JP2009294240A - Optical sheet, back light unit, liquid crystal display device and display device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、主にフラットパネルディスプレイに代表される光学表示装置における照明光路制御に使用される光学シート及びこれを用いるバックライトユニット、液晶表示装置及びディスプレイ装置に関するものである。 The present invention relates to an optical sheet mainly used for illumination light path control in an optical display device typified by a flat panel display, a backlight unit using the same, a liquid crystal display device, and a display device.
従来、例えば液晶表示装置(LCD)に代表されるディスプレイ装置は、画像信号に応じて各画素のONとOFFが制御される液晶表示素子の背面側に、バックライトユニットを配置し、このバックライトユニットからの光を表示光として利用している。
このような液晶ディスプレイ装置は、液晶表示素子の消費電力は小さいが、バックライトユニットでの消費電力が大きくなり、例えば、ラップトップコンピュータや携帯電話などの電池式装置に用いられる場合には、光源の光の利用効率を高めることで装置としての消費電力を低減することが求められている。
2. Description of the Related Art Conventionally, for example, a display device typified by a liquid crystal display device (LCD) has a backlight unit disposed on the back side of a liquid crystal display element in which ON / OFF of each pixel is controlled according to an image signal. Light from the unit is used as display light.
In such a liquid crystal display device, the power consumption of the liquid crystal display element is small, but the power consumption of the backlight unit is large. For example, when used in battery-powered devices such as laptop computers and mobile phones, the light source Therefore, it is required to reduce power consumption as a device by increasing the light utilization efficiency.
光源の光の利用効率を高める手法として、バックライトユニットからの拡散光を集光する方式がある。これには、米国3M社の登録商標である輝度強調フィルム(BEF:Brightness Enhancement Film)が光学シートとして広く使用されている。
このBEFは、図9に示すように、光透過性の基材202上に、断面三角形状のプリズム201が一方向に一定のピッチで配列された光学シート200から構成される。このプリズム201は光の波長に比較して大きいピッチである。このようなBEFは、“軸外(off-axis)”からの光を集光し、この光を視聴者に向けて“軸上(on-axis)”に方向転換(redirect)、または“リサイクル(recycle)”する。これにより、基材202の平坦面から入射した光がプリズム201から射出する際、正面方向に光を集める効果をもち、正面方向のディスプレイの輝度を向上させることが可能になる。
As a method for increasing the light use efficiency of the light source, there is a method of collecting diffused light from the backlight unit. For this purpose, a brightness enhancement film (BEF), which is a registered trademark of 3M Corporation, is widely used as an optical sheet.
As shown in FIG. 9, the BEF includes an
BEFなどの光学シート1枚では、視野角が狭く、また光源の構造がムラとして観察されてしまうため、液晶ディスプレイ装置を構成する液晶表示素子とバックライトユニット(いずれも図示せず)との間に、図10に示すような拡散板上に複数のレンズやプリズム1を配列してなる光学シート200が配置されている場合が多い。一般的には、図10に示すように、拡散シート400、光学シート200と、拡散シート400及び拡散板300を組み合わせることで所望の光学特性を実現している。
With one optical sheet such as BEF, the viewing angle is narrow and the structure of the light source is observed as unevenness. Therefore, between the liquid crystal display element constituting the liquid crystal display device and the backlight unit (both not shown). In many cases, an
このような光学シートは、光の利用効率の向上だけでなく、光源のムラの除去、ディスプレイの視域の確保、ディスプレイの剛性の維持など様々な機能が要求されており、一般的には複数枚の光学シートを重ね合わせることによって構成されている。
光学シートの構成枚数が多いと、ディスプレイ装置の組立て時の作業が煩雑になり、光学シート間に侵入したゴミの影響を受けたり、小型化や薄型化の妨げになるなどの問題があった。このような結果から、それぞれの光学シートを一体化することで、少ない枚数の光学シートで、同様の光学、物理特性を発揮させようという試みがなされている。
Such optical sheets are required not only to improve the light utilization efficiency, but also to have various functions such as removing unevenness of the light source, securing the viewing area of the display, and maintaining the rigidity of the display. It is configured by superposing two optical sheets.
When the number of optical sheets is large, the work for assembling the display device becomes complicated, and there are problems such as being affected by dust that has entered between the optical sheets and preventing miniaturization and thinning. From these results, an attempt has been made to exhibit the same optical and physical characteristics with a small number of optical sheets by integrating the respective optical sheets.
以上の課題を解決するために特許文献1では、マイクロビーズを分散含有してなる第1の透明樹脂シート部材と表面がマイクロプリズム加工された第2の透明樹脂シート部材との間に微粒子状の粘着剤を散在させて空気層を確保しつつ、微粒子状粘着剤により第1及び第2の透明樹脂シート部材を接合する方法が提案されている。
In order to solve the above problems, in
また、特許文献2では第1の透光性シート基材に複数のプリズム列などの光偏向構造層が形成されており、第1の透光性シート基材の裏面に部分的に形成された所定高さの列状のスペーサ層が形成されている。第2の透光性シート基材に透光性樹脂により透光性微粒子を保持されている第2の光偏向構造層が形成されており、第1の透光性シート基材の裏面に部分的に形成された所定高さの列状の突起部が第2の透光性シート基材に当接するように接合する方法が提案されている。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の光学シートには、以下のような課題がある。特許文献1に示す光学シートでは、微粒子状粘着剤によって固定しているため、その固定力(接着力)は弱く十分な強度を持ち得ない。この固定力(接着力)不足を解消するために対して微粒子の粘着材の量を増やし、接着面積が増加すると、外観特性では微粒子の凝集や粘着微粒子の面ばらつきなどによる輝度ムラなどが生る問題がある。また、特許文献1に示す光学シートでは、微粒子状粘着剤の大きさは微粒子の粒径分布や微粒子周辺に付着している粘着剤の膜厚、微粒子状粘着剤の凝集状態に大きく依存するため、空気層を光学シートの面全体で均一に保持することは困難である。
However, the optical sheets described in
また、特許文献2に示す光学シートでは、特許文献1に記載された粘微粒子状粘着剤による凝集を防止し、均一な空気層、微粒子状粘着剤によりスペーサーとしていたものをレンズ基材裏面に平行な列状突起を、対面にある微粒子を含む未硬化樹脂を塗布した基材に当接するように一体化している。しかしながら、基材全面に微粒子が塗布されており、微粒子を避けつつ空気層を一定間隔に保ちながら、基材とスペーサーを密着させることは困難である。
Further, in the optical sheet shown in
また、特許文献2に示す光学シートでは、平行な列状突起をレンズ方向と直交させ配置することにより、レンズピッチと画素との干渉縞(モアレ)だけでなく、平行な列状突起と画素とも干渉縞(モアレ)も発生するため、直交に配置するだけではモアレを解消することできない。
Further, in the optical sheet shown in
また、近年の液晶ディスプレイの薄型化の影響で冷陰極管の輝度ムラが視認されやすくなっており、特許文献1と特許文献2に示す光学シートのように単に複数のシートを一体化しただけでは、冷陰極管の輝度ムラを低下させるための拡散性が不足する傾向にある。
Further, due to the thinning of liquid crystal displays in recent years, uneven brightness of cold cathode fluorescent lamps is easily seen, and simply by integrating a plurality of sheets like the optical sheets shown in
また、ディスプレイの薄型傾向により、光源である冷陰極管と光学シート間の距離が狭まり、光学シートが100℃に近い高温にさらされるため、高温下での各材料の伸縮による反りや歪み、横ズレ等や、ディスプレイ装置の組立て時に加えられる応力などによる剥がれなどに耐えられる密着力を有する必要がある。 In addition, due to the tendency of thin displays, the distance between the cold cathode tube, which is a light source, and the optical sheet is narrowed, and the optical sheet is exposed to a high temperature close to 100 ° C. It is necessary to have an adhesive force that can withstand peeling or the like due to stress applied when the display device is assembled.
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、せん断にも強い接着力を有することができ、また、レンズシートの入射面の平坦部と粘着剤又は接着剤の間の空気層を均一に保持することができ、さらに、光拡散効果を有する光学シート、バックライトユニット、液晶表示装置及びディスプレイ装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such circumstances, and can have a strong adhesive force against shear, and an air layer between the flat portion of the incident surface of the lens sheet and the adhesive or the adhesive. It is another object of the present invention to provide an optical sheet, a backlight unit, a liquid crystal display device, and a display device having a light diffusion effect.
請求項1の発明に係る光学シートは、レンズシートと、前記レンズシートに粘着剤又は接着剤により接着されている拡散板と、を具備し、前記レンズシートは、略平坦な入射面と出射面とを備える透光性の基材と、前記基材の前記出射面に配列されている少なくとも1種類の単位レンズを有するレンズ部と、前記基材の前記入射面に突出するように形成されている複数の突起部と、を有し、前記レンズシートの突起部と前記拡散板の出射面とが前記粘着剤又は前記接着剤により接着されていることを特徴とする。
The optical sheet according to the invention of
請求項1の発明によれば、基材の入射面に突出するように形成されている複数の突起部を有し、レンズシートの突起部と拡散板の出射面とが粘着剤又は接着剤により接着されているため、接着表面積を増大するだけでなく、せん断にも強い接着力を有することができ、また、突起部がスペーサーとなることができるからレンズシートの入射面の平坦部と粘着剤又は接着剤の間の空気層を均一に保持することができ、さらに、突起部に光拡散性を持たせることで光拡散効果を付与することができる。
According to invention of
請求項2の発明に係る光学シートは、請求項1に記載の光学シートにおいて、前記突起部が、前記基材の前記入射面から離れるに従い断面積が小さくなる少なくとも2段の階段形状の第1突起部と第2の突起部とを有することを特徴とする。 An optical sheet according to a second aspect of the present invention is the optical sheet according to the first aspect, wherein the protrusion has a stepped first shape having at least two steps that decreases in cross-sectional area as the distance from the incident surface of the base material increases. It has a projection part and a 2nd projection part, It is characterized by the above-mentioned.
請求項2の発明によれば、突起部が、基材の入射面から離れるに従い断面積が小さくなる少なくとも2段の階段形状の第1突起部と第2の突起部とを有するため、接着表面積を増大するだけでなく、せん断にも強い接着力を有することができ、また、突起部がスペーサーとなることができるからレンズシートの入射面の平坦部と粘着剤又は接着剤の間の空気層を均一に保持することができ、さらに、突起部に光拡散性を持たせることで光拡散効果を付与することができる。
According to the invention of
請求項3の発明に係る光学シートは、請求項1及び請求項2のいずれか1つに記載の光学シートにおいて、前記突起部が、前記基材の前記入射面から離れるに従い断面積が小さくなる2段の階段形状の第1突起部と第2の突起部と有し、前記第1突起部と第2の突起部との間に前記第1突起部が前記基材の前記入射面に対し略平行である略平坦部を有することを特徴とする。 An optical sheet according to a third aspect of the present invention is the optical sheet according to any one of the first and second aspects, wherein the cross-sectional area of the optical sheet decreases as the protrusion moves away from the incident surface of the base material. It has a two-step staircase-shaped first protrusion and a second protrusion, and the first protrusion is located between the first protrusion and the second protrusion with respect to the incident surface of the substrate. It has the substantially flat part which is substantially parallel.
請求項3の発明によれば、第1突起部と第2の突起部との間に前記第1突起部が基材の入射面に対し略平行である略平坦部を有するから、接着表面積を増大するだけでなく、せん断にも強い接着力を有することができ、また、突起部がスペーサーとなることができるからレンズシートの入射面の平坦部と粘着剤又は接着剤の間の空気層を均一に保持することができ、さらに、突起部に光拡散性を持たせることで光拡散効果を付与することができる。
According to the invention of
請求項4の発明に係る光学シートは、請求項3に記載の光学シートにおいて、前記突起部が、前記第の2の突起部から前記第1突起部の略平坦部までの面が前記粘着剤又は前記接着剤により前記拡散板の出射面に接着されていることを特徴とする。 The optical sheet according to a fourth aspect of the present invention is the optical sheet according to the third aspect, wherein the surface of the protrusion is from the second protrusion to the substantially flat portion of the first protrusion. Or it is adhere | attached on the output surface of the said diffusion plate with the said adhesive agent, It is characterized by the above-mentioned.
請求項4の発明によれば、突起部が、第2の突起部から第1突起部の略平坦部までの面が粘着剤又は接着剤により拡散板の出射面に接着されているため、接着表面積を増大するだけでなく、せん断にも強い接着力を有することができ、また、突起部がスペーサーとなることができるからレンズシートの入射面の平坦部と粘着剤又は接着剤の間の空気層を均一に保持することができ、さらに、突起部に光拡散性を持たせることで光拡散効果を付与することができる。
According to the invention of
請求項5の発明に係る光学シートは、請求項4に記載の光学シートにおいて、前記突起部の前記第2の突起部の高さは、前記粘着剤又は前記接着剤の厚さ未満であることを特徴とする。
The optical sheet according to
請求項5の発明によれば、第2の突起部から第1突起部の略平坦部までの面が粘着剤又は接着剤により拡散板の出射面に接着されて、かつ、突起部の前記第2の突起部の高さは前記粘着剤又は前記接着剤の厚さ未満であるため、接着表面積を増大するだけでなく、せん断にも強い接着力を有することができ、また、突起部がスペーサーとなることができるからレンズシートの入射面の平坦部と粘着剤又は接着剤の間の空気層を均一に保持することができ、さらに、突起部に光拡散性を持たせることで光拡散効果を付与することができる。
According to invention of
請求項6の発明に係る光学シートは、請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の光学シートにおいて、前記レンズ部が、少なくとも1種の湾曲側面を有するプリズムレンズがピッチ方向へとシフトされて複合された複合レンズで形成されていることを特徴とする。 An optical sheet according to a sixth aspect of the present invention is the optical sheet according to any one of the first to fifth aspects, wherein the prism portion has at least one kind of curved side surface in the pitch direction. It is formed by a compound lens that is shifted and compounded.
請求項6の発明によれば、請求項1乃至請求項5のいずれか1つと同じ効果を有する。
According to invention of
請求項7の発明に係る光学シートは、請求項1乃至請求6のいずれか1つに記載の光学シートにおいて、前記レンズシート及び前記拡散板が、熱可塑性樹脂の押出し成型や射出成型又は放射線硬化樹脂のUV成型により形成されたことを特徴とする。 An optical sheet according to a seventh aspect of the present invention is the optical sheet according to any one of the first to sixth aspects, wherein the lens sheet and the diffusion plate are formed by extrusion molding, injection molding or radiation curing of a thermoplastic resin. It is formed by UV molding of resin.
請求項7の発明によれば、請求項1乃至請求項6のいずれか1つと同じ効果を有する。
According to invention of Claim 7, it has the same effect as any one of
請求項8の発明に係るバックライトユニットは、表示画像を規定する画像表示素子と、前記画像表示素子の背面側に配置されている光源と、前記前記画像表示素子と光源との配置されている請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の光学シートと、を具備することを特徴とする。
According to an eighth aspect of the present invention, there is provided a backlight unit including an image display element that defines a display image, a light source disposed on a back side of the image display element, and the image display element and the light source. And an optical sheet according to any one of
請求項8の発明によれば、請求項1乃至請求項7のいずれか1つと同じ効果を有するバックライトユニットを提供することができる。
According to the invention of
請求項9の発明に係る液晶表示装置は、画素単位での透過と遮光に応じて表示画像を規定する画像表示素子と、前記画像表示素子の背面に配置されている請求項8に記載のバックライトユニットと、を具備することを特徴とする。
The liquid crystal display device according to the invention of claim 9 is an image display element that defines a display image according to transmission and shading in pixel units, and the back according to
請求項9の発明によれば、請求項1乃至請求項7のいずれか1つと同じ効果を有する液晶表示装置を提供することができる。
According to invention of Claim 9, the liquid crystal display device which has the same effect as any one of
請求項10の発明に係るディスプレイ装置は、請求項8に記載のバックライトユニットを具備し、前記光源が、LED、半導体レーザー及び冷陰極管ランプのいずれか1つであることを特徴とする。 A display device according to a tenth aspect of the invention includes the backlight unit according to the eighth aspect, wherein the light source is any one of an LED, a semiconductor laser, and a cold cathode tube lamp.
請求項10の発明によれば、請求項1乃至請求項7のいずれか1つと同じ効果を有すルディスプレイ装置を提供することができる。
According to the invention of
本発明によれば、基材の入射面に突出するように形成されている複数の突起部を有し、レンズシートの突起部と拡散板の出射面とが粘着剤又は接着剤により接着されているため接着表面積を増大するだけでなく、せん断にも強い接着力を有することができ、また、突起部がスペーサーとなることができるからレンズシートの入射面の平坦部と粘着剤又は接着剤の間の空気層を均一に保持することができ、さらに、突起部に光拡散性を持たせることで光拡散効果を付与することができる。 According to the present invention, it has a plurality of protrusions formed so as to protrude on the incident surface of the substrate, and the protrusions of the lens sheet and the emission surface of the diffusion plate are bonded by an adhesive or an adhesive. Therefore, not only can the adhesive surface area be increased, but it can also have a strong adhesive force against shearing, and since the protrusion can serve as a spacer, the flat part of the entrance surface of the lens sheet and the adhesive or adhesive The air layer in between can be held uniformly, and further, a light diffusing effect can be imparted by imparting light diffusibility to the protrusions.
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る光学シートを示す概略図である。図2は、発明の実施の形態1に係るレンズシートを示す概略図である。図3は、本発明の実施の形態1に係るレンズ部を示す概略図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る突起部を示す概略図である。図5は、本発明の実施の形態1に係る突起部の配置を示す概略図である。なお、各図は模式図のため各部品の寸法比などは誇張されている。ここでは、このような配置に基づいて、各図の上方向を単に表示画面側とし、下方向を単に背面側とする。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
(Embodiment 1)
FIG. 1 is a schematic view showing an optical sheet according to
図1に示すように、本発明の実施の形態1に係る光学シート30は、レンズシート10と、レンズシート10に粘着剤(又は接着剤)4により接着されている拡散板5と、を具備している。レンズシート10は、基材2、レンズ部1及び複数の突起部3を具備している。基材2は、略平坦な入射面と出射面とを備える透光性のものである。レンズ部1は、基材2の出射面に配列されている少なくとも1種類の単位レンズを有している。複数の突起部3は、基材2の入射面に突出するように形成されている。レンズシート10の突起部3と拡散板5の出射面とが粘着剤(又は接着剤)4により接着されている。
As shown in FIG. 1, an
光学シート10の突起部3は、基材2の入射面から離れるに従い断面積が小さくなる少なくとも2段の階段形状の第1突起部3aと第2の突起部3bとを有している。第1突起部3aは,第1突起部3aと第2の突起部3bとの間に基材2の入射面に対し略平行である略平坦部を有している。
The
光学シート30は、拡散板5により光源から表示画面側に出射される光を拡散させ、表示光の一部輝度ムラを抑制するとともに、拡散板5により拡散された出射光をレンズシート10のレンズ部1で屈折及び反射させ、表示画面側に集光させて出射する機能を一枚のシートに集約したものである。レンズシート10の背面に配置された突起部3は、拡散板5の拡散性能とレンズシート10の集光機能を単に一体化(固定)するだけでなく、確実に空気層を一定間隔で維持するために配置される。
The
拡散板5は、光学シート30の中で光源側に配置されており、レンズシート10裏面の突起部3と粘着剤4によりレンズシート10と一体化される。このため、拡散板5は、光学シート30の支持体として、シート剛性を維持できる1mm〜5mmの厚さを有することが好ましい。拡散板5は、形状として平板形状を有していることが好ましいが使用される筐体に合わせて、形状を選択することもできる。光学特性改善のために、拡散板5の背面側の略平坦面にプリズムレンズ形状及びレンチキュラーレンズ形状など各種凹凸パターンを付与することもできる。拡散板5の形成方法としては、熱可塑性樹脂又は紫外線硬化性樹脂を用いて、押出し成型や射出成型など種々の成型方法を使用することができる。この場合に、拡散板5は、パターン形成した金型を使用することで、表面に各種パターン形状を付与しながら形成することができる。
The
拡散板5は、透明樹脂とこの透明樹脂の中に分散された微粒子又は気体などで構成されている。拡散板5は、これらの透明樹脂の屈折率と微粒子または気体などの屈折率が異なることにより界面で反射及び散乱され、光源から出射された光の輝度ムラを抑制するとともに、表示光に求められる特性に合わせ材料を選択することにより、輝度分布を制御することができる。拡散板5により反射及び屈折された拡散光がレンズシート10に入射され、レンズ部1で屈折されることにより、均一で輝度ムラがなく、表示画面側に集光された分布を作成することができる。
The
拡散板5に使用される材料の透明樹脂としては、例えば、ポリカーボネート樹脂、アクリル系樹脂、フッ素系アクリル樹脂、シリコーン系アクリル樹脂、MS(アクリルとスチレンの共重合体)樹脂、エポキシアクリレート樹脂、ポリスチレン樹脂、シクロオレフィンポリマー、メチルスチレン樹脂、フルオレン樹脂、PET又はポリプロピレン等を使用することができる。また、拡散板5に使用される微粒子として、無機酸化物からなる粒子又は樹脂からなる粒子が使用できる。拡散板5に使用される無機酸化物からなる透明粒子としては、シリカやアルミナ又は酸化チタン等からなる粒子を挙げることができる。
Examples of the transparent resin used for the
また、拡散板5に使用される樹脂からなる透明粒子としては、アクリル粒子、スチレン粒子、スチレンアクリル粒子及びその架橋体、メラミン一ホルマリン縮合物の粒子、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PFA(ペルフルオロアルコキシ樹脂)、FEP(テトラフルオロエチレン一ヘキサフルオロプロピレン共重合体)、PVDF(ポリフルオロビニリデン)及びETFE(エチレン一テトラフルオロエチレン共重合体)等の含フッ素ポリマー粒子又はシリコーン樹脂粒子等を挙げることができる。これら微粒子は、2種類以上を混合して使用してもよい。また、拡散板5は、複層の構成にしてもよく、それぞれの層に異なる樹脂や微粒子で構成されてもよい。この場合に、拡散板5は、透明樹脂と微粒子または空気などの屈折率差が0.02以上であることが好ましく、これ以上の場合、十分な光散乱性能が得られる。拡散板5における微粒子の粒径は、0.1μm〜10μmであることが望ましい。
The transparent particles made of resin used for the
粘着剤(接着剤)4は、拡散板5とレンズシート10の間に配置し、これらを接着することにより複数のシートを一体化することができる。一体化する際に使用する粘着4は、拡散板5の出射面の全体に塗工してもよく、レンズシート10裏面の突起部3の表面部分だけを塗工してもよく、また、セパレーターに塗工した別部材を拡散板5やレンズシート10に貼り合わせて使用してもよい。一体化する場合、レンズシート10と拡散板5の間に空気層などの低屈折層が介在していない場合、所望の光学特性が得られないことがあるので、レンズシート10と拡散板5との間は空気層などの低屈折層で満たされる必要がある。
The pressure-sensitive adhesive (adhesive) 4 is disposed between the
粘着剤5の材料としては、アクリル系、ウレタン系、ゴム系又はシリコーン系粘着剤などを用いることができる。一方、接着剤5の材料としては、エポキシ系、アクリル系、酢酸ビニル系、セルロース系又はシリコン系などの接着剤を使用することができる。これらの材料は、高温のバックライトユニットの内で使用されるため、高温下でも安定した接着力を有することが望ましい。
As a material for the pressure-
粘着剤(接着剤)4の膜厚は、突起部3の第2の突起部3bの高さよりも厚いことが望ましい。すなわち、突起部3の第2の突起部3bの高さは、粘着剤4の厚さ未満であることが望ましい。この場合には、突起部3の第2の突起部3bは、完全に埋没するだけでなく、第1の突起部3aと第2の突起部3bにおける第1の突起部3aの略平坦部まで粘着剤4が密着することができる。このように突起部3が2段の階段形状の第1の突起部3aと第2の突起部3bを有することにより、突起部3が密着している幅が同等でも、突起部3の2段目の第2の突起部3bが粘着剤4に完全に埋没しているので、接着(密着)表面積を増大させることができる。
The film thickness of the pressure-sensitive adhesive (adhesive) 4 is desirably thicker than the height of the
このことにより、同一の接着力を得るために必要な突起部3の密着幅を減らすことが可能となるので、光学特性の低下を最小限に留めることができる。また、突起部3の第1の突起部3aと第2の突起部3bの間の略平坦部まで粘着剤4が密着することにより、高温下でのレンズシート10と拡散板5の伸縮による横ズレを緩和することができるのでシート同士のせん断による剥がれなどを防止することができる。
As a result, it is possible to reduce the contact width of the
レンズシート10は、拡散板5の表示画面側に突起部3を背面側に向けて配置されており、粘着剤4により拡散板5と一体化される。そのため突起部3の高さは、粘着剤4を介して、拡散板5と一体化しても、空気層を維持できる高さに設定すること必要である。レンズ部1は、拡散板5から出射された光をレンズ部1で表示画面側の正面方向に屈折することで、正面輝度を向上させることができる。
The
レンズシート10のレンズ部1は、拡散板5から出射される出射光を再配向し、レンズ部1の法線方向の表示画面側に集光するために配置される。レンズ部1の集光機能により視野外の光を有効に正面に集めることができるので、同じ光量を得るにしても消費電力を抑えることができる。レンズ部1は、基材2の上に別体として配置することができ、また、レンズ部1は基材2及び突起部3と一体成型することもできる。
The
レンズ部1は、図3に示すように、少なくとも1種の湾曲側面を有するプリズムレンズがピッチ方向へとシフトされて複合された複合レンズ、プリズムレンズ、ピラミッド状のマイクロプリズム、円弧状のシリンドリカルレンズアレイ、また、半球状のレンズを並べたマイクロレンズアレイなどで形成することができる。また、レンズ部1は、これら複数のレンズを組み合わせたもので形成してもよい。レンズ部1は、フィラーを基材上に分散塗工した形状や集光性があれば2次元や3次元の複雑な形状を有していてもよく、上記構成に限定されない。レンズ部1は、熱可塑性樹脂又は紫外線硬化性樹脂と表面凹凸パターンとなる金型を用いて、押出し成型、射出成型又はUV成型法などで成型することができる。また、レンズ部1は、フィラーを分散した樹脂を基材上に塗工する各種塗工法で形成することができる。
As shown in FIG. 3, the
レンズシート10の基材2は、光源から出射される光の波長に対して光透過性を有する、シート状部材である。基材2の材料としては、光学用部材に使用可能なプラスチック材料を特に制限なく用いることができる。
The
レンズシート10の突起部3は、レンズシート10と拡散板5間を、粘着剤(接着剤)4を介して一体化する際に、固定するためと、空気層維持のためのスペーサー、そして拡散板5から入射する光を屈折、散乱するための拡散体として配置される。
The
次に、突起部3の機能の詳細を説明する。図3に示すように、光学シート10の突起部3は、基材2の入射面から離れるに従い断面積が小さくなる少なくとも2段の階段形状の第1突起部3aと第2の突起部3bとを有している。第1突起部3aは,第1突起部3aと第2の突起部3bとの間に基材2の入射面に対し略平行である略平坦部を有している。
Next, details of the function of the
突起部3の第2の突起部3bの高さは、粘着剤4の厚さ未満であることが望ましい。この場合には、突起部3の第2の突起部3bは、完全に埋没するだけでなく、第1の突起部3aと第2の突起部3bにおける第1の突起部3aの略平坦部まで粘着剤4が密着することができる。このように突起部3が2段の階段形状の第1の突起部3aと第2の突起部3bを有することにより、突起部3が密着している幅が同等でも、突起部3の2段目の第2の突起部3bが粘着剤4に完全に埋没しているので、接着(密着)表面積を増大させることができる。このことにより、平坦面の接触面積率が少なくても同等の密着力を有することが可能であるため、突起部3を通して、拡散板5から拡散光が漏出する割合を低下することができ、輝度向上を達成することができる。
The height of the
また、突起部3の第2の突起部3bを粘着剤4に埋没させることにより、高温下でのレンズシート10と拡散板5の線膨張係数の違いにより発生する伸縮(反り)にも安定した接着力を有することができるため、レンズシート10と拡散板5のズレなどのせん断に強い、光学シート30を提供することができる。また、レンズシート10と拡散板5を粘着剤4により貼合するときに、突起部3の第1突起部3aの上部が略平坦部であることにより、貼合圧力を分散して第2の突起部3bから第1突起部3aの略平坦部まで密着することができるため、突起部3の第1突起部3aを空気層保持のスペーサーとして使用することができるから、均一でムラの少ない光学シート30を提供することができる。また、突起部3の第1突起部3aの形状が基材2の入射面から離れるに従い断面積が小さくなり、かつ、空気層との界面を有していることから拡散板5から出射した光が突起部3の第1突起部3aの空気層との界面で屈折及び散乱することから、拡散機能を突起部3に付与することができるので、直下型の液晶テレビの課題である冷陰極管の輝度ムラも低減することができる。
Further, by embedding the
突起部3の形状としては、図4に示すように、第1突起部3a及び第2の突起部3bが、ともに、円状や楕円状などの形状をとることができる。また、突起部3の配置としては、図5に示すように、レンズシート10のレンズピッチとの干渉縞を起こさないように、ランダムに配置することが望ましい。突起部3の幅は、表示画面側から視認しにくく、モアレ等が発生しにくい大きさであればよく、200μm以下であれば好ましく、150μmであればより好ましい。突起部3の高さは、粘着剤4との密着性確保のために第2の突起部3bの高さは、粘着剤4の厚さと同程度が好ましく、より低い方がなお好ましい。レンズシート10の突起部3は。熱可塑性樹脂又は紫外線硬化性樹脂と表面凹凸パターンとなる金型を用いて、押出し成型、射出成型又はUV成型法などで成型することができる。
As shown in FIG. 4, the
レンズシート10の材料としては、例えば、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネ−ト樹脂、ポリスチレン樹脂、MS(アクリルとスチレンの共重合体)樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、シクロオレフィンポリマー等の熱可塑性樹脂あるいはポリエステルアクリレート、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート等のオリゴマー又はアクリレート系等からなる放射線硬化性樹脂などの透明樹脂を使用することができる。また、レンズシート10の材料としては、用途により、透明樹脂中に微粒子を分散させて使用してもよい。この微粒子としては、無機酸化物からなる粒子又は樹脂からなる粒子が使用できる。
Examples of the material of the
レンズシート10に使用する無機酸化物からなる透明粒子としては、シリカやアルミナ、酸化チタン等からなる粒子を挙げることができる。また、レンズシート10に使用する樹脂からなる透明粒子としては、アクリル粒子、スチレン粒子、スチレンアクリル粒子及びその架橋体、メラミン一ホルマリン縮合物の粒子、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PFA(ペルフルオロアルコキシ樹脂)、FEP(テトラフルオロエチレン一ヘキサフルオロプロピレン共重合体)、PVDF(ポリフルオロビニリデン)、及びETFE(エチレン一テトラフルオロエチレン共重合体)等の含フッ素ポリマー粒子又はシリコーン樹脂粒子等を挙げることができる。これら微粒子は、2種類以上を混合して使用してもよい。
Examples of the transparent particles made of an inorganic oxide used for the
本発明の光学シート30を構成している部材に関して代表的な例を説明してきたが、本発明の光学特性を達成することができれば上記以外の材料、構造又はプロセスなどを使用して作製することも可能である。
A typical example has been described with respect to the members constituting the
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図6は、本発明の実施の形態2に係る液晶表示装置を示す概略図である。本発明の実施の形態2においては、本発明の実施の形態1と同じ構成要素には同じ参照符号を付して、その説明を省略する。
(Embodiment 2)
Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 6 is a schematic diagram showing a liquid crystal display device according to
図6に示すように、本発明の実施の形態2に係る液晶表示装置100は、バックライト20、光学シート30、拡散シート40及び液晶表示部50を具備している。バックライト20、光学シート30、拡散シート40及び液晶表示部50は、下から順に配置されている。光学シート30、拡散シート40及び液晶表示部50は、これらの順に積層され、液晶表示部50から図の上側に向けて、画像信号によって表示制御された表示光を出射することで、画像を表示するものである。バックライト20、光学シート30及び拡散シート40は、バックライトユニットを構成している。
As shown in FIG. 6, the liquid
バックライト20は、複数の光源8及び反射シート9を具備している。複数の光源8は、図の奥行き方向に延びる線状の発光部が離間して配置されている。反射シート9は、光源9から背面側に出射された光を表示画面側の光源側に反射させ、再び光学シート30の裏面に入射させるためのものである。なお、バックライト20は、光学シート30の背面側に白色光を出射できればこのような構成には限定されず、LED、EL又は半導体レーザーなど周知のいかなる構成の光源で構成してもよい。
The
拡散シート40は、光学シート30から表示画面側に出射された集光された光を屈折及び反射させ、表示光に更に所望の輝度分布を付与するためと、レンズピッチと液晶パネルの画素ピッチ間で発生する干渉縞を防止するために配置される。拡散シート40から適宜の輝度分布を付与された出射光は、液晶表示部50の背面側からこの液晶表示部50に入射する。
The
拡散シート40は、光学シート30で集光した光がレンズシート10のレンズ部1で拡散板5から出射される出射光を再配向し、拡散シート40の法線方向の表示画面側に集光するために配置される。拡散シート40の集光機能により、レンズシート10で集光した光を表示画面側に更に配向することで、所望の輝度分布を作ることができる。また、拡散シート40には、液晶パネル7の画素ピッチとレンズシート10のレンズピッチ間で発生する干渉縞(モアレ)を低減する役割とレンズシート10の先端部を保護する役割も有する。拡散シート40は、例えば、半球や楕円球状のレンズを並べたマイクロレンズやフィラーを基材上に分散塗工した形状で構成され、また、これら複数のレンズを組み合わせたもので構成される。
In the
拡散シート40は、熱可塑性樹脂又は紫外線硬化性樹脂と表面凹凸パターンとなる金型を用いて、押出し成型、射出成型又はUV成型方法などで成型することができる。また、拡散シート40は、フィラーを分散した樹脂を基材上に塗工する各種の塗工法で形成することができる。
The
拡散シート40の材料としては、例えば、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネ−ト樹脂、ポリスチレン樹脂、MS(アクリルとスチレンの共重合体)樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、シクロオレフィンポリマー等の熱可塑性樹脂あるいはポリエステルアクリレート、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート等のオリゴマー又はアクリレート系等からなる放射線硬化性樹脂などの透明樹脂を使用することができる。また、拡散シート40の材料として、用途により、透明樹脂中に微粒子を分散させて使用してもよい。この微粒子としては。無機酸化物からなる粒子又は樹脂からなる粒子が使用できる。
Examples of the material of the
拡散シート40に使用される無機酸化物からなる透明粒子としては、シリカやアルミナ、酸化チタン等からなる粒子を挙げることができる。また、拡散シート40に使用される樹脂からなる透明粒子としては、アクリル粒子、スチレン粒子、スチレンアクリル粒子及びその架橋体、メラミン一ホルマリン縮合物の粒子、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PFA(ペルフルオロアルコキシ樹脂)、FEP(テトラフルオロエチレン一ヘキサフルオロプロピレン共重合体)、PVDF(ポリフルオロビニリデン)及びETFE(エチレン一テトラフルオロエチレン共重合体)等の含フッ素ポリマー粒子又はシリコーン樹脂粒子等を挙げることができる。これら微粒子は、2種類以上を混合して使用してもよい。
Examples of the transparent particles made of an inorganic oxide used in the
液晶表示部50は、例えば、液晶パネル7及び2枚の偏光シート6を具備している。液晶パネル7は、配向膜及び透明電極が形成された2枚の封止基板の間に液晶を封入するなどして構成されている。2枚の偏光シート6は、液晶パネル7を上下から挟むように配置されている。液晶表示部50は、画素単位での透過と遮光に応じて表示画像を規定する複数の画像表示素子を具備している。液晶表示部50は、短形格子状に形成された複数の画素領域ごとに、画素信号に応じて光の透過状態を制御する液晶シャッタを構成するものである。
The liquid
次に、液晶表示装置100の光学的作用について、光学シート30の作用を中心に説明する。光源8から全方位に出射された光のうち表示画面側に出射された光は拡散板5の背面側から入射し、一方、光源8の背面側に出射された光は反射シート9で反射し、再度表示画面側の拡散板5に入射する。拡散板5に入射した光は、通過するにつれて内部粒子で散乱され、拡散光として表示画面側に進行する。拡散板5から出射された光が突起部3からレンズシート10に入射した場合、突起部3を通る光は拡散板5から入射した拡散光がレンズシート10のレンズ部1で屈折され、表示画面側に集光されて出射される。
Next, the optical action of the liquid
一方、突起部3間の空気層を通る光は拡散板5から出射された光がレンズシート10の裏面の平坦面で集光され、集光された光がレンズシート10のレンズ部1で更に屈折され、同様に表示画面側に集光されて出射される。レンズシート10から出射された光は、拡散シート40で更に屈折され、所望の輝度分布が付与されると同時に拡散性が付与され、レンズの光軸に沿ってある程度の広がり角の範囲に進む光として、液晶表示部50に入射する。
On the other hand, the light passing through the air layer between the
この光は、液晶表示部50に入射し、画像信号に基づいて不図示の駆動部で制御された各画素領域の偏光状態に応じて、所定の画素領域からの光が表示光として透過され、画像表示が行われる。
This light enters the liquid
次に、本発明の光学シート30の光学的作用の詳細について図7及び図8を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態に係る光学シートのレンズ部の光学作用を説明するための図である。図8は、本発明の実施の形態に係る光学シートの突起部の光学作用を説明するための図である。
Next, details of the optical action of the
図8に示すように、拡散板5から表示画面側に出射された拡散光が空気層を介さず突起部3を通る場所では、光線L9のようにレンズシート10に直接拡散光が入射する。そのうちで、突起部3の端を通る光線L8は空気層との界面で全反射し、表示画面側に屈折される。一方、拡散板5から表示画面側に拡散出射された光が空気層を通った後に突起部3を通る個所では、光線L5、L6、L7のように突起部3に入射する時に界面で、屈折される。これらの屈折及び散乱により、拡散板5から出射された光の拡散性を更に高めることができる。
As shown in FIG. 8, in the place where the diffused light emitted from the
図7に示すように、拡散板5から出射された拡散光L1はレンズシート10の基材2に入射する時に、空気と基材2の屈折率差に従ってある角度に集光される。その集光された光が、光線L2、L3のようにレンズ部1で屈折されて、表示画面側に集光される。一方、光線L4のようにレンズ部1で全反射することにより、背面側に戻ってくる光も存在し、再び拡散板5で拡散され、表示画面側に再出射する。
As shown in FIG. 7, the diffused light L <b> 1 emitted from the
このように突起部3、レンズ部1及び拡散板5での屈折と散乱を組み合わせることにより、輝度分布などの所望の光学特性を満たすだけでなく、突起部3が第1の突起部3aと第2の突起部3bとを有するようにすることにより、レンズシート10の背面と拡散板5間を一定に保ち、均一な輝度分布を付与することができる。また、レンズシート10の背面の突起部3による拡散性の向上により、光源の輝度ムラも低減することができる光学シート30を提供することができ、かつ、優れた環境特性を有する薄型のディスプレイ装置を提供することができる。
In this way, by combining refraction and scattering at the
本発明は、上記の説明では光学要素が光制御内に配置された代表例で説明したが、上記例に限定されず、上記光学作用が得られるものであれば、これらの図の例に限定されるものではない。
(実施例)
In the above description, the present invention has been described with a representative example in which the optical element is disposed in the light control. However, the present invention is not limited to the above example, and is limited to the examples in these drawings as long as the above optical action can be obtained. Is not to be done.
(Example)
次に、本発明の実施例について、比較例と比較した結果とともに説明する。
(実施例の光学シート作製方法)
本実施例では両面押出し成型でレンズシート10と突起部3が同時に押出し成型用PC(ポリカーボネ−ト)とパターン形成用の金型を用いて両面押出し成型で形成された。レンズ部1は、高さ50μm、頂角90度の非球面プリズムを40μmシフトさせて、2つのレンズで1つのピッチ140μmのレンズを形成するように金型で形成された。レンズシート10の裏面の突起部3は、高さと幅が表1に示す形状になるように、金型で形成された。総厚250μmのレンズシート10は、両面押出し成型で形成された。拡散板5は、PC(ポリカーボネ−ト)、フィラーとパターン形成用の金型で、総厚2mm、HAZE98.5%、全光線透過率55%となるように押出し成型で形成された。レンズシート10と拡散板5は、それぞれ押出し成型で形成された後に、表1に示すアクリル系粘着剤を用いて拡散板5と突起部3が、2MPaの圧力で貼合された。
Next, examples of the present invention will be described together with the results of comparison with comparative examples.
(Optical sheet manufacturing method of Example)
In this example, the
(光学シートの特性評価)
表1に示すように、6種類の本発明の光学シート30が形成され、空気層保持、密着力及び影消し効果の3種類の特性評価が行なわれた。空気層保持は、レンズシート10と拡散板5を粘着剤4により一体化した場合に、突起部3の間に空気層が維持されているかの評価で、背面に光源を置いて面全体の輝度ムラの確認が行なわれた。密着力は、一体化した光学シート30を80℃の環境下で24時間だけ放置した後の密着状態を目視で評価が行なわれた。影消し効果は、拡散シート(BS702、恵和製)40と光学シート30を図6のように液晶表示装置100に組み込み、表示画面の正面1mの場所から、光源8である冷陰極管の輝度ムラが視認できるかどうか目視確認を行った。3種類の特性評価で、○が問題なし、△が一部問題あり、×が問題ありを示している。
表1 本発明の光学シートの特性評価
(Characteristic evaluation of optical sheet)
As shown in Table 1, six types of
Table 1 Characteristic evaluation of optical sheet of the present invention
表1に示したように実施例を比較すると、突起部3の高さに対し、粘着剤4が厚い実施例5では空気層保持ができず、一部つぶれが発生しているのが分かる。また、突起部3の第2の突起部3bの高さに対し、粘着剤が薄い実施例1、4では突起部3の第2の突起部3bでしか密着ができず、剥がれや浮きが発生しているのが分かる。また、レンズ裏面全体に対する突起部3の面積率が5%と小さい実施例6では突起部3の影消し効果が小さくなり、輝度ムラが視認されやすくなっているのが分かる。
Comparing the examples as shown in Table 1, it can be seen that in Example 5 in which the pressure-
本発明の実施の形態によれば、このようにレンズシート10の裏面に配置した第1の突起部3aと第2の突起部3bとを有する突起部3の形状と粘着厚を最適化することで、レンズシート10と拡散板5との間の空気層をムラなく一定に保つだけでなく、反りやせん断にも強い密着力を有し、更に拡散効果を高めることができることが可能であるである光学シート30を提供することができる。
According to the embodiment of the present invention, the shape and adhesive thickness of the
1 レンズ部
2 基材
3 突起部
4 粘着剤(接着剤)
5 拡散板
6 偏向シート
7 液晶パネル
8 光源
9 反射シート
10 レンズシート
20 バックライト
30 光学シート
40 拡散シート
50 液晶表示部
100 液晶表示装置
DESCRIPTION OF
DESCRIPTION OF
Claims (10)
前記レンズシートは、略平坦な入射面と出射面とを備える透光性の基材と、前記基材の前記出射面に配列されている少なくとも1種類の単位レンズを有するレンズ部と、前記基材の前記入射面に突出するように形成されている複数の突起部と、を有し、
前記レンズシートの突起部と前記拡散板の出射面とが前記粘着剤又は前記接着剤により接着されていることを特徴とする光学シート。 Comprising a lens sheet, and a diffusion plate bonded to the lens sheet with an adhesive or an adhesive,
The lens sheet includes a translucent base material having a substantially flat incident surface and an output surface, a lens unit having at least one type of unit lens arranged on the output surface of the base material, and the base A plurality of protrusions formed so as to protrude from the incident surface of the material,
The optical sheet, wherein the projection of the lens sheet and the exit surface of the diffusion plate are bonded by the adhesive or the adhesive.
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