JP2006062788A - Landing door device for elevator - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、遮煙性能を備えたエレベータの乗場ドア装置に関するものである。 The present invention relates to an elevator hall door device having smoke shielding performance.
エレベータ装置の故障時や緊急時等に、乗場側から手動で解錠操作することができる従来のエレベータの乗場ドア装置には、乗場ドアと化粧壁との隙間に対応配設された鍵穴プレートの鍵穴に鍵外し工具を係合させるとともに、この鍵外し工具によって操作子の操作端部を押圧作動させることにより、操作子の反操作端部と引張棒との間に連結された連結部材を介して、鍵部材を解錠させるものがある(例えば、特許文献1参照)。 In a conventional elevator landing door device that can be manually unlocked from the landing side in the event of an elevator device failure or emergency, a keyhole plate disposed corresponding to the gap between the landing door and the decorative wall is provided. The key unlocking tool is engaged with the key hole, and the operating end of the operating element is pressed by the unlocking tool, thereby connecting the connecting element connected between the counter operating end of the operating element and the tension bar. In some cases, the key member is unlocked (see, for example, Patent Document 1).
特許文献1記載のエレベータの乗場ドア装置は、緊急時等における乗場ドアの解錠操作を、乗場ドアと化粧壁との間に設けられた隙間、即ち、乗場出入口に形成された隙間から手動で行うことができるように構成されている。ここで、エレベータの乗場に設置された乗場ドア装置が遮煙性能を有するものである場合、乗場ドアの閉鎖時に形成される上記隙間には遮煙用のシール材が配置されており、操作子の操作端部は、このシール材より昇降路側に配置されることとなっていた。したがって、シール材の摩耗が進行し、その交換が必要になった場合には、操作子を含む解錠装置全体を乗場ドアから取り外す必要があり、作業性悪化の要因となっていた。また、遮煙性能を有する乗場ドア装置では、乗場ドアの閉鎖時に乗場出入口に形成される隙間が遮煙用のシール材によって塞がれてしまうため、乗場ドアの解錠操作の際に鍵外し工具を上記隙間に挿入することにより、シール材が損傷したり、シール材の固定部が剥がれたりして、乗場ドア装置の遮煙性能を劣化させる恐れもあった。
In the elevator landing door device described in
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、遮煙性能を備えたエレベータの乗場ドア装置において、遮煙用シール材の交換作業を容易に行うことができるエレベータの乗場ドア装置を提供することである。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to facilitate the replacement work of the smoke shielding material in the elevator landing door device having smoke shielding performance. It is to provide a landing door device for an elevator.
また、この発明は、遮煙性能を有するエレベータの乗場ドア装置において、遮煙性能を損なうことなく、乗場ドアの手動による解錠操作を容易に行うことができるエレベータの乗場ドア装置を提供することである。 Further, the present invention provides an elevator landing door device that can easily perform manual unlocking operation of the landing door without impairing the smoke shielding performance in the elevator landing door device having smoke shielding performance. It is.
この発明に係るエレベータの乗場ドア装置は、エレベータの乗場に設置された乗場ドアと、乗場固定体又は乗場ドアに一端部が設けられ、乗場ドアの閉鎖時に乗場出入口に形成された隙間を塞ぐシール材と、乗場ドアの閉鎖時に乗場ドアを施錠する施錠装置と、乗場側から操作されることによって、施錠装置を解錠する解錠装置とを備え、解錠装置は、施錠装置に連結された本体部と、シール材よりも昇降路側に配置された係合部と、この係合部を本体部に着脱自在に固定する固定手段とを有するものである。 The elevator landing door device according to the present invention includes a landing door installed at the elevator landing, a seal provided at one end of the landing stationary body or the landing door, and closing a gap formed at the landing doorway when the landing door is closed. Material, a locking device that locks the landing door when the landing door is closed, and an unlocking device that unlocks the locking device when operated from the landing side. The unlocking device is connected to the locking device. It has a main-body part, the engaging part arrange | positioned in the hoistway side rather than a sealing material, and the fixing means which fixes this engaging part to a main-body part so that attachment or detachment is possible.
この発明は、エレベータの乗場に設置された乗場ドアと、乗場固定体又は乗場ドアに一端部が設けられ、乗場ドアの閉鎖時に乗場出入口に形成された隙間を塞ぐシール材と、乗場ドアの閉鎖時に乗場ドアを施錠する施錠装置と、乗場側から操作されることによって、施錠装置を解錠する解錠装置とを備え、解錠装置は、施錠装置に連結された本体部と、シール材よりも昇降路側に配置された係合部と、この係合部を本体部に着脱自在に固定する固定手段とを有する構成としたことで、遮煙性能を備えたエレベータの乗場ドア装置において、遮煙用シール材の交換作業を容易に行うことができる。 The present invention relates to a landing door installed at an elevator landing, a sealing member provided at one end of the landing stationary body or the landing door, and closing a gap formed at the landing doorway when the landing door is closed, and the closing of the landing door Sometimes it includes a locking device that locks the landing door, and an unlocking device that unlocks the locking device by being operated from the landing side. The unlocking device includes a main body connected to the locking device and a sealing material. In the elevator landing door device having smoke shielding performance, the structure includes an engaging portion arranged on the hoistway side and a fixing means for detachably fixing the engaging portion to the main body portion. It is possible to easily replace the smoke sealing material.
図1はこの発明におけるエレベータの乗場ドア装置の全体正面図であり、エレベータの昇降路側から見た乗場ドア装置を示したものである。建築物の各階に設けられたエレベータの乗場は、乗場の床面と乗場三方枠(図示せず)とによって囲まれた乗場出入口を介して昇降路へと通じており、エレベータのかご(図示せず)への乗降はこの乗場出入口を通って行われる。また、乗場にかごが停止していない場合にその乗場でかごの到着を待っている利用客が昇降路内へ落下することを防止するため、エレベータの乗場には乗場ドア1が設置されており、乗場の利用客に対する安全が確保されている。この乗場ドア1は、昇降路内への落下防止のために乗場出入口を塞ぐドアパネル1aと、このドアパネル1aの上部に設けられたドアハンガー1bと、このドアハンガー1bの上部に回動可能に設けられ、ドアパネル1aの上方に配置されたハンガーローラ1cとから構成されている。また、乗場出入口上方の昇降路壁にはハンガーケース2が設置されており、このハンガーケース2に、乗場ドア1のハンガーローラ1cを案内するハンガーレール2aが水平に設置されている。なお、この発明においては、図1に示すように、2つのドアパネル1aを有し、この2つのドアパネル1aが共に一側に移動する片開き式の乗場ドア装置について説明するが、特にその構成を限定するものではなく、ドアパネル1aの数量及び片開き又は両開きの開閉方式は、仕様に合わせて任意に設定されるものである。
FIG. 1 is an overall front view of a landing door device for an elevator according to the present invention, showing the landing door device viewed from the elevator hoistway side. The elevator halls provided on each floor of the building lead to the hoistway through the hall entrance and exit enclosed by the floor of the hall and the three-way frame (not shown). The boarding / exiting of the bus is carried out through this hall entrance / exit. In addition, a
また、この乗場ドア装置は遮煙性能を有しており、火災発生時等に発生した乗場側の煙や有毒ガスが、昇降路内へ侵入することを防止し得る構成を有している。即ち、エレベータのかごがその乗場に停止しておらず乗場ドア1が閉鎖されている場合には、乗場出入口に形成された隙間、例えば、ドアパネル1a等の乗場ドア1と乗場三方枠や乗場の敷居3等の乗場固定体との間に設けられた隙間や、複数のドアパネル1aが使用されている場合の乗場ドア1間に設けられた隙間が、後述する遮煙用のシール材によって塞がれている。
Moreover, this hall door device has smoke shielding performance, and has a configuration capable of preventing the smoke and toxic gas on the hall side generated in the event of a fire or the like from entering the hoistway. That is, when the elevator car is not stopped at the landing and the
また、この乗場ドア装置には、乗場ドア1の閉鎖時にこの乗場ドア1を施錠する施錠装置4が設けられている。この施錠装置4は、ハンガーケース2等の乗場固定体に設けられた受け金4aと、ドアハンガー1b等の乗場ドア1に設けられた所定の角度内回動可能な掛け金4bとが備えられており、乗場ドア1が閉じられている場合、即ち、エレベータのかごがその乗場に停止しておらず、ドアパネル1aによって乗場出入口が塞がれている場合には、受け金4a及び掛け金4bの爪部が互いに係合することによって、乗場ドア1が開放されないように構成されている。なお、エレベータのかごが乗場に停止した場合には、かご側に設けられた解錠手段(図示せず)によって施錠装置4が解錠されるとともに、かごドア(図示せず)に設けられた係合手段(図示せず)によって乗場ドア1がかごドアに連動して開放される。また、エレベータ装置の緊急時や故障時等にかご内に閉じ込められた利用客を迅速に救出することができるように、乗場ドア装置には、乗場側から手動で施錠装置4を解錠することができる解錠装置5が設けられている。
以下に、火災発生時等に乗場側の煙や有毒ガス等が昇降路内へ侵入することを防止するシール材と、緊急時等に乗場側から手動で施錠装置4を解錠する解錠装置5との構成について詳細に説明する。
Further, the landing door device is provided with a locking device 4 that locks the
Below, there is a sealing material that prevents smoke or toxic gas on the landing side from entering the hoistway in the event of a fire, etc., and an unlocking device that manually unlocks the locking device 4 from the landing side in the event of an emergency. 5 will be described in detail.
実施の形態1.
図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの乗場ドア装置の要部平面図、図3はその正面図、図4はその側面図であり、乗場ドア1の閉鎖時に2つのドアパネル1d及び1eの間に形成された隙間を塞ぐ遮煙用のシール材6と、昇降路側のドアパネル1dの昇降路側側面に設置された解錠装置5との構成を示したものである。図において、エレベータの乗場に設置された乗場ドア1は、昇降路側に配置されたドアパネル1dの幅方向の一端部と乗場側に配置されたドアパネル1eの幅方向の他端部とが、乗場ドア1の閉鎖時に乗場側から見て重なり合うように配置されており、このドアパネル1d及び1eの間には、上下部に渡って隙間が形成されている。また、昇降路側に配置されたドアパネル1dの幅方向一側面には、シール材取付具7を介して遮煙用のシール材6が設けられており、乗場ドア1の閉鎖時に、ドアパネル1d及び1e間に形成される上下方向の隙間は、このシール材6によって塞がれている。このシール材6はゴム等の弾性体からなり、その昇降路側一端部が、ドアパネル1d一側面に固定された取付板7aと、この取付板7aに対向する側面を有し、この取付板7aにボルト7bによって固定された固定板7cとによって強固に挟持されている。また、シール材6の反昇降路側他端部は、その端部に向かうにつれて幅が狭くなるような略楔状を呈しており、シール材6は、乗場ドア1の閉鎖時にこの他端部が乗場側に配置されたドアパネル1eの昇降路側側面に接触するように配置されている。
2 is a plan view of an essential part of a landing door device for an elevator according to
施錠装置4を乗場側からの操作によって解錠する解錠装置5には、昇降路側に配置されたドアパネル1dの昇降路側側面に設けられた取付板5aと、乗場ドア1に直交するように取付板5aに設けられた軸5bと、この軸5bを中心軸として所定角度内回動可能に設けられたレバー5cと、このレバー5cの動きを施錠装置4に伝達するため、レバー5c及び掛け金4b間に設けられた連結部材5dとが備えられている。また、レバー5cは、中央部が軸5bに回動可能に設けられるとともに、反シール材6側他端部が連結部材5dに連結されたレバー本体5eと、このレバー本体5eの一端部にボルト5fによって締結固定されるとともに、ドアパネル1dの一側面に設けられたシール材6よりも昇降路側にその一端部が配置されるように、平面視が略くの字状に曲成された係合部5gとから構成されており、この係合部5gは、ボルト5fが弛緩されることによってレバー本体5eに対して着脱自在に構成されている。即ち、係合部5gの他端部には小径孔が上部に配置されたダルマ孔5hが設けられており、係合部5gはこのダルマ孔5hを介してレバー本体5eに固定されているため、ボルト5fを完全に取り外すことなく弛緩することのみによって係合部5gを解錠装置5から取り外すことができる。なお、特許請求の範囲に記載された本体部は、解錠装置5のうちの係合部5gを除く取付板5a、軸5b、連結部材5d、レバー本体5eから、また、固定手段はボルト5f及びダルマ孔5hから構成される。
The
次に、かかる構成を有するエレベータの乗場ドア装置において、エレベータ装置の故障時或いは緊急時等の運転停止時に、乗場側からの手動操作によって施錠装置4を解錠する場合について説明する。先ず、作業者は、ドアパネル1dと1eとの間に形成された隙間に、所定の長さを有する鍵外し棒8を乗場側から挿入する。鍵外し棒8を上記隙間に挿入すると、鍵外し棒8の先端部は、ドアパネル1dに設けられたシール材6の側面に接触する。ここで、鍵外し棒8は、図5に示すように、その先端部が略楔状を呈し、先端角部が所定の丸みを帯びている。また、シール材6の反昇降路側他端部は、略楔状を呈し、先端部に向かうにつれて幅が細くなっている。したがって、鍵外し棒8の先端部がシール材6の側面に接触すると、鍵外し棒8は、シール材6の傾斜に沿ってドアパネル1e側に自然に移動する。作業者は、鍵外し棒8の先端部が解錠装置5の係合部5gの位置に達するまで鍵外し棒8をさらに押し込み、鍵外し棒8を操作することによって係合部5gを上方に移動させる。係合部5gを上方に移動させることにより、連結部材5dを介して施錠装置4の受け金4aと掛け金4bとの爪部が外れ、乗場ドア1の開放が可能となる。
Next, in the elevator landing door apparatus having such a configuration, a case will be described in which the locking device 4 is unlocked by manual operation from the landing side when the elevator apparatus fails or when operation is stopped such as in an emergency. First, the operator inserts the unlocking
この発明の実施の形態1によれば、乗場ドア1のドアパネル1dにその一端部が設けられたシール材6は、ドアパネル1eに接触する他端部が、端部に向かうにつれて幅が細くなる略楔状を呈するため、解錠装置5の操作を手動で行う際に鍵外し棒8を押し込む動作が容易となり、シール材6の損傷を最小限に押えることが可能となる。また、シール材6の他端部は略楔状を呈しているため、乗場ドア1の開閉時の接触抵抗を小さくする効果も奏する。さらに、このシール材6は、その一端部がシール材取付具7によって強固に挟持されているため、解錠装置5を手動操作する際に、鍵外し棒8の先端部によってシール材6の固定部付近を押し付けてしまった場合でも、シール材6が従来のように剥がれてしまうことはなく、乗場ドア装置の遮煙性能が劣化する恐れもない。また、施錠装置4を解錠する際に鍵外し棒8が係合する解錠装置5の係合部5gは、ボルト5fを弛緩することによってレバー本体5eに対して容易に着脱が可能であるため、シール材6の交換作業の際に、従来のように解錠装置5全体を乗場ドア1から取り外す必要はなく、作業性が大幅に向上する。また、エレベータ装置は、据付後に建造物の竣工前に他設備の工事のために工事用エレベータとして使用されるが、シール材6は、破損防止のために竣工直前に取り付けるため、その取付作業の際にも解錠装置5全体を取り外す必要がなく、作業性に優れる。なお、係合部5gは、ダルマ孔5hを介してレバー本体5eに設けられているため、ボルト5fを完全にレバー本体5eから取り外すことなく取外しが可能であるとともに、ボルト5fが万一弛緩してしまった場合でも係合部5gの落下を防止することが可能である。また、この発明の実施の形態1では、シール材6の一端部が乗場ドア1に設けられ、このシール材6の昇降路側に解錠装置5の係合部5gが配置された場合について説明したが、シール材6の一端部が乗場固定体に設けられ、このシール材6の昇降路側に解錠装置5の係合部が配置された場合についても同様の効果が得られることは言うまでもない。
According to
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2におけるエレベータの乗場ドア装置の要部詳細図であり、シール材6とこのシール材6の一端部を挟持するシール材取付具7を示したものである。図において、遮煙用のシール材6は、横断面が略長方形状を呈しており、昇降路側一端部がシール材取付具7によって狭持されてドアパネル1dの一側面に固定されるとともに、乗場側他端部がドアパネル1eに接触するように配置されている。なお、その他は、実施の形態1と同様の構成を有している。このようにシール材6の乗場側端部が略楔状を呈していない場合でも、シール材6が非常に弾性に富む場合や、その厚さが薄く乗場側端部を略楔状に形成する必要がない場合等には、上記構成により実施の形態1と同様の効果を得ることが可能である。
FIG. 6 is a detail view of a main part of an elevator landing door device according to
実施の形態3.
図7は、この発明の実施の形態3における解錠装置の係合部を示した図である。図において、解錠装置5の係合部5gは、その他端部に、下方に開口するスリット孔5jが設けられており、このスリット孔5jを介してボルト5fによってレバー本体5eに固定されている。なお、その他は実施の形態1又は2と同様の構成を有している。かかる構成を有することにより、実施の形態1と同様に、ボルト5fをレバー本体5eから完全に取り外すことなく、係合部5gのみをレバー本体5eから取り外すことができるとともに、ボルト5fが弛緩した場合でも係合部5gの昇降路内への落下を防止することが可能となる。
FIG. 7 is a view showing an engaging portion of the unlocking device according to
実施の形態4.
図8は、この発明の実施の形態4におけるエレベータの乗場ドア装置の要部平面図であり、遮煙用のシール材6と昇降路側のドアパネル1dに設置された解錠装置5との構成を示したものである。図において、解錠装置5の係合部5gをレバー本体5eに締結固定するボルト5fは、その先端部に割りピン5kが設けられており、ボルト5fにレバー本体5eからの落下防止機構が備えられている。なお、その他は実施の形態1から3の何れかと同様の構成を有している。かかる構成を有することにより、シール材6の交換作業や通常運転時の振動等によるボルト5fの落下を確実に防止することが可能となる。
Embodiment 4 FIG.
FIG. 8 is a plan view of an essential part of a landing door device for an elevator according to Embodiment 4 of the present invention, and shows the configuration of a sealing
実施の形態5.
図9は、この発明の実施の形態5におけるエレベータの乗場ドア装置の要部平面図であり、遮煙用のシール材6と昇降路側のドアパネル1dに設置された解錠装置5との構成を示したものである。図において、解錠装置5の係合部5gをレバー本体5eに締結固定するボルト5fは、その先端部に止め輪5mが設けられており、ボルト5fにレバー本体5eからの落下防止機構が備えられている。なお、その他は、実施の形態4と同様の構成を有している。かかる構成を有することにより、実施の形態4と同様に、シール材6の交換作業や通常運転時の振動等によるボルト5fの落下を確実に防止することが可能となる。
FIG. 9 is a plan view of an essential part of an elevator hall door device according to
実施の形態6.
図10は、この発明の実施の形態6におけるエレベータの乗場ドア装置の要部正面図、図11はその平面図であり、遮煙用のシール材6と昇降路側のドアパネル1dに設置された解錠装置5との構成を示したものである。図において、解錠装置5の係合部5gは、レバー本体5e側他端部の縦断面が略コ字状を呈するように曲成され、このコ字状部の垂直面に、小径孔と大径孔とが水平方向に配置されたダルマ孔5hが1つ設けられている。この係合部5gは、その他端部に形成されたコ字状部内にレバー本体5eの一端部が配置されるように、即ち、係合部5gのコ字状部の互いに対向する上下面の間にレバー本体5eの一端部が配置されるように、ダルマ孔5hを介してボルト5fによってレバー本体5eの一端部に締結固定されている。なお、その他は、実施の形態1から5の何れかと同様の構成を有している。
FIG. 10 is a front view of an essential part of a landing door device for an elevator according to
この発明の実施の形態6によれば、係合部5gは、その他端部に形成されたコ字状部の互いに対向する上下面の間にレバー本体5eの一端部が配置されるように設けられているため、ボルト5fが振動等によって弛緩した場合でも、鍵外し棒8による解錠操作の際に、係合部5gのみがボルト5fを中心軸として回転してしまうようなことはなく、解錠装置5としての機能を害することがない。また、係合部5gは、小径孔と大径孔とが水平方向に配置されたダルマ孔5hを介してボルト5fによってレバー本体5eに固定されているため、シール材6の交換作業の際にもボルト5fを弛緩し、係合部5gを水平方向に移動させるだけで、係合部5gをレバー本体5eから取り外すことが可能となる。なお、係合部5gはコ字状部によって回り止めがなされているため、使用するボルト5fは1つのみで良く、係合部5gの着脱を行う際にも作業性に優れる。
According to the sixth embodiment of the present invention, the engaging
実施の形態7.
図12は、この発明の実施の形態7におけるエレベータの乗場ドア装置の要部正面図である。図において、解錠装置5のレバー本体5eと係合部5gとは、ワイヤ5nによって連結されており、係合部5gの落下防止が図られている。なお、その他は実施の形態6と同様の構成を有している。かかる構成を有することにより、ボルト5fを完全に外した際にも係合部5gの落下を確実に防止することが可能となり、さらには、係合部5gの紛失も防止することができる。なお、実施の形態7においてはレバー本体5eと係合部5gとがワイヤ5nによって連結されているが、ボルト5fが外れた際に係合部5gの落下を防止することができるものであれば良く、例えば、ロープや鎖等を使用しても同様の効果を得ることができるのは言うまでもない。
FIG. 12 is a front view of an essential part of an elevator hall door device according to
実施の形態8.
図13はこの発明の実施の形態8におけるエレベータの乗場ドア装置の要部平面図、図14はその正面図、図15は図14におけるA−A断面図である。図において、解錠装置5のレバー本体5eには、その一端部にネジ孔5pが1つ形成されており、このネジ孔5pと軸5bとの間に、係合部5gがヒンジ5rによって回動可能に設けられている。この係合部5gは、上記ネジ孔5pと対向する位置に合わせて取付孔5sが設けられており、この取付孔5sを介してボルト5fによってレバー本体5eに締結固定されている。なお、係合部5gの回動を防止する回動防止手段は、係合部5gに設けられた取付孔5sと、この取付孔5sを介して係合部5gをレバー本体5eに固定するボルト5fによって構成されている。また、ボルト5fの首部にはC型止め輪5tが設けられており、ボルト5fには、係合部5gからの落下防止機構が備えられている。なお、その他は、実施の形態1と同様の構成を有している。
13 is a plan view of a principal part of an elevator landing door apparatus according to
この発明の実施の形態8によれば、係合部5gは、ヒンジ5rを介してレバー本体5eに回動可能に設けられているため、シール材6の交換作業の際に、係合部5gをレバー本体5eから完全に取り外すことなく作業を行うことが可能となり、係合部5gの落下及び紛失の恐れがなくなる。また、ボルト5fに設けられたC型止め輪5tにより、ボルト5fを弛緩させた場合でも、ボルト5fが昇降路内へ落下することを防止することが可能となる。
According to the eighth embodiment of the present invention, the engaging
実施の形態9.
図16はこの発明の実施の形態9におけるエレベータの乗場ドア装置の要部正面図、図17はその側面図である。図において、解錠装置5のレバー本体5eには、軸5bとヒンジ5rとの間に、掛け金5uが回動可能に設けられている。また、ヒンジ5rによって回動可能にレバー本体5eに設けられた係合部5gには、この掛け金5uが係合することにより、係合部5gの回動を防止する受け金5vが設けられている。なお、掛け金5uが係合部5gに、また、受け金5vがレバー本体5eに設けられても同様である。その他は実施の形態8と同様の構成を有している。かかる構成を有することにより、シール材6の交換作業の際にボルトの締付作業を必要としないため、作業性に優れるとともに、ボルト等の紛失の恐れもなくなる。
Embodiment 9 FIG.
FIG. 16 is a front view of an essential part of an elevator landing door device according to Embodiment 9 of the present invention, and FIG. 17 is a side view thereof. In the figure, the
なお、この発明では、ドアパネル1d及び1e間に形成された隙間に鍵外し棒8を挿入して、解錠装置5を動作させるものについて説明したが、乗場ドア1と乗場三方枠との間に形成された隙間や乗場ドア1と乗場の敷居3との間に形成された隙間に鍵外し棒8を挿入して、解錠装置5を動作させる場合でも、この発明と同様の構成を有することにより、同様の効果が得られることは言うまでもない。
In the present invention, the unlocking
1 乗場ドア
1a、1d、1e ドアパネル
1b ドアハンガー
1c ハンガーローラ
2 ハンガーケース
2a ハンガーレール
3 乗場の敷居
4 施錠装置
4a 受け金
4b 掛け金
5 解錠装置
5a 取付板
5b 軸
5c レバー
5d 連結部材
5e レバー本体
5f ボルト
5g 係合部
5h ダルマ孔
5j スリット孔
5k 割りピン
5m 止め輪
5n ワイヤ
5p ネジ孔
5r ヒンジ
5s 取付孔
5t C型止め輪
5u 掛け金
5v 受け金
6 シール材
7 シール材取付具
7a 取付板
7b ボルト
7c 固定板
8 鍵外し棒
1 landing
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