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JP2008118469A - 中断番組視聴システム - Google Patents

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JP2008118469A
JP2008118469A JP2006300810A JP2006300810A JP2008118469A JP 2008118469 A JP2008118469 A JP 2008118469A JP 2006300810 A JP2006300810 A JP 2006300810A JP 2006300810 A JP2006300810 A JP 2006300810A JP 2008118469 A JP2008118469 A JP 2008118469A
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Masahiro Terada
正博 寺田
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Abstract

【課題】携帯型テレビ受信装置にてテレビ放送を視聴中に視聴の中断行為があった場合、従来からの録画再生装置においては、他の装置での視聴状況を反映させることはできず、当該番組の再生を実行する際に手動にて視聴中断点を探し出す操作が必要であり、非常に煩雑である。
【解決手段】本発明は、自身の動作状況がテレビ放送の視聴の中断行為があったと判断する予め定められた所定の条件に合致する場合には視聴の中断があったと判断された放送の番組と、その中断点を特定するための番組中断点特定情報と、を録画再生装置に対して送信するための携帯型テレビ受信装置と、受信した番組中断点特定情報により特定される番組とその中断点とが、記録されている場合には、その番組を、その中断点近傍から再生する録画再生装置と、からなる中断番組視聴システムを提案するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、視聴を中断した番組を続きから再視聴するためのシステムに関するものである。
従来から、テレビ放送受信可能な移動通信装置にて放送の視聴を中断した際に、記録指示情報を生成し、自動的に遠隔の録画装置に送信する技術についてはすでに提案されている(例えば、特許文献1参照)。このとき、録画装置にて視聴中断点以降の番組を記録することが可能となる。
特開2004−193973号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の発明においては、利用者が視聴を中断した時刻と、録画装置が記録を開始した時刻との間には、一定のタイムラグが発生してしまうという課題がある。また、録画装置が予め当該番組を記録している場合には、移動通信装置での視聴中断点の情報を再生実行に反映することはできない。この場合には、当該番組の再生を実行した際に、手動にて視聴中断点を探し出す非常に煩雑な操作が不可欠となる。
本発明はかかる実情に鑑み、自身の動作状況がテレビ放送の視聴の中断行為があったと判断する予め定められた所定の条件に合致する場合には視聴の中断があったと判断された放送の番組と、その中断点を特定するための番組中断点特定情報と、を録画再生装置に対して送信するための携帯型テレビ受信装置と、受信した番組中断点特定情報により特定される番組とその中断点とが、記録部に記録されている場合には、その番組を、その中断点近傍から再生する録画再生装置と、からなる中断番組視聴システムを提案するものである。
また、携帯型テレビ受信装置から、視聴の中断行為があったと判断された番組の視聴の再開があったと判断された放送の番組と、その再開点を特定するための番組再開点特定情報と、を送信し、録画再生装置において、受信した番組再開点特定情報により特定される番組とその再開点とが、記録部に記録されている場合には、その番組の再生を、その再開点近傍にて再生終了することもできる。
以上、説明したように本件発明に係る中断番組視聴システムは、録画再生装置にて予め記録されていた番組の再生に際して、携帯型テレビ受信装置で特定した視聴の中断点を伝達することで、即座に中断点以降からの視聴が可能となり、便利である。このとき、録画再生装置にて予め番組の録画が実行されていることから、視聴の中断と、録画開始との間にタイムラグはないため、番組を再生できない部分が生じる危険性は回避できる。
以下に、各発明を実施するための最良の形態を説明する。各実施形態と請求項の関係はおおむね次のようなものである。実施形態1は、主に請求項1、3、4、5について説明する。 実施形態2は、主に請求項2、6について説明する。 なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
また、以下に記載する各機能ブロックは、ハードウェア、またはメモリ上に展開しハードウェアを制御することでその作用が得られるソフトウェア、またはハードウェア及びソフトウェアの両方として実現されうる。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPU、メモリ、ハードディスクドライブ、CD−ROM/DVD−ROMなどの読み取りドライブ、各種通信用の送受信ポート・インターフェイス・その他の周辺装置などのハードウェア構成部、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラム、その他アプリケーションプログラムなどが挙げられる。
さらに、この発明は装置またはシステムとして実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。またこのような発明の一部をソフトウェアとして構成することもできる。さらにそのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を固定した記録媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である。)
<<実施形態1>>
<実施形態1:概要> 本実施形態の概要について説明する。本実施形態は、自身の動作状況がテレビ放送の視聴の中断行為があったと判断する予め定められた所定の条件に合致する場合には視聴の中断があったと判断された放送の番組と、その中断点を特定するための番組中断点特定情報と、を録画再生装置に対して送信するための携帯型テレビ受信装置と、受信した番組中断点特定情報により特定される番組とその中断点とが、記録部に記録されている場合には、その番組を、その中断点近傍から再生する録画再生装置と、からなる中断番組視聴システムである。
図1は、本実施形態の中断番組視聴システムの一例を示すものである。図では、利用者が外出時に携帯型テレビ受信装置にてテレビ放送を受信し、視聴している場面を示した。今、利用者が携帯型テレビ受信装置のスイッチを操作するなどして、テレビ放送の視聴を中断したとする。このとき、携帯型テレビ受信装置は、視聴の中断があったと判断された放送の番組と、その中断を特定するための情報(中断時刻など)を含む中断点特定情報を生成・取得し、記憶しておく。図で示した例では、中断時刻は21:18であるとした。利用者は帰宅後、録画装置に対して中断点特定情報を送信することで、当該番組をその中断点近傍(冒頭から18分後)から視聴することができる。なお、録画装置では予めテレビ放送の番組を録画・記録していることが前提となるが、利用者は既に視聴した部分を早送り等しなくてもすぐに続きから視聴可能となる。
<実施形態1:構成1> 図2は、本実施形態の機能ブロックの一例を示したものである。 図2に示す本実施形態の「中断番組視聴システム」(0200)は、「携帯型テレビ受信装置」(0210)と、「録画再生装置」(0220)と、からなる。さらに、携帯型テレビ受信装置(0210)は、「テレビ放送受信部」(0211)と、「中断判断部」(0212)と、「番組中断点特定情報取得部」(0213)と、「中断点送信部」(0214)と、を有する。また、録画再生装置(0220)は、「記録部」(0221)と、「中断点受信部」(0222)と、「再生部」(0223)と、を有する。
(中断番組視聴システム 0200) 「中断番組視聴システム」(0200)は、携帯型テレビ受信装置と、録画再生装置と、からなるシステムである。なお、一対の装置から構成される場合に限定されるものではなく、一対多、あるいは、多対多の装置から構成される場合もありうる。
(携帯型テレビ受信装置 0210) 「携帯型テレビ受信装置」(0210)は、テレビ放送の受信機能を備えた携帯型の装置一般を広く含み、具体的には、携帯電話、PHS、PDAなどが列挙できる。
(テレビ放送受信部 0211) 「テレビ放送受信部」(0211)は、テレビ放送を受信する。テレビ放送には、地上アナログ放送、地上デジタル放送のほか、BS、CSなどが含まれる場合もある。
(中断判断部 0212) 「中断判断部」(0212)は、自身の動作状況がテレビ放送の視聴の中断行為があったと判断する予め定められた所定の条件に合致するか判断する。「動作状況」とは、利用者による所定のキー操作のほか、電波の受信状況、電話の着信などが含まれる場合もある。「所定の条件」とは、前記動作状況に対応する制約事項をいう。動作状況を取得した段階で、動作状況と条件の両者の比較処理を実行し、判断結果を算出する。具体的には、「電波の受信状況の悪化」との条件が設けられている場合には、利用者が電車に乗る等して電波の受信状況が悪化したことを示す動作状況を取得した場合には、当該条件を満たすとの判断結果を算出することができる。詳細については後述する。
(番組中断点特定情報取得部 0213) 「番組中断点特定情報取得部」(0213)は、判断結果が所定の条件に合致するとの判断結果である場合には視聴の中断があったと判断された放送の番組と、その中断点を特定するための番組中断点特定情報と、を取得する。「番組中断点特定情報」は、視聴の中断があったと判断された放送の番組の中断点を特定するための情報であり、具体的には、放送番組タイトル、放送局、放送時間(放送開始時間・終了時間)などが含まれる。
(中断点送信部 0214) 「中断点送信部」(0214)は、取得した番組中断点特定情報を記憶し、録画再生装置(0220)に対して送信するための処理を行う。送信は、赤外線通信等の至近通信手段を用いて実行されるとしてもよいし、メール等のインターネット網経由の通信手段を用いて実行されるとしてもよい。また、有線の通信手段を用いて送信が実行されるとしてもよい。
(録画再生装置 0220) 「録画再生装置」(0220)は、テレビ放送の受信機能を備え、これを録画保存し、再生実行可能な装置一般を広く含む。具体的には、HDDレコーダなどが該当する。
(記録部 0221) 「記録部」(0221)は、テレビ放送の番組を記録する。記録は、事前に利用者によって設定されている録画予約情報などに基づいてすでに実行済みであることを想定している。
(中断点受信部 0222) 「中断点受信部」(0222)は、携帯型テレビ受信装置(0210)の中断点送信部(0214)から送信された番組中断点特定情報を受信する。
(再生部 0223) 「再生部」(0223)は、受信した番組中断点特定情報により特定される番組とその中断点とが、記録部(0221)に記録されている場合には、その番組を、その中断点近傍から再生する。「中断点近傍」には、中断点そのもの以外にも、中断点の数秒から数分程度前後(好ましくは前)を含むとしてもよい。
<実施形態1:構成2> 図3は、本実施形態の機能ブロックの別の例を示したものである。 図3に示す本実施形態の「中断番組視聴システム」(0300)は、「携帯型テレビ受信装置」(0310)と、「録画再生装置」(0320)と、からなる。さらに、携帯型テレビ受信装置(0310)は、「テレビ放送受信部」(0311)と、「中断判断部」(0312)と、「番組中断点特定情報取得部」(0313)と、「中断点送信部」(0314)と、を有し、さらに、テレビ放送受信部(0311)は「低品質放送受信手段」(0315)を有する。また、録画再生装置(0320)は、「記録部」(0321)と、「中断点受信部」(0322)と、「再生部」(0323)と、を有し、さらに、記録部(0321)は「高品質記録手段」(0324)を有する。なお、本機能ブロックは、実施形態1を元にしたものであるが、後述の実施形態2を元にする場合には上記に加えて、他の構成要件(再開判断部、番組再開点特定情報取得部、再開点送信部、再開点受信部、再生終了部)を有する場合もある。
(低品質放送受信手段 0315) 「低品質放送受信手段」(0315)は、いわゆるワンセグ放送などの比較的低品質の放送を受信する。低解像度の放送であれば、携帯型テレビ受信装置でも再生・視聴が可能である。
(高品質放送受信手段 0324) 「高品質放送受信手段」(0324)は、SD画質放送、HD画質放送などの比較的高品質の放送を記録する。中断された番組の続きを視聴する際には、ハイビジョン対応の大型モニタにて録画済みの高解像度の映像を再生することができる。
その他各部の処理については、構成1と同様である。
<実施形態1:構成3> 図4は、本実施形態の機能ブロックの別の例を示したものである。 図4に示す本実施形態の「中断番組視聴システム」(0400)は、「携帯型テレビ受信装置」(0410)と、「録画再生装置」(0420)と、からなる。さらに、携帯型テレビ受信装置(0410)は、「テレビ放送受信部」(0411)と、「中断判断部」(0412)と、「番組中断点特定情報取得部」(0413)と、「中断点送信部」(0414)と、を有し、さらに、中断判断部(0412)は「検出手段」(0415)を有する。また、録画再生装置(0420)は、「記録部」(0421)と、「中断点受信部」(0422)と、「再生部」(0423)と、を有する。なお、本機能ブロックは、実施形態1を元にしたものであるが、後述の実施形態2を元にする場合には上記に加えて、他の構成要件(再開判断部、番組再開点特定情報取得部、再開点送信部、再開点受信部、再生終了部)を有する場合もある。
(検出手段 0415) 「検出手段」(0415)は、テレビ放送番組表示モードから他のモードへの切換操作の受付、自身が携帯電話機能を有する場合にテレビ放送番組表示モード中における電話の着信又は発信の検出、テレビ放送番組表示モード中の電源OFF操作の受付、自身が折畳型で重ねあわせ面にテレビ表示画面がある場合にテレビ放送番組表示モード中における折畳動作の検出、自身のテレビ表示画面近傍に照度センサーがある場合に照度センサーの急激な照度低下の検出、のいずれか一以上の条件との合致に基づいて前記判断をする。
「テレビ放送番組表示モードから他のモードへの切換操作の受付」は、モード切替のための所定のキー操作などが該当する。他のモードは、メール送受信モード、カメラ撮影モード、インターネット接続モードなどが列挙できる。したがって、テレビ放送番組表示モードから他のモードへの切換が行われる場合には、テレビ放送の視聴を中断するものとみなされることになる。
このとき、携帯型テレビ受信装置の動作状況として、いずれのキーの操作が行われたかを示す情報が入力インターフェイスを介して取得される。ここで予め、携帯型テレビ受信装置の記憶装置には、所定の条件として、モード切替のために操作されるべき特定のキーを示す情報が記憶されている。検出手段において、動作状況と、条件とが合致するかどうかの比較処理が実行されることで中断行為の有無を判断する。
「自身が携帯電話機能を有する場合にテレビ放送番組表示モード中における電話の着信又は発信の検出」は、電話の呼び出し検知、接続要求などが該当する。電話の着信又は発信によって、テレビ放送番組表示モードから着信応答モードや、発信要求モードに切り替わることから、テレビ放送の視聴を中断するものとみなされることになる。
このとき、携帯型テレビ受信装置の動作状況として、電話の着信又は発信の検出が行われたかを示す情報が入力インターフェイスを介して取得される。ここで予め、携帯型テレビ受信装置の記憶装置には、所定の条件として、電話の着信又は発信の検出のためのアンテナの稼動状況を示す情報が記憶されている。検出手段において、動作状況と、条件とが合致するかどうかの比較処理が実行されることで中断行為の有無を判断する。
「テレビ放送番組表示モード中の電源OFF操作の受付」は、電源ボタンの操作などが該当する。電源OFFとなることによって、テレビ放送の表示が終了することから、テレビ放送の視聴を中断するものとみなされることになる。
このとき、携帯型テレビ受信装置の動作状況として、電源OFF操作の検出が行われたかを示す情報が入力インターフェイスを介して取得される。ここで予め、携帯型テレビ受信装置の記憶装置には、所定の条件として、電源の状態を示す情報が記憶されている。検出手段において、動作状況と、条件とが合致するかどうかの比較処理が実行されることで中断行為の有無を判断する。
「自身が折畳型で重ねあわせ面にテレビ表示画面がある場合にテレビ放送番組表示モード中における折畳動作の検出」は、折曲部における折曲げ角度の程度によって判断される。テレビ表示画面と、本体とが一定の角度以上に接近すると、テレビ表示画面を視認することが難しくなることから、テレビ放送の視聴を中断するものとみなされることになる。
このとき、携帯型テレビ受信装置の動作状況として、折畳動作が行われたかを示す情報が入力インターフェイスを介して、取得される。ここで予め、携帯型テレビ受信装置の記憶装置には、所定の条件として、折曲げ角度の閾値を示す情報が記憶されている。検出手段において、動作状況と、条件とが合致するかどうかの比較処理が実行されることで中断行為の有無を判断する。
「自身のテレビ表示画面近傍に照度センサーがある場合に照度センサーの急激な照度低下の検出」とは、照度センサーにおける照度を示す値の減少の程度によって判断される。自身が折畳型で照度センサーが覆われるように折畳まれる形態の他、鞄等に収納されることで照度センサーに光が届かなくなる形態などを想定したものである。折畳まれた状態や、収納された状態ではテレビ表示画面を視認することが難しくなることから、テレビ放送の視聴を中断するものとみなされることになる。
このとき、携帯型テレビ受信装置の動作状況として、照度センサーによって測定する照度を示す情報が入力インターフェイスを介して取得される。ここで予め、携帯型テレビ受信装置の記憶装置には、所定の条件として、照度の閾値を示す情報が記憶されている。検出手段において、動作状況と、条件とが合致するかどうかの比較処理が実行されることで中断行為の有無を判断する。
その他各部の処理については、構成1と同様である。
<実施形態1:ハードウェア構成> 図5は、本実施形態のハードウェア構成の一例を示す概略図である。この図を利用して、中断番組視聴システムの各装置の処理実行におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、携帯型テレビ受信装置(0210)は、中断判断部(0212)と、番組中断点特定情報取得部(0213)と、における処理を実現するために「CPU(中央演算装置)」(0511)と、「メインメモリ」(0512)と、「記憶装置(又は記憶媒体)」(0513)と、「入力インターフェイス」(0514)と、を備える。また上記ハードウェア構成部に加え、中断点送信部(0214)における処理を実現するためには「出力インターフェイス」(0515)を、テレビ放送受信部(0211)における処理を実現するためには「チューナー」(0516)を備える。これらは、「システムバス」(0517)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
また同様に、録画再生装置(0220)は、記録部(0221)と、再生部(0223)と、における処理を実現するために「CPU(中央演算装置)」(0521)と、「メインメモリ」(0522)と、「記憶装置(又は記憶媒体)」(0523)と、を備える。また上記ハードウェア構成部に加え、中断点受信部(0222)における処理を実現するためには「入力インターフェイス」(0524)を備える。その他、「チューナー」、「出力インターフェイス」、「モニタ」等を備える場合もある。これらは、「システムバス」(0525)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
携帯型テレビ受信装置の記憶装置(0513)はCPU(0511)にて実行される各種プログラム(例えば、中断判断用プログラム(中断判断部)、番組中断点特定情報取得用プログラム(番組中断点特定情報取得部)、中断点送信用プログラム(中断点送信部)など)を記憶している。同様に、録画再生装置の記憶装置(0523)はCPU(0521)にて実行される各種プログラム(例えば、中断点受信用プログラム(中断点受信部)、再生用プログラム(再生部)など)を記憶している。メインメモリ(0512、0522)はそれぞれの記憶装置に記憶されているプログラムを実行するために、そのプログラムを読み出して展開する領域であるワーク領域を提供する。さらに、このメインメモリや記憶装置にはそれぞれ複数のメモリアドレスが割り当てられており、CPUで実行されるプログラムは、そのメモリアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理することが可能となっている。以上が各ハードウェア構成の機能である。
まず、携帯型テレビ受信装置の電源を入れると、記憶装置(0513)に記憶されているプログラム(中断判断用プログラム(アドレス01)、番組中断点特定情報取得用プログラム(アドレス02)、中断点送信用プログラム(アドレス03))がメインメモリ(0512)のワーク領域(アドレス11、12、13)にそれぞれ展開される。電源が入った状態では、携帯型テレビ受信装置は随時チューナー(0516)を介してテレビ放送を受信する。これにより利用者はテレビ放送を視聴可能となる。一方、メインメモリのワーク領域に展開された中断判断用プログラムがCPU(0511)によって実行される。これにより、携帯型テレビ受信装置の動作状況を示す情報が入力インターフェイス(0514)を介して取得され、メインメモリのデータ領域などに一旦保持される。なお、予め、記憶装置にはテレビ放送の視聴の中断行為があったと判断するための所定の条件が記憶されているものとする。所定の条件は、例えば、電波状況の悪化(ノイズの閾値等)や、所定のキー操作の検知などが該当する。
中断判断用プログラムは、予め記憶装置に記憶されている所定の条件を示す情報を読み出し、メインメモリに一旦保持されていた携帯型テレビ受信装置の動作状況を示す情報との比較処理を実行する。動作状況が所定の条件と合致する場合には所定の条件を満たすとの処理結果をメインメモリのデータ領域などに格納する
次に、前記比較処理にて所定の条件を満たすとの処理結果の格納がトリガとなり、メインメモリのワーク領域に展開された番組中断点特定情報取得用プログラムがCPUによって実行される。番組中断点特定情報取得用プログラムは、番組中断点特定情報を取得する。番組中断点特定情報は視聴を中断した放送番組とその中断点を特定するための情報である。前者は、データ放送の放送波のヘッダなどに含まれる番組情報や、インターネット番組表によって得られる番組情報から、番組の識別情報(と、開始時刻)を抽出することで取得できる。また後者は、内蔵のタイマで現在時刻を計測し、開始時刻と対比することで取得できる。取得した番組中断点特定情報は不揮発メモリ等の記憶装置へ格納される。
その次に、利用者による操作などがトリガとなり、メインメモリのワーク領域に展開された中断点送信用プログラムがCPUによって実行される。中断点送信用プログラムは、記憶装置へ記憶されていた番組中断点特定情報を読み出し、出力インターフェイス(0515)を介して録画再生装置に対して送信する。
一方同様に、録画再生装置の電源を入れると、記憶装置(0523)に記憶されているプログラム(中断点受信用プログラム(アドレス01)、再生用プログラム(アドレス02))がメインメモリ(0522)のワーク領域(アドレス11、12)にそれぞれ展開される。まず、中断点受信用プログラムがCPU(0521)によって実行され、入力インターフェイス(0524)を介して携帯型テレビ受信装置から番組中断点特定情報を受信する。受信した番組中断点特定情報はメインメモリのデータ領域などに一旦保持される。
番組中断点特定情報の格納がトリガとなり、メインメモリのワーク領域に展開された再生用プログラムがCPUによって実行される。再生用プログラムは、まずメインメモリに保持されていた番組中断点特定情報を読み出し、番組中断点特定情報により特定される番組とその中断点とが、記憶装置に記録されているかの判断を行う。具体的には、番組中断点特定情報に含まれる視聴を中断した放送番組を示す情報を抽出し、記憶装置に記録されている放送番組との比較処理を実行する。合致する番組が存在した場合には、メインメモリなどに保持されている再生箇所を示すカウンタに、視聴を中断した点近傍を示す値(視聴時間)をセットする。これにより、再生用プログラムは、視聴を中断した点近傍から当該番組を再生可能となる。
なお、以上の説明においては、各部はソフトウェアで構成されているものとして説明したがハードウェアで構成されていてもよい。
<実施形態1:処理の流れ> 図6は、本実施形態の中断番組視聴システムの各装置における処理の流れの一例を示したものである。なお、以下に示す処理の流れは、方法、計算機に実行させるためのプログラムで実行することができ、またこのプログラムを計算機によって読取り可能な記録媒体に記録することができる。(本明細書のその他の処理の流れについても同様である。)
まず携帯型テレビ受信装置は、テレビ放送を受信する(テレビ放送受信ステップ S0601)。次に、自身の動作状況がテレビ放送の視聴の中断行為があったと判断する予め定められた所定の条件に合致するか判断する(中断判断ステップ S0602)。判断結果が所定の条件に合致するとの判断結果である場合には視聴の中断があったと判断された放送の番組と、その中断点を特定するための番組中断点特定情報と、を取得する(番組中断点特定情報取得ステップ S0603)。なお、現在時刻から番組の開始時刻を引いて得られた値が中断点を特定するための情報である。所定の条件に合致しないとの判断結果である場合には、中断判断ステップ(S0602)を繰り返す。取得した番組中断点特定情報を記憶し、録画再生装置に対して送信する(中断点送信ステップ S0604)。なお、送信処理は、利用者のボタン押下などの操作に基づいて実行される。
他方、録画再生装置(予めテレビ放送の番組を記録していることが前提となる。)は、携帯型テレビ受信装置から送信された番組中断点特定情報を受信する(中断点受信ステップ S0605)。受信した番組中断点特定情報により特定される番組とその中断点とが、記録部に記録されているか検索を行う(検索実行ステップ S0606)。記録済みの場合には、その番組を、その中断点近傍から再生する(再生ステップ S0607)。記録されていない場合には、処理を終了する。
<実施形態1:効果> 本実施形態は、自身の動作状況がテレビ放送の視聴の中断行為があったと判断する予め定められた所定の条件に合致する場合には視聴の中断があったと判断された放送の番組と、その中断点を特定するための番組中断点特定情報と、を録画再生装置に対して送信するための携帯型テレビ受信装置と、受信した番組中断点特定情報により特定される番組とその中断点とが、記録部に記録されている場合には、その番組を、その中断点近傍から再生する録画再生装置と、からなる中断番組視聴システムである。録画再生装置にて予め記録されていた番組の再生に際して、携帯型テレビ受信装置で特定した視聴の中断点を伝達することで、即座に中断点以降からの視聴が可能となり、便利である。
<<実施形態2>>
<実施形態2:概要> 本実施形態の概要について説明する。本実施形態は、携帯型テレビ受信装置から、視聴の中断行為があったと判断された番組の視聴の再開があったと判断された放送の番組と、その再開点を特定するための番組再開点特定情報と、を送信し、録画再生装置において、受信した番組再開点特定情報により特定される番組とその再開点とが、記録部に記録されている場合には、その番組の再生を、その再開点近傍にて再生終了することに特徴を有する中断番組視聴システムである。
<実施形態2:構成> 図7は、本実施形態の機能ブロックの一例を示したものである。 図7に示す本実施形態の「中断番組視聴システム」(0700)は、「携帯型テレビ受信装置」(0710)と、「録画再生装置」(0720)と、からなる。さらに、携帯型テレビ受信装置(0710)は、「テレビ放送受信部」(0711)と、「中断判断部」(0712)と、「番組中断点特定情報取得部」(0713)と、「中断点送信部」(0714)と、さらに、「再開判断部」(0715)と、「番組再開点特定情報取得部」(0716)と、「再開点送信部」(0717)と、を有する。また、録画再生装置(0720)は、「記録部」(0721)と、「中断点受信部」(0722)と、「再生部」(0723)と、さらに、「再開点受信部」(0724)と、「再生終了部」(0725)と、を有する。
(再開判断部 0715) 「再開判断部」(0715)は、中断判断部(0712)にて視聴の中断行為があったと判断された番組の視聴の再開があったか判断する。自身の動作状況がテレビ放送の視聴の中断行為があったと判断する予め定められた所定の条件に合致しなくなった場合に視聴の再開があったと判断できる。動作状況を取得した段階で、動作状況と条件の両者の比較処理を実行し、判断結果を算出する。具体的には、「電波の受信状況の悪化」との条件が設けられている場合には、利用者が電車から降りる等して電波の受信状況が回復したことを示す動作状況を取得した場合には、当該条件を満たさないとの判断結果を算出することになる。
(番組再開点特定情報取得部 0716) 「番組再開点特定情報取得部」(0716)は、番組の視聴の再開があったと判断された放送の番組と、その再開点を特定するための番組再開点特定情報と、を取得する。「番組再開点特定情報」は、視聴の再開があったと判断された放送の番組の再開点を特定するための情報であり、具体的には、放送番組タイトル、放送局、放送時間(放送開始時間・終了時間)などが含まれる。
(再開点送信部 0717) 「再開点送信部」(0717)は、取得した番組再開点特定情報を記憶し、録画再生装置(0720)に対して送信するための処理を行う。送信は、中断点の送信と同様に、赤外線通信等の至近通信手段を用いて実行されるとしてもよいし、メール等のインターネット網経由の通信手段を用いて実行されるとしてもよい。また、有線の通信手段を用いて送信が実行されるとしてもよい。
(再開点受信部 0524) 「再開点受信部」(0724)は、携帯型テレビ受信装置(0710)の再開点送信部(0717)から送信された番組再開点特定情報を受信する。
(再生終了部 0725) 「再生終了部」(0725)は、受信した番組再開点特定情報により特定される番組とその再開点とが、記録部(0721)に記録されている場合には、その番組の再生を、その再開点近傍にて再生終了する。「再開点近傍」には、再開点そのもの以外にも、再開点の数秒から数分程度前後(好ましくは後)を含むとしてもよい。
図8に、中断点と再開点の関係を示した。ここで、番組開始後18分で視聴を中断し、42分で視聴を再開したものとする。録画再生装置においては、中断点である18分(近傍を含む)から再生を開始し、再開点である42分(近傍を含む)にて再生を終了する。
その他各部の処理については、実施形態1と同様である。
<実施形態2:ハードウェア構成> 図9は、本実施形態のハードウェア構成の一例を示す概略図である。この図を利用して、主に実施形態1との差異を中心に、中断番組視聴システムの各装置の処理実行におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、携帯型テレビ受信装置(0710)は、中断判断部(0712)と、番組中断点特定情報取得部(0713)と、再開判断部(0715)と、番組再開点特定情報取得部(0716)における処理を実現するために「CPU(中央演算装置)」(0911)と、「メインメモリ」(0912)と、「記憶装置(又は記憶媒体)」(0913)と、「入力インターフェイス」(0914)と、を備える。また上記ハードウェア構成部に加え、中断点送信部(0714)と、再開点送信部(0717)における処理を実現するためには「出力インターフェイス」(0915)を、テレビ放送受信部(0711)における処理を実現するためには「チューナー」(0916)を備える。これらは、「システムバス」(0917)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
また同様に、録画再生装置(0720)は、記録部(0721)と、再生部(0723)と、再生終了部(0725)と、における処理を実現するために「CPU(中央演算装置)」(0921)と、「メインメモリ」(0922)と、「記憶装置(又は記憶媒体)」(0923)と、を備える。また上記ハードウェア構成部に加え、中断点受信部(0722)と、再開点受信部(0724)における処理を実現するためには「入力インターフェイス」(0924)を備える。その他、「チューナー」、「出力インターフェイス」、「モニタ」等を備える場合もある。これらは、「システムバス」(0925)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
携帯型テレビ受信装置の記憶装置(0913)はCPU(0911)にて実行される各種プログラム(例えば、再開判断用プログラム(再開判断部)、番組再開点特定情報取得用プログラム(番組再開点特定情報取得部)、再開点送信用プログラム(再開点送信部)など)を記憶している。同様に、録画再生装置の記憶装置(0923)はCPU(0921)にて実行される各種プログラム(例えば、再開点受信用プログラム(再開点受信部)、再生終了用プログラム(再生終了部)など)を記憶している。メインメモリ(0912、0922)はそれぞれの記憶装置に記憶されているプログラムを実行するために、そのプログラムを読み出して展開する領域であるワーク領域を提供する。さらに、このメインメモリや記憶装置にはそれぞれ複数のメモリアドレスが割り当てられており、CPUで実行されるプログラムは、そのメモリアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理することが可能となっている。以上が各ハードウェア構成の機能である。
まず、携帯型テレビ受信装置の電源を入れると、記憶装置(0913)に記憶されているプログラム(再開判断用プログラム(アドレス04)、番組再開点特定情報取得用プログラム(アドレス05)、再開点送信用プログラム(アドレス06))がメインメモリ(0612)のワーク領域(アドレス14、15、16)にそれぞれ展開される。電源が入った状態では、携帯型テレビ受信装置は随時チューナー(0916)を介してテレビ放送を受信し、利用者はテレビ放送を視聴可能となる。ここでは、利用者が一旦視聴を中断した後に、その再開を実行する処理について説明する。視聴の中断があったと判断された場合に、メインメモリのワーク領域に展開された再開判断用プログラムがCPU(0911)によって実行される。これにより、携帯型テレビ受信装置の動作状況を示す情報が入力インターフェイス(0914)を介して取得され、メインメモリのデータ領域などに一旦保持される。なお、予め、記憶装置にはテレビ放送の視聴の中断行為があったと判断するための所定の条件が記憶されているものとする。所定の条件は、例えば、電波状況の悪化(ノイズの閾値等)や、所定のキー操作の検知などが該当する。これらの条件を満たさなくなった場合や、視聴開始の操作があった場合に、視聴の再開があったと判断できる。
再開判断用プログラムは、予め記憶装置に記憶されている所定の条件を示す情報を読み出し、メインメモリに一旦保持されていた携帯型テレビ受信装置の動作状況を示す情報との比較処理を実行する。動作状況が所定の条件と合致しなくなった場合には視聴の再開があったとの判断結果をメインメモリのデータ領域などに格納する。携帯型テレビ受信装置の動作状況は所定の条件を満たさないことを示している場合には、視聴の中断行為があったと判断された番組の視聴の再開があったと判断できる。一方、携帯型テレビ受信装置の動作状況は所定の条件を満たすことを示している場合には、視聴の中断行為があったと判断された番組は依然視聴中断中であると判断できる。また、視聴開始の操作があった場合にも視聴の再開があったとの判断結果をメインメモリのデータ領域などに格納する。
次に、前記判断処理にて視聴の再開があったとの判断結果の格納がトリガとなり、メインメモリのワーク領域に展開された番組再開点特定情報取得用プログラムがCPUによって実行され、番組再開点特定情報を取得する。番組再開点特定情報は視聴を再開した放送番組とその再開点を特定するための情報である。前者は、データ放送の放送波のヘッダなどに含まれる番組情報や、インターネット番組表によって得られる番組情報から、番組の識別情報を抽出することで取得できる。また後者は、内蔵のタイマで現在時刻を計測し、中断時刻と対比することで取得できる。取得した番組再開点特定情報は不揮発メモリ等の記憶装置へ格納される。
その次に、利用者による操作などがトリガとなり、メインメモリのワーク領域に展開された再開点送信用プログラムがCPUによって実行される。再開点送信用プログラムは、記憶装置へ記憶されていた番組再開点特定情報を読み出し、出力インターフェイス(0915)を介して録画再生装置に対して送信する。
一方同様に、録画再生装置の電源を入れると、記憶装置(0923)に記憶されているプログラム(再開点受信用プログラム(アドレス03)、再生終了用プログラム(アドレス04))がメインメモリ(0922)のワーク領域(アドレス13、14)にそれぞれ展開される。まず、再開点受信用プログラムがCPU(0921)によって実行され、入力インターフェイス(0924)を介して携帯型テレビ受信装置から番組再開点特定情報を受信する。受信した番組再開点特定情報はメインメモリのデータ領域などに一旦保持される。
番組再開点特定情報の格納がトリガとなり、メインメモリのワーク領域に展開された再生終了用プログラムがCPUによって実行される。再生終了用プログラムは、まずメインメモリに保持されていた番組再開点特定情報を読み出し、番組再開点特定情報により特定される番組とその再開点とが、記憶装置に記録されているかの判断を行う。具体的には、番組再開点特定情報に含まれる視聴を再開した放送番組を示す情報を抽出し、記憶装置に記録されている放送番組との比較処理を実行する。合致する番組が存在した場合には、メインメモリなどに保持されている再生箇所を示すカウンタが、視聴を再開した点近傍を示す値(視聴時間)まで到達したか比較処理を実行する。この比較結果に応じて、視聴再開点近傍に到達するまで再生処理を実行し、到達すれば再生を終了する。
なお、以上の説明においては、各部はソフトウェアで構成されているものとして説明したがハードウェアで構成されていてもよい。
<実施形態2:処理の流れ> 図10は、本実施形態の中断番組視聴システムの各装置における視聴再開に応じた再生終了処理の流れの一例を示したものである。ここでは、すでに自身の動作状況がテレビ放送の視聴の中断行為があったと判断する予め定められた所定の条件に合致するとの判断結果がなされ、視聴の中断があったと判断された放送の番組と、その中断点を特定するための番組中断点特定情報を、録画再生装置に対して送信されているものとする。
まず携帯型テレビ受信装置は、テレビ放送を受信する(テレビ放送受信ステップ S1001)。次に、視聴の中断行為があったと判断された番組の視聴の再開があったか判断する(再開判断ステップ S1002)。判断結果が視聴の再開があったとの判断結果である場合には視聴の再開があったと判断された放送の番組と、その再開点を特定するための番組再開点特定情報と、を取得する(番組再開点特定情報取得ステップ S1003)。視聴の再開がないとの判断結果である場合には、再開判断ステップ(S1002)を繰り返す。取得した番組再開点特定情報を記憶し、録画再生装置に対して送信する(再開点送信ステップ S1004)。
他方、録画再生装置(予めテレビ放送の番組を記録していることが前提となる。)は、携帯型テレビ受信装置から送信された番組再開点特定情報を受信する(再開点受信ステップ S1005)。受信した番組再開点特定情報により特定される番組とその再開点とが、記録部に記録されているか検索を行う(検索実行ステップ S1006)。記録済みの場合には、その番組の再生を、その再開点近傍にて再生終了する(再生終了ステップ S1007)。記録されていない場合には、処理を終了する。
<実施形態2:効果> 本実施形態は、携帯型テレビ受信装置から、視聴の中断行為があったと判断された番組の視聴の再開があったと判断された放送の番組と、その再開点を特定するための番組再開点特定情報と、を送信し、録画再生装置において、受信した番組再開点特定情報により特定される番組とその再開点とが、記録部に記録されている場合には、その番組の再生を、その再開点近傍にて再生終了することに特徴を有する中断番組視聴システムである。録画再生装置にて予め記録されていた番組の再生に際して、携帯型テレビ受信装置で特定した視聴の再開点を伝達することで、的確に未視聴部分のみの視聴が可能となり、便利である。
実施形態1を説明するための概念図 実施形態1の機能ブロックの一例(構成1)を示した図 実施形態1の機能ブロックの別の例(構成2)を示した図 実施形態1の機能ブロックの別の例(構成3)を示した図 実施形態1のハードウェア構成の一例を示した図 実施形態1の処理の流れを示した図 実施形態2の機能ブロックの一例を示した図 視聴の中断と再開の概念を示した図 実施形態2のハードウェア構成の一例を示した図 実施形態2の処理の流れを示した図
符号の説明
0200 中断番組視聴システム
0210 携帯型テレビ受信装置
0211 テレビ放送受信部
0212 中断判断部
0213 番組中断点特定情報取得部
0214 中断点送信部
0220 録画再生装置
0221 記録部
0222 中断点受信部
0223 再生部

Claims (6)

  1. 携帯型テレビ受信装置と、録画再生装置と、からなる中断番組視聴システムであって、
    携帯型テレビ受信装置は、
    テレビ放送受信部と、
    自身の動作状況がテレビ放送の視聴の中断行為があったと判断する予め定められた所定の条件に合致するか判断する中断判断部と、
    判断結果が所定の条件に合致するとの判断結果である場合には視聴の中断があったと判断された放送の番組と、その中断点を特定するための番組中断点特定情報と、を取得する番組中断点特定情報取得部と、
    取得した番組中断点特定情報を記憶し、録画再生装置に対して送信するための中断点送信部と、
    を有し、
    録画再生装置は、
    テレビ放送の番組を記録する記録部と、
    携帯型テレビ受信装置の中断点送信部から送信された番組中断点特定情報を受信する中断点受信部と、
    受信した番組中断点特定情報により特定される番組とその中断点とが、記録部に記録されている場合には、その番組を、その中断点近傍から再生する再生部と、
    を有する中断番組視聴システム。
  2. 中断判断部にて視聴の中断行為があったと判断された番組の視聴の再開があったか判断する再開判断部と、
    番組の視聴の再開があったと判断された放送の番組と、その再開点を特定するための番組再開点特定情報と、を取得する番組再開点特定情報取得部と、
    取得した番組再開点特定情報を記憶し、録画再生装置に対して送信するための再開点送信部と、
    をさらに有し、
    録画再生装置は、
    携帯型テレビ受信装置の再開点送信部から送信された番組再開点特定情報を受信する再開点受信部と、
    受信した番組再開点特定情報により特定される番組とその再開点とが、記録部に記録されている場合には、その番組の再生を、その再開点近傍にて再生終了する再生終了部と、
    をさらに有する請求項1に記載の中断番組視聴システム。
  3. 携帯型テレビ受信装置の
    テレビ放送受信部は、いわゆるワンセグ放送などの比較的低品質の放送を受信する低品質放送受信手段を有し、
    録画再生装置の記録部は、SD画質放送、HD画質放送などの比較的高品質の放送を記録する高品質記録手段を有する請求項1又は2に記載の中断番組視聴システム。
  4. 携帯型テレビ受信装置の中断判断部は、
    テレビ放送番組表示モードから他のモードへの切換操作の受付、自身が携帯電話機能を有する場合にテレビ放送番組表示モード中における電話の着信又は発信の検出、テレビ放送番組表示モード中の電源OFF操作の受付、自身が折畳型で重ねあわせ面にテレビ表示画面がある場合にテレビ放送番組表示モード中における折畳動作の検出、自身のテレビ表示画面近傍に照度センサーがある場合に照度センサーの急激な照度低下の検出、のいずれか一以上の条件との合致に基づいて前記判断をする検出手段を有する請求項1又は2に記載の中断番組視聴システム。
  5. 携帯型テレビ受信装置と、録画再生装置と、からなる中断番組視聴システムにおける中断番組視聴方法であって、
    携帯型テレビ受信装置は、
    テレビ放送を受信するテレビ放送受信ステップと、
    自身の動作状況がテレビ放送の視聴の中断行為があったと判断する予め定められた所定の条件に合致するか判断する中断判断ステップと、
    判断結果が所定の条件に合致するとの判断結果である場合には視聴の中断があったと判断された放送の番組と、その中断点を特定するための番組中断点特定情報と、を取得する番組中断点特定情報取得ステップと、
    取得した番組中断点特定情報を記憶し、録画再生装置に対して送信する中断点送信ステップと、
    を有し、
    録画再生装置は、
    携帯型テレビ受信装置から送信された番組中断点特定情報を受信する中断点受信ステップと、
    受信した番組中断点特定情報により特定される番組とその中断点とが、記録部に記録されているか検索を行う検索実行ステップと、
    記録済みの場合には、その番組を、その中断点近傍から再生する再生ステップと、
    を有する中断番組視聴方法。
  6. 携帯型テレビ受信装置と、録画再生装置と、からなる中断番組視聴システムにおける中断番組視聴方法であって、
    携帯型テレビ受信装置は、
    テレビ放送を受信するテレビ放送受信ステップと、
    自身の動作状況がテレビ放送の視聴の中断行為があったと判断する予め定められた所定の条件に合致するか判断する中断判断ステップと、
    判断結果が所定の条件に合致するとの判断結果である場合には視聴の中断があったと判断された放送の番組と、その中断点を特定するための番組中断点特定情報と、を取得する番組中断点特定情報取得ステップと、
    取得した番組中断点特定情報を記憶し、録画再生装置に対して送信する中断点送信ステップと、
    視聴の中断行為があったと判断された番組の視聴の再開があったか判断する再開判断ステップと、
    判断結果が視聴の再開があったとの判断結果である場合には視聴の再開があったと判断された放送の番組と、その再開点を特定するための番組再開点特定情報と、を取得する番組再開点特定情報取得ステップと、
    取得した番組再開点特定情報を記憶し、録画再生装置に対して送信する再開点送信ステップと、
    を有し、
    録画再生装置は、
    携帯型テレビ受信装置から送信された番組中断点特定情報を受信する中断点受信ステップと、
    受信した番組中断点特定情報により特定される番組とその中断点とが、記録部に記録されているか検索を行う中断点検索実行ステップと、
    記録済みの場合には、その番組を、その中断点近傍から再生する再生ステップと、
    携帯型テレビ受信装置から送信された番組再開点特定情報を受信する再開点受信ステップと、
    受信した番組再開点特定情報により特定される番組とその再開点とが、記録部に記録されているか検索を行う再開点検索実行ステップと、
    記録済みの場合には、その番組の再生を、その再開点近傍にて再生終了する再生終了ステップと、
    を有する中断番組視聴方法。
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