JP2006229517A - スピーカー装置用のフレーム及びスピーカー装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】スピーカー装置用のフレームの外径を大きくすることなく、フレーム外周部の上面側及び下面側に、クッション部材を貼り付けるための貼り付け面を確保する。
【解決手段】フレームは、磁気回路を収容する磁気回路収容部と、その外側に配置され環状の形状を有する外周部と、磁気回路収容部と外周部とを結合する複数のアーム部とを有している。外周部の上面には、クッション部材を貼り付けるための複数の平坦面が形成されていると共に、外周部の下面にもクッション部材を貼り付けるための複数の平坦面が形成されている。特に、フレームでは、外周部の外周壁の外側ではなく、外周部の外周壁と外周部の内周壁との間に、クッション部材を貼り付けるための複数の平坦面を形成することにしている。これにより、フレームの外径を大きくすることなく、フレーム外周部の下面側及び上面側に、クッション部材を貼り付けるための貼り付け面を確保することができる。
【選択図】図7
【解決手段】フレームは、磁気回路を収容する磁気回路収容部と、その外側に配置され環状の形状を有する外周部と、磁気回路収容部と外周部とを結合する複数のアーム部とを有している。外周部の上面には、クッション部材を貼り付けるための複数の平坦面が形成されていると共に、外周部の下面にもクッション部材を貼り付けるための複数の平坦面が形成されている。特に、フレームでは、外周部の外周壁の外側ではなく、外周部の外周壁と外周部の内周壁との間に、クッション部材を貼り付けるための複数の平坦面を形成することにしている。これにより、フレームの外径を大きくすることなく、フレーム外周部の下面側及び上面側に、クッション部材を貼り付けるための貼り付け面を確保することができる。
【選択図】図7
Description
本発明は、スピーカー装置におけるフレームの構造に関する。
従来より、フレーム及び振動板等を有する振動系と、ヨーク、マグネット及びプレートを有する磁気回路系とを備えるスピーカー装置が知られている。このようなスピーカー装置は車載用のスピーカー装置として好適に用いられる。
そのような車載用のスピーカー装置では、フレームの外周部の一部が、フランジ状の形状を有するように形成されている。そして、そのフランジ部には、クッション性を有するクッション部材が貼り付けられている。このため、このようなスピーカー装置を車両のドアのインナーパネル等の取り付け板(被取付部)に取り付けるには、フレームを、そのフランジ部に貼り付けられたクッション部材を介して被取付部に取り付ける。これにより、スピーカー装置を当該被取付部に取り付けることができる。
このような構成により、スピーカー装置の駆動時に生じる振動が、被取付部側に伝達されるのを防止することができるという利点を有している。このような構成を有するスピーカー装置の一例が、特許文献1に記載されている。また、その他にも、この種のスピーカー装置の一例が、例えば、特許文献2乃至4に記載されている。
しかしながら、上記のスピーカー装置では、フレームの外周部の一部にクッション部材を貼り付けるためのフランジ部を形成するようにしているので、その分、フレームの外径が大きくなってしまうという問題がある。
本発明が解決しようとする課題としては、上記のようなものが例として挙げられる。本発明は、フレームの外径を大きくすることなく、フレームの外周部に、クッション部材を貼り付けるための部分を確保することのできるスピーカー装置用のフレーム及びそのフレームを用いたスピーカー装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、スピーカー装置用のフレームであって、環状の形状をなし外周壁を有する外周部を備え、前記外周部は、前記外周部の一方の面側に形成されクッション部材が取り付けられる一の平坦面と、前記外周部の他方の面側に形成されクッション部材が取り付けられる他の平坦面と、前記一の平坦面の一端と前記他の平坦面の一端とを結合する連結部とを有し、前記一の平坦面及び前記他の平坦面は、前記外周部の前記外周壁よりも内側に形成されていることを特徴とする。
本発明の1つの実施形態では、スピーカー装置用のフレームは、環状の形状をなし外周壁を有する外周部を備え、前記外周部は、前記外周部の一方の面側に形成されクッション部材が取り付けられる一の平坦面と、前記外周部の他方の面側に形成されクッション部材が取り付けられる他の平坦面と、前記一の平坦面の一端と前記他の平坦面の一端とを結合する連結部とを有し、前記一の平坦面及び前記他の平坦面は、前記外周部の前記外周壁よりも内側に形成されている。
上記のスピーカー装置用のフレームは、環状の形状をなし、外周壁を有する外周部を備えている。外周部は、その外周部の一方の面側に形成され、クッション部材が取り付けられる、平坦性を有する一の平坦面と、その外周部の他方の面側に形成され、クッション部材が取り付けられる、平坦性を有する他の平坦面と、その一の平坦面の一端とその他方の平坦面の一端とを結合する連結部と、を有している。そして、一の平坦面及び他の平坦面は、外周部の外周壁より内側に形成されている。これにより、スピーカー装置用のフレームの外径を大きくすることなく、クッション部材の取り付け面を確保することができる。
即ち、フレームの外周部の外周壁にフランジ部を設けて、そのフランジ部にクッション部材を貼り付けることで、クッション部材の取り付け面を増やす形態を有するスピーカー装置用のフレーム(以下、単に、「比較例」と呼ぶ)では、フランジ部を設けている分、フレームの外径が大きくなってしまう。これに対し、上記のスピーカー装置用のフレームでは、クッション部材が取り付けられる一の平坦面及び他の平坦面を、外周部の外周壁より内側に形成するようにしている。好適な例では、前記外周部は前記連結部の内側に内周壁を有し、前記一の平坦面及び前記他の平坦面を、前記内周壁と前記外周壁との間に形成することができる。これにより、スピーカー装置用のフレームの外径を大きくすることなく、クッション部材の取り付け面を確保することができる。
上記のスピーカー装置用のフレームの一つの形態では、前記外周部の一方の面は前記外周部の上面に対応していると共に、前記外周部の他方の面は前記外周部の下面に対応しており、前記外周部は、前記一の平坦面の他端と結合され前記連結部と略同方向に延在する他の連結部を有し、前記他の連結部は前記外周部の外周壁に対応していると共に、前記他の連結部の下端は前記他の平坦面と同一面上に位置している。
この態様では、外周部の一方の面は、その外周部の上面に対応している一方、その外周部の他方の面は、その外周部の下面に対応している。そして、その外周部は、一の平坦面の他端と結合され、連結部と略同方向に延在する他の連結部を有している。また、他の連結部は、その外周部の外周壁に対応していると共に、他の連結部の下端は、他の平坦面と同一面上に位置している。即ち、外周部の他方の面(下面)側には、平坦性を有する他の平坦面に加え、他の平坦面と同一面上に位置する、他の連結部の下端が形成されている。これにより、スピーカー装置用のフレームの外径を大きくすることなく、その分、外周部の他方の面(下面)において、クッション部材の取り付け面を増やすことができる。
上記のスピーカー装置用のフレームの他の形態では、前記他の平坦面の一部と平面的に重なり、前記一の平坦面の内側に且つ前記一の平坦面と同一面上に配置された平坦性を有する端面を有し、前記端面上には上方に突出する環状の突出部が形成されている。
この態様では、他の平坦面の一部と平面的に重なり、一の平坦面の内側に、且つ、その一の平坦面と同一面上に配置された平坦性を有する端面を有している。即ち、外周部の一方の面(上面)側には、平坦性を有する一の平坦面に加え、その一の平坦面と同一面上に位置する端面が形成されている。これにより、スピーカー装置用のフレームの外径を大きくすることなく、その分、外周部の一方の面(上面)においてクッション部材の取り付け面を増やすことができる。また、その端面上には、上方に突出する環状の突出部が形成されているので、これにより、一の平坦面及び端面の上にクッション部材を取り付ける際に、そのクッション部材を外周部の一方の面(上面)の適正な位置に位置決めすることができる。
上記のスピーカー装置用のフレームの他の形態では、前記外周部を有するスピーカー装置を取り付け板に取り付けたときに、前記外周部は、前記取り付け板に対応する位置に且つ前記外周部の内周壁より内側の位置にクッション部材を取り付けるためのクッション部材取り付け面を有している。そして、そのクッション部材取り付け面には、クッション部材が取り付けられる。これにより、スピーカー装置用のフレームにおいて、クッション部材の取り付け面を増すことができると共に、上記の比較例と比べて、そのフレームの外径の縮小化を図ることができる。
上記のスピーカー装置用のフレームの他の形態では、前記外周部の内側に配置され磁気回路を収容する磁気回路収容部と、前記磁気回路収容部と前記外周部の前記内周壁とを結合する複数のアーム部とを備え、前記クッション部材取り付け面は、前記外周部の他方の面側に且つ前記外周部の前記内周壁と前記複数のアーム部との間に形成されており、且つ、前記他の平坦面と同一面上に形成されている。
この態様では、スピーカー装置用のフレームは、外周部の内側に配置され、磁気回路を収容する磁気回路収容部と、その磁気回路収容部と外周部の内周壁とを結合する複数のアーム部とを備えている。そして、クッション部材取り付け面は、外周部の他方の面(下面)側に、且つ、外周部の内周壁と複数のアーム部との間に形成されており、且つ、他の平坦面と同一面上に形成されている。好適な例では、前記クッション部材取り付け面を、平面的に見たときに水掻き状若しくは三角形状の平面形状に形成することができる。これにより、スピーカー装置用のフレームの外径を大きくすることなく、外周部の他方の面(下面)側において、更に、クッション部材の取り付け面を増やすことができる。
上記のスピーカー装置用のフレームを備えるスピーカー装置を構成することができる。これにより、このスピーカー装置を被取付部に取り付けた場合には、フレームに取り付けられたクッション部材と被取付部との接触面積が大きくなるので、スピーカー装置の駆動時に生じる振動が被取付部に伝達し難くなる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。本実施例は、スピーカー装置用のフレームの外径を大きくすることなく、フレームの外周部の上面側及び下面側に、クッション部材を貼り付けるための貼り付け面を確保する。
[スピーカー装置の構成]
まず、図1乃至図5を参照して、本発明の実施例に係るスピーカー装置100の構成等について説明する。
まず、図1乃至図5を参照して、本発明の実施例に係るスピーカー装置100の構成等について説明する。
図1は、本発明の実施例に係るスピーカー装置100を、その放音側から見たときのスピーカー装置100の斜視図を示す。図2は、スピーカー装置100を、その放音側と逆側、即ち背面側から見たときのスピーカー装置100の斜視図を示す。図3は、スピーカー装置100を、その放音側から見たときのスピーカー装置100の正面図を示す。図4は、スピーカー装置100を、その放音側と逆側、即ち背面側から見たときのスピーカー装置100の背面図を示す。図5は、スピーカー装置100(又はフレーム1)の中心軸L1に対して紙面右側にスピーカー装置100の断面図を、その中心軸L1に対して紙面左側にスピーカー装置100の側面図を夫々示す。また、図5に示される片側断面図は、図3におけるスピーカー装置100の切断線X1−X2に沿った断面図である。図5に示される片側側面図は、図3において、スピーカー装置100の中心軸L1を通る平面S1と、その中心軸L1を通り平面S1に垂直な平面S2との間におけるスピーカー装置100の側面部分E1に対応している。
本実施例のスピーカー装置100は、車載用スピーカー装置として好適に用いることができる。スピーカー装置100は、スピーカーユニット50を、フレーム1に取り付けることにより構成される。
スピーカーユニット50は、ヨーク2、マグネット3及びプレート4を有する磁気回路系20と、ボイスコイルボビン5、ボイスコイル6、ダンパー7、振動板8、エッジ9及びキャップ10を有する振動系30と、を備えている。
まず、磁気回路系20の各構成要素について説明する。
磁気回路系20は、内磁型の磁気回路として構成されている。
ヨーク2は、略壺状の形状をなしている。ヨーク2は、円板状のマグネット3を載置するための第1平坦部2aと、その第1平坦部2aの略中心に形成された開口2bと、その第1平坦部2aの外周部と連結された第1円筒部2cと、その第1円筒部2cの下端部と連結された第2平坦部2dと、その第2平坦部2dの外周部と連結された第2円筒部2eと、その第2円筒部2eの上端部と連結され当該上端部から外側に延在するフランジ部2fとを有し、それらの各要素は一体的に形成されている。
第1平坦部2aの上面は平坦性を有している。開口2bは、磁気回路系20で発生した熱を外部へ放熱する機能を有している。第1円筒部2cは、円筒状の形状をなしている。図5において、第1円筒部2cを矢印Y1方向に所定の長さを有するように形成することにより、振動系30の要素と、マグネット3及びプレート4との相対的な位置関係を調整することができる。第2平坦部2dの下面は平坦性を有している。第2平坦部2dは、第1円筒部2cと第2円筒部2eとの間に一定の間隙を形成する役割を担う。第2円筒部2eは、円筒状の形状をなし、第1円筒部2cの外側に配置されている。第2円筒部2eは、当該第2円筒部2eの内周壁と、マグネット3及びプレート4の各外周壁との間に磁気ギャップ12を形成する機能を有している。フランジ部2fは、フレーム1の要素である磁気回路収容部1aに固定される部位である。フランジ部2fを磁気回路収容部1aに取り付けることにより、磁気回路系20を磁気回路収容部1a内に収容することができる。
マグネット3は、円板状の形状をなし、ヨーク2の第1平坦部2a上に取り付けられている。マグネット3上には、当該マグネット3と略同一の径を有する、円板状のプレート4が取り付けられている。
このような構成を有する磁気回路系20では、マグネット3及びプレート4等により磁気回路を構成し、プレート4の外周壁と第2円筒部2eの内周壁との間に形成される磁気ギャップ12にマグネット3の磁束を集中させている。
次に、振動系30の各構成要素について説明する。
ボイスコイルボビン5は、略円筒状の形状をなしている。ボイスコイルボビン5の外周壁の下端部近傍には、後述するボイスコイル6が巻かれている。ボイスコイルボビン5の内周壁の下端部近傍は、マグネット3及びプレート4の各外周壁と一定の間隔をおいて対向している。一方、ボイスコイルボビン5の外周壁の下端部近傍は、ヨーク2の要素である第2円筒部2eの内周壁の上端部近傍と一定の間隔をおいて対向している。そして、第2円筒部2eの内周壁と、プレート4等の外周壁との間に空隙(磁気ギャップ12)が形成されている。
ボイスコイル6は、1つの配線からなり、図4に示すように、プラスのリード線6a及びマイナスのリード線6bを夫々有している。プラス側のリード線6aはL(又はR)チャンネル信号の入力配線であり、マイナス側のリード線6bはグランド(GND:接地)信号の入力配線である。リード線6a、6bは、フレーム1に設けられた端子部1dに電気的に接続されている。また、端子部1dは、図示しないアンプ側の出力側の配線にも電気的に接続される。これにより、ボイスコイル6には、端子部1d並びにリード線6a及び6bを介してアンプ側から1チャンネル分の信号や電力が入力される。
ダンパー7は、環状の形状をなし、同心円状に波型が形成された弾性部を有している。ダンパー7の内周縁部は、ボイスコイルボビン5の外周壁の上端部近傍に取り付けられている。一方、ダンパー7の外周縁部は、磁気回路収容部1aの外周部に取り付けられている。
振動板8には、各種の用途に応じ、紙系、高分子系、金属系などの各種の材料を適用することができる。振動板8は、コーン状の形状をなしている。振動板8の内周縁部は、ボイスコイルボビン5の外周壁の上端部近傍に且つダンパー7の上側に取り付けられている。一方、振動板8の外周縁部は、環状の形状をなすエッジ9の内周縁部に取り付けられている。エッジ9の外周縁部は、フレーム1の外周部1c上に取り付けられている。なお、本例では、振動板8とエッジ9を夫々独立に形成するようにしているが、これに限らず、本発明では、振動板8とエッジ9を一体的に形成するようにしても構わない。
キャップ10は、略ドーム状の形状をなし、ボイスコイルボビン5の上面を閉塞するように、当該ボイスコイルボビン5の外周壁に取り付けられている。これにより、粉塵や異物などがスピーカーユニット50の内部へ侵入するのを防止する機能を有している。
フレーム1は、金属や樹脂などの各種の材料にて形成される。スピーカー装置100の軽量化を図る場合には、フレーム1は樹脂材料にて形成するのが好ましい。フレーム1は、主として、磁気回路収容部1aと、その磁気回路収容部1aの外側に且つ上側に配置された外周部1cと、磁気回路収容部1aと外周部1cを連結する複数のアーム部1bと、磁気回路収容部1aの外周部付近に設けられた端子部1dとを有し、それらの各要素は一体的に形成されている。また、フレーム1において、磁気回路収容部1aと外周部1cの間には開口1fが形成されている。
磁気回路収容部1aは、略椀状の形状をなし、開口1aa、切り欠き部1ab及び複数の固定部1acを有している。開口1aaの径は、ヨーク2の第2円筒部2eの外径と略同一になっている。開口1aaは、図5においてスピーカー装置100の中心軸L1方向を縦方向としたときに、磁気回路収容部1aの縦方向の略中心に対応する位置に形成されている。各切り欠き部1abは、磁気回路収容部1aの外周壁の一部を除去することにより形成され、その外周壁付近に且つ適宜の間隔をおいて形成されている。各固定部1acは、開口1aa付近に且つ切り欠き部1abに対応する位置に形成されている。また、固定部1acの各々は、その開口1aaの周方向に沿って且つ適宜の間隔をおいて形成されている。
各アーム部1bの一端は、磁気回路収容部1aの外周壁に取り付けられていると共に、各アーム部1bの他端側は、外周部1cの内周壁に取り付けられている。
外周部1cは、略環状の形状をなし、磁気回路収容部1a及び複数のアーム部1bの外側に設けられている。外周部1cには、エッジ9の外周部やクッション部材40、41等が取り付けられる。外周部1cは、スピーカー装置100を、例えば車両ドアのインナーパネルなどの被取付部に取り付けるための取り付け部1ca、1cbを有している。
取り付け部1caは、ボルトを挿入するための挿入口であり、外周部1cにおいて端子部1dと逆側の位置に設けられている。取り付け部1cbは、爪状の形状をなし、外周部1cの下面側において取り付け部1caと逆側の位置に且つ端子部1d付近に複数設けられている。また、1つの取り付け部1cbと、他の取り付け部1cbとは一定の間隔をおいて外周部1cの下面側に設けられている。
外周部1cの上面、及び、外周部1cの下面の一部分には、クッション性を有し、棒状の形状を有するクッション部材40が略円形形状に変形された状態で貼り付けられている。クッション部材40としては、例えば、スポンジやウレタンなどの弾性を有する部材が好ましい。また、複数の取り付け部1cb側の外周部1cの下面の他の一部分には、クッション部材40と同一の材料からなり且つ図示の形状を有するクッション部材41が貼り付けられている。クッション部材40及び41の一方の面には、粘着性のあるシールが印刷、若しくは接着剤が塗布されている。
以上に述べたスピーカーユニット50は、次のようにしてフレーム1に取り付けられている。図5において、振動系30の要素であるボイスコイルボビン5及びキャップ10が、磁気回路収容部1aの開口1aaに矢印Y1方向から挿入され、そのボイスコイルボビン5の上端部及びキャップ10が振動板8の放音側の面の上方に配置された状態で、ヨーク2の要素であるフランジ部2fが、磁気回路収容部1aに設けられた複数の固定部1acに固定されている。こうして、スピーカーユニット50は、フレーム1の適切な位置に取り付けられ、スピーカー装置100が構成されている。
以上の構成を有するスピーカー装置100において、アンプ側から出力された信号や電力は、端子部1d、及びボイスコイル6のリード線6a、6bを介して、ボイスコイル6へ入力される。これにより、磁気ギャップ12内でボイスコイル6に駆動力が発生し、図5において振動板8等をスピーカー装置100の中心軸L1方向に振動させる。こうして、スピーカー装置100は、図5の矢印Y1方向に音波を放射する。
(フレームの構造)
次に、図6乃至図9を参照して、本発明の特徴をなすフレーム1の構造について説明する。本発明に係る実施例は、クッション部材40及び41が取り付けられるフレーム1の外周部1cの構造に特徴を有している。このため、以下では、この点を中心に説明する。
次に、図6乃至図9を参照して、本発明の特徴をなすフレーム1の構造について説明する。本発明に係る実施例は、クッション部材40及び41が取り付けられるフレーム1の外周部1cの構造に特徴を有している。このため、以下では、この点を中心に説明する。
図6はフレーム1の正面図を示す。図7は、図6における切断線B−B’に沿ったフレーム1の断面図を示す。なお、図7では、外周部1cに貼り付けられるクッション部材40も示す。図8は、フレーム1の背面図を示す。図9は、図2に対応するスピーカー装置100の斜視図であり、特にフレーム1を背面側から見たときのフレーム1の構造を示す。なお、図9では、フレーム1の外周部1cの下面の構造を把握しやすくするために、その外周部1cにはクッション部材40及び41を貼り付けていない。
フレーム1の基本的な構成は上記した通りであるので、その説明は省略する。
フレーム1の外周部1cは、上面60、下面61、及び上面60と下面61を連結する連結部62を備え、それらの各要素は一体的に形成されている。なお、以下で説明するフレーム1の外周部1cの下面61の構成は、図8及び図9において領域E2を除く外周部1cの下面の部分の構成に対応している。ここで、領域E2に対応するフレーム1の外周部1cの下面側、及び、領域E2を除く外周部1cの下面側は、クッション部材40及び/又はクッション部材41等を介して、車両ドアのインナーパネルなどの被取付部に取り付けられる領域となっている。
上面60は、略環状の形状をなし、平坦性を有する複数の平坦面、即ち平坦面60a、平坦面60b及び平坦面60cを備えている。図7等に示すように、平坦面60aは、外周部1cの内周壁側に形成されている。平坦面60a上にはエッジ9の外周縁部が取り付けられ、その平坦面60aはエッジ9を支持する役割を担う。平坦面60bは、平坦面60aの外側に形成されている。平坦面60bの一部上には、紙面上側に突出し環状の形状をなす環状突出部60baが形成されている。環状突出部60baは、クッション部材40を外周部1cの上面60の適切な位置に位置決めする役割を担う。好適な例では、環状突出部60baの高さは、クッション部材40の厚さと同じ大きさにすることができる。平坦面60cは、平坦面60bと一定の間隔をおいて且つ当該平坦面60bの外側に形成されている。即ち、平坦面60cは、外周部1cの外周壁側に形成されている。平坦面60a、平坦面60b及び平坦面60cは同一面上にある。複数の平坦面のうち平坦面60b及び平坦面60cの上には、図7に示すように、クッション部材40(破線部分)が貼り付けられる。
一方、下面61は、略環状の形状をなし、平坦性を有する複数の平坦面、即ち平坦面61a、平坦面61b及び平坦面61cを備えている。図7等に示すように、平坦面61aは、外周部1cの内周壁側に且つ平坦面60aの一部と重なる位置に形成されている。平坦面61bは、平坦面61aと一定の間隔をおいて且つ当該平坦面61aの外側に形成されている。平坦面61cは、平坦面61bと一定の間隔をおいて且つ当該平坦面61bの外側に且つ平坦面60cの一部と重なる位置に形成されている。平坦面61b及び平坦面61cは同一面上にある。平坦面61aは、平坦面61b及び平坦面61cより上側の位置にある。つまり、平坦面61aと平坦面61b及び平坦面61cとの間には段差がある。下面61の要素のうち平坦面61b及び平坦面61cは、図7に示すように、クッション部材40(破線部分)が貼り付けられる。
連結部62は、環状の形状をなし、複数の連結部、即ち連結部62a、連結部62b、連結部62c、連結部62dを有している。その連結部62の要素である各連結部は、上面60及び下面61と交差する方向に延在するように形成されている。
連結部62aは、図7に示すように、下面61の要素である平坦面61aから上面60の要素である平坦面60aの一端まで延在してなり、当該平坦面61aと当該平坦面60aとを連結している。連結部62aの内周壁は、外周部1cの内周壁に対応している。連結部62bは、上面60の要素である平坦面60bの一端から下面61の要素である平坦面61bの一端まで延在してなり、当該平坦面60bと当該平坦面61bとを連結している。連結部62cは、下面61の要素である平坦面61bの他端から上面60の要素である平坦面60cの一端まで延在してなり、当該平坦面61bと当該平坦面60cとを連結している。連結部62dは、上面60の要素である平坦面60cの他端から下面61の要素である平坦面61cまで延在してなり、当該平坦面60cと当該平坦面61cとを連結している。連結部62dの外周壁は、外周部1cの外周壁に対応している。
以上の構成を有するフレーム1の外周部1cは、図7に示すように、アコーディオン状若しくは蛇腹状の断面形状となるように形成されている。そして、本実施例では、外周部1cの外周壁の外側ではなく、その外周壁の内側、即ち外周部1cの内周壁(連結部62a)と外周部1cの外周壁(連結部62d)の間に、クッション部材40を貼り付けるための平坦面61b及び平坦面60cを夫々設けるようにしている点に特徴がある。これにより、本実施例のフレーム1では、図7に示すように、外周部1cの上面60側の外径、即ち平坦面60cの外径D2と、外周部1cの下面61側の外径、即ち平坦面61cの外径D1とは同一になっている。換言すれば、図7において、上面60の要素である平坦面60cの外周壁、及び、下面61の要素である平坦面61cの外周壁は、夫々フレーム1の中心軸L1に平行な周面上に位置している。
また、かかるフレーム1の外周部1cでは、上記したように、棒状のクッション部材40が、上面60の要素である複数の平坦面のうち、平坦面60b及び平坦面60cに貼り付けられると共に、下面61の要素である複数の平坦面のうち、平坦面61b及び平坦面61cに貼り付けられる。棒状のクッション部材40が略円形形状に変形され、上記の各平坦面に貼り付けられた状態が図1乃至図5に示されている。なお、図1乃至図5では、便宜上、外周部1cの各要素の符号は省略する。このため、クッション部材40と外周部1cの各要素との位置関係については、図6乃至図8と合わせて参照されたい。
図1乃至図5又は図7に示されるように、クッション部材40が、外周部1cの要素である平坦面60b及び平坦面60cに貼り付けられた状態では、クッション部材40の内周壁は環状突出部60baの外周壁に接触している。つまり、環状突出部60baは、クッション部材40を外周部1cの適正な位置に位置決めする機能を有している。
また、本実施例のフレーム1は、上記した特徴点のほか、領域E2に対応する外周部1cの下面の構成にも特徴を有している。そのため、以下では、図6、図8及び図9を参照して、領域E2(破線にて囲まれた部分)に対応する外周部1cの下面の構成等を中心に説明する。
領域E2に対応するフレーム1の外周部1cの下面(平坦面61aを含む)は、その領域E2を除いた領域に対応する外周部1cの平坦面61b及び61cと同一面上に位置するように形成されている。
特に、本実施例では、領域E2に対応する連結部62aの内周壁と、各取り付け部1cbの近傍に位置する複数のアーム部1bとの間には、領域E2に対応する平坦面61aと同一面上に位置する、水掻き状の平面形状を有する平坦面1gが複数形成されている。なお、本例では、各平坦面1gは、水掻き状の平面形状、換言すれば略三角形の平面形状をなしているが、かかる平坦面1gの平面形状はあくまで一例である。即ち、本発明では、平坦面1gの平面形状は、矩形状など各種の周知の平面形状に形成することができる。この複数の平坦面1gには、図2及び図4に示されるように、クッション部材40及び41が貼り付けられる。このように、本実施例では、領域E2に対応する外周部1cの下面に複数の平坦面1gを設けることにより、クッション部材の貼り付け面を増やすようにしている。
なお、本実施例では、複数の取り付け部1cbの近傍に位置するアーム部1bと、領域E2に対応する連結部62aの内周壁との間に水掻き状の複数の平坦面1gを形成するようにしたが、これに限らず、本発明では、フレーム1の全てのアーム部1bと、対応する連結部62aの内周壁との間に、水掻き状の平坦面1gを複数設けるようにしても構わない。
次に、比較例と比較した、本発明の実施例に係るスピーカー装置100の有利な作用効果について説明する。
まず、図7を参照して、比較例に係るフレームの外周部の構成について述べる。比較例のフレームの外周部は、図7において、その外周部に連結部62b及び62c並びに平坦面61bが形成されておらず、その代わりに、その連結部62dの外周壁の下端部から外側に延在するフランジ部63(破線部分)が形成されており、その他の構成は本実施例と略同様である。このように、比較例において、フレームの外周部にフランジ部63を形成しているのは、クッション部材を貼り付けるための面をできる限り増やすためである。そして、比較例では、フレームの上面の要素である平坦面60b及び60c上、及び、フランジ部63の下面にクッション部材が夫々貼り付けられる。このような構成により、比較例では、フレームの下面側の外径、即ちフランジ部63の外径D3は、フレームの上面側の外径、即ち平坦面60cの外径D2(=D1)より大きくなっている。
つまり、比較例では、クッション部材の貼り付け面を増やすために、外周部1cの下面側にフランジ部63を設けているので、その分、フレームの下面側の外径が大きくなってしまい、フレーム1全体の外径が大きくなってしまうという問題が生じる。
これに対し、本発明では、フレーム1の外周部1cの形状を、アコーディオン状若しくは蛇腹状の断面形状を有するように形成しているので、比較例のような問題は生じない。即ち、本実施例では、外周部1cの外周壁の外側ではなく、その外周壁の内側、即ち外周部1cの内周壁(連結部62a)と外周部1cの外周壁(連結部62d)の間に、クッション部材40を貼り付けるための平坦面61b及び平坦面60cを夫々設けるようにしている。これにより、本実施例のフレーム1では、外周部1cの上面60側の外径、即ち平坦面60cの外径D2と、外周部1cの下面61側の外径、即ち平坦面61cの外径D1とは同一になっている。よって、本実施例によれば、フレーム1の外形寸法を大きくすることなく、クッション部材40の貼り付け面を確保することができる。
また、本発明は、図6、図8及び図9に示すように、領域E2に対応する連結部62aの内周壁(外周部1cの内周壁)と、各取り付け部1cbの近傍に位置する複数のアーム部1bとの間において、領域E2に対応する平坦面61aと同一面上に位置する、水掻き状の平面形状を有する平坦面1gを複数形成するようにしている。換言すれば、本発明では、クッション部材40及び41を貼り付けるための複数の平坦面1gを、フレーム1の外周部1cの内周壁より内側(即ち、フレーム1の中心軸L1側)に、且つ、被取付部が位置するフレーム1の開口1f側に形成するようにしている。
これにより、本発明では、フレーム1の外径、即ちフレーム1の外周部1cの外径を大きくすることなく、その外周部1cの下面側にクッション部材40を貼り付けるための貼り付け面を確保することができる。よって、本発明では、上記した比較例に比べて、フレーム1の外径寸法の縮小化を図ることができる。
また、本発明では、上記した位置に複数の平坦面1gを設けている。これにより、各取り付け部1cbの近傍に位置する各アーム部1bとフレーム1との結合力の向上を図ることができると共に、複数の平坦面1gとフレーム1との結合力の向上を図ることができる。
1 フレーム
1b アーム部
1c 外周部
1cb 取り付け部
60a、60b、60c、61a、61b、61c、1g 平坦面
62a、62b、62c、62d 連結部
1f 開口
2 ヨーク
3 マグネット
4 プレート
5 ボイスコイルボビン
6 ボイスコイル
7 ダンパー
8 振動板
9 エッジ
20 磁気回路系
30 振動系
40、41 クッション部材
50 スピーカーユニット
60 上面
61 下面
100 スピーカー装置
1b アーム部
1c 外周部
1cb 取り付け部
60a、60b、60c、61a、61b、61c、1g 平坦面
62a、62b、62c、62d 連結部
1f 開口
2 ヨーク
3 マグネット
4 プレート
5 ボイスコイルボビン
6 ボイスコイル
7 ダンパー
8 振動板
9 エッジ
20 磁気回路系
30 振動系
40、41 クッション部材
50 スピーカーユニット
60 上面
61 下面
100 スピーカー装置
Claims (9)
- 環状の形状をなし外周壁を有する外周部を備え、
前記外周部は、前記外周部の一方の面側に形成されクッション部材が取り付けられる一の平坦面と、前記外周部の他方の面側に形成されクッション部材が取り付けられる他の平坦面と、前記一の平坦面の一端と前記他の平坦面の一端とを結合する連結部とを有し、
前記一の平坦面及び前記他の平坦面は、前記外周部の前記外周壁よりも内側に形成されていることを特徴とするスピーカー装置用のフレーム。 - 前記外周部は前記連結部の内側に内周壁を有し、
前記一の平坦面及び前記他の平坦面は、前記内周壁と前記外周壁との間に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカー装置用のフレーム。 - 前記外周部の一方の面は前記外周部の上面に対応していると共に、前記外周部の他方の面は前記外周部の下面に対応しており、
前記外周部は、前記一の平坦面の他端と結合され前記連結部と略同方向に延在する他の連結部を有し、
前記他の連結部は前記外周部の外周壁に対応していると共に、前記他の連結部の下端は前記他の平坦面と同一面上に位置していることを特徴とする請求項1又は2に記載のスピーカー装置用のフレーム。 - 前記他の平坦面の一部と平面的に重なり、前記一の平坦面の内側に且つ前記一の平坦面と同一面上に配置された平坦性を有する端面を有し、
前記端面上には上方に突出する環状の突出部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカー装置用のフレーム。 - 前記外周部を有するスピーカー装置を取り付け板に取り付けたときに、前記外周部は、前記取り付け板に対応する位置に且つ前記外周部の内周壁より内側の位置にクッション部材を取り付けるためのクッション部材取り付け面を有していることを特徴とする請求項1に記載のスピーカー装置用のフレーム。
- 前記クッション部材取り付け面にはクッション部材が取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載のスピーカー装置用のフレーム。
- 前記外周部の内側に配置され磁気回路を収容する磁気回路収容部と、前記磁気回路収容部と前記外周部の前記内周壁とを結合する複数のアーム部とを備え、
前記クッション部材取り付け面は、前記外周部の他方の面側に且つ前記外周部の前記内周壁と前記複数のアーム部との間に形成されており、且つ、前記他の平坦面と同一面上に形成されていることを特徴とする請求項5に記載のスピーカー装置用のフレーム。 - 前記クッション部材取り付け面は、平面的に見たときに水掻き状若しくは三角形状の平面形状に形成されていることを特徴とする請求項5に記載のスピーカー装置用のフレーム。
- 請求項1乃至8のいずれか一項に記載のスピーカー装置用のフレームを備えるスピーカー装置。
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