップS163では、正弦波パラメータ決定処理によって定義された正弦波の値を変数Lに対応して算出し、算出された値を“Y_L”に設定する。ステップS165では、輝度変化率RT_Lが条件2を満足するか否かを判別する。
判別結果がNOであれば、ステップS171で変数CT1を“0”に設定し、その後にステップS175に進む。判別結果がYESであれば、ステップS167で変数CT1およびCT2をインクリメントし、ステップS169で変数CT1の値が変数CT3の値を上回るか否かを判別する。判別結果がNOであればそのままステップS175に進み、判別結果がYESであれば変数CT1の値を変数CT3に設定してからステップS175に進む。
ステップS175では変数Lが“15”に達したか否かを判別し、NOであればステップS177で変数LをインクリメントしてからステップS163に戻る一方、YESであればステップS179に進む。ステップS179では、変数CT2が“12”を上回るか或いは変数CT3が“7”を上回るという論理和条件が満足されるか否かを判別する。判別結果がYESであればステップS181で変数CNTをインクリメントしてから上階層のルーチンに復帰する。
以上の説明から分かるように、イメージセンサ16は、撮像面で生成された被写界像を出力する。CPU30は、イメージセンサ16から出力された被写界像に基づいて複数のタイミングにそれぞれ対応する輝度変化率RT_0〜RT_15を検出し(S11)、時間軸に沿って描かれる正弦波と検出された輝度変化率RT_0〜RT_15との相違を参照してフリッカの発生/非発生を判別する(S15)。ただし、CPU30は、正弦波を定義する角周波数ω,振幅AMPおよび初期位相αのうち、角周波数ωをイメージセンサ16の駆動方式に対応する周波数に調整し(S73)、振幅AMPおよび初期位相αを輝度変化率RT_0〜RT_15に基づいて調整する(S61~S63, S71, S75~S139)。
フリッカに相当する時間軸方向の輝度変化は、正弦波を描く。また、角周波数ωは光源の明滅態様とイメージセンサ16の駆動方式との相違に依存し、初期位相αは被写界像の出力タイミングに依存し、そして振幅AMPは被写界像の明るさに依存する。
そこで、この実施例では、角周波数ωをイメージセンサ16の駆動方式に対応する周波数に調整し、初期位相αおよび振幅AMPを輝度変化率RT_0〜RT_15に基づいて調整するようにしている。こうして定義された正弦波と輝度変化率RT_0〜RT_15との相違を参照することで、フリッカの判別精度が向上する。
なお、この実施例では、図5に示すようにフリッカ評価エリアFEV_0〜FEV_15の水平位置を互いに一致させるようにしているが、図25に示すようにフリッカ評価エリアFEV_0〜FEV_15の水平位置を互いにずらすようにしてもよい。
また、この実施例では、いわゆるフォーカルプレーン電子シャッタ方式によって撮像面を垂直方向に1画素毎に露光するようにしているが、撮像面の垂直画素数を下回る複数の画素毎に撮像面を垂直方向に露光するようにしてもよい。
さらに、この実施例では、簡易RGBデータに基づいてAE/AWB評価値を作成するようにしているが、簡易Yデータに基づいてAE評価値を作成する一方、簡易RGBデータに基づいてAWB評価値を作成するようにしてもよい。
また、この実施例では、フォーカスを調整するにあたってフォーカスレンズ12を光軸方向に移動させるようにしているが、フォーカスレンズ12に代えて或いはフォーカスレンズ12とともに撮像面を光軸方向に移動させるようにしてもよい。
さらに、この実施例では、動画像を記録するビデオカメラを想定しているが、この発明は静止画像を記録するスチルカメラにも適用できる。図7(A)〜図7(C)を参照して説明した1フレーム内でのフリッカの問題は、静止画像を記録する場合に顕著となる。この発明によれば、このような1フレーム内で生じるフリッカを的確に解消することができるため、この発明は、静止画を記録するスチルカメラにも好適である。
10 …ディジタルビデオカメラ
16 …イメージセンサ
18 …ドライバ
24 …AE/AWB評価回路
26 …AF評価回路
30 …CPU
46 …フラッシュメモリ

Claims (8)

  1. 撮像面で生成された被写界像を出力する撮像手段、
    前記撮像手段から出力された被写界像に基づいて複数のタイミングにそれぞれ対応する複数の輝度変化量を検出する検出手段、
    時間軸に沿って描かれる正弦波と前記検出手段によって検出された複数の輝度変化量との相違を参照してフリッカの発生/非発生を判別する判別手段、
    前記正弦波の角周波数を前記撮像手段の駆動方式に対応する周波数に調整する第1調整手段、および
    前記検出手段によって検出された複数の輝度変化量に基づいて前記正弦波の初期位相および振幅を調整する第2調整手段を備える、ビデオカメラ。
  2. 前記第2調整手段は、最大輝度変化量および/または最小輝度変化量に基づいて前記正弦波の基準角度を特定する基準角度特定手段、および前記基準角度特定手段によって選択された基準角度に基づいて前記初期位相を算出する初期位相算出手段を含む、請求項1記載のビデオカメラ。
  3. 前記第2調整手段は、前記複数の輝度変化量のうち既定範囲から外れる輝度変化量を排除する排除手段、および前記排除処理の後に残った輝度変化量を参照して前記振幅を算出する振幅算出手段を含む、請求項1または2記載のビデオカメラ。
  4. 前記振幅算出手段は前記第1調整手段によって調整された角周波数の大きさに応じて異なる態様で前記振幅を算出する、請求項3記載のビデオカメラ。
  5. 前記撮像面は既定方向に並ぶM個(M:2以上の整数)の画素を有し、
    前記撮像手段は前記既定方向に並ぶN個(N:1以上でかつM未満の整数)の画素毎に前記撮像面を露光する露光手段を含む、請求項1ないし4のいずれかに記載のビデオカメラ。
  6. 前記検出手段は、前記既定方向において互いに異なる位置を有するように複数の評価エリアを前記撮像面に割り当てる割り当て手段、および前記複数の輝度変化量を前記複数の評価エリアにそれぞれ対応して算出する輝度変化量算出手段を含む、請求項5記載のビデオカメラ。
  7. 撮像面で生成された被写界像を出力する撮像手段を備えるビデオカメラのプロセッサに、
    前記撮像手段から出力された被写界像に基づいて複数のタイミングにそれぞれ対応する複数の輝度変化量を検出する検出ステップ、
    時間軸に沿って描かれる正弦波と前記検出ステップによって検出された複数の輝度変化量との相違を参照してフリッカの発生/非発生を判別する判別ステップ、
    前記正弦波の角周波数を前記撮像手段の駆動方式に対応する周波数に調整する第1調整ステップ、および
    前記検出ステップによって検出された複数の輝度変化量に基づいて前記正弦波の初期位相および振幅を調整する第2調整ステップを実行させるための、撮像制御プログラム。
  8. 撮像面で生成された被写界像を出力する撮像手段を備えるビデオカメラによって実行される撮像制御方法であって、
    前記撮像手段から出力された被写界像に基づいて複数のタイミングにそれぞれ対応する複数の輝度変化量を検出する検出ステップ、
    時間軸に沿って描かれる正弦波と前記検出ステップによって検出された複数の輝度変化量との相違を参照してフリッカの発生/非発生を判別する判別ステップ、
    前記正弦波の角周波数を前記撮像手段の駆動方式に対応する周波数に調整する第1調整ステップ、および
    前記検出ステップによって検出された複数の輝度変化量に基づいて前記正弦波の初期位相および振幅を調整する第2調整ステップを備える、撮像制御方法。
JP2009175607A 2009-07-28 2009-07-28 ビデオカメラ Ceased JP2011030093A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009175607A JP2011030093A (ja) 2009-07-28 2009-07-28 ビデオカメラ
US12/844,164 US8441550B2 (en) 2009-07-28 2010-07-27 Imaging device program and method for preventing the generation of flicker

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009175607A JP2011030093A (ja) 2009-07-28 2009-07-28 ビデオカメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011030093A true JP2011030093A (ja) 2011-02-10

Family

ID=43526650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009175607A Ceased JP2011030093A (ja) 2009-07-28 2009-07-28 ビデオカメラ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8441550B2 (ja)
JP (1) JP2011030093A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101883331B1 (ko) * 2010-01-20 2018-08-30 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 표시 장치 및 표시 장치의 구동 방법
CN113079322B (zh) * 2021-03-29 2023-04-28 豪威科技(上海)有限公司 成像系统及成像系统闪烁消除方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003204478A (ja) * 2001-10-30 2003-07-18 Hewlett Packard Co <Hp> 人工照明の存在下において自動露出を制御する方法および装置
JP2003319204A (ja) * 2002-04-23 2003-11-07 Hitachi Ltd 信号処理装置及びこれを用いた撮像装置
JP2007028573A (ja) * 2005-06-13 2007-02-01 Sony Corp 画像処理装置および撮像装置
JP2007060585A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Sony Corp 露出制御方法、露出制御装置及び撮像装置
JP2007180741A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Sony Corp 撮像装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2009017214A (ja) * 2007-07-04 2009-01-22 Canon Inc フリッカ検出装置及びフリッカ検出方法
JP2009038669A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Canon Inc フリッカ補正装置及びフリッカ補正方法
JP2009105995A (ja) * 2009-02-20 2009-05-14 Fujitsu Microelectronics Ltd フリッカ検出可能な撮像装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09284634A (ja) 1996-04-17 1997-10-31 Sony Corp 撮像装置
JP3577872B2 (ja) 1997-02-05 2004-10-20 株式会社富士通ゼネラル 階調適応型誤差拡散回路
JP3506900B2 (ja) 1998-03-03 2004-03-15 松下電器産業株式会社 フリッカ補正装置
JP3749038B2 (ja) 1999-06-30 2006-02-22 株式会社東芝 固体撮像装置
JP3539901B2 (ja) 1999-10-08 2004-07-07 松下電器産業株式会社 フリッカ検出・補正装置およびフリッカ検出・補正方法
CA2322593C (en) * 1999-10-08 2004-02-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and apparatus for detection and correction of illumination flicker
JP3370979B2 (ja) * 2000-09-08 2003-01-27 三菱電機株式会社 撮像装置および自動レベル調整方法
JP2003018458A (ja) 2001-04-23 2003-01-17 Hitachi Ltd Cmos型固体撮像素子を用いた撮像システム
JP4423889B2 (ja) * 2002-11-18 2010-03-03 ソニー株式会社 フリッカ低減方法、撮像装置およびフリッカ低減回路
US7397503B2 (en) * 2003-07-28 2008-07-08 Micron Technology, Inc. Systems and methods for reducing artifacts caused by illuminant flicker
JP4875836B2 (ja) 2004-04-26 2012-02-15 キヤノン株式会社 撮像装置、および制御方法
KR100557660B1 (ko) * 2004-07-29 2006-03-10 매그나칩 반도체 유한회사 영상 신호에서의 플리커 검출 방법
KR100721664B1 (ko) * 2005-12-22 2007-05-23 매그나칩 반도체 유한회사 이미지 센서의 플리커 검출 회로 및 방법
JP4933782B2 (ja) 2006-01-17 2012-05-16 日本放送協会 フリッカ映像検出装置、フリッカ映像検出プログラム、映像表示装置及びフリッカ検出方法
TWI311883B (en) * 2006-05-10 2009-07-01 Novatek Microelectronics Corp Flicker frequency detection method and device
JP2007329658A (ja) 2006-06-07 2007-12-20 Canon Inc 撮像装置及び撮像装置の駆動方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003204478A (ja) * 2001-10-30 2003-07-18 Hewlett Packard Co <Hp> 人工照明の存在下において自動露出を制御する方法および装置
JP2003319204A (ja) * 2002-04-23 2003-11-07 Hitachi Ltd 信号処理装置及びこれを用いた撮像装置
JP2007028573A (ja) * 2005-06-13 2007-02-01 Sony Corp 画像処理装置および撮像装置
JP2007060585A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Sony Corp 露出制御方法、露出制御装置及び撮像装置
JP2007180741A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Sony Corp 撮像装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2009017214A (ja) * 2007-07-04 2009-01-22 Canon Inc フリッカ検出装置及びフリッカ検出方法
JP2009038669A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Canon Inc フリッカ補正装置及びフリッカ補正方法
JP2009105995A (ja) * 2009-02-20 2009-05-14 Fujitsu Microelectronics Ltd フリッカ検出可能な撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20110025881A1 (en) 2011-02-03
US8441550B2 (en) 2013-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5263763B2 (ja) 電子カメラ
JP2015115922A (ja) 撮像装置および撮像方法
JP2009130845A (ja) フリッカ補正装置、フリッカ補正方法並びに撮像装置
JP6576028B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2010034717A (ja) ディジタル・スチル・カメラおよびその制御方法
JP2012003539A (ja) 画像処理装置
JP2011071573A (ja) 画像処理装置
US8243165B2 (en) Video camera with flicker prevention
JP6838894B2 (ja) 焦点調節装置、その制御方法及びプログラム
JP5106283B2 (ja) ビデオカメラ
JP2012155044A (ja) 電子カメラ
JP5865120B2 (ja) 電子カメラ
JP2011030093A (ja) ビデオカメラ
JP2011223378A (ja) 電子カメラ
JP5675391B2 (ja) 画像処理装置
JP5421682B2 (ja) 撮像装置および方法
JP2011221337A (ja) 電子カメラ
JP6421032B2 (ja) 焦点検出装置、焦点検出方法及び焦点検出プログラム
US20190052803A1 (en) Image processing system, imaging apparatus, image processing apparatus, control method, and storage medium
JP2011078041A (ja) 画像処理装置および電子カメラ
JP2006039254A (ja) カメラ
JP2011223181A (ja) 電子カメラ
JP2014138378A (ja) 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム
JP2012217106A (ja) 画像処理装置
JP2009038670A (ja) フリッカ補正装置及びフリッカ補正方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130313

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130509

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20130509

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131001

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20140226