JP2006261700A - Low-pressure cvd apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は低圧化学蒸着装置に関するもので、詳しくは膜質及び厚さを均一化し、パーティクルを防止し、膜質を多様化し、部品の破損を防止し、自動化に有利にし、さらに低圧化学蒸着装置とプラズマ低圧化学蒸着装置として兼用し得るようにした低圧化学蒸着装置に関するものである。 The present invention relates to a low pressure chemical vapor deposition apparatus. Specifically, the film quality and thickness are made uniform, particles are prevented, the film quality is diversified, parts are prevented from being damaged, and it is advantageous for automation. The present invention relates to a low pressure chemical vapor deposition apparatus that can be used as a low pressure chemical vapor deposition apparatus.
一般に、半導体製造工程において、ウェーハ上に絶縁体、誘電体又は導電体等の性質を有する窒化膜、酸化膜、珪素膜等の化合物薄膜を蒸着するのに低圧化学蒸着(Low Pressure Chemical Vapor Deposition)方法が使用されている。
低圧化学蒸着法に使用される蒸着装置としては、低温、低圧の雰囲気で反応炉内部に流入される化合物ソースガスを反応させてウェーハ上に化合物薄膜を蒸着させるもので、ウェーハを一枚ずつローディングさせながら蒸着させる枚葉式低圧化学蒸着装置と、複数枚のウェーハを同時にローディングさせた状態で蒸着させる鐘形低圧化学蒸着装置が使用されており、枚葉式低圧化学蒸着装置は自動化が容易であり広い面積を必要としないという利点があって広く使用されている。
Generally, in semiconductor manufacturing processes, low pressure chemical vapor deposition is used to deposit a compound thin film such as a nitride film, oxide film, or silicon film having properties such as an insulator, dielectric or conductor on a wafer. The method is used.
Vapor deposition equipment used in low pressure chemical vapor deposition is a system in which a compound source gas flowing into the reactor is reacted in a low temperature, low pressure atmosphere to deposit a compound thin film on the wafer. Each wafer is loaded one by one. The single-wafer low-pressure chemical vapor deposition system that deposits while performing the process and the bell-shaped low-pressure chemical vapor deposition system that deposits multiple wafers loaded simultaneously are used, and the single-wafer low-pressure chemical vapor deposition system is easy to automate. It is widely used with the advantage of not requiring a large area.
以下、従来の低圧化学蒸着装置のうち、枚葉式低圧化学蒸着装置を添付図面に示す例に基づいて説明する。
図16は従来の枚葉式低圧化学蒸着装置の一例を示すもので、一側にウェーハWが出入されるウェーハ出入口11aが形成され、他側に反応生成物を排出する排気口11bが形成され、下端が開閉板11cにより開閉される蒸着器ベース11と、この蒸着器ベース11の上部に装着されて反応空間Sを形成する反応炉12と、この反応炉12の上端部に設置された化合物ソースガス注入器13と、前記開閉板11cを貫通する昇降ラム15により反応空間S内で昇降される基板14とから構成される。
Hereinafter, among the conventional low pressure chemical vapor deposition apparatuses, a single wafer type low pressure chemical vapor deposition apparatus will be described based on an example shown in the accompanying drawings.
FIG. 16 shows an example of a conventional single-wafer type low pressure chemical vapor deposition apparatus, in which a wafer inlet /
このような従来の枚葉式低圧化学蒸着装置では、昇降ラム15により基板14をウェーハ出入口11aより低い位置であるローディング/アンローディング位置に下降させた状態でウェーハ出入口11aを通じてウェーハWを進入させて基板14上に安置させた後、昇降ラム15により基板14を上昇させて蒸着位置に位置させ、基板14に設置された基板加熱手段16を稼働して、基板14上にローディングされたウェーハWを加熱させるとともに化合物ソースガス注入器13で反応炉12内に化合物ソースガスを注入すると、化合物ソースガスが反応してウェーハW上に化合物薄膜として蒸着されるものである。
しかし、このような従来の枚葉式低圧化学蒸着装置においては、ウェーハWが搭載された基板14のみが加熱され、反応炉12及び周辺は加熱されないため熱的効果が低くなり、低い熱的効果により薄膜でピンホールが発生し易く、ステップカバーリジ(Step Coverage) が劣等になる問題点があった。
In such a conventional single-wafer type low pressure chemical vapor deposition apparatus, the wafer W is caused to enter through the wafer entrance /
However, in such a conventional single-wafer type low pressure chemical vapor deposition apparatus, only the
又、従来の装置において、化合物ソースガス注入器13は反応炉12の上面を貫通する注入管13aとこの注入管13aの下端に連結され、複数のシャワー孔を有するシャワーヘッド13bとから構成されたもので、単に化合物ソースガスを噴射するだけ、十分な混合がならないので、化合物薄膜の蒸着がウェーハの全面にわたって均一に施されない問題点があった。
又、従来、前述したような低圧化学蒸着装置の問題点を補完するため、基板と反応炉側に設置された電極にプラズマ発生器を接続してプラズマを発生させることにより、化合物ソースガスをイオン化させて反応を促進させるプラズマ低圧化学蒸着(Plasma Enhanced Low Pressure Chemical Vapor Deposition)装置が使用されている。
In the conventional apparatus, the compound
In addition, in order to compensate for the problems of the conventional low pressure chemical vapor deposition system as described above, the compound source gas is ionized by generating a plasma by connecting a plasma generator to the substrate and the electrode installed on the reactor side. A plasma enhanced low pressure chemical vapor deposition (Plasma Enhanced Low Pressure Chemical Vapor Deposition) apparatus is used to promote the reaction.
従来のプラズマ低圧化学蒸着装置は、図17に示すように、一側にはウェーハ出入口21aが形成され、他側に排出口21bが形成され、下端が開閉板21cにより開閉される蒸着器ベース21と、この蒸着器ベース21の上部側に備えられる反応炉22と、前記反応炉22の上面に設置される化合物ソースガス注入器23と、前記開閉板21cを貫通して昇降する昇降ラム25により反応炉22の内部で昇降可能に設置され、ウェーハWが搭載される基板24と、この基板24に設置された加熱手段26と、前記反応炉22と基板24にそれぞれ接続された電極27a、27bに連結されたプラズマ発生器27とから構成される。
As shown in FIG. 17, in the conventional plasma low pressure chemical vapor deposition apparatus, a wafer inlet /
このような従来のプラズマ低圧化学蒸着装置は開閉板21cを貫通し昇降する昇降ラム25を下降させて、その上端に固定された基板24を前記出入口21aより低いローディング/アンローディング位置に下降させて後、出入口21aを通じてウェーハWを挿入して基板24上に搭載し、昇降ラム25を上昇させることでウェーハWの搭載された基板24を蒸着位置に上昇させ、基板加熱手段26を稼働して、基板とその上に搭載されたウェーハWを加熱するとともに、化合物ソースガス注入器23を通じて化合物ソースガスを注入しながら反応ローディング22の上部と基板24に接続された電極27a、27bに電極27a、27bに連結されたプラズマ発生器27を稼働させて反応ローディング22内にプラズマを発生させると、化合物ソースガスがイオン化しながらウェーハW上に化合物薄膜として蒸着されるようにするものである。
In such a conventional plasma low pressure chemical vapor deposition apparatus, the
このような従来のプラズマ低圧化学蒸着法は、プラズマを発生させて化合物ソースガスをイオン化させることで工程温度を低温にし得るため、蒸着温度による素子の特性変化を最小化し得る利点がある。
しかし、前記従来のプラズマ低圧化学蒸着法においては、ウェーハWの搭載された基板24だけが加熱され反応炉22及び周辺は加熱されないため、注入される化合物ソースガスが十分に予熱されなかった状態で反応空間S内に供給されるもので、熱的効果が低くなり、低い熱的効果により薄膜にピンホールが発生し易く、ステップカバーリジが劣等になる問題点がある。
Such a conventional plasma low pressure chemical vapor deposition method has an advantage of minimizing changes in device characteristics due to the deposition temperature because the process temperature can be lowered by generating plasma and ionizing the compound source gas.
However, in the conventional plasma low pressure chemical vapor deposition method, only the
又、前述した従来の低圧化学蒸着装置又はプラズマ低圧化学蒸着装置は、化合物ソースガス注入器23が反応炉22の上部に貫通される注入管23aとこの注入管23aの下端に連結され、単に複数のシャワー孔が穿孔されたシャワーヘッド23bとから構成されたもので、注入される化合物ソースガスの予熱及び混合が十分にならなくて基板24上にローディングされたウェーハWの化合物ソースガスに対する接触条件が均一でないので化合物薄膜の均質性が低下する問題点があった。
又、従来の低圧化学蒸着装置とプラズマ低圧化学蒸着装置においては、基板上に安置されたウェーハWがシャワーヘッドの直下方に露出されているため、化合物ソースガスに対するウェーハの接触条件が全面的に均一でなくて膜質及び厚さの均質化を阻害する要因となる。
In the conventional low pressure chemical vapor deposition apparatus or plasma low pressure chemical vapor deposition apparatus described above, the compound
Further, in the conventional low pressure chemical vapor deposition apparatus and plasma low pressure chemical vapor deposition apparatus, the wafer W placed on the substrate is exposed immediately below the shower head, so that the contact condition of the wafer with the compound source gas is entirely over. It is not uniform and becomes a factor that hinders homogeneity of film quality and thickness.
又、従来の装置は、反応生成物等のガスを排出する時、排気管だけを通じて排出するので、反応炉内に滞留しているガスが迅速にかつ円滑に排出されなくて残存ガスによる膜質の低下を招来する問題点があった。
又、従来の低圧化学蒸着装置又はプラズマ低圧化学蒸着装置においては、基板14、24が、図16及び図17に示すように、単に昇降ラム15、25の上端に固定されてローディング/アンローディング位置と蒸着位置との間で昇降するもので、基板のローディング/アンローディング位置が昇降ラムだけによって決定されるので、ローディング/アンローディング位置が正確に維持されなくてロボットによるウェーハのローディング/アンローディング等を包含した自動化に支障を招く問題点があった。
In addition, since the conventional apparatus discharges the gas such as the reaction product only through the exhaust pipe, the gas staying in the reaction furnace is not discharged quickly and smoothly, and the film quality of the residual gas is reduced. There was a problem that caused a decline.
In the conventional low pressure chemical vapor deposition apparatus or plasma low pressure chemical vapor deposition apparatus, the
又、従来の低圧化学蒸着装置及びプラズマ低圧化学蒸着装置に使用される基板14、24は、図18に示すように、内部に基板加熱手段が内装された基板本体14a、24aの上面にウェーハWが安置されるウェーハ安置部14b、24bを本体14a、24aより高く形成し、この安置部14b、24bの周囲にウェーハ支持突条14c、24cを形成して、ウェーハWが支持突条14c、24c内の安置部14b、24bに密着されるようになっている。
Further, as shown in FIG. 18, the
ところで、通常、ウェーハWは円板形であって、その一側にフラットゾーンFが形成され、ローディング時、ロボットアームAに両側部が載せられた状態で前記ウェーハ出入口11a、21aを通じて基板14、24上に安置させるものである。ロボットアームAがフォーク形になっており、その上にウェーハWを載せた状態でローディングさせるので、ロボットアームAとウェーハ安置部14b、24bとの干渉を避けるため、仕方なくウェーハ安置部14b、24bの両側部を直線部14d、24dに切除して、直線部14d、24d間の幅がロボットアームAの内側幅より少し小さく形成する。
By the way, the wafer W is usually disk-shaped, and a flat zone F is formed on one side thereof. During loading, both sides of the wafer W are placed on the robot arm A and the
このような従来の基板構造においては、ロボットアームAにウェーハWを載せた状態でロボットアームAをウェーハ安置部14b、24bと上下に一致する位置まで移動させた後、ロボットアームAを下降させると、ロボットアームAはウェーハ安置部14b、24bの両側直線部14d、24dの外側で下降するので、ロボットアームAとウェーハ安置部14b、24b間の干渉は生じなく、ウェーハWはウェーハ安置部14b、24bの縁部に形成されたウェーハ支持突条14c、24c内に挿入される状態に安置される。アンローディング時にはこれとは逆順に作動される。
In such a conventional substrate structure, when the robot arm A is moved to a position vertically aligned with the
しかし、このような従来の基板構造では、ウェーハ安置部14b、24bにウェーハWを安置させた時、図18に示すように、ウェーハWの両側部分がウェーハ安置部14b、24bの両側直線部14d、24dを外れウェーハ安置部14b、24bと密着されないので、基板本体14a、24aに内装された基板加熱手段の熱がウェーハWの全体に均一に伝達されなく、ウェーハ安置部14b、24bと密着されなかったウェーハWの両側部に対する蒸着が円滑にならないだけでなく、ウェーハWの両側部分が浮かぶ状態で、その底面部まで化合物ソースガスが接触して底面が蒸着される等の問題点があった。
However, in such a conventional substrate structure, when the wafer W is placed on the
又、従来、このような基板構造の問題点を解決するため、図19A及び図19Bに示すように、基板14、24のウェーハ安置部14b、24bを上下貫通して昇降する複数(通常三つ)のウェーハ昇降ピン17、28を設置し、図19Aに示すように、ウェーハ昇降ピン17、28を上昇させた状態で、その上にロボットアームAに載せられたウェーハWを載せた後、図19Bに示すように、昇降ピン17、28を下降させることにより、基板本体14a、24aの上面に形成されるウェーハ安置部14b、24bの両側部に直線部を形成しなくてもウェーハWをウェーハ安置部14b、24bに全面が密着される状態に安置させることができるものが案出されている。
Conventionally, in order to solve such problems of the substrate structure, as shown in FIGS. 19A and 19B, as shown in FIGS. 19A and 19B, a plurality of (usually three) 19), the
しかしながら、この場合、前記ウェーハ昇降ピン17、28を設置すると、基板本体14a、24aとウェーハ昇降ピン17、28間に隙間が生じ、この隙間に化合物ソースガスが侵入し、この部分でパーティクルが発生するだけでなく、基板本体14a、24aの内部に基板加熱手段と電極等が設置されるため、ウェーハ昇降ピン17、28を設置するのに構造的困難があり、前記隙間に侵入した化合物ソースガスが基板加熱手段に影響を及ぼし、この隙間を通じて熱損失が生じ、前記ウェーハ昇降ピン17、28は通常SUS又は石英で製作され、その直径が1〜1mm程度で、作動過程でウェーハ昇降ピン17、28自体が破損し易く、破損した場合、補修が難しくなる問題点があった。
However, in this case, when the
従って、本発明の目的は基板加熱手段により、基板上に安置されたウェーハを加熱するとともに反応炉及びその周囲を加熱して、化合物ソースガスの注入過程で予熱させることにより、熱的効果を高めて、蒸着される化合物薄膜の膜質を向上させ、パーティクルを防止し得るようにした低圧化学蒸着装置を提供することである。
本発明の他の目的は化合物ソースガスを反応炉に注入する過程で、ガス予熱領域とガス混合領域及び反応領域を経るようにすることにより、熱的効果をより向上させるとともにガスを十分に混合して膜質を向上しパーティクルの発生を防止することである。
Accordingly, an object of the present invention is to increase the thermal effect by heating the wafer placed on the substrate by the substrate heating means and heating the reaction furnace and its surroundings in the course of injecting the compound source gas. Another object of the present invention is to provide a low pressure chemical vapor deposition apparatus capable of improving the film quality of a deposited compound thin film and preventing particles.
Another object of the present invention is to improve the thermal effect and sufficiently mix the gas by passing through the gas preheating region, the gas mixing region and the reaction region in the process of injecting the compound source gas into the reaction furnace. Thus, the film quality is improved and the generation of particles is prevented.
本発明のさらに他の目的は反応炉外郭に間接伝熱部材を配置するか、反応炉自体を間接伝熱機能を有する材質で形成することで、反応炉加熱手段から発生された熱が反応空間に直接輻射されなく間接伝熱されるようにすることにより、反応空間及びウェーハに対する温度分布を全体的に均一にして膜質及び厚さの均質化を達成することである。
本発明のさらに他の目的は反応炉側にプラズマ電極を別に設置しなく、反応炉の外郭に配置される間接伝熱兼用電極部材又は反応炉自体がプラズマ電極を兼ねるようにして構造を簡素化することである。
Still another object of the present invention is to arrange an indirect heat transfer member in the outer shell of the reaction furnace, or to form the reaction furnace itself with a material having an indirect heat transfer function, so that heat generated from the reaction furnace heating means is generated in the reaction space. By making indirect heat transfer without direct radiation, the temperature distribution with respect to the reaction space and the wafer is made uniform as a whole to achieve uniform film quality and thickness.
Still another object of the present invention is to simplify the structure so that an indirect heat transfer electrode member arranged on the outer side of the reaction furnace or the reaction furnace itself also serves as the plasma electrode without separately installing a plasma electrode on the reaction furnace side. It is to be.
本発明のさらに他の目的は反応炉加熱手段として伝熱ヒーターを使用しなく、加熱媒体の循環される加熱ジャケットを使用することにより、エネルギーの節減を図ることである。
本発明のさらに他の目的はウェーハの安置される基板の上部に化合物ソースガス分散板を高さ調節可能に設置することにより、注入される化合物ソースガスの分散を促進しウェーハに対する接触条件を均一にして膜質及び厚さの均質化をより効果的に達成することである。
Still another object of the present invention is to save energy by using a heating jacket in which a heating medium is circulated without using a heat transfer heater as a reactor heating means.
Still another object of the present invention is to install a compound source gas dispersion plate on the upper part of a substrate on which a wafer is placed so that the height of the compound source gas dispersion plate can be adjusted. Thus, the film quality and thickness are more effectively achieved.
本発明のさらに他の目的は反応生成物等のガスを排気管のみを通じて排出させることにより、反応炉内に滞留しているガスの排出を迅速にかつ確実に遂行して、残存ガスによる膜質の低下を排除することである。
本発明のさらに他の目的はウェーハの底面が基板のウェーハ安置部に全面密着状態に安置されるようにすることにより、ウェーハがその全面で均一に加熱されるようにして膜質及び厚さの均質化をより効果的に達成することである。
本発明のさらに他の目的はウェーハの安置される基板のローディング/アンローディング位置を正確に維持して自動化を有利に達成することである。
Still another object of the present invention is to discharge the gas remaining in the reaction furnace quickly and reliably by discharging the gas such as the reaction product only through the exhaust pipe, and to improve the film quality by the residual gas. It is to eliminate the decline.
Still another object of the present invention is to provide a uniform film quality and thickness so that the wafer is uniformly heated on the entire surface thereof by allowing the bottom surface of the wafer to be placed in close contact with the wafer rest portion of the substrate. Is more effective.
It is yet another object of the present invention to advantageously achieve automation by accurately maintaining the loading / unloading position of the wafer resting substrate.
このような本発明の目的は、蒸着器ベースと、蒸着器ベースに安置され、その内部に反応領域を有する反応炉と、反応炉内部で昇降され、ウェーハが安着する基板と、反応炉内に化合物ソースガスを注入するための化合物ソースガス注入器と、前記基板に内装されてウェーハを加熱する基板加熱手段と、反応炉を加熱する反応炉加熱手段とを備えて、基板上に安置されたウェーハと反応炉を同時に適正温度に加熱させて熱的効果を向上させることにより達成される。 Such an object of the present invention is to provide a vapor deposition base, a reaction furnace placed in the vapor deposition base and having a reaction region therein, a substrate which is raised and lowered inside the reaction furnace, and a wafer is seated thereon, A compound source gas injector for injecting a compound source gas into the substrate, a substrate heating means for heating the wafer built in the substrate, and a reaction furnace heating means for heating the reaction furnace, and placed on the substrate. This is achieved by simultaneously heating the wafer and the reactor to an appropriate temperature to improve the thermal effect.
前記反応炉と化合物ソースガス注入器は注入される化合物ソースガスが十分に予熱され混合される構造を有する。
前記反応炉と反応炉加熱手段間に間接伝熱部材を設置するか、反応炉を構成する管又はシャワーヘッド等を間接伝熱機能を有する材質で形成することにより、前記反応炉予熱手段の熱は、反応炉に対して輻射による直接伝熱をできるだけ減らし、伝導及び対流による間接伝熱により反応炉を加熱するようにし全体的な温度分布を均一にして膜質及び厚さを均質化し得る構造を有する。
The reactor and the compound source gas injector have a structure in which the compound source gas to be injected is sufficiently preheated and mixed.
By installing an indirect heat transfer member between the reaction furnace and the reaction furnace heating means, or forming a tube or a shower head constituting the reaction furnace with a material having an indirect heat transfer function, the heat of the reaction furnace preheating means Has a structure that can reduce the direct heat transfer by radiation to the reactor as much as possible and heat the reactor by indirect heat transfer by conduction and convection to make the entire temperature distribution uniform and homogenize the film quality and thickness. Have.
前記基板と間接伝熱兼用電極部材又は間接伝熱機能を有する要素に高周波発生器を接続したプラズマ発生手段を備えることにより、プラズマによる蒸着及び食刻にも適用できる。
前記化合物ソースガス注入器は単位注入管で構成して1種の化合物ソースガスを注入するか、内外部注入管で構成して2種の化合物ソースガスを注入することにより多様な膜質の薄膜を蒸着することができる。
前記基板は底面に位置決定溝を形成し、蒸着器ベースの下端を開閉する開閉板に位置決定溝に対応する位置決定ピンを設置することにより、基板がローディング/アンローディング位置に下降した時、位置決定溝と位置決定ピンにより正確な位置を維持し得るようにして、ローディング/アンローディングが正確になるようにするとともに自動化に有利にする。
By providing a plasma generating means in which a high frequency generator is connected to the substrate and the electrode member for indirect heat transfer or an element having an indirect heat transfer function, it can be applied to vapor deposition and etching by plasma.
The compound source gas injector includes a unit injection tube and injects one type of compound source gas, or an internal and external injection tube and injects two types of compound source gases to form various thin film films. It can be deposited.
When the substrate is lowered to the loading / unloading position by forming a positioning groove on the bottom surface and installing a positioning pin corresponding to the positioning groove on the opening / closing plate that opens and closes the lower end of the vapor deposition base. Positioning grooves and positioning pins can maintain an accurate position so that loading / unloading is accurate and is advantageous for automation.
前記基板の上部には化合物ソースガス分散板を設置することにより、ウェーハの全面にわたって化合物ソースガスが均等に接触して、厚さ及び膜質が全体的に均一な薄膜が得られる。
前記基板はウェーハの両側円弧部の一部を除いた残り部分が安置される安置部を有する基板本体と、前記基板本体の上面で昇降可能に設置されるとともに安置部の外郭に形合する形態に形成され、前記安置部を外れたウェーハの両側円弧部が安置される補助安置部を有するウェーハホルダーとから構成することにより、ウェーハが全面的に基板上に密着される状態に安置されて、ウェーハの底面への蒸着とこの部分でのパーティクルの発生を防止し、基板加熱手段の熱的効果を向上させて膜質をより向上させることができる。
By installing a compound source gas dispersion plate on the substrate, the compound source gas is uniformly contacted over the entire surface of the wafer, and a thin film having a uniform thickness and film quality can be obtained.
The substrate is configured such that a substrate main body having a rest portion on which a remaining portion excluding a part of the arc portions on both sides of the wafer is rested, and an upper surface of the substrate body can be moved up and down, and the outer shape of the rest portion is formed. The wafer is placed in a state in which the wafer is in close contact with the entire substrate, by forming a wafer holder having an auxiliary resting portion on which both side arc portions of the wafer off the resting portion are placed, Vapor deposition on the bottom surface of the wafer and generation of particles at this portion can be prevented, the thermal effect of the substrate heating means can be improved, and the film quality can be further improved.
本発明による低圧化学蒸着装置によると、蒸着膜質及び厚さが均一になり、パーティクルが防止され、膜質が多様化され、部品の破損が防止され、自動化に有利であるとともに、低圧化学蒸着装置とプラズマ低圧化学蒸着装置を兼用することができる効果がある。 According to the low pressure chemical vapor deposition apparatus according to the present invention, the deposited film quality and thickness are uniform, particles are prevented, the film quality is diversified, parts are prevented from being damaged, and it is advantageous for automation. There is an effect that the plasma low-pressure chemical vapor deposition apparatus can also be used.
以下、本発明による低圧化学蒸着装置を添付図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明による低圧化学蒸着装置の第1実施例を示すものである。
図1に示すように、本実施例による低圧化学蒸着装置は、上下部が開放され、周壁の一側にウェーハWを出入させるためのウェーハ出入口111が形成され、他側に反応生成物を排出するための排気口112が形成された蒸着器ベース110と、この蒸着器ベース10の上部に安置され、その内部に反応領域Rを形成する反応炉120と、この反応炉120の上端側に連通されて、反応炉120の内部に化合物ソースガスを注入するための化合物ソースガス注入器130と、前記反応炉120の内部でローディング/アンローディング位置と蒸着位置に昇降可能に設置され、ウェーハWが安置される基板140と、前記基板140に内装され、基板上に安置されるウェーハWを加熱する基板加熱手段150と、前記反応炉120の上部に設置され、反応炉を加熱させる反応炉加熱手段160とから構成される。
Hereinafter, a low-pressure chemical vapor deposition apparatus according to the present invention will be described in detail based on embodiments shown in the accompanying drawings.
FIG. 1 shows a first embodiment of a low pressure chemical vapor deposition apparatus according to the present invention.
As shown in FIG. 1, the low-pressure chemical vapor deposition apparatus according to the present embodiment is opened at the top and bottom, has a wafer inlet /
前記蒸着器ベース110は蒸着設備フレーム(図示せず)に装着されるもので、その下側開口部には蒸着器ベース110の内部を下端側で開閉するための開閉板113が昇降可能に設置されている。この開閉板113には昇降ラム114が貫通設置され、昇降ラムの上端に前記基板140が固定設置されるもので、昇降ラム114の昇降間隔を通じて異物質が侵入するかガスが漏出されることを防止するため、開閉板113と昇降ラム114間には伸縮性ダストカバー115が設置されている。
前記昇降ラム114は通常の直線往復機構でなる昇降駆動手段(図示せず)により昇降可能に設置されるものである。
The
The elevating
図示例では、蒸着器ベース110と反応間120が一体型に形成されているが、必ずしもこれに局限されるものではなく、蒸着器ベース110と反応炉120を別に製作して気密に結合することもできる。
前記反応炉120は通常に使用される石英管を使用するもので、その上端部は密閉部材121で閉鎖されている。この密閉部材121はその一次的機能が反応炉120の内部を外部から遮断し、密閉するためのもので、石英板が使用でき、二次的機能は反応炉加熱手段160の熱が輻射により直接反応炉120の内部に伝達されなく間接伝導及び対流により伝達されるようにするためのもので、SiC板を使用することができる。
In the illustrated example, the
The
前記化合物ソースガス注入器130は前記反応炉120の上端一側に連通される注入管131と、前記密閉部材112の下部に一定間隔を置いて配置される1次シャワーヘッド132と、2次シャワーヘッド133とから構成され、密閉部材121と1次シャワーヘッド132間には化合物ソースガスを予熱するガス予熱領域Hが形成され、1次シャワーヘッド132と2次シャワーヘッド133間には化合物ソースガスを十分に混合するためのガス混合領域Mが形成され、2次シャワーヘッド133の下部には化合物ソースガスが反応を起こす反応領域Rが形成される。
The compound
前記1次シャワーヘッド132と2次シャワーヘッド133にはシャワー孔132a、133aが穿孔され、2次シャワーヘッド133のシャワー孔133aは1次シャワーヘッド132のシャワー孔132aよりその大きさが小さく数が多い状態に穿孔される。
前記1次シャワーヘッド132は石英円板が使用され、2次シャワーヘッド133はプラズマを発生させるための電極を兼用し得るように導電性円板が使用され、その一例としてSiC円板が使用される。
The
The
ここで、2次シャワーヘッド133としてSiC円板が使用される場合は、その材質が不透明性であるので、反応炉加熱手段160の熱が反応領域Rに対し、直接輻射により伝達されなく、伝導及び対流により間接伝熱されるようにする機能も有する。
前記基板140は石英板、カーボン板又はSiC板で形成されるもので、内部には基板加熱手段150を受容するための空間が確保される。
前記基板140の底面には複数(図面には二つのみを示す)の位置決定溝141が形成されており、前記開閉板113には前記位置決定溝141に対応する位置決定ピン142が突設されている。
Here, when a SiC disk is used as the
The
A plurality (only two are shown) of
前記位置決定ピン142は、図1の左側下端に拡大図示したように、開閉板113に固定される支持部142aと、この支持部142aの上部に支持部142aより小さい直径で一体に形成され、前記位置決定溝141に挿入される挿入部142bと、これら間に形成され、基板140の底面が掛かる係止段142cとから構成されるもので、その係止段142cの高さによって基板140のローディング/アンローディング位置が正確に決定されるものである。又、この位置決定ピン142は開閉板113に対し螺子方式に締結設置することにより、その係止段142cの高さを調節し得るようにすることが望ましい。
前記基板加熱手段150は前記基板140の内部上側に内装されるもので、一般に伝熱ヒーターが使用される。
The
The substrate heating means 150 is installed inside the
前記反応ローディング加熱手段160は前記反応ローディング120の上端部に配置されるもので、これもやはり一般の伝熱ヒーター又はSiCヒーターが使用される。
前記プラズマ発生手段170は前記反応ローディング120と基板140との間、つまり反応領域R内でプラズマを発生させるためのもので、図示例では高周波発生器171から発生される高周波電圧を前記2次シャワーヘッド133と基板140に印加するように構成される。
図面で、未説明符号116は冷却水通路である。
The reaction loading heating means 160 is disposed at the upper end of the reaction loading 120, and a general heat transfer heater or SiC heater is also used.
The plasma generating means 170 is for generating plasma between the reaction loading 120 and the
In the drawing,
以下、本実施例による低圧化学蒸着装置による蒸着過程及び作用効果を説明する。
先ず、昇降ラム114を下降させ、その上端に固定された基板140をローディング/アンローディング位置に下降させた後、反応炉120内の圧力を通常の真空ポンプ(図示せず)で適正工程圧力に維持させた状態で、ウェーハ出入口111を通じてウェーハWを基板140上に安置させる。
基板140がローディング/アンローディング位置に下降した状態では、開閉板113に固定設置された位置決定ピン142の挿入部142bが基板140に形成された位置決定溝141に挿入されるとともに基板140の底面が位置決定ピン142の係止段142cに掛かって、基板140の位置が正確に維持されるので、ロボットアーム等によりウェーハWを安置させる過程で、正確な位置に安置させることができる。
Hereinafter, the vapor deposition process and operation effects of the low pressure chemical vapor deposition apparatus according to the present embodiment will be described.
First, the elevating
In a state where the
基板140上にウェーハWが安置された状態で、昇降ラム114により基板140を蒸着位置に上昇させる。
以後、基板加熱手段150と反応炉加熱手段160を稼働して、基板140に安置されたウェーハWと反応炉120を適正温度である100〜1,100℃程度に加熱しながら化合物ソースガス注入器130で化合物ソースガスを反応炉120内に注入する。
化合物ソースガス注入器130の注入管131から注入される化合物ソースガスは、1次的に反応炉120の最上端部であるガス予熱領域H内に注入され、ここで、反応炉加熱手段160の熱により十分に予熱された後、1次シャワーヘッド132に穿孔されたシャワー孔132aを通じてガス混合領域Mに噴射され、ここで十分に混合された後、2次シャワーヘッド133のシャワー孔133aを通じて反応領域Rに噴射注入される。
With the wafer W resting on the
Thereafter, the substrate heating means 150 and the reaction furnace heating means 160 are operated, and the compound source gas injector is heated while heating the wafer W placed on the
The compound source gas injected from the
この際に前記2次シャワーヘッド133のシャワー孔133aは1次シャワーヘッド132のシャワー孔132aより直径が小さく数が多い状態に形成されているので、ガス混合領域Mに注入された化合物ソースガスは一定時間滞留しながら十分に混合される。
このように十分に予熱され混合された後、2次シャワーヘッド133のシャワー孔133aを通じて反応空間Rに注入された化合物ソースガスは反応炉加熱手段160により適正工程温度に加熱されている反応炉120で反応しながら基板140上に安置されたウェーハWに化合物薄膜として蒸着される。
At this time, the shower holes 133a of the
After sufficiently preheated and mixed in this way, the compound source gas injected into the reaction space R through the
前述した蒸着工程で、基板140上に安置されたウェーハWと反応炉20は基板加熱手段150と反応炉加熱手段160により加熱されるとともに、注入される化合物ソースガスはガス予熱領域Hとガス混合領域Mを通過しながら十分に予熱されてから反応領域Rに噴射注入されるので、熱的効果が上昇し、1次シャワーヘッド132と2次シャワーヘッド133により区画されるガス予熱領域Hとガス混合領域Mを通過しながら十分に混合されてから注入されるので、薄膜にピンホール、クラック等の欠陥又はステップカバーリジが劣等になることなしに優秀な膜質の薄膜を得ることができる。
In the above-described deposition process, the wafer W placed on the
蒸着が完了されると、反応炉120の内部に滞留する反応生成物又は残留ガスを排気口112を通じて排出させながら昇降ラム114により基板140をローディング/アンローディング位置に下降させ、ウェーハ出入口111を通じて蒸着完了されたウェーハWをロボットアーム等によりアンローディングさせる。
基板140がローディング/アンローディング位置に下降された状態では、前述したように、基板140の位置決定溝141と開閉板113に設置された位置決定ピン142の作用により正確な位置に維持されるので、ロボットアーム等によるアンローディング作業が円滑にかつ正確に行われる。
又、反応生成物又は残留ガスは主に蒸着器ベース110の排気口112を通じて排出される。
When the deposition is completed, the
In the state where the
The reaction product or residual gas is mainly discharged through the
一方、本実施例では、前記ガス混合領域Mと排気口112間に残留排出管117を連結設置し、その途中に開閉バルブ118を設置する。
この残留ガス排出管117は蒸着過程では開閉バルブ118を閉じることで閉鎖して、反応炉120内に注入される化合物ソースガスが残留ガス排出管117を通じて排出されるか、外部から異物質又は空気等が侵入することを防止する。 蒸着が完了されてからウェーハをアンローディングさせるとともに反応生成物と残留ガスを排出する時は、前記開閉バルブ118を開放してガス混合領域Mと排気口112を連通させることにより、ガス混合領域M内に残留するガスを迅速に排出させることができる。
On the other hand, in this embodiment, a
The residual
ここで、前記ガス混合領域Mはその下部に設置された2次シャワーヘッド133のシャワー孔133aの直径が比較的小さくなっており、ガス混合領域133の残留ガスが2次シャワーヘッド133のシャワー孔133aを通じて反応領域Rそして排気口112に排出されるのに一定時間を必要とするため膜質を低下させる憂いがあるが、本実施例では排気口112を連結する残留ガス排出管117を設置し、アンローディング時に開閉バルブ118を開放することにより、ガス混合領域M内の残留ガスが迅速にかつ円滑に排出されるのでガスによる膜質の低下を防止することができる。
Here, the diameter of the
又、本実施例では、前記プラズマ発生手段170を用いて反応炉120と基板140に高周波電圧を印加し反応領域Rでプラズマを発生させて化合物ソースガスの反応を促進することにより、より優秀な膜質の薄膜を蒸着することができる。
即ち、プラズマ発生器171を稼働させると、SiC材質の2次シャワーヘッド133と基板140に接続された電極172間に高周波電圧が印加され、これら間でプラズマが発生され、1次シャワーヘッド132及び2次シャワーヘッド133を通過しながら十分に予熱され混合された化合物ソースガスがプラズマ放電により円滑に反応される。ここで、反応炉120側に別の電極を設置しなく2次シャワーヘッド133自体を電極として兼用することにより、部品数が減らされ組立が簡便になって原価を節減することになる。
In the present embodiment, the plasma generating means 170 is used to apply a high frequency voltage to the
That is, when the
図2は前述した第1実施例の化合物ソースガス注入器130を変形した変形例で、本変形例では、前記残留ガス排出管117の途中に補助注入管134を連結し、残留ガス排出管117と補助注入管134間に転換バルブ135を設置したものである。
本変形例は、蒸着過程では前記排気バルブ118を閉鎖し転換バルブ135を補助注入管134とガス混合領域Mとが連結される状態に転換させた状態で、前記注入管131を通じて化合物ソースガスをガス予熱領域Hに注入するとともに補助注入管134を通じてガス混合領域Mに注入するもので、注入管131と補助注入管134を通じて相違する種類の化合物ソースガスを注入することにより多様な膜質の薄膜を蒸着させることができる。
FIG. 2 shows a modification of the compound
In this modification, in the vapor deposition process, the
蒸着が完了されてからアンローディングさせる過程では、前記転換バルブ135を、ガス混合領域Mと補助注入管134が遮断され残留ガス排出管117に連通される状態に転換させるとともに排気バルブ118を開放して、ガス混合領域M内の残留ガスが残留ガス排出管117を通じて迅速にかつ円滑に排出されるようにすることにより、残留ガスによる膜質の低下を防止することができる。
その他の構成及び作用効果は前述した第1実施例と同一であるので、同一部分には同一符号を付与し具体的説明は省略する。
In the process of unloading after the deposition is completed, the
Since other configurations and operational effects are the same as those of the first embodiment described above, the same reference numerals are given to the same parts, and detailed descriptions thereof are omitted.
図3は前述した第1実施例の反応炉加熱手段160を変形した変形例を示すもので、本変形例では、反応炉加熱手段160が蒸着器ベース110の周壁と反応炉120の周壁を取り囲むジャケット161と反応炉120の上部に装着されるジャケット162を設置し、このジャケット161、162内に加熱媒体163、164を循環させる構造でなっている。
前記加熱媒体としては高温水蒸気又はエチレングリコールが使用できるが、高温水蒸気を使用する場合は高温水蒸気を得るためのボイラー等の設備が大型化する欠点があるので、エチレングリコールを加熱手段(図示せず)により加熱して循環させることが望ましい。
本実施例の他の構成部分は前述した第1実施例と同一であるので、同一部分には同一符号を付与し、その具体的説明は省略する。
FIG. 3 shows a modification in which the reactor heating means 160 of the first embodiment is modified. In this modification, the reactor heating means 160 surrounds the peripheral wall of the
As the heating medium, high-temperature steam or ethylene glycol can be used. However, when high-temperature steam is used, there is a disadvantage that equipment such as a boiler for obtaining the high-temperature steam is enlarged. It is desirable to heat and circulate by.
Since the other components of the present embodiment are the same as those of the first embodiment described above, the same reference numerals are given to the same portions, and the detailed description thereof is omitted.
図4は本発明の第2実施例を示すもので、本実施例による低圧化学蒸着装置は、上下部が開放され、周壁一側にウェーハWを出入させるためのウェーハ出入口211が形成された、他側に反応生成物を排出するための排気口21が形成された蒸着器ベース210と、この蒸着器ベース210の上部に安置され、その内部に反応領域Rを形成する反応炉220と、この反応炉220の上端側に連通され、反応炉220の内部に化合物ソースガスを注入するための化合物ソースガス注入器230と、前記反応炉220の内部でローディング/アンローディング位置と蒸着位置に昇降可能に設置され、ウェーハWが安置される基板240と、前記基板240に内装され、基板上に安置されたウェーハWを加熱する基板加熱手段250と、前記反応炉220の周囲に設置され、反応炉を加熱させる反応炉加熱手段260とから構成される点においては前述した第1実施例と同一であるが、反応炉220の構造と化合物ソースガス注入器230の構造が異なり、基板240を回転させるための基板回転手段243を備える点と反応炉220の周囲と反応炉加熱手段260との間に間接伝熱兼用電極部材280を設置した点が異なる。
FIG. 4 shows a second embodiment of the present invention. In the low-pressure chemical vapor deposition apparatus according to this embodiment, the upper and lower portions are opened, and a wafer entrance /
即ち、本実施例では、蒸着器ベース210の下端開口部は開閉板213により開閉可能になっており、この開閉板213には基板240を昇降させるための昇降ラム214が貫通設置されている。
前記反応炉220は上下部が開放された円筒形内部管221と下部が開放され上部が閉鎖された外部管222とから構成され、内外部管221、222間に化合物ソースガス流動路223が形成される。
ここで、前記内部管221の上端は外部管222の上面より低い状態に設置され、その間を通じて化合物ソースガス流動路223と反応領域Rが互いに連通される。
That is, in this embodiment, the lower end opening of the
The
Here, the upper end of the
前記化合物ソースガス注入器230は前記化合物ソースガス流動路223の下端部に連通される注入管231で構成される。
前記基板240を昇降させる昇降ラム214は基板回転手段243により回転可能に設置され、昇降及び回転作動を兼ねるようになっている。
前記基板加熱手段250は前記基板240の内部上側に内装され、基板240上に安置されるウェーハWを加熱し得るようになっている。
前記反応炉加熱手段260は前記反応炉220の上部と周壁を取り囲み、下端が少なくとも蒸着時の基板240の底面より低い状態に配置される。
The compound
The lifting
The substrate heating means 250 is built inside the
The reaction furnace heating means 260 surrounds the upper part and the peripheral wall of the
ここで、反応炉加熱手段260は一般の電熱ヒーターを使用するか、図3のようにジャケットを設置し、その内部に高温水蒸気又はエチレングリコールを加熱させて循環させるものとすることもできる。
前記反応炉220と反応炉加熱手段260の上面及び周壁間には間接伝熱兼用電極部材280が設置される。
この間接伝熱兼用電極部材280は導電性を有するとともに反応炉加熱手段260の熱が直接反応炉220の内部に輻射伝熱されることをできるだけ減らし対流により間接伝熱される材質で構成され、例えばSiC材質又はこれに類似する特性を有する材質を使用することができる。
図4で、未説明符号215は伸縮性ダストカバーであり、216は冷却水循環通路であり、217は蒸着器ベース210と内外部管221、222の下端間に挿入されて気密を維持するためのパッキングである。
Here, the reactor heating means 260 may be a general electric heater, or may be provided with a jacket as shown in FIG. 3 and heated to circulate by heating high-temperature steam or ethylene glycol.
An indirect heat
This indirect heat
4,
以下、本実施例による低圧化学蒸着装置の蒸着過程及び作用効果を説明する。 先ず、昇降ラム214により、その上端に固定された基板240をローディング/アンローディング位置に下降させた後、反応炉220内の圧力を通常の真空ポンプ(図示せず)により適正工程圧力に維持させた状態でウェーハ出入口211を通じてウェーハWを基板240上に安置し、再び昇降ラム214により基板240を蒸着位置に上昇させる。
Hereinafter, the vapor deposition process and effects of the low pressure chemical vapor deposition apparatus according to the present embodiment will be described. First, after the
以後、基板加熱手段250と反応炉加熱手段260を稼働させて、基板240に安置されたウェーハWと反応炉220を適正工程温度である100〜1,100℃程度に加熱しながら化合物ソースガス注入器230により化合物ソースガスを反応炉220内に注入する。
化合物ソースガス注入器230から注入される化合物ソースガスは注入管231を通じて注入され、内外部管221、222管に形成された化合物ソースガス流動路223の下端から上部に流動され、その上端部から反応領域R内に流入される。
Thereafter, the substrate heating means 250 and the reaction furnace heating means 260 are operated to inject the compound source gas while heating the wafer W placed on the
The compound source gas injected from the compound
ここで、化合物ソースガスはその流動路223を沿って下部から上部に流動する過程で反応炉加熱手段260の熱により十分に予熱されてから反応炉220内に流入された化合物ソースガスは反応炉加熱手段260により適正工程温度に加熱されている反応炉220内で反応しながら基板240に安置されたウェーハWに化合物薄膜として蒸着されるものである。
前述した蒸着過程で、化合物ソースガスは内外部管221、222間に形成された化合物ソースガス流動路223の下部から上部に流動しながら十分に予熱された状態で反応炉220内に注入されるので熱的効果が上昇し、予熱された状態で適正工程温度に加熱されている反応炉220内の反応領域Rに注入されるので薄膜にピンホール又はクラック等の欠陥及びステップカバーリジが劣等になることなしに優秀な膜質の薄膜が得られることになる。
Here, the compound source gas is sufficiently preheated by the heat of the reaction furnace heating means 260 in the process of flowing from the lower part to the upper part along the
In the above-described deposition process, the compound source gas is injected into the
又、本実施例では、前記基板240を昇降させる昇降ラム214に基板回転手段243を設置して基板240を回転させることにより、ウェーハWに対する化合物ソースガスの接触条件が全面にわたって均一になって均等な膜質の薄膜が得られることになる。
一方、本実施例では、前記反応炉220側と基板240側に接続されるプラズマ発生手段270を設置して反応炉220と基板240側に高周波電圧を印加することにより、反応領域Rでプラズマを発生させて化合物ソースガスの反応を促進させてより優秀な膜質の薄膜を蒸着するか、又は反応炉の内部をエッチングさせることもできる。
Also, in this embodiment, the substrate rotating means 243 is installed on the lifting
On the other hand, in this embodiment, plasma is generated in the reaction region R by installing the plasma generating means 270 connected to the
即ち、プラズマ発生器271を稼働させると、SiC又はカーボン材質の間接伝熱兼用電極部材280と基板240に設置された電極272間には高周波電圧が印加され、これら間でプラズマが発生し、化合物ソースガス流動路223を流動する間に十分に予熱され混合された化合物ソースガスがプラズマ放電によりその反応がより活発に行われる。ここで、反応炉220側に別の電極を設置しなく、間接伝熱兼用電極部材280自体を電極として使用するので、部品数が減少され、組立が簡便になり、原価が節減される。
That is, when the
図5は本発明の第3実施例を示すもので、本実施例による低圧化学蒸着装置は反応炉220と化合物ソースガス注入器230を変形したものであり、その他の構成部分は前述した第2実施例と同一であるので、同一部分には同一符号を付与し、その具体的説明は省略する。
即ち、本実施例では、前記反応炉220を下端が開放され上端が閉鎖された単一管224に形成したものであり、前記化合物ソースガス注入器230を蒸着器ベース210の一側壁を貫通して反応炉220の内部に延長される水平部232aとこの水平部232aの内側端から上方に折曲形成された垂直部232bとが一体に形成された注入管232で構成したものである。
FIG. 5 shows a third embodiment of the present invention. The low-pressure chemical vapor deposition apparatus according to this embodiment is a modification of the
That is, in this embodiment, the
ここで、前記注入管232の垂直部232bの上端は少なくとも基板の蒸着位置より高い位置に来るように設置される。
本実施例は、反応炉220を単一管224で構成するとともに化合物ソースガスを反応領域Rの上部側に注入し得るようにしたものであり、化合物ソースガスが垂直部232bを通じて上昇流動する過程で反応炉加熱手段260により十分に予熱されるので、前述した第2実施例と同等な効果が得られるものである。
Here, the upper end of the
In this embodiment, the
図6は第3実施例の変形例を示すもので、本変形例は第3実施例の化合物ソースガス注入器230のみを変形したものである。
即ち、本変形例では、化合物ソースガス注入器230を、蒸着器ベース210の一側周壁を貫通する水平部233aとこの水平部233aの内側端から上方に折曲形成された垂直部233bを有する太径の外部注入管233と、この外部注入管233の水平部233aと垂直部233bの内部に挿入される水平部234aと垂直部234bを有する内部注入管234とから構成し、内外部注入管234、233間の注入通路と内部注入管234の内部の注入通路を通じて相違する種類の化合物ソースガス同時に注入し得るようにして、より多様な種類の薄膜を蒸着し得るようにする。
FIG. 6 shows a modification of the third embodiment. In this modification, only the compound
That is, in this modification, the compound
本変形例において、前記外部注入管233の垂直部233bの上端は少なくとも基板の蒸着位置より高い位置に配置され、内部注入管234の垂直部234bの上端は基板の蒸着位置程度に設置することが望ましい。これは二つの注入通路を通じて注入される化合物ソースガスが内部注入管234の垂直部234bの上端と外部注入管233の垂直部233bの上端との間の空間部235で互いに混合されるようにして膜質を向上させるためのである。
In the present modification, the upper end of the
図7は前記第3実施例の他の変形例を示すもので、本実施例は前記第3実施例の化合物ソースガス注入器230を変形したものである。
即ち、本変形例は、化合物ソースガス注入器230が蒸着器ベース210の下部を開閉する開閉板213を上下に貫通し、その上端が基板の蒸着位置より高い位置まで延長される注入管236で構成されたものである。
本変形例においても、化合物ソースガスが注入管236の下部から上部に流動する間に反応炉加熱手段260の熱により十分に加熱された後、その上端から反応領域Rの上部に注入されるので、前述した第3実施例と同等な効果を有することになる。
FIG. 7 shows another modification of the third embodiment, and this embodiment is a modification of the compound
That is, in this modification, the compound
Also in this modification, the compound source gas is sufficiently heated by the heat of the reaction furnace heating means 260 while flowing from the lower part to the upper part of the
図8は第3実施例のさらに他の変形例を示すもので、本変形例は前記実施例の化合物ソースガス注入器230を変形したものである。
即ち、本変形例では、化合物ソースガス注入器230が、蒸着器ベース210の開閉板213を上下に貫通し、その上端が基板の蒸着位置より高い位置まで延長される外部注入管237と、この外部注入管237の内部に挿入され、その上端が基板の蒸着位置に位置する内部注入管238とから構成され、内外部注入管238、237間の注入通路と内部注入管238の内部の注入通路を通じて相違する種類の化合物ソースガスが注入されながら反応炉加熱手段160の熱により予熱されるとともに内外部注入管238、237の上端間の空間部239で二種の化合物ソースガスが混合されてから反応領域Rに注入されるように構成されたもので、本変形例も前述した第3実施例及び図6の変形例と同等な効果を有することになる。
FIG. 8 shows still another modification of the third embodiment. This modification is a modification of the compound
That is, in this modification, the compound
図9は本発明による低圧化学蒸着装置の第4実施例を示すもので、本実施例においては、上下部が開放され、周壁一側にウェーハWを出入させるためのウェーハ出入口311が形成され、他側に反応生成物を排出するための排気口312が形成された蒸着器ベース310と、この蒸着器310の上部に安置され、その内部に反応領域Rを形成する反応炉320と、この反応炉320の上端側に連通され、反応炉320の内部に化合物ソースガスを注入するための化合物ソースガス注入器330と、前記反応炉320の内部でローディング/アンローディング位置と蒸着位置に昇降可能に設置され、ウェーハWが安置される基板340と、前記基板340に内装され、基板上に安置されたウェーハWを加熱する基板加熱手段350と、前記反応炉320の周囲に設置され、反応炉を加熱させる反応炉加熱手段360とから構成される点が前述した第3実施例と同一であるが、反応炉320の構造及び化合物ソースガス注入器330の構造が異なるものである。
FIG. 9 shows a fourth embodiment of the low-pressure chemical vapor deposition apparatus according to the present invention. In this embodiment, the upper and lower portions are opened, and a wafer inlet /
即ち、本実施例では、反応炉320が蒸着器ベース310に安置され、上下部が開放された内部管321とこの内部管321の上部及び周壁を取り囲み、上端が閉鎖された外部管322とから構成され、これら内外部管321、322の周壁間には化合物ソースガス流動路323が形成される。
前記内部管321の上端と外部管322の上面間には化合物ソースガス流動路323と反応領域Rとを連結する間隔が形成されている。
又、前記内部管321は石英管で形成され、外部管322はSiC材質のような伝導性を有するとともに反応炉加熱手段360の熱が輻射により直接伝熱されなく伝導及び対流により間接的に加熱されるようにする材質で構成されて、間接伝熱機能とプラズマ発生手段370の電極としての機能を遂行し得るようになっている。
That is, in this embodiment, the
An interval connecting the compound source
Further, the
前記化合物ソースガス注入器330は前記化合物ソースガス流動路323の下端部に連通される注入管331で構成される。
図9で、未説明符号313は開閉板、314は昇降ラム、315はダストカバー、316は冷却水路、317はパッキング、343は基板回転手段、371はプラズマ発生器370を構成する高周波発生器、372は基板340に内装される電極である。
本実施例において、化合物ソースガスの注入過程を含む蒸着過程は前述した第2実施例と同一であるが、ただ別の間接伝熱兼用電極部材を設置しなく、反応炉320を構成する外部管322の材質を間接伝熱及び電極機能を有する材質としたことが相違する。
The compound source gas injector 330 includes an
In FIG. 9, reference numeral 313 is an opening / closing plate, 314 is an elevating ram, 315 is a dust cover, 316 is a cooling water channel, 317 is a packing, 343 is a substrate rotating means, 371 is a high frequency generator constituting the
In this embodiment, the vapor deposition process including the compound source gas injection process is the same as that of the second embodiment described above, but the external tube constituting the
図10は本発明による低圧化学蒸着装置の第5実施例を示すもので、本実施例は、上下部が開放され、周壁一側にウェーハWを出入させるためのウェーハ出入口411が形成され、他側に反応生成物を排出するための排気口412が形成された蒸着器ベース410と、この蒸着器ベース410の上部に安置され、その内部に反応領域Rを形成する反応炉420と、この反応炉420の上端側に連通され、反応炉420の内部に化合物ソースガスを注入するための化合物ソースガス注入器430と、前記反応炉420の内部でローディング/アンローディング位置と蒸着位置に昇降可能に設置され、ウェーハWが安置される基板440と、前記基板440に内装され、基板上に安置されたウェーハWを加熱する基板加熱手段450と、前記反応炉420の周囲に設置され、反応炉を加熱させる反応炉加熱手段460とから構成される点は前述した第4実施例と同一であり、反応炉420の構造及び化合物ソースガス注入器430の構造のみが異なるものである。
FIG. 10 shows a fifth embodiment of the low-pressure chemical vapor deposition apparatus according to the present invention. In this embodiment, the upper and lower portions are opened, and a wafer entrance /
即ち、本実施例は、反応炉420が下部が開放され上端が閉鎖された単一管421で形成され、この単一管421は反応領域Rを提供する基本的機能以外に間接伝熱機能及びプラズマ発生手段の電極としての機能を有するようにSiC材質で形成されたものである。
又、化合物ソースガス注入器430は、蒸着器ベース410の開閉板413を上下に貫通し、その上端が基板の蒸着位置より高く延長された注入管431で構成される。
That is, in this embodiment, the
The compound
図10で、未説明符号413は開閉板、414は昇降ラム、415はダストカバー、416は冷却水路、417はパッキング、443は基板回転手段、417はプラズマ発生器470を構成する高周波発生器、472は基板440に内装される電極である。
本実施例において、化合物ソースガスの注入過程を含む蒸着過程は前述した図7と例と同一であるが、ただ反応炉420を単一管421で構成するとともに別の間接伝熱兼用電極部材を設置しなく、単一管421自体の材質を間接伝熱及び電極機能を有する材質としたことだけが相違するので、その具体的説明は省略する。
In FIG. 10,
In this embodiment, the vapor deposition process including the process of injecting the compound source gas is the same as that in FIG. 7 described above. However, the
図11は本発明に使用される基板の他の実施例を示すもので、本実施例は基板540の上部に、化合物ソースガスを基板540の上部に安置されるウェーハWの全面にわたって均一に分散させるための化合物ソースガス分散板544を設置したものである。
前記基板540と分散板544は、これらの間隔を調節するための間隙調節手段545により結合されている。
前記間隙調節手段545は基板540と分散板544に固定され、互いに反対の螺旋方向を有する螺子棒547、548と、両螺子棒547、548に締結されるターンバックル式の調節ノブ546とから構成される。前記螺子棒547、548はそれぞれ三つずつで、ウェーハ出入口511を通じて出入されるウェーハWとの干渉を避けるように配置される。
FIG. 11 shows another embodiment of the substrate used in the present invention. In this embodiment, the compound source gas is uniformly distributed over the entire surface of the wafer W placed on the upper portion of the
The
The gap adjusting means 545 is fixed to the
このように基板540は、化合物ソースガスが反応領域R内に注入される過程で化合物ソースガスがまっすぐウェーハWの表面に接触されなく、基板540上に安置されたウェーハWと分散板544間の間隙を通じてウェーハWに接触して、化合物ソースガスがウェーハWのどの一部分に集中的に接触しなく全面にわたって均一に接触するので、薄膜の厚さが全面にわたって均一になるものである。 又、前記間隙調節手段545により基板540の上面と分散板544間の間隙を、使用する化合物ソースガス又は薄膜の条件によって最適状態に調節することにより、所望薄膜を確実に得ることができる。
As described above, the
このような構造は前述した実施例のいずれかにも適用し得るもので、前記間隙調節手段545は必ずしも図示例に局限されるものでなく、その間隙を調節し得る構造であればどんな構造であっても採用できる。
図12は本発明による低圧化学蒸着装置に使用される基板のさらに他の実施例を示すもので、本実施例はロボットアームAによりウェーハのローディング/アンローディングが円滑に行われるとともにウェーハWの全面が基板上に接触し得るようにしたものである。
Such a structure can be applied to any of the above-described embodiments, and the gap adjusting means 545 is not necessarily limited to the illustrated example. Any structure can be used as long as the gap can be adjusted. It can be adopted even if there is.
FIG. 12 shows still another embodiment of the substrate used in the low pressure chemical vapor deposition apparatus according to the present invention. In this embodiment, the wafer arm is smoothly loaded / unloaded by the robot arm A and the entire surface of the wafer W is shown. Can be brought into contact with the substrate.
本実施例による基板600はウェーハWの両側円弧部C1一部を除いた部分が安置される安置部611が形成された基板本体610と、この基板本体610に対して昇降可能に設置され、前記安置部611の外郭に形合され、安置部611を外れたウェーハWの両側円弧部C1が安置される補助安置部625を有するウェーハホルダー620とから構成される。
前記安置部611の円弧部615にはウェーハWの円弧部C1の外周面が内面に接触する円弧形突起615aが形成されている。
前記先端直線部613はウェーハWのフラットゾーンFと一致する長さを有する。
前記円弧形突起615aは少なくともウェーハWの厚さである0.8mm程度突出されるように形成することが望ましい。
前記ウェーハホルダー620は後方が開放され、直線部622、625間に形成される連結円弧部624により大略U形に限定される切取溝を有する円板形に形成される。
A
An arc-shaped
The tip
The arc-shaped
The
図示例では、ウェーハホルダー620の外郭直径が基板本体610の外径と同じになっており、前記切取溝の幅はロボットアームAの幅より広く形成されている。
前記両側直線部625にはウェーハの両側円弧部C1が安置される補助安置部625aが形成される。
補助安置部625aの外郭にはウェーハWの両側円弧部C1の外周面が内面に接触される円弧形突起が形成される。この円弧形突起は前述した安置部611の円弧形突起615aと同様に少なくともウェーハWの厚さである0.8mm程度突出されるように形成することが望ましい。
又、前記ウェーハホルダー620を昇降駆動させるためにホルダー昇降部630が備えられる。
In the illustrated example, the outer diameter of the
The both-side
An arc-shaped protrusion is formed on the outer periphery of the
In addition, a
このホルダー昇降部630は、図13に示すように、ウェーハホルダー620の外周部に上端が固定される複数(図面には三つ)の連結棒631と、この連結棒631の下端が固定される昇降連結部634とから構成され、この昇降連結部634は通常の直線往復運動機構である昇降駆動手段(図示せず)により昇降されるように構成されている。
前記ウェーハホルダー620の外周部と昇降連結部634にはそれぞれ複数(連結棒と同数)の連結片632、635が突出形成され、この連結片632、635に連結棒631の上下端を固定螺子633、636で締結して固定することにより、ウェーハホルダー620と昇降連結部634を一体に昇降し得るように結合する。
As shown in FIG. 13, the
A plurality of (as many as connecting rods) connecting
前記連結棒631はウェーハがローディング/アンローディングされる方向である後方側を除いた前方部と両側部にそれぞれ設置され、ウェーハWのローディング/アンローディング時にウェーハとの干渉を起こさないようになっている。 前記昇降連結部634の中央には基板を昇降させるための昇降ラムが貫通されるラム貫通孔637が穿孔されて、昇降ラムとホルダー昇降部630が互いに干渉しないようになっている。
前記昇降連結部634のラム貫通孔637の周囲には昇降駆動手段を結合するための螺子貫通孔638が穿孔されている。
前記昇降駆動手段としては、油圧シリンダー、空圧シリンダー、ステッピングモーター、スクリューを用いる直線昇降運動機構が使用でき、ウェーハホルダー620とホルダー昇降部630を昇降駆動させることができる構造のものであればどんなものでも採用できる。
The connecting
Around the ram through
As the raising / lowering driving means, a linear raising / lowering movement mechanism using a hydraulic cylinder, pneumatic cylinder, stepping motor, and screw can be used, and any structure that can raise and lower the
以下、本実施例による基板600によりウェーハWをローディング及びアンローディングさせる過程及び作用効果を説明する。
昇降駆動手段によりホルダー昇降部630を上昇させて、図12及び図14Aに示すように、これに結合されたウェーハホルダー620をその底面が基板本体610の上面から上方に隔たった位置に上昇させた状態で、ロボットアームAに乗せられたウェーハWをウェーハホルダー620より高い位置で後方からウェーハホルダー620上に進入させる。
図14Cに示すように、ウェーハWが進入して、ウェーハWのフラットゾーンFが基板の直線部613の直上部と一致され、ウェーハWの両側円弧部C1がウェーハホルダー620の両側安置部625aと一致されると、図14Cに示すように、ロボットアームAが下降されて、その上に乗せられたウェーハWがウェーハホルダー620の補助安置部625aに載せられる。
Hereinafter, processes and effects of loading and unloading the wafer W by the
As shown in FIGS. 12 and 14A, the holder lifting / lowering
As shown in FIG. 14C, the wafer W enters, the flat zone F of the wafer W coincides with the upper portion of the
この際に、ロボットアームAの幅はホルダー620の切取溝の内側幅より小さいので、ロボットアームAとホルダー620は互いに干渉しなくなる。
ホルダー620に載せられたウェーハWは補助安置部625a上に安置され、その円弧部C1の外周縁が円弧形突起615aの内側に接触される。
次いで、ロボットアームAを後退させると、ウェーハWはホルダー620のみに支持される。
ロボットアームAが後退すると、昇降駆動手段によりホルダー昇降部630をその上端に結合されたホルダー620とともに下降させて、図14Dに示すように、その上に載せられたウェーハWを安置部611に安置させる。
At this time, since the width of the robot arm A is smaller than the inner width of the cut groove of the
The wafer W placed on the
Next, when the robot arm A is retracted, the wafer W is supported only by the
When the robot arm A moves backward, the lifting / lowering driving means lowers the holder lifting / lowering
このような本実施例による基板600を使用する場合、基板本体610に内装された基板加熱手段の熱が安置部611の安置面612に安置された部分には直接伝熱され、ホルダー620の補助安置部625aに安置された部分にはホルダー620を通じて伝熱されるので、ウェーハWはその前面にわたって均等に加熱される。
従って、ウェーハWが基板600に対して全面にわたって密着されて全体的に均一に加熱されながら蒸着されるので、底面まで蒸着されるかパーティクルが発生することなしに良質の薄膜が得られ、膜質の均質性が保障され、熱損失も排除される。
When the
Therefore, the wafer W is adhered to the entire surface of the
又、従来のように別の細い昇降ピンを使用しないので、部品の破損が排除され維持補修が簡便になる。
さらに、ウェーハWの円弧部C1の外周縁部が安置部611とホルダー620に形成された円弧形突起615a、625aの内周面が接触される状態に安置されるので熱効率がより向上される。
図15は本発明による基板の他の実施例を示すもので、本実施例は、ウェーハホルダー620の外郭直径を基板本体610の外径より小さく形成したもので、条約使用とする薄膜の種類又は膜質によってウェーハWに対する熱伝熱効率を調節し得るようにしたものである。
又、本実施例では、ホルダー620の外郭直径が基板本体610の直径より小さく形成されるにつれて、連結棒631が連結される連結片632の長さを小さくしたものである。
Further, since no separate thin lifting pins are used unlike the prior art, damage to parts is eliminated and maintenance and repair are simplified.
Furthermore, since the outer peripheral edge of the arc portion C1 of the wafer W is placed in a state where the
FIG. 15 shows another embodiment of the substrate according to the present invention. In this embodiment, the outer diameter of the
In this embodiment, as the outer diameter of the
その他の構成部分は前述した図12〜図14の実施例と同一であるので、同一部分に対しては同一符号を付与し、その具体的説明は省略する。
図14及び図15の実施例による基板は前述した全ての実施例にも適用し得るものである。
本発明は前述した実施例に局限されるものではなく、本発明の思想及び範囲ないで多様な変形が可能である。
The other components are the same as those in the embodiment shown in FIGS. 12 to 14 described above. Therefore, the same reference numerals are given to the same portions, and the detailed description thereof is omitted.
The substrate according to the embodiment of FIGS. 14 and 15 can be applied to all the embodiments described above.
The present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be made without departing from the spirit and scope of the present invention.
110、210、310、410 蒸着器ベース
120、210、320、420 反応炉
130、230、330、430 化合物ソースガス注入器
140、240、340、440、540、600 基板
150、250、350、450 基板加熱手段
160、260、360、460 反応炉加熱手段
170、270、370、470 プラズマ発生手段
610 基板本体
620 ウェーハホルダー
630 ホルダー昇降部
110, 210, 310, 410
Claims (8)
該蒸着器ベースに安置され、その内部に反応領域を有する反応炉と、
該反応炉の内部に配置され、ウェーハが安置される基板と、
前記基板に内装されてウェーハを加熱する基板加熱手段と
前記反応炉内に化合物ソースガスを注入するための化合物ソースガス注入器とを含み、
前記化合物ソースガス注入器は、ウェーハの蒸着位置より高い位置まで延長される外部注入管と、該外部注入管内に挿入設置される内部注入管とを含むことを特徴とする低圧化学蒸着装置。 A vaporizer base;
A reactor placed in the vaporizer base and having a reaction zone therein;
A substrate disposed within the reactor and on which a wafer is placed;
A substrate heating means for heating a wafer mounted on the substrate; and a compound source gas injector for injecting a compound source gas into the reaction furnace,
The compound source gas injector includes an external injection pipe extending to a position higher than a deposition position of a wafer, and an internal injection pipe inserted and installed in the external injection pipe.
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---|---|---|---|
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CN118480861A (en) * | 2024-07-10 | 2024-08-13 | 中微半导体设备(上海)股份有限公司 | Vapor deposition equipment and wafer temperature adjusting method thereof |
-
2006
- 2006-06-15 JP JP2006165847A patent/JP2006261700A/en active Pending
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