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JP2009225875A - 内視鏡システム - Google Patents

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Kazuaki Kojima
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Abstract

【課題】 ボタン型電池により電気駆動要素の電力を供給する被検体内導入装置において、外形を小さくすることで検査時の被検者への負担を軽減すること。
【解決手段】 被検体の体内情報を取得するための機能部2と、この機能部を駆動するための電力を供給する電源4と、機能部と電源を収容する密閉容器6と、を備え、密閉容器の長手方向に直交する断面形状を楕円形とした被検体内導入装置1。
【選択図】図1

Description

本発明は、被検体内に導入され、被検体内情報を取得する被検体内導入装置に関する。
近年、内視鏡の分野では、撮像機能と無線通信機能とが装備されたカプセル型内視鏡が登場している。このカプセル型内視鏡は、観察(検査)のために被検体である被検者の口から飲み込まれた後、被検者の生体から自然排出されるまでの観察期間、たとえば食道、胃、小腸などの臓器の内部(体腔内)をその蠕動運動に伴って移動し、撮像機能を用いて順次撮像する構成を有する。
このカプセル型内視鏡に代表されるような被検体内導入装置には、体内情報を取得する機能部に電力を供給するための電力源として、電池が用いられることが多い。例えば特許文献1に記載のカプセル型内視鏡は、対物レンズによる物体像を結像させるイメージセンサと、このイメージセンサを制御するイメージセンサ制御電気部品と、イメージセンサから出力される電気信号を無線送信する送信電気部品と、が一体的に設けられた電気要素保持筒が透明カバーと筒状カバーからなる外装ケース内に水密に内蔵されてなる。このカプセル型内視鏡は、各要素に電力を供給する電力源としてボタン型の電池が用いられており、検査前に電源スイッチを押し込むことで電源が入り、被検者に嚥下させることで被検者の体内を観察する。
特開2001−91860号公報
一般的に、医療分野では、検査時の被検者への負担を軽減するため、被検体内導入装置の径を細くすることが要求されている。しかしながら、特許文献1に記載のカプセル型内視鏡のようにボタン型電池がカプセル型内視鏡本体の長手方向に対して垂直に配置されている限り、いくらその他の部品を小型化したり、スペースの無駄が無いように部品を配置したりしても、カプセル型内視鏡の径をボタン型電池の径より細くすることは不可能である。同様に、電池を内蔵する如何なる被検体内導入装置においても、その外径は、使用するボタン型電池の径に制約され、このボタン型電池の径よりも細径化することはできない。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、ボタン型電池により電気駆動要素の電力を供給する被検体内導入装置において、検査時の被検者への負担を軽減することのできる小型な被検体内導入装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明の被検体内導入装置は、被検体の体内情報を取得するための機能部と、前記機能部を駆動するための電力を供給する電源と、前記機能部と前記電源を収容する密閉容器と、を備え、前記密閉容器の長手方向に直交する断面形状が楕円形であることを特徴としている。この被検体内導入装置は、外径を一方向に縮小することができるため、被検体内導入装置を口腔から導入する検査時の被検者への負担を軽減することができる。
本発明によれば、ボタン型電池により電気駆動要素の電力を供給する被検体内導入装置において、検査時の被検者への負担を軽減することのできる小型な被検体内導入装置を実現することができる。
以下、本願発明である被検体内導入装置について図面に基づいて説明する。なお、以下の説明に用いる図面は、模式的なものであり、各部分の厚み、及び幅の関係、それぞれの部分の厚みの比率などは現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係、比率等が異なる部分が含まれている。
(第1の実施の形態)
先ず、本願発明の第1の実施の形態について図1、及び図2を用いて説明する。尚、図1、及び図2は、第1の実施の形態に係り、図1は被検体内導入装置の構成を示す模式図、図2は図1のII−II線に沿った断面図である。
図1に示すように、被検体内導入装置1は、被検体内の情報をモニタリングする機能部であるセンサユニット2と、処理回路系3と、RFユニット5と、電源である電池4と、が密閉容器である外装ケース6内に収納されている。外装ケース6は、有底筒形状の胴部カバー7と半楕球状の前部カバー8から構成されており、前部カバー8が胴部カバー7の開口部を塞ぐように嵌合接着されることにより、内部空間が水密に密閉されている
本実施の形態の電池4は、被検体内導入装置1の電源を構成し、図2に示すように、形状が略円柱形状の所謂、ボタン型電池である。この電池4は、被検体内導入装置1の外装ケース6内に斜めに配置されている。また、RFユニット5も、斜めに配設された電池4に沿うように外装ケース6内に斜めに配置されている。
ここで、上述の斜めに配置されているとは、胴部カバー7の長手方向の中心軸Oと円柱形状の電池4の短手方向の中心軸Aとが所定の角度θに傾けられた、平行とならない配置状態を意味している。
また、胴部カバー7、及び前部カバー8は、外装ケース6の中心軸Oに直交する方向の断面形状が図1に示すx軸方向が長軸となり、y軸方向が短軸となる略楕円形となっている。
このように、円柱形状の電池4を外装ケース6内に斜めに配置すると、外装ケース6の中心軸Oに直交する方向の断面形状を略楕円形とすることが可能であり、図1中の2点鎖線に示す、外装ケース6の中心軸Oと電池4の中心軸Aとが平行、実際には同軸上となるように電池4を配置(以下、電池4を垂直に配置と表現する。)した場合に比べて、被検体内導入装置1本体のy軸方向の径を縮小することを可能としている。つまり、本実施の形態の外装ケース6は、図1に示すように、y軸方向の径寸法が電池4を垂直に配置した場合の長さD1に比べて、小さな長さD2とすることができる(D1>D2)。
従って、被検体内導入装置1は、一方向ではあるが、細径化することができる。これにより、検査時の被検者への負担を軽減させることができる。また、外装ケース6内において、電池4を短手方向の中心軸Aが外装ケース6の中心軸Oに対して直交した垂直となるように配置することも考えられるが、これにより外装ケース6の長手方向となる中心軸O方向のサイズを大きくしなければならなくなる。そのため、本実施の形態の被検体内導入装置1は、被検者へ負担を与えることのない外装ケース6の長手方向となる中心軸O方向のサイズに応じて、電池4の短手方向の中心軸Aが外装ケース6の中心軸Oに対して所定の角度θを有した斜めに配置された構成となっている。
尚、センサユニット2としては、pHセンサ、温度センサ、イメージセンサなど、体内の情報をモニタリングする機能を有する如何なるセンサであっても良い。センサユニット2がpHセンサ、又は温度センサである場合、図示しないがセンサユニット2の一部は、前部カバー8を介して被検体内導入装置1の外部へ露出していても良い。また、センサユニット2がCCD、CMOS等の固体撮像素子であるイメージセンサの場合、前部カバー8は、光透過性(透明)を有することが好ましい。
センサユニット2により得られた体内情報は処理回路系3によって処理され、RFユニット5により、無線伝送により人体外に送信される。また、この人体外に送信された体内情報は、図示しない外部機器の受信部により読み取られる。
なお、図1では、電池4、及びRFユニット5を斜めに配置した構成を例示したが、少なくとも、外装ケース6の外形サイズを小さくするための構成としては、電池4のみが斜めに配置されていれば良く、他は外装ケース6に収容できる配置であれば良いことは勿論である。また、図1では、処理回路系3がセンサユニット2の後方に位置し、その後方に電池4、RFユニット5という順に並ぶ構成を示しているが、各部の位置関係はこれに制限されない。
さらに、センサユニット2、処理回路系3、RFユニット5、及び電池4は、電力、及び信号の授受のために、それぞれ図示しないフレキシブル基板等の配線によって相互に電気的に接続される。本実施の形態のように、外装ケース6内の電池4を斜めに配置することによって生じる外装ケース6と電池4との隙間に配線を通すことも可能であり、電池4を垂直に配置した場合に比べて、被検体内導入装置1内部の配線レイアウトの自由度が増す。
以上に説明したように、本実施の形態の被検体内導入装置1は、電池4を外装ケース6の長手方向の中心軸Oに対して、所定の角度θを有するように斜めに配置することによって、被検体内導入装置本体の径を一方向ではあるが、縮小することができる。そのため、特に生体、被検者の口腔から導入する被検体内導入装置1を使用した検査時において、被検者への負担を軽減させることができる。また、被検体内導入装置1は、電池4と外装ケース6の間にスペースを確保することができるので、各構成要素を電気的に接続する配線を空いたスペースに容易に通すことが可能となり、配線レイアウト設計の自由度を増すことができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について、図3から図6を用いて説明する。また、第1の実施の形態と共通する構成については、同一の符号で示し、それらの詳細な説明を省略する。尚、図3から図6は、第2の実施の形態に係り、図3は被検体内導入装置の外観斜視図、図4は被検体内導入装置の内部構成を示す模式図、図5は図4の撮像ユニットの構成を説明するための拡大断面図、図6はカプセル型内視鏡9が食道を通過しながら観察する様子を示す模式図である。
図3、及び図4に示す、本実施の形態の被検体内導入装置は、2つの撮像ユニット10により被検体内の画像を2方向から撮影取得できるカプセル型内視鏡9である。このカプセル型内視鏡9は、2つの撮像ユニット10と、処理回路系3と、RFユニット5と、電池4とが外装ケース6内に収納されてなる。
ここでは、2つの撮像ユニット10と処理回路系3とRFユニット5と電池4の全てのユニットが外装ケース6内に斜めに配置されている。つまり、処理回路系3、電池4、及びRFユニット5は、本実施の形態において、外装ケース6の長手方向の中心軸Oに対して、夫々の中心軸B(図4の紙面では中心軸と平行な軸Bで示している),A,Cが同一角度である所定の角度θを有して傾いた状態で外装ケース6内に配置されている。また、2つの撮像ユニット10は、夫々の撮影光軸Oa,Obが外装ケース6の長手方向の中心軸Oに対して、所定の角度θ傾いた状態となるように外装ケース6に配置されている。
また、本実施の形態の外装ケース6は、図4における前部上方側と後部下方側の2箇所に孔部を有する略筒状の胴部カバー7と、この胴部カバー7の孔部を塞ぐように配置された曲面形状で光透過性(透明)を有するオプティカルドーム11を有し、内部が水密に封止されている。また、胴部カバー7の長手方向の中心軸Oに直交する断面形状は、第1の実施の形態と同様に、x軸方向が長軸となり、y軸方向が短軸となる略楕円形となっている。
外装ケース6の内部に配設される2つの撮像ユニット10は、図5に示すように、CCDセンサ、CMOSセンサ等である固体撮像素子12がリジット基板、フレキシブル基板等である配線基板13上に搭載されていると共に電気的に接続されている。
本実施の形態のカプセル型内視鏡9は、2つのオプティカルドーム11の夫々を透過した光(撮影光軸Oa,Ob)が各撮像ユニット10の固体撮像素子12の画素領域の上部に位置するレンズユニット14により夫々集光され、これら固体撮像素子12の夫々の画素部に結像して、2箇所の観察部位の画像が得られる。
また、各撮像ユニット10の略楕円形の平面形状を有する照明用基板15には、中心にレンズユニット14の先端部分が固定されると共に、照明手段であるLED16(図4参照)がレンズユニット14の周辺にレンズユニット14の先端部分を挟むように、且つ、楕円の長軸側(x軸方向)の領域に搭載されており、体腔内の観察時に観察部位を照明することを可能としている。すなわち、固体撮像素子12、レンズユニット14、LED16、それらが実装される配線基板13、及び照明用基板15によって、撮像ユニット10が構成されている。
これら撮像ユニット10により得られた画像は、処理回路系3によって画像信号として出力され、RFユニット5により人体外の図示しない外部機器の受信部に無線送信される。
また、2つの撮像ユニット10は、夫々の撮像方向が胴部カバー7の長手方向の中心軸Oから所定の角度θを有した平行な方向であり、且つ夫々の撮像方向が互いに逆方向(180°に異なる反対方向)となるように、外装ケース6の前後の位置に斜めに配置されている。
また、電池4は、上述したように、外装ケース6内に斜めに配置されており、カプセルの長手方向の中心軸Oに対して垂直、つまり短手方向の中心軸Aが平行(正確には同一軸上)に配置された場合に比べて、カプセル型内視鏡9本体のy軸方向の径が縮小される。
これに合わせて、処理回路系3、及びRFユニット5も、電池4に沿って、上述したように、外装ケース6内に斜めに配置されており、カプセルの長手方向の中心軸Oに対して垂直、つまり短手方向の中心軸B,Cが平行に配置された場合に比べて、カプセル型内視鏡9本体のy軸方向の径が縮小される。
つまり、第1の実施の形態と同様に、本実施の形態の外装ケース6も、図4に示したように、y軸方向の径寸法が電池4を垂直に配置した場合の長さD1に比べて、小さな長さD2とすることができる(D1>D2)。
以上から、本実施の形態においても第1の実施の形態と同様に、検査時の被検者への負担を軽減させることができる。また、第一の実施の形態と同様に、撮像ユニット10、処理回路系3、RFユニット5および電池4を接続する配線を、電池を斜めに配置することによってできる外装ケース6と電池4との隙間に通すことが可能であり、電池4を垂直に配置した場合に比べて、カプセル型内視鏡9内部の配線レイアウトの自由度が増す。
本実施の形態では、カプセル型内視鏡9は、2つの撮像ユニット10を備えているため、これら2つの撮像ユニット10が撮像(光電変換)した撮像信号を信号処理して、体外へ無線送信するために必要な構成要素のうち、共有できるものは共有することで、部品点数を減らし製造コストを削減できると共に、カプセル型内視鏡9の外形を小型にすることができる。
なお、ここでは例として、2つの撮像ユニット10を具備する2眼のカプセル型内視鏡9を示しているが、撮像ユニット10が1つであるカプセル型内視鏡でも良いことは勿論である。
次に、図6を用いて、本実施の形態の被検体内導入装置であるカプセル型内視鏡9の使用状態について説明する。
カプセル型内視鏡9は、検査前に電源が投入され、被検者に嚥下されることで体腔内に導入される。このとき、カプセル型内視鏡9の径が一方向に細径化されているため、嚥下時の被検者への負担が減少される。つまり、本実施の形態のカプセル型内視鏡9は、撮像ユニット10、処理回路系3、電池4、及びRFユニット5を外装ケース6の長手方向に対して斜めに配置することによって、胴部カバー7本体の径方向を一方向ではあるが、細径化することができ、検査時の被検者への負担を軽減させることができる。
また、電源が投入されると、各撮像ユニット10のLED16が点灯を開始し、観察部位を照明した状態によって、2つの撮像ユニット10が2方向の被検体の体腔壁を撮像する。つまり、カプセル型内視鏡9は、2つの撮像ユニット10を有しているため、食道100のような管状の部位を観察する際には、2つの撮像視野方向A、及び撮像視野方向Bの2方向の食道壁を観察しながら、体腔深部方向である図中の進行方向に向かって移動する。
以上から、本実施の形態のカプセル型内視鏡9は、第1の実施の形態と同様な効果に加え、進行方向に対して斜め、且つ互いに逆向き(180°反対の向き)の2つの方向を撮影できるため、従来のカプセル型内視鏡に比べてより広範囲の体腔内の観察が可能であり診断性を向上することができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について図7を用いて説明する。図7は第3の実施の形態に係る被検体内導入装置の使用例を説明する模式図である。
また、本実施の形態の被検体内導入装置は、第2の実施の形態と同様な構成であるカプセル型内視鏡9である。つまり、本実施の形態のカプセル型内視鏡9は、内部構成が第2の実施の形態と同様であって、2つの撮像ユニット10と、処理回路系3と、電池4と、RFユニット5とが外装ケース6内に水密に内蔵されている。
2つの撮像ユニット10の撮像方向は、カプセルの長手方向に対して斜めで、互いに逆向き(180°の反対方向)になるように配置され、その他の処理回路系3、電池4、及びRFユニット5も全て斜めに配置されている。
本実施の形態におけるカプセル型内視鏡9の比重は1未満になるように各部品の重量と外装ケース6の大きさが設計されている。電池4は、外装ケース6の長手方向の略中心の位置に配置されている。つまり、カプセル型内視鏡9の総重量の大半を占める電池4が外装ケース6の略中心位置に配置されている。そのため、カプセル型内視鏡9の重心も略中心の位置とすることができる。
カプセル型内視鏡9は、電源が入れられた後、被検者に水110と共に嚥下され、体腔内を観察しながら進行する。そして、カプセル型内視鏡9は、胃101に到達すると、水110が空間内に半分程度蓄えられた胃101の中に浮かべられて、胃101の観察を行う。
このとき、カプセル型内視鏡9は、比重が1未満であるため、胃101に蓄えられた水面で容易に浮かぶことができる。また、カプセル型内視鏡9は、長手方向に直交する断面形状が楕円形であるため、長手方向の中心軸O回りの回転が生じ難く、且つ重心が全体の略中心に位置するために、前部と後部のどちらか一方に偏って水中に浸かることが防止され、水面に浮かぶ姿勢が安定する。つまり、図6に示すように、例えば、一方の撮像視野方向Aが斜め上方側を向き、他方の撮像視野方向Bが水中となる斜め下方側を向くような姿勢を保つことが容易にできる。
以上から、本実施の形態のカプセル型内視鏡9は、上述の各実施の形態の効果に加え、特有の効果として、胃101の中に蓄えられた水110の水面に安定した姿勢で浮かぶため、2つの撮像ユニット10によって水中側と水面より上側の胃の表面を同時に観察することができる。これにより、本実施の形態のカプセル型内視鏡9は、被検者の少ない体位変換によって胃101の内部を隈なく観察することができる。
以上に記載した発明は、各実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、各実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得るものである。
例えば、各実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする不具合に対して、述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得るものである。
本発明の第1の実施の形態の被検体内導入装置の内部構成を示す模式図 同、図1のII−II線に沿った断面図 本発明の第2の実施の形態の被検体内導入装置の外観斜視図 同、被検体内導入装置の内部構成を示す模式図 同、図4の撮像ユニットの構成を説明するための拡大断面図 同、カプセル型内視鏡9が食道を通過しながら観察する様子を示す模式図 第3の実施の形態に係る被検体内導入装置の使用例を説明する模式図
符号の説明
1・・・被検体内導入装置
2・・・センサユニット
3・・・処理回路系
4・・・電池
5・・・RFユニット
6・・・外装ケース
9・・・カプセル型内視鏡
10・・・撮像ユニット
100・・・食道
101・・・胃

Claims (7)

  1. 被検体の体内情報を取得するための機能部と、
    前記機能部を駆動するための電力を供給する電源と、
    前記機能部と前記電源を収容する密閉容器と、
    を備え、
    前記密閉容器の長手方向に直交する断面形状が楕円形であることを特徴とする被検体内導入装置。
  2. 前記電源は、ボタン型電池であって、
    少なくとも前記ボタン型電池の短手方向の中心軸が前記密閉容器の長手方向の中心軸に対して所定の角度を有して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の被検体内導入装置。
  3. 前記機能部は、被検体内画像を撮像する撮像ユニットであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の被検体内導入装置。
  4. 夫々の撮像方向が前記密閉容器の長手方向に対して所定の角度を有し、且つ逆方向となっている2つの前記撮像ユニットを備えることを特徴とする請求項3に記載の被検体内導入装置。
  5. 全体の比重が1未満であることを特徴とする請求項4に記載の被検体内導入装置。
  6. 前記ボタン型電池の中心が前記密閉容器の中心と一致するように配置されていることを特徴とする請求項4、又は請求項5に記載の被検体内導入装置。
  7. 前記被検体内導入装置は、カプセル型内視鏡であることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載の被検体内導入装置。
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