JP2006218901A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 タイヤ赤道線CLに対してそれぞれ交互に合流することなくタイヤ周方向に複数形成されている横断溝20は、周方向溝2,4から中央領域CTまで踏込側へ傾斜して延びる長辺傾斜溝21と、長辺傾斜溝21の中央領域CTに位置する端部21Eから踏込側へ向けて、タイヤ赤道線CLに対して略平行に延びる直線溝22と、直線溝22の踏込側に位置する端部22Eから周方向溝2,4に向かって蹴出側へ傾斜して延びる短辺傾斜溝23とによって構成されることを要旨とする。
【選択図】 図1
Description
図1は、本発明の第1の実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド面10の一部展開図である。同図に示すように、トレッド面10には、タイヤ周方向に延在し、タイヤ赤道線CLの両側に位置する周方向溝2,4と、当該周方向溝2,4により区画された中央陸部3とが設けられている。
第1の実施形態に係る空気入りタイヤによると、周方向溝2,4によって従来の空気入りタイヤと同等の排水性能を確保した上で、周方向溝2,4から中央陸部3の中央領域CTまで延びる横断溝20によって排水性能が向上する。
次に、本発明は、上述した第1の実施形態に記載のトレッド面10に限定されるものではない。以下において、第2の実施形態に係るトレッド面100について、図面を参照しながら説明する。
第2の実施形態に係る空気入りタイヤによると、第1の実施形態の作用・効果に加え、短辺傾斜溝123の外側端部125aが周方向主溝102,104に開口していないことで、タイヤ周方向に隣り合う長辺傾斜溝121と短辺傾斜溝123とに挟まれる陸部6,7の剛性がさらに向上し、操縦安定性能が大きく向上するとともに、ブロックエッジのインパクトが抑制されて騒音性能が向上する。
次に、図9(b)を参照して、上述した各実施形態における変更例について説明する。なお、以下において説明する変更例は、上述した第1の実施形態に適用するものとして説明するが、第2の実施形態に適用しても勿論よい。
本発明の効果を確かめるために、発明者らは、評価用タイヤとして、従来例に係る空気入りタイヤを1種、本発明が適用された実施例に係る空気入りタイヤを2種試作して評価試験を実施した。
・トレッド幅:180mm(JATMA寸法標準内圧・荷重において)
・タイヤ空気圧:2.3kg/cm
・荷重負荷:実車2名乗車相当
この評価試験では、上述した従来例、及び、実施例1、実施例2に係る空気入りタイヤに対し、下記の4つの項目についてそれぞれ評価した。
表4から明らかとなるように、従来例に係る空気入りタイヤに比較して、本発明が適用された実施例1及び実施例2に係る空気タイヤは4つの評価項目のいずれにおいても同等か同等以上の評価となっている。
Claims (14)
- トレッド面において、タイヤ周方向に延在し、タイヤ赤道線の両側に位置する2本の周方向溝と、前記周方向溝により区画された中央陸部とが設けられた空気入りタイヤであって、
前記中央陸部には、前記周方向溝から前記中央陸部の中央領域まで延びる横断溝が、前記タイヤ赤道線に対してそれぞれ交互に合流することなくタイヤ周方向に複数形成されており、
前記横断溝は、
前記周方向溝から前記中央領域まで踏込側へ傾斜して延びる第1傾斜溝と、
前記第1傾斜溝の前記中央領域に位置する端部から前記踏込側へ向けて、前記タイヤ赤道線に対して略平行に延びる直線溝と、
前記直線溝の前記踏込側に位置する端部から前記周方向溝に向かって蹴出側へ傾斜して延びる第2傾斜溝とによって構成されることを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記直線溝の互いに向き合う溝壁のうち、前記タイヤ赤道線側に位置する内側溝壁は、タイヤ法線に対して25度以上45度以下で傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記第1傾斜溝の前記タイヤ赤道線に対する第1傾き角度は、前記第2傾斜溝の前記タイヤ赤道線に対する第2傾き角度よりも小さいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記トレッド面において、前記直線溝の溝幅は、前記第1傾斜溝の溝幅及び前記第2傾斜溝の溝幅よりも広いことを特徴とする請求項1又乃至請求項3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 前記直線溝の互いに向き合う溝壁のうち、前記タイヤ赤道線側に位置する内側溝壁のタイヤ周方向の長さである内側溝壁長さは、前記内側溝壁と、当該内側溝壁とタイヤ周方向に隣り合う前記内側溝壁との距離である隣接距離の1/2以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 前記周方向溝側に位置する前記第2傾斜溝の端部である第2外側端部は、溝底を底上げする底上溝底を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 前記底上溝底を有する前記第2外側端部の溝幅は、前記タイヤ赤道線側に位置する前記第2傾斜溝の端部である第2内側端部の溝幅よりも広く、
前記底上溝底の形状は、一辺を前記第2傾斜溝の前記踏込側に位置する溝縁上とし、一頂点を前記蹴出側へ向けた略三角形状であるとともに、前記踏込側から前記蹴出側に向けて下降することを特徴とする請求項6に記載の空気入りタイヤ。 - 前記周方向溝側に位置する前記第2傾斜溝の端部である第2外側端部は、前記周方向溝に開口することなく前記周方向溝手前まで延びていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 前記トレッド面において、前記タイヤ赤道線に対して一方の前記直線溝と他方の前記直線溝とが、前記タイヤ赤道線上で重なることなく形成され、
前記トレッド面において、前記タイヤ赤道線に対して一方の前記直線溝と他方の前記直線溝との離間距離は、前記直線溝の溝幅の1/2以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の空気入りタイヤ。 - 前記トレッド面において、前記タイヤ赤道線に対して一方の前記直線溝と他方の前記直線溝とが、前記タイヤ赤道線上で重なり、
前記トレッド面において、前記タイヤ赤道線に対して一方の前記直線溝と他方の前記直線溝との重複距離は、前記直線溝の溝幅の1/2以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の空気入りタイヤ。 - 前記周方向溝は、前記タイヤ赤道線に対して一方の前記トレッド面と他方の前記トレッド面とを、それぞれ略2等分する位置に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 前記直線溝の互いに向き合う溝壁のうち、前記周方向溝側に位置する外側溝壁は、前記タイヤ赤道線側に位置する内側溝壁よりもタイヤ法線に対する傾斜角度が小さいことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 前記周方向溝によってトレッド端部側に区画された側陸部には、複数のラグ溝が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 前記ラグ溝は、前記周方向溝を挟んで前記第1傾斜溝と連通する溝として弧状により形成されるとともに、前記周方向溝及び前記トレッド端部にそれぞれ開口しており、
前記側陸部には、前記周方向溝及び前記トレッド端部にそれぞれ開口し、前記ラグ溝と略平行な副ラグ溝が、タイヤ周方向に互いに隣り合う前記ラグ溝の間にそれぞれ設けられ、
前記周方向溝側に位置する前記副ラグ溝の副ラグ内側端部は、溝底を底上げする底上副ラグ溝底を有しており、
前記底上副ラグ溝底の形状は、一辺を前記副ラグ溝の蹴出側に位置する溝縁上とし、一頂点を踏込側へ向けた略三角形状であるとともに、蹴出側から踏込側に向けて下降することを特徴とする請求項13に記載の空気入りタイヤ。
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