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JP2009278448A - Ofdm受信機およびofdm受信方法 - Google Patents

Ofdm受信機およびofdm受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】OFDMを利用する通信システムにおいて、先行波が存在するときの受信品質を改善する。
【解決手段】FFT部104は、OFDM信号をフーリエ変換して周波数領域信号を生成する。遅延量算出部23は、OFDM信号の遅延プロファイルを作成する。制御判定部24は、遅延プロファイルを利用して、主波および干渉波を検出する。FFT窓制御部22は、主波と先行波との間の時間差がOFDM信号のガードインターバルよりも大きいときは、FFT窓の開始位置を、主波のシンボル開始位置よりもガードインターバル分だけ前に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、OFDM信号を受信するOFDM受信機および受信方法に係わり、例えば、OFDMを利用したデジタル放送を受信する受信機に適用することができる。
一般に、1つの搬送波(以下、キャリア)を用いたデジタル変調方式では、伝送レートが高くなるほどシンボル期間が短くなる。このため、マルチパス環境下では、信号の復調が困難になることがある。なお、マルチパスは、一般には、送信局から送信された電波が複数の経路を介して受信局に到達する環境を意味し、障害物における反射等によって発生する。また、複数の送信局(又は、中継局)から同一の信号を伝搬する電波が送信される通信システムにおいては、マルチパスと同様の環境が生じる。以下の説明において「マルチパス環境」は、双方の環境を含むものとする。
マルチパス環境下での受信性能を高める伝送方式の1つとして、直交周波数分割多重方式(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)が提案されている。OFDM方式では、周波数軸上で互いに直交している複数のキャリアを利用してデータが伝送される。このため、各キャリアを利用して伝送されるデータのシンボル期間は長くなり、遅延の大きなマルチパス環境においても、受信性能の劣化は小さい。また、キャリア毎に変調方式を変えることができる。
OFDM方式では、送信局においてIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)を利用した変調が行われ、受信局においてFFT(Fast Fourier Transform)を利用した復調が行われる。このため、OFDM方式は、周波数利用効率が高く、地上波デジタル放送への適用が広く検討されている。日本では、地上波デジタル放送の規格の1つであるISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)においてOFDM方式が採用されている。
図10は、デジタル放送システムにおいて使用されるOFDM受信機の一実施例の構成を示す図である。図10において、OFDM信号は、チューナ101により受信され、A/D変換部102によりデジタル信号に変換される。直交復調部103は、A/D変換部102により得られたデジタル信号から、直交信号を生成する。この直交信号は、I成分およびQ成分を表す複素デジタルデータ列である。FFT部104は、直交復調部103により得られた直交信号について、シンボル毎にフーリエ変換(すなわち、FFT)を実行する。このFFTにより、時間領域信号が周波数領域信号に変換される。周波数領域信号は、互いに異なる周波数を持った搬送波を利用して伝送されるデータ信号および分散パイロット信号(SP:Scattered Pilot )を含んでいる。伝送路等化部105は、伝送路上で発生した位相回転を補正する。そして、誤り訂正部106は、誤り訂正を実行して送信データを再生する。
IFFT部107は、FFT部104から出力される周波数領域信号に含まれているSP信号を時間領域信号に変換する。遅延情報抽出部108は、IFFT部107から出力される時間領域信号に基づいて、遅延情報としての遅延プロファイルを生成する。遅延プロファイルは、時間軸上での受信パワーの変化を表す。また、遅延情報抽出部108は、遅延プロファイルに基づいて、FFT窓の位置(すなわち、FFTの演算範囲)を指示するFFT窓制御指示を生成してFFT部104に与える。そして、FFT部104は、FFT窓制御指示に従って、シンボル毎にFFTを実行する。
OFDM方式では、マルチパス環境下での受信性能を高めるために、ガードインターバルを導入する。以下、図11を参照しながら、ガードインターバルについて説明する。図11では、主波(希望波)および遅延波(非希望波または干渉波)が存在するマルチパス環境において、受信OFDM信号のシンボルnについてFFTを実行するものとする。
FFT演算は、時間軸上に設定されるFFT窓内の情報をFFT部104に入力することにより実行される。ここで、FFT窓の幅は、1シンボル時間に相当する。このとき、シンボル間にガードインターバルが挿入されていないものとすると、図11(a)に示すように、主波のシンボルnの情報を取り込む際に、遅延波のシンボルnの情報だけではなく、遅延波のシンボルn−1の情報も取り込んでしまう。すなわち、シンボルnの情報およびシンボルn−1の情報に基づいて、シンボルnのデータが再生されてしまう。この結果、シンボル間干渉が発生し、受信品質が低下してしまう。
そこで、OFDM方式では、図11(b)に示すように、シンボル間にガードインターバルが挿入される。ガードインターバルi(iは、各シンボルを識別する番号)は、シンボルiの末尾部分の情報をコピーすることにより得られる。なお、ISDB−Tのモード3においては、ガードインターバルは、1/8シンボル期間である。
そして、図11(b)に示すように、主波のシンボルタイミングでFFT窓を設定すると、主波のシンボルnの情報を取り込む際に、遅延波のシンボルnの情報および遅延波のガードインターバルnの情報も取り込まれる。しかし、ガードインターバルnの情報は、シンボルnの情報の一部をコピーすることにより得られたものである。したがって、この場合、FFT演算は、シンボルnの情報のみについて実行される。この結果、シンボル間干渉は発生せず、受信品質は向上する。
ただし、通信システムの構成によっては、OFDM受信機は、主波およびその先行波を受信することがある。例えば、SFN(Signal Frequency Network)においては、複数の送信局(又は、中継局)から同時に同じ信号が送信される。このとき、受信機の近くに位置する第1の送信局の送信パワーが低く、遠くに位置する第2の送信局の送信パワーが高いものとする。そうすると、第1の送信局からの信号は、第2の送信局から信号よりも先に受信機に到着するが、第1の送信局からの受信波は、第2の送信局からの受信波よりも弱くなることがある。この場合、第2の送信局からの受信波が主波であり、第1の送信局からの受信波が先行波となる。なお、先行波は、「前ゴースト」と呼ばれることがある。
干渉波が先行波である場合は、図12(a)に示すように主波のシンボルタイミングでFFT窓を制御すると、シンボル間干渉が発生してしまう。すなわち、主波のシンボルnの情報を取り込む際に、先行波のシンボルnの情報だけでなく、先行波のシンボルn+1の情報も取り込んでしまう。このため、干渉波が先行波である場合は、図12(b)に示すように、先行波のシンボルタイミングでFFT窓が制御される。そうすると、対象シンボルの情報のみから復調データを得ることができる。
OFDMに係わる技術として、下記のフィルタ回路、等化回路、決定回路を備える受信装置が知られている。フィルタ回路は、伝送路を介して伝送される伝送信号に含まれるガードインターバルよりも広い帯域幅を有する複数のフィルタ係数を用いて、伝送路の特性の推定に使用される伝送路推定信号を帯域制限する。等化回路は、帯域制限された伝送路推定信号を用いて伝送信号を等化する。決定回路は、等化後の伝送信号の信号品質を検出し、検出結果に応じて最適なフィルタ係数を決定する。
OFDMに係わる他の技術として、最先到達信号から遅延波(主波)までの遅延時間を算出し、この遅延時間に基づいてFFTウィンドウの開始タイミングを決定する受信装置
が知られている。
OFDMに係わるさらに他の技術として、遅延プロファイルを利用して現在のFFT窓位置と前ゴーストに適用されるべき窓位置との間の遅延時間を算出し、FFT窓位置を補正する受信方法が知られている。
特開2006−311385号公報 特開2001−292125号公報 特開2004−304618号公報 特開2004−96187号公報
OFDMでは、上述のように、ガードインターバルを設けることにより、シンボル間干渉による品質の劣化が抑えられる。しかし、通信環境によっては、ガードインターバルよりも大きなマルチパス遅延が発生することがある。すなわち、通信環境によっては、主波と干渉波との間の時間差がガードインターバルよりも大きくなることがある。
ガードインターバルよりも大きなマルチパス遅延が発生すると、図13に示すように、必然的にシンボル間干渉が生じる。ここで、干渉波が遅延波であるときは、FFT窓は、図13(a)に示すように、主波のシンボルを抽出するように設定される。この場合、遅延波からは、シンボルnの信号成分だけでなく、シンボルn−1の信号成分も抽出されてしまう。そうすると、主波のシンボルnの信号成分に対して、遅延波のシンボルn−1の信号成分が干渉することになる。ただし、遅延波の受信パワーは、主波の受信パワーと比べて小さい。このため、シンボル間干渉の影響は、基本的に、さほど大きくはない。
一方、先行波が存在するときは、FFT窓は、図13(b)に示すように、その先行波のシンボルを抽出するように設定される。この場合、主波が干渉成分として作用する。そして、この主波からは、シンボルnの信号成分だけでなく、シンボルn−1の信号成分も抽出される。そうすると、先行波のシンボルnの信号成分に対して、主波のシンボルn−1の信号成分が干渉することになる。ここで、主波の受信パワーは、先行波の受信パワーと比べて大きい。このため、シンボル間干渉の影響は、基本的に、大きくなる。
図14は、従来技術のバスタブ曲線を示す図である。図14において、横軸は、マルチパス遅延を表す。正の値は、主波と遅延波との間の時間差を表し、負の値は、主波と先行波との間の時間差を表している。縦軸は、所定の受信品質を得るためのD/U比を表す。D/U比は、希望波(主波)および非希望波(干渉波)のパワーの比である。たとえば、「D/U=3dB」は、非希望波の受信パワーが希望波と比べて3dB低いときに、所定の受信品質が得られることを意味している。なお、図14は、変調方式がQPSKであり、また、非希望波が1つだけ存在する場合のシミュレーション結果を示している。さらに、図14(a)、図14(b)、図14(c)は、それぞれ、ガードインターバルが252μ秒、126μ秒、63μ秒であるときの特性を示している。
受信品質は、ガードインターバルの大きさに依存する。具体的には、ガードインターバルが小さくなると、マルチパス遅延に対する許容範囲が狭くなる。
また、受信品質は、干渉波が遅延波であるときよりも、干渉波が先行波であるときの方が劣化しやすい。例えば、ガードインターバルが126μ秒であるものとする。そうすると、干渉波が遅延波であるときは、主波とその遅延波との間の時間差が260μ秒以下であれば、受信品質は良好である。ところが、干渉波が先行波であるときは、主波とその遅延波との間の時間差が250μ秒を超えると、受信品質が劣化する。さらに、ガードインターバルが63μ秒であるものとする。そうすると、干渉波が遅延波であるときは、主波
とその遅延波との間の時間差が250μ秒以下であれば、受信品質は概ね良好である。ところが、干渉波が先行波であるときは、主波とその先行波との間の時間差が100μ秒を超えると受信品質の劣化が始まり、その時間差が200μ秒を超えると受信品質は大幅に劣化してしまう。
このように、従来技術においては、OFDMを利用する通信システムにおいて先行波が存在し、主波とその先行波との間の時間差が大きいときは、受信品質が劣化しやすい。このため、OFDMを利用する通信システムにおいて、先行波が存在するときの受信品質の改善が望まれている。
実施形態のOFDM受信機は、OFDM信号をフーリエ変換して周波数領域信号を生成するFFT手段と、前記周波数領域信号を利用して、前記OFDM信号の遅延プロファイルを作成する遅延プロファイル作成手段と、を有する。そして、前記FFT手段は、前記遅延プロファイルを利用して検出される主波と先行波との間の時間差が前記OFDM信号のガードインターバルよりも大きいときは、フーリエ変換の演算範囲の開始位置を、前記主波のシンボル開始位置よりも前記ガードインターバル分だけ前に設定する。
開示のOFDM受信機によれば、主波とその先行波との間の時間差が大きい環境であっても、OFDM信号の受信品質の劣化が抑えられる。
図1は、実施形態のOFDM受信機の構成を示す図である。実施形態のOFDM受信機1は、チューナ101、A/D変換部102、直交復調部103、FFT部104、伝送路等化部105、誤り訂正部106、SP補間部10、IFFT部21、FFT窓制御部22、遅延量算出部23、制御判定部24、およびフィルタ帯域算出部25を備える。なお、チューナ101、A/D変換部102、直交復調部103、FFT部104、伝送路等化部105、誤り訂正部106は、特に限定されるものではないが、公知の技術により実現することが可能であり、その動作は、例えば、図10を参照しながら説明した通りである。
OFDM受信機1は、受信したOFDM信号を復調して送信データを再生する。この実施例では、特に限定されるものではないが、OFDM受信機1は、地上波デジタル放送の規格の1つであるISDB−Tにおいて伝送されるOFDM信号を受信して復調するものとする。
ISDB−Tでは、OFDM信号を利用して、データ信号、分散パイロット信号(SP:Scattered Pilot )、付加情報信号(AC:Auxiliary Channel)、制御情報信号(TMCC:Transmission and Multiplexing Configuration Control)などが伝送される。データ信号、分散パイロット信号、付加情報信号、制御情報信号は、FFT部104において受信したOFDM信号を周波数領域信号に変換することにより、それぞれ抽出することができる。データ信号は伝送路等化部105へ導かれ、SP信号はSP補間部10へ導かれる。なお、AC信号およびTMCC信号は、不図示の復調回路によって復調されるが、本発明とは直接的には係わりがないので、説明を省略する。
図2は、SP信号の配置および補間について説明する図である。SP信号は、送信位相および送信パワーが予め決められている既知信号であり、伝送路を推定するために使用される。SP信号は、周波数軸方向においては、12キャリア毎に挿入される。各キャリアは、例えば、ISDB−Tのモード3では、1kHz間隔で用意されている。また、SP
信号は、時間軸方向においては、4シンボル毎に挿入される。1シンボル時間は、例えば、1.008m秒である。図2に示す例では、N番目のシンボルを伝送するための時間スロットにおいて、キャリアC1、C13、...を利用してSP信号が伝送され、N+1番目のシンボルを伝送するための時間スロットにおいては、キャリアC4、C16、...を利用してSP信号が伝送される。
SP補間部10は、シンボル補間部11およびキャリア補間部12を備え、上述のSP信号を補間する。シンボル補間部11は、SP信号を伝送する各キャリアについて、時間方向の補間処理を行う。図2に示す例では、例えば、キャリアC1について、時間スロットNの信号および時間スロットN+4の信号に基づいて、時間スロットN+1、N+2、N+3の信号を推定する。SP信号が配置されている他のキャリア(C4、C7、C10、...)についても同様の補間処理を行う。この結果、SP信号が挿入されている各キャリアC1、C4、C7、C10、...において、すべてのシンボルについて伝送路情報が得られることになる。なお、シンボル補間部11は、特に限定されるものではないが、例えば、直線補間(すなわち、1次補間)を行うようにしてもよい。
キャリア補間部12は、例えば、FIRフィルタ又はIIRフィルタ等のデジタルフィルタであり、シンボル補間部11による補間結果を利用して周波数軸方向の補間処理を行う。すなわち、キャリア補間部12は、図2に示す例では、各時間スロットにおいて、キャリアC1、C4、C7、...の信号を利用して、キャリアC2、C3、C5、C6、C8、C9、...の信号を推定する。この結果、すべてのキャリアにおいてSP信号についての受信情報が得られる。ここで、SP信号の送信位相および送信パワーは予め決められているので、SP信号についての受信情報に基づいて、そのSP信号についての伝送路特性情報(位相情報など)が得られる。すなわち、SP補間部10において、各キャリアについて伝送路特性情報を生成する。
IFFT部21は、FFT部104から出力される周波数領域信号に含まれているSP信号を時間領域信号に変換する。このとき、IFFT部21は、シンボル補間部11により補間されたSP信号を利用することもできる。
FFT窓制御部22は、FFT部104の演算範囲を表すFFT窓の位置を制御する。FFT窓の位置を制御するために、FFT窓制御部22は、各シンボルの先頭位置を検出する。各シンボルの先頭位置は、例えば、シンボル間にガードインターバルが挿入されていることを利用して生成される。すなわち、図3に示すように、IFFT部21により得られる時間領域信号とその遅延信号との相関を求める。或いは、FFT部104の入力信号とその遅延信号との相関を求めるようにしてもよい。遅延時間は、1シンボル期間である。そして、各シンボルの先頭位置は、これらの信号の相関値について移動平均を計算することにより得られる。移動平均の移動幅は、例えば、ガードインターバルである。
図3において、期間P1は、シンボルnとシンボルn−1との相関が計算される。この場合、相関値は小さい。期間P2は、シンボルnとガードインターバルnとの相関が計算される。ここで、ガードインターバルnの信号は、シンボルnの信号をコピーすることにより得られたものである。すなわち、期間P2は、シンボルnとシンボルnとの相関が計算されるので、その相関値は大きい。したがって、その相関値の移動平均は、期間P2において増加していく。期間P3は、ガードインターバルn+1とシンボルnとの相関が計算される。この場合、相関値は小さい。よって、その相関値の移動平均は、期間P3において減少していく。この結果、相関値の移動平均は、期間P2から期間P3に切り替わるタイミングでピークを持つ。すなわち、相関値の移動平均をモニタすることにより、シンボルタイミングを検出することができる。
遅延量算出部23は、IFFT部21により得られる時間領域信号を利用して、OFDM信号の遅延プロファイルを作成する。遅延プロファイルは、時間軸上における受信パワーの変化を表す。最も大きな受信パワーを持つ受信波は、主波(希望波)として検出される。また、所定レベルよりも高い受信パワーを持つ他の受信波は、干渉波(非希望波)として検出される。干渉波としては、図4(a)に示す遅延波、及び/又は、図4(b)に示す先行波が検出され得る。そして、遅延量算出部23は、遅延プロファイルに基づいて主波と干渉波との間の時間差(すなわち、遅延量)を算出する。なお、主波と遅延波との時間差を「正の値」で表し、主波と先行波との時間差を「負の値」で表すようにしてもよい。
制御判定部24は、遅延量算出部23により算出された遅延量に基づいて、マルチパスの状態を判定する。マルチパスの状態としては、下記の3つの状態が想定されている。
(1)先行波が存在しない(この実施例では、遅延波が存在するものとする)
(2)先行波が存在し、主波とその先行波との間の時間差がOFDM信号のガードインターバルよりも小さい
(3)先行波が存在し、主波とその先行波との間の時間差がOFDM信号のガードインターバルよりも大きい
制御判定部24は、FFT窓制御部22に対して、この判定結果(遅延量を表す情報を含む)を通知する。そうすると、FFT窓制御部22は、通知された判定結果に応じて、FFT窓の位置(すなわち、FFT部104がFFTを行う信号を抽出するタイミングを表す情報)を決定する。これにより、FFT部104は、マルチパスの状態に応じて決まるFFT窓でFFTを行う。また、制御判定部24は、フィルタ帯域算出部25に対して上記判定結果を通知する。
フィルタ帯域算出部25は、制御判定部24からの通知に応じて、キャリア補間部12が備えるデジタルフィルタの通過帯域を制御する。そうすると、キャリア補間部12は、フィルタ帯域算出部25により制御される通過帯域で、SP信号(あるいは、SP信号により得られる伝送路特性情報)を周波数軸方向に補間する。
伝送路等化部105には、データ信号およびSP補間部10により得られる各キャリアについて伝送路特性情報が与えられる。そして、伝送路等化部105は、伝送路特性情報を利用して複素除算を行うことにより、データ信号を補正する。この結果、伝送路の影響が除去される。すなわち、データ信号が等化される。ここで、「等化」とは、伝送路上で発生した位相回転を補正する処理を含む。伝送路等化部105によって得られる復調データは、デマッピング処理により1ビットまたは複数ビットの2値データに変換され、さらに誤り訂正回路106による訂正処理の後、TS(Transform Stream)形式で出力される。
次に、OFDM受信機1の動作を説明する。
<マルチパス状態1>
先行波が存在しないときは、FFT窓制御部22は、図11(b)に示すように、FFT窓の開始位置を主波のシンボル開始位置に設定する。すなわち、FFT窓制御部22は、主波のシンボル領域に対応する期間の信号を抽出するように、FFT窓の位置を制御する。これにより、FFT部104は、主波のシンボル領域に対応する期間の信号に対してFFTを行う。
フィルタ帯域算出部25は、図5(a)に示すように、主波および遅延波を通過させるように、キャリア補間部12が備えるデジタルフィルタの帯域を制御する。このとき、デジタルフィルタの帯域の基準周波数は、FFT窓の位置に対応する。そして、基準周波数の正側(例えば、基準周波数の高域側)において、主波と遅延波との間の時間差に対応する幅の通過帯域が設けられる。一方、基準周波数の負側(例えば、基準周波数の低域側)
には、通過帯域は設けられない。このような通過帯域を設定することにより、主波および遅延波の情報を取り込みながら、ノイズ成分を可能な限り除去することができる。
なお、先行波が存在しないときには、主波と遅延波との時間差がガードインターバルよりも大きい場合であっても、FFT窓は、主波のシンボル領域に対応する期間の信号を抽出するように設定される。また、デジタルフィルタの通過帯域も、主波および遅延波を通過させる範囲で可能な限り狭くする。この場合、シンボル間干渉が発生してしまうが、図13(a)を参照しながら説明したように、主波と比べて受信パワーの小さい遅延波が干渉成分となるため、受信品質はさほど劣化しない。
<マルチパス状態2>
先行波が存在し、主波とその先行波との間の時間差がOFDM信号のガードインターバルよりも小さいときは、FFT窓制御部22は、図12(b)に示すように、FFT窓の開始位置を先行波のシンボル開始位置に設定する。すなわち、FFT窓制御部22は、先行波のシンボル領域に対応する期間の信号を抽出するように、FFT窓の位置を制御する。これにより、FFT部104は、先行波のシンボル領域に対応する期間の信号に対してFFTを行う。なお、主波とその先行波との間の時間差がガードインターバルよりも小さいときは、上述のようにFFT窓の位置を制御することにより、シンボル間干渉は発生しない。したがって、この場合は、受信品質は良好である。
フィルタ帯域算出部25は、図5(b)に示すように、主波および先行波を通過させるように、キャリア補間部12が備えるデジタルフィルタの帯域を制御する。このとき、デジタルフィルタの帯域の基準周波数は、FFT窓の位置に対応する。そして、基準周波数の正側において、主波と先行波との間の時間差に対応する幅の通過帯域が設けられる。一方、基準周波数の負側には、通過帯域は設けられない。このような通過帯域を設定することにより、主波および遅延波の情報を取り込みながら、ノイズ成分を可能な限り除去することができる。
<マルチパス状態3>
先行波が存在し、主波とその先行波との間の時間差がOFDM信号のガードインターバルよりも大きいときは、FFT窓制御部22は、図6に示すように、FFT窓の開始位置を、主波のシンボル開始位置からガードインターバル分だけ前に設定する。すなわち、FFT窓制御部22は、シンボルnについてFFTを行うときには、主波のガードインターバルnの先頭位置からシンボル期間分の信号を抽出するように、FFT窓の位置を制御する。これにより、FFT部104は、主波のガードインターバルnの先頭位置からシンボル期間分の信号に対してFFTを行う。
このようにしてFFT窓を設定すれば、シンボルnについてFFTを行うときに、受信パワーの大きな主波からは、シンボルn(ガードインターバルnを含む)の信号のみが抽出される。一方、先行波からは、シンボルnの信号だけでなく、シンボルn+1(ガードインターバルn+1を含む)の信号も抽出される。そして、抽出されるシンボルn+1の信号は、シンボルnの信号に対して干渉成分となる。しかし、抽出されるシンボルn+1の信号成分は、「主波からはシンボルnの信号のみを抽出する」という条件の下では、最小化されている。また、先行波の受信パワーは主波と比較して小さい。したがって、シンボルn+1によるシンボル間干渉の影響は、抑えられる。
なお、FFT窓を図6に示す位置に対して時間軸上の正方向にシフトさせると、先行波から抽出されるシンボルn+1の信号成分が大きくなる。また、FFT窓を図6に示す位置に対して時間軸上の負方向にシフトさせると、主波からシンボルn−1の信号成分が抽出されてしまう。したがって、シンボル間干渉を低減するためには、図6に示す位置にF
FT窓を制御することが好ましい。ただし、マルチパス状態3において、FFT窓の開始位置は、必ずしも、主波のシンボル開始位置から正確にガードインターバル分だけ前にシフトした位置に設定する必要はない。すなわち、FFT窓の開始位置は、主波のシンボル開始位置から概ねガードインターバル分だけ前にシフトした位置に設定すれば、シンボル間干渉を抑制する効果が得られる。
フィルタ帯域算出部25は、図5(c)に示すように、主波および先行波を通過させるように、キャリア補間部12が備えるデジタルフィルタの帯域を制御する。このとき、デジタルフィルタの帯域の基準周波数は、FFT窓の位置に対応する。すなわち、デジタルフィルタの帯域の基準周波数は、主波のシンボル開始位置からガードインターバル分だけ前にシフトした位置に対応する。したがって、基準周波数の正側において、主波を通過させるために、ガードインターバルに相当する幅の通過帯域が設けられる。一方、基準周波数の負側には、先行波を通過させるために、主波と先行波との間の時間差からガードインターバルを差し引いた時間に相当する幅の通過帯域が設けられる。このような通過帯域を設定することにより、主波および遅延波の情報を取り込みながら、ノイズ成分を可能な限り除去することができる。
実施形態のOFDM受信機1におけるFFT窓の制御およびフィルタ帯域の制御についてまとめた表を図7に示す。図7に示すように、先行波が存在しないときは、FFT窓の制御およびフィルタ帯域の制御は、マルチパス遅延には依存しない。これに対して、先行波が存在する場合には、主波とその先行波との間の時間差がガードインターバルよりも大きいときと小さいときとで、FFT窓の制御およびフィルタ帯域の制御は互いに異なっている。
次に、キャリア補間部12が備えるデジタルフィルタの帯域について説明する。デジタルフィルタは、例えば、FIRフィルタまたはIIRフィルタにより実現される。なお、以下の説明では、デジタルフィルタは、特に限定されるものではないが、FIRフィルタであるものとする。
FIRフィルタは、一般に、直列的に接続されたk−1個の遅延素子、k個の乗算器、加算器を備える。入力信号は、先頭の遅延素子に与えられる。そうすると、k−1個の遅延素子により、それぞれ遅延時間の異なるk−1個の遅延信号が生成される。第1の乗算器は、入力信号に対してフィルタ係数C1を乗算する。同様に、第2〜第nの乗算器は、それぞれ、対応する遅延信号に対してフィルタ係数C2〜Cnを乗算する。そして、加算器は、各乗算器により得られる乗算結果を加算する。
上記構成において、フィルタ係数C1〜Cnを適切に設定すれば、FIRフィルタは補間回路として動作する。このとき、FIRフィルタの通過帯域は、フィルタ係数C1〜Cnの組合せを変えることにより任意に調整することができる。なお、FIRフィルタのタップ数、および各遅延素子の遅延時間は、シンボル周期、ガードインターバル長などに応じて適宜設計されるものとする。
図8は、フィルタ係数を保持する係数テーブルの実施例である。係数テーブルには、主波と干渉波との間の時間差に対して、フィルタ係数C1〜Cnが登録されている。この実施例では、主波と遅延波との間の時間差が正の値で表され、主波と先行波との間の時間差が負の値で表されている。この係数テーブルは、例えば、フィルタ帯域算出部25が保持している。
上記係数テーブルにおいて、例えば、C1(20)〜Cn(20)は、主波に対して20μ秒だけ遅れて到着する干渉波(遅延波)が検出されたときに使用すべきフィルタ定数である。
すなわち、キャリア補間部12が備えるFIRフィルタにC1(20)〜Cn(20)が与えられると、FIRフィルタは、基準周波数の高域側に20μ秒に対応する通過帯域を形成するように動作する。また、C1(-20)〜Cn(-20)は、主波よりも20μ秒だけ先に到着する干渉波(先行波)が検出されたときに使用すべきフィルタ定数である。このフィルタ係数が選択されると、FIRフィルタは、基準周波数の高域側に20μ秒に対応する通過帯域を形成するように動作する。
同様に、C1(-200)〜Cn(-200)は、主波よりも200μ秒だけ先に到着する干渉波(先行波)が検出されたときに使用すべきフィルタ定数である。ここで、OFDM信号のガードインターバルが126μ秒であるものとする。そうすると、主波と先行波との間の時間差は、ガードインターバルよりも大きいことになる。この場合、FIRフィルタは、これらのフィルタ係数が設定されると、基準周波数の高域側に126μ秒の通過帯域を形成すると共に、基準周波数の低域側に74(=200−126)μ秒の通過帯域を形成する。
なお、係数テーブルに格納されているフィルタ係数は、予め実験またはシミュレーション等により求められているものとする。そして、フィルタ帯域算出部25は、主波と干渉波との間の時間差に応じて、この係数テーブルから対応するフィルタ係数を抽出し、キャリア補間部12に与える。
図9は、実施形態のOFDM受信機1によるバスタブ曲線を示す図である。なお、図9に示す特性は、図14と同様に、変調方式がQPSKであり、また、非希望波が1つだけ存在する場合のシミュレーション結果を示している。さらに、図9(a)、図9(b)、図14(c)は、それぞれ、ガードインターバルが252μ秒、126μ秒、63μ秒であるときの特性を示している。
実施形態のOFDM受信機1によれば、干渉波が遅延波である場合と、干渉波が先行波である場合とで、特性の差はほとんどない。特に、図9(c)に示すように、干渉波が先行波であって、且つ、主波とその先行波との間の時間差がガードインターバルより大きい場合であっても、特性の劣化はわずかである。図9(c)に示す例では、干渉波が遅延波である場合、および干渉波が先行波である場合の双方において、主波と干渉波との間の時間差が約260μ秒まで良好な受信品質が得られている。
なお、上記構成のOFDM受信機において、遅延プロファイルを作成してFFT窓および通過帯域を制御する機能は、ハードウェア回路で実現してもよいし、ソフトウェアを利用して実現してもよい。
また、本発明のOFDM受信機および受信方法は、デジタルテレビ放送に限定されるものではなく、他のOFDM信号を受信することも可能である。
(付記1)
OFDM信号をフーリエ変換して周波数領域信号を生成するFFT手段と、
前記周波数領域信号を利用して、前記OFDM信号の遅延プロファイルを作成する遅延プロファイル作成手段と、を有し、
前記FFT手段は、前記遅延プロファイルを利用して検出される主波と先行波との間の時間差が前記OFDM信号のガードインターバルよりも大きいときは、フーリエ変換の演算範囲の開始位置を、前記主波のシンボル開始位置よりも前記ガードインターバル分だけ前に設定する
ことを特徴とするOFDM受信機。
(付記2)
付記1に記載のOFDM受信機であって、
前記FFT手段は、主波と先行波との間の時間差が前記OFDM信号のガードインターバルよりも小さいときは、前記演算範囲の開始位置を、前記先行波のシンボル開始位置に設定する
ことを特徴とするOFDM受信機。
(付記3)
付記1に記載のOFDM受信機であって、
前記FFT手段は、先行波が存在しないときは、前記演算範囲の開始位置を、主波のシンボル開始位置に設定する
ことを特徴とするOFDM受信機。
(付記4)
周波数領域においてパイロット信号が挿入されたOFDM信号を復調するOFDM受信機であって、
OFDM信号をフーリエ変換するフーリエ変換回路と、
前記フーリエ変換回路の出力信号から抽出されるパイロット信号について時間軸方向の補間処理を行うシンボル補間部と、
前記フーリエ変換回路の出力信号から抽出されるパイロット信号について周波数軸上の補間処理を行うキャリア補間部と、
前記キャリア補間部に含まれるフィルタの通過帯域を制御するフィルタ制御部と、
前記シンボル補間部から出力される周波数領域信号を逆フーリエ変換して時間領域信号に変換する逆フーリエ変換回路と、
前記時間領域信号から時間軸上における受信パワーを表す遅延プロファイルを作成し、前記遅延プロファイルを基に前記フーリエ変換回路のフーリエ変換窓位置を主波と干渉波を含む範囲に設定するFFT窓制御部と、
前記遅延プロファイルから主波と干渉波との遅延時間を算出する遅延量検出部と、
前記OFDM信号のシンボル間に挿入されているガードインターバル時間と前記遅延時間とを比較し、前記FFT窓制御部或いは前記フィルタ制御部を制御する制御判定部と
を有することを特徴とするOFDM受信機。
(付記5)
前記FFT窓制御部は、前記フーリエ変換回路により変換された前記周波数領域のOFDM信号及び前後のシンボルのOFDM信号から得られるピーク位置情報を基に、前記遅延量検出部が検出した前記遅延時間が適切か否か判定し、適切でないと判定した場合に、前記遅延時間から別の遅延時間を算出し、前記遅延時間または前記別の遅延時間のうちのいずれか一方を用いて、前記フーリエ変換回路が前記OFDM信号のなかでフーリエ変換を行うべき範囲を示す時間窓の位置を設定する
ことを特徴とする付記4に記載のOFDM受信機。
(付記6)
前記遅延時間が前記ガードインターバル以内の場合は、前記制御判定部は、前記主波及び干渉波を通過させる帯域にフィルタ特性を合わせる様に前記フィルタ制御部を制御する
ことを特徴とする付記4又は5に記載のOFDM受信機。
(付記7)
前記遅延時間が前記ガードインターバルを超える場合は、前記制御判定部は、前記フーリエ変換回路が前記OFDM信号のなかでフーリエ変換を行うべき範囲を示す時間窓の位置を主波と先行波の位置に合わせる様に前記FFT窓制御部を制御し、また前記主波及び前記先行波を通過させる帯域にフィルタ特性を合わせる様に前記フィルタ制御部を制御す

ことを特徴とする付記4又は5に記載のOFDM受信機。
(付記8)
前記キャリア補間部はFIRフィルタであり、
前記フィルタ制御部は、前記FIRフィルタのタップ係数を調整することにより通過帯域を制御する
ことを特徴とする付記4〜7のいずれか1つの付記に記載のOFDM受信機。
(付記9)
前記パイロット信号は、地上波デジタル放送の拡散パイロット信号である
ことを特徴とする付記4〜8のいずれか1つの付記に記載のOFDM受信機。
(付記10)
データ信号およびパイロット信号を搬送するOFDM信号を受信するOFDM受信機であって、
前記OFDM信号をフーリエ変換して周波数領域信号を生成するFFT手段と、
前記周波数領域信号を利用して、前記OFDM信号の遅延プロファイルを作成する遅延プロファイル作成手段と、
前記周波数領域信号から抽出されるパイロット信号について周波数軸方向の補間のためのフィルタリングを行うフィルタ手段と、
前記フィルタ手段によりフィルタリングされたパイロット信号を利用して前記周波数領域信号から抽出されるデータ信号を等化する等化手段、を有し、
前記遅延プロファイルを利用して検出される主波と先行波との間の時間差が前記OFDM信号のガードインターバルよりも大きいときは、
前記FFT手段は、フーリエ変換の演算範囲の開始位置を、前記主波のシンボル開始位置よりも前記ガードインターバル分だけ前に設定し、
前記フィルタ手段は、前記主波および先行波を通過させる帯域フィルタリングを行う
ことを特徴とするOFDM受信機。
(付記11)
付記10に記載のOFDM受信機であって、
前記フィルタ手段は、前記主波と先行波との間の時間差が前記OFDM信号のガードインターバルよりも大きいときは、前記FFT手段の演算範囲を基準周波数として、前記主波を通過させるための正側通過帯域および前記先行波を通過させるための負側通過帯域を有する
ことを特徴とするOFDM受信機。
(付記12)
付記11に記載のOFDM受信機であって、
前記正側通過帯域の幅は、前記ガードインターバルに相当し、前記負側通過帯域の幅は、前記主波と先行波との間の時間差から前記ガードインターバルを差し引いた時間に相当する
ことを特徴とするOFDM受信機。
(付記13)
付記10に記載のOFDM受信機であって、
前記フィルタ手段は、デジタルフィルタおよびそのデジタルフィルタのフィルタ係数を制御する係数制御手段を備え、
前記係数制御手段は、前記遅延プロファイルに基づいて前記フィルタ係数を制御するこ
とにより前記デジタルフィルタの通過帯域を制御する
ことを特徴とするOFDM受信機。
(付記14)
付記13に記載のOFDM受信機であって、
前記デジタルフィルタはFIRフィルタであることを特徴とするOFDM受信機。
(付記15)
FFT回路を用いてOFDM信号をフーリエ変換して周波数領域信号を生成し、
前記周波数領域信号を利用して、前記OFDM信号の遅延プロファイルを作成し、
前記遅延プロファイルを利用して検出される主波と先行波との間の時間差が前記OFDM信号のガードインターバルよりも大きいときは、前記FFT回路において、フーリエ変換の演算範囲の開始位置を、前記主波のシンボル開始位置よりも前記ガードインターバル分だけ前に設定する
ことを特徴とするOFDM受信方法。
実施形態のOFDM受信機の構成を示す図である。 SP信号の配置および補間について説明する図である。 シンボルタイミングを検出する方法を説明する図である。 遅延プロファイルを説明する図である。 フィルタの帯域を説明する図である。 実施形態におけるFFT窓の制御について説明する図である。 FFT窓およびフィルタ帯域の制御についてまとめた表である。 係数テーブルの実施例である。 実施形態のOFDM受信機によるバスタブ曲線を示す図である。 OFDM受信機の一実施例の構成を示す図である。 ガードインターバルについて説明する図である。 先行波がある場合のFFT窓の制御について説明する図である。 マルチパス遅延が大きい場合のFFT窓の制御について説明する図である。 従来技術のバスタブ曲線を示す図である。
符号の説明
1 OFDM受信機
10 SP補間部
11 シンボル補間部
12 キャリア補間部
21 IFFT部
22 FFT窓制御部
23 遅延量算出部
24 制御判定部
25 フィルタ帯域算出部
101 チューナ
102 A/D変換部
103 直交変換部
104 FFT部
105 伝送路等化部
106 誤り訂正部

Claims (10)

  1. OFDM信号をフーリエ変換して周波数領域信号を生成するFFT手段と、
    前記周波数領域信号を利用して、前記OFDM信号の遅延プロファイルを作成する遅延プロファイル作成手段と、を有し、
    前記FFT手段は、前記遅延プロファイルを利用して検出される主波と先行波との間の時間差が前記OFDM信号のガードインターバルよりも大きいときは、フーリエ変換の演算範囲の開始位置を、前記主波のシンボル開始位置よりも前記ガードインターバル分だけ前に設定する
    ことを特徴とするOFDM受信機。
  2. 請求項1に記載のOFDM受信機であって、
    前記FFT手段は、主波と先行波との間の時間差が前記OFDM信号のガードインターバルよりも小さいときは、前記演算範囲の開始位置を、前記先行波のシンボル開始位置に設定する
    ことを特徴とするOFDM受信機。
  3. 請求項1に記載のOFDM受信機であって、
    前記FFT手段は、先行波が存在しないときは、前記演算範囲の開始位置を、主波のシンボル開始位置に設定する
    ことを特徴とするOFDM受信機。
  4. 周波数領域においてパイロット信号が挿入されたOFDM信号を復調するOFDM受信機であって、
    OFDM信号をフーリエ変換するフーリエ変換回路と、
    前記フーリエ変換回路の出力信号から抽出されるパイロット信号について時間軸方向の補間処理を行うシンボル補間部と、
    前記フーリエ変換回路の出力信号から抽出されるパイロット信号について周波数軸上の補間処理を行うキャリア補間部と、
    前記キャリア補間部に含まれるフィルタの通過帯域を制御するフィルタ制御部と、
    前記シンボル補間部から出力される周波数領域信号を逆フーリエ変換して時間領域信号に変換する逆フーリエ変換回路と、
    前記時間領域信号から時間軸上における受信パワーを表す遅延プロファイルを作成し、前記遅延プロファイルを基に前記フーリエ変換回路のフーリエ変換窓位置を主波と干渉波を含む範囲に設定するFFT窓制御部と、
    前記遅延プロファイルから主波と干渉波との遅延時間を算出する遅延量検出部と、
    前記OFDM信号のシンボル間に挿入されているガードインターバル時間と前記遅延時間とを比較し、前記FFT窓制御部或いは前記フィルタ制御部を制御する制御判定部と
    を有することを特徴とするOFDM受信機。
  5. 前記FFT窓制御部は、前記フーリエ変換回路により変換された前記周波数領域のOFDM信号及び前後のシンボルのOFDM信号から得られるピーク位置情報を基に、前記遅延量検出部が検出した前記遅延時間が適切か否か判定し、適切でないと判定した場合に、前記遅延時間から別の遅延時間を算出し、前記遅延時間または前記別の遅延時間のうちのいずれか一方を用いて、前記フーリエ変換回路が前記OFDM信号のなかでフーリエ変換を行うべき範囲を示す時間窓の位置を設定する
    ことを特徴とする請求項4に記載のOFDM受信機。
  6. 前記遅延時間が前記ガードインターバル以内の場合は、前記制御判定部は、前記主波及び干渉波を通過させる帯域にフィルタ特性を合わせる様に前記フィルタ制御部を制御する
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のOFDM受信機。
  7. 前記遅延時間が前記ガードインターバルを超える場合は、前記制御判定部は、前記フーリエ変換回路が前記OFDM信号のなかでフーリエ変換を行うべき範囲を示す時間窓の位置を主波と先行波の位置に合わせる様に前記FFT窓制御部を制御し、また前記主波及び前記先行波を通過させる帯域にフィルタ特性を合わせる様に前記フィルタ制御部を制御する
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のOFDM受信機。
  8. 前記キャリア補間部はFIRフィルタであり、
    前記フィルタ制御部は、前記FIRフィルタのタップ係数を調整することにより通過帯域を制御する
    ことを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載のOFDM受信機。
  9. 前記パイロット信号は、地上波デジタル放送の拡散パイロット信号である
    ことを特徴とする請求項4〜8のいずれか1項に記載のOFDM受信機。
  10. FFT回路を用いてOFDM信号をフーリエ変換して周波数領域信号を生成し、
    前記周波数領域信号を利用して、前記OFDM信号の遅延プロファイルを作成し、
    前記遅延プロファイルを利用して検出される主波と先行波との間の時間差が前記OFDM信号のガードインターバルよりも大きいときは、前記FFT回路において、フーリエ変換の演算範囲の開始位置を、前記主波のシンボル開始位置よりも前記ガードインターバル分だけ前に設定する
    ことを特徴とするOFDM受信方法。
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