JP2008288605A - Operation device, and switchgear using the operation device - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は電力送配電系統に用いられている開閉器を駆動する操作装置およびその操作装置を使用した開閉装置に関するものである。 The present invention relates to an operating device for driving a switch used in a power transmission / distribution system, and a switch device using the operating device.
図19は、従来の開閉装置500の概略を示す図である(例えば、特許文献1参照)。
図において100は操作装置であり、200は操作装置100に直結され、電路の開閉を行う開閉器である。300、301はバネであり操作装置100の上・下部に2箇所設けられ、操作装置100によって開閉器200の開閉駆動を行う際その開閉駆動をアシストするものである。
前記操作装置100は図18に示すように、左右側ヨーク201、202と、上・下ヨーク203、204のそれぞれが一体化して打ち抜かれた磁性鋼板を積層したヨーク250と左右側ヨークのポール部201a、202aにそれぞれ設けられたソリッドのインナヨーク201b、202bを介して取り付けられた永久磁石205と、ヨーク250内に所定のストロークを移動可能な可動子206と、第1、第2のコイル207、208とで構成されている。なお、この第1、第2のコイル207、208は等しい起磁力(AT)を有するものが設けられている。そして、可動子206には上・下ヨーク203、204を貫通して前記開閉器200につながるロッド209が設けられている。なお、前記永久磁石205と可動子206との間には空隙gが設けられている。また、この図18は図の上部に開閉器200を設けた例を示しており、図19とはその取付位置が異なる。
前記可動子206は永久磁石205の発生する磁界によって例えば上ヨーク203の第1の部位203aに保持されているとする。そして第2のコイル208を永久磁石と同一極性となるよう励磁することにより、上ヨーク203に保持されている可動子206は保持力を打ち消されると共に、下ヨーク204側に所定のストロークを移動して下ヨーク204に達し前記第2のコイル208の励磁を止めると永久磁石205の発生する磁界によって下ヨーク204の第2の部位204aに保持される。前記所定のストローク長は例えば前記開閉器200の接点210を開とするに必要な値である。図18に示す例では可動子206は下ヨーク204の第2の部位204aに保持されており、上ヨーク203との間に前記ストロークに相当する空隙Gを有している。なお、図19に示した前記バネ301は前記第2のコイル208を励磁して可動子206の移動が開始される際、ロッド209を介して前記開閉器200の接点を開放駆動をアシストするものであり、図18に示す状態から接点閉とする場合は、上部のバネ300がアシストをする。
次に第1のコイル207を同様に励磁すると、可動子206は図18に示す上ヨーク203側に移動して開閉器200の接点210を閉とするとともに、上ヨーク203の第1の部位203aに保持される。
FIG. 19 is a diagram showing an outline of a conventional switchgear 500 (see, for example, Patent Document 1).
In the figure, 100 is an operating device, and 200 is a switch that is directly connected to the
As shown in FIG. 18, the
It is assumed that the
Next, when the
次に可動子206の動作原理を図17(a)〜(c)によって説明する。なお、この図17は図の上部に開閉器200を設けた例を示しており、前述した図19とはその位置が異なるものである。
(1)図17(a)は接点210が閉状態であり、可動子206は上ヨーク203の第1の部位203aに保持されていて、第1、第2のコイル207、208は励磁されていない場合である。ここで図中のNは磁石が可動子206面に作る極を、Sは磁石がポール部201a,202aの面に作る極性を示す。この状態において、永久磁石205は二つの磁気回路L1とL2を形成し、それぞれの磁束ΦPM1とΦPM2を発生する。ΦPM1の経路(L1)の方が磁気抵抗が低いためΦPM1≫ΦPM2となる。そのため可動子206と上ヨーク203との間に吸引力が発生する。ここで吸引力F=Φ2/S/μ0=Bg2S/μ0で表され、Bgはギャップでの磁束密度、Sは可動子206と上ヨーク203が接する面積である。
(2)次に第2のコイル208を励磁すると、図17(b)に示すように磁束Φcoil2−1とΦcoil2−2が発生する。永久磁石205が発生している磁束ΦPM1、ΦPM2と合成して、ΦPM2+Φcoil2−1>ΦPM1−Φcoil2−2になると、可動子206を下ヨーク204の方向に引っ張る力が発生する。
(3)可動子206が上ヨーク203から離れると、ΦPM2+Φcoil2−1≫ΦPM1−Φcoil2−2となるので、図17(c)に示すように可動子206は所定のストローク移動して下ヨーク204の第2の部位204aに到達する。
(4)ここで第2のコイル208の励磁を止めると、ΦPM1≪ΦPM2となり、同じく図17(c)に示すように可動子206は下ヨーク204の第2の部位204aに保持される。
Next, the operating principle of the
(1) In FIG. 17A, the
(2) Next, when the
(3) When the
(4) Here, when the excitation of the
以上のように可動子206がヨーク250内で所定のストローク移動することにより、可動子206に直結されたロッド209に取り付けられている開閉器200の接点210を開とすることにより電力送配電系統の電流遮断が行われる。
As described above, when the
なお、前記図17(c)に示した接点210の開状態から、図17(a)の接点210閉状態にするには、第1のコイル207を励磁することにより前記と同原理で可動子206が上ヨーク203の方向に移動し、第1のコイル207の励磁を止め永久磁石205の磁束ΦPM1により可動子206は上ヨーク203の第1の部位203aに保持されるとともに、開閉器200の接点210が閉、電流の投入が行われる。
In order to change the
このように従来の開閉装置500に使用されている操作装置100では、可動子206を第1または第2の部位に保持するための永久磁石205がソリッドのインナヨーク201b、202bを介して、ポール201a、202aに取り付けられているため、可動子206を駆動するためのコイル207、208の作る磁気回路上に存在することから図示省略した励磁電源のON、OFFにより、前記永久磁石205およびインナヨーク201b、202bには渦電流が発生する。
この渦電流は、操作装置200の応答特性を損なうばかりでなく、前記励磁電源の大型化やコストの上昇を招くという問題点があった。
As described above, in the
This eddy current not only impairs the response characteristics of the
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、永久磁石を可動子を駆動する磁気回路とは別の磁気回路上に設けることによって、渦電流の発生を低減した構成を採用した。
つまり、第1のヨークがコイル励磁による可動子駆動用磁気回路を、第2のヨークが永久磁石による可動子保持用磁気回路を分担する構成とすることにより応答特性の向上したかつ小型低コストの電源を備えた操作装置および開閉装置を提供するものである。
The present invention has been made to solve such problems, and adopts a configuration in which generation of eddy currents is reduced by providing a permanent magnet on a magnetic circuit different from the magnetic circuit that drives the mover. did.
That is, the first yoke shares the mover driving magnetic circuit by coil excitation, and the second yoke shares the mover holding magnetic circuit by the permanent magnet, thereby improving response characteristics and reducing the size and cost. Provided are an operating device and a switching device provided with a power source.
この発明に係る操作装置は、第1のヨークと、この第1のヨーク内に設けられ第1の方向に往復動する可動子と、永久磁石が取り付けられた第2のヨークとを備え、第1のヨークには少なくとも1個のコイルが設けられているとともに、可動子が接する第1、第2の部位を有しており、可動子はコイルに通電することにより発生する磁束によって形成される第1の磁気回路に起因する力により、その軸方向である第1の方向に駆動されるものであり、第1のヨークは可動子軸方向と直交する方向に磁性体を積層して形成されており、第2のヨークは第1のヨークの積層表面に対面する積層表面対面部と、可動子に対面する可動子対面部とを有し、永久磁石の発生する磁束により形成される第2の磁気回路が、第2のヨークの積層表面対面部と、第2のヨークとを通り可動子に対面する対面部とを含み、第2のヨークの積層表面対面部と可動子対面部とを介して第1の磁気回路に接続されるように、第2のヨークのいずれかの部位に永久磁石が装着されており、第2の磁気回路に起因する力により可動子が第1のヨークの第1の部位または第2の部位で保持されるものである。 An operating device according to the present invention includes a first yoke, a mover provided in the first yoke and reciprocating in a first direction, and a second yoke to which a permanent magnet is attached. One yoke is provided with at least one coil, and has first and second portions that come into contact with the mover. The mover is formed by magnetic flux generated by energizing the coil. The first yoke is driven in a first direction that is the axial direction by the force caused by the first magnetic circuit, and the first yoke is formed by laminating magnetic materials in a direction orthogonal to the mover axial direction. The second yoke has a laminated surface facing portion facing the laminated surface of the first yoke and a movable member facing portion facing the mover, and is formed by a magnetic flux generated by a permanent magnet. The magnetic circuit of the second yoke has a laminated surface facing portion of the second yoke. A second face that passes through the second yoke and faces the mover, and is connected to the first magnetic circuit via the laminated surface facing part and the mover facing part of the second yoke. A permanent magnet is attached to any part of the yoke, and the mover is held by the first part or the second part of the first yoke by the force resulting from the second magnetic circuit. .
また、第2のヨークの永久磁石は、積層表面対面部あるいは可動子表面対面部に設けられているものである。 The permanent magnet of the second yoke is provided on the laminated surface facing portion or the mover surface facing portion.
また、可動子が、第1のヨークの第1の部位で保持されるとき、可動子の第1のヨークに接する可動子端部と第2の部位との間には、第2の空隙G2が設けられており、可動子が第1のヨークの第2の部位で保持されるとき可動子の第1のヨークに接する可動子端部と第1の部位との間には、第2の空隙G2と異なる第1の空隙G1が設けられているものである。 Further, when the mover is held by the first portion of the first yoke, the second gap G2 is provided between the end of the mover contacting the first yoke of the mover and the second portion. When the mover is held by the second part of the first yoke, the second part is in contact with the first yoke of the mover between the first part and the second part. A first gap G1 different from the gap G2 is provided.
また、第2のヨークは、第1のヨークの積層表面において、可動子軸方向である第1の方向に配置されているものである。 The second yoke is disposed in the first direction, which is the mover axial direction, on the surface of the laminated first yoke.
また第2のヨークは第1のヨークの積層表面において、可動子駆動方向である第1の方向と直交する第2の方向に配置されているものである。 The second yoke is disposed in the second direction orthogonal to the first direction which is the moving element driving direction on the surface of the first yoke.
また第2のヨークが磁性体の積層構造である。 The second yoke has a laminated structure of magnetic materials.
また第1のヨークの第2の部位における第1の方向の厚さ寸法が、第1のヨークの第1の部位における第1の方向の厚さ寸法より小さいものである。 The thickness dimension in the first direction at the second portion of the first yoke is smaller than the thickness dimension in the first direction at the first portion of the first yoke.
また、可動子が第1の部位または第2の部位で第1のヨークに保持されるときに、可動子と第1のヨークが接する面には、局部的に隙間を有するよう第1のヨーク面に階段状の形状が設けられているものである。 In addition, when the mover is held by the first yoke at the first part or the second part, the first yoke has a gap locally on the surface where the mover and the first yoke are in contact with each other. A stepped shape is provided on the surface.
また第2のヨークには、可動子対面部に永久磁石が設けられており、さらに第2のヨークにはジャッキボルトが設けられており、ジャッキボルトを操作することにより、永久磁石と可動子との空隙を可変とするとともに、第2のヨークの積層表面対面部と第1のヨークとの間に磁性体の薄板が設けられているものである。 The second yoke is provided with a permanent magnet on the surface facing the mover. Further, the second yoke is provided with a jack bolt. By operating the jack bolt, the permanent magnet and the mover And a thin magnetic plate is provided between the first yoke and the laminated surface facing portion of the second yoke.
また、第1のヨークには、第1のコイルと第2のコイルとが設けられており、第1のコイルに通電することにより可動子を、第1のヨークの第1の部位に接するように駆動し、第2のコイルに通電することにより可動子を、第1のヨークの第2の部位に接するように駆動するものである。 Further, the first yoke is provided with a first coil and a second coil, and by energizing the first coil, the movable element is brought into contact with the first portion of the first yoke. And the movable element is driven so as to be in contact with the second portion of the first yoke by energizing the second coil.
また、第1のコイルと第2のコイルの起磁力が異なるものである。 Further, the magnetomotive forces of the first coil and the second coil are different.
また、少なくとも1個のコイルが、それぞれ複数の巻線で形成されているものである。 In addition, at least one coil is formed of a plurality of windings.
また、可動子の第1のヨークと接する可動子端部の断面積が、可動子端部以外であって可動子端部の面に平行な可動子の任意断面における断面積に比べて、小さいものである。 In addition, the cross-sectional area of the end of the mover that contacts the first yoke of the mover is smaller than the cross-sectional area of an arbitrary cross section of the mover other than the end of the mover and parallel to the surface of the end of the mover. Is.
また、可動子が積層構造である。 The mover has a laminated structure.
また、可動子の積層構造は、ソリッドの端板によって締め付けられた構造である。 Further, the stack structure of the mover is a structure fastened by a solid end plate.
また、第2のヨークの永久磁石は、第2のヨーク内で第2のヨークを構成する部材の間に配置されているものである。 Further, the permanent magnet of the second yoke is disposed between the members constituting the second yoke in the second yoke.
また、第1のヨークの可動子が接する第1の部位または第2の部位と可動子との間に、可動子を第1の方向に駆動する作動機構が設けられているものである。 An operating mechanism for driving the mover in the first direction is provided between the first part or the second part with which the mover of the first yoke contacts and the mover.
また、この発明に係る開閉装置は、開閉器と、開閉器を開閉駆動する操作装置とを備え、操作装置は、この発明に係る前記操作装置のいずれかを使用したものである。 The switchgear according to the present invention includes a switch and an operating device that drives the switch to open and close, and the operating device uses any of the operating devices according to the present invention.
この発明は以上述べたような構成を有する操作装置およびそれを使用した開閉装置であるので、以下に示すような効果を奏する。
第1のヨークと、この第1のヨーク内に設けられ第1の方向に往復動する可動子と、永久磁石が取り付けられた第2のヨークとを備え、第1のヨークには少なくとも1個のコイルが設けられているとともに、可動子が接する第1、第2の部位を有しており、可動子はコイルに通電することにより発生する磁束によって形成される第1の磁気回路に起因する力により、その軸方向である第1の方向に駆動されるものであり、第1のヨークは可動子軸方向と直交する方向に磁性体を積層して形成されており、第2のヨークは第1のヨークの積層表面に対面する積層表面対面部と、可動子に対面する可動子対面部とを有し、永久磁石の発生する磁束により形成される第2の磁気回路が、第2のヨークの積層表面対面部と、第2のヨークとを通り可動子に対面する対面部とを含み、第2のヨークの積層表面対面部と可動子対面部とを介して第1の磁気回路に接続されるように、第2のヨークのいずれかの部位に永久磁石が装着されており、第2の磁気回路に起因する力により可動子が第1のヨークの前記第1の部位または第2の部位で保持される構成であるので、永久磁石の発生する磁束により形成される第1のヨーク、第2のヨーク、および可動子で作る第2の磁気回路が、コイル励磁によって形成される第1の磁気回路とは分離されており、また第1のヨークが磁性体を積層して形成されているのでコイル励磁時に発生する磁路の渦電流発生を低減することができ、それに伴う操作装置の制御特性が向上する。さらにコイル励磁電源が小型で低コストとなるという優れた効果を奏する。
Since the present invention is an operating device having the configuration as described above and an opening / closing device using the operating device, the following effects can be obtained.
A first yoke, a mover provided in the first yoke and reciprocating in the first direction, and a second yoke to which a permanent magnet is attached are provided. And the first and second parts with which the mover contacts, and the mover is caused by the first magnetic circuit formed by the magnetic flux generated by energizing the coil. The first yoke is driven by force in the first direction, and the first yoke is formed by laminating magnetic materials in a direction orthogonal to the mover axial direction, and the second yoke is A second magnetic circuit having a laminate surface facing portion facing the laminate surface of the first yoke and a mover facing portion facing the mover, and formed by magnetic flux generated by a permanent magnet, Moveable through the yoke's laminated surface facing part and the second yoke In any part of the second yoke so as to be connected to the first magnetic circuit via the laminated surface facing portion and the mover facing portion of the second yoke. Since the magnet is mounted and the mover is held by the first part or the second part of the first yoke by the force caused by the second magnetic circuit, the magnetic flux generated by the permanent magnet The first magnetic circuit formed by the first yoke, the second yoke, and the second magnetic circuit formed by the mover are separated from the first magnetic circuit formed by coil excitation, and the first yoke is Since it is formed by laminating magnetic materials, it is possible to reduce the generation of eddy currents in the magnetic path generated during coil excitation, and the control characteristics of the operating device associated therewith are improved. Furthermore, the coil excitation power source is small and has an excellent effect of being low cost.
また第2のヨークの永久磁石が、積層表面対面部あるいは可動子表面対面部に設けられている構成であるので、前記と同様にこの永久磁石で形成される第2の磁気回路がコイル励磁によって形成される第1の磁気回路と分離されており、コイル励磁時の磁路に発生する渦電流損を低減し、操作装置の制御特性が向上する。 In addition, since the permanent magnet of the second yoke is provided on the laminated surface facing portion or the movable member surface facing portion, the second magnetic circuit formed of this permanent magnet is formed by coil excitation as described above. Separated from the first magnetic circuit to be formed, the eddy current loss generated in the magnetic path during coil excitation is reduced, and the control characteristics of the operating device are improved.
またさらに可動子が、第1のヨークの第1の部位で保持されるとき、可動子の第1のヨークに接する可動子端部と第2の部位との間には、第2の空隙G2が設けられており、可動子が第1のヨークの第2の部位で保持されるとき可動子の第1のヨークに接する可動子端部と第1の部位との間には、第2の空隙と異なる第1の空隙G1が設けられている構成であるので、保持力を最適化することができ、操作装置の制御特性を向上できるという効果を奏する。 Further, when the mover is held by the first portion of the first yoke, the second gap G2 is provided between the end of the mover contacting the first yoke of the mover and the second portion. When the mover is held by the second part of the first yoke, the second part is in contact with the first yoke of the mover between the first part and the second part. Since the first gap G1 different from the gap is provided, the holding force can be optimized and the control characteristics of the operating device can be improved.
またさらに第2のヨークが、第1のヨークの積層表面において、可動子軸方向である第1の方向に配置されている構成であるので、第1、第2の磁気回路を明確に区分けすることができるとともに、コイルの支持を第2のヨークによっても行うことが可能となり、簡単でより強固なコイル支持構成を有する操作装置とすることができる。 Further, since the second yoke is arranged in the first direction which is the direction of the mover axis on the laminated surface of the first yoke, the first and second magnetic circuits are clearly divided. In addition, the coil can be supported by the second yoke, so that an operating device having a simple and stronger coil support structure can be obtained.
また第2のヨークが、第1のヨークの積層表面において、可動子駆動方向である第1の方向と直交する第2の方向に配置されている構成であるので、前記に加え操作装置の奥行方向の寸法を小さくすることができる。 Further, since the second yoke is arranged in the second direction perpendicular to the first direction which is the moving element driving direction on the laminated surface of the first yoke, the depth of the operating device is added to the above. The direction dimension can be reduced.
またさらに、第2のヨークが磁性体の積層構造であるので、さらに加えて渦電流の発生を低減できる。 Furthermore, since the second yoke has a magnetic laminated structure, the generation of eddy current can be further reduced.
また、第1のヨークの第2の部位における第1の方向の厚さ寸法が、第1のヨークの第1の部位における第1の方向の厚さ寸法より小さいので、可動子と第1のヨーク間の磁気吸引力を最適化することができ、操作装置の制御特性を向上させるという優れた効果を奏する。 In addition, since the thickness dimension in the first direction at the second portion of the first yoke is smaller than the thickness dimension in the first direction at the first portion of the first yoke, the mover and the first The magnetic attractive force between the yokes can be optimized, and an excellent effect of improving the control characteristics of the operating device is achieved.
またさらに、可動子が第1の部位または第2の部位で第1のヨークに保持されるときに、可動子と第1のヨークが接する面には、局部的に隙間を有するよう第1のヨーク面に階段状の形状が設けられているので、可動子を保持する保持力を調整できる。 Still further, when the mover is held by the first yoke at the first portion or the second portion, the first contact portion has a gap locally on the surface where the mover contacts the first yoke. Since the yoke surface has a stepped shape, the holding force for holding the mover can be adjusted.
また、第2のヨークには、可動子対面部に永久磁石が設けられており、さらに第2のヨークにはジャッキボルトが設けられており、ジャッキボルトを操作することにより、永久磁石と可動子との空隙を可変とするとともに、第2のヨークの積層表面対面部と第1のヨークとの間に磁性体の薄板が設けられているので、永久磁石と可動子との空隙を可変とし、可動子を保持する保持力を調整できる。 Further, the second yoke is provided with a permanent magnet on the face of the mover, and the second yoke is provided with a jack bolt. By operating the jack bolt, the permanent magnet and the mover are provided. Since the magnetic thin plate is provided between the first yoke and the laminated surface facing portion of the second yoke, the gap between the permanent magnet and the mover is variable, The holding force for holding the mover can be adjusted.
またさらに、第1のヨークには、第1のコイルと第2のコイルとが設けられており、第1のコイルに通電することにより可動子を、第1のヨークの第1の部位に接するように駆動し、第2のコイルに通電することにより可動子を、第1のヨークの第2の部位に接するように駆動する構成であるので、操作装置の制御の多様性が図れる。 Still further, the first yoke is provided with a first coil and a second coil. When the first coil is energized, the mover is brought into contact with the first portion of the first yoke. Since the movable element is driven so as to be in contact with the second portion of the first yoke by energizing the second coil and energizing the second coil, the control device can be controlled in various ways.
また、第1のコイルと第2のコイルの起磁力が異なるので、電源の最適化、コイルおよび操作装置の小型化が図れる。 Further, since the magnetomotive forces of the first coil and the second coil are different, the power source can be optimized and the coil and the operating device can be downsized.
またさらに、少なくとも1個のコイルが、それぞれ複数の巻線で形成されているので、操作装置の制御の多様性が図れる。 Furthermore, since at least one coil is formed of a plurality of windings, the control of the operating device can be varied.
また、可動子の第1のヨークと接する可動子端部の断面積が、可動子端部以外であって可動子端部の面に平行な可動子の任意断面における断面積に比べて、小さい構成であるので、可動子と第1のヨーク間の磁気吸引力を最適化することができ、操作装置の制御特性を向上させるという優れた効果を奏する。 In addition, the cross-sectional area of the end of the mover that contacts the first yoke of the mover is smaller than the cross-sectional area of an arbitrary cross section of the mover other than the end of the mover and parallel to the surface of the end of the mover. Since it is a structure, the magnetic attraction force between a needle | mover and a 1st yoke can be optimized, and there exists an outstanding effect that the control characteristic of an operating device is improved.
またさらに、可動子が積層構造であるので、渦電流の発生を低減できる。 Furthermore, since the mover has a laminated structure, generation of eddy current can be reduced.
また、可動子の積層構造は、ソリッドの端板によって締め付けられた構造であるので、吸引力がより増えるとともに、より強固な可動子となるという優れた効果を奏する。 Moreover, since the laminated structure of the mover is a structure fastened by a solid end plate, there is an excellent effect that the suction force increases and the mover becomes stronger.
また、第2のヨークの永久磁石は、第2のヨーク内で第2のヨークを構成する部材の間に配置されているので、永久磁石の発生する磁束により形成される第2の磁気回路かコイル励磁によって形成される第1の磁気回路とは分離されており、第2のヨークに発生する渦電流発生を低減させ、操作装置の制御特性が向上する。 Further, since the permanent magnet of the second yoke is disposed between the members constituting the second yoke in the second yoke, the second magnetic circuit formed by the magnetic flux generated by the permanent magnet is used. The first magnetic circuit formed by coil excitation is separated from the eddy current generated in the second yoke, and the control characteristics of the operating device are improved.
またさらに、第1のヨークの可動子が接する第1の部位または第2の部位と可動子との間に、可動子を第1の方向に駆動する作動機構が設けられているので、コイルや電源の小型化を行うことができるとともに制御応答特性を向上させる。 Furthermore, an operating mechanism for driving the mover in the first direction is provided between the first part or the second part with which the mover of the first yoke contacts and the mover. The power supply can be reduced in size and the control response characteristics can be improved.
また、開閉器と、開閉器を開閉駆動する操作装置とを備えた開閉装置であって、前記した操作装置を使用しているので、制御特性の向上した操作装置を備えた開閉装置となり、例えば三相回路に用いられる開閉装置の三相一括操作や、各相個別の操作および単相回路の開閉装置の接点開閉応答特性を向上させることができると共に、小型、安価なコイル励磁電源を備えた開閉装置を提供できるという優れた効果を奏する。 In addition, since the switchgear includes a switch and an operation device that drives the switch to open and close, and uses the above-described operation device, the switchgear includes an operation device with improved control characteristics. Three-phase collective operation of switchgear used in three-phase circuits, individual operation of each phase and contact switching response characteristics of single-phase circuit switchgear, and a small and inexpensive coil excitation power supply There is an excellent effect that a switchgear can be provided.
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1による操作装置100を図1〜図3に基づいて説明する。
図1は操作装置100の主要構成部品を示す見取図であり、図2はその取付後の見取図である。図3は図1のA矢の方向から見たヨーク、可動子を示す概念図である。
図において、1は第1のヨーク、1aは上ヨーク、1bは下ヨーク、1cは側ヨーク、2は可動子、3は第1のコイル、4は第2のコイル、5は第2のヨーク、6は永久磁石、7はポール、8は第1の部位、9は第2の部位である。209はロッドで、上下ヨーク1a、1bを貫通して可動子2に連結され、開閉器200の接点210につながる。
第1のヨーク1は上ヨーク1a、下ヨーク1b、側ヨーク1cおよびポール7を1体化して打ち抜かれた電磁薄鋼板を積層して形成されている。上ヨーク1aには可動子2が接して保持される第1の部位8を有し、下ヨーク1bにも同様の第2の部位9を有している。
この第1のヨーク1内には図1の垂直方向に相当する第1の方向に、所定のストロークを往復移動可能な可動子2と、第1、第2のコイル3、4が設けられている。そして前記第1の方向に直交する第2の方向に、側ヨーク1cを挟んで接するように1対の第2のヨーク5が設けられている。
前記可動子2は電磁薄鋼板または薄鋼板の積層構造であり、開閉器200につながるロッド209が設けられている。なお、可動子2とポール7との間には空隙gを有する。前記対をなす第2のヨーク5は、ソリッド鋼板製で矩形状構造とし、図示省略したボルトまたは締付金具で前記側ヨーク1cに取り付けられている。永久磁石6は、前記第2のヨーク5の長手方向中央部に設けられ、組立状態では前記可動子2とギャップgを介して対向するよう配置されている。
ここで図3(a)は可動子2が上ヨーク1aの第1の部位8に接して前記第2のヨーク5に設けられた永久磁石6によって可動子2が保持されている状態を示す。
また、この状態は開閉器200の接点210が閉極している状態である。一方図3(b)は可動子2が同様に下ヨーク1bの第2の部位9に接して保持されている状態を示しており、開閉器200の接点210が開極時である。そして図3(a)(b)に示すように、可動子2の端面と上ヨーク1aの第1の部位8には第1の空隙G1、また下ヨーク1bの第2の部位9との間には、第2の空隙G2が設けられている。
Embodiment 1 FIG.
Hereinafter, an
FIG. 1 is a sketch showing the main components of the
In the figure, 1 is a first yoke, 1a is an upper yoke, 1b is a lower yoke, 1c is a side yoke, 2 is a mover, 3 is a first coil, 4 is a second coil, and 5 is a second yoke. , 6 are permanent magnets, 7 is a pole, 8 is a first part, and 9 is a second part. A
The first yoke 1 is formed by laminating an electromagnetic thin steel plate punched out by combining an
In the first yoke 1, a
The
Here, FIG. 3A shows a state in which the
Further, this state is a state where the
次に第1のヨーク1と第2のヨーク5のなす磁気回路について述べる。第1のヨーク1には第1のコイル3または第2のコイル4を図示しないコイルの励磁電源によって励磁することにより発生する第1の磁気回路の磁束がヨーク1内および可動子2内を通る。これは、例えば従来技術で示した図17(b)や後述する図8(b)のΦcoil2−1、Φcoil2−2に相当するものである。
この第1の磁気回路の磁束によって可動子2をヨーク1の第1の方向に、ストロークG1、およびストロークG2−t往復動させる。ここで図3(a)の接点210の閉状態から、図3(b)の接点210の開状態に開閉器200を動作させようとするとき、図8(b)に示すように第2のコイル4を励磁することによってΦcoil2−1、Φcoil2−2を発生させ、可動子2が上ヨーク1aの第1の部位8から下ヨーク1bの第2の部位9へ所定のストロークすなわちG2−tに相当する距離駆動される。
また、図3(b)の接点210の開状態から図3(a)の閉状態は、第1のコイル3を励磁し可動子2を駆動することによって為される。このようにヨーク1には第1のコイル3または第2のコイル4を励磁することによって発生する第1の磁気回路の磁束が通る磁路を形成する機能を有する。従ってコイル励磁に伴うヨーク1内に発生する渦電流を低減するためヨーク1は電磁薄鋼板の積層構造を採用している。
さらに可動子2も同様の理由で電磁薄鋼板の積層構造とし、図4に示すように鋼板製端板10を介し締め付けボルト11によって強固な構造としている。
なお、ここで前記の第1、第2のコイル3、4はそれぞれが、複数の巻線で構成されるコイルで形成されるものであってもよく、さらには、可動子2を駆動するために必要なコイルを前記のように第1、第2のコイルと特定せず、これらのコイルが操作装置の制御特性に合わせて複数個設ける構成してもよい。そしてその位置も例えば第2のコイル4が設置されている部位に第1のコイルの機能をはたす第3のコイルが設けられる構成であってもよい。
Next, a magnetic circuit formed by the first yoke 1 and the
The
Further, the closed state of FIG. 3A from the open state of the
Further, the
Here, each of the first and
第2のヨーク5は図1に示したように第1の方向に直交する第2の方向に取り付けられており、永久磁石6による第2の磁気回路の磁束の経路は、第2のヨーク→側ヨーク→上または下ヨーク→可動子→永久磁石→第2のヨークとなる。
すなわち、この発明による実施の形態1の第2のヨーク5は、後述する実施の形態2〜6のすべてを含め永久磁石6の磁束が通る磁気回路を受け持つ機能を有するものであり、前記した第1または第2のコイルの作る磁束の通る第1の磁気回路の機能は有していない。つまり、図1や後述する図9、図10に示すように、永久磁石は、第1の磁気回路を除く第1のヨーク、第2のヨークおよび可動子で作る第2の磁気回路上に設けられている。従って第2のヨーク5は、ソリッドの鋼板製を採用しているが、必ずしもこの構造である必要はなく、製造方法、コスト等を勘案して電磁薄鋼板や薄鋼板の積層構造を採用してもよい。また、第1のヨーク1、可動子2を電磁薄鋼板の積層としたが、薄鋼板の積層であってもよい。さらに第2のヨーク5を1対のヨークとしたが、必ずしも1対である必要はなく、第1のヨーク1の片側に設ける構成であってもよい。
The
That is, the
次に可動子2の構造について述べる。図4に示すように可動子2の第1の方向の両端部2bつまりヨークの第1の部位8または第2の部位9に接する部分に相当するが、台形状をなしている。言い換えれば、端部2bにおける磁束が通る断面積が、端部2b以外の一般部2a(端部の面に平行な可動子の任意断面における)の磁束が通る断面積に比較して小さい。このような構造を採用することによって、可動子2とヨークの第1または第2の部位8、9との間にコイルの発生する磁気吸引力を最適化することが可能となり、操作装置100の制御特性が向上する。なお、図4では両端部2bが台形状のものを示したが、これに限らず凹状や凸状など、可動子2の端部2bが一般部2aに比べ磁束の通る断面積が小さくなるものであればよい。
また、図4に示すように鋼板製端板10を両端に設ける構造としたが、両端と中央部の3個所に設ける構成であってもよい。
Next, the structure of the
Moreover, although it was set as the structure which provides the steel
次に、可動子2の他の実施の形態について述べる。
図5(a)に示すように端板10aには、その一部を切り欠いた開口部10bが設けられている。なお、図5による操作装置の詳細は実施の形態2で説明する。この開口部10bを設けた理由は、可動子2cが第2の部位9で保持されているとき(開極状態)は、前述したように保持力が小さくてよいことから、前記第2の部位9に可動子2cが保持されるとき永久磁石6と可動子2cとの空隙を大きくして、永久磁石6から可動子2cに渡る磁束を減少させることにある。従って、前記開口部10bは第2の部位9に可動子2cが位置する際、永久磁石6に対向した個所で、永久磁石6の大きさ、またはそれに相当する大きさに合わせた寸法を有するものである。
Next, other embodiments of the
As shown in FIG. 5A, the
この可動子2cの構造の詳細を図6に基づいて以下に述べる。
図6(a)は可動子2cの断面側面図であり、図6(b)は図6(a)のA−A断面である。図6(c)は後述する積層板2dに設けた凹部2eを重ね合わせた状態を示す図である。
可動子2cには、可動軸209にねじ込まれて固着された直方体の可動鉄芯16と、この可動鉄芯16に固着された匚型の薄板よりなる積層板2dを積層した積層部2fと、この積層部2fを締め付ける端板10aより構成されている。積層板2dには凹部2eが設けられていて、積層する際この凹部2eを互いに重ね合わせることによって積層寸法精度を確保するとともに、積層板2dに印加される機械的外力に対し、すべり防止を行う。
また、端板10aには、積層部2fの端面2gより離れた個所に端板端部10cが設けられている。このような端板端部10cが設けられることにより、積層板2dに発生する端部応力を緩和されることができる。
Details of the structure of the
6A is a cross-sectional side view of the
The
Further, the
次に操作装置100の動作原理は従来技術で示したものと同様であるがここで図8(a)〜図8(c)に基づいて再び説明する。
(1)図8(a)は開閉器200の接点210が閉状態であり、可動子2は第1のヨーク1の第1の部位8に保持されており、第1、第2のコイル3、4は励磁されていない。この状態において、永久磁石6は二つの磁気回路L1とL2を形成し、それぞれの磁束ΦPM1とΦPM2を発生する。磁気回路L2には図3(a)に示したように空隙G1を有しているためにΦPM1の経路の方がΦPM2の磁気抵抗より低くΦPM1≫ΦPM2となり、可動子2とヨーク1の間で吸引力が発生する。この吸引力は従来例の式で示される。
(2)第2のコイル4を永久磁石6と同極性となるように励磁すると、図8(b)に示すように磁束Φcoil2−1とΦcoil2−2が発生する。永久磁石6が発生している磁束ΦPM1、ΦPM2と合成して、ΦPM2+Φcoil2−1>ΦPM1−Φcoil2−2になると、可動子2をヨーク1の第2の部位9方向に引っ張る力が発生する。
(3)可動子2がヨーク1の第1の部位8から離れると、ΦPM2+Φcoil2−1≫ΦPM1−Φcoil2−2となるので、図8(c)に示すように可動子2は所定のストローク移動してヨーク1の第2の部位9に到達する。
(4)ここで第2のコイル4の励磁を止めると、同じく図8(c)に示すように可動子2はヨーク1の第2の部位9に保持される。
(5)次に図8(c)の状態から図8(a)の状態に可動子2を駆動しようとするときは、第1のコイル3を励磁することによって、前記と同じ動作原理により、可動子2は所定のストロークを移動する。
Next, although the operating principle of the
(1) In FIG. 8A, the
(2) When the
(3) When the
(4) When the excitation of the
(5) Next, when trying to drive the
以上のように可動子2がヨーク1内で移動することにより、可動子2に連結された開閉器200の接点210を開閉し、電力送配電系統の電流遮断、投入が行われる。
なお、ここでこの実施の形態1の第1の空隙G1と第2の空隙G2について詳しく述べる。
第1の空隙G1は可動子2と上ヨーク1aの第1の部位8との空隙であり、第2の空隙G2は可動子2と下ヨーク1bの第2の部位9との空隙である。さらに空隙G2−tは図3(a)(b)に示したように、下ヨーク1b上に設けたアルミやSUS、銅等の非磁性材料のスペーサ13と可動子との間の空隙である。
ここで前記第1の空隙G1および第2の空隙G2を磁気的空隙と称し、前記空隙G2−tを機械的空隙と称する。そして磁気的空隙G1とG2とは異なる値をとり、G1<G2でG2=G1+tである。前記可動子2のストロークはG2−tとG1である。
なお、後述する図5のように可動子の当接面以外から磁束を逃がして開極保持力を小さくできる場合や、W1>W2で開極保持力を小さくできる場合はG1=G2としてもよい。
As described above, when the
Here, the first gap G1 and the second gap G2 of the first embodiment will be described in detail.
The first gap G1 is a gap between the
Here, the first gap G1 and the second gap G2 are referred to as magnetic gaps, and the gap G2-t is referred to as a mechanical gap. The magnetic gaps G1 and G2 take different values, and G1 <G2 and G2 = G1 + t. The stroke of the
Note that G1 = G2 when the opening holding force can be reduced by releasing the magnetic flux from other than the contact surface of the mover as shown in FIG. 5 described later, or when the opening holding force can be reduced with W 1 > W 2. Also good.
このように第1の空隙G1≠第2の空隙G2を採用した理由は、可動子2の保持力は開閉装置500開極状態では閉極状態に比較して大幅に小さくてよく、接点200を閉に保持するすなわち可動子を第1の部位8(上側)に保持する場合(閉極状態)と接点200を開に保持するすなわち可動子を第2の部位9(下側)に保持する場合(開極状態)とでは可動子2の保持力は異なるためである。開極状態では地震などにより不用意に可動子2が閉極に移動しないようにすればよいので、保持力は閉極状態に比較して大幅に小さくてよい。
そのため、永久磁石6の作る磁束による可動子2の保持力を操作装置100の開閉状態に応じた空隙G1またはG2を設定することで、保持力を最適化することができ、操作装置100の制御特性を向上できる。
なお、この例ではG2>G1であるが、必ずしもこの例に限定されず、開閉器200と操作装置100との配置関係によって上ヨーク1aに非磁性材スペーサ13を設けてもよい。
なおまた、後述する図5のように可動子の当接面以外から磁束を逃がして開極保持力を小さくできる場合や、G1>G2で開極保持力を小さくできる場合はW1=W2としてもよい。
The reason for adopting the first gap G1 ≠ the second gap G2 in this way is that the holding force of the
Therefore, the holding force can be optimized by setting the gap G <b> 1 or G <b> 2 according to the opening / closing state of the
In this example, G2> G1, but the present invention is not necessarily limited to this example, and the
Furthermore, as shown in FIG. 5 to be described later, when the opening holding force can be reduced by releasing the magnetic flux from other than the contact surface of the mover, or when the opening holding force can be reduced by G1> G2, W 1 = W 2. It is good.
実施の形態2.
次に、実施の形態2による操作装置100を図5、図7に基づいて説明する。
図5(a)は操作装置100の正面図、図5(b)は側面図である。なお、図5(a)では第2のヨーク5の記入を一部分省略している。
図5(a)において、1aは第1のヨーク1の上ヨーク、1bは下ヨーク、2cは可動子、3aは第1のコイル、4aは第2のコイル、10aは可動子2cの端板、10bは前記端板10aに設けた開口部、12は上ヨーク1aと可動子2cとの間に設けたバネ、15は第2のヨーク5に設けたジャッキボルト、W1は前記上ヨーク1aの前記第1の方向の厚さ、W2は下ヨークの前記第1の方向の厚さである。
既に述べたように、開閉器200の接点210の開極状態で必要な保持力は、閉極状態に比較して大幅に小さくてよい。従って、可動子2cが下ヨーク1bの第2の部位9にあるときは、上ヨーク1aの第1の部位8にあるときに比べ下ヨーク1bの磁束密度は小さくてよい。すなわち第1のヨーク1の下ヨーク1bの前記第1の方向の厚さW2を上ヨーク1aの厚さW1より小さいものとしてよい。
このように下ヨーク1bの厚さを小さくすることで保持力の調整を行うことができるとともに操作装置200の重量の低減化が図れる。
Next, the operating
FIG. 5A is a front view of the
In FIG. 5A, 1a is the upper yoke of the
As already described, the holding force required in the open state of the
Thus, the holding force can be adjusted by reducing the thickness of the
また、可動子2cが第1の部位8から第2の部位9に移動するとき、上ヨーク1aと可動子2cとの間に設けたバネ12が移動をアシストしているので、第2のコイル4aの起磁力(AT)は第1のコイル3aに比較して小さくできるので、第2のコイル4aの断面積が小さく、小型化され、操作装置200の小型、軽量化、電源の小容量化が図れる。
Further, when the
また、図7(a)に示すように、上ヨーク1a、下ヨーク1bの第1、第2の部位8、9に凹部1dを設けて、可動子2cが上、下ヨーク1a、10bに接して対向する面積を調整することにより、保持力を調整してもよい。また、図7(b)に示すように凸部1eを設けても同様に保持力の調整が可能である。
Further, as shown in FIG. 7A, the first and
またさらに、図5(b)に示すように、第2のヨーク5にジャッキボルト15を設け、このジャッキボルト15を操作することによって第1のヨーク1と第2のヨーク5との間に隙間を生じさせる。つまり、第2のヨーク5に設けられている永久磁石6と可動子2cとの空隙を大きくさせることができる。このようにして第1のヨーク1と第2のヨーク5とに生じた隙間には薄鋼板や電磁鋼板等の図示省略した薄板を挿入する。
このような構造を採用することで、永久磁石6と可動子2cとの空隙を可変とすることができ保持力の調整が可能となる。
Furthermore, as shown in FIG. 5 (b), a
By adopting such a structure, the gap between the
実施の形態3.
実施の形態1、2では第2のヨーク5形状を矩形状構造であるものを示したが、この実施の形態3では図9に示すようにE型状の第2のヨーク5aとしている。そして永久磁石6aを前記E型状の中央凸部に設けており、側ヨーク1cに組み付けたとき可動子2とギャップgを介して対向する。
前記1対のヨーク5aは図示省略されたボルトまたは締付金具によって側ヨーク1cに取り付けられる。なお、この第2のヨーク5aもソリッド鋼板または電磁薄鋼板または薄鋼板の積層構造のいずれであってもよい。
さらに、第2のヨーク5aに永久磁石6aを配置する位置関係は、図10(a)のように第2のヨークの両端凸部やあるいは両端凸部が接する図示省略した第1のヨーク1の端面や図10(b)のように両端凸部の根元、または図10(c)のように中央凸部の根元に永久磁石6aを設けてもよい。また、図10(d)、(f)のように前記の合成や、後述する図10(e)のような配置でもよい。すなわち、第2のヨーク5aの磁気回路を構成する部材の端面や、磁気回路の途中や第2のヨーク5aを構成する部材に挟まれて配置された構成であってもよい。
つまり、永久磁石は、第1、第2のコイル3、4が励磁されることによって第1のヨーク1と可動子2に形成される第1の磁気回路を除く、第1のヨーク1、第2のヨーク5および可動子2で形成される第2の磁気回路上に設けられるような構成であってもよい。
In the first and second embodiments, the
The pair of
Further, the positional relationship in which the
That is, the permanent magnet includes the first yoke 1, the
実施の形態4.
実施の形態1〜3では、第2のヨーク5、5aを第2の方向に配置する構成の操作装置100を示したが、この実施の形態3では、図11、図12に示したようにE型状の第2のヨーク5bを第1の方向に配置し、上ヨーク1a、下ヨーク1bに図示省略のボルトまたは締付金具によって取り付けたものである。
ここで図11は主要構成部品を示す見取図であり、図12はその取付後の操作装置100の見取図である。永久磁石6bはE型状の第2のヨーク5bの前記E型状の中央凸部に設けられており、ヨーク1に取り付けたとき可動子2にギャップgを介して対向しているが、これ以外にも前述した図10(a)〜(d)(f)のような配置でもよい。なおこの実施の形態4の第2のヨーク5bもソリッド鋼板または電磁または薄板積層構造のいずれであってもよい。さらに第2のヨーク5bを1対のヨークとしたが、必ずしも1対である必要はなく、第1のヨーク1の片側に設ける構成であってもよい。
In the first to third embodiments, the
Here, FIG. 11 is a sketch showing the main components, and FIG. 12 is a sketch of the
実施の形態5.
この実施の形態5は、図13の見取図に示すように第2のヨーク5c形状をC型状とし、第1の方向に設けた構成を示す。
図13に示すように、ヨーク5cはC型状の凹部に第1のコイル3を挟むように配し、ヨーク5cの上部の凸部が上ヨーク1aに図示省略のボルトまたは締付金具によって取り付けられている。他の一方の凸部(図13では下部の凸部)には永久磁石6cが設けられており、可動子2に対向しているが、前述した図10(e)のような配置でもよい。
この第2のヨーク5cも前記と同様ソリッド鋼板または電磁または薄板積層構造のいずれであってもよい。また図13では第2のヨーク5cを上ヨーク1aに取り付けた例を示したが、下ヨーク1b側に取り付ける構成であってもよい。さらに第2のヨーク5cを1対のヨークとしたが、必ずしも1対である必要はなく、第1のヨーク1の片側に設ける構成であってもよい。
In the fifth embodiment, as shown in the sketch of FIG. 13, the
As shown in FIG. 13, the
The
実施の形態6.
この実施の形態6は、図14の見取図に示すように励磁コイルを1個とし、そのコイル3aをヨーク1内に設け、さらに図15に示すように上ヨーク1aの第1の部位8と可動子2との間にバネ12を備えた構成の操作装置100である。
次にこの構成の操作装置100の動作を図16も使用して説明する。図15は図16(c)、つまり接点210の開極状態の場合に相当する。この状態では図16に示した永久磁石6cの磁束ΦPM1によって可動子2は第2の部位9に保持されている。次に接点210を閉にする場合、コイル3aを逆励磁すると図16(b)に示した場合と逆向きの磁路が形成される。このことによりコイル3aの磁束Φcoil1−2−永久磁石磁束ΦPM1による磁気吸引力が小さくなり、可動子2は第2の部位9から第1の部位8に所定のストローク駆動される。一方、図16(a)の接点210の閉極状態から図16(c)の開極状態に可動子2を移動させるときには、コイル3aを励磁することによって、Φcoil1−1を発生させる。このΦcoil1−1は前記永久磁石6cの磁束にΦPM1よって可動子2が上ヨーク1aの第1の部位8で保持されている吸引力を打ち消す程度の磁束でよい。前記吸引力が打ち消されると、可動子2と上ヨーク1aとの間に設けたバネ12によって可動子2は下ヨーク1bの第2の部位9に向けて移動する。
このような構成を採用することによって、コイル3aの起磁力を小さくすることができ、小型な操作装置100となるばかりでなく、コイル電源も小さいものでよい。
なお、第2のヨーク5cは上ヨーク1aに取り付けているがこの例に限らず下ヨーク1bに取り付けてもよく、またさらに開閉装置500のアシストバネ300,301のバネ力とのかね合いからバネ12を下ヨーク1bと可動子2との間に設けてもよい。また、バネ12は上、下ヨーク1a、1bに限らず、第1のヨーク1の外部に設け、可動子3を第1の方向に駆動する作動機構であればよい。また、バネ12を設ける例を示したが、バネ12に限らず油圧、空圧を利用した機構やゴム他の弾性体であってもよい。またさらに、第2のヨーク5cをC型状とし第1の方向に取り付けているがこれに限らず、矩形状またはE型状として第2の方向に取り付けてもよい。
また、コイルを3aを1個設ける例を示したが、このコイルは複数個のコイルでもよく、さらには実施の形態1で示したように第1、第2のコイルを設けてもよい。
また、操作装置100は電路の開閉装置500の開閉器200の開閉動作に用いる例を示したが、これに限らず、例えば気体や液体の輸送路のバルブの開閉や、ドアの開閉等往復運動をする機器であれば適用可能となることは言うまでもない。なおこの時、従来例で示した図19のバネ300、301を設ける必要なく、開閉装置500の小型化がはかれる。
In the sixth embodiment, one exciting coil is provided as shown in the sketch of FIG. 14, the
Next, the operation of the
By adopting such a configuration, the magnetomotive force of the
The
Moreover, although the example which provides one
Moreover, although the example which uses the
1 ヨーク、1a 上ヨーク、1b 下ヨーク、1c 側ヨーク、1d 凹部、
1e 凸部、2,2c 可動子、2a 可動子一般部、2b 可動子端部、
2d 積層板、2e 凹部、2f 積層部、2g 積層部端面、3 第1のコイル、
3a コイル、4,4a 第2のコイル、5,5a,5b,5c 第2のヨーク、
6,6a,6b,6c 永久磁石、7 ポール、8 第1の部位、9 第2の部位、
10,10a 端板、10b 開口部、10c 端板端部、11 締付ボルト、
12 バネ、13 スペーサ、15 ジャッキボルト、16 可動鉄芯、
100 操作装置、200 開閉器、201 接点、209 可動軸、
500 開閉装置、g 空隙、G1 第1の空隙、G2 第2の空隙、
W1 上ヨーク厚さ、W2 下ヨーク厚さ。
1 yoke, 1a upper yoke, 1b lower yoke, 1c side yoke, 1d recess,
1e convex part, 2, 2c mover, 2a mover general part, 2b mover end,
2d laminated plate, 2e concave portion, 2f laminated portion, 2g laminated portion end surface, first coil,
3a coil, 4, 4a second coil, 5, 5a, 5b, 5c second yoke,
6, 6a, 6b, 6c permanent magnet, 7 pole, 8 first part, 9 second part,
10, 10a end plate, 10b opening, 10c end plate end, 11 clamping bolt,
12 spring, 13 spacer, 15 jack bolt, 16 movable iron core,
100 operating device, 200 switch, 201 contact, 209 movable shaft,
500 switchgear, g gap, G1 first gap, G2 second gap,
W 1 upper yoke thickness, W 2 lower yoke thickness.
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