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JP2006345929A - 画像表示装置 - Google Patents

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JP2006345929A
JP2006345929A JP2005172624A JP2005172624A JP2006345929A JP 2006345929 A JP2006345929 A JP 2006345929A JP 2005172624 A JP2005172624 A JP 2005172624A JP 2005172624 A JP2005172624 A JP 2005172624A JP 2006345929 A JP2006345929 A JP 2006345929A
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Manabu Fujita
学 藤田
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Abstract

【課題】たとえばサムネイル画像が短時間内に集中した場合などに、そのタイムバーの領域を拡大表示することによって、時刻の表示を見やすく認識可能にすること。
【解決手段】時刻表示制御部55によって表示部40に表示された時刻表示領域のうち、入力部20によって選択された所望の時刻表示領域(たとえば7hから8h間)の表示時刻スケールを、この選択された所望の時刻表示領域の領域幅に基づいて変更して、タイムバー42上に拡大または縮小表示させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、取り込まれた被検体内導入装置からの画像とともに、この画像全体の時刻を表示部に表示する画像表示装置に関するものである。
近年、内視鏡の分野では、撮像機能と無線通信機能とが装備されたカプセル型内視鏡が登場している。このカプセル型内視鏡は、観察(検査)のために被検体である被検者の口から飲み込まれた後、被検者の生体(人体)から自然排出されるまでの観察期間、たとえば胃、小腸などの臓器の内部(体腔内)をその蠕動運動に伴って移動し、撮像機能を用いて所定の撮像レートで順次撮像する構成を有する。
また、これら臓器内を移動するこの観察期間、カプセル型内視鏡によって体腔内で撮像された画像データは、順次無線通信などの無線通信機能により、被検体の外部に送信され、外部の受信装置内に設けられたメモリに蓄積される。被検者がこの無線通信機能とメモリ機能を備えた受信装置を携帯することにより、被検者は、カプセル型内視鏡を飲み込んだ後、排出されるまでの観察期間であっても、不自由を被ることなく自由に行動が可能になる。観察後は、医者もしくは看護士によって、受信装置のメモリに蓄積された画像データに基づいて、体腔内の画像をディスプレイなどの表示手段に表示させて診断を行うことができる(特許文献1参照)。
ところで、近年では、ワークステーションなどの画像表示装置のディスプレイ(表示部)に体腔内の画像を表示させることがあり、この場合には、表示部に上記画像を順次表示するほか、たとえば画像認識の容易化や診断の迅速化をはかるために、表示される画像の時刻を認識可能なタイムバーや医師などによって上記画像から選択された選択画像(サムネイル画像)を合わせて表示するとともに、このタイムバーとサムネイル画像を撮像時間に対応させて結線させて、表示部に表示するものも考案されている。
特開2003−19111号公報
しかしながら、このタイムバーの長さは所定時間、たとえば10時間の固定スケールで表示されており、現実の診断においては、疾患部は集中する傾向にあり、選択されるサムネイル画像もこの疾患部に集中することとなる。このため、上記タイムバーと選択されたサムネイル画像を結ぶ時に、固定スケールのタイムバーでは、結線が特定の場所に集中してしまって、時刻表示が見づらくなるという問題があった。また、固定スケールのタイムバーでは、医者などが注目したい場所が体腔内のどのあたりを表示しているのかが分りづらい場合があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、たとえばサムネイル画像が短時間内に集中した場合などに、そのタイムバーの領域を拡大表示させたり、撮像時間に応じた必要な時刻分を表示させることによって、時刻の表示を見やすく認識可能にすることができる画像表示装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる画像表示装置は、被検体内導入装置で取得された画像を取り込んで表示部に表示する画像表示装置において、少なくとも前記画像を前記表示部の画像表示領域に順次表示させる画像表示制御手段と、前記取得された画像の撮像時間情報に基づいて、前記画像全体の時刻を検知する時刻検知手段と、前記時刻検知手段で検知された時刻に基づいて、前記画像全体の時刻を前記表示部の時刻表示領域に表示させる時刻表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明にかかる画像表示装置は、上記発明において、前記画像表示領域に表示された画像から、所望の画像を選択する選択手段と、前記選択手段で選択された前記所望の画像である選択画像を、前記取り込んだ画像の中から抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出された選択画像を、前記表示部の所定表示領域に表示させるとともに、前記選択画像の撮像時間に基づいて、前記選択画像と、前記時刻表示手段によって前記時刻表示領域に表示された時刻とを関連付けて、前記表示部の所定表示領域に結線表示させる選択画像表示制御手段と、をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項3の発明にかかる画像表示装置は、上記発明において、前記時刻表示制御手段によって表示された時刻のうちの所望の時刻表示領域の領域幅を変更することによって前記所望の時刻表示領域を選択する時刻選択手段を、さらに備え、前記時刻表示制御手段は、前記時刻選択手段で選択された時刻表示領域の領域幅に基づいて、前記選択された時刻表示領域の表示時刻スケールを変更することを特徴とする。
また、請求項4の発明にかかる画像表示装置は、上記発明において、前記選択画像表示手段によって表示された選択画像のうちの所望の選択画像を選択する選択画像選択手段を、さらに備え、前記時刻表示制御手段は、前記選択画像選択手段で選択された選択画像の予め定められた周辺の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更することを特徴とする。
また、請求項5の発明にかかる画像表示装置は、上記発明において、前記選択画像表示手段によって表示された結線のうちの所望の結線を移動することによって予め定められた周辺の前記時刻表示領域を選択する時刻選択手段を、さらに備え、前記時刻表示制御手段は、前記時刻選択手段で選択された時刻表示領域の表示時刻スケールを変更することを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかる画像表示装置は、上記発明において、前記時刻表示制御手段は、前記画像表示領域に表示される画像の時刻位置を示す位置情報を、前記時刻表示領域に表示させ、前記画像表示装置は、前記時刻表示制御手段によって表示された所望位置での位置情報を選択する位置情報選択手段を、さらに備え、前記時刻表示制御手段は、前記位置情報選択手段で選択された所望位置での位置情報の予め定められた周辺の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更することを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかる画像表示装置は、上記発明において、前記時刻表示制御手段によって表示された時刻表示領域のうちの所望の時刻表示領域を選択する時刻選択手段を、さらに備え、前記時刻表示制御手段は、前記時刻選択手段で選択された時刻表示領域の選択幅に応じて、前記選択された時刻表示領域の表示時刻スケールを変更して、前記時刻表示領域とは別の時刻表示領域として前記表示部に表示させることを特徴とする。
また、請求項8の発明にかかる画像表示装置は、上記発明において、前記時刻表示制御手段によって表示された時刻表示領域のうちの所望の時刻位置を選択する時刻選択手段を、さらに備え、前記時刻表示制御手段は、前記時刻選択手段で選択された所望の時刻位置の予め定められた周辺の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更して、前記時刻表示領域とは別の時刻表示領域として前記表示部に表示させることを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかる画像表示装置は、上記発明において、前記表示制御手段は、前記時刻表示領域の表示時刻スケールを変更するための変更情報を、前記表示部に表示させ、前記画像表示装置は、前記表示された変更情報を選択するとともに、前記時刻表示制御手段によって表示された時刻表示領域のうちの所望の時刻位置を選択する変更情報選択手段を、さらに備え、前記時刻表示制御手段は、先に表示させた時刻表示領域に代えて、前記変更情報選択手段で選択された所望の時刻位置の予め定められた周辺の時刻表示領域を、前記選択された変更情報に基づく表示時刻スケールで表示させることを特徴とする。
また、請求項10の発明にかかる画像表示装置は、被検体内導入装置で取得された画像を取り込んで表示部に表示する画像表示装置において、少なくとも前記画像を前記表示部の画像表示領域に順次表示させる画像表示制御手段と、前記取り込んだ画像全体の時刻を前記表示部の時刻表示領域に表示させる時刻表示制御手段と、前記時刻表示制御手段によって表示された時刻のうちの所望の時刻表示領域の領域幅を変更することによって前記所望の時刻表示領域を選択する時刻選択手段と、を備え、前記時刻表示制御手段は、前記時刻選択手段で選択された時刻表示領域の領域幅に基づいて、前記選択された時刻表示領域の表示時刻スケールを変更することを特徴とする。
また、請求項11の発明にかかる画像表示装置は、被検体内導入装置で取得された画像を取り込んで表示部に表示する画像表示装置において、少なくとも前記画像を前記表示部の画像表示領域に順次表示させる画像表示制御手段と、前記取り込んだ画像全体の時刻を前記表示部の時刻表示領域に表示させるとともに、前記画像表示領域に表示される画像の時刻位置を示す位置情報を、前記時刻表示領域に表示させる時刻表示制御手段と、前記時刻表示制御手段によって表示された所望位置での位置情報を選択する位置情報選択手段と、を備え、前記時刻表示制御手段は、前記位置情報選択手段で選択された所望位置での位置情報の予め定められた周辺の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更して、前記時刻表示領域とは別の時刻表示領域として前記表示部に表示させることを特徴とする。
また、請求項12の発明にかかる画像表示装置は、被検体内導入装置で取得された画像を取り込んで表示部に表示する画像表示装置において、少なくとも前記画像を前記表示部の画像表示領域に順次表示させる画像表示制御手段と、前記取り込んだ画像全体の時刻を前記表示部の時刻表示領域に表示させる時刻表示制御手段と、前記時刻表示制御手段によって表示された時刻表示領域のうちの所望の時刻表示領域を選択する時刻選択手段と、を備え、前記時刻表示制御手段は、前記時刻選択手段で選択された時刻表示領域の選択幅に応じて、前記選択された時刻表示領域の表示時刻スケールを変更して、前記時刻表示領域とは別の時刻表示領域として前記表示部に表示させることを特徴とする。
また、請求項13の発明にかかる画像表示装置は、被検体内導入装置で取得された画像を取り込んで表示部に表示する画像表示装置において、少なくとも前記画像を前記表示部の画像表示領域に順次表示させる画像表示制御手段と、前記取り込んだ画像全体の時刻を前記表示部の時刻表示領域に表示させる時刻表示制御手段と、前記時刻表示制御手段によって表示された時刻表示領域のうちの所望の時刻位置を選択する時刻選択手段と、を備え、前記時刻表示制御手段は、前記時刻選択手段で選択された所望の時刻位置の予め定められた周辺の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更して、前記時刻表示領域とは別の時刻表示領域として前記表示部に表示させることを特徴とする。
また、請求項14の発明にかかる画像表示装置は、被検体内導入装置で取得された画像を取り込んで表示部に表示する画像表示装置において、少なくとも前記画像を前記表示部の画像表示領域に順次表示させるとともに、前記表示部の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更するための変更情報を、前記表示部に表示させる画像表示制御手段と、前記取り込んだ画像全体の時刻を前記表示部の時刻表示領域に表示させる時刻表示制御手段と、前記表示された変更情報を選択するとともに、前記時刻表示制御手段によって表示された時刻表示領域のうちの所望の時刻位置を選択する変更情報選択手段と、を備え、前記時刻表示制御手段は、先に表示させた時刻表示領域に代えて、前記変更情報選択手段で選択された所望の時刻位置の予め定められた周辺の時刻表示領域を、前記選択された変更情報に基づく表示時刻スケールで表示させることを特徴とする。
また、請求項15の発明にかかる画像表示装置は、上記発明において、前記画像表示領域に表示された画像から、所望の画像を選択する画像選択手段と、前記画像選択手段で選択された前記所望の画像である選択画像を、前記取り込んだ画像の中から抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出された選択画像を、前記表示部の所定表示領域に表示させるとともに、前記選択画像の撮像時間に基づいて、前記選択画像と、前記時刻表示手段によって前記時刻表示領域に表示された時刻とを関連付けて、前記表示部の所定表示領域に結線表示させる選択画像表示制御手段と、をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項16の発明にかかる画像表示装置は、被検体内導入装置で取得された画像を取り込んで表示部に表示する画像表示装置において、少なくとも前記画像を前記表示部の画像表示領域に順次表示させる画像表示制御手段と、前記取り込んだ画像全体の時刻を前記表示部の時刻表示領域に表示させる時刻表示制御手段と、前記画像表示領域に表示された画像から、所望の画像を選択する画像選択手段と、前記画像選択手段で選択された前記所望の画像である選択画像を、前記取り込んだ画像の中から抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出された選択画像を、前記表示部の所定表示領域に表示させる選択画像表示制御手段と、前記選択画像表示制御手段によって表示された選択画像のうちの所望の選択画像を選択する選択画像選択手段と、を備え、前記時刻表示制御手段は、前記選択画像選択手段で選択された選択画像の予め定められた周辺の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更することを特徴とする。
また、請求項17の発明にかかる画像表示装置は、被検体内導入装置で取得された画像を取り込んで表示部に表示する画像表示装置において、少なくとも前記画像を前記表示部の画像表示領域に順次表示させる画像表示制御手段と、前記取り込んだ画像全体の時刻を前記表示部の時刻表示領域に表示させる時刻表示制御手段と、前記画像表示領域に表示された画像から、所望の画像を選択する画像選択手段と、前記画像選択手段で選択された前記所望の画像である選択画像を、前記取り込んだ画像の中から抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出された選択画像を、前記表示部の所定表示領域に表示させるとともに、前記選択画像の撮像時間に基づいて、前記選択画像と、前記時刻表示手段によって前記時刻表示領域に表示された時刻とを関連付けて、前記表示部の所定表示領域に結線表示させる選択画像表示制御手段と、前記選択画像表示手段によって表示された結線のうちの所望の結線を移動することによって予め定められた周辺の前記時刻表示領域を選択する時刻選択手段と、を備え、前記時刻表示制御手段は、前記時刻選択手段で選択された時刻表示領域の表示時刻スケールを変更することを特徴とする。
本発明にかかる画像表示装置は、取り込んだ被検体内導入装置からの画像に付与される撮像時間情報に基づいて、取り込んだ画像全体の時刻を時刻検知手段で検知し、この検知された時刻に基づいて、前記画像全体の時刻を表示部の時刻表示領域に表示させることで、たとえば撮像時間に応じた必要な時刻分を時刻表示領域に表示させることによって、時刻の表示を見やすく認識可能にすることができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる画像表示装置の実施の形態を図1〜図17の図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更実施の形態が可能である。
(実施の形態1)
図1は、本発明にかかる被検体内情報取得システムの構成概念を示すシステム概念図である。図1において、この被検体内情報取得システムは、被検体1の外部に配置され、受信機能を有する受信装置2と、被検体1の体腔内に導入され、体腔内画像を撮像して受信装置2に対してデータ送信を行う飲み込み型のカプセル型内視鏡3とを備えている。また、被検体内情報取得システムは、受信装置2が受信したデータに基づいて体腔内画像の表示を行う画像表示装置4と、受信装置2と画像表示装置4間でデータの受け渡しを行うための携帯型記録媒体5とを備えている。なお、受信装置2は、被検体1によって着用される受信ジャケット2aと、受信ジャケット2aを介して受信される無線信号の処理などを行う外部装置2bとを備える。
画像表示装置4は、カプセル型内視鏡3によって撮像された体腔内画像を表示するためのものであり、携帯型記録媒体5によって得られるデータに基づいて画像表示を行うワークステーションなどのような構成を有する。具体的には、画像表示装置4は、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイなどによって、カプセル型内視鏡3が撮像した複数の静止画像を直接表示するように構成される。
携帯型記録媒体5は、外部装置2bおよび画像表示装置4にも接続可能であって、両者に対して挿入されて、接続された時に情報の出力または記録が可能な構造を有する。この実施の形態では、携帯型記録媒体5は、カプセル型内視鏡3が被検体1の体腔内を移動している間は、外部装置2bに挿入されてカプセル型内視鏡3から送信されるデータを記録する。次に、カプセル型内視鏡3が被検体1から排出された後、つまり、被検体1の内部の撮像が終了した後には、外部装置2bから取り出されて画像表示装置4に挿入され、この画像表示装置4によって、画像表示装置4に記録されたデータが読み出される構成を有する。たとえば、この携帯型記録媒体5は、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリなどから構成され、外部装置2bと画像表示装置4とのデータの入出力を、携帯型記録媒体5を介して間接的に行うことができ、外部装置2bと画像表示装置4との間が有線で直接接続された場合と異なり、被検体1が体腔内の撮影中に自由に動作することが可能となる。
次に、図2のブロック図の一例を用いて画像表示装置4の構成を説明する。図2において、画像表示装置4は、入力部20と、記憶部30と、表示部40と、制御部50とを備える。
入力部20は、キーボードやマウスなどのポインティングデバイスなどによって実現され、画像表示装置4の動作指示および画像表示装置4が行う処理の指示情報を入力し、各指示情報を制御部50に送出している。画像選択手段としての入力部20は、表示部40の画像表示領域に表示された画像の中から所望の画像を選択する選択情報を入力する。たとえば、入力部20のマウスを操作し、画面上に表示されたカーソルを、画像表示領域に表示された画像上に移動させて、所望の画像に対してボタンをクリックした場合、入力部20は、この画像を選択する選択情報を入力する。
たとえば、入力部20のマウスを操作し、画面上のカーソル21を体腔内画像上に移動させた状態でマウスの左ボタンがダブルクリックされた場合に、入力部20は、所望の体腔内画像の縮小表示(サムネイル表示)を指示する指示情報を入力する。また、選択画像選択手段としての入力部20は、表示部40のサムネイル画像表示領域A2に表示された選択画像の中から所望の選択画像を選択する選択情報を入力する。たとえば、入力部20のマウスを操作し、画面上のカーソル21を所望のサムネイル画像上に移動させた状態でマウスの左ボタンがダブルクリックされた場合に、入力部20は、所望のサムネイル画像を指示する指示情報を入力する。
また、入力部20のマウスを操作し、画面上のカーソル21を画像再生ボタン上に移動させた状態でマウスの左ボタンがクリックされた場合に、体腔内画像の再生を指示する指示情報を入力する。また、時刻選択手段としての入力部20のマウスを操作し、画面上のカーソル21を後述するタイムバー42の所望の時間軸に移動させ、マウスの左ボタンを押したままの状態で左右に移動させた場合に、所望時刻表示領域の領域幅の変更を指示する指示情報を入力する。
記憶部30は、たとえばハードディスク装置などによって実現され、各種画像などを保持する。たとえば、記憶部30は、フォルダF1とフォルダF2とを有し、フォルダF1内には、カプセル型内視鏡3によって撮像された画像群Paが格納される。フォルダF1に格納された画像群Paには、画像ごとに、受信装置2における画像データの受信順にしたがってフレーム番号と時間が付与されている。また、フォルダF2内には、画像群Paの各フレーム番号と、入力部20によって選択指示された体腔内画像を示すためのフラグとが対応付けられて記憶されている。なお、体腔内画像のフレーム番号は、撮像順に1からN(Nは任意の正数)まで順番に番号が付されており、選択指示された体腔内画像のフレーム番号には、フラグ“1”が立っている。
表示部40は、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイなどによって実現され、入力部20の指示情報あるいは指示結果などを表示する。表示部40は、記憶部30のフォルダF1に格納された画像群Paにおける体腔内画像、指示情報によって指示された縮小画像(サムネイル画像)などが表示される画像表示領域を有する。すなわち、表示部40は、図3の表示画面の一例に示すように、表示画面に画像表示領域(ウィンドウ)Wが表示される。このウィンドウWには、大きくは、体腔内画像を表示する体腔内画像表示領域A1、サムネイル画像を表示するサムネイル画像表示領域A2、検査IDや患者IDなどの識別情報を表示する識別情報表示領域A3が設けられている。サムネイル画像表示領域A2は、体腔内画像表示領域A1の下方の領域に、識別情報表示領域A3は、体腔内画像表示領域A1の向かって左側の領域に設けられ、体腔内画像表示領域A1とサムネイル画像表示領域A2との間には、再生ボタン41などの動画表示制御ボタン群とタイムバー42とがそれぞれ設けられている。
体腔内画像表示領域A1には、フォルダF1に格納された画像群Paにおける体腔内画像Pbが所望の再生フレームレート(画像を再生するための表示レート)で順次表示される。
再生ボタン41は、入力部20のマウスを操作し、画面上のカーソルを移動させて、たとえば右クリックされると、図4に示すように、表示制御部52の表示制御によって図示しない停止ボタンに表示が切り替わるとともに、体腔内画像Pbが体腔内画像表示領域A1に順次表示される。また、停止ボタンがたとえば右クリックされると、再生ボタン41に表示が切り替わるとともに、停止指示時の体腔内画像Pbが体腔内画像表示領域A1に停止表示される。すなわち、再生ボタン41と停止ボタンは、互いに切り替わってトグル表示されることとなる。
タイムバー42は、被検体内の体腔内画像の撮像時間を示すもので、この実施の形態では、10時間の撮像時間を想定している。また、タイムバー42には、現在、体腔内画像表示領域A1に表示されている画像の時刻も合わせて表示している。このタイムバー42と選択されてサムネイル画像表示領域A2に表示されているサムネイル画像とは、体腔内画像Pbに付与された時間情報によって互いに結線44でリンクされている。
制御部50は、入力部20、記憶部30、表示部40の各処理または動作を制御する。制御部50は、画像処理部51と、表示制御部52と、画像抽出部53とを備える。画像処理部51は、画像群Paに含まれる画像などを処理するとともに、画像群Paの各画像のフレーム番号と、フラグとを対応付けたテーブルTaを生成する。また、画像処理部51は、このテーブルTaに、入力部20からの指示情報に基づく、画像のフレーム番号にサムネイル画像である旨を示すフラグを付与して出力する。たとえば、フラグ“1”はサムネイル画像であることを示し、フラグ“0”は、サムネイル画像でないことを示す。
表示制御部52は、表示部40における表示処理を制御する機能であり、画像の表示処理を制御する画像表示制御手段としての画像表示制御部54と、タイムバーなどの時刻の表示処理を制御する時刻表示制御手段としての時刻表示制御部55と、選択画像の表示処理を制御する選択画像表示制御手段としての選択画像表示制御部56とを有する。画像表示制御部54は、フォルダF1に格納された画像群PaおよびフォルダF2に格納されたテーブルTaの情報をもとに、表示部40に対して、体腔内画像表示領域A1に画像群Paにおける体腔内画像を、フレーム番号順にしたがって表示させる。
時刻表示制御部55は、取り込んだ画像全体の時刻を表示部40の時刻表示領域としてのタイムバー42に表示させる。なお、この実施の形態では、このタイムバー42は、10時間のデフォルト値として設定されている。また、時刻表示制御部55は、時刻選択手段としての入力部20からの選択指示に基づき、タイムバー42上の所望時刻表示領域の表示時刻スケールを変更して、図4に示すような表示を行う。
画像抽出部53は、入力部20からの指示情報に基づき、フォルダF1に格納された画像群Paの中から指示された体腔内画像を抽出する。そして、選択画像表示制御部56は、画像抽出部53によって画像群Paの中から抽出された体腔内画像における縮小画像であるサムネイル画像を、サムネイル画像表示領域A2にフレーム番号順にしたがって表示させる。また、選択画像表示制御部56は、タイムバー42とサムネイル画像表示領域A2に表示させたサムネイル画像とを体腔内画像Pbに付与された時間情報に基づき、結線44でリンク表示させている。
次に、この実施の形態におけるタイムバー42上の時刻表示領域の表示時刻スケールの変更表示動作を図5のフローチャートに用いて説明する。まず、この実施の形態では、オペレータによって入力部20のマウスを操作し、画面上のカーソル21を図3に示すタイムバー42上の、たとえば8時間(図中8h)の時間軸43上に移動させ、マウスの左ボタンを押したままの状態で、向って右方向(点線の矢印)に移動して、所望位置で左ボタンの押下を開放することで、時刻表示領域の領域幅を変更する。この動作によって時刻表示制御部55は、所望時刻表示領域の変更指示が出されたことを検知し(ステップ101)、この時間軸43の移動量に応じて、タイムバー42の7hから8h間および8hから9h間の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更する(ステップ102)。次に、時刻表示制御部55および選択画像表示制御部56は、この変更した表示時刻スケールに基づいて時間軸43および結線44の変更表示を行う(ステップ103)。なお、この実施の形態では、各時間軸43の移動に伴って前後の時間軸との間の時刻表示領域の表示時刻スケールの変更を行う。すなわち、上記の例では、7hから8h間の時刻表示領域の表示時刻スケールを拡大し、逆に8hから9h間の時刻表示領域の表示時刻スケールを縮小する。
次に、この実施の形態では、オペレータによって入力部20のマウスを操作し、画面上のカーソル21を図3に示すタイムバー42上の、たとえば7hの時間軸43上に移動させ、マウスの左ボタンを押したままの状態で、向って左方向(点線の矢印)に移動して、所望位置で左ボタンの押下を開放することで、時刻表示領域の領域幅を変更する。この動作によって時刻表示制御部55は、所望時刻表示領域の変更指示が出されたことを検知し(ステップ101)、この時間軸43の移動量に応じて、タイムバー42の6hから7h間および7hから8h間の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更する(ステップ102)。次に、時刻表示制御部55および選択画像表示制御部56は、この変更した表示時刻スケールに基づいて、図4に示すように時間軸43および結線44の変更表示を行う(ステップ103)。この場合も、上述したごとく、6hから7h間の時刻表示領域の表示時刻スケールを縮小し、逆に7hから8h間の時刻表示領域の表示時刻スケールを拡大する。この動作によって、タイムバー42上の7hから8h間の時刻表示領域の表示時刻スケールを拡大することが可能となる。
このように、この実施の形態では、時刻表示制御部によって表示部に表示された時刻表示領域のうち、入力部によって選択された所望の時刻表示領域(7hから8h間)の表示時刻スケールを、この時刻表示領域の領域幅に基づいて変更するので、たとえばサムネイル画像が短時間内に集中した場合などに、そのタイムバーの時刻表示領域を拡大表示することができ、これによって、時刻の表示を見やすく認識可能にすることができる。
(実施の形態2)
図6は、図2に示した実施の形態2にかかる表示部の表示画面の時刻表示領域変更前を示す図である。この実施の形態2が実施の形態1と異なる点は、図2に示した入力部20が選択画像選択手段としての機能を有し、たとえば、入力部20のマウスを操作し、図6に示すように、画面上のカーソル21を所望のサムネイル画像Pc上に移動させた状態でマウスの左ボタンがダブルクリックされた場合に、入力部20は、この所望のサムネイル画像Pcを選択する選択信号を入力する。
時刻表示制御部55は、入力部20で選択されたサムネイル画像の予め定められた周辺の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更する機能を有しており、たとえばサムネイル画像Pcの選択に対して、所望時刻表示領域の変更指示が出されたことを検知し、7hから8h間の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更する。次に、時刻表示制御部55は、この変更した表示時刻スケールに基づいて、図4と同様に、時間軸43および結線44の変更表示を行う。なお、この実施の形態でも、6hから7h間および8hから9h間の時刻表示領域の表示時刻スケールは縮小される。
このように、この実施の形態では、所望のサムネイル画像の選択が、その周辺の時刻表示領域の表示時刻スケールの変更を指示する状態となるので、実施の形態1と同様に、たとえばサムネイル画像が短時間内に集中した場合などに、そのタイムバーの時刻表示領域を拡大表示することができ、これによって、時刻の表示を見やすく認識可能にすることができる。
(実施の形態3)
図7は、図2に示した実施の形態3にかかる表示部の表示画面の時刻表示領域変更前を示す図であり、図8は、図2に示した実施の形態3にかかる表示部の表示画面の時刻表示領域変更後を示す図である。この実施の形態3が実施の形態1と異なる点は、図2に示した入力部20が時刻選択手段としての機能を有し、たとえば、入力部20のマウスを操作し、図7に示すように、画面上のカーソル21を所望の結線44上に移動させ、マウスの左ボタンを押したままの状態で、向って右方向(点線の矢印)に移動させた後、左ボタンの押下を開放することで、結線44の位置を変更する。
時刻表示制御部55は、入力部20で選択された結線44の予め定められた周辺の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更する機能を有しており、たとえば結線44の移動に対して、所望時刻表示領域が選択されたことを検知し、この結線44の移動量に応じて、タイムバー42の7hから8h間および8hから9h間の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更する。次に、時刻表示制御部55は、この変更した表示時刻スケールに基づいて時間軸43およびこの時刻表示領域内の結線44の変更表示を行う。なお、この実施の形態では、7hから8h間の時刻表示領域の表示時刻スケールは拡大され、8hから9h間の時刻表示領域の表示時刻スケールは縮小される。
このように、この実施の形態では、タイムバーとサムネイル画像とを関連付ける結線を選択、移動させることで、その周辺の時刻表示領域の表示スケールの変更を指示する状態となるので、実施の形態1と同様に、たとえばサムネイル画像が短時間内に集中した場合などに、そのタイムバーの時刻表示領域を拡大表示することができ、これによって、時刻の表示を見やすく認識可能にすることができる。
(実施の形態4)
図9は、図2に示した実施の形態4にかかる表示部の表示画面の一部を示す図である。この実施の形態4では、タイムバー42上に、画像表示領域A1に表示される画像の時刻位置を示す位置情報としての拡大表示領域マーカー45を、時刻表示制御部55によって表示させ、位置情報選択手段としての入力部20のマウスを操作し、図9に示すように、画面上のカーソル21を所望の位置における拡大表示領域マーカー45上に移動させた状態で、マウスの左ボタンがダブルクリックされた場合に、入力部20は、所望位置での選択情報を入力する。
時刻表示制御部55は、入力部20で選択された所望位置の予め定められた周辺の時刻表示領域(拡大表示領域)の表示時刻スケールを変更する機能を有しており、たとえば上記選択に対して、所望時刻表示領域の変更指示が出されたことを検知し、1hから2h間の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更する。次に、時刻表示制御部55は、この変更した表示時刻スケールに基づいて、図9に示すように、タイムバー42の下方に、タイムバー42と同じ長さの帯状に形成される別のタイムバー60を表示させて、そこに1hから2h間の時刻表示領域を拡大表示させる。これにより、タイムバー60上には、時刻1hから2h間の時刻表示領域の表示が可能となる。なお、この拡大表示領域マーカー45と別のタイムバー60との間は、時刻表示制御部55によって、結線によりリンク表示され、かつタイムバー60とこの時間表示領域内で選択されたサムネイル画像Pcとの間は、選択画像表示制御部56によって、結線によりリンク表示されている。
このように、この実施の形態では、タイムバーの所望位置での選択が、その周辺の時刻表示領域の表示時刻スケールの変更を指示する状態となるので、実施の形態1と同様に、たとえばサムネイル画像が短時間内に集中した場合などに、そのタイムバーの時刻表示領域を拡大表示することができ、これによって、時刻の表示を見やすく認識可能にすることができる。また、この実施の形態では、画像全体の時刻を表示するタイムバーとは別のタイムバーに選択された時刻表示領域を拡大表示させるので、さらに時刻の表示を見やすく認識可能にすることができる。
(実施の形態5)
図10は、図2に示した実施の形態5にかかる表示部の表示画面の一部を示す図である。この実施の形態5では、時刻情報選択手段としての入力部20のマウスを操作し、図10に示すように、画面上のカーソル21をタイムバー42上の所望の位置に移動させ、マウスの左ボタンを押したままの状態で、たとえば斜め右下方向(点線の矢印)に移動して、所望位置で左ボタンの押下を開放することで、入力部20は、所望時刻表示領域での選択情報を入力する。なお、この実施の形態では、所望時刻表示領域は、時刻表示制御部55によって拡大表示領域マーカー46としてタイムバー42上に表示される。
時刻表示制御部55は、入力部20で選択された所望時刻表示領域の変更指示が出されたことを検知し、カーソル21による所望時刻表示領域の選択幅(移動量)に応じて、所望時刻表示領域(拡大表示領域)の表示時刻スケールを変更する。次に、時刻表示制御部55は、この変更した表示時刻スケールに基づいて、図10に示すように、タイムバー42の下方に、タイムバー42と同じ長さの帯状に形成される別のタイムバー61を表示させて、そこに選択された1hから2h間の所望時刻表示領域を拡大表示させる。これにより、タイムバー61上には、時刻1hから2h間の所望時刻表示領域の表示が可能となる。なお、この実施の形態でも、拡大表示領域マーカー46と別のタイムバー61との間は、時刻表示制御部55によって、結線によりリンク表示され、かつタイムバー60とこの時間表示領域内で選択されたサムネイル画像Pcとの間は、選択画像表示制御部56によって、結線によりリンク表示されている。
このように、この実施の形態では、表示部に表示されたタイムバー上の所定時刻表示領域を、入力部によって選択し、この選択された所望時刻表示領域の表示時刻スケールを、この所望時刻表示領域の選択幅に基づいて変更して別のタイムバーとして拡大表示させるので、実施の形態4と同様に、たとえばサムネイル画像が短時間内に集中した場合などに、さらに時刻の表示を見やすく認識可能にすることができる。
(実施の形態6)
図11は、図2に示した実施の形態6にかかる表示部の表示画面の一部を示す図である。この実施の形態6では、時刻選択手段としての入力部20のマウスを操作し、図11に示すように、画面上のカーソル21をタイムバー42上の所望の時刻位置に移動させた状態で、マウスの右ボタンまたは左ボタンがクリックされた場合に、入力部20は、所望時刻位置での選択情報を入力する。
時刻表示制御部55は、入力部20で選択された所望時刻位置の予め定められた周辺の時刻表示領域47の表示時刻スケールを変更する機能を有しており、たとえば上記選択に対して、所望時刻表示領域47の変更指示が出されたことを検知し、1hから2h間の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更する。この実施の形態では、たとえば所望の時刻位置でマウスの右ボタンが1回クリックされた場合に、時刻表示制御部55は、1hから2h間の時刻表示領域の表示時刻スケールを1倍に変更して、図11の(a)に示すように、タイムバー42と同じ長さの帯状からなる別のタイムバー62に上記1hから2h間の時刻表示領域の拡大表示を行い、マウスの右ボタンが2回クリックされた場合に、時刻表示制御部55は、1hから2h間の時刻表示領域の表示時刻スケールを2倍に変更して、図11の(b)に示すように、別のタイムバー62に所望の時刻位置を中心として2倍の拡大表示を行う。なお、この場合、2倍の拡大領域は、1倍の場合の拡大領域の半分の領域が拡大対象となる。そして、右ボタンのクリックの度に、倍倍で拡大表示されることとなる。タイムバー62の左端には、時刻表示制御部55によってその時の倍率が表示される。
また、この実施の形態では、たとえば所望の時刻位置でマウスの左ボタンが1回クリックされた場合には、時刻表示制御部55は、時刻表示領域の表示スケールを1/2倍に変更して、図11の(c)に示すように、タイムバー42と同じ幅で、別のタイムバー62に時刻表示領域の縮小表示を行う。図11の(c)では、(b)の表示状態から左ボタンが1回クリックされた場合を想定しており、タイムバー62の左端には、その時の倍率(×1)が表示されている。そして、左ボタンのクリックの度に、前回の半分の倍率で縮小表示されることとなる。なお、この実施の形態でも、実施の形態5と同様に、所望時刻表示領域47と別のタイムバー62との間は、時刻表示制御部55によって、結線によりリンク表示され、かつタイムバー62とこの時間表示領域内で選択された図示しないサムネイル画像との間は、選択画像表示制御部56によって、結線によりリンク表示されている。
このように、この実施の形態では、表示部に表示されたタイムバー上の所定時刻表示領域を、入力部によって選択し、この選択された所望時刻表示領域の表示時刻スケールを、この所望時刻表示領域の選択の回数に基づいて変更して別のタイムバーとして拡大または縮小表示させるので、上述した実施の形態に比べてさらに時刻の表示を見やすく認識可能にすることができる。
(実施の形態7)
図12は、図2に示した実施の形態7にかかる表示部の表示画面の時刻表示領域変更前を示す図であり、図13は、同じく、実施の形態7にかかる表示部の表示画面の一部を示す図である。この実施の形態では、画像表示領域A1の右下側に時刻表示領域の表示スケールを変更するための変更情報としての拡大アイコン70と縮小アイコン71を、画像表示制御部54によって表示させ、変更情報選択手段としての入力部20のマウスを操作し、図12に示すように、画面上のカーソル21を拡大アイコン70または縮小アイコン71上に移動させた状態で、マウスの左ボタンがダブルクリックされた場合に、入力部20は、拡大アイコンまたは縮小アイコンの選択情報を入力する。
画像表示制御部54は、入力部20で選択された選択情報に基づいて、画面上のカーソル21を矢印の表示から拡大を示す「+」の表示または縮小を示す「−」の表示に変更する。次に、入力部20のマウスを操作し、図13に示すように、この変更したカーソル、たとえば(a)に示す「+」の表示のカーソル21をタイムバー42上の所望の時刻位置に移動させた状態で、マウスの左ボタンがクリックされた場合に、入力部20は、所望時刻位置での選択情報を入力する。
時刻表示制御部55は、入力部20で選択された所望時刻位置、この実施の形態では、2.5hを中心とした予め定められた周辺の時刻表示領域(0hから5hの拡大領域)の表示時刻スケールを変更する。次に、時刻表示制御部55は、この変更した表示時刻スケールに基づいて、図13の(b)に示すように、タイムバー42の時刻表示領域を、0hから5hの時刻表示領域に拡大表示させる。また、この「+」の表示のカーソル21をタイムバー42上の所望の時刻位置に移動させた状態で、マウスの左ボタンをクリックすると、クリックされる度に、選択された時刻位置を中心として、表示時刻スケールが変更されて周辺の時刻表示領域が拡大表示される。
また、図13の(b)に示す状態において、たとえば入力部20のマウスを操作し、図12に示す画面上のカーソル21を縮小アイコン71上に移動させた状態で、マウスの左ボタンがダブルクリックされた場合に、入力部20は、縮小アイコンの選択情報を入力する。画像表示制御部54は、入力部20で選択された選択情報に基づいて、画面上のカーソル21を縮小を示す「−」の表示に変更する。次に、入力部20のマウスを操作し、「−」の表示のカーソル21をタイムバー42上の所望の時刻位置に移動させた状態で、マウスの左ボタンがクリックされた場合に、入力部20は、所望時刻位置での選択情報を入力する。
時刻表示制御部55は、入力部20で選択された所望時刻位置、この実施の形態では、予め定められた周辺の時刻表示領域(0hから10hの縮小領域)の表示時刻スケールを変更する。次に、時刻表示制御部55は、この変更した表示時刻スケールに基づいて、図13の(c)に示すように、タイムバー42の時刻表示領域を、デフォルトの0hから10hの時刻表示領域に縮小表示させる。なお、この実施の形態では、デフォルトの時刻表示領域の1/2の時刻表示領域からの縮小表示だったので、デフォルトの時刻表示領域に戻った表示となったが、たとえばデフォルトの時刻表示領域の1/4、1/8などの時刻表示領域からの縮小表示の場合には、入力部20で選択された所望時刻位置を中心とした予め定められた周辺の時刻表示領域の縮小表示が行われる。また、選択画像表示制御部56は、タイムバー42とサムネイル画像表示領域A2に表示させたサムネイル画像とを体腔内画像Pbに付与された時間情報に基づき、結線44でリンク表示させている。
このように、この実施の形態では、タイムバーの時刻表示領域の表示スケールを変更する変更情報を選択するとともに、この変更情報を示すカーソルをタイムバー上の所望時刻位置での選択に使用することで、この所望時刻位置を中心としたその周辺の時刻表示領域の表示時刻スケールの変更(拡大または縮小)を指示する状態となるので、必要に応じてタイムバーの拡大または縮小表示が可能となり、さらに時刻の表示を見やすく認識可能にすることができる。
(実施の形態8)
図14は、本発明にかかる画像表示装置の概略構成の他例を示すブロック図であり、図15は、図14に示した実施の形態8にかかる表示部の表示画面の時刻表示領域変更前を示す図であり、図16は、同じく、実施の形態8にかかる表示部の表示画面の時刻表示領域変更後を示す図であり、図17は、図14に示した画像表示装置における時刻表示領域の変更動作を説明するためのフローチャートである。この実施の形態8にかかる画像表示装置が、図2に示した画像表示装置と異なる点は、画像処理部51が取得された画像の撮像時間に基づいて、画像全体の時刻を検知する時刻検知手段としての時刻検知部57を有する点である。
すなわち、この実施の形態において、時刻検知部57は、取得された画像に付与された撮像時間、特に最初に撮像された画像と最後に撮像された画像のそれぞれの撮像時間に基づいて、画像全体の時刻(撮像時間)を検知する。時刻表示制御部55は、この時刻検知部57で検知された画像全体の時刻に基づいて、タイムバー42の表示時刻スケールを変更する。たとえば、時刻検知部57で検知された画像全体の撮像時間が5時間であった場合に、時刻表示制御部55は、図15に示すデフォルト値の10時間のタイムバー42の表示を、図16に示す5時間のタイムバー42の表示に変更させて、表示部40の表示画面の時刻表示領域に拡大表示させる。また、画像全体の撮像時間がデフォルト値の10時間より長い場合には、時刻表示制御部55は、タイムバー42の表示を、10時間より長い時間のタイムバー42の表示に変更させて、表示部40の表示画面の時刻表示領域に縮小表示させる。また、選択画像表示制御部56は、タイムバー42とサムネイル画像表示領域A2に表示させたサムネイル画像とを体腔内画像Pbに付与された時間情報に基づき、結線44でリンク表示させている。
次に、この実施の形態におけるタイムバー42上の時刻表示領域の表示時刻スケールの変更表示動作を図17のフローチャートに用いて説明する。まず、この実施の形態では、入力部20の操作によって、カプセル型内視鏡から画像情報の取り込みが行われると(ステップ201)、時刻検知部57は、最初および最後の画像に付与されている撮像時間の情報から画像全体の時刻を検知する(ステップ202)。
次に、時刻表示制御部55は、この検知された画像全体の時刻に基づいて、タイムバー42の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更する(ステップ203)。この実施の形態では、画像全体の撮像時間が5時間であるので、時刻表示制御部55は、タイムバー42の時刻表示領域の表示時刻スケールを2倍に変更させて、図15に示すデフォルト値のタイムバー42の表示を、同じ長さの帯状で、かつ時間幅が倍の図16に示す5時間のタイムバー42の表示に変更させて、表示部40の表示画面の時刻表示領域に拡大表示させる。次に、時刻表示制御部55および選択画像表示制御部56は、この変更した表示時刻スケールに基づいて、図16に示すように時間軸43および結線44の変更表示を行う(ステップ204)。
このように、この実施の形態では、取り込んだ画像に付与される撮像時間に基づいて、この取り込んだ画像全体の時刻を検知し、検知された画像全体の時刻に基づいて、タイムバーの表示時刻スケールを変更して、表示部の時刻表示領域に拡大または縮小表示させるので、たとえば撮像時間に応じた必要な時刻分を時刻表示領域に表示させることによって、時刻の表示を見やすく認識可能にすることができる。
なお、この実施の形態8は、上述した実施の形態1〜7と組み合わせることも可能である。すなわち、撮像時間に応じた必要な時刻分のタイムバーを表示させた状態において、所望の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更すること(実施の形態1との組み合わせ)、所望のサムネイル画像の選択によって、その周辺の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更すること(実施の形態2との組み合わせ)、タイムバーとサムネイル画像とを関連付ける結線を選択、移動させることによって、その周辺の時刻表示領域の表示スケールを変更すること(実施の形態3との組み合わせ)、タイムバーの所望位置での選択によって、その周辺の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更して別のタイムバーとして拡大表示させること(実施の形態4との組み合わせ)、表示部に表示されたタイムバー上の所定時刻表示領域を選択することによって、この選択された所望時刻表示領域の表示時刻スケールを、この所望時刻表示領域の選択幅に基づいて変更して別のタイムバーとして拡大表示させること(実施の形態5との組み合わせ)、表示部に表示されたタイムバー上の所定時刻表示領域を選択することによって、この選択された所望時刻表示領域の表示時刻スケールを、この所望時刻表示領域の選択の回数に基づいて変更して別のタイムバーとして拡大または縮小表示させること(実施の形態6との組み合わせ)、タイムバーの時刻表示領域の表示スケールを変更する変更情報を選択するとともに、この変更情報を示すカーソルをタイムバー上の所望時刻位置での選択に使用し、この所望時刻位置を中心としたその周辺の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更すること(実施の形態7との組み合わせ)が可能である。
これらの組み合わせの場合には、撮像時間に応じた必要な時刻分を時刻表示領域に表示させるとともに、その時刻表示領域の中の所望の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更することができるので、必要に応じた所望の時刻表示領域の拡大又は縮小表示が可能となり、さらに汎用性の高い時刻表示が可能となるため、さらに時刻の表示を見やすく認識可能にすることができる。
本発明にかかる被検体内情報取得システムの構成概念を示すシステム概念図である。 本発明にかかる画像表示装置の概略構成の一例を示すブロック図である。 図2に示した実施の形態1にかかる表示部の表示画面の時刻表示領域変更前を示す図である。 同じく、実施の形態1にかかる表示部の表示画面の時刻表示領域変更後を示す図である。 図2に示した画像表示装置における時刻表示領域の変更動作を説明するためのフローチャートである。 図2に示した実施の形態2にかかる表示部の表示画面の時刻表示領域変更前を示す図である。 図2に示した実施の形態3にかかる表示部の表示画面の時刻表示領域変更前を示す図である。 同じく、実施の形態3にかかる表示部の表示画面の時刻表示領域変更後を示す図である。 図2に示した実施の形態4にかかる表示部の表示画面の一部を示す図である。 図2に示した実施の形態5にかかる表示部の表示画面の一部を示す図である。 図2に示した実施の形態6にかかる表示部の表示画面の一部を示す図である。 図2に示した実施の形態7にかかる表示部の表示画面の時刻表示領域変更前を示す図である。 同じく、実施の形態7にかかる表示部の表示画面の一部を示す図である。 本発明にかかる画像表示装置の概略構成の他例を示すブロック図である。 図14に示した実施の形態8にかかる表示部の表示画面の時刻表示領域変更前を示す図である。 同じく、実施の形態8にかかる表示部の表示画面の時刻表示領域変更後を示す図である。 図14に示した画像表示装置における時刻表示領域の変更動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 被検体
2 受信装置
2a 受信ジャケット
2b 外部装置
3 カプセル型内視鏡
4 画像表示装置
5 携帯型記録媒体
20 入力部
21 カーソル
30 記憶部
40 表示部
41 再生ボタン
42 タイムバー
43 時間軸
44 結線
45,46 拡大表示領域マーカー
47 時刻表示領域
50 制御部
51 画像処理部
52 表示制御部
53 画像抽出部
54 画像表示制御部
55 時刻表示制御部
56 選択画像表示制御部
57 時刻検知部
60,61,62 タイムバー
70 拡大アイコン
71 縮小アイコン
A1 画像表示領域
A2 サムネイル画像表示領域
A3 識別情報表示領域
F1,F2 フォルダ
Pa 画像群
Pb 体腔内画像
Pc サムネイル画像
Ta テーブル
W ウィンドウ

Claims (17)

  1. 被検体内導入装置で取得された画像を取り込んで表示部に表示する画像表示装置において、
    少なくとも前記画像を前記表示部の画像表示領域に順次表示させる画像表示制御手段と、
    前記取得された画像の撮像時間情報に基づいて、前記画像全体の時刻を検知する時刻検知手段と、
    前記時刻検知手段で検知された時刻に基づいて、前記画像全体の時刻を前記表示部の時刻表示領域に表示させる時刻表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記画像表示領域に表示された画像から、所望の画像を選択する画像選択手段と、
    前記画像選択手段で選択された前記所望の画像である選択画像を、前記取り込んだ画像の中から抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出された選択画像を、前記表示部の所定表示領域に表示させるとともに、前記選択画像の撮像時間に基づいて、前記選択画像と、前記時刻表示手段によって前記時刻表示領域に表示された時刻とを関連付けて、前記表示部の所定表示領域に結線表示させる選択画像表示制御手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記時刻表示制御手段によって表示された時刻のうちの所望の時刻表示領域の領域幅を変更することによって前記所望の時刻表示領域を選択する時刻選択手段を、
    さらに備え、前記時刻表示制御手段は、前記時刻選択手段で選択された時刻表示領域の領域幅に基づいて、前記選択された時刻表示領域の表示時刻スケールを変更することを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  4. 前記選択画像表示手段によって表示された選択画像のうちの所望の選択画像を選択する選択画像選択手段を、
    さらに備え、前記時刻表示制御手段は、前記選択画像選択手段で選択された選択画像の予め定められた周辺の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更することを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  5. 前記選択画像表示手段によって表示された結線のうちの所望の結線を移動することによって予め定められた周辺の前記時刻表示領域を選択する時刻選択手段を、
    さらに備え、前記時刻表示制御手段は、前記時刻選択手段で選択された時刻表示領域の表示時刻スケールを変更することを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  6. 前記時刻表示制御手段は、前記画像表示領域に表示される画像の時刻位置を示す位置情報を、前記時刻表示領域に表示させ、
    前記画像表示装置は、前記時刻表示制御手段によって表示された所望位置での位置情報を選択する位置情報選択手段を、
    さらに備え、前記時刻表示制御手段は、前記位置情報選択手段で選択された所望位置での位置情報の予め定められた周辺の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更して、前記時刻表示領域とは別の時刻表示領域として前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  7. 前記時刻表示制御手段によって表示された時刻表示領域のうちの所望の時刻表示領域を選択する時刻選択手段を、
    さらに備え、前記時刻表示制御手段は、前記時刻選択手段で選択された時刻表示領域の選択幅に応じて、前記選択された時刻表示領域の表示時刻スケールを変更して、前記時刻表示領域とは別の時刻表示領域として前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  8. 前記時刻表示制御手段によって表示された時刻表示領域のうちの所望の時刻位置を選択する時刻選択手段を、
    さらに備え、前記時刻表示制御手段は、前記時刻選択手段で選択された所望の時刻位置の予め定められた周辺の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更して、前記時刻表示領域とは別の時刻表示領域として前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記時刻表示領域の表示時刻スケールを変更するための変更情報を、前記表示部に表示させ、
    前記画像表示装置は、前記表示された変更情報を選択するとともに、前記時刻表示制御手段によって表示された時刻表示領域のうちの所望の時刻位置を選択する変更情報選択手段を、
    さらに備え、前記時刻表示制御手段は、先に表示させた時刻表示領域に代えて、前記変更情報選択手段で選択された所望の時刻位置の予め定められた周辺の時刻表示領域を、前記選択された変更情報に基づく表示時刻スケールで表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  10. 被検体内導入装置で取得された画像を取り込んで表示部に表示する画像表示装置において、
    少なくとも前記画像を前記表示部の画像表示領域に順次表示させる画像表示制御手段と、
    前記取り込んだ画像全体の時刻を前記表示部の時刻表示領域に表示させる時刻表示制御手段と、
    前記時刻表示制御手段によって表示された時刻のうちの所望の時刻表示領域の領域幅を変更することによって前記所望の時刻表示領域を選択する時刻選択手段と、
    を備え、前記時刻表示制御手段は、前記時刻選択手段で選択された時刻表示領域の領域幅に基づいて、前記選択された時刻表示領域の表示時刻スケールを変更することを特徴とする画像表示装置。
  11. 被検体内導入装置で取得された画像を取り込んで表示部に表示する画像表示装置において、
    少なくとも前記画像を前記表示部の画像表示領域に順次表示させる画像表示制御手段と、
    前記取り込んだ画像全体の時刻を前記表示部の時刻表示領域に表示させるとともに、前記画像表示領域に表示される画像の時刻位置を示す位置情報を、前記時刻表示領域に表示させる時刻表示制御手段と、
    前記時刻表示制御手段によって表示された所望位置での位置情報を選択する位置情報選択手段と、
    を備え、前記時刻表示制御手段は、前記位置情報選択手段で選択された所望位置での位置情報の予め定められた周辺の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更して、前記時刻表示領域とは別の時刻表示領域として前記表示部に表示させることを特徴とする画像表示装置。
  12. 被検体内導入装置で取得された画像を取り込んで表示部に表示する画像表示装置において、
    少なくとも前記画像を前記表示部の画像表示領域に順次表示させる画像表示制御手段と、
    前記取り込んだ画像全体の時刻を前記表示部の時刻表示領域に表示させる時刻表示制御手段と、
    前記時刻表示制御手段によって表示された時刻表示領域のうちの所望の時刻表示領域を選択する時刻選択手段と、
    を備え、前記時刻表示制御手段は、前記時刻選択手段で選択された時刻表示領域の選択幅に応じて、前記選択された時刻表示領域の表示時刻スケールを変更して、前記時刻表示領域とは別の時刻表示領域として前記表示部に表示させることを特徴とする画像表示装置。
  13. 被検体内導入装置で取得された画像を取り込んで表示部に表示する画像表示装置において、
    少なくとも前記画像を前記表示部の画像表示領域に順次表示させる画像表示制御手段と、
    前記取り込んだ画像全体の時刻を前記表示部の時刻表示領域に表示させる時刻表示制御手段と、
    前記時刻表示制御手段によって表示された時刻表示領域のうちの所望の時刻位置を選択する時刻選択手段と、
    を備え、前記時刻表示制御手段は、前記時刻選択手段で選択された所望の時刻位置の予め定められた周辺の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更して、前記時刻表示領域とは別の時刻表示領域として前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  14. 被検体内導入装置で取得された画像を取り込んで表示部に表示する画像表示装置において、
    少なくとも前記画像を前記表示部の画像表示領域に順次表示させるとともに、前記表示部の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更するための変更情報を、前記表示部に表示させる画像表示制御手段と、
    前記取り込んだ画像全体の時刻を前記表示部の時刻表示領域に表示させる時刻表示制御手段と、
    前記表示された変更情報を選択するとともに、前記時刻表示制御手段によって表示された時刻表示領域のうちの所望の時刻位置を選択する変更情報選択手段と、
    を備え、前記時刻表示制御手段は、先に表示させた時刻表示領域に代えて、前記変更情報選択手段で選択された所望の時刻位置の予め定められた周辺の時刻表示領域を、前記選択された変更情報に基づく表示時刻スケールで表示させることを特徴とする画像表示装置。
  15. 前記画像表示領域に表示された画像から、所望の画像を選択する画像選択手段と、
    前記画像選択手段で選択された前記所望の画像である選択画像を、前記取り込んだ画像の中から抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出された選択画像を、前記表示部の所定表示領域に表示させるとともに、前記選択画像の撮像時間に基づいて、前記選択画像と、前記時刻表示手段によって前記時刻表示領域に表示された時刻とを関連付けて、前記表示部の所定表示領域に結線表示させる選択画像表示制御手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項10〜14のいずれか一つに記載の画像表示装置。
  16. 被検体内導入装置で取得された画像を取り込んで表示部に表示する画像表示装置において、
    少なくとも前記画像を前記表示部の画像表示領域に順次表示させる画像表示制御手段と、
    前記取り込んだ画像全体の時刻を前記表示部の時刻表示領域に表示させる時刻表示制御手段と、
    前記画像表示領域に表示された画像から、所望の画像を選択する画像選択手段と、
    前記画像選択手段で選択された前記所望の画像である選択画像を、前記取り込んだ画像の中から抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出された選択画像を、前記表示部の所定表示領域に表示させる選択画像表示制御手段と、
    前記選択画像表示制御手段によって表示された選択画像のうちの所望の選択画像を選択する選択画像選択手段と、
    を備え、前記時刻表示制御手段は、前記選択画像選択手段で選択された選択画像の予め定められた周辺の時刻表示領域の表示時刻スケールを変更することを特徴とする画像表示装置。
  17. 被検体内導入装置で取得された画像を取り込んで表示部に表示する画像表示装置において、
    少なくとも前記画像を前記表示部の画像表示領域に順次表示させる画像表示制御手段と、
    前記取り込んだ画像全体の時刻を前記表示部の時刻表示領域に表示させる時刻表示制御手段と、
    前記画像表示領域に表示された画像から、所望の画像を選択する画像選択手段と、
    前記画像選択手段で選択された前記所望の画像である選択画像を、前記取り込んだ画像の中から抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出された選択画像を、前記表示部の所定表示領域に表示させるとともに、前記選択画像の撮像時間に基づいて、前記選択画像と、前記時刻表示手段によって前記時刻表示領域に表示された時刻とを関連付けて、前記表示部の所定表示領域に結線表示させる選択画像表示制御手段と、
    前記選択画像表示手段によって表示された結線のうちの所望の結線を移動することによって予め定められた周辺の前記時刻表示領域を選択する時刻選択手段と、
    を備え、前記時刻表示制御手段は、前記時刻選択手段で選択された時刻表示領域の表示時刻スケールを変更することを特徴とする画像表示装置。


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