JP2007313507A - フィルタ材料 - Google Patents
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Abstract
【課題】 高密度吸収性粒子を有するフィルタ材料を提供する。
【解決手段】 オープンポアポリウレタンフォーム支持体(20)は、単一ステップでフォーム膨潤化剤となる溶媒に溶解された熱可塑性接着剤溶液により含浸されるか、又は連続した2ステップでまず、フォーム膨潤化溶液で、次いでフォームが膨潤された後熱可塑性樹脂溶液で処理されてポア(22)の表面(25)上に接着層(40)を形成する。活性炭である吸収性粒子(30)は、膨潤されたフォームが所望する密度のカーボン粒子が充填されるまで導入される。含浸され充填されたフォームはその後室温で乾燥され、フォーム支持体が元の体積となるまでフォーム膨潤化溶媒が蒸発される。
【選択図】図1
【解決手段】 オープンポアポリウレタンフォーム支持体(20)は、単一ステップでフォーム膨潤化剤となる溶媒に溶解された熱可塑性接着剤溶液により含浸されるか、又は連続した2ステップでまず、フォーム膨潤化溶液で、次いでフォームが膨潤された後熱可塑性樹脂溶液で処理されてポア(22)の表面(25)上に接着層(40)を形成する。活性炭である吸収性粒子(30)は、膨潤されたフォームが所望する密度のカーボン粒子が充填されるまで導入される。含浸され充填されたフォームはその後室温で乾燥され、フォーム支持体が元の体積となるまでフォーム膨潤化溶媒が蒸発される。
【選択図】図1
Description
本発明は、概ね空気又は他の流体流から汚染物質を除去するためのフィルタ材料の製造方法に関する。より詳細には、本発明は、フォーム化支持体の開孔表面に結合された吸収性粒子を有する開孔を備えたフォーム化支持体から形成されるフィルタ材料を製造するための製造方法に関する。
粉体材料を含有する多孔質支持体から形成されるフィルタ材料は、当業界において良く知られている。例えば、ポール(Pall)等に付与された米国特許第3,238,056号では、ポアの割合が25μm以上約150μmの範囲とされた多孔質材料支持体を有し、そのフィルタ特性が支持体のポア径を25μm以下にするよう低減させるような量の粉体材料を含浸させることにより改質されたフィルタが開示されている。この粉体材料は、少なくとも5%、より好ましくは少なくとも25%のファイバ性の材料と、ファイバ性ではない粉体材料から構成される粒子材料の流動性スラリに基体材料を接触させて基体のポア内に堆積される。ポール等は、表面から表面にわたって延びたポアを備え、ポリウレタン又はこれ以外のフォームといったいかなる多孔質材料をも用いることができることを開示しているが、その製造方法については、紙や不織繊維状の棒状体といったフィルタ材料の粗い目を改善するために特に有効であることが記載されている。ポール等は、非ファイバ性の粉体材料として活性炭といったいかなるタイプの粉体材料でも用いることができると記載しているものの、好ましい粉体材料は、繊維状成分としてはガラスファイバーであり、非ファイバ状粉体としては多孔質ケイソウ土であるとしている。
ヨシダ(Yoshida)等による米国特許第3,865,785号においては、活性炭吸収材を含有するポリウレタンフォーム材料を製造する方法が開示されている。この開示の方法によれば、活性炭粒子は、選択されたポリマー材料固体フィルムでプリコートされる。ポリウレタンフォーム形成組成は、イソシアネートと、ポリエステルと、ポリエーテルとを、活性炭吸収性粒子のコートされた粒子の存在下で反応を行わせ、フォーム化されたフィルタ材料が形成される。活性炭をコーティングするポリマー材料フィルムは、フォーム化された製造物の形成が終了した後、このフォーム化された製造物を、活性炭材料にコーティングされたポリマーコーティングを溶解させるが得られるポリウレタンフォームを実質的に溶解させないような溶媒で処理して除去される。必要に応じて過剰な溶媒を洗浄したり、又はこれ以外の従来からの方法により除去し、ポリウレタンフォームフィルタ材料の熱的な乾燥が行われる。
スモリック(Smolik)による米国特許第4,800,190号では、フォーム状キャリア及び該キャリアの開孔内に含有された異なったサイズの吸収材料を含有するオープンポアフォームを有するフィルタ材料の製造が開示されている。この特許において開示された方法によれば、変性アクリレート、ポリウレタン、シリコンゴム、ポリビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリエステル顆粒又はパウダーといった接着層を、フォーム化されたキャリアに接着剤を含浸させてオープンポアフォームを備えるキャリアに塗布し、第1の比較的大きな吸収性粒子をフォーム化されたキャリアに施すとともに、そのオープンポア内に導入し、その後接着剤を硬化させる前に第2の比較的小さな吸収性粒子をフォーム化されたキャリアに施してそのオープンポア内に導入する。その後、フォーム化されたキャリアは、略150℃の温度とされた乾燥装置を通過され、これらの吸収性粒子のうち、フォーム化されたキャリア又はそのポア内に固定されていない粒子を吸引することによって除去している。
本発明の目的は、高密度吸収性粒子を有するフィルタ材料を製造する方法を提供することにある。
本発明の方法に従えば、オープンポアフォーム支持体は、フォーム膨張剤で処理され、膨張されたポアで画定された表面を粘着層でコートする。活性炭粒子は、ポア内に導入され、接着剤層が内側にコートされたポアの表面に結合される。
本発明の方法の実施例においては、オープンポアを有するポリウレタンフォーム支持体は、フォーム膨潤化剤としても用いられる例えばメチレンクロリドに溶解されたエチレン−酢酸ビニルといった熱可塑性プラスチック接着剤溶液により含浸される。含浸の後、体積で約30%膨潤させることにより、膨潤されたフォームにその所望する炭素粒子含有量が充填されるまで活性炭といった球状及び/又は顆粒状粒子が導入されて、この含浸及び充填されたフォームがその後室温で空気乾燥され、フォーム化支持体が本来の体積となるまで残留溶媒が蒸発され、強固な接着がなされ活性炭粒子が機械的な吸着にフォーム化支持体に結合される。空気乾燥の後、フォーム化支持体は、窒素ガス気流中といった不活性雰囲気中で、例えば約15分間、約120℃といった充分な温度及び時間加熱されて、活性炭粒子の露出した表面をコーティングして残留するメチレンクロリド溶媒を除去して、接着層を軟化させフォーム化された支持体に活性炭をより強固に結合させる。
上述した構成及び種々の特徴及び効果については、添付の図面を持ってする本発明の好適な実施例を説明することにより、より明らかとすることができよう。
図1及び図2には、フィルタ材料10が著しく拡大された断面図として示されている。このフィルタ材料10は、吸収性粒子30を含有する網状にされた(reticulated)オープンポアフォーム化支持体20を備えている。このフォーム化された支持体20のポア22は、従来のフォーム化支持体のように互いに連通しているとともに、フォーム化支持体20の表面にも連通されていて、フォーム化された支持体20を通した通路24の分岐したネットワークを形成して、フォーム化された支持体20が気体及び液体流体に対して多孔性となるようにされている。この網状オープンポアフォーム支持体20は、好適なフォーム膨潤化剤で処理された場合にはオープンポアによる網状構造を溶解しない、又は失わないようなフォーム材料から製造されている。フォーム化支持体を形成するために好適なフォーム化材料としては、ポリウレタンフォーム材料を挙げることができる。しかしながら、適切な膨潤特性を備えていれば別のフォーム化材料であっても支持体20として用いることができる。
吸収性粒子30は、フォーム支持体20のオープンポア構造内に、機械的な結合及びフォーム支持体のオープンポア22の表面24への付着結合の双方により固定される。フィルタ材料10の製造は、フォーム化支持体20をフォーム膨潤化剤で処理し、膨潤されたポア22により形成される表面を接着層40によってコートすることにより行われる。活性炭材料粒子30をポア22内に導入してポア22に形成される表面25に接着層40によって結合させる。その後、フォーム化支持体20が膨張した状態からその本来のサイズと形状に収縮した場合には、活性炭粒子30は、ポア22が収縮するにつれフォーム形成材料自体にトラップされて、活性炭粒子30がフォーム構造体に機械的に接着される。
フィルタ材料10を製造するための1つの方法においては、フォーム化支持体は、単一のステップでフォーム形成剤及び熱可塑性接着剤と接触される。この単一のステップモードにおいては、オープンポアを有するポリウレタンフォームによるフォーム化支持体20は、フォーム膨潤化剤としても用いられる、例えばエチレン−酢酸ビニル接着剤又はポリスチレン接着剤を約10%の濃度でメチレンクロリドに溶解させた溶液といった熱可塑性樹脂を溶解させた溶液により含浸され、ポア構造体を膨張させポア22内及び膨潤されたフォーム化支持体20の通路24内の表面25上に接着層40を形成する。フォーム化支持体20の含浸の後、フォーム化支持体20は、所定の量だけ膨張され、活性炭の球形及び/又は顆粒状粒子30が所望する活性炭粒子をフォーム化支持体へと充填するに充分な量だけ膨潤されたポア内に導入される。フォーム化支持体20は、振られ、振動されても良く、また通路24及びポア22に充分に粒子30が浸透するようにするとともに、ポア及び通路の表面の接着層40に接触するように別の手法が加えられても良い。含浸され充填されたフォーム化支持体20は、その後典型的には空気乾燥されて残留溶媒が蒸発され、フィルム上接着剤と活性炭粒子30とがフォーム化支持体20へと機械的に接着するように、その実質的な本来の体積へと収縮される。空気乾燥の後、フォーム化支持体20は、窒素ガス流中と言った不活性雰囲気中で例えば約15分、約120℃といった充分な時間及び充分な温度で加熱され、望ましくない残留物及び活性炭の露出した表面をコートしている溶媒を除去するとともに、接着剤層を軟化させてさらに活性炭粒子のフォーム化支持体への結合を強固にさせる。ポリウレタンフォームについて言えば、より高い温度ではフォーム構造が損傷してしまうので120℃の温度を超えないことが必要である。
単一のステップモードによりフィルタ材料10を製造するために用いられる接着剤とフォーム膨張溶媒としては、いくつかの組合せを用いることができる。例えば、エチレン−酢酸ビニルを接着剤として用いる場合には、接着剤の溶媒及びフォーム膨張化剤として機能する好適な化合物としては、メチレンクロリド、アセトン、酢酸メチル、ジクロロフロロエタン(HCFC141B)を挙げることができ、記載の順番は、フォーム膨潤化剤としての効果が低くなる順である。ポリスチレンを接着剤として用いる場合には、接着剤の溶媒とフォーム膨潤化剤として機能する化合物としては、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、メチレンクロリド、酢酸メチル、ジクロロフロロエタン(HCFC141B)を挙げることができる。この記載の順は、フォーム膨潤化剤として効果が低くなる順である。
フィルタ材料10を製造するための別の方法としては、フォーム支持体をまずフォーム膨潤化剤と接触させ、その後膨潤したフォーム化支持体を別のステップで熱可塑性接着剤と接触させるものである。この2ステップモードでは、オープンポアの形成されたポリウレタンフォーム支持体20は、まずフォーム膨潤化剤の溶液と接触されてポア構造が膨潤される。この含浸されたフォーム化支持体20を所望する量だけ膨潤させた後、膨潤されたフォーム支持体20は、エチレン−酢酸ビニル接着剤又はポリスチレン接着剤といった熱可塑性接着剤溶液により含浸される。この際、接着剤溶液は、いかなるフォーム膨潤作用を示す必要はない。この2ステップモードでは、フォーム膨潤化剤は、フォーム化支持体20のポア表面を最適に膨潤させるように選択することができ、また接着剤溶液は、膨潤されたフォーム支持体20のポア22及び通路24内の表面25に接着剤層40を形成するために用いられる特定の熱可塑性接着剤を最適に溶解させることができるように選択することができる。接着層40が形成された後、球形及び/又は顆粒状の活性炭粒子30を所望するカーボン含有量がフォーム化支持体へと充填されるまで膨潤されたポア内へと導入する。再びフォーム化支持体20を振動させ、又はまた通路24及びポア22に充分に粒子30が浸透するようにするとともに、ポア及び通路の表面の接着層40に接触するように別の操作が行われても良い。含浸され充填されたフォーム化支持体20は、その後典型的には室温で空気乾燥され、残留する溶媒を蒸発させてフォーム化支持体20をその本来の体積へと戻すように収縮させることでフォーム化支持体20へと活性炭粒子30を強固に結合させるとともに機械的に結合させる。空気乾燥の後、フォーム化支持体20は、窒素ガス流中と言った不活性雰囲気中で約15分間、約120℃で充分な時間及び充分な温度で加熱され、望ましくない残留物及び活性炭の露出した表面をコートしている溶媒を除去するとともに、接着剤層を軟化させてさらに活性炭粒子のフォーム化支持体への結合を強固にさせる。
2テップモードによりフィルタ材料10を製造するために用いられる接着剤とフォーム膨張溶媒としては、いくつかの組合せを用いることができる。例えば、エチレン−酢酸ビニル接着剤を用いる場合には、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)は、エチレン−酢酸ビニルの溶媒とはならないが、フォーム膨潤化溶媒としては極めて有効であり、フォーム膨潤化剤として用いることができるがフォーム膨潤化剤として有効ではなく、エチレン−酢酸ビニルの溶媒として用いることができるテトラヒドロフランといった溶媒も接着剤には用いることができる。ポリウレタンフォームの膨潤化剤及びエチレン−酢酸ビニルの溶媒双方に用いることができる別の化合物としては、例えばメチレンクロリド、アセトン、酢酸メチル、ジクロロフロロメタン(HCFC141B)を挙げることができ、この記載の順は、ポリウレタンフォームの膨潤化剤としての効果が低下する順とされている。また、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)又はテトラヒドロフランとの適切な混合物も用いることができる。接着剤としてポリスチレンが用いられる場合には、例えばアセトンがポリスチレンの溶媒としては有効ではないがフォーム膨潤化剤として用いることができ、テトラヒドロフランといった溶媒はフォーム膨潤化剤としては有効ではないがポリスチレンの溶媒としては有効であり接着剤溶媒として用いることができる。ポリウレタンフォーム膨潤化剤及びポリスチレン溶媒の双方として用いることができる別の化合物としては、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、メチレンクロリド、酢酸メチル、ジクロロメタン(HCFC141B)を挙げることができ、これらの記載の順は、ポリウレタンのフォーム膨潤化剤としての効果が低下する順に記載したものである。
吸収性粒子30としては、図1又は図2にそれぞれ記載した実質的に球形の活性炭又は顆粒状の活性炭のいずれかを添加することができる。吸収性粒子30はまた、活性炭の顆粒状の粒子及び実質的に球形の粒子の混合物を含有していても良い。吸収性粒子30は、圧力又はカレンダロール又はカーボンガンエアストリームを用いてフォーム化支持体20の網状ポア構造体へと添加することができる。いずれの場合にも、本発明により製造される活性炭粒子30のポリウレタンフォームフィルタ材料10における密度は、約0.25g/cc(0.25gm/cm3)付近又はこれ以上とすることができる。
本発明の方法はさらに、後述する実施例を説明することにより理解することができる。3M社製の商品名Jet−melt(登録商標)#3755であるエチレン−酢酸ビニルベースの接着剤8.4gを熱可塑性ポリマー接着剤とし、163gのメチレンクロリドに溶解させた。接着剤の溶解を、溶媒を90°Fに加熱させて行った。直径5.3cm、高さ0.6cm、重量0.48gのフォーム化されたディスクを25ポア/インチの網状ポリウレタンフォームから形成した。このフォームディスクを皿内に配置させ充分な量の溶媒溶液を皿内に注いでディスクを完全に浸した。このディスクを体積で30%膨潤させ、その後膨潤したディスクを溶媒溶液から取り出し過剰な液状の溶媒をおおよそ乾燥するまで滴下させ、清浄な皿に置いて振動台上にセットした。20〜50メッシュ(約1.0mmから0.1mm)の粒径が入り交じった活性炭粒子を膨張したフォームを振動させつつ迅速に注いだ。フォーム化されたディスクを反転させディスクの新たに露出された部分の上に追加の活性炭粒子を注いだ。活性炭は、網状にされたフォーム化ディスクのポア構造の体積を超える体積で加えた。ディスクの振動及び活性炭粒子の添加を、メチレンクロリド溶媒が蒸発して膨潤したディスクが元の体積に収縮するまで続けた。フォーム化ディスクをその後オーブン内に配置し、30℃に加熱して活性炭から残留するメチレンクロリドを除去した。得られたフォーム化フィルタ材料内への活性炭粒子の充填量は、約0.23g/ccであった。
本発明の方法により製造されるフォーム化フィルタは、少なくとも活性炭粒子30がフォーム支持体20へと、粒子30の周囲に膨潤した粒子が収縮して機械的に行われる点、活性炭粒子30の少なくとも一部がフォーム化支持体20へと接着層40によって接着されて結合される点で新規である。活性炭粒子30の大部分は、機械的及び接着の双方によってフォーム支持体へと結合される。このようにして、例えば0.25g/cc(0.25gm/cm3)を超える粒子充填量でフォーム化支持体内への活性炭の高粒子充填が達成できる。
本発明の方法を、本発明を実施するための最良の実施態様を用いて説明してきたが、当業者によれば本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく種々の変更、除外、付加を行うことができることが理解されよう。例えば、ポリウレタンフォームフィルタを製造することに適用することを例にとって説明してきたが、本発明は、別のタイプのフォームから吸収材を含有するフィルタ材料を製造するように接着剤及びフォーム膨潤化剤を選択して変更することも可能である。また、吸収材として活性炭をフォーム化支持体の吸収材とすることを例に取り説明してきたが、本発明の方法は、フォーム化フィルタ材料を製造するために網状フォーム支持体へと吸収材又はこれらの混合物を含有させるために容易に用いることができる。
10…フィルタ材料
20…オープンポアフォーム支持体
22…ポア
24…通路
25…ポア表面
30…吸収性粒子
40…接着層
20…オープンポアフォーム支持体
22…ポア
24…通路
25…ポア表面
30…吸収性粒子
40…接着層
Claims (18)
- 網状のポア構造を有するオープンポアフォーム支持体と、前記フォーム支持体の網状ポア構造に結合された複数の吸収性粒子と、を備え、
前記吸収性粒子の少なくとも一部が、前記フォーム支持体に接着するように結合され、かつ、前記フォーム支持体の膨張状態からの収縮によりこのフォーム支持体に閉じ込められ、これにより前記吸収性粒子の少なくとも一部が前記フォーム支持体に機械的に結合されるフィルタ材料。 - 前記吸収性粒子が、活性炭粒子を備えることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ材料。
- 前記吸収性粒子が、活性炭の顆粒状粒子を備えることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ材料。
- 前記吸収性粒子が、活性炭の顆粒状粒子と球状粒子との混合物を備えることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ材料。
- 前記吸収性粒子の少なくとも一部が、エチレン酢酸ビニルを含む接着剤により前記フォーム支持体に接着するように結合されることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ材料。
- 前記吸収性粒子の少なくとも一部が、ポリスチレンを含む接着剤により前記フォーム支持体に接着するように結合されることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ材料。
- 網状のポア構造を有するオープンポアポリウレタンフォーム支持体と、前記ポリウレタンフォーム支持体の網状ポア構造に結合された複数の活性炭吸収性粒子と、を備え、
前記活性炭吸収性粒子の少なくとも一部が、熱可塑性接着剤により前記ポリウレタンフォーム支持体に接着するように結合され、かつ、前記ポリウレタンフォーム支持体の膨張状態からの収縮によりこのポリウレタンフォーム支持体に閉じ込められ、これにより前記活性炭吸収性粒子の少なくとも一部が前記ポリウレタンフォーム支持体に機械的に結合されるフィルタ材料。 - 網状のポア構造を有するオープンポアフォーム支持体と、前記フォーム支持体の網状ポア構造に結合された複数の吸収性粒子と、を備え、
前記吸収性粒子の少なくとも一部が、接着剤と、前記フォーム支持体の膨張状態からの収縮による閉じこみと、によって前記フォーム支持体に結合されるフィルタ材料。 - 前記吸収性粒子が、活性炭粒子を備えることを特徴とする請求項8に記載のフィルタ材料。
- 前記吸収性粒子が、活性炭の顆粒状粒子と球状粒子との混合物を備えることを特徴とする請求項8に記載のフィルタ材料。
- 前記接着剤が、エチレン酢酸ビニルを含むことを特徴とする請求項8に記載のフィルタ材料。
- 前記接着剤が、ポリスチレンを含むことを特徴とする請求項8に記載のフィルタ材料。
- 網状のポア構造を有するオープンポアフォーム支持体と、前記フォーム支持体の網状ポア構造に結合された複数の吸収性粒子と、を備え、
前記吸収性粒子の少なくとも一部が、前記フォーム支持体の膨張状態からの収縮によって生じる機械的固着により周囲を前記フォーム支持体に結合されるフィルタ材料。 - 前記吸収性粒子が、活性炭粒子を備えることを特徴とする請求項13に記載のフィルタ材料。
- 前記吸収性粒子が、活性炭の顆粒状粒子と、活性炭の球状粒子と、活性炭の顆粒状粒子および球状粒子の混合物と、よりなるグループから選択されることを特徴とする請求項13に記載のフィルタ材料。
- 前記吸収性粒子の前記一部における少なくとも一部が、前記フォーム支持体に接着剤によって結合されていることを特徴とする請求項13に記載のフィルタ材料。
- 前記接着剤が、エチレン酢酸ビニルを含むことを特徴とする請求項16に記載のフィルタ材料。
- 前記接着剤が、ポリスチレンを含むことを特徴とする請求項16に記載のフィルタ材料。
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