JP2011090968A - Led照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】直列に接続された複数のLEDのうち、外部からの補助電源により、当該補助電源が接続された接続点から順方向のLEDのみを点灯し、LEDの特性を効果的に利用して非常時に対応することができる照明装置を提供する。
【解決手段】主電源2からの給電が停止した場合に、補助電源4からの給電でLEDを点灯する照明装置3において、前記主電源2に接続し、複数のLED21を直列に接続した照明部5と、前記照明部5における前記複数のLED21の任意の接続中点25に配設された外部入力端子6とを備え、前記主電源2からの給電が停止した場合に、前記外部入力端子6に前記補助電源4を接続して給電し、前記照明部5のLED21のうち、前記外部入力端子6の順方向に接続されたLED21を点灯する。
【選択図】図2
【解決手段】主電源2からの給電が停止した場合に、補助電源4からの給電でLEDを点灯する照明装置3において、前記主電源2に接続し、複数のLED21を直列に接続した照明部5と、前記照明部5における前記複数のLED21の任意の接続中点25に配設された外部入力端子6とを備え、前記主電源2からの給電が停止した場合に、前記外部入力端子6に前記補助電源4を接続して給電し、前記照明部5のLED21のうち、前記外部入力端子6の順方向に接続されたLED21を点灯する。
【選択図】図2
Description
本発明は、主電源からの給電が停止した場合に、補助電源によりLEDを点灯するLED照明装置に関する。
近年、長時間の使用、省エネルギー、省資源等を実現できるLED(Light−Emitting Diodeの頭文字であり、発光ダイオードである)が注目され、一般的な光源として広く利用されている。それに伴い、停電等により商用の電源からの給電が停止した場合に、非常用の電源によりLEDを発光する技術が開示されている(例えば、特許文献1ないし3を参照)。
特許文献1に示す技術は、LED照明パッケージは、建物配線等の電力線により電力が供給される第1の通常電力モードで、通常の仕方で動作する。この動作モードでは、5つの列の50個すべてのLEDが発光され、通常の部屋のアンビエント照明を実現する。停電中に通常の電力が失われる場合、その電力ロスが検知され、パッケージは、電池により電力が供給される第2のモードで動作する。この補助電池モードでは、LED列のうちの1つのみが発光され、建物の占有者等が安全に出口に移動して建物から出ることができるように非常照明が与えられる。
特許文献2に示す技術は、バッテリー電源の電圧に適応した負荷となるように、3個の白色発光ダイオードと電流制限抵抗とを直列接続してなる多数の小回路ユニットと、この小回路ユニットを全波整流器の直流出力電圧に適応した負荷となるように、6組、逆流防止用整流素子を介して直列に接続してなる複数の大回路ユニットを備え、この各大回路ユニットを全波整流器の出力端間に並列に接続し、さらに、各小回路ユニットの両端間にそれぞれの逆流防止用整流素子を通してバッテリー電源からDC24Vの電圧が並列に供給される接続構成にしたものである。
特許文献3に示す技術は、少なくとも車両用信号機、歩行者用信号機、交通指示標識を備え、商用電源で運用される交通管理システムに、停電時に商用電源に替わって前記交通管理システムに電力を供給する燃料電池発電装置を備えた交通管理システム用非常用燃料電池発電装置の運用方法であって、商用電源が停電し、燃料電池発電装置が運転された場合、その運転時間が予め定められた時間以上となった場合又は燃料電池の残燃料量が予め定められた所定量以下となった場合に、交通管理システムを通常運転時より少ない消費電力の節電モードで運転するものである。
しかしながら、特許文献1に示す技術は、交流電源と電池とが接続されている必要があり、そのことで電池からLED列への配線の引き回しが必要となり、回路構成が煩雑になってしまうという課題を有する。また、電池を使ってLEDの列ごとに点灯するものであり、直列に接続された複数LEDの任意の接続中点から順方向のLEDのみを点灯させる技術ではないため、ダイオードが有する一方向にのみ通電する機能を有効に活用した技術ではない。
特許文献2に示す技術は、商用電源の場合であってもバッテリ電源の場合であっても、全ての発光ダイオードが点灯するものであり、バッテリ電源の場合には、供給される電圧値が低いため、全ての発光ダイオードを点灯させると各発光ダイオードの照度が低くなってしまうという課題を有する。
特許文献3に示す技術は、信号機、標識等の交通システムに関する技術であり、本発明とは適用対象が相違すると共に、直列に接続された複数LEDの任意の接続中点から順方向のLEDのみを点灯させる技術ではないため、ダイオードが有する一方向にのみ通電する機能を有効に活用した技術ではない。
そこで、本発明は、直列に接続された複数のLEDのうち、外部からの補助電源により、当該補助電源が接続された接続中点から順方向のLEDのみを点灯し、LEDの特性を効果的に利用して非常時に対応することができる照明装置を提供することを目的とする。
本願に開示する照明装置は、主電源からの給電が停止した場合に、補助電源からの給電でLEDを点灯するLED照明装置において、前記主電源に接続し、複数のLEDを直列に接続した照明部と、前記照明部における前記複数のLEDの任意の接続中点を一端とし、前記複数のLEDの順方向端末を他端とする外部入力端子とを備え、前記主電源からの給電が停止した場合に、前記外部入力端子に前記補助電源を接続して給電し、前記照明部のLEDのうち、前記接続中点の順方向に接続されたLEDを点灯することを特徴とするものである。
このように、本願に開示する照明装置においては、主電源からの給電が停止した場合に、複数のLEDを直列に接続した照明部における任意の接続中点を一端とし、複数のLEDの順方向端末を他端とする外部入力端子に補助電源を接続して給電し、照明部のLEDのうち、接続中点の順方向に接続されたLEDを点灯するため、ダイオードが有する一方向にのみ通電する機能を有効に活用したシンプルな回路構成で、主電源からの給電が停止したような非常時にも点灯対象となるLEDを十分な照度で点灯することができるという効果を奏する。
なお、補助電源は外部入力端子と常時接続していなくても、非常時に接続可能な状態であればよい。
なお、補助電源は外部入力端子と常時接続していなくても、非常時に接続可能な状態であればよい。
本願に開示する照明装置は、複数の前記照明部が前記主電源と並列に接続され、前記複数の照明部ごとに前記任意の接続中点を外部入力端子の一端とし、前記各照明部における複数のLEDの順方向端末を前記外部入力端子の他端とし、前記補助電源が前記外部入力端子と接続することで、前記照明部と前記補助電源とが並列接続されることを特徴とするものである。
このように、本願に開示する照明装置においては、複数の照明部が主電源と並列に接続されており、前記複数の照明部ごとに前記任意の接続中点を外部入力端子の一端とし、前記各照明部における複数のLEDの順方向端末を前記外部入力端子の他端とし、前記補助電源が前記外部入力端子と接続することで、前記照明部と前記補助電源とが並列接続されるため、直列に接続された一部のLEDを複数列に亘って点灯することができ、非常時であっても必要最低限の照度と光の照射範囲を確保することができるという効果を奏する。
本願に開示する照明装置は、前記補助電源が、前記複数の照明部ごとに当該照明部の外部に配設されたダイオード及び抵抗を介して並列に接続されていることを特徴とするものである。
このように、本願に開示する照明装置においては、補助電源が、複数の照明部ごとに当該照明部の外部に配設されたダイオード及び抵抗を介して並列に接続されているため、主電源の電圧値を抑えることができると共に、各照明部ごとに独立した回路となっており、いずれかの照明部に問題が発生した場合であっても、被害を最小限に抑えることができるという効果を奏する。
特に、LEDの個数と主電源の電圧値によっては電位差に余裕がない場合があり、主電源の電圧値を抑えることは非常にメリットがある。また、補助電源を使用する場合は、災害等が原因で主電源からの給電が停止している場合があり、災害により主電源だけではなく照明部にも問題が発生している可能性が高いことから、このように各照明部ごとに独立した回路とすることで、被害を最小限に抑えることができる。
本願に開示する照明装置は、前記主電源によるLEDの点灯と前記補助電源によるLEDの点灯とを、トランジスタを用いて切り替えることを特徴とするLED照明装置。
このように、本願に開示する照明装置においては、主電源によるLEDの点灯と前記補助電源によるLEDの点灯とを、トランジスタを用いて切り替えるため、切り替えの制御機能を有する複雑な回路構成ではなく、シンプルな回路構成で電源の切り替えをスムーズに行うことができるという効果を奏する。
このように、本願に開示する照明装置においては、主電源によるLEDの点灯と前記補助電源によるLEDの点灯とを、トランジスタを用いて切り替えるため、切り替えの制御機能を有する複雑な回路構成ではなく、シンプルな回路構成で電源の切り替えをスムーズに行うことができるという効果を奏する。
本願に開示する照明装置は、前記外部入力端子の近傍に配設され、少なくとも外部入力端子に光を照射する補助LEDと、前記主電源から供給される電荷で蓄電し、当該蓄電した電力を前記補助LEDに供給する蓄電手段とを備え、前記主電源からの給電が停止した場合に、前記蓄電手段により前記補助LEDを点灯することを特徴とするものである。
このように、本願に開示する照明装置においては、外部入力端子の近傍に配設され、少なくとも外部入力端子に光を照射する補助LEDと、主電源から供給される電荷で蓄電し、当該蓄電した電力を補助LEDに供給する蓄電手段とを備え、主電源からの給電が停止した場合に、蓄電手段により補助LEDを点灯するため、補助電源と外部入力端子とが常時接続されていない場合であっても、外部入力端子に光を照射して接続作業を迅速で効率よく行うことができるという効果を奏する。
本願に開示する照明装置は、前記主電源が商用電源であり、前記補助電源が自動車のバッテリであることを特徴とするものである。
このように、本願に開示する照明装置においては、主電源が商用電源であり、補助電源が自動車のバッテリであるため、災害等で商用電源からの給電が停止された場合であっても、車のバッテリを使って緊急にLEDを点灯することが可能になるという効果を奏する。また車のバッテリの場合は、発電しながら給電することができるため、長時間を利用が可能になるという効果を奏する。
このように、本願に開示する照明装置においては、主電源が商用電源であり、補助電源が自動車のバッテリであるため、災害等で商用電源からの給電が停止された場合であっても、車のバッテリを使って緊急にLEDを点灯することが可能になるという効果を奏する。また車のバッテリの場合は、発電しながら給電することができるため、長時間を利用が可能になるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を説明する。本発明は多くの異なる形態で実施可能である。従って、本実施形態の記載内容のみで本発明を解釈すべきではない。また、本実施形態の全体を通して同じ要素には同じ符号を付けている。
(本発明の第1の実施形態)
本実施形態に係る照明装置について、図1ないし図4を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る照明装置を含む照明システムの構成図、図2は、本実施形態に係る照明装置の基本回路を示す図、図3は、本実施形態に係る照明装置の第1の回路例を示す図、図4は、本実施形態に係る照明装置の第2の回路例を示す図である。
本実施形態に係る照明装置について、図1ないし図4を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る照明装置を含む照明システムの構成図、図2は、本実施形態に係る照明装置の基本回路を示す図、図3は、本実施形態に係る照明装置の第1の回路例を示す図、図4は、本実施形態に係る照明装置の第2の回路例を示す図である。
図1において、照明システム1は、商用電源からの交流電圧を直流電圧に変換する主電源2と、主電源2が変換した直流電圧により複数のLEDを点灯する照明装置3と、商用電源からの給電が停止された場合に、照明装置3のLEDの一部を点灯するための直流電圧を照明装置3に供給する補助電源4とを備える。
照明装置3は、主電源2に接続し、複数のLEDが直列に接続されて(以下、LED列とする)形成される照明部5を有する。LED列の任意の接続中点には、補助電源4と接続するための外部入力端子6が接続されている。外部入力端子6が接続される任意の接続中点の位置は、補助電源4の電圧値に応じて設定される。
照明部5は、一又は複数のLED列からなっており、複数のLED列が配設される場合には、LED列ごとに主電源2と並列接続される。また、各LED列は、直列に接続されたLEDの任意の接続中点でそれぞれ外部入力端子6に接続しており、補助電源4は全てのLED列と接続可能となっている。
なお、補助電源4と外部入力端子6は常時接続されてもよいし、商用電源からの給電が停止した非常時のみ接続するようにしてもよい。常時接続する場合は、常に電力量や接続系統のメンテナンスが必要になり作業に手間が掛かってしまうため、非常時のみ接続することが好ましい。また、補助電源4の具体例として自動車のバッテリを用いてもよい。そうすることで、災害等で主電源からの給電が停止された場合であっても、車のバッテリを使って緊急にLEDを点灯することが可能になり、また車のバッテリの場合は、発電しながら給電することができるため、長時間を利用が可能になる。
図2は、照明装置1の基本回路図であり、図2(A)が主電源2からの給電によりLED21を点灯する場合の回路図で、図2(B)が主電源2からの給電が停止しており、補助電源4からの給電によりLED21を点灯する場合の回路図である。ここではLED列を1列のみ記載している。
図2(A)において、照明部5は複数のLED21が直列に接続されたLED列20からなり、LED列20は、電流値を制限するための抵抗R1を介して主電源2に接続している。LED列20における任意の接続中点25(ここでは、下流側から数えて3つ目と4つ目のLED21の接続中点とする)には、補助電源4と接続するための外部入力端子6が接続されており、外部入力端子6とLED列20との間には、電流値を制限するための抵抗R2、及び電流の逆流を防止するダイオードD1が配設されている。主電源2からDC電圧が印加されると、抵抗R1を介してLED列20内の全てのLED21を点灯させる。
なお、ここではLED列20の順方向の端末をグランドで表記しているが、LED列20の順方向の端末を主電源2に接続し、外部入力端子6の一端を接続中点25、他端をLED列20の順方向の端末と接続してもよい。
図2(B)において、主電源2からの給電が停止した場合には、外部入力端子6に補助電源4が接続され、補助電源4からDC電圧が印加される。補助電源4からDC電圧が印加されると、ダイオードD1、及び抵抗R2を介して、接続中点25の順方向の3個のLED21を点灯させる。このとき、主電源2からの給電は停止しており、またダイオードの特性として電流を一方向にしか通電しないという特性を有することから、接続中点25の逆方向のLED21には電流が流れることがなく、接続中点25の逆方向のLED21は点灯しない。
図3は、照明装置1の第1の回路例であり、図3(A)が主電源2からの給電によりLED21を点灯する場合の回路図で、図3(B)が主電源2からの給電が停止しており、補助電源4からの給電によりLED21を点灯する場合の回路図である。図2の場合と異なり、LED列20が複数備えられており、各LED列20は、抵抗R1を介して主電源2と並列に接続されている。また、各LED列20の接続中点25は、LED列20ごとに外部入力端子6と接続されており、主電源2からの給電が停止した場合に、補助電源4が外部入力端子6に接続することで、全てのLED列20の接続中点25の順方向のLED21に給電可能となる。図3に示すように配線の交差をなくす回路にすることで、片面基板に実装することが可能となる。
なお、この場合も各LED列20の順方向の端末をグランドで表記しているが、各LED列20の順方向の端末を主電源2に接続し、外部入力端子6の一端を各LED列20の接続中点25、他端を各LED列20の順方向の端末と接続してもよい。
図4は、照明装置1の第2の回路例であり、図4(A)が主電源2からの給電によりLED21を点灯する場合の回路図で、図4(B)が主電源2からの給電が停止しており、補助電源4からの給電によりLED21を点灯する場合の回路図である。図3の場合と異なり、外部入力端子6と各LED列20の接続中点25とが、各LED列20の外部に配設されたダイオードD1、及び抵抗R2を介して並列に接続されている。主電源2からの給電が停止した場合に、補助電源4が外部入力端子6に接続することで、全てのLED列20における接続中点25の順方向のLED21に給電可能となる点では図3の場合と同じであるが、図4の場合は、抵抗R2がLED列20の外部で接続しているため、図3の場合と比較して主電源2の電圧を低くすることができる。また、各LED列20が独立した回路となっており、あるLED列20に問題が発生してLED21が点灯しないような事態が生じた場合であっても、他のLED列20のLED21は点灯させることができ、被害を最小限に抑えることができる。
なお、図3、及び図4の場合の回路において、仮に15個のLED21(容量を50Wとする)が直列に接続されたLED列20を10列配設(つまり、15個×10列=150個のLED21を配設)し、下流側から数えて3つ目と4つ目の間の接続中点25に外部入力端子6を接続すると、非常時に自動車用のバッテリDC12Vで3個×10列=30個のLED21を点灯することができる。自動車用のバッテリを用いることで、発電しながら給電することができ、長時間の点灯が可能となる。
このように、本実施形態に係る照明装置によれば、主電源からの給電が停止した場合に、複数のLEDを直列に接続した照明部における任意の接続中点を一端とし、複数のLEDの順方向端末を他端とする外部入力端子に補助電源を接続して給電し、照明部のLEDのうち、接続中点の順方向に接続されたLEDを点灯するため、ダイオードが有する一方向にのみ通電する機能を有効に活用したシンプルな回路構成で、主電源からの給電が停止したような非常時にも点灯対象となるLEDを十分な照度で点灯することができる。
また、複数の照明部が主電源と並列に接続されており、補助電源が外部入力端子と接続することで、全ての照明部(LED列20)と補助電源とが並列接続されるため、直列に接続されたLEDを複数列点灯することができ、非常時であっても必要最低限の照度と光の照射範囲を確保することができる。
さらに、複数の照明部が主電源と並列に接続されており、複数の照明部ごとに前記任意の接続中点を外部入力端子の一端とし、前記各照明部における複数のLEDの順方向端末を前記外部入力端子の他端とし、前記補助電源が前記外部入力端子と接続することで、全ての前記照明部と前記補助電源とが並列接続されるため、直列に接続されたLEDを複数列点灯することができ、非常時であっても必要最低限の照度と光の照射範囲を確保することができる。
さらにまた、補助電源が、複数の照明部ごとに当該照明部の外部に配設されたダイオード及び抵抗を介して並列に接続されているため、主電源の電圧値を抑えることができると共に、各照明部ごとに独立した回路となっており、いずれかの照明部に問題が発生した場合であっても、被害を最小限に抑えることができる。
さらにまた、図3に示すように配線の交差をなくすことで、片面基板に実装することができ、構造を簡素化して小型化すことができる。
さらにまた、図3に示すように配線の交差をなくすことで、片面基板に実装することができ、構造を簡素化して小型化すことができる。
(本発明の第2の実施形態)
本実施形態に係る照明装置について、図5を用いて説明する。図5は、本実施形態に係る照明装置の回路例を示す図である。なお、本実施形態において、前記第1の実施形態と重複する説明については省略する。
本実施形態に係る照明装置について、図5を用いて説明する。図5は、本実施形態に係る照明装置の回路例を示す図である。なお、本実施形態において、前記第1の実施形態と重複する説明については省略する。
本実施形態に係る照明装置3は、主電源2からの給電と補助電源4からの給電の切り替えを、トランジスタを介して行うものである。トランジスタにはNチャネルMOSFET、及びPチャネルMOSFETを用いる。図5に示すように、主電源2からダイオードD2を介して、NチャネルのFET51とPチャネルのFET52とを直列に接続し、補助電源4が、FET51とFET52との間でダイオードD1を介して接続されている。主電源2からの給電が行われている場合は、ゲートにプラス電圧が掛かるため、FET51がON、FET52がOFFとなり、補助電源4による外部入力端子6からの給電が行われない。主電源2からの給電が停止されると、ゲートにマイナスの電圧が掛かるため、FET51がOFF、FET52がONとなり、補助電源4からの給電が行われる。つまり、ダイオードを接続しただけの簡単な回路で、主電源2からの給電の有無に応じた補助電源4からの給電を制御することができる。
このように、本実施形態に係る照明装置によれば、主電源によるLEDの点灯と補助電源によるLEDの点灯とを、トランジスタを用いて切り替えるため、切り替えの制御機能を有する複雑な回路構成ではなく、シンプルな回路構成で電源の切り替えをスムーズに行うことができる。
(本発明の第3の実施形態)
本実施形態に係る照明装置について、図6、及び図7を用いて説明する。図6は、本実施形態に係る照明装置を含む照明システムの構成図、図7は、本実施形態に係る照明装置における補助LEDを点灯するための回路図である。なお、本実施形態において、前記第1の実施形態と重複する説明については省略する。
本実施形態に係る照明装置について、図6、及び図7を用いて説明する。図6は、本実施形態に係る照明装置を含む照明システムの構成図、図7は、本実施形態に係る照明装置における補助LEDを点灯するための回路図である。なお、本実施形態において、前記第1の実施形態と重複する説明については省略する。
図6において、本実施形態に係る照明装置3は、前記外部入力端子6の近傍に配設され、少なくとも外部入力端子6に光を照射する補助LED7に主電源2から供給される電荷を蓄電する蓄電手段8を備え、主電源2からの給電が停止した場合に、蓄電部8より供給される電力で補助LED7を点灯することで外部入力端子6と補助電源4との接続作業を効率的に行うものである。
図6と前記第1の実施形態における図1とで異なるのは、照明装置3が、主電源2から供給される電荷で蓄電する蓄電部8と、蓄電部8から電力を供給され少なくとも外部入力端子6を照射する補助LED7とを備えることである。
主電源2から給電が行われている間に蓄電部8に電荷を貯めておき、主電源2からの給電が停止した場合には、蓄電部8に貯めておいた電荷で補助LED7を点灯する。補助LED7は、少なくとも外部入力端子6に光を照射するため、外部入力端子6と補助電源4が常時接続されていない場合であっても、非常時にすばやく接続することができる。また、補助LED7は、外部入力端子6と補助電源4とを接続するまでの間のみ、限られた領域を点灯できればよいため、蓄電部8に貯める電荷量はそれほど多くは必要ない。
図7の回路図において、主電源2から給電が行われている場合は、各LED列20のLED21を点灯しつつ、補助電源接続ボックス35に備えられた蓄電部8(コンデンサ)に電荷が貯められる。主電源2からの給電が停止されると、抵抗R5の電圧に応じてスイッチ32が切り替わり、蓄電部8から抵抗R3を介して補助LED7に電力が供給され、当該補助LED7を点灯する。このとき、蓄電部8からの電荷の漏れ、及びスイッチ32の誤作動を防止するために、ダイオードD3を備えておく。
補助LED7が点灯している間に、コンセント31を介して補助電源4を接続し、当該補助電源4が接続されると、接続中点25の順方向に接続されたLED21を点灯する。
このように、本実施形態に係る照明装置においては、少なくとも外部入力端子と補助電源との接続部に光を照射する補助LEDと、主電源から供給される電荷で蓄電し、蓄電した電力を補助LEDに供給する蓄電手段とを備え、主電源からの給電が停止した場合に、蓄電手段により補助LEDを点灯するため、補助電源と外部入力端子とが常時接続されていない場合であっても、補助電源と外部入力端子との接続部に光を照射して接続作業を迅速で効率よく行うことができる。
このように、本実施形態に係る照明装置においては、少なくとも外部入力端子と補助電源との接続部に光を照射する補助LEDと、主電源から供給される電荷で蓄電し、蓄電した電力を補助LEDに供給する蓄電手段とを備え、主電源からの給電が停止した場合に、蓄電手段により補助LEDを点灯するため、補助電源と外部入力端子とが常時接続されていない場合であっても、補助電源と外部入力端子との接続部に光を照射して接続作業を迅速で効率よく行うことができる。
以上の前記各実施形態により本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は実施形態に記載の範囲には限定されず、これら各実施形態に多様な変更又は改良を加えることが可能である。そして、かような変更又は改良を加えた実施の形態も本発明の技術的範囲に含まれる。このことは、特許請求の範囲及び課題を解決する手段からも明らかなことである。
D1〜D3 ダイオード
R1〜R7 抵抗
1 照明システム
2 主電源
3 照明装置
4 補助電源
5 照明部
6 外部入力端子
7 補助LED
8 蓄電部
20 LED列
21 LED
25 接続中点
31 コンセント
32 スイッチ
35 補助電源接続ボックス
51、52 FET
R1〜R7 抵抗
1 照明システム
2 主電源
3 照明装置
4 補助電源
5 照明部
6 外部入力端子
7 補助LED
8 蓄電部
20 LED列
21 LED
25 接続中点
31 コンセント
32 スイッチ
35 補助電源接続ボックス
51、52 FET
Claims (6)
- 主電源からの給電が停止した場合に、補助電源からの給電でLEDを点灯するLED照明装置において、
前記主電源に接続し、複数のLEDを直列に接続した照明部と、
前記照明部における前記複数のLEDの任意の接続中点を一端とし、前記複数のLEDの順方向端末を他端とする外部入力端子とを備え、
前記主電源からの給電が停止した場合に、前記外部入力端子に前記補助電源を接続して給電し、前記照明部のLEDのうち、前記接続中点の順方向に接続されたLEDを点灯することを特徴とするLED照明装置。 - 請求項1に記載のLED照明装置において、
複数の前記照明部が前記主電源と並列に接続され、前記複数の照明部ごとに前記任意の接続中点を外部入力端子の一端とし、前記各照明部における複数のLEDの順方向端末を前記外部入力端子の他端とし、前記補助電源が前記外部入力端子と接続することで、前記照明部と前記補助電源とが並列接続されることを特徴とするLED照明装置。 - 請求項2に記載のLED照明装置において、
前記補助電源が、前記複数の照明部ごとに当該照明部の外部に配設されたダイオード及び抵抗を介して並列に接続されていることを特徴とするLED照明装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載のLED照明装置において、
前記主電源によるLEDの点灯と前記補助電源によるLEDの点灯とを、トランジスタを用いて切り替えることを特徴とするLED照明装置。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載のLED照明装置において、
前記外部入力端子の近傍に配設され、少なくとも外部入力端子に光を照射する補助LEDと、
前記主電源から供給される電荷で蓄電し、当該蓄電した電力を前記補助LEDに供給する蓄電手段とを備え、
前記主電源からの給電が停止した場合に、前記蓄電手段により前記補助LEDを点灯することを特徴とするLED照明装置。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載のLED照明装置において、
前記主電源が商用電源であり、前記補助電源が自動車のバッテリであることを特徴とするLED照明装置。
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