JP2007072487A - 電子写真感光体とその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】導電性支持体上に少なくとも感光層と、バインダー樹脂およびフィラーを含有する表面層の積層で構成される電子写真感光体の製造方法において、バインダー樹脂を加えないでフィラーを溶媒に分散する工程の後、バインダー樹脂の溶解液と混合することにより該表面層を形成する塗工液を作成することを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
【選択図】図1
Description
本発明の電子写真感光体およびそれを用いた電子写真プロセスは、複写機、ファクシミリ、レーザープリンタ、ダイレクトデジタル製版機等に応用される。
また、特許文献3(特開平08−006271号公報)に記載の方法は、分散剤を電荷発生物質の粒子表面に吸着することで分散安定性を高めることを目的としており、本発明のような表面層に添加するフィラーに吸着させる分散剤とは組成や構造が全く異なるものである。
また、特許文献4(特開平06−332219号公報)に記載の方法は、フィラーを含む表面層用塗工液の分散に関するものであるが、表面層にバインダー樹脂を加える場合にはフィラーとバインダー樹脂を混合して分散するものであり、バインダー樹脂がフィラー粒子の粉砕を妨げるクッションのように働くため粉砕効率が極めて悪く、バインダー樹脂を加えないで分散を行なう本発明とは異なるものである。
また、特許文献16(特開2000−003049号公報)に記載のものは電荷輸送層用塗工液から吸着材を用いて有機酸を除去するという方法であり、対象とする層も、除去対象とするイオンも本発明とは異なる。
特に分散溶媒として、ケトン類、エーテル類を用いることで、フィラーと分散剤の溶解バランスが良くなるため、フィラーのさらなる小粒径化が可能となり、分散安定性をより向上させることができる。
フィラーとしては、有機顔料よりも、無機顔料のほうが硬度は高く耐摩耗性に優れている。無機顔料の中でもシリカ、アルミナ、酸化チタンは特に耐摩耗性に優れる材料であり、表面層に含有させることで高耐久な感光体を得ることができる。
また、上記課題は、本発明の(13)「少なくとも帯電手段、画像露光手段、現像手段、転写手段、クリーニング手段、除電手段及び電子写真感光体を具備してなる電子写真装置であって、該電子写真感光体として前記第(12)項に記載の電子写真感光体を用いることを特徴とする電子写真装置」により達成される。
また、第2群の本発明の電子写真感光体の製造方法によれば、粉砕工程での温度上昇を20℃以下に抑えることで、分散安定性に優れたフィラー含有表面層用塗工液を作成でき、これを用いることにより、高耐久で繰返し使用に対し安定な高画質画像を作像できる感光体の提供が可能となる。また、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、あるいはそれらの構造を含む共重合体、ポリカルボン酸、有機脂肪酸が分散剤として良好に機能するため、より分散安定性に優れたフィラー含有表面層用塗工液を作成でき、これを用いることにより高耐久で繰返し使用に対し安定な高画質画像を作像できる感光体の提供が可能となる。また、ケトン類、エーテル類を用いることでより分散安定性に優れたフィラー含有表面層用塗工液を作成でき、これを用いることにより高耐久で繰返し使用に対し安定な高画質画像を作像できる感光体の提供が可能となる。また、分散安定性に優れたフィラー含有表面層用塗工液を作成でき、無機顔料を用いることで耐摩耗性が向上するため、より高耐久で繰返し使用に対し安定な高画質画像を作像できる感光体の提供が可能となる。また、分散安定性に優れたフィラー含有表面層用塗工液を作成でき、シリカ、アルミナ、酸化チタンを用いることでさらに耐摩耗性が向上するため、より高耐久で繰返し使用に対し安定な高画質画像を作像できる感光体の提供が可能となる。また、ボールミルを用いることで粉砕時の温度上昇を小さく抑えることができるため、より分散安定性に優れたフィラー含有表面層用塗工液を作成でき、これを用いることにより高耐久で繰返し使用に対し安定な高画質画像を作像できる感光体の提供が可能となる。また、ボールミルにφ1mm以上φ10mm以下のアルミナボールを用いることで粉砕時の温度上昇をより小さく抑えることができるため、より分散安定性に優れたフィラー含有表面層用塗工液を作成でき、これを用いることにより高耐久で繰返し使用に対し安定な高画質画像を作像できる感光体の提供が可能となる。また、分散安定性に優れたフィラー含有表面層用塗工液を作成でき、電荷輸送物質を用いることで、高感度で耐久性に優れ、繰返し使用に対し安定な高画質画像を作像できる感光体の提供が可能となる。また、分散安定性に優れたフィラー含有表面層用塗工液を作成でき、高分子電荷輸送物質を用いることで、高感度でより耐久性に優れ、繰返し使用に対して安定な高画質画像を作像できる感光体の提供が可能となるという優れた効果を奏する。 さらに、第3群の本発明の電子写真感光体の製造方法によれば、塩素イオン濃度を1ppm以下に規定することで分散安定性に優れたフィラー含有表面層用塗工液が作成できるため、高耐久で繰返し使用に対し安定な高画質画像を作像できる感光体の提供が可能となる。また、イオン吸着材を用いて溶媒中の塩素イオン濃度を1ppm以下に低減することにより、分散安定性に優れたフィラー含有表面層用塗工液が作成できるため、高耐久で繰返し使用に対し安定な高画質画像を作像できる感光体の提供が可能となる。また、イオン吸着剤として、活性白土、フロリジル、塩基性アルミナを用いることでより多くの塩素イオンを除去することができ、分散安定性に優れたフィラー含有表面層用塗工液が作成できるため、高耐久で繰返し使用に対し安定な高画質画像を作像できる感光体の提供が可能となる。また、分散剤を添加することで、より分散安定性に優れたフィラー含有表面層用塗工液を作成でき、これを用いることにより高耐久で繰返し使用に対し安定な高画質画像を作像できる感光体の提供が可能となる。また、分散剤としてポリエステル樹脂、アクリル樹脂、あるいはそれらの構造を含む共重合体、モノカルボン酸、有機脂肪酸は良好に機能するため、より分散安定性に優れたフィラー含有表面層用塗工液を作成でき、これを用いることにより高耐久で繰返し使用に対し安定な高画質画像を作像できる感光体の提供が可能となる。また、分散安定性に優れたフィラー含有表面層用塗工液を作成でき、無機顔料を用いることで耐摩耗性が向上するため、より高耐久で繰返し使用に対し安定な高画質画像を作像できる感光体の提供が可能となる。また、分散安定性に優れたフィラー含有表面層用塗工液を作成でき、シリカ、アルミナ、酸化チタンを用いることでさらに耐摩耗性が向上するため、より高耐久で繰返し使用に対し安定な高画質画像を作像できる感光体の提供が可能となる。また、分散安定性に優れたフィラー含有表面層用塗工液を作成でき、電荷輸送物質を用いることで、高感度で耐久性に優れ、繰返し使用に対し安定な高画質画像を作像できる感光体の提供が可能となる。また、分散安定性に優れたフィラー含有表面層用塗工液を作成でき、高分子電荷輸送物質を用いることで、高感度でより耐久性に優れ、繰返し使用に対して安定な高画質画像を作像できる感光体の提供が可能となるという優れた効果を奏する。
本発明に用いられるフィラーとしてはメラミン樹脂粒子、シリコーン樹脂粒子等の有機顔料、酸化チタン、シリカ、酸化錫、アルミナ、酸化ジルコニウム、酸化インジウム、窒化ケイ素、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム等の無機顔料が挙げられるが、特に良好なものとしてシリカ、アルミナ、酸化チタンが挙げられる。
(1)ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、シアノ基、ニトロ基。
(2)アルキル基としては、上記のR1、R2、R3と同様のものが挙げられる。
(3)アルコキシ基としては、アルキル基は(2)で定義したアルキル基を表わす。具体的には、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、i−プロポキシ基、t−ブトキシ基、n−ブトキシ基、s−ブトキシ基、i−ブトキシ基、2−ヒドロキシエトキシ基、2−シアノエトキシ基、ベンジルオキシ基、4−メチルベンジルオキシ基、トリフルオロメトキシ基等が挙げられる。
(4)アリールオキシ基としては、アリール基としてフェニル基、ナフチル基が挙げられる。これは、C1〜C4のアルコキシ基、C1〜C4のアルキル基またはハロゲン原子を置換基として含有しても良い。具体的には、フェノキシ基、1−ナフチルオキシ基、2−ナフチルオキシ基、4−メチルフェノキシ基、4−メトキシフェノキシ基、4−クロロフェノキシ基、6−メチル−2−ナフチルオキシ基等が挙げられる。
(5)置換メルカプト基またはアリールメルカプト基としては、具体的にはメチルチオ基、エチルチオ基、フェニルチオ基、p−メチルフェニルチオ基等が挙げられる。
(6)アルキル置換アミノ基としては、アルキル基は(2)で定義したアルキル基を表わす。具体的には、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、N−メチル−N−プロピルアミノ基、N,N−ジベンジルアミノ基等が挙げられる。
(7)アシル基としては、具体的にはアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、マロニル基、ベンゾイル基等が挙げられる。
電荷輸送物質とバインダー樹脂から構成される電荷輸送層上にフィラーを含む表面層を設ける場合、電荷輸送層に用いられたバインダー樹脂とフィラー層に用いられるバインダー樹脂の構造は同じでも異なっていても構わない。
図1は、本発明に使用する電子写真感光体の構成例を表わす断面図であり、導電性支持体(1)上に電荷発生物質と電荷輸送物質を主成分とする単層感光層(2)が設けられ、その上にフィラーを含む表面層(3)が設けられている。
図2は、本発明の電子写真感光体の他の構成例を表わす断面図であり、導電性支持体(1)上に電荷発生物質を主成分とする電荷発生層(4)と電荷輸送物質を主成分とする電荷輸送層(5)とが積層され、そらにその上にフィラーを含む表面層(3)が設けられている。
導電性支持体としては、体積抵抗1010Ω以下の導電性を示すもの、例えばアルミニウム、ニッケル、クロム、ニクロム、銅、銀、金、白金、鉄などの金属、酸化スズ、酸化インジウムなどの酸化物を、蒸着またはスパッタリングによりフィルム状もしくは円筒状のプラスチック、紙等に被覆したもの、あるいはアルミニウム、アルミニウム合金、ニッケル、ステンレスなどの板およびそれらをD.I.,I.I.,押出し、引き抜きなどの工法で素管化後、切削、超仕上げ、研磨などで表面処理した管などを使用することができる。
はじめに、電荷発生層について説明する。電荷発生層は、電荷発生物質を主成分とする層で、必要に応じてバインダ−樹脂を用いることもある。電荷発生物質としては、無機系材料と有機系材料を用いることができる。
前者の方法には、真空蒸着法、グロー放電分解法、イオンプレーティング法、スパッタリング法、反応性スパッタリング法、CVD法等が用いられ、上述した無機系材料、有機系材料が良好に形成できる。
以上のようにして設けられる電荷発生層の膜厚は、0.01〜5μm程度が適当であり、好ましくは0.05〜2μmである。
電荷輸送層は、電荷輸送物質とバインダー樹脂とを共に溶解、塗工し電荷輸送層として使用できる。バインダー樹脂としてはフィルム性の良いポリカーボネート(ビスフェノールAタイプ、ビスフェノールZタイプ、ビスフェノールCタイプ、あるいはこれら共重合体)、ポリアリレート、ポリスルフォン、ポリエステル、メタクリル樹脂、ポリスチレン、酢酸ビニル、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂などが用いられる。これらのバインダーは、単独または2種以上の混合物として用いることができる。
式中、R15,R16,R17,R18は置換もしくは無置換のアリール基、Ar13,Ar14,Ar15,Ar16は同一又は異なるアリレン基、Y1,Y2,Y3は単結合、置換もしくは無置換のアルキレン基、置換もしくは無置換のシクロアルキレン基、置換もしくは無置換のアルキレンエーテル基、酸素原子、硫黄原子、ビニレン基を表わし同一であっても異なってもよい。X,k,jおよびnは、(I)式の場合と同じである。
また、本発明において電荷輸送層中に可塑剤やレベリング剤を添加してもよい。可塑剤としては、ジブチルフタレート、ジオクチルフタレート等の一般に樹脂の可塑剤として使用されているものがそのまま使用でき、その使用量は、バインダ−樹脂100重量部に対して0〜30重量部程度が適当である。
キャスティング法等で単層感光層を設ける場合、多くは電荷発生物質と電荷輸送物質ならびにバインダー樹脂よりなる機能分離型のものが挙げられる。即ち、電荷発生物質ならびに電荷輸送物質には、前述の材料を用いることができる。
また、必要により可塑剤やレベリング剤を添加することもできる。更に、必要に応じて用いることのできるバインダー樹脂としては、先に電荷輸送層で挙げたバインダー樹脂をそのまま用いる他に、電荷発生層で挙げたバインダー樹脂を混合して用いてもよい。単層感光体の膜厚は、5〜100μm程度が適当であり、好ましくは、10〜40μm程度が適当である。
この他に、本発明の下引き層にはAl2O3を陽極酸化にて設けたものや、ポリパラキシリレン(パリレン)等の有機物や、SiO、SnO2、TiO2、ITO、CeO2等の無機物を真空薄膜作製法にて設けたものも良好に使用できる。下引き層の膜厚は0〜8μmが適当である。
モノフェノール系化合物
2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、ブチル化ヒドロキシアニソール、2,6−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノール、ステアリル−β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートなど。
2,2’−メチレン−ビス−(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレン−ビス−(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−チオビス−(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデンビス−(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)など。
1,1,3−トリス−(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、テトラキス−[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、ビス[3,3’−ビス(4’−ヒドロキシ−3’−t−ブチルフェニル)ブチリックアッシド]グリコールエステル、トコフェロール類など。
N−フェニル−N’−イソプロピル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジ−sec−ブチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N−sec−ブチル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジ−イソプロピル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジメチル−N,N’−ジ−t−ブチル−p−フェニレンジアミンなど。
2,5−ジ−t−オクチルハイドロキノン、2,6−ジドデシルハイドロキノン、2−ドデシルハイドロキノン、2−ドデシル−5−クロロハイドロキノン、2−t−オクチル−5−メチルハイドロキノン、2−(2−オクタデセニル)−5−メチルハイドロキノンなど。
ジラウリル−3,3’−チオジプロピオネート、ジステアリル−3,3’−チオジプロピオネート、ジテトラデシル−3,3’−チオジプロピオネートなど。
トリフェニルホスフィン、トリ(ノニルフェニル)ホスフィン、トリ(ジノニルフェニル)ホスフィン、トリクレジルホスフィン、トリ(2,4−ジブチルフェノキシ)ホスフィンなど。
図面に基づいて、この電子写真方法、電子写真装置及び電子写真装置用プロセスカートリッジについて説明する。
転写手段には、一般に上記の帯電器が使用できるが、図に示されるように転写チャージャーと分離チャージャーを併用したものが効果的である。
また、光照射工程は、像露光、クリーニング前露光、除電露光が図示されているが、他に転写前露光、像露光のプレ露光、およびその他公知の光照射工程を設けて、感光体に光照射を行なうこともできる。
[第1群の本発明について]
実施例1
φ30mmアルミニウムシリンダー上に、下記組成の下引き層用塗工液、電荷発生層用塗工液、電荷輸送層用塗工液を順次、塗布乾燥することにより、3.5μmの下引き層、0.2μmの電荷発生層、25μmの電荷輸送層を形成した。その上に、アルミナボールを入れたボールミルを用いてキシレンと下記有機フィラーを12時間分散し、そこに下記バインダー樹脂をトルエンに溶解して上記分散液に添加、混合して表面層用塗工液1を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
表面層用塗工液の体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表1に示す。
アルキッド樹脂 6部
(ベッコゾール1307−60−EL、大日本インキ化学工業製)
メラミン樹脂 4部
(スーパーベッカミンG−821−60、大日本インキ化学工業製)
酸化チタン(CREL、石原産業社製) 40部
メチルエチルケトン 200部
オキソチタニウムフタロシアニン顔料 2部
ポリビニルブチラール(UCC:XYHL) 0.2部
テトラヒドロフラン 50部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成社製、Mv5万) 10部
ジクロルメタン 100部
1%シリコーンオイル
(KF50、信越シリコーン社製)ジクロルメタン溶液 1部
下記構造式(XI)で表わされる電荷輸送物質 3部
球形メラミン(エポスターS、日本触媒製) 2部
キシレン 60部
トルエン 180部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成製、Mv5万) 5部
実施例1と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、アルミナボールを入れたボールミルを用いてシクロヘキサノンと下記有機フィラーを12時間分散し、そこに下記バインダー樹脂をテトラヒドロフランに溶解し、上記分散液に添加、混合して表面層用塗工液2を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
実施例1と同様に表面層用塗工液の体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表1に示す。
球形メラミン(エポスターS、日本触媒製) 2部
シクロヘキサノン 60部
テトラヒドロフラン 180部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成製、Mv5万) 5部
実施例1と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、アルミナボールを入れたボールミルを用いてシクロペンタノンと下記有機フィラーを12時間分散し、そこに下記バインダー樹脂と電荷輸送物質(XI)式をテトラヒドロフランに溶解し、上記分散液に添加、混合して表面層用塗工液3を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
実施例1と同様に表面層用塗工液の体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表1に示す。
球形メラミン(エポスターS、日本触媒製) 2部
シクロペンタノン 60部
テトラヒドロフラン 180部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成製、Mv5万) 5部
構造式(XI)で表わされる電荷輸送物質 3部
実施例1と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、アルミナボールを入れたボールミルを用いてテトラヒドロフラン60部と下記有機フィラーを12時間分散し、そこに構造式(XII)の高分子電荷輸送物質をテトラヒドロフラン120部とキシレン60部に溶解し、上記分散液に添加、混合して表面層用塗工液4を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
実施例1と同様に表面層用塗工液の体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表1に示す。
球形メラミン(エポスターS、日本触媒製) 2部
テトラヒドロフラン 180部
キシレン 60部
下記構造式(XII)の高分子電荷輸送物質 8部
実施例1と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、アルミナボールを入れたボールミルを用いてシクロヘキサノンと下記無機顔料を12時間分散し、そこに下記バインダー樹脂と電荷輸送物質(XI)をテトラヒドロフランに溶解し、上記分散液に添加、混合して表面層用塗工液5を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
実施例1と同様に表面層用塗工液の体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表1に示す。
酸化亜鉛(Sazex4000、堺化学製) 2部
シクロヘキサノン 60部
テトラヒドロフラン 180部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成製、Mv5万) 5部
構造式(XI)で表わされる電荷輸送物質 3部
実施例1と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、アルミナボールを入れたボールミルを用いてシクロペンタノンと下記シリカを12時間分散し、そこに下記バインダー樹脂と電荷輸送物質(XI)を1,3−ジオキソランに溶解し、上記分散液に添加、混合して表面層用塗工液6を作成し、この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
実施例1と同様に表面層用塗工液の体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表1に示す。
シリカ(KMPX−100、信越化学工業製) 2部
シクロペンタノン 60部
1,3−ジオキソラン 180部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成製、Mv5万) 5部
構造式(XI)で表わされる電荷輸送物質 3部
実施例1と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、アルミナボールを入れたボールミルを用いてシクロヘキサノンと下記アルミナと下記ポリカルボン酸を12時間分散し、そこに下記バインダー樹脂と電荷輸送物質(XI)をテトラヒドロフランに溶解して、上記分散液に添加、混合して表面層用塗工液7を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
実施例1と同様に表面層用塗工液の体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表1に示す。
アルミナ(AKP−50、住友化学工業製) 2部
オレイン酸 0.05部
シクロヘキサノン 60部
テトラヒドロフラン 180部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成製、Mv5万) 5部
構造式(XI)で表わされる電荷輸送物質 3部
沈降性評価基準
◎:2日静置して分散粒子の沈降なし
○:1日静置して分散粒子の沈降なし
△:1日静置して分散粒子が一部沈降
×:1日静置して分散粒子が全部沈降
膜厚は渦電流式膜厚計フィシャー社製フィシャーコープMMSで測定した。
実施例1と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、実施例1と同様の有機顔料とキシレンおよび、実施例1と同様のバインダー樹脂とトルエンを加えて分散を行ない、表面層用塗工液(比1)を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、電子写真感光体を得た。
実施例1と同様に表面層用塗工液の体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表2に示す。
実施例1と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、実施例5と同様の無機顔料とシクロヘキサノンおよび、実施例5と同様のバインダー樹脂、電荷輸送物質とテトラヒドロフランを加えて分散を行ない、表面層用塗工液(比2)を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、電子写真感光体を得た。
実施例1と同様に表面層用塗工液の体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表2に示す。
実施例1と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、実施例7と同様のアルミナ、ポリカルボン酸、シクロヘキサノンおよび、実施例7と同様のバインダー樹脂、電荷輸送物質と1,3−ジオキソランを加えて分散を行ない、表面層用塗工液(比3)を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、電子写真感光体を得た。
実施例1と同様に表面層用塗工液の体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表2に示す。
実施例1と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設け、表面層を積層しない電子写真感光体を得た。
実施例1と同様に感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層(電荷輸送層)の摩耗減量を表2に示す。
沈降性評価基準
◎:2日静置して分散粒子の沈降なし
○:1日静置して分散粒子の沈降なし
△:1日静置して分散粒子が一部沈降
×:1日静置して分散粒子が全部沈降…×
感光体を(株)リコー製複写機イマジオMF200に装着し、暗部電位800V、明部電位100Vに設定し画像(初期)を出し、次に1万枚の通紙試験を行なった後、同様の方法で画像(1万枚)と摩耗量(1万枚通紙前後の膜厚差)を計測する。
膜厚は渦電流式膜厚計フィシャー社製フィシャーコープMMSで測定した。
参考例1
φ30mmアルミニウムシリンダー上に、下記組成の下引き層用塗工液、電荷発生層用塗工液、電荷輸送層用塗工液を順次、塗布乾燥することにより、3.5μmの下引き層、0.2μmの電荷発生層、25μmの電荷輸送層を形成した。
その上に、キシレンと下記有機フィラーと分散剤(メタクリロキシ変性シリコーン)をφ0.2mmのアルミナボールを入れたガラス容器を用いてペイントシェーカーで2時間粉砕して分散した。粉砕前の液温度は20℃、粉砕終了後の液温度は35℃で、粉砕工程で15℃の温度上昇があった。そこに下記バインダー樹脂をトルエンに溶解して上記分散液に添加、混合して表面層用塗工液8を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
表面層用塗工液の体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表3に示す。
アルキッド樹脂 6部
(ベッコゾール1307−60−EL、大日本インキ化学工業製)
メラミン樹脂 4部
(スーパーベッカミンG−821−60、大日本インキ化学工業製)
酸化チタン(CREL、石原産業社製) 40部
メチルエチルケトン 200部
オキソチタニウムフタロシアニン顔料 2部
ポリビニルブチラール(UCC:XYHL) 0.2部
テトラヒドロフラン 50部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成社製、Mv5万) 10部
ジクロルメタン 100部
1%シリコーンオイル
(KF50、信越シリコーン社製)ジクロルメタン溶液 1部
下記構造式(XIII)で表わされる電荷輸送物質 3部
球形メラミン(エポスターS、日本触媒製) 2部
メタクリロキシ変性シリコーン
(サイラープレーンFM0725、チッソ社製) 0.1部
キシレン 60部
トルエン 180部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成製、Mv5万) 5部
参考例1と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、キシレンと下記有機フィラーと分散剤(ポリエステル樹脂)をφ0.2mmのアルミナボールを入れたガラス容器を用いてペイントシェーカーで2時間粉砕して分散した。粉砕前の液温度は25℃、粉砕終了後の液温度は38℃で、粉砕工程で13℃の温度上昇があった。そこに下記バインダー樹脂をトルエンに溶解して上記分散液に添加、混合して表面層用塗工液9を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
参考例1と同様に表面層用塗工液の体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表3に示す。
球形メラミン(エポスターS、日本触媒製) 2部
ポリエステル樹脂 0.05部
キシレン 60部
トルエン 180部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成製、Mv5万) 5部
参考例1と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、シクロヘキサノンと下記有機フィラーと分散剤(ポリエステル樹脂)をφ0.2mmのアルミナボールを入れたガラス容器を用いてペイントシェーカーで2時間粉砕して分散した。粉砕前の液温度は20℃、粉砕終了後の液温度は33℃で、粉砕工程で13℃の温度上昇があった。そこに下記バインダー樹脂をテトラヒドロフランに溶解して上記分散液に添加、混合して表面層用塗工液10を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
参考例1と同様に表面層用塗工液の体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表3に示す。
球形メラミン(エポスターS、日本触媒製) 2部
ポリエステル樹脂 0.05部
シクロヘキサノン 60部
テトラヒドロフラン 180部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成製、Mv5万) 5部
参考例1と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、シクロペンタノンと下記無機顔料と分散剤(ポリエステル樹脂)をφ0.2mmのアルミナボールを入れたガラス容器を用いてペイントシェーカーで2時間粉砕して分散した。粉砕前の液温度は20℃、粉砕終了後の液温度は35℃で、粉砕工程で15℃の温度上昇があった。そこに下記バインダー樹脂をテトラヒドロフランに溶解して上記分散液に添加、混合して表面層用塗工液11を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
参考例1と同様に表面層用塗工液の体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表3に示す。
酸化亜鉛(Sazex4000、堺化学製) 2部
ポリエステル樹脂 0.05部
シクロペンタノン 60部
テトラヒドロフラン 180部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成製、Mv5万) 5部
参考例1と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、シクロペンタノンとシリカと分散剤(オレイン酸)をφ0.2mmのアルミナボールを入れたガラス容器を用いてペイントシェーカーで2時間粉砕して分散した。粉砕前の液温度は20℃、粉砕終了後の液温度は34℃で、粉砕工程で14℃の温度上昇があった。そこに下記バインダー樹脂を1,3−ジオキソランに溶解して上記分散液に添加、混合して表面層用塗工液12を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。 参考例1と同様に表面層用塗工液の体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表3に示す。
シリカ(KMPX−100、信越化学工業製) 2部
オレイン酸 0.05部
シクロペンタノン 60部
1,3−ジオキソラン 180部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成製、Mv5万) 5部
参考例1と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、φ20mmのアルミナボールを入れたボールミルを用いてシクロヘキサノンと下記アルミナと分散剤(ポリエステル樹脂)を12時間粉砕して分散した。粉砕前の液温度は16℃、粉砕終了後の液温度は22℃で、粉砕工程で6℃の温度上昇があった。そこに下記バインダー樹脂とテトラヒドロフランに溶解して、上記分散液に添加、混合して表面層用塗工液13を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
参考例1と同様に表面層用塗工液の体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表3に示す。
アルミナ(AKP−50、住友化学工業製) 2部
ポリエステル樹脂 0.05部
シクロヘキサノン 60部
テトラヒドロフラン 180部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成製、Mv5万) 5部
参考例1と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、φ5mmのアルミナボールを入れたボールミルを用いてシクロヘキサノンと下記アルミナ分散剤(ポリエステル樹脂)を12時間粉砕して分散した。粉砕前の液温度は25℃、粉砕終了後の液温度は28℃で、粉砕工程で3℃の温度上昇があった。そこに下記バインダー樹脂をテトラヒドロフランに溶解して、上記分散液に添加、混合して表面層用塗工液14−1を作成した。
次に、下記バインダー樹脂と式(XIII)で表わされる電荷輸送物質3部をテトラヒドロフランに溶解して、上記分散液に添加、混合して表面層用塗工液14−2を作成した。
更に、式(XIV)で表わされる高分子電荷輸送物質8部をテトラヒドロフランに溶解して、上記分散液に添加、混合して表面層用塗工液14−3を作成した。
これらの液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
参考例1と同様に表面層用塗工液の体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表3に示す。
アルミナ(AKP−50、住友化学工業製) 2部
ポリエステル樹脂 0.05部
シクロヘキサノン 60部
テトラヒドロフラン 180部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成製、Mv5万) 5部
アルミナ(AKP−50、住友化学工業製) 2部
ポリエステル樹脂 0.05部
シクロヘキサノン 60部
テトラヒドロフラン 180部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成製、Mv5万) 5部
構造式(XIII)で表わされる電荷輸送物質 3部
アルミナ(AKP−50、住友化学工業製) 2部
ポリエステル樹脂 0.05部
シクロヘキサノン 60部
テトラヒドロフラン 180部
下記構造式(XIV)で表わされる電荷輸送物質 8部
沈降性評価基準
◎:2日静置して分散粒子の沈降なし
○:1日静置して分散粒子の沈降なし
△:1日静置して分散粒子が一部沈降
×:1日静置して分散粒子が全部沈降
膜厚は渦電流式膜厚計フィシャー社製フィシャーコープMMSで測定した。
参考例1と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、参考例1と同様のキシレンと有機フィラーと分散剤をφ0.2mmのアルミナボールを入れたガラス容器を用いてペイントシェーカーで3時間粉砕して分散した。粉砕前の液温度は20℃、粉砕終了後の液温度は50℃で、粉砕工程で30℃の温度上昇があった。そこに参考例1と同様のバインダー樹脂をトルエンに溶解して上記分散液に添加、混合して表面層用塗工液(参比1)を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、電子写真感光体を得た。
参考例1と同様に表面層用塗工液の体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表4に示す。
参考例4と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、参考例4と同様のシクロペンタノンと無機顔料と分散剤をφ0.2mmのアルミナボールを入れたビーズミルを用いて16℃の水で冷却しながら1時間粉砕して分散した。粉砕前の液温度は16℃、粉砕終了後の液温度は38℃で、粉砕工程で22℃の温度上昇があった。そこに参考例4と同様のバインダー樹脂をテトラヒドロフランに溶解して上記分散液に添加、混合して表面層用塗工液(参比2)を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、電子写真感光体を得た。
参考例1と同様に表面層用塗工液の体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表4に示す。
参考例7と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、参考例7と同様のシクロヘキサノンとアルミナと分散剤をガラス製三角フラスコに入れ、超音波分散器を用いて水道水を流しながら2時間粉砕して分散した。粉砕前の液温度は25℃、粉砕終了後の液温度は62℃で、粉砕工程で38℃の温度上昇があった。そこに参考例7と同様のバインダー樹脂と式(XIII)で表わされる電荷輸送物質3部をテトラヒドロフランに溶解して、上記分散液に添加、混合して表面層用塗工液(参比3)を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、電子写真感光体を得た。
参考例1と同様に表面層用塗工液の体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表4に示す。
参考例1と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設け、表面層を積層しない電子写真感光体(参比4)を得た。
参考例1と同様に感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層(電荷輸送層)の摩耗減量を表4に示す。
沈降性評価基準
◎:2日静置して分散粒子の沈降なし
○:1日静置して分散粒子の沈降なし
△:1日静置して分散粒子が一部沈降
×:1日静置して分散粒子が全部沈降…×
感光体を(株)リコー製複写機イマジオMF200に装着し、暗部電位800V、明部電位100Vに設定し画像(初期)を出し、次に1万枚の通紙試験を行なった後、同様の方法で画像(1万枚)と摩耗量(1万枚通紙前後の膜厚差)を計測する。
膜厚は渦電流式膜厚計フィシャー社製フィシャーコープMMSで測定した。
実施例8
φ30mmアルミニウムシリンダー上に、下記組成の下引き層用塗工液、電荷発生層用塗工液、電荷輸送層用塗工液を順次、塗布乾燥することにより、3.5μmの下引き層、0.2μmの電荷発生層、25μmの電荷輸送層を形成した。
その上に、下記有機フィラーとキシレンをφ2mmのアルミナボールを入れたガラス容器を用いて、ボールミルで12時間分散した。次に、下記バインダー樹脂をトルエンに溶解して上記分散液に添加、混合することで表面層用塗工液15を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
表面層用塗工液の塩素イオン濃度、体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表5に示す。
アルキッド樹脂 6部
(ベッコゾール1307−60−EL、大日本インキ化学工業製)
メラミン樹脂 4部
(スーパーベッカミンG−821−60、大日本インキ化学工業製)
酸化チタン(CREL、石原産業社製) 40部
メチルエチルケトン 200部
オキソチタニウムフタロシアニン顔料 2部
ポリビニルブチラール(UCC:XYHL) 0.2部
テトラヒドロフラン 50部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成社製、Mv5万) 10部
ジクロルメタン 100部
1%シリコーンオイル
(KF50、信越シリコーン社製)ジクロルメタン溶液 1部
下記構造式(XV)で表わされる電荷輸送物質 3部
球形メラミン(エポスターS、日本触媒製) 2部
キシレン 100部
トルエン 100部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成製、Mv5万) 5部
トルエン100部に塩化亜鉛を0.0005部溶解して、塩素イオンを2ppm以上含有するトルエンを得た。このトルエンにシリカゲルを20部加えて1時間撹拌後、10μmのテフロン(登録商標)製フィルターを用いて濾過することでイオン除去処理したトルエンを得た。
次に、実施例8と同様の下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設け、その上に実施例8と同様の有機フィラーとキシレンを実施例8と同様の方法で分散した。さらに、実施例8と同様のバインダー樹脂を上記トルエンに溶解してフィラー分散液に添加、混合することで表面層用塗工液16を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
表面層用塗工液の塩素イオン濃度、体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表5に示す。
実施例9と同様の方法で塩素イオンを2ppm以上含有するトルエンを作成した。このトルエンに、実施例2のシリカゲルの代わりにフロリジル(関東化学製)を用いて、実施例9同様の方法でイオン除去処理を施したトルエンを得た。
次に、実施例9と同様の方法で表面層用塗工液17を作成し、この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
表面層用塗工液の塩素イオン濃度、体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表5に示す。
実施例8と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、下記有機フィラーと分散剤(メタクリロキシ変性シリコーン)とキシレンを実施例8と同様の方法で分散した。次に、下記バインダー樹脂をトルエンに溶解して上記分散液に添加、混合することで表面層用塗工液18を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
表面層用塗工液の塩素イオン濃度、体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表5に示す。
球形メラミン(エポスターS、日本触媒製) 2部
メタクリロキシ変性シリコーン
(サイラープレーンFM0725、チッソ社製) 0.05部
キシレン 100部
トルエン 100部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成製、Mv5万) 5部
実施例8と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、分散剤をメタクリロキシ変性シリコーンからポリエステル樹脂に代えた以外は実施例11と同じ方法で表面層用塗工液19を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
表面層用塗工液の塩素イオン濃度、体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表5に示す。
球形メラミン(エポスターS、日本触媒製) 2部
ポリエステル樹脂 0.05部
キシレン 100部
トルエン 100部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成製、Mv5万) 5部
実施例8と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、有機フィラーを無機顔料に代えた以外は実施例12と同じ方法で表面層用塗工液20を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
表面層用塗工液の塩素イオン濃度、体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表5に示す。
酸化亜鉛(Sazex4000、堺化学製) 2部
ポリエステル樹脂 0.05部
キシレン 100部
トルエン 100部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成製、Mv5万) 5部
実施例8と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、下記アルミナと分散剤(ポリエステル樹脂)とシクロヘキサノンを実施例8と同じ方法で分散した。次に、下記バインダー樹脂をトルエンに溶解して上記分散液に添加、混合することで表面層用塗工液21を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
表面層用塗工液の塩素イオン濃度、体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表5に示す。
酸化チタン(CR−EL、石原産業製) 2部
ポリエステル樹脂 0.05部
シクロヘキサノン 60部
トルエン 140部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成製、Mv5万) 5部
実施例8と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、下記アルミナと分散剤(ポリエステル樹脂)とシクロヘキサノンを実施例8と同じ方法で分散した。次に、下記バインダー樹脂と構造式(XVI)で表わされる電荷輸送物質をトルエンに溶解して上記分散液に添加、混合することで表面層用塗工液22を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
表面層用塗工液の塩素イオン濃度、体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表5に示す。
アルミナ(AKP−50、住友化学工業製) 2部
ポリエステル樹脂 0.05部
シクロヘキサノン 60部
トルエン 140部
ポリカーボネート樹脂
(Zポリカ、帝人化成製、Mv5万) 5部
構造式(XVI)で表わされる電荷輸送物質 3部
実施例8と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、下記アルミナと分散剤(ポリエステル樹脂)とシクロヘキサノンを実施例8と同じ方法で分散した。次に、構造式(XVI)で表される高分子電荷輸送物質をトルエンに溶解して上記分散液に添加、混合することで表面層用塗工液23を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、本発明の電子写真感光体を得た。
表面層用塗工液の塩素イオン濃度、体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表5に示す。
アルミナ(AKP−50、住友化学工業製) 2部
ポリエステル樹脂 0.05部
シクロヘキサノン 60部
トルエン 140部
下記構造式(XVI)で表わされる高分子電荷輸送物質 8部
体積平均粒径は堀場製作所製CAPA700で計測した。
沈降性評価基準
◎:2日静置して分散粒子の沈降なし
○:1日静置して分散粒子の沈降なし
△:1日静置して分散粒子が一部沈降
×:1日静置して分散粒子が全部沈降
膜厚は渦電流式膜厚計フィシャー社製フィシャーコープMMSで測定した。
実施例9と同様の方法で塩素イオンを2ppm以上含有するトルエンを作成した。次に、実施例8と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、実施例8と同様の有機フィラーと分散剤とキシレンを実施例8と同様の方法で分散した。さらに、実施例8と同様のバインダー樹脂を上記トルエンに溶解してフィラー分散液に添加、混合することで表面層用塗工液(比5)を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、電子写真感光体を得た。
表面層用塗工液の塩素イオン濃度、体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表6に示す。
実施例9と同様の方法で塩素イオンを2ppm以上含有するトルエンを作成した。次に、実施例8と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設けた上に、実施例15と同様のアルミナと分散剤とシクロヘキサノンを実施例15と同様の方法で分散した。さらに、実施例15と同様のバインダー樹脂と電荷輸送物質を上記トルエンに溶解してフィラー分散液に添加、混合することで表面層用塗工液(比6)を作成した。この液をスプレーで塗工して約3.0μmの表面層を設け、乾燥後、電子写真感光体を得た。
表面層用塗工液の塩素イオン濃度、体積平均粒径、沈降試験結果と、表面層を設けた感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層の摩耗減量を表6に示す。
実施例8と同様に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を設け、表面層を積層しない電子写真感光体(比7)を得た。
感光体の初期画像及び1万枚通紙ランニング後の画像評価結果、表面層(電荷輸送層)の摩耗減量を表6に示す。
体積平均粒径は堀場製作所製CAPA700で計測した。
沈降性評価基準
◎:2日静置して分散粒子の沈降なし
○:1日静置して分散粒子の沈降なし
△:1日静置して分散粒子が一部沈降
×:1日静置して分散粒子が全部沈降
膜厚は渦電流式膜厚計フィシャー社製フィシャーコープMMSで測定した。
2 感光層
3 表面層
4 電荷発生層
5 電荷輸送層
11 感光体
12 除電ランプ
13 帯電チャージャ
14 イレーサ
15 画像露光部
16 現像ユニット
17 転写前チャージャ
18 レジストローラ
19 転写紙
20 転写チャージャ
21 分離チャージャ
22 分離爪
23 クリーニングチャージャ
24 ファーブラシ
26 感光体
27 帯電チャージャ
28 クリーニングブラシ
29 画像露光部
30 現像ローラ
31 感光体
32a 駆動ローラ
32b 駆動ローラ
33 帯電チャージャ
34 像露光源
35 転写チャージャ
36 クリーニング前露光
37 クリーニングブラシ
38 除電光源
Claims (13)
- 導電性支持体上に少なくとも感光層と、バインダー樹脂およびフィラーを含有する表面層の積層で構成される電子写真感光体の製造方法において、バインダー樹脂を加えないでフィラーを溶媒に分散する工程の後、バインダー樹脂の溶解液と混合することにより該表面層を形成する塗工液を作成することを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
- 導電性支持体上に少なくとも感光層と、バインダー樹脂およびフィラーを含有する表面層の積層で構成される電子写真感光体の製造方法において、前記表面層を形成するための塗工液が、少なくともバインダー樹脂とフィラーと溶媒を含み、該表面層用塗工液中の塩素イオン濃度が1ppm以下であることを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
- あらかじめイオン吸着材により塩素イオンを除去処理した溶媒を、前記表面層用塗工液に用いることを特徴とする請求項2に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記イオン吸着材として、活性白土、フロリジル、塩基性アルミナを用いることを特徴とする請求項3に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記表面層用塗工液が分散剤を含むことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記フィラー分散の工程に用いる分散剤として、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、あるいはそれらの構造を含む共重合体、モノカルボン酸、有機脂肪酸を単独であるいは2種類以上を混合して添加することを特徴とする請求項1又は5に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記フィラー分散の工程に、少なくともケトン類、エーテル類から選ばれる溶媒を用いることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記表面層用塗工液に電荷輸送物質を含有させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記表面層用塗工液に含有させた電荷輸送物質が、高分子電荷輸送物質であることを特徴とする請求項8に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記表面層用塗工液に分散したフィラーが無機顔料であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記表面層用の塗工液に分散させた無機顔料が、シリカ、アルミナ、酸化チタンの中から選ばれる1種であることを特徴とする請求項10に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 請求項1乃至11のいずれかに記載の製造方法で製造されたことを特徴とする電子写真感光体。
- 少なくとも帯電手段、画像露光手段、現像手段、転写手段、クリーニング手段、除電手段及び電子写真感光体を具備してなる電子写真装置であって、該電子写真感光体として請求項12に記載の電子写真感光体を用いることを特徴とする電子写真装置。
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-
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