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JP2007069792A - エアバッグモジュールカバー構造 - Google Patents

エアバッグモジュールカバー構造 Download PDF

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Abstract

【課題】タフネス性等を高めることにより、自動二輪車への使用に好適なエアバッグモジュールカバー構造を提供する。
【解決手段】脆弱部としてのティアラインを、雨や埃等の外的要因の影響を受けやすいモジュールカバー22の表面ではなく、略直方体のエアバッグモジュール20の4つの側面のうちの、車両前方向の側面を除いた3つの側面の上部に設ける。該ティアラインは、車幅方向の両側面に図示B部の第1ティアライン26を設けると共に、エアバッグの支持ベルトを通すスリット24としての図示D部を除いた図示C部に第2ティアライン27を設けて計3点とされるので、モジュールカバー22は、エアバッグの膨張展開時にケーシング23の車両前方の一辺を軸にして蓋が開くように展開する。また、前記車両前方の一辺には、モジュールカバー22が所定の角度以上に開きにくくするストッパーが形成される。
【選択図】図5

Description

本発明は、エアバッグモジュールカバー構造に係り、特に、自動二輪車への使用に好適なエアバッグモジュールカバー構造に関する。
従来から、車体に所定値以上の衝撃が加わった際に乗員を効果的に拘束するエアバッグを、自動二輪車へ適用するための様々な工夫が検討されている。通常、折り畳まれたエアバッグおよび該エアバッグを膨張展開させるためのインフレータ等を一体的に収納する略箱状のエアバッグモジュールは、所定の展開面としてのエアバッグモジュールカバーの表面に脆弱部としてのティアラインを設けておき、エアバッグの膨張展開時には、インフレータが発生するガスによって高められるエアバッグの圧力によって、前記ティアラインが破断されてエアバッグが展開するように構成されている。このティアラインには、エアバッグの膨張展開時に適切に破断される脆弱性を有すると共に、乗員等が接触した程度では変形や破断を起こさない適度な強度も要求される。
特許文献1には、4輪車用の助手席用エアバッグ装置に適用されるエアバッグモジュールカバーにおいて、展開面を横切るように形成されるティアラインを、単一の弧を描く形状にした構成が開示されている。該エアバッグモジュールカバーによれば、ティアラインおよびその周辺部が乗員等に押圧された場合にも、その押圧力が弧状の周縁部に分散されるので、剛性が高められてへこみにくくなる。また、弧を描く形状とされた第1ティアラインの両端部が直線状の第2ティアラインとが直交するように形成されているため、エアバッグの膨張展開時には、ティアラインに加わる力が均等に伝わってスムーズな展開が実現される。
また、特許文献2には、4輪車用エアバッグ装置のエアバッグモジュールカバーに形成されるティアライン構造が開示されている。該ティアライン構造では、レーザー加工によってエアバッグモジュールカバーの裏側から所定の深さを有する孔を破線状に断続的に形成する際に、発泡樹脂層の発泡樹脂が展開部からエアバッグ側へ流入するのを防止するために設けられる洩れ留め部材を、前記ティアライン上の部分だけ除去するように構成されるので、洩れ留め部材による破断のムラがなくなってスムーズな展開が実現されるようになる。
特開2005−162033号公報 特開2003−212075号公報
通常、前記したようなエアバッグモジュールは、エアバッグモジュールカバーと乗員との間に遮蔽物がない状態で車両に設置されるので、エアバッグモジュールを自動二輪車に設置する際には、必然的に、ティアラインが設けられたエアバッグモジュールカバーの表面が、四輪車のような室内環境とは大きく異なる屋外の環境下に置かれることになる。したがって、前記ティアラインには、直射日光や風雨の影響のほか、乗員が乗降車時に手をついたり、いたずら等の外的要因で押圧される等の可能性が高まることとなる。こうした要因で、万一、前記ティアラインが破損すれば、エアバッグの膨張展開動作に影響を与えることが考えられる。
特許文献1および2の技術は、いずれも4輪車における室内環境下で適用されることが前提とされているため、上記したような自動二輪車へ適用する際の課題に関しては、何らの示唆および配慮もされていなかった。
本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、自動二輪車への使用に好適なエアバッグモジュールカバー構造を提供することにある。
前記した目的を達成するために、本発明は、略直方体のエアバッグモジュールに適用されるエアバッグモジュールカバー構造において、前記エアバッグモジュールの4つの側面のうち車両前方向の側面を除いた3つの側面の上部にティアラインを施すようにした点に第1の特徴がある。
また、前記エアバッグモジュールカバーは、前記ティアラインの破断により車両前方向に展開され、該エアバッグモジュールカバーの車両前方向には、ストッパーが設けられるようにした点に第2の特徴がある。
さらに、前記エアバッグモジュールの車両後方向の側面に、エアバッグと車体とを連結する支持ベルトが通るスリット部が設けられており、前記ティアラインは、該スリット部を除いた車両後方向の側面と、車幅方向の両側面との3箇所に設けられるようにした点に第3の特徴がある。
請求項1の発明によれば、モジュールカバー表面の外的要因に対するタフネス性を格段に向上することができ、自動二輪車への適用に好適なエアバッグモジュールカバー構造が得られるようになる。また、モジュールカバーの表面に貼付物や傷が生じた場合でもエアバッグの膨張展開に影響を与えることがなく、さらに、モジュールカバー表面のデザインの自由度を高めることができるようになる。
請求項2の発明によれば、エアバッグモジュールカバーを所定の角度に展開させることができるようになる。
請求項3の発明によれば、車体とエアバッグとを連結する支持ベルトを有するエアバッグモジュールにおいても、モジュールカバー表面のタフネス性等を高めたエアバッグモジュールカバー構造を得ることができるようになる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る自動二輪車1の概要説明図である。自動二輪車1のフレーム2は、主にヘッドパイプ3から車体後方斜め下方に向けて伸びる左右一対のアッパーチューブ2Lおよび2R(不図示)によって構成されている。該アッパーチューブ2L,2Rのヘッドパイプ3近傍からはロアチューブ4が下方に伸ばされ、その先端に駆動源としてのエンジン15が固定的に吊り下げられている。前記ヘッドパイプ3には、ハンドル4によって操舵可能な左右一対のフロントフォーク7がロアブラケット6を介して軸着されており、該フロントフォーク7の下端部には、前輪WFが回転可能に軸支されている。また、前記フレーム2の車体後方には、メインシート10やリヤシート11等を支持するシートフレーム5が接続されており、前記フレーム2に揺動可能に連結されるスイングアーム(不図示)の後端部には、駆動輪としての後輪WRが回転可能に軸支されている。
本実施形態に係る自動二輪車1には、車体に所定値以上の衝撃が加えられた際に、メインシート10の上方から、メーターケース36に接し、アッパーカウル8の上端部に設けられるウィンドスクリーン9の近傍にまで至る大きさの略球体に膨張展開するエアバッグ50が設けられている。該エアバッグ50および、該エアバッグ50を膨張展開させるためのガスを発生するインフレータ(不図示)を一体的に収納するエアバッグモジュール20は、乗員の着座位置よりも車体前方位置において、支持ステー21で前記アッパーチューブ2L,2Rに固定されている。なお、エアバッグ50の後方に連結される支持ベルト51は、乗員を拘束する際にエアバッグ50を適切な位置に保つためのものである。
図2は、本発明の一実施形態に係る自動二輪車1の一部拡大図である。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。前記エアバッグモジュール20(図1参照)は、箱状のケーシング23に前記インフレータおよび折り畳まれたエアバッグ50を収納し、その上部にモジュールカバー22で蓋がされた構成とされており、その設置箇所は、ハンドル4と前記フロントフォーク7とを連結するトップブリッジ(不図示)の上方を覆うイグニッションカバー12と、燃料タンク(不図示)の上方に位置する給油口リッド13との間とされている。そして、エアバッグ50の膨張展開時には、インフレータによるガスが前記ケーシング23内のエアバッグ50に瞬時に供給され、このガスの圧力によってモジュールカバー22が車両前方の一辺を軸にして開くように構成されている。本発明に係るエアバッグモジュールカバー構造は、このモジュールカバー22とケーシング23との間に設けられる脆弱部としてのティアラインに適用されている。
また、通常時にベルトカバー14L,14Rの下部の収納スペース65に折り畳まれて収納されている支持ベルト51は、前記エアバッグ50の膨張展開に伴って、ベルトカバー14L,14Rを左右両方向に強制的に開きながら図示破線で示す位置にまで展開するように構成されている。
なお、該図では、ハンドル4が左方向に操舵されているが、エアバッグ50の膨張展開時には、ハンドル4が中立状態での左側スイッチ部74L近傍のI部、右側スイッチ部74R近傍のJ部の2点、そして、メータケース36による図示H部およびモジュールカバー22による図示K部の2点を加えた計4箇所によって、エアバッグ50の前方下部が安定的に支持される。なお、支持ベルト51の下端部は、トップシェルター71Rの上方に位置するメインシート10の下方において車体側部材と強固に締結されている。
図3は、エアバッグ50の膨張展開時における自動二輪車1の斜視説明図である。前記エアバッグ50は、乗員を効果的に包み込むため、膨張展開時において乗員側の面が略V字形状を成すように構成されている。さらに、該エアバッグ50は、前記支持ベルト51のみならず、前記ハンドル4やイグニッションカバー12、メーターカバー36等、エアバッグ50の前方下部に位置する各部材全体によっても支持されるように構成されている。また、前記エアバッグ50の上部左右両面には、乗員を拘束しながら適切な速度で前記ガスを排出するためのベントホール56(例えば、φ45)が設けられている。
図4は、前記エアバッグモジュール20の取付構造を示す斜視図である。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。前記エアバッグモジュール20のケーシング23の下部には、左側支持ステー21Lおよび右側支持ステー21Rが溶着されており、それぞれ所定のボルトによって前記アッパーチューブ2L,2Rに溶着された支持部材30(不図示),31,32に固定されている。前記ケーシング23の車両前方の側面に設けられるコネクタ25は、ケーシング23に収納される前記インフレータに点火信号を入力するためのものである。
エンジン15に導入する外気を濾過するエアクリーナボックス44およびその上部カバー41は、前記アッパーチューブ2L,2Rに挟まれるように設置され、その上方には略直方体のオーディオユニット40が配置されている。また、前記ケーシング23とアッパーチューブ2Lとの間に設置される第3支持ステー33には、燃料噴射制御(FI)ユニットを固定するためのFIユニット支持ステー34と、車両前方から前記エアクリーナボックス44に外気を導く左側エアダクト42Lとが固定されている。なお、前記上部カバー41の側面には、エアクリーナボックス44内に配置された吸気温度センサからの信号を出力するコネクタ43が設置されている。そして、前記ケーシング23の乗員側の側面には、前記支持ベルト51を通す隙間としてのスリット24が設けられている。
上記したようなエアバッグモジュール20の取付構造によれば、エアバッグモジュール20を最適な配置とするために生じたエアバッグモジュール20の下方のスペースが他の部品の設置スペースとして有効に利用されるので、エアバッグモジュール20の設置スペースの小容量化が実現される。また、該図の取付状態から、前記FIユニット支持ステー34および第3支持ステー33を取り外すことにより、エアバッグモジュール20を移動および取り外しすることなく、オーディオユニット40および上部カバー41を車両左前方から取り外すことが可能となる。したがって、エアクリーナボックス44内のエアフィルタ(不図示)の交換等のメンテナンス作業も容易に行うことができる。
図5(a)および(b)は、前記エアバッグモジュール20の側面図(a)および乗員側から見た正面図(b)である。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。本実施形態に係るエアバッグモジュールカバー構造は、脆弱部としてのティアライン(tear line)を、モジュールカバー22の表面ではなく、エアバッグモジュール20の上部側面に設けた点に特徴がある。本実施形態では、車幅方向の両側面に図示B部の第1ティアライン26が設けられると共に、乗員側からみた正面(車両後方向)に前記スリット24としての図示D部を除いた図示C部に第2ティアライン27が設けられている。したがって、前記エアバッグ50の膨張展開時には、前記ケーシング23に対して、略長方形のモジュールカバー22が、車両前方の一辺を軸にして蓋を開くように展開されることとなる。
なお、本実施形態では、前記モジュールカバー22とケーシング23とは合成樹脂による一体成型部品とされており、前記インフレータ等を収納するための金属製の下側ケーシング23aと前記ケーシング23とは、複数のクリップ28で締結されている。
図6は、図5(b)のA−A線断面図であり、図6(a)は通常時の状態を示し、図6(b)はエアバッグ50の膨張展開時の状態を示す。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示している。図6(a)において、前記下側ケーシング23aの底部近傍には、エアバッグ50を膨張展開させるためのガスを発生するインフレータ29が収納されている。第1ティアライン27は、モジュールカバー22とケーシング23との境界部を薄肉成型することで脆弱性が与えられたものである。また、エアバッグモジュール20の車両前方面の上部には、車幅方向の全幅に渡って突起状のストッパー22a,22bが形成されている。
図6(b)に示すエアバッグ50の膨張展開時には、折り畳まれて収納されているエアバッグ50にインフレータ29によるガスが瞬時に供給され、このガスの圧力によってモジュールカバー22が内側から押し上げられる。そして、この押圧力によって前記第1ティアライン27が破断面27a,27bを形成しながら破断されることで、エアバッグ50が上方に膨張展開することが可能となる。この時、本実施形態においては、図示E部において前記ストッパー22aおよび22bが接触することで、モジュールカバー22がそれ以上開きにくくなるように構成されている点に特徴がある。該構成によれば、モジュールカバー22を所定の角度に展開させることができるようになる。
上記したように、本発明によれば、脆弱部としてのティアラインをエアバッグモジュールの上部側面に設けるようにしたので、モジュールカバー表面の外的要因に対するタフネス性を格段に向上することができる。例えば、万一、モジュールカバーの表面に貼付物や傷が生じた場合でも、エアバッグの膨張展開には影響を与えることはなく、自動二輪車への適用に好適なエアバッグモジュールカバーが得られるようになる。また、モジュールカバー表面にティアラインを設ける必要がないので、モジュールカバー表面のデザインの自由度を高めることができるようになる。
なお、前記ティアラインの形状や構造、設置点数等は、上記実施形態に限られずに種々の変形を可能とする。また、本発明に係るエアバッグモジュールカバー構造が、自動二輪車以外の車両等に適用できることは勿論である。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車の概要説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車の一部拡大図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車の斜視説明図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグモジュールの取付構造を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグモジュールカバー構造を適用したエアバッグモジュールの正面図および側面図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグモジュールの断面図である。
符号の説明
20…エアバッグモジュール、21R…右側支持ステー、21L…左側支持ステー、22…モジュールカバー、23…ケーシング、23a…下側ケーシング、24…スリット、26…第1ティアライン、27…第2ティアライン、28…クリップ

Claims (3)

  1. 略直方体のエアバッグモジュールに適用されるエアバッグモジュールカバー構造において、
    前記エアバッグモジュールの4つの側面のうち車両前方向の側面を除いた3つの側面の上部にティアラインを施すことを特徴とするエアバッグモジュールカバー構造。
  2. 前記エアバッグモジュールカバーは、前記ティアラインの破断により車両前方向に展開され、該エアバッグモジュールカバーの車両前方向には、ストッパーが設けられることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグモジュールカバー構造。
  3. 前記エアバッグモジュールの車両後方向の側面に、エアバッグと車体とを連結する支持ベルトが通るスリット部が設けられており、前記ティアラインは、該スリット部を除いた車両後方向の側面と、車幅方向の両側面との3箇所に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載のエアバッグモジュールカバー構造。
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