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JP2010258313A5 - - Google Patents

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本発明の電界効果トランジスタには以下の構成を組み合わせることができる。
前記第2窒化物半導体層は、前記第1窒化物半導体層側に設けられたAlGa1−aN(0<a≦1)からなる第1層と、前記第3窒化物半導体層側に設けられたAlGa1−bN(0≦b<1、b<a)又はInGaNからなる第2層と、から構成される。
また、前記第2窒化物半導体層は、前記第1窒化物半導体層側から遠ざかるに従ってAl組成比が減少する組成傾斜層からなる。
前記第2窒化物半導体層は前記第3窒化物半導体層側がAlGa1−bN(0<b<1、b<a)であり、前記第3窒化物半導体層はAlGa1−cN(0<c≦1、c>b)である。
また、前記ソース電極及び前記ドレイン電極は、前記第3窒化物半導体層に設けられており、前記第3窒化物半導体層は、前記ソース電極及び前記ドレイン電極が設けられた領域の膜厚が、前記ゲート電極の設けられた領域の膜厚よりも小さくすることができる。
前記ソース電極及び前記ドレイン電極は前記第2半導体層に設けられていてもよい。
さらに、前記第窒化物半導体層はAlGa1−cN(0<c≦1、b<c<a)からなる。前記ゲートコンタクト層はInGaN又はGaNである。
第2窒化物半導体層12は、第1窒化物半導体層11側がAlGa1−aN(0<a≦1)で構成され、第3窒化物半導体層13側がAlGa1−bN(0≦b<1、b<a)又はInGaNで構成される。図1の例では第窒化物半導体層12は、第1窒化物半導体層11側から、AlGa1−aN(0<a≦1)からなる第1層101と、AlGa1−bN(0≦b<1、b<a)又はInGaNからなる第2層102とで構成される。
次に、図2(b)に示すように、ゲート電極17が形成された領域を残してゲートコンタクト層14を除去する。ゲートコンタクト層14より深くエッチングしないように、第1エッチングとして第3窒化物半導体層13がエッチングストップ層となる選択的エッチングを行う。ゲートコンタクト層よりも第3窒化物半導体層のエッチング速度が小さいエッチングとしては、例えばAl組成比によりエッチング速度の異なるハロゲン系のガス、具体的にはヨウ化水素ガス、Cl、SiClを用いることができる。

Claims (11)

  1. 第1窒化物半導体層と、
    前記第1窒化物半導体層の上に設けられ、前記第1窒化物半導体層よりもバンドギャップエネルギーが大きいAl含有窒化物半導体を含む第2窒化物半導体層と、
    前記第2窒化物半導体層の上に設けられたゲートコンタクト層と、を備える電界効果トランジスタであって、
    前記第2窒化物半導体層の上の一部に、Al含有窒化物半導体からなる第3窒化物半導体層が設けられ、前記第3窒化物半導体層の上にゲートコンタクト層が設けられており、 前記ゲートコンタクト層の表面にゲート電極が設けられ、前記ゲートコンタクト層及び前記前記第3窒化物半導体層を挟んでソース電極とドレイン電極が設けられており、
    前記第2窒化物半導体層は、前記第1窒化物半導体層側がAlGa1−aN(0<a≦1)、前記第3窒化物半導体層側がAlGa1−bN(0≦b<1、b<a)又はInGaNであり、前記第3窒化物半導体層は前記第2窒化物半導体層の前記第3窒化物半導体層側よりもAl組成比が大きいAl含有窒化物半導体からなる電界効果トランジスタ。
  2. 前記第2窒化物半導体層は前記第3窒化物半導体層側がAlGa1−bN(0<b<1、b<a)であり、前記第3窒化物半導体層はAlGa1−cN(0<c≦1、c>b)である請求項1に記載の電界効果トランジスタ。
  3. 前記第窒化物半導体層はAlGa1−cN(0<c≦1、b<c<a)からなる請求項1又は2に記載の電界効果トランジスタ。
  4. 前記ゲートコンタクト層はInGaN又はGaNである請求項1〜のいずれか1項に記載の電界効果トランジスタ。
  5. 前記第2窒化物半導体層は、前記第1窒化物半導体層側に設けられたAlGa1−aN(0<a≦1)からなる第1層と、前記第3窒化物半導体層側に設けられたAlGa1−bN(0≦b<1、b<a)又はInGaNからなる第2層と、から構成される請求項1〜4のいずれか1項に記載の電界効果トランジスタ。
  6. 前記ソース電極及び前記ドレイン電極は前記第2半導体層に設けられている請求項1〜のいずれか1項に記載の電界効果トランジスタ。
  7. 前記ソース電極及び前記ドレイン電極は、前記第3窒化物半導体層に設けられており、 前記第3窒化物半導体層は、前記ソース電極及び前記ドレイン電極が設けられた領域の膜厚が、前記ゲート電極の設けられた領域の膜厚よりも小さい請求項1〜のいずれか1項に記載の電界効果トランジスタ。
  8. 前記第2窒化物半導体層は、前記第1窒化物半導体層側から遠ざかるに従ってAl組成比が減少する組成傾斜層からなる請求項1〜4のいずれか1項に記載の電界効果トランジスタ。
  9. 第1窒化物半導体層と、前記第1窒化物半導体層よりもバンドギャップエネルギーの大きいAl含有窒化物半導体を含む第2窒化物半導体層と、ゲートコンタクト層と、を順に積層する半導体層積層工程と、
    ゲート電極形成領域を残して前記ゲートコンタクト層を除去する半導体層除去工程と、を有し、
    前記ゲートコンタクト層にゲート電極が形成され、前記ゲートコンタクト層を挟んでソース電極とドレイン電極が形成された電界効果トランジスタの製造方法であって、
    前記半導体層積層工程において、前記第2窒化物半導体層として、前記第1窒化物半導体層側がAlGa1−aN(0<a≦1)であり、前記第1窒化物半導体層と対向する側がAlGa1−bN(0≦b<1、b<a)又はInGaNである窒化物半導体層を形成し、前記第2窒化物半導体層の上に、前記第2窒化物半導体層の前記第1窒化物半導体層と対向する側よりもAl組成比が大きいAl含有窒化物半導体からなる第3窒化物半導体層を形成し、
    前記半導体層除去工程において、前記第3窒化物半導体層をエッチングストップ層として第1エッチングにより前記ゲートコンタクト層を除去した後、前記第1エッチングと異なる第2エッチングにより前記第3窒化物半導体層を除去して前記第1エッチングによるダメージ層を除去する電界効果トランジスタの製造方法。
  10. 前記第2エッチングは前記第1エッチングよりも低出力で行う請求項9に記載の電界効果トランジスタの製造方法。
  11. 前記第2窒化物半導体層は、前記第1窒化物半導体層側に設けられたAlGa1−aN(0<a≦1)からなる第1層と、前記第3窒化物半導体層側に設けられたAlGa1−bN(0≦b<1、b<a)又はInGaNからなる第2層と、から構成され、
    前記第2エッチングにより、前記第2層の少なくとも一部を除去する請求項9又は10に記載の電界効果トランジスタの製造方法。
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