JP2007333249A - 遠赤外線乾燥器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 衣類や靴などの不定形の被乾燥物に対して、水などで濡れたものを乾燥するための乾燥器としての遠赤外線乾燥器を提供する。
【解決手段】 箱体2の内壁面に遠赤外線ヒーター5を取り付け、その箱体2内に被乾燥物を載置した載物棚6を出し入れ可能に収容し、箱体2の上部に内部の空気を換気する換気ダクト7を設けた。
【効果】 遠赤外線ヒーターから放射された遠赤外線が被乾燥物に照射され、当該被乾燥物の表面を透過して内部から発熱させ、当該被乾燥物を加熱して乾燥させ、短時間の間に効率よく乾燥することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 箱体2の内壁面に遠赤外線ヒーター5を取り付け、その箱体2内に被乾燥物を載置した載物棚6を出し入れ可能に収容し、箱体2の上部に内部の空気を換気する換気ダクト7を設けた。
【効果】 遠赤外線ヒーターから放射された遠赤外線が被乾燥物に照射され、当該被乾燥物の表面を透過して内部から発熱させ、当該被乾燥物を加熱して乾燥させ、短時間の間に効率よく乾燥することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は遠赤外線乾燥器に関するものであって、特に衣類や靴などの不定形の被乾燥物を乾燥する、乾燥器に関するものである。
従来から、穀物などを乾燥するための手段としては、例えば特開平8−14745号公報に示されるように、遠赤外線が広く使用されているが、衣類などの不定形の被乾燥物の乾燥のためには使用されることがなかった。
しかしながら通常の電熱ヒーターで乾燥する場合に比べて、遠赤外線は被乾燥物に対する透過力が強く、被乾燥物の内部から加熱して乾燥するため、庫内の温度を不必要に高めることなく有効に乾燥することができる。
特開平8−14745号公報
そこで本発明においては、特に衣類や靴などの不定形の被乾燥物に対して、水などで濡れたものを乾燥するための乾燥器としての遠赤外線乾燥器を提供することを目的とするものである。
而して本発明は、箱体の内壁面に遠赤外線ヒーターを取り付け、その箱体内に被乾燥物を載置した載物棚を出し入れ可能に収容し、箱体の上部に内部の空気を換気する換気ダクトを設けたことを特徴とするものである。
本発明においては、前記箱体内の気圧を絶対圧力400mmHg以下にまで減圧する減圧ポンプを設けることが好ましい。また前記遠赤外線ヒーターとしては、遠赤外線を放出する平面を有するパネルヒーターであることが好ましい。
本発明によれば、遠赤外線ヒーターから放射された遠赤外線が被乾燥物に照射され、当該被乾燥物の表面を透過して内部から発熱させ、当該被乾燥物を加熱して乾燥させ、短時間の間に効率よく乾燥することができる。
また遠赤外線は被乾燥物中のバクテリア類に対しても発熱作用を生じ、通常の熱風や加熱処理によっては殺菌できないような、被乾燥物の内部のバクテリア類に対しても殺菌作用を生じる。さらに請求項2の発明によれば、80℃程度の低温においても、高い滅菌作用を有する。
以下本発明の実施の形態を図面に従って説明する。図1は本発明の遠赤外線乾燥器1を示すものであって、箱体2の前面をドア3により開閉し得るようになっており、底面に設けたキャスター4により移動し得るようになっている。
そして当該箱体2の奥の内壁面には、遠赤外線ヒーター5が取り付けられている。当該遠赤外線ヒーター5はパネル状であって、その表面は平面であって、加熱により遠赤外線を放射するセラミックが塗装されている。
また箱体2内には載物棚6が収容されており、前面のドア3から出し入れ可能となっている。この載物棚6は金属棒や金網などを組み合わせて構成し、載物棚6に載置された被乾燥物への遠赤外線の照射を妨げることがないようにするのが好ましい。
また箱体2の上部には換気ダクト7が設けられており、箱体2内の空気を換気して、被乾燥物の乾燥により生じた水蒸気を排出し、また箱体2内の温度が過度に上昇するのを防止している。
而して載物棚6に被乾燥物を載置して箱体2内に収容し、遠赤外線ヒーター5から遠赤外線を照射することにより、遠赤外線は被乾燥物の内部にまで透過して、被乾燥物を内部から発熱させ、水分を放散させて乾燥する。また遠赤外線は箱体2の内壁面や載物棚6で反射して、被乾燥物をあらゆる方向から照射することとなり、被乾燥物を効率よく乾燥するととができる。
さらに箱体2内の圧力を減圧する減圧ポンプを設けるのが好ましい。箱体2内を絶対圧力400mmHg以下にまで減圧することにより水の沸点が80℃以下にまで低下し、遠赤外線により加熱されたバクテリアを比較的低い温度で死滅させることができ、被乾燥物を乾燥すると共に滅菌することができる。
1 遠赤外線乾燥器
2 箱体
5 遠赤外線ヒーター
6 載物棚
7 換気ダクト
2 箱体
5 遠赤外線ヒーター
6 載物棚
7 換気ダクト
Claims (3)
- 箱体(2)の内壁面に遠赤外線ヒーター(5)を取り付け、その箱体(2)内に被乾燥物を載置した載物棚(6)を出し入れ可能に収容し、箱体(2)の上部に内部の空気を換気する換気ダクト(7)を設けたことを特徴とする、遠赤外線乾燥器
- 前記箱体(2)内の気圧を絶対圧力400mmHg以下にまで減圧する減圧ポンプを設けたことを特徴とする、請求項1に記載の遠赤外線乾燥器
- 前記遠赤外線ヒーター(5)が、遠赤外線を放出する平面を有するパネルヒーターであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の遠赤外線乾燥器
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006162857A JP2007333249A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 遠赤外線乾燥器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006162857A JP2007333249A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 遠赤外線乾燥器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007333249A true JP2007333249A (ja) | 2007-12-27 |
Family
ID=38932888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006162857A Pending JP2007333249A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 遠赤外線乾燥器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007333249A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0225682A (ja) * | 1988-07-13 | 1990-01-29 | Yasuro Kuratomi | 遠赤外線放射低温乾燥機 |
JPH0375752U (ja) * | 1989-11-24 | 1991-07-30 | ||
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JP2005233486A (ja) * | 2004-02-18 | 2005-09-02 | Haruo Hirose | 乾燥方法とその装置 |
-
2006
- 2006-06-12 JP JP2006162857A patent/JP2007333249A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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