JP2008261497A - ユニバーサルジョイント - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、ユニバーサルジョイントに回転トルクが作用する状態で、軸方向圧力が加えられる場合に、ユニバーサルジョイントの収縮を円滑にし、スリップブッシュに捩り破壊トルクが作用する時、案内球が支え作用をすることで、捩り破壊強度を増加させて安全率を高めるユニバーサルジョイントを提供する。
【解決手段】本発明は、チューブ、上記チューブの内部に挿入されるスリップブッシュ、及び上記スリップブッシュを媒介に上記チューブとスライディング可能に挿入または結合されるシャフトを含んで構成されるユニバーサルジョイントであって、上記スリップブッシュの外周面に長手方向に穿孔されて形成される一つ以上のガイドホールと、上記ガイドホールに挿入される案内球と、上記スリップブッシュの外周面に長手方向に形成される一つ以上のC−TYPE部を含んで構成される。
【選択図】図3a
【解決手段】本発明は、チューブ、上記チューブの内部に挿入されるスリップブッシュ、及び上記スリップブッシュを媒介に上記チューブとスライディング可能に挿入または結合されるシャフトを含んで構成されるユニバーサルジョイントであって、上記スリップブッシュの外周面に長手方向に穿孔されて形成される一つ以上のガイドホールと、上記ガイドホールに挿入される案内球と、上記スリップブッシュの外周面に長手方向に形成される一つ以上のC−TYPE部を含んで構成される。
【選択図】図3a
Description
本発明は、ユニバーサルジョイントに関し、より詳しくは、ユニバーサルジョイントに回転トルクが作用する状態で、軸方向圧力が加えられる場合、スリップブッシュの外周面に形成されたガイドホールに挿入された案内球がチューブの内周面と接触して転がり摩擦が発生しながらスライディング摩擦力を減少させてユニバーサルジョイントの収縮(Collapse)を円滑にし、スリップブッシュに捩り破壊トルクが作用する時、案内球が支え作用をすることで、捩り破壊強度を増加させて安全率を高めることができるユニバーサルジョイントに関する。
図1は、ユニバーサルジョイントを使用した操向装置の例示図であって、一般に、自動車の操向装置では操向軸130の下段をギアボックス180と連結し、かつ操向軸130は周辺の与件が任意の角度で傾いたままギアボックス180と連結するようになっているので、このような条件を満たすために、ユニバーサルジョイント120を使用することになる。
ここで、ユニバーサルジョイント120とは、通常、チューブ100、シャフト110、及びスリップブッシュ200を通称する用語として使われる。
このようなユニバーサルジョイント120は、一側が操向ホイール170と連結された操向軸130に連結され、他側がギアボックス180に連結されて、操向ホイール170で発生する回転力をギアボックス180を通じて車輪に伝達する装置である。
操向コラム150は、外側チューブ145、内側チューブ140、及びマウンティングブラケット160を含んで構成され、外側チューブ145は操向ホイール170側に形成され、内部には外側チューブ145より直径が小さくて、衝撃時、内部に挿入可能な内側チューブ140が設けられる。外側チューブ145及び内側チューブ140は、中空形態のチューブで形成されて操向軸130が円滑に回転できることになる。
図2aは、従来のユニバーサルジョイントの分解斜視図であって、図2aに示すように、操向軸130と連結されて操向ホイール170の回転運動をギアボックス180へ伝達するユニバーサルジョイント120は、チューブ100とシャフト110とを含んで構成されるが、シャフト110はスリップブッシュ200を媒介にしてチューブ100内に挿入される構造である。
スリップブッシュ200の外周面と当接して結合するチューブ100は、スリップブッシュ200の外周面に沿って形成されたC−TYPE部210とソリッド部220とが円滑に案内されるように、適した形状で内径加工されており、スリップブッシュ200の内周面と当接して結合するシャフト110は、一側がスリップブッシュ200に挿入できるようにスリップブッシュ200内周面のソリッド部220とC−TYPE部210の形状に合せて外径加工されている。
このようなスリップブッシュ200が装着されたチューブ100とシャフト110との結合構造は、車輪から伝えられる衝撃を吸収すると共に、組立性を向上させるために、その軸方向の長さが伸長及び収縮可能に設けられるが、走行時、路面の凹凸により車輪に加えられる衝撃から発生するキック−バック(KICK-BACK)荷重を吸収すると共に、操向コラム150とギアボックス180とを組立てる際、軸方向にスライディングされて組立てを容易にするために設けられる。
図2bは、従来のスリップブッシュの斜視図であって、図2bに示すように、プラスチック材質で形成されたスリップブッシュ200には、3個のC−TYPE部210と3個のソリッド部220が備えられている。スリップブッシュ200は、円筒形で、C−TYPE部210とソリッド部220は、スリップブッシュ200の外周面に沿って一定の間隔を維持したまま交互に形成されている。
ソリッド部220は、円柱形態であって、スリップブッシュ200の外周面に沿って円柱の半分が形成され、スリップブッシュ200の内周面に沿って対称するように、残りの半分が形成されており、C−TYPE部210も同様にスリップブッシュ200の外周面と内周面に沿って対称するように形成され、かつC−TYPE部210は中空形態の円柱形態であって、スリップブッシュ200の外周面側に形成された部分の一定面が長手方向に切削された形態になされる。
図2cは、従来のユニバーサルジョイントの断面図であって、図2cに示すように、シャフト110とチューブ100との間に装着されるスリップブッシュ200は、プラスチック材質で形成された円筒形の形状であり、3個のソリッド部220と3個のC−TYPE部210が交互にスリップブッシュ200の面に沿って一定間隔を維持したまま形成されている。
スリップブッシュ200は、捩りトルクや回転トルクが加えられたままシャフト110がチューブ100内にスライディングする時、ソリッド部220がチューブ100の内周面と接触してソリッド部220とチューブ100との間の摩擦力によりスライディング摩擦力が増加する構造であって、スリップブッシュ200の捩り破壊強度を確保する構造である。
従来のソリッド部220は、スリップブッシュ200と一体型であって、シャフト110に回転トルクが加えられた状態でスライディング時のソリッド部220の外周面の全体がチューブ100と接触する状態が維持されるので、スライディング摩擦力が増加し、捩り破壊強度に対する安全率低下の問題点があった。
即ち、車両衝突のような外部衝撃がある時、チューブ100及びシャフト110のスライディング運動によりユニバーサルジョイントが収縮(Collapse)されるにつれて衝撃量を吸収すると共に、操向コラム150が短くなることで、運転者を保護しなければならないが、従来のスリップブッシュ200を使用すれば、ユニバーサルジョイントに捩りがある衝撃が加えられる場合、スリップブッシュ200のソリッド部220とチューブ100の内周面との間のスライディング摩擦力が大きくて、適切に収縮されないので、運転者の安全が確保できないという問題があった。
また、捩り破壊強度に対する安全率の低下の問題点とは、従来のスリップブッシュの場合、シャフトとチューブとの間の回転力伝達過程での荷重を大部分スリップブッシュのソリッド部が受けることになるが、ソリッド部と同一な材質であるスリップブッシュの材質特性により、強い回転力が短い時間に加えられる場合、スリップブッシュのソリッド部が破壊され、このような現象が発生する場合、操向自体が不可能になるので、安全性に大きい問題が発生することを意味する。
このような問題点を解決するために、本発明は、ユニバーサルジョイントに回転トルクが作用する状態で、軸方向圧力が加えられる場合、スリップブッシュの外周面に形成されたガイドホールに挿入された案内球がチューブ内周面と接触して転がり摩擦が発生しながらスライディング摩擦力を減少させて、ユニバーサルジョイントの収縮(Collapse)を円滑にし、スリップブッシュに捩り破壊トルクが作用する時、案内球が支え作用をすることで、捩り破壊強度を増加させて安全率が高められるユニバーサルジョイントを提供することをその目的とする。
このような目的を達成するために、本発明は、チューブ、上記チューブの内部に挿入されるスリップブッシュ、及び上記スリップブッシュを媒介に上記チューブとスライディング可能に挿入または結合されるシャフトを含んで構成されるユニバーサルジョイントであって、上記スリップブッシュの外周面に長手方向に穿孔されて形成される一つ以上のガイドホールと、上記ガイドホールに挿入される案内球と、上記スリップブッシュの外周面に長手方向に形成される一つ以上のC−TYPE部とを含んで構成されることを特徴とするユニバーサルジョイントを提供する。
本発明によると、スリップブッシュが装着されたユニバーサルジョイントであって、ユニバーサルジョイントに回転トルクが作用する状態で軸方向圧力が加えられる場合、スリップブッシュの外周面に形成されたガイドホールに挿入された案内球がチューブの内周面と接触して転がり摩擦が発生しながらスライディング摩擦力を減少させて、ユニバーサルジョイントの収縮(Collapse)を円滑にし、スリップブッシュに捩り破壊トルクが作用する時、案内球が支え作用をすることで、捩り破壊強度を増加させて安全率を高める効果がある。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付した図面を参照しつつ詳細に説明する。まず、各図面の構成要素への参照符号の付加において、同一な構成要素に対しては、たとえ他の図面上に表示されてもできる限り同一の符号が与えられていることに留意しなければならない。また、本発明の説明において、関連した公知構成または機能に対する具体的な説明が本発明の要旨を曖昧にすることができると判断される場合にはその詳細な説明は省略する。
図3aは本発明の実施形態に係るユニバーサルジョイントの分解斜視図であって、図3aに示すように、本発明の実施形態に係るユニバーサルジョイントは、本発明によるスリップブッシュ320(以下、“スリップブッシュ”という)、スリップブッシュ320の外周面に長手方向に穿孔されて形成される一つ以上のガイドホール300、ガイドホール300内に挿入される案内球310、及びスリップブッシュ320の外周面に長手方向に形成される一つ以上のC−TYPE部210を含んで構成される。
操向軸130(図1参照)と連結されるユニバーサルジョイント120のうち、シャフト110は一段に6山でスプラインが加工されており、そのうち、3山はスリップブッシュ320のC−TYPE部210と接触し、残りの3山はスリップブッシュ320の外周面に形成されたガイドホール300に挿入される案内球310と接触する。
チューブ100は、一段にスプラインが形成されたシャフト110とシャフト110に装着されたスリップブッシュ320が挿入できるように、スリップブッシュ320の外周面形状に合うように内径が加工される。
スリップブッシュ320は、中空の円筒形状であって、その長さはシャフト110に加工されているスプラインの長さに合せて決定され、外周面に沿って長手方向に一つ以上のガイドホール300が穿孔されており、一つ以上のC−TYPE部210が形成されている。
ガイドホール300及びC−TYPE部210は、スリップブッシュ320の外周面に沿って反復または順次的に配列されることが好ましい。
ガイドホール300には案内球310が挿入されるが、挿入された案内球310は回転トルクが加えられた状態で、シャフト110がチューブ100内に引き込まれる際、シャフト110に形成されたスプラインの外周面とチューブ100に形成されたスプラインの内周面との間で転がり摩擦力を提供しなければならないので、案内球310がガイドホール300に挿入されたまま、回転自在にガイドホール300の直径は案内球310の直径より適切に大きく形成されることが好ましい。
本発明の実施形態では、ガイドホール300が4個形成されており、各々のガイドホール300に案内球310が挿入された状態を図示したが、必ずこれに限定されるものではない。
即ち、ガイドホール300の個数は、要求される転がり摩擦力の大きさによって3個以下、または5個以上も形成されることができ、ガイドホール300の個数によってガイドホール300に挿入される案内球310の個数も決定される。
また、本発明の実施形態では、スリップブッシュ320の外周面に沿って反復または順次的に配列されるガイドホール300とC−TYPE部210が各々3行で形成されたことを図示したが、必ずこれに限定されるものではなく、要求される転がり摩擦力及びシャフト110に形成されるスプラインの個数に従って2行以下または4行以上も可能である。
案内球310は球形状で回転トルクが加えられた状態で、シャフト110がチューブ100内に引き込まれる際、転がり摩擦力を提供し、強い捩り強度を確保するために、耐摩耗性が優れる高炭素鋼などで形成されることが好ましいが、必ずこれに限定されるものではなく、適切な転がり摩擦力を提供し、充分の強度が提供できる限り、他の種類の材質で形成されることもできる。
C−TYPE部210は、中空の円柱形態であって、スリップブッシュ320の外周面側に形成された部分の一定面が長手方向に切欠された形態からなる。
図3bは本発明の実施形態に係るユニバーサルジョイントのうち、本発明の特徴となるスリップブッシュの斜視図であり、図3cは本発明の実施形態に係るユニバーサルジョイントの断面図である。
図3b及び図3cに示すように、スリップブッシュ320は、チューブ100とシャフト110とを媒介してくれる役目をするが、プラスチック材質で形成されてシャフト110がチューブ100内に引込または引出される際、チューブ100とシャフト110との間に適した摩擦力を提供してくれて、操向ホイール170(図1参照)を通じてチューブ100に伝達される回転力をシャフト110に伝達する役目と、走行時に輪を通じて逆入力されるキック−バック(KICK-BACK)荷重を吸収して操向感を向上させる役目をする。
案内球310は、スリップブッシュ320の外周面に長手方向に穿孔されて形成される一つ以上のガイドホール300に挿入されるが、案内球310は無負荷時にはチューブ100の内周面と接触しないように微細な間隔を維持して転がり摩擦力が発生しないが、回転トルクが加えられた状態でシャフト110がチューブ100内に引き込まれるか、外に引き出される時には、チューブ100の内周面と接触して転がり摩擦力を発生することになる。
従来のスリップブッシュ200は、ソリッド部220と一体型で形成され、回転トルクが作用する時、ソリッド部220の外周面の全体がチューブ100の内周面と接触する構造であるので、チューブ100とスリップブッシュ200との間にスライディング摩擦力がたくさん発生して、ソリッド部220が容易に摩耗されて適切な摩擦力を提供することに問題点があったが、本発明によるスリップブッシュ320は、従来のソリッド部220を除去し、その個所に一つ以上のガイドホール300を穿孔した後、案内球310を挿入することで、スリップブッシュ320とチューブ100の内周面とが接触する面積が点接触に変わって、過度なスライディング摩擦力の発生を防止することができ、シャフト110とチューブ100との間の回転トルクの伝達を容易にする効果がある。
また、捩り破壊トルク作用時、案内球310が支持作用をすることで、捩り破壊強度を増加させて安全率を高める効果を期待することができる。
スリップブッシュ320の外周面に沿って反復または順次的に配列される案内球310とC−TYPE部210のうち、C−TYPE部210は一側面がスリップブッシュ320の長手方向に切欠された中空の円柱形状であって、一側面が切欠されることにより、切欠面の間に余裕空間が生じ、このような余裕空間はチューブ100の内周面と接触するスリップブッシュ320の遊離を防止する役目をすることになる。
即ち、スリップブッシュ320がチューブ100内に挿入される時、C−TYPE部210の両側切欠面が圧着された状態で挿入された後、弾性復原力により圧着された切欠面が回復しながらチューブ100の内周面と密着することになって、チューブ100の内周面とC−TYPE部210の外周面との間に適切な摩擦力を提供することになるので、スリップブッシュ320の遊離を防止することができるようになる。
以上の説明は、本発明を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から外れない範囲で多様な変形が可能である。したがって、本明細書に開示された実施形態は本発明を限定するためのものでなく、説明するためのものであり、このような実施形態により本発明の思想と範囲が限られるのではない。本発明の範囲は特許請求の範囲により解されなければならなくて、それと同等な範囲内にある全ての技術は本発明の権利範囲に含まれることと解されているべきである。
100・・・チューブ
110・・・シャフト
120・・・ユニバーサルジョイント
130・・・操向軸
140・・・内側チューブ
145・・・外側チューブ
150・・・操向コラム
160・・・マウンティングブラケット
170・・・操向ホイール
180・・・ギアボックス
200・・・スリップブッシュ
210・・・C−TYPE部
220・・・ソリッド部
300・・・ガイドホール
310・・・案内球
320・・・本発明によるスリップブッシュ
110・・・シャフト
120・・・ユニバーサルジョイント
130・・・操向軸
140・・・内側チューブ
145・・・外側チューブ
150・・・操向コラム
160・・・マウンティングブラケット
170・・・操向ホイール
180・・・ギアボックス
200・・・スリップブッシュ
210・・・C−TYPE部
220・・・ソリッド部
300・・・ガイドホール
310・・・案内球
320・・・本発明によるスリップブッシュ
Claims (2)
- チューブ、前記チューブの内部に挿入されるスリップブッシュ、及び前記スリップブッシュを媒介に前記チューブとスライディング可能に挿入または結合されるシャフトを含んで構成されるユニバーサルジョイントであって、
前記スリップブッシュの外周面に長手方向に穿孔されて形成される一つ以上のガイドホールと、
前記ガイドホールに挿入される案内球と、
前記スリップブッシュの外周面に長手方向に形成される一つ以上のC−TYPE部と、を含んで構成されることを特徴とするユニバーサルジョイント。 - 前記案内球と前記C−TYPE部は、前記スリップブッシュの外周面に沿って反復または順次的に配列されることを特徴とする請求項1に記載のユニバーサルジョイント。
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