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JP2009247202A - Dc−dcシステムのための逆電流低減技法 - Google Patents

Dc−dcシステムのための逆電流低減技法 Download PDF

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Abstract

【課題】スイッチング装置において、電圧モードまたは電流モードのスイッチングレギュレータにかかわらず、いつ逆電流の状態が生じるかを予測することができる方法を提供する。
【解決手段】逆電流低減技法が、PWM信号と、スイッチングレギュレータの出力信号と、供給電圧とを取り入れて、逆電流の流れの開始を知らせるためのロジック信号を出力する回路、および出力に位置するPMOSバッファのオン/オフを制御するためのロジック信号を出力するORゲートを実装することによって実現される。
【選択図】図6B

Description

スイッチング装置は、今や、この地球のほとんどあらゆる場所で使用されている。その主な理由は、そのような装置の電力消費の少なさ、および寿命の長さにある。スイッチング装置の例は、スイッチングレギュレータおよびD級電力増幅器である。
スイッチングレギュレータは、(1)不連続電流モード(DCM)および(2)連続電流モード(CCM)という2つのモードにて動作する。しかしながら、たとえスイッチングレギュレータがCCMで動作するように設計されていても、負荷条件が小さいとき、スイッチングレギュレータは、DCMへと移行する場合がある。両モードの動作について、以下の段落で説明する。
スイッチングレギュレータを設計するとき、大部分の時間が同期スイッチングに使用される。同期スイッチングは、効率を改善することができる2つのパワースイッチ(図1Aおよび1Bを参照)を使用する。図1Aの2つのパワースイッチが、P1およびN1である一方で、図1Bの2つのパワースイッチは、それぞれP2およびN2である。効率によって電池の寿命が決定される携帯デバイスにおいて、効率は、きわめて重要な因子である。
しかしながら、軽負荷状態が、同期スイッチングレギュレータが使用されるときに問題となる。スイッチングレギュレータは、たとえ負荷状態が軽くても、常にCCM動作のままである。図2A、2B、および2Cを参照すると、出力キャパシタから流れ戻る逆電流(インダクタの負の電流)が存在することに注目できる。図示のとおり、この現象は、バックおよびブーストのどちらのモードにおいても生じる。この逆電流または「常時CCM」動作が、スイッチングレギュレータに、以下の段落において説明される深刻な問題を引き起こす可能性がある。
逆電流に関係する一般的な問題の1つは、軽負荷状態の際に、たとえ同期スイッチングが使用されても、効率が悪影響を受ける点にある。他の問題は、ブーストコンバータが、「常時CCM」動作を使用するとき、逆電流ゆえに、きわめて高い出力電圧への昇圧を行うことができない点にある。ブーストコンバータが高い出力電圧を達成するためには、(CCMにおいて)きわめて高いデューティサイクルを有する必要がある。しかしながら、これは、不安定へと移行する危険を高める(ブーストコンバータの限界)。したがって、ブースト・レギュレータは、通常は、高い出力電圧を達成するためにDCMにて動作することができる非同期スイッチングにて設計される。結果として、非同期スイッチングが使用されるため、効率を高くすることができない。
同期スイッチングレギュレータを使用するときの逆電流または常時CCM動作の問題を解決するために、逆電流の検出が設計される。従来から使用されている方法は、逆電流を検出する比較器を設計することである(あるいは、小さな電圧オフセットでの0V検出)。これが、バックおよびブーストのそれぞれの構成について図3Aおよび図3Bに示されているとおりである。図3Bを参考として使用すると、逆電流検出用の比較器RDETが、PMOSトランジスタP2の端子をまたぐ電位を監視するために使用されている。すなわち、基本的には、PMOSトランジスタP2を通る電流の流れの方向が監視される。逆電流の状態が生じると、PMOSトランジスタP2をまたぐ電位差が、電流が負荷に向かって順方向に流れている時の初期状態に対し、反対の極性になる。そのような状態が生じると、RDETがPMOSトランジスタP2をオフにするための信号を出力し、さらなる逆電流の流れを停止させる。同じ原理が、(図3Aに示されているような)バックコンバータに使用されるRDETの動作にも当てはまる。
しかしながら、逆電流を検出するためにこのような比較器を実装することは、以下に述べる多数の理由ゆえに、きわめて困難でありうる。
電力NMOSトランジスタN1(図3A)および電力PMOSトランジスタP2(図3B)のオン抵抗を、あまり小さくすることができない。なぜならば、これらをまたぐ小さな電圧を検出することが難しいためである。さらに、オン抵抗が小さいということは、逆電流が上手く検出されるまでに、逆電流がきわめて大きくなる必要があることを意味する。しかしながら、検出を容易にすべくNMOSまたはPMOSのオン抵抗を意図的に大きくすることは、効率に悪影響(より大きなオン抵抗によるより大きな電位低下ゆえに、電力損失がより大きくなるため)を及ぼすため、賢明な処置ではない。
他の代案は、より容易な検出のために、リップル電流の振幅がより大きくなる(インダクタ電流の変化速度がより速くなる)ようにインダクタのサイズを小さくすることである。しかしながら、電流リップルがより大きくなるということは、電力デバイスへの電流ストレスがより大きくなることを意味する。したがって、より大きくなるピーク電流に対処するために、電力デバイスのサイズを大きくする必要がある。これも、良好な方法ではない。
この方法についての他の問題は、スイッチングノードの電圧振幅が大きくなる点にある。これが、比較器の入力へと過剰な雑音を生じる。時に、誤った検出信号を生じさせることにもなる。
高速な比較器が、とくにはスイッチング周波数の高いレギュレータにおいて必要である。NMOSトランジスタN1(図3A)またはPMOSトランジスタP2(図3B)のオン時間が、低速な比較器でうまく検出できるよりも早いわずかに数百ナノ秒のオンとなるまで、短くなる可能性がある。
ブーストコンバータ(図3B)においては、出力電圧が入力電圧よりも高い。したがって、検出用の比較器は、高電圧での絶縁破壊に対する保護のために、レベルシフタまたは保護回路を有する必要がある。そのような回路の追加も、検出の速度を低下させる。
図4が、従来技術US2006/0113980による電源制御のための回路の図である。この回路は、逆電流の状態が生じた回数を検出する逆電流検出システムからなっている。そのような検出の回数が所定の回数に達すると、回路が、スイッチング装置(例えば、スイッチングレギュレータ、D級電力増幅器、など)をオフにするための信号を送信する。その結果、逆電流の状態が一時的に停止される。この方法における問題は、逆電流の状態の発生を許容しており、所定の回数のヒットが生じた後でのみスイッチング装置をオフにする点にある。
本発明は、上述の問題を解決することを意図しており、本発明の目的は、いつ逆電流が生じるかを予測し、逆電流が回路へと流れることがないようにバック・コンバータ・デザインのNMOSまたはブースト・コンバータ・デザインのPMOSをオフにすることによって、スイッチング装置の回路素子に保護を提供することにある。本発明は、バック−ブーストコンバータへも適用可能である。
本発明の目的は、スイッチング装置において、電圧モードまたは電流モードのスイッチングレギュレータにかかわらず、いつ逆電流の状態が生じるかを予測できる方法を提供することにある。
本発明によれば、逆電流低減技法が、PWM信号と、スイッチングレギュレータの出力信号と、供給電圧とを取り入れて、逆電流の流れの開始を知らせるためのロジック信号を出力する回路、および出力に位置するPMOSバッファのオン/オフを制御するためのロジック信号を出力するORゲートを実装することによって実現される。
バックコンバータにおいては、NMOSトランジスタN1およびPMOSトランジスタP1のオン時間の間に形成される関係を、容易に得ることができる。この関係によって、NMOSトランジスタN1を通って流れる電流が、いつ逆方向に流れ始めるかの予測をすることができる。
ブーストコンバータにおいては、NMOSトランジスタN2およびPMOSトランジスタP2のオン時間の間に形成される関係を、容易に得ることができる。この関係によって、PMOSトランジスタP2を通って流れる電流が、いつ逆方向に流れ始めるかの予測をすることができる。
本発明は、大きなマスク領域を占めることがなく、あるいは複雑な設計を必要とすることがない。また、同期スイッチングを使用し、逆電流の可能性を有しているあらゆる種類のスイッチングレギュレータへと適用可能である。
同期バックコンバータの構成の典型的な出力段の従来技術の図である。 同期ブーストコンバータの構成の典型的な出力段の従来技術の図である。 同期バックコンバータの構成の典型的な出力段の従来技術の図であり、順電流および逆電流の方向を示している。 同期ブーストコンバータの構成の典型的な出力段の従来技術の図であり、順電流および逆電流の方向を示している。 DCM動作時の典型的なインダクタ電流波形の従来技術の図であり、逆電流に斜線が付けられている。 同期バックコンバータの構成の典型的な出力段の従来技術の図であり、逆電流検出回路の従来技術の実装を備えている。 同期ブーストコンバータの構成の典型的な出力段の従来技術の図であり、逆電流検出回路の従来技術の実装を備えている。 逆電流検出システムを実装しているUS20060113980A1の従来技術の図である。 電圧モード・スイッチング・レギュレータの典型的な構成を示すブロック図である。 電流モード・スイッチング・レギュレータの典型的な構成を示すさらに別のブロック図である。 本発明による第1の好ましい実施形態を備えた同期ブーストコンバータの典型的な出力段を示している。 本発明による第2の好ましい実施形態を備えた同期ブーストコンバータの典型的な出力段を示している。 本発明による第3の好ましい実施形態を備えた同期ブーストコンバータの典型的な出力段を示している。 本発明にもとづく選択された重要ノードの波形を示している。 CCM動作のもとで使用される場合について、本発明にもとづく選択された重要ノードの波形を示している。 第4の好ましい実施形態にもとづく同期ブーストコンバータのためのタイマの一般的な実装を示している。 第5の好ましい実施形態にもとづく同期ブーストコンバータのためのタイマの回路の実装の一例を示している。 本発明にもとづく選択された重要ノードの波形を示している。 本発明による第6の好ましい実施形態を備えた同期バックコンバータの典型的な出力段を示している。 本発明による第7の好ましい実施形態を備えた同期バックコンバータの典型的な出力段を示している。 本発明による第8の好ましい実施形態を備えた同期バックコンバータの典型的な出力段を示している。 本発明にもとづく選択された重要ノードの波形を示している。 CCM動作のもとで使用される場合について、本発明にもとづく選択された重要ノードの波形を示している。 第9の好ましい実施形態にもとづく同期バックコンバータのためのタイマの一般的な実装を示している。 第10の好ましい実施形態にもとづく同期バックコンバータのためのタイマの回路の実装の一例を示している。 本発明にもとづく選択された重要ノードの波形を示している。
図5Aは、本発明が典型的に使用される電圧モード・スイッチング・レギュレータの典型的な構成を示すブロック図である。図5Bも、本発明を使用することができる電流モード・スイッチング・レギュレータの典型的な構成を示す別のブロック図である。図5Aに示されているとおり、DC−DCコントローラが、どれだけの時間にわたって電力トランジスタをオンおよびオフにするかを決定するためのPWM信号PWMOを生成する。DC−DCコンバータブロック101に、電圧モード・スイッチング・レギュレータ・システムに関して、本発明の実装例を示す。
図6Aは、DC−DCコンバータブロック101に実装された本発明による第1の好ましい実施形態104を備えた同期ブーストコンバータの典型的な出力段を示している。第1の好ましい実施形態を、インテリジェント・タイミング・ブロック104と呼ぶ。ブロック104は、PMOS M2のオンおよびオフ状態を制御するために、ドライバ107の入力へと信号を出力する。ブロック104は、VOUT信号またはスイッチングノード信号LX、電源電圧VB、ならびにPWM信号PWMOまたはその派生物(例えば、反転させたPWMO、遅延させたPWMO、など)のいずれかを、入力として得る。ブロック104は、これらの入力を処理して、逆電流の発生を防止するようにPMOS M2をオンまたはオフにする。本発明による第1の実施形態の典型的な動作は、以下のように説明される。
PWM信号PWMOが、Highである場合:
以下の説明は、図6Aおよび図7の選択された重要波形を参照する。ドライバ106の出力信号は、ドライバ106の入力に等しくなる。したがって、NMOS M1のゲート端子NGATEは、Highになる。その結果、NMOS M1はオンになる。NMOS M1がオンである期間を、NTON期間と称する。同時に、インテリジェント・タイミング・ブロック104は、ドライバ107の入力も同様にHighであるように構成されている。結果として、このドライバの出力がHighとなることで、PMOS M2のゲート端子PGATEがHighになる。したがって、PMOS M2はオフになる。結果として、この時間の間、インダクタ105が充電される(電流が増加する)。
PWM信号PWMOが、Lowである場合:
以下の説明は、図6Aおよび図7に示されているとおりの選択された重要波形を参照する。ドライバ106の出力信号は、ドライバ106の入力に等しくなる。したがって、NMOS M1のゲート端子は、Lowになる。その結果、NMOS M1はオフになる。同時に、インテリジェント・タイミング・ブロック104は、ドライバ107の入力も同様にLowであるように構成されている。結果として、ドライバ107の出力がLowとなることで、PMOS M2のゲート端子がLowになる。したがって、PMOS M2はオンになる。PMOS M2がオンである期間を、PTON期間と称する。この時間の間、インダクタ105が放電される(電流が減少する)。
或る時間(このタイミングについては、さらに後述)の後に、ブロック104が、Highを出力する。その結果、ドライバ107の入力がドライバ107の出力に等しく、したがってPGATEが、Highになる。その結果、PMOS M2がオフになる。このオフ時間の間、NMOS M1およびPMOS M2は、どちらもオフである。この状態は、不感時間として知られている。インダクタに残る電流が、寄生ダイオードを通って放電される。PMOS M2は、PWM信号PWMOが再びHighとなって、NMOS M1を再びオンにするまでは、オフのままである。
図6Bが、本発明による第2の好ましい実施形態を示している。本発明は、以下の構成要素、すなわちPMOS M2のオン時間を決定するタイマ102および論理ブロック103からなっている。これら2つの構成要素が共同で、インテリジェント・タイミング・ブロック104を構成している。次に、本発明による第2の好ましい実施形態の動作を説明する。
PWM信号PWMOが、Highである場合:
以下の説明は、図6Bおよび図7に示されているとおりの選択された重要波形を参照する。ドライバ106の出力信号は、ドライバ106の入力に等しくなる。したがって、NMOS M1のゲート端子は、Highになる。その結果、NMOS M1はオンになる。NMOS M1がオンである期間は、NTONに等しい。同時に、インテリジェント・タイミング・ブロック104は、ドライバ107の入力も同様にHighであるように構成されている。結果として、このドライバの出力がHighとなることで、PMOS M2のゲート端子がHighになる。したがって、PMOS M2はオフになる。結果として、この時間の間、インダクタ105が充電される(電流が増加する)。
PWM信号PWMOが、Lowである場合:
以下の説明は、図6Bおよび図7の選択された重要波形を参照する。ドライバ106の出力信号は、ドライバ106の入力に等しくなる。したがって、NMOS M1のゲート端子は、Lowになる。その結果、NMOS M1はオフになる。同時に、インテリジェント・タイミング・ブロック104は、ドライバ107の入力も同様にLowであるように構成されている。結果として、ドライバ107の出力がLowとなることで、PMOS M2のゲート端子がLowになる。したがって、PMOS M2はオンになる。PMOS M2がオンである期間は、PTONに等しい。この時間の間、インダクタ105が放電される(電流が減少する)。
ノードPTIMEにおけるデフォルト信号は、Lowまたは第1の固有信号Sである。タイマ102が、或る時間(このタイミングについては、さらに後述)の後に、ノードPTIMEを介してHighまたは固有信号Sを与える。PTIMEがHighとなり、あるいはSを受け取ることで、結果として、論理ブロック103の出力がHighになる。その結果、ドライバ107の入力がドライバ107の出力に等しく、したがってPGATEが、Highになる。その結果、PMOS M2がオフになる。このオフ時間の間、NMOS M1およびPMOS M2は、どちらもオフである。この状態は、不感時間として知られている。インダクタに残る電流が、寄生ダイオードを通って放電される。PMOS M2は、PWM信号PWMOが再びHighとなって、NMOS M1を再びオンにするまでは、オフのままである。
図6Cが、本発明による第3の好ましい実施形態を示している。論理ブロック103を、ORゲートを使用して実現することができる。
上記は、DCM動作の場合である。CCM動作のもとで、本発明は、いかなる望ましくない影響も生じない。説明は、以下のとおりである。
図6Bおよび図8を参照すると、タイマ102がHighを与えるよりも前にNMOS M1が再びオンになる場合、NMOS M1およびPMOS M2の両方がオフになる場合が存在しない(不感時間がない)。さらに、CCM動作において、逆電流が生じない。これは、タイマ102が、ノードPTIMEを介してHighまたは固有信号Sを与えることがないことを意味する。したがって、本発明によるインテリジェント・タイミング・ブロック104は、CCM動作に対していかなる影響も有さない。
PMOS M2のオンからオフへの進行を決定するための時間の説明は、以下のように与えられる。
図7を参照すると、ブーストコンバータ型のDC−DCコンバータについて、インダクタを横切る電流リップルは、NMOSおよびPMOSのオン時間にもとづいて、以下のように計算され、
Δl=((VB−LX)×NTON)/Lout (NMOSオン)・・・(1)
Δl=((VOUT−LX−VB)×PTON)/Lout (PMOSオン)・(2)
ここで、
NTON=NMOS M1がオンである時間
PTON=PMOS M2がオンである時間
Δl=NMOS M1をオン/オフするPWMO信号の結果としてのインダクタ電流の増加/減少
LX=スイッチングノードの電位
VB=電源電圧
VOUT=ブーストコンバータの出力電圧
である。
上記式から、
(VB−LX)×NTON=(VOUT−LX−VB)×PTON・・・(3)
が得られる。
この関係にもとづき、NTON(PWM信号から)、ならびにVBおよびVOUT(入力および出力電圧の検出)が既知であるので、ひとたびタイマ102がPTONに達したならばPMOS M2をオフにすることができ、ここでPTONは、
PTON=((VB−LX)×NTON)/(VOUT−LX−VB)・・・(4)
によって与えられる。
M1およびM2をまたぐ電圧がきわめて小さいならば、LXを無視できることに注意すべきである。
したがって、M1およびM2をまたぐ電圧がきわめて小さい場合には、
PTON=(VB×NTON)/(VOUT−VB)
である。
上記の事例は、NMOS M1およびPMOS M2をオンおよびオフするための遅延時間がわずかである場合に当てはまる。遅延時間が有意に長い場合には、これらの遅延時間を、タイミングの推定において考慮する必要がある。
事例1:M1をオンにするための遅延時間が、M2をオンにするための遅延時間よりも有意に長い場合
この場合には、両遅延時間が既知であれば、単に時間差がPTONに加算される。したがって、遅延時間の差=TD1であるならば、上記式が
PTON={(VB×NTON)/(VOUT−VB)}+TD1・・・(5)
となることを意味する。
事例2:M1をオンにするための遅延時間が、M2をオンにするための遅延時間よりも有意に短い場合
この場合には、両遅延時間が既知であれば、単に時間差がPTONに加算される。したがって、遅延時間の差=TD2であるならば、上記式が
PTON={(VB×NTON)/(VOUT−VB)}+TD2・・・(6)
となることを意味する。
上記式(5)および(6)は、より正確なタイミングの推定が与えられることを意味する。しかしながら、たとえタイミングの推定に実際からの差が存在しても、寄生ダイオードが、インダクタ105に残る電荷を放電するように動作する。したがって、個々の事例に応じて、必ずしも上記式を実装する必要はない。
図9Aが、本発明による第4の好ましい実施形態にもとづく式(4)の一般的な実装200を示しており、上記式によって定められるPTONという期間の後に、信号PTIMEが論理ブロック103へと出力される。
図9Bが、本発明による第5の好ましい実施形態にもとづく同期ブーストコンバータ用のタイマ102の一般的な実装200の回路の実装の一例を示している。NTONの間、LOGICAが、線206を介してスイッチ203を閉じ、キャパシタ205が、Sense1ブロック201によってVREFから充電される。Sense1ブロックは、VBに比例した電流をもたらす典型的なV−Iコンバータである。NTONの後に、LOGICAが、線206を介してスイッチ203を開き、線207を介してスイッチ204を閉じる。キャパシタ205が、Sense2ブロック202によって放電される。Sense2ブロックは、(VOUT−VB)に比例した電流を吸い込む典型的なV−Iコンバータである。ひとたびキャパシタ205がVREFレベルまで放電されると、PTIMEが、PMOS M2をオフにすべくHighに移行し、あるいは固有信号Sを出力する。LOGICAが、線208を介してノードVXをVREFへとリセットし、VXの電圧レベルがVREFに等しくなるように動作する。
図9Cを参照し、図9Bの回路の動作を説明する。
PWM信号PWMOがLowからHighへと移行するとき、これに対応してNGATEがHighへと移行し、ノードVXがSense1ブロック201によってVREFから徐々に充電される。期間NTONの終了後に、ノードVXの電位は、Sense2ブロック202による放電によって低下する。ひとたびノードVXの電位が低下してVREFへと戻ると、それによって比較器209が、Lowの信号を出力する。LOGICAは、このLowの信号を受信すると、PTIMEにHighを出力し、M1およびM2の両方をオフにする。PWMOの次の立ち上がりエッジにおいて、LOGICAは、PTIMEをLowへ戻す。その後、全サイクルが繰り返される。
上述のように、上記の関係は、ブーストコンバータ型のDC−DCコンバータの場合に当てはまる。他の形式のDC−DCコンバータにおいても、同じ原理を使用することができるが、関係は相違する。
次に、同期バックコンバータの場合を説明する。
図10Aが、DC−DCコンバータブロック301に実装された本発明による第6の好ましい実施形態304を備えた同期バックコンバータの典型的な出力段を示している。第1の好ましい実施形態を、インテリジェント・タイミング・ブロック2 304と呼ぶ。ブロック304は、NMOS M4のオンおよびオフ状態を制御するために、ドライバ307の入力へと信号を出力する。ブロック304は、VOUT信号、電源電圧VB、ならびにPWM信号PWMOまたはその派生物(例えば、反転させたPWMO、遅延させたPWMO、など)のいずれかを、入力とする。ブロック304は、これらの入力を処理して、逆電流の発生を防止するようにNMOS M4をオンまたはオフにする。本発明による第6の実施形態の典型的な動作は、以下のように説明される。
PWM信号PWMOが、Highである場合:
以下の説明は、図10Aおよび図11の選択された重要波形を参照する。ドライバ306は、実際には反転器である。したがって、ドライバ306の出力信号は、ドライバ306の入力の反転になる。したがって、PMOS M3のゲート端子PGATE’は、Lowになる。その結果、PMOS M3はオンになる。PMOS M3がオンである期間を、PTON’期間と称する。同時に、インテリジェント・タイミング・ブロック2 304は、ドライバ307の入力がLowであるように構成されている。結果として、ドライバ307の出力がLowとなることで、NMOS M4のゲート端子NGATE’がLowになる。したがって、NMOS M4はオフになる。結果として、この時間の間、インダクタ305が充電される(電流が増加する)。
PWM信号PWMOが、Lowである場合:
以下の説明は、図10Aおよび図11に示されているとおりの選択された重要波形を参照する。ドライバ306の出力信号は、ドライバ306の入力の反転となる。したがって、PMOS M3のゲート端子は、Highになる。その結果、PMOS M3はオフになる。同時に、インテリジェント・タイミング・ブロック2 304は、ドライバ307の入力も同様にHighになるように構成されている。結果として、ドライバ307の出力がHighとなることで、NMOS M4のゲート端子がHighになる。したがって、NMOS M4はオンになる。NMOS M4がオンである期間を、NTON’期間と称する。この時間の間、インダクタ305が放電される(電流が減少する)。
或る時間(このタイミングについては、さらに後述)の後に、ブロック304が、Lowを出力する。その結果、ドライバ307の入力がドライバ307の出力に等しく、したがってNMOS M4のゲートが、Lowになる。その結果、NMOS M4がオフになる。このオフ時間の間、PMOS M3およびNMOS M4は、どちらもオフである。この状態は、不感時間として知られている。インダクタに残る電流が、寄生ダイオードを通って放電される。NMOS M4は、PWM信号PWMOが再びLowとなって、PMOS M3を再びオンにするまでは、オフのままである。
図10Bが、本発明による第7の好ましい実施形態を示している。本発明は、以下の構成要素、すなわちNMOS M4のオン時間を決定するタイマ302および論理ブロック303からなっている。これら2つの構成要素が共同で、インテリジェント・タイミング・ブロック2 304を構成している。次に、本発明による第7の好ましい実施形態の動作を説明する。
PWM信号PWMOが、Highである場合:
以下の説明は、図10Bおよび図11に示されているとおりの選択された重要波形を参照する。ドライバ306の出力信号は、ドライバ306の入力の反転となる。したがって、PMOS M3のゲート端子は、Lowになる。その結果、PMOS M3はオンになる。PMOS M3がオンである期間は、PTON’に等しい。同時に、インテリジェント・タイミング・ブロック2 304は、ドライバ307の入力がLowになるように構成される。結果として、このドライバの出力がLowとなることで、NMOS M4のゲート端子がLowになる。したがって、NMOS M4はオフになる。結果として、この時間の間、インダクタ305が充電される(電流が増加する)。
PWM信号PWMOが、Lowである場合:
以下の説明は、図10Bおよび図11の選択された重要波形を参照する。ドライバ306の出力信号は、ドライバ306の入力の反転になる。したがって、PMOS M3のゲート端子は、Highになる。その結果、PMOS M3はオフになる。同時に、インテリジェント・タイミング・ブロック2 304は、ドライバ307の入力がHighであるように構成されている。結果として、ドライバ307の出力がHighとなることで、NMOS M4のゲート端子PGATEがHighになる。したがって、NMOS M4はオンになる。NMOS M4がオンである期間は、NTON’に等しい。この時間の間、インダクタ305が放電される(電流が減少する)。
ノードPTIME’におけるデフォルト信号は、Lowまたは第1の固有信号Sである。タイマ302が、或る時間(このタイミングについては、さらに後述)の後に、ノードPTIME’を介してHighまたは固有信号Sを与える。PTIME’がHighとなり、あるいはSを受け取ることで、結果として、論理ブロック303の出力がLowになる。その結果、ドライバ307の入力がドライバ307の出力に等しく、したがってPGATEがLowになる。その結果、NMOS M4がオフになる。このオフ時間の間、PMOS M3およびNMOS M4は、どちらもオフである。この状態は、不感時間として知られている。インダクタに残る電流が、寄生ダイオードを通って放電される。NMOS M4は、PWM信号PWMOが再びHighとなって、PMOS M3を再びオンにするまでは、オフのままである。
図10Cが、本発明による第8の好ましい実施形態を示している。論理ブロック303を、NORゲートを使用して実現することができる。
上記は、DCM動作の場合である。CCM動作のもとで、本発明は、いかなる望ましくない影響も生じない。説明は、以下のとおりである。
図10Bおよび図12を参照すると、タイマ302がHighを与えるよりも前にPMOS M3が再びオンになる場合、PMOS M3およびNMOS M4の両方がオフになる場合が存在しない(不感時間がない)。さらに、CCM動作において、逆電流が生じない。これは、タイマ302が、ノードPTIME’を介してHighまたは固有信号Sを与えることがないことを意味する。したがって、本発明によるインテリジェント・タイミング・ブロック2 304は、CCM動作に対していかなる影響も有さない。
NMOS M4のオンからオフへの進行を決定するための時間の説明は、以下のように与えられる。
図11を参照すると、バックコンバータ型のDC−DCコンバータについて、インダクタを横切る電流リップルは、NMOSおよびPMOSのオン時間にもとづいて、以下のように計算され、
Δl=((VB−LX−VOUT)×PTON’)/Lout(PMOSオン)・(7)
Δl=((VOUT−LX)×NTON’)/Lout (NMOSオン)・・・(8)
上記式から、
(VOUT−LX)×NTON’=(VB−LX−VOUT)×PTON’・・・(9)
が得られ、
ここで、
NTON’=NMOS M4がオンである時間
PTON’=PMOS M3がオンである時間
Δl=PMOS M3をオン/オフするPWMO信号の結果としてのインダクタ電流の増加/減少
VB=電源電圧
VOUT=バックコンバータの出力電圧
である。
この関係にもとづき、PTON’(PWM信号から)、ならびにVBおよびVOUT(入力および出力電圧の検出)が既知であるので、ひとたびタイマ302がNTON’に達したならばNMOS M4をオフにすることができ、ここでNTON’は、
NTON’=((VB−LX−VOUT)/(VOUT−LX))×PTON’
・・・(10)
によって与えられる。
M3およびM4をまたぐ電圧がきわめて小さいならば、LXを無視できることに注意すべきである。
したがって、M3およびM4をまたぐ電圧がきわめて小さい場合には、
NTON’=((VB−VOUT)/VOUT)×PTON’
である。
上記の事例は、PMOS M3およびNMOS M4をオンおよびオフするための遅延時間がわずかである場合に当てはまる。遅延時間が有意に長い場合には、これらの遅延時間を、タイミングの推定において考慮する必要がある。
事例1:M3をオンにするための遅延時間が、M4をオンにするための遅延時間よりも有意に長い場合
この場合には、両遅延時間が既知であれば、単に時間差がNTON’に加算される。したがって、遅延時間の差=TD3であるならば、上記式が
NTON’=((VB−VOUT)/VOUT)×PTON’+TD3・・・(11)
となることを意味する。
事例2:M3をオンにするための遅延時間が、M4をオンにするための遅延時間よりも有意に短い場合
この場合には、両遅延時間が既知であれば、単に時間差がNTON’加算される。したがって、遅延時間の差=TD4であるならば、上記式が
NTON’=((VB−VOUT)/VOUT)×PTON’+TD4・・・(12)
となることを意味する。
上記式(11)および(12)は、より正確なタイミングの推定が与えられることを意味する。しかしながら、たとえタイミングの推定に実際からの差が存在しても、寄生ダイオードが、インダクタ305に残る電荷を放電するように動作する。したがって、個々の事例に応じて、必ずしも上記式を実装する必要はない。
図13Aが、本発明による第9の好ましい実施形態にもとづく式(10)の一般的な実装400を示しており、上記式によって定められるNTON’という期間の後に、信号PTIME’が論理ブロック303へと出力される。
図13Bが、本発明による第10の好ましい実施形態にもとづく同期バックコンバータ用のタイマ302の回路の実装の一例を示している。PTON’の間、LOGICBが、線406を介してスイッチ403を閉じ、キャパシタ405が、Sense1ブロック401によってVREFから充電される。Sense1ブロックは、(VB−VOUT)に比例した電流をもたらす典型的なV−Iコンバータである。PTON’の後に、LOGICBが、線406を介してスイッチ403を開き、線407を介してスイッチ404を閉じる。キャパシタ405が、Sense2ブロック402によって放電される。Sense2ブロックは、(VOUT)に比例した電流を吸い込む典型的なV−Iコンバータである。ひとたびキャパシタ405がVREFレベルまで放電されると、PTIME’が、NMOS M4をオフにすべくHighに移行し、あるいは固有信号Sを出力する。LOGICBが、線408を介してノードVXをVREFへとリセットし、VXの電圧レベルがVREFに等しくなるように保証する。
図13Cを参照し、図13Bの回路の実装の動作を説明する。
PWM信号PWMOがLowからHighへと移行するとき、これに対応してPGATEがLowへと移行し、ノードVXがSense1ブロック401によってVREFから徐々に充電される。期間PTON’の終了後に、ノードVXの電位は、Sense2ブロック402による放電によって低下する。ひとたびノードVXの電位が低下してVREFへと戻ると、それにより比較器409が、Lowの信号を出力する。LOGICBは、このLowの信号を受信すると、PTIME’にHighを出力し、M3およびM4の両方をオフにする。PWMOの次の立ち上がりエッジにおいて、LOGICBは、PTIME’をLowへと戻す。その後、全サイクルが繰り返される。
現時点の好ましい実施形態に関する本発明の上記の開示を、本発明を限定するものと解釈してはならない。この開示を検討した後の当業者にとって、種々の代案および変更が明らかであることに疑いはない。したがって、そのような代案および変更は、当然ながら本発明の技術的思想および技術的範囲に包含される。さらに、添付の特許請求の範囲が、それらの代案および変更を包含することを理解すべきである。

Claims (8)

  1. スイッチング・レギュレータ・システムにおける逆電流低減装置であって、
    ・DC−DC出力段の典型的な要素であるインダクタ、
    ・オン時に前記インダクタを充電する第1のトランジスタ、
    ・オン時に前記インダクタを放電させる第2のトランジスタ、および
    ・前記第2のトランジスタのオンおよびオフを制御する信号を出力するインテリジェント・タイミング・ブロック
    を備えた逆電流低減装置。
  2. 前記インテリジェント・タイミング・ブロックが、
    ・第1の論理ブロックに固有信号を発し、前記第2のトランジスタのオン時間を決定するタイマブロック、および
    ・前記タイマブロックから前記固有信号を受信し、前記第2のトランジスタをオフまたはオンにする第1の論理ブロック
    を備えた請求項1に記載のスイッチング・レギュレータ・システムにおける逆電流低減装置。
  3. 前記タイマブロックが、
    ・入力供給電圧を受け、供給端子を介し、該入力供給電圧を、対応する供給電流に変換する第1の検出手段、
    ・監視手段の出力に接続され、前記第2のトランジスタをオフするための信号を出力し、さらに第1および第2のスイッチを制御する第2の論理ブロック手段、
    ・第1の端子が前記第1の検出手段の前記供給端子に接続され、第2の端子が、監視手段の入力端子と、キャパシタの第1の端子と、第2の論理ブロックの第1の出力と、第2のスイッチの第1の端子とが共通に接続された共通ノードに接続され、第3の端子である制御端子が前記第2の論理ブロックの前記第2の端子に接続された、3つの端子を有する第1のスイッチ、
    ・前記入力供給電圧およびDC−DC出力電圧を受け、対応する吸い込み電流に変換して吸い込み端子から出力する第2の検出手段、
    ・第1の端子が、監視手段の入力端子と、キャパシタの第1の端子と、第2の論理ブロックの第1の出力と、前記第1のスイッチの第2の端子とが共通に接続された共通ノードに接続され、第2の端子が前記第2の検出手段の前記吸い込み端子に接続され、第3の端子である制御端子が前記第2の論理ブロックの第3の端子に接続された、3つの端子を有する第2のスイッチ、
    ・前記第1および第2のスイッチに接続され、前記第1の検出ブロックから供給電流を受け、電荷を蓄える蓄電手段、および
    ・基準電圧および前記蓄電手段に接続され、前記基準電圧に対する前記蓄電手段の電位を監視し、前記蓄電手段の電位が前記基準電圧よりも高い場合または低い場合に、前記第2の論理ブロックに固有信号を出力する監視手段
    を備えた請求項2に記載のスイッチング・レギュレータ・システムにおける逆電流低減装置。
  4. 前記第1および第2の検出手段が、電圧−電流変換器を含む請求項3に記載のスイッチング・レギュレータ・システムにおける逆電流低減装置。
  5. 前記蓄電手段が、キャパシタを含む請求項3に記載のスイッチング・レギュレータ・システムにおける逆電流低減装置。
  6. 前記監視手段が、比較器を含む請求項3に記載のスイッチング・レギュレータ・システムにおける逆電流低減装置。
  7. 前記第1の論理ブロックが、論理ORゲートである請求項2に記載のスイッチング・レギュレータ・システムにおける逆電流低減装置。
  8. スイッチング・レギュレータ・システムにおいて生じる逆電流を低減する方法であって、
    ・典型的なDC−DC出力段の出力インダクタを、PWM信号入力の時間に等しい時間にわたって第1のトランジスタによって充電するステップ、および
    ・前記第1のトランジスタによって最初に充電された電流の量と同じ量の電流を放電するために必要な時間に等しい時間にわたって、前記インダクタを第2のトランジスタにより放電するステップ
    を含む方法。
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