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JP2009110903A - 収納ケース及び電子機器 - Google Patents

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Yoshihiro Hayashi
美宏 林
Takayuki Shimizu
孝之 清水
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Abstract

【課題】 スライドさせて開閉する蓋を有する収納ケースにおいて、部品点数の削減によるコストダウンとケース自体の小型化とを同時に実現可能な収納ケース及び電子機器を提供する。
【解決手段】 捩じりバネ32は、回動軸30に貫通されている。捩じりバネ32の第1の腕部32−1は、ケース蓋28の内側の面28aに沿って配置されており、ケース蓋28の内側の面28aに形成された凸部42に巻き付けられて固定されている。捩じりバネ32の第2の腕部32−2は、ケース本体26の開口面26aに形成された貫通孔44を通って、開口面26aの裏側に貫通している。貫通孔44は、ケース蓋28のスライド方向に沿う長穴状に形成されている。捩じりバネ32の第2の腕部32−2の端部は、貫通孔44が伸びる方向に対して略垂直に屈曲しており、ケース本体26の裏面凹部46に当接している。
【選択図】 図4

Description

本発明は収納ケース及び電子機器に係り、特に電子機器のバッテリ収納ケース等として用いる蓋を有する収納ケースに関する。
特許文献1には、蓋をスライドさせることでロックが外れ、トーションバネの付勢力により蓋が開くようにした蓋取付機構が開示されている。
特許文献2には、蓋をスライドさせることでロックが外れ、ねじりコイルバネの付勢力により蓋が開くようにした蓋開閉構造において、蓋の取り付けにヒンジを用いたものが開示されている。
実開平6−30995号公報 特開2005−174919号公報
蓋をスライドさせると捩じりバネの付勢力によって自動的に開くように構成された蓋構造には、ヒンジを用いる方式(特許文献2)とヒンジを用いない方式(特許文献1)がある。
ヒンジを用いる方式では、蓋の回転軸の周りに捩じりバネが動作するためのスペースが不要であるため収納ケースの小型化が可能になるというメリットがある一方、ヒンジが必要となり部品点数が増えるためコストが高くなるというデメリットがある。
ヒンジを用いない方式では、ヒンジが不要であるためコストが安いというメリットがある一方、蓋の開閉時に捩じりバネが動作するためのスペースが必要になり、収納ケースが大型化するというデメリットがある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、スライドさせて開閉する蓋を有する収納ケースにおいて、部品点数の削減によるコストダウンとケース自体の小型化とを同時に実現可能な収納ケース及び電子機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る収納ケースは、収納物を収納するための収納部と、前記収納物を前記収納部に出し入れするための開口部とを備えたケース本体と、所定の回動軸の周りに回動自在に取り付けられており、前記ケース本体に対してスライド自在に取り付けられた蓋と、コイル巻部と、前記コイル巻部の両端から延出した第1及び第2の腕部とを備え、前記蓋とともにスライド自在に取り付けられた捩じりばねであって、前記第1の腕部が前記蓋の内側の面に当接する一方、前記第2の腕部が前記開口部の外縁部に設けられた貫通孔を通って前記外縁部の裏面に当接し、前記蓋を開く方向に付勢する捩じりバネと、前記蓋が第1の位置にスライドされた場合に前記蓋を固定し、前記蓋が第2の位置にスライドされた場合に前記蓋の固定を解除する固定手段とを備えることを特徴とする。
上記第1の態様によれば、ケース本体とケース蓋との間に、第2の腕部がスライドするためのスペースを要しないので、第2の腕部が占めるスペースを最小限にすることができる。これにより、ケース本体とケース蓋との間の省スペース化を図ることができ、収納ケースの小型化を図ることができる。
本発明の第2の態様に係る収納ケースは、上記第1の態様において、前記貫通孔は、前記蓋がスライドするスライド方向に略平行に伸びる長穴形状であることを特徴とする。
本発明の第3の態様に係る収納ケースは、上記第2の態様において、前記第2の腕部の端部は、前記貫通孔の長手方向に対して略垂直に折り曲げられていることを特徴とする。
本発明の第4の態様に係る電子機器は、上記第1から第3の態様に係る収納ケースと、前記ケース本体の外側に設けられ、接地されたグラウンド部材とを更に備え、前記第2の腕部の端部は、前記グラウンド部材に当接することを特徴とする。
上記第4の態様によれば、電子機器が筐体の内部に通常備えている導電性のグラウンド部材(シールド部材)に、第2の腕部を当接させることにより静電対策を実施するようにしたので、新たな部品を追加することなく静電対策を実施することができる。これにより、収納ケースの更なる小型化を図ることができる。
本発明の第5の態様に係る収納ケースは、収納物を収納するための収納部と、前記収納物を前記収納部に出し入れするための開口部とを備えたケース本体と、所定の回動軸の周りに回動自在に取り付けられており、前記ケース本体に対してスライド自在に取り付けられた蓋と、前記開口部の周辺部に形成された立ち壁と、前記蓋が第1の位置にスライドされた場合に前記蓋を固定し、前記蓋が第2の位置にスライドされた場合に前記蓋の固定を解除する固定手段と、コイル巻部と、前記コイル巻部の両端から延出した第1及び第2の腕部とを備え、前記蓋とともにスライド自在に取り付けられた捩じりばねであって、前記第1の腕部が前記蓋の内側の面に当接する一方、前記蓋が第2の位置にスライドされた場合に前記第2の腕部が前記立ち壁に当接し、前記蓋を開く方向に付勢する捩りばねとを備えることを特徴とする。
上記第5の態様によれば、捩じりバネの第2の腕部を開口部周辺に形成した立ち壁に当接するように構成したので、ケース本体側に捩じりバネのスライドのためのスペースが不要になる。これにより、収納ケースの小型化を図ることができる。
本発明の第6の態様に係る収納ケースは、上記第5の態様において、前記第2の腕部は、前記蓋のスライド量よりも長いことを特徴とする。
本発明によれば、捩じりバネの腕部のスライドのためのスペースを最小限にすることができるので、収納ケースの小型化を図ることができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る収納ケース及び電子機器の好ましい実施の形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る収納ケースを備えた撮像装置の外観を示す斜視図である。
撮像装置10は、撮像した画像を電子的に保存する電子カメラである。図1に示すように、撮像装置10の筐体の前面には撮像レンズを保持するレンズ鏡筒12が設けられている。また、撮像装置10の筐体の上面にはシャッタボタン14及びストラップ取付部16が設けられており、下面には三脚取付穴18が設けられている。
撮像装置10のグリップ部20の内部には、バッテリ22を収納するバッテリ収納ケース24が形成されている。撮像装置10の筐体の下面には、バッテリ収納ケース24のケース蓋28が配置されている。
図2は、バッテリ収納ケース24の開閉動作を示す側面図であり、図3は、バッテリ収納ケース24のケース蓋28を開いた状態(開状態)を示す斜視図である。
バッテリ収納ケース24は、ケース本体26及びケース蓋28を備えている。ケース本体26には、バッテリ22を収納するための収納部26bが形成されている。
ケース蓋28は、回動軸30を介してケース本体26に回動可能に取り付けられている。回動軸30には、捩じりバネ32が取り付けられている。ケース蓋28は、捩じりバネ32によって開く向き(図2(a)の矢印A10)に付勢されている。
ケース本体26には、回動軸30を取り付けるための軸受30aが形成されている。ケース本体26の軸受30aは、長穴状に形成されており、ケース蓋28は、図2(b)の矢印A12の向きに回動軸30とともにスライド操作可能になっている。
図3に示すように、収納部26bの開口の周辺部(開口面)26aには、ロック爪34が形成されており、ケース蓋28の内側の面28aには、ロック爪36が形成されている。また、ケース蓋28の内側の面28aには、板バネ(クリックバネ)38が取り付けられている。ケース本体26の開口面26aには、クリック溝40が形成されている。
図2(a)に示すように、ケース蓋28を閉じてロックした状態(閉状態)では、ケース本体26側のロック爪34とケース蓋28側のロック爪36とが係合する。これにより、捩じりバネ32の付勢力が相殺され、ケース蓋28が閉状態に保たれる。また、閉状態では、クリックバネ38はケース本体26側のクリック溝40に係合しており、ケース蓋28がスライドしてロック爪34と36の係合がはずれるのを防止している。
図2(b)に示すように、ケース蓋28を矢印A12の向きにスライドさせると(スライド状態)、クリックバネ38がクリック溝40からはずれるとともに、ロック爪34と36の係合がはずれ、図2(c)に示すように、ケース蓋28が捩じりバネ32によって矢印A14の向きに付勢されて自動的に開くようになっている(開状態)。
図4は、図3の一部を拡大して示す斜視図であり、図5は、図3のA方向矢視図である。
図4に示すように、捩じりバネ32は、回動軸30に貫通されている。捩じりバネ32の第1の腕部32−1は、ケース蓋28の内側の面28aに沿って配置されており、ケース蓋28の内側の面28aに形成された凸部42に巻き付けられて固定されている。
図4及び図5に示すように、捩じりバネ32の第2の腕部32−2は、ケース本体26の開口面26aに形成された貫通孔44を通って、開口面26aの裏側に貫通している。貫通孔44は、ケース蓋28のスライド方向(図5の矢印A16)に沿う長穴状に形成されている。捩じりバネ32の第2の腕部32−2の端部は、貫通孔44が伸びる方向(矢印A16)に対して略垂直に屈曲しており、ケース本体26の裏面凹部46に当接している。
図6(a)は、閉状態における捩じりバネ32の状態を示す断面図であり、図6(b)は、スライド状態における捩じりバネ32の状態を示す断面図である。
ケース蓋28の内側の面28aは、第1の腕部32−1によって矢印A18の向きに付勢され、ケース本体26の裏面凹部46は、屈曲した第2の腕部32−2によって矢印A20の向きに付勢される。
図6(a)及び図6(b)に示すように、閉状態では、第2の腕部32−2は、ケース本体26の裏面凹部46の縁46aに引っかかって、ケース本体26と略平行になるように(即ち、第2の腕部32−2がケース蓋28及びそのスライド方向に対して略垂直になるように)、ケース本体26の裏面凹部46と回動軸30及び軸受30aの位置が調整されている。
従来、ケース蓋をスライドさせると捩じりバネの付勢力によって自動的に開くように構成された蓋構造では、十分な付勢力を得るために捩じりバネの腕部を一定以上の長さにする必要があったため、ケース本体とケース蓋との間に捩じりバネの腕部を収納、スライドするためのスペースが必要になり、バッテリ収納ケースの小型化の妨げになっていた。
本実施形態のバッテリ収納ケース24では、捩じりバネ32の第2の腕部32−2を開口面26aに形成された貫通孔44からケース本体26の裏面側に貫通させて、裏面凹部46に当接させたので、ケース本体26とケース蓋28との間には、第2の腕部32−2がスライドするためのスペースを要しない。更に、本実施形態では、第2の腕部32−2をケース本体26の裏面凹部46に当接するように屈曲させるとともに、閉状態において第2の腕部32−2がケース本体26と略平行になるように構成したので、第2の腕部32−2が占めるスペースを最小限にすることができる。これにより、ケース本体26とケース蓋28との間の省スペース化を図ることができ、バッテリ収納ケース24の小型化を図ることができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係るバッテリ収納ケースについて説明する。なお、以下の説明において、上記第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図7は、本実施形態に係るバッテリ収納ケース24の開状態を示す斜視図である。図8は、図7の一部を拡大して示す斜視図であり、図9は、図7のA方向矢視図である。また、図10(a)は、閉状態における捩じりバネ32の状態を示す断面図であり、図10(b)は、スライド状態における捩じりバネ32の状態を示す断面図である。
本実施形態に係るバッテリ収納ケース24は、収納部26bの外側に、グラウンド部材50を備えている。グラウンド部材50は、導電性部材(例えば、板金)により形成されており、例えば、撮像装置10の筐体内部に配置されたシールド部材(導電性部材)である。図8及び図9に示すように、グラウンド部材50は、ケース本体26の裏面側に配置され、貫通孔44の上方に被さるように屈曲している。
本実施形態では、捩じりバネ32は、導電性部材により形成されている。図10(a)及び図10(b)に示すように、捩じりバネ32の第2の腕部32−2は、閉状態、及びケース蓋28がスライドされた状態(スライド状態及び開状態)において、常にグラウンド板金50に接触している。これにより、捩じりバネ32とグラウンド部材50との間で導通が取れている。
本実施形態によれば、上記第1の実施形態と同様に、捩じりバネ32の第2の腕部32−2が占めるスペースを最小限にすることができる。更に、本実施形態によれば、通常の電子機器が筐体の内部に備えている導電性のグラウンド板金に、第2の腕部32−2を当接させることにより静電対策を実施するようにしたので、新たな部品を追加することなく静電対策を実施することができる。これにより、バッテリ収納ケース24の更なる小型化を図ることができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、以下の説明において、上記第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図11は、本実施形態に係るバッテリ収納ケース24の開状態を示す斜視図である。図12は、図11の一部を拡大して示す斜視図であり、図13は、図11のA方向矢視図である。また、図14(a)は、閉状態における捩じりバネ32の状態を示す断面図であり、図14(b)は、スライド状態における捩じりバネ32の状態を示す断面図である。
図12に示すように、ケース本体26の開口面26aの回動軸30下方には、切欠き部52が形成されている。図14に示すように、切欠き部52の図中右方には、立ち壁52aが形成されている。立ち壁52aは、ケース本体26の収納部26bに対して略平行(即ち、ケース蓋28及びそのスライド方向に対して略垂直)に形成されている。
図12に示すように、捩じりバネ32の第2の腕部32−2の端部は、ケース蓋28のスライド方向(矢印A30)に対して略垂直に屈曲している。図14(a)に示すように、閉状態では、第2の腕部32−2は、立ち壁52aに沿って当接しており、矢印A34の向きに立ち壁52aを付勢している。
第2の腕部32−2の長さLは、ケース蓋28のスライド量sよりも長くなっている(s<L)。また、ケース蓋28が開いた場合、捩じりバネ32の第1の腕部32−1と第2の腕部32−2とがなす角θは、例えば、180°以上になる。このため、図14(b)に示すように、ケース蓋28がスライドされても、第2の腕部32−2は、立ち壁52aに接した状態のままになる。
本実施形態によれば、回動軸30の下方に立ち壁52aを形成して、捩じりバネ32の第2の腕部32−2をこの立ち壁52aに当接するように構成したので、ケース本体26側に捩じりバネ32のスライドのためのスペースが不要になる。これにより、バッテリ収納ケース24の小型化を図ることができる。
なお、本発明に係る収納ケースは、上記撮像装置のバッテリ収納ケースのほか、任意の電子機器のバッテリ収納ケースや記録メディア(メモリカード)の収納ケースにも適用可能である。
また、上記の各実施形態では、回動軸30に捩じりバネ32を取り付けるようにしたが、例えば、ケース蓋28に捩じりバネ32を取り付けるための別の部材を設けてもよい。捩じりバネ32を回動軸30とは別の部材に取り付けるようにした場合には、回動軸30をケース本体26側に設けて、ケース蓋28には回動軸30取り付け用の貫通孔を形成してもよい。また、回動軸30に代えて、ケース本体26又はケース蓋28のいずれか一方に凸部を設けて、他方に凸部と嵌め合わせるための開口を形成してもよい。
本発明の第1の実施形態に係る収納ケースを備えた撮像装置の外観を示す斜視図 バッテリ収納ケース24の開閉動作を示す側面図 バッテリ収納ケース24のケース蓋28を開いた状態(開状態)を示す斜視図 図3の一部を拡大して示す斜視図 図3のA方向矢視図 図6(a)…閉状態における捩じりバネ32の状態を示す断面図、 図6(b)…スライド状態における捩じりバネ32の状態を示す断面図 本発明の第2の実施形態に係るバッテリ収納ケース24の開状態を示す斜視図 図7の一部を拡大して示す斜視図 図7のA方向矢視図 図10(a)…閉状態における捩じりバネ32の状態を示す断面図、 図10(b)…スライド状態における捩じりバネ32の状態を示す断面図 本発明の第2の実施形態に係るバッテリ収納ケース24の開状態を示す斜視図 図11の一部を拡大して示す斜視図 図11のA方向矢視図 図14(a)…閉状態における捩じりバネ32の状態を示す断面図、 図14(b)…スライド状態における捩じりバネ32の状態を示す断面図
符号の説明
10…撮像装置、12…レンズ鏡筒、14…シャッタボタン、16…ストラップ取付部、18…三脚取付穴、20…グリップ部、22…バッテリ、24…バッテリ収納ケース、26…ケース本体、28…ケース蓋、30…回動軸、32…捩じりバネ、34、36…ロック爪、38…板バネ(クリックバネ)、40…クリック溝、42…凸部、44…貫通孔、46…裏面凹部、50…グラウンド部材、52…切欠き部、52a…立ち壁

Claims (6)

  1. 収納物を収納するための収納部と、前記収納物を前記収納部に出し入れするための開口部とを備えたケース本体と、
    所定の回動軸の周りに回動自在に取り付けられており、前記ケース本体に対してスライド自在に取り付けられた蓋と、
    コイル巻部と、前記コイル巻部の両端から延出した第1及び第2の腕部とを備え、前記蓋とともにスライド自在に取り付けられた捩じりばねであって、前記第1の腕部が前記蓋の内側の面に当接する一方、前記第2の腕部が前記開口部の外縁部に設けられた貫通孔を通って前記外縁部の裏面に当接し、前記蓋を開く方向に付勢する捩じりバネと、
    前記蓋が第1の位置にスライドされた場合に前記蓋を固定し、前記蓋が第2の位置にスライドされた場合に前記蓋の固定を解除する固定手段と、
    を備えることを特徴とする収納ケース。
  2. 前記貫通孔は、前記蓋がスライドするスライド方向に略平行に伸びる長穴形状であることを特徴とする請求項1記載の収納ケース。
  3. 前記第2の腕部の端部は、前記貫通孔の長手方向に対して略垂直に折り曲げられていることを特徴とする請求項2記載の収納ケース。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載の収納ケースと、
    前記ケース本体の外側に設けられ、接地されたグラウンド部材とを更に備え、
    前記第2の腕部の端部は、前記グラウンド部材に当接することを特徴とする電子機器。
  5. 収納物を収納するための収納部と、前記収納物を前記収納部に出し入れするための開口部とを備えたケース本体と、
    所定の回動軸の周りに回動自在に取り付けられており、前記ケース本体に対してスライド自在に取り付けられた蓋と、
    前記開口部の周辺部に形成された立ち壁と、
    前記蓋が第1の位置にスライドされた場合に前記蓋を固定し、前記蓋が第2の位置にスライドされた場合に前記蓋の固定を解除する固定手段と、
    コイル巻部と、前記コイル巻部の両端から延出した第1及び第2の腕部とを備え、前記蓋とともにスライド自在に取り付けられた捩じりばねであって、前記第1の腕部が前記蓋の内側の面に当接する一方、前記蓋が第2の位置にスライドされた場合に前記第2の腕部が前記立ち壁に当接し、前記蓋を開く方向に付勢する捩りばねと、
    を備えることを特徴とする収納ケース。
  6. 前記第2の腕部は、前記蓋のスライド量よりも長いことを特徴とする請求項5記載の収納ケース。
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