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JP2007172802A - 多重化ストリームの情報区切り位置検出方法及び音声ディジタル放送記録装置及び記録制御方法 - Google Patents

多重化ストリームの情報区切り位置検出方法及び音声ディジタル放送記録装置及び記録制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】放送信号内に含まれるオブジェクトの属性情報と、オブジェクトの無音部より、ユーザ所望の楽曲を不要なデータのない状態で自動的に記録することができるようにする。
【解決手段】その為に、多重化ストリームを受信する受信手段と、受信手段で受信した多重化ストリームを音声データとセクションに分離するストリーム分離手段と、音声データをデコードするデコーダ手段と、音声データを記録する記録手段と、デコードした音声データから無音部を検出する無音検出手段と、記録手段で自動的に記録すべきデータの属性情報を設定することができる記録属性設定手段と、セクションに含まれる音声データの属性情報と、記録属性設定手段で設定されている属性情報とを比較する属性比較手段と、比較結果より、音声データを記録するか否かを判断し、無音検出点から記録を開始させる記録制御手段を有する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、多重化ストリームの情報区切り位置検出方法及び声ディジタル放送記録装置及び記録制御方法に関し、特に放送信号の中の例えば指定楽曲を記録するときの処理を改良したものである。
現在、ディジタル放送の番組中に楽曲等(オブジェクト)が配信される場合がある。このような環境で用いられる受信装置あるいは記録装置として、所望の楽曲を記録媒体(ハードディスクあるいは半導体メモリ)に記録保存する装置も開発されている(特許文献1)。
特開2001−352517公報
上記した技術では、記録終了がユーザによって行われた場合、その為、例えば音楽を保存領域に記録する場合、曲の最後で記録が終了されず、次に流れる音が一緒に記録されてしまう可能性がある。また属性情報を検出して自動化すると、属性情報が楽曲に先行して送られてくるので、楽曲が最後まで記録されないこともある。
そこで本発明は、放送信号内に含まれる番組の属性情報と、オブジェクトの無音部検出を利用して、不要なデータが所望の記録番組の前後に混入せず、ユーザ所望の楽曲を自動的に記録することができる多重化ストリームの情報区切り位置検出方法及び声ディジタル放送記録装置及び記録制御方法を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、多重化ストリームを受信する受信手段100、110と、前記受信手段で受信した多重化ストリームを音声データとセクションに分離するストリーム分離手段120と、前記音声データをデコードした音声信号の無音期間を検出する無音検出手段170と、を有した多重化ストリームの情報区切り位置検出方法であって、前記セクションに含まれる音声データの属性情報を検出し、次に前記無音検出手段が最初に無音期間を検出したときに前記音声信号の区切りを設定するための信号を出力することを特徴とする。
上記した手段により、属性情報の検出と無音期間の検出との両方を併用することにより、安定して音声信号などの区切り位置を特定できることになる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係わる音声ディジタル放送受信記録装置について説明する。図1は、本発明に係わる音声ディジタル放送受信記録装置1の構成例を示すブロック図である。
<構成と各部機能>
音声ディジタル放送受信記録装置1はアンテナ100を有する。このアンテナ100はディジタル音声放送信号を受信する。アンテナはチューナ110に接続されている。このチューナ110はアンテナ100で受信した放送信号のチャンネルのうち、所望のものを選択する。チューナ110の出力端はMPEG2−TS分離部120(MPEG:Moving Picture Expert Group、TS:Transport Stream)に接続されている。このMPEG2−TS分離部120は、多重化されている放送信号に含まれる例えば音声信号(音声PES)、属性情報(EITセクション)等を分離するものである。MPEG2−TS分離部120の2つの出力端子は、音声PESバッファ130(PES:Packetized Elementary Stream)と、EITセクションバッファ160(EIT:Event Information Table)にそれぞれ接続されている。
上記の音声PESバッファ130は、音声データを一時的に保存するものである。音声PESバッファ130の出力端子は音声デコーダ140に接続されている。音声デコーダ140は、音声信号をスピーカ150で再生できる形式にデコードするものである。
上記のEITセクションバッファ160は、曲名、歌手名等の属性情報を含むEITセクションを一時的に保存するものである。EITセクションバッファ160の出力端子は、楽曲属性比較部180に接続されている。また、楽曲属性比較部180には記録楽曲属性データ保持部200が接続されている。楽曲属性比較部180の出力端子は記録制御部190の信号入力端子に接続されている。
また上記の音声デコーダ140の出力端子は、さらに無音検出部170に接続されている。この無音検出部170は、デコードされた音声信号の無音部を検出するものである。無音検出部170の無音検知信号は、記録制御部190の信号入力端子に供給される。
記録制御部190の楽曲記録信号はスイッチSWの制御端子に接続されている。ここで音声PESバッファ130の出力端子は、スイッチSWを介して記録バッファ210に接続されている。記録バッファ210は記録装置220に接続されている。
上記の記録楽曲属性データ保持部200は、ユーザによって設定された記録すべき楽曲の曲名、歌手名等の属性情報を保存するものである。楽曲属性比較部180は、EITセクションバッファ160から供給される受信した属性情報と、記録楽曲属性データ保持部200に設定されている設定属性情報の一覧とを比較するものである。記録制御部190は、楽曲属性比較部180の比較結果に応じて、スイッチSWのオン/オフを制御するものである。
スイッチSWは、音声PESバッファ130から記録バッファ210への接続をオン又はオフする。記録バッファ210は記録装置220に記録するデータを一時的に保存しておくものである。
この音声ディジタル放送受信記録装置1内の各部には、制御部230の制御信号が接続されている(図示せず)。制御部230には、楽曲属性比較部180、記録制御部190、記録楽曲属性データ保持部200が含まれる。この制御部230は、音声ディジタル放送受信記録装置1の各部の機能を統括的に制御するものである。
<動作>
アンテナ100で放送信号が受信されると、チューナ110は受信した放送信号のうち任意の放送信号を選択し、MPEG2−TS分離部120に出力する。MPEG2−TS分離部120は、供給された多重化放送信号を音声信号(音声PES)、属性情報(EITセクション)に分離する。そして音声PESは音声PESバッファ130へ、EITセクションはEITセクションバッファ160へそれぞれ出力され、一時的に格納される。音声デコーダ140は、音声PESをデコードし、スピーカ150で再生させる。同時にデコードした音声データを無音検出部170に出力する。無音検出部170は無音であることを示す無音検知信号を記録制御部190へ送信する。
また、EITセクションバッファ160は、EITセクションを後段の楽曲属性比較部180に出力する。ここで、記録楽曲属性データ保持部200には、ユーザによって複数の記録すべき楽曲の属性情報が設定されている。楽曲属性比較部180は、EITセクションからの属性情報と、記録楽曲属性データ保持部200に設定されている属性情報とを比較する。楽曲属性比較部180の比較結果で、一致するものが見つかった場合、記録制御部190に楽曲属性一致信号を送信する。
記録制御部190は、楽曲属性一致信号と無音検知信号とを用いて楽曲記録信号を生成し、スイッチSWを制御する。スイッチSWが導通状態になると、音声PESバッファ130から記録バッファ210へ、音声PESが出力され一時的に保存される。記録バッファ210に格納された音声PESは、その後記録装置220に記録される。またこのとき、記録制御部190は、属性が一致したことの判定結果を得て、次に無音検出部170が最初に無音検出したときに記録情報の区切りを設定するための信号を出力する。そしてこの信号を、記録情報の区切りマークとして、記録情報と共に記録装置220に記録する。このようにすることで、音声データの再生時に区切りマークを検出し、曲間サーチ、ジャンプなどを行うときに便利である。
上記の説明では、楽曲属性比較部180がEITセクションからの属性情報と、記録楽曲属性データ保持部200に設定されている属性情報とを比較し、比較結果で、一致するものが見つかった場合、記録制御部190に楽曲属性一致信号を送信すると説明した。しかし本発明の特徴点は、送信されてきた楽曲属性情報を検出し、次に無音検出部170が最初に無音期間を検出したときに音声信号の区切りを設定するための信号を出力することに最大の特徴がある。つまり、属性情報の検出と無音期間の検出との両方を併用することにより、安定して音声信号などの区切り位置を特定できるというものである。これにより、音声信号の区切りを設定するための信号を例えば、記録情報の区切りマークとして、記録情報と共に記録装置220にて記録することができる。
図2は、ディジタル音声放送におけるMPEG2−TSの構成の一例を示す図である。MPEG2−TS(a)は、一つ188バイトのパケットが列になって構成されている。ペイロード(payload)には、音声PESとEITセクションとが分割されて格納されている。TSヘッダ(TS header)と一つのペイロードで1パケットとなっている。
(b)はMPEG2−TS分離部120によって分離された、MPEG2−TS内のEITセクションを示している。先頭には、セクションの種類によって決められるテーブルID(table ID)と呼ばれるIDが記載されている。
(c)はMPEG2−TS分離部120によって分離された、MPEG2−TS内の音声PESを示している。先頭にはそれぞれ、音声データの再生に係る制御情報を含むPESヘッダ(PES header)が記載されている。
図3は、図2に示したMPEG2−TSの、TSヘッダの構成の一例を示す図である。TSヘッダには、同期バイト(sync byte)、パケットID(PID:packet ID)、アダプテーションフィールドコントロール(adaptation field control)と、アダプテーションフィールド(adaptation field)とが少なくとも含まれている。
同期バイトは、そのTSパケットの先頭を示すものである。PIDは、その音声PES若しくはEITセクションの 種類に応じて付与される識別番号である。このPIDによって、TSパケットのデータの識別を行う。即ちMPEG2−TS分離部120はPIDを元にMPEG2−TSの分離を行う。
アダプテーションフィールドはペイロードのサイズ調整の為のヘッダ拡張部分である。アダプテーションフィールドコントロールはアダプテーションフィールドの状態を示すものである。
図4は、図2に示したMPEG2−TSの、音声PESの構成の一例を示す図である。音声PESは、PESヘッダと、圧縮符号化された音声データであるエレメンタリストリーム(Elementary stream)から構成されている。PESヘッダには、パケット開始符号プリフィックス(packet start code prefix)と、ストリームID(stream id)と、PESパケット長(PES packet length)と、PTSDTSフラグ(pts_dts flags)と、PTS(PTS:Presentation Time Stamp)とが少なくとも含まれている。
パケット開始符号プリフィックスは、PESパケットの先頭であることを示す開始符号である。ストリームIDは、PESパケットの種類を示す識別子である。PESパケット長は、PESパケットの長さを示すものである。パケットの長さは、PESパケット長のフィールドから、PESパケットの最後までの長さである。
PTSは、このパケットの再生を開始させる時刻を示している。PTSDTSフラグは、PTSとDTSの有無を示すフラグである。DTS(DTS:Decoding Time Stamp)とは、このパケットの復号を開始させる時刻を示すものである。
図5は、図2に示したMPEG2−TSの、EITセクションの構成の一例を示す図である。ディジタル音声放送におけるMPEG2−TSに多重されるセクションの種類は複数あるが、構造は基本的に同じである。一般的なセクションは、テーブルID、記述子(descriptor)と、巡回冗長検査(CRC32:Cyclic Redundancy Check 32)とが少なくとも含まれる。
テーブルIDは、セクションの種別を示す識別子である。記述子のフィールドには、ペイロード中のデータの記述子が記載されている。CRC32は、データの正当性を保証するものである。
また、本発明に係るEITセクションでは、記述子はショートイベント述子(short event descriptor)と、拡張イベント記述子(extended event descriptor)とで構成されている。拡張イベント記述子はさらに記述子タグ(descriptor tag)と、記述子長(descriptor length)と、曲名、歌手名などの属性情報を含む。
ショートイベント記述子は、一般的なセクションの記述子と同様のものである。記述子タグは、拡張イベント記述子の先頭を示すものである。記述子長は、当フィールドから拡張記述子の最後までの長さを示すものである。以降は、曲名、歌手名など、属性情報が記載されている。
図6は、図2に示したMPEG2−TSの音声PESとEITセクションの多重化の一例を示す図である。楽曲A,B,Cは音声PESのエレメンタリストリームに含まれる音楽データである。EITは、対応する楽曲に先行して送られてくる。つまり、楽曲Aのストリームの中に、楽曲BのためのEITが含まれている。つまり実際の楽曲の切り替わり点より、少しの時間だけ先行してEITが送られてくる。
楽曲属性切替点は、拡張イベント記述子内に含まれる記述子タグが受信された点を示している。楽曲切替点は、音声PESのデコード処理中に、無音部検出部170において無音部が検出されたこと点を示している。
即ち、楽曲Aの記録中に、後続の楽曲Bの属性情報を含むEITセクションを受信する。そして楽曲切替点(最初の無音部)を境にして、楽曲Bの記録を開始している。
これは、受信機の動作のラグを考慮し、EITセクションは、音声データの切り替りより前に受信されるように多重化されている為である。
図7は、制御部230における、ディジタル音声放送の自動記録処理の一例を示すフローチャートである。ユーザが記録を希望する楽曲の属性情報を記録楽曲属性データ保持部200に設定し、処理が開始されるものとする(ステップST1)。
楽曲属性情報Xを受信する(ステップST2)と、属性情報Xが楽曲属性比較部180に供給され、次に、属性情報Xに対応する設定属性情報が記録楽曲属性データ保持部200に設定されてかどうかをチェックする(ステップST3)。属性情報Xに対応する設定属性情報が無い場合には、記録動作が停止操作されているかどうかをチェックし(ステップST4)、ステップST2に戻る。
ステップST3において一致する属性情報が検出された場合、記録制御部190は無音検出部170からの最初の無音検知信号の通知を待つ(ステップST5)。無音検知信号を受信した場合、スイッチSWをオンにし、記録装置220へ楽曲Aの記録処理を開始させる(ステップST6)。
次に、記録を行いながら、次の楽曲属性情報Xの受信を待つ(ステップST7)。楽曲属性情報Xを受信する(ステップST7)と、この属性情報Xに対応する設定属性情報が記録楽曲属性データ保持部200に設定されているかどうかをチェックする(ステップST8)
一致する属性情報が検出された場合、この検出から最初の無音検知信号の通知を待つ(ステップST9)。そして、無音検知信号が通知されると、現在までの楽曲(例えば楽曲A)の記録の終了処理を実行し、次の楽曲(例えば楽曲B)の記録を開始する(ステップST10)。そして、ステップST7に戻り、次の楽曲属性情報の受信を待つことになる。上記のステップST7,ST8,ST9,ST10のルーチンは、たまたまユーザの希望している楽曲A,Bが続けて受信された場合を処理した例である。
ステップST8において、受信した楽曲属性情報Xと一致する設定属性情報が見つからなかった場合、ステップST11に移行し、記録動作の停止操作がされているかどうかをチェックする。停止操作がされていれば、終了するが、停止操作がされていない場合には、ステップST12に移行して、設定している楽曲はすべて記録が済んだかどうかをチェックする。設定している楽曲のすべての記録が完了していれば、終了する。終了していない場合には、最初の無音検知が来たときに、今まで記録していた楽曲の記録終了処理を行い、ステップST2に戻る。
図8は、楽曲属性一致信号と無音検知信号とを用いて楽曲記録信号を生成するタイミングチャートである。この図8は、楽曲Bの記録開始と、記録終了を行った際を例としている。
(a)は楽曲属性比較部180から記録制御部190へ通知される楽曲属性一致信号である。ハイレベル状態が、楽曲B属性情報の一致信号が送信されているときを示している。(b)は、無音検出部170から記録制御部190へ通知される最初の無音検知信号である。最初としたのは、楽曲属性検知した後から最初のという意味である。ハイレベル状態が、無音検知信号が送信されているときを示している。(c)は、記録制御部190からスイッチSWを制御する為の楽曲記録信号である。ハイレベル状態が、楽曲記録信号が送信され、スイッチSWがオンになっていることを示している。
記録楽曲属性データ保持部200には、楽曲Bの属性情報と一致するものが設定されているとする。ここで、楽曲Bの属性情報を含むEITセクションを受信したとすると、楽曲属性一致信号(a)がハイとなり、楽曲属性一致信号が送信される。記録制御部190に楽曲属性一致信号が供給されている状態で最初の無音検知信号(b)がハイとなると、楽曲記録信号(c)が送信され、記録処理が実行される状態となる。これにより楽曲Bの記録が開始される。
次に、楽曲Cの属性情報を含むEITセクションを受信する。しかし一致する属性情報が検出されなかった為、楽曲属性一致信号(a)はローとなる。そして次に最初の無音検知信号(b)がハイとなる時点で、楽曲記録信号(c)がローとなることにより、記録処理が終了される。
上記したように、ディジタル音声放送の楽曲の記録を行う際、属性情報を記録するか否かの判断に使用し、無音検出点から記録を開始させるようにしている。その為、ユーザ所望の楽曲を欠落や不要なデータのない状態で、綺麗に記録することが可能となる。
ここで、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではない。属性情報はMPEG2−TSに含まれるものであればいくつ設定しても本発明の実施に何ら影響はない。
また、記録の開始と終了は無音検出点で行うとしたがこれに限定されるものではない。オブジェクトが切り替ったことを示す手段であれば如何なるものを用いても本発明の趣旨を逸脱することはない。
またさらに、本発明の目的は、ディジタル音声放送の楽曲の記録だけに限定されない。オブジェクトの内容が映像であっても、同様の手段を用いて本発明を実施することが出来る。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
図1は、本発明に係わる音声ディジタル放送受信記録装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、ディジタル音声放送におけるMPEG2−TSの構成の一例を示す図である。 図3は、図2に示したMPEG2−TSの、TSヘッダの構成の一例を示す図である。 図4は、図2に示したMPEG2−TSの、音声PESの構成の一例を示す図である。 図5は、図2に示したMPEG2−TSの、EITセクションの構成の一例を示す図である。 図6は、図2に示したMPEG2−TSの音声PESとEITセクションの多重化の一例を示す図である。 図7は、制御部における、ディジタル音声放送の自動記録処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、楽曲属性一致信号と無音検知信号とを用いて楽曲記録信号を生成するタイミングチャートである。
符号の説明
1…音声ディジタル放送受信記録装置、100…アンテナ、110…チューナ、120…MPEG2−TS分離部、130…音声PESバッファ、140…音声デコーダ、150…スピーカ、160…EITセクションバッファ、170…無音検出部、180…楽曲属性比較部、190…記録制御部、200…記録楽曲属性データ保持部、210…記録バッファ、220…記録装置、230…制御部。

Claims (9)

  1. 多重化ストリームを受信する受信手段と、前記受信手段で受信した多重化ストリームを音声データとセクションに分離するストリーム分離手段と、前記音声データをデコードした音声信号の無音期間を検出する無音検出手段と、を有した多重化ストリームの情報区切り位置検出方法であって、
    前記セクションに含まれる音声データの属性情報を検出し、
    次に前記無音検出手段が最初に無音期間を検出したときに前記音声信号の区切りを設定するための信号を出力することを特徴とする多重化ストリームの情報区切り位置検出方法。
  2. 前記音声信号の区切りを設定するための信号を、記録情報の区切りマークとし、前記記録情報と共に記録手段にて記録することを特徴とする請求項1記載の多重化ストリームの情報区切り位置検出方法。
  3. 多重化ストリームを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した多重化ストリームを音声データとセクションに分離するストリーム分離手段と、
    前記音声データをデコードするデコーダ手段と、
    記録手段と、
    前記記録手段で自動的に記録すべきデータの属性情報を複数設定することができる属性設定手段と、
    前記セクションに含まれる音声データの属性情報と前記属性設定手段で設定されている属性情報を比較し、属性が一致するか否かを判定する属性比較手段と、
    前記デコードした音声データから無音部を検出する無音検出手段と、
    前記属性比較手段が前記属性一致の判定結果を得て、次に前記無音検出手段が最初に無音検出したときに前記記録手段に記録を開始させ、また、記録中であった場合は、最初に無音検出したときに記録を停止させる記録制御手段と、
    を有することを特徴とする音声ディジタル放送記録装置。
  4. 前記多重化ストリームは、属性情報より後れて音声データが多重化されている構成を有することを特徴とする請求項3載の音声ディジタル放送記録装置。
  5. 前記セクションは、音声データに関する複数の属性情報を有することを特徴とする請求項3載の音声ディジタル放送記録装置。
  6. 前記記録制御手段は、前記デコーダ手段と前記記録手段の間に設けられているスイッチを制御する手段を有する請求項3記載の音声ディジタル放送記録装置。
  7. 多重化ストリームを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した多重化ストリームを音声データとセクションに分離するストリーム分離手段と、
    前記音声データをデコードするデコーダ手段と、
    記録手段と、
    前記記録手段で自動的に記録すべきデータの属性情報を複数設定することができる属性設定手段と、
    前記セクションに含まれる音声データの属性情報と前記属性設定手段で設定されている属性情報を比較し、属性が一致するか否かを判定する属性比較手段と、
    前記デコードした音声データから無音部を検出する無音検出手段と、
    前記属性比較手段が前記属性一致の判定結果を得て、次に前記無音検出手段が最初に無音検出したときに前記記録手段に前記音声データの記録を開始させ、また、記録処理中に新たに属性情報を受信することなく最初に無音検出したときに記録を停止させるが、記録処理中に新たに属性情報を受信し、かつこの属性情報が前記属性設定手段で設定されている属性情報と一致した場合、次の最初の無音検出点で今までの楽曲記録の終了を行うと共に、次の楽曲の記録開始を行わせる記録制御手段と、
    を有することを特徴とする音声ディジタル放送記録装置。
  8. 多重化ストリームを受信する受信手段と、前記受信手段で受信した多重化ストリームを音声データとセクションに分離するストリーム分離手段と、前記音声データをデコードするデコーダ手段と、前記音声データを記録する記録手段と、前記記録手段で自動的に記録すべきデータの属性情報が設定されている属性設定手段とを有する音声ディジタル放送記録装置において、
    前記セクションに含まれる音声データの属性情報と、前記属性設定手段で設定されている属性情報とを比較し、
    前記比較された属性情報が一致した場合、前記デコードした音声データに無音部があるかどうかを検出し、
    前記無音部が検出されたとき前記記録部に記録を開始させるか、又は、記録動作中で新たに属性情報を受信することなく最初に無音検出したときには前記記録部に記録動作を終了させる
    ことを特徴とする記録制御方法。
  9. 記録処理中に新たに属性情報を受信し、かつこの属性情報が前記属性設定手段で設定されている属性情報と一致した場合、次の最初の無音検出点で今までの楽曲記録の終了を行うと共に、次の楽曲の記録開始を行わせることを特徴とする請求項8記載の記録制御方法。
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