Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2005522161A - 電気的マシン - Google Patents

電気的マシン Download PDF

Info

Publication number
JP2005522161A
JP2005522161A JP2003548374A JP2003548374A JP2005522161A JP 2005522161 A JP2005522161 A JP 2005522161A JP 2003548374 A JP2003548374 A JP 2003548374A JP 2003548374 A JP2003548374 A JP 2003548374A JP 2005522161 A JP2005522161 A JP 2005522161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic flux
conductors
magnet
electrical
loop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003548374A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005522161A5 (ja
JP4476627B2 (ja
Inventor
デイビッド・コーリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JP2005522161A publication Critical patent/JP2005522161A/ja
Publication of JP2005522161A5 publication Critical patent/JP2005522161A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4476627B2 publication Critical patent/JP4476627B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
    • H02K21/38Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with rotating flux distributors, and armatures and magnets both stationary
    • H02K21/44Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with rotating flux distributors, and armatures and magnets both stationary with armature windings wound upon the magnets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

モータ/交流発電機は、ハイブリッド磁石でもよい単一のトロイダル状磁石で形成され、磁束スイッチと結合し、パワーコイルの周囲に交番磁気回路を形成する磁束伝導体を持つ。そのモータ/交流発電機は、磁束スイッチを小型にすることでヒステリシスを被る材質の量を最小にし、そして渦損失に極めて少ない材質を用いることにより、磁束伝導体内の渦電流を減じる。鉄心ロスの低減は極めて高い周波数の動作を可能にし、高いパワー密度となる。磁束伝導体の形態は、モータ/交流発電機で高い極数を可能にし、通常の回転速度で高い周波数を可能にする。

Description

発明の詳細な説明
この発明の実施例は、モータあるいは発電機のいずれかとして機能することができる、電気的な機械に関する。その機械は、高い効率および高いパワー密度を達成するために磁束の高周波転流を用いる。
[発明の背景]
モータおよび交流発電機は、高い効率、高いパワー密度および低コストとなるように設計されている。高いパワー密度は、高い回転速度、それ故、高い電気的な周波数で交流発電機を動作させることにより達成される。しかしながら、高い電気的な周波数は高い鉄損およびより低い効率に帰着する。非常に低い鉄損(その結果、高い電気的な周波数で運転することを可能にする)を有するモータおよび交流発電機を提供することが望ましい。
もし高い回転速度が得られないなら、先行技術のモータもしくは交流発電機は、低い回転速度で高い電気的な周波数を得るために多くの磁極を持たなければならない。先行技術のモータもしくは交流発電機は、スペース制限により、持つことができる磁極の数に現実的な制限がある。したがって、あるパワーに達するために、一旦、その制限に到達すると、モータもしくは交流発電機は、比較的に大きくなり、低い回転速度で固有的にあるように低いパワー密度を持つに違いない。現在可能な多くの磁極の数倍を持つことができ、低い回転速度であっても高いパワー密度およびよい効率を提供できるモータもしくは交流発電機を提供することが望ましい。
先行技術のモータおよび交流発電機に備わる別の問題は、それらが磁界を提供することを永久磁石あるいは電磁石のいずれかを要求する。各タイプの磁石はいくつかの長所およびいくつかの損失を持つので、2つのタイプの磁石間のトレードオフの決定を下すことが必要となる。永久磁石は単純性を提供し、それらは、電気的な入力を要求せず、この結果、ブラシレスのモータまたは交流発電機を可能にするという長所を持つ。永久磁石は、さらに比較的高いパワー密度のモータもしくは交流発電機を設計することを可能にする。しかしながら、それらは、広い速度範囲にわたる運転を許可せず、そして、所望されても、磁力をなくすことはできない。電磁石は電源は切ることができるが、より多くのスペースを占め、パワーを得るためにスリップリングに要求し、システムに対して寄生ロスとなる。したがって、クラッチの必要を回避するために、多くの機械が、より低いパワー密度、より低い効率およびより高い複雑さでモータもしくは交流発電機を受け入れなければならない。永久磁石と電磁石の利点を組み合わせることができるモータおよび交流発電機を提供することが望ましい。
既存のモータおよび交流発電機でのトレードオフ設計は、いくつかのモータおよび交流発電機の商用化の成功を妨害した。例えば、低速出力が、車両サスペンションおよび駆動システムの重量とサイズの要求と両立しない大きなモータを必要とするので、乗り物の車輪を駆動するハブ・モータは商業化されていない。成功しようとするハブ・モータは、先行技術モータによって提供されたものより数倍高いパワー密度を要求し、また、よい効率を維持しなければならず、可変の磁界強度を持たなければならない。そのようなモータは、電気自動車およびハイブリッドの電気自動車を商業的に許容するために大いに役立つであろう。
[課題を解決するための手段]
この発明の実施例は、先行技術装置より数倍高いパワー密度を提供するモータ/交流発電機を提供する。これは、基本的に鉄損を大きく低減することにより達成され、それにより、はるかに高い電気的な周波数でモータ/交流発電機を運転させることを可能にする。それは、与えられた回転速度に対し、高い電気的な周波数で作動するので、装置が交流発電機として運転される場合、出力電圧は先行技術の交流発電機のものよりも高い。これは、巻線に流れる電流を低減し、本質的に装置の抵抗性損害を低下させる。
従来のモータおよび交流発電機は、ステータ、ロータの一方または双方で変化する磁界を作成するために巻線内で変化する電流を用いる。この発明の実施例はそれに替えて、磁界の磁束経路の変更によって一定の磁界を変化させる。ヒステリシスと渦電流は鉄損の主要な根源である。ヒステリシスは、材料中の磁極性の逆転によって引き起こされる。また、磁界が逆になっても逆にならなくても、渦電流は材料の磁界の強度の変化によって引き起こされる。この発明の実施例は、粉末鉄のような渦電流に強い材料を使用して、コアの大部分中に、およびコアのその部分のためのヒステリシスを防ぐことにより、低い鉄損を達成する。この発明の実施例は、磁界の逆転を経験するコアの小さな部分中に低ヒステリシス損に従う材料の使用により、さらにコア損失を低減する。
この発明の実施例によるモータ/交流発電機は、N極およびS極を備えた単一の磁石を用いる。磁石は選択的に永久磁石あるいは電磁石、あるいは両者の結合である。多数の磁束伝導体は、単一磁石からの磁界を導く。磁束伝導体の半分が正の磁極を持つように磁石のN極に接し、そして、磁束伝導体の半分が負の磁極を持つように磁石のS極に接する。NおよびSの磁束伝導体は、磁束伝導体間の磁束もれを最小限にするのに十分なエアギャップによって互いに分離している。多くのスイッチデバイスがロータに取り付けられる。スイッチデバイスは、交互に、デバイスの磁石のNとS極の間の磁束を導くために磁気回路を開閉するために磁束伝導体の間で接触する。これらの磁束スイッチは、装置でヒステリシスを被るただ一つの部品である。磁束伝導体がパワーコイルの周囲で交互に反転した方向にして磁束を導くように、その磁束伝導体が整えられる。磁束伝導体の半分は、パワーコイルの回りで右回りの磁界を生成する。また、他方の半分は、コイルの回りで左回りの磁界を生成する。スイッチデバイスが交番磁気回路を開閉するので、パワーコイルの回りで磁界の極性が反転される。交流発電機として使用された時、磁界の極性の反転はパワーコイル中に交流EMFの電圧を誘起させる。AC電圧がパワーコイルに印加される場合、そのデバイスは、ロータ上のスイッチデバイスを磁束伝導体間で移動させることにより、そのデバイスはモータとして作用させるであろう。
磁束伝導体は極めて小さく出来、そのため、それらが接近しすぎて、磁気もれが生じる前に、多くのペアを小さなスペース内に適合できる。各ペアの磁束伝導体が、モータ/交流発電機中の1つの磁極から成るので、先行技術モータおよび交流発電機よりも、数倍多くの磁極が、この発明の実施例で可能である。多数の磁極は、この発明の実施例にて、適度の回転速度で走る間に高いパワー密度のために必要とされる高い電気的な周波数を達成することを可能にする。
[発明の効果]
この発明の実施例による装置は、単一の磁石だけを使用するという長所を持つ。これは、多くの先行技術モータおよび交流発電機と比較して、非常に単純で経済的な構成を可能にする。この発明の実施例は、多くの磁石を要求しないで磁極を多数備えたモータか交流発電機に帰着する。更に、磁石がステータ上にあるので、電磁石に電流をもたらすためのスリップリングが不要で、その製造を非常に単純化する。磁石が選択的に永久磁石あるいは電磁石のいずれかであるので、希望の使用のために最良に働く磁石を選択する際に、大きな柔軟性がある。1つの可能性は、磁石が永久磁石と電磁石が結合したハイブリッドであることである。この構成では、永久磁石が固定強さの磁界を提供する。また、補足的な電磁石は、磁界を強くするために高めるか、あるいは潜在的にそれを低減するために使用される。電磁石からの磁界の強さを調節することによって、必要なときに、モータか交流発電機の磁界強さの合計が随意に調節される。
この発明の別の実施例は、3相の装置を提供する。その3相の実施例でも、一つが別の上に配置される3個の個別のコイルを囲む磁束伝導体を磁化する1つの磁石あるいはハイブリッドの磁石だけが必要になる。磁気回路が一度に1個のコイルのまわりで完成するように、磁束スイッチが配置される。交流発電機として使用された時に、3相出力が生成されるように、かつ、モータとして使用された時、3相が装置を駆動するように、磁束スイッチは一定間隔で配置される。
この発明の実施例は、レイアウトと幾何学構成で多くの可能性を持つ。ロータは、選択的に、ステータの内面あるいは外面上に、あるいは対面して位置する。磁束スイッチおよび磁束伝導体は、例えば意図した使用に基づき、随意に種々の形態をとる。磁石は、選択的に永久的、電気的、あるいはその双方である。この発明の範囲内でここで述べていない変形がより多く存在する可能性がある。
現在の発明の実施例によるモータ/交流発電機は、先行技術装置と比較して、与えられた回転速度に対して非常に高い電気的な周波数で動作する。これは非常に高いパワー密度に帰着する。1つの実施例では、操作する電気的な周波数は、与えられた回転速度に対して先行技術装置より10倍高い。これは、10倍高いパワー密度に帰着する。この高周波運転は、さらに、装置が交流発電機として使用される場合に、パワー出力を滑らかにするコンデンサーの要求が低減される結果となる。この高周波運転は、さらに先行技術装置と比較して、はるかに高い電圧で動作する装置を許可し、そのために、装置のバッテリー充電能力を改善し、また、インバーターとのインターフェースを単純化する。高電圧は、さらに、装置内のワイヤを小さくし、低電流および低パワー損失となる。
様々な実施例中のこの発明による追加の特徴および利点は、この開示の残りから明白になるであろう。この発明の実施例による特徴と利点は、添付した図面に関連する次の詳細な記述から明白になるであろう。
[発明を実施するための最良の形態]
この発明は多くの異なる実施例中に示され、記述され、主に4つの具体的に記述された実施例中で述べられる。第1の具体的に述べた実施例は単相装置である。さらに、第2は、幾何学的に異なる磁束伝導体を有する単相の装置である。第3は、装置の3相タイプについて記述する。第4はステータの内部のそのロータを備えた装置の単相バージョンである。(内部のロータを備えた3相装置のように)最も明確に記述されたもの以外に他の実施例があり、それについてはここでは特に記述していないが、これらの4つの実施例から明示的にまたは完全に理解されるであろう。
図1で示されるように、この発明の実施例は、リング磁石2を持っているステータ1、1組のN極磁束伝導体4、1組のS極磁束伝導体6およびパワーコイル8を含む。NおよびS極磁束伝導体4および6は、磁石2と直接に接触している。磁束伝導体4、6は、容易に磁界を導く材質で作られている。鉄性の材質が良好に動作し、そして、他の材質も自由に使用されるが、1つの具体的な材質は粉末金属である。磁束伝導体4および6は、磁石2の磁界をパワーコイル8へ向ける。パワーコイル8は、装置が交流発電機として使用される場合、電気的な電圧が生成される電気的なコイルである。モータとして使用された時、パワーコイル8は、装置に動力を供給するために電圧と電流を提供する。パワーコイル8は、装置が交流発電機として使用される場合に出力パワーを集め、それがモータとして使用される場合に、パワーを提供する電気的リード10を含む。
図2は、図1のリング磁石のより詳細な分解組立図である。この発明の1つの実施例は永久磁石12および電磁石14を含むハイブリッド磁石であるが、この発明の実施例は、選択的に、永久磁石12のみを含むか、電磁石14を単独に含んでもよい。永久磁石12だけを備えた磁石2の配置では、電磁石14に接続された電気的リード16は不要である。電磁石14だけを備えた磁石2の配置では、電磁石14によって生成された磁束を導くために永久磁石12は、永久磁石と同じ形を持っている強磁性材質のシリンダと取り替えられる。その後、磁界は、電磁石14の電気的リード16に印加された電圧の調節により増減される。永久磁石12および電磁石14の両方がハイブリッド磁石として使用される磁石2の1つの配置では、電磁石14が、永久磁石12の磁界を自由に加算もしくは減算する。これは、始動、クラッチ操作時、または制動時が望まれた時、電界の強さが電磁石14によって調節されることを可能にし、また、さらに、永久磁石12によって生成された磁界だけを用いて、外部電流源なしで長時間、モータ/交流発電機が運転することを可能にする。
磁石2のN極へ接続する磁束伝導体4は、図3で示されるような単一の個体として随意に形成される。その磁束伝導体は、その磁束伝導体のための構造的な支持を提供する装着用リング18を含む。装着用リング18は、磁石2(示されていない)のN側と接触し、その場所に磁石2を保持する。磁束伝導体における多くのラミネート20が装着用リング18に取り付けられる。ラミネート20は、磁石2から適切な位置へ磁界を導く。各ラミネート20は、装着用リング18から放射状に外へ伸びて、2つの伝導部分に分離している。
図4は、単一のN極磁束伝導ラミネート20を示す。上部伝導部分22は、装着用リング18から直接放射状に外へ伸び、下部伝導部分24は、上部伝導部分22から下方へ伸びる。上部および下部の伝導部分の間には、パワーコイル8(不図示)を保持するために、各ラミネート20内に刻まれたノッチ26が存在する。下方へ伸びることに加えて、下部伝導部分24が上部伝導部分22と垂直方向に整列しないように、下部伝導部分24の各々は曲がっている。下部伝導部分24の各々は、2つの隣接した上部伝導部分22間の中間位置で、周辺に間隔を置く。1つの実施例では、2つのラミネート20間の回転方向の分離が6度となるように、図3の磁束伝導体4は60個のラミネート20を含む。下部伝導部分24が上部伝導部分22から周辺方向で相殺されるので、2つの伝導部分22と24の間のオフセットの合計は3度である。磁束伝導体4は、粉末金属から1個体として随意に鋳造される。しかしながら、装着用リング18が単一の個体で、ラミネート20が個別の部材で装着用リング18に安全に取り付けられるようにして、磁束伝導体4が組み立てられてもよい。
別の組の磁束伝導体6が図5に示される。磁束伝導体6は、磁石2(示されていない)のS極に磁気的に結合される。磁束伝導体6は、図3の磁束伝導体4と同じ構成である。磁束伝導体6は、磁束伝導体6は、磁石2のS極へ接続する装着用リング28を含む。ラミネート30は、装着用リング28から放射方向に外側へ突き出る。
図6は、磁束伝導体6のラミネート30が上部伝導部分32と、装着用リング28から放射方向に延在する下部伝導部分34とに分離していることを示す。パワーコイル8(不図示)を保持するために、上部伝導部分32と下部伝導部分34との間にノッチ36が設けられている。二つの伝導部分32および34の組が互い違いとなるように、上部伝導部分32は、下部伝導部分34に比べて周辺で相殺される。
図7のごとくN極磁束伝導体4のラミネート20がS極磁束伝導体6のラミネート30と配置されるように、図1の磁束伝導体4および6は、互いに対して向き合っている。隣接したラミネート間のエアギャップを通じて、漏れ磁束がほとんどないか、全く存在しないように、ラミネート20、30は適切に間隔を置かれる。1インチのおよそ1000分の50のスペースは漏れ磁束を最小限にするのに十分であるに違いない。N極ラミネート20の上部および下部伝導部分22、24および、S極ラミネート30の上部および下部の伝導部分32、34は、N極ラミネート20の各上部伝導部分22が、S極ラミネート30の下部伝導部分34と垂直に整列するように、互い違いに配置される。同様に、N極の各ラミネート20の下部伝導部分24は、垂直に、S極のラミネート30の上部伝導部分32と垂直方向に整列する。図7は、3つのN極ラミネート20および3つのS極ラミネート30の端部を示す。
パワーコイル8は、現在の発明の実施例によるモータ/交流発電機によって生成されたか、もしくは要求されたパワーを伝送する電気的リード10を持つ。一旦、Nの磁束伝導体4およびSの磁束伝導体6が、磁石2(図1を参照)のまわりで組み立てられるなら、例えば、パワーコイルはノッチ26、36に巻かれる。パワーコイル8は、随意に、ノッチ内で巻線間の絶縁層(示されていない)を有する銅箔によって巻かれるか、絶縁された長方形のワイヤー巻線から作られる。これとは別に、パワーコイルは、通常の丸い絶縁されたワイヤーを随意に巻き付けられてもよいが、箔や長方形ワイヤーでよりも充填密度が低くなる。磁束伝導体のラミネート20、30上でパワーコイル8がショートするのを一般に防止または低減するために、例えば"U"形状の絶縁材料によるトラックが随意にノッチ26、28内に装着され、そのトラック内にパワーコイル8が巻かれてもよい。
これまで、モータ/交流発電機のステータ1について記述した。モータあるいは交流発電機として機能させるために、この装置が交流発電機として用いられる時、入力された回転およびトルクが与えられるロータを含み、モータとして用いられる時、ロータは回転およびトルクを出力する。図8は、モータ/交流発電機のロータ37を示す。ロータ37は、ベアリング42内で回転するシャフト40にマウントされたロータカップ38を含む。この発明の実施例によれば、装置がモータとして機能する時は、シャフト40はその装置により駆動され、交流発電機として機能する時は、シャフトが装置を駆動する。多数の磁束スイッチがロータカップ38の内部に取り付けられる。1つの実施例では、6度の間隔で、ロータカップ38内部に取り付けられた60個の磁束スイッチ44を含む。
図9は、この発明の実施例によるモータ/交流発電機の側断面図を示す。ロータ37と共に回転する磁束スイッチ44がロータカップ38にマウントされている。ステータ1は、上方に面するN極、および下方に面するS極の磁界を供給する磁石2を含む。磁束伝導用のラミネート4および6は磁石2に接する。磁束伝導体4および6は、磁石2からの磁界を非常に有効に導き出すので、本質的に、磁石2からの磁束がすべて磁束伝導体4および6によって導かれる。磁束伝導体4、6は、パワーコイル8が装着される、ノッチ26(不図示)および36を含む。磁束スイッチ44は、磁気回路を完成させるために、磁束伝導体4、6に接触し、磁石2からの磁束を伝える。磁束伝導体4、6および磁束スイッチ44によって決定された磁気回路は、パワーコイル8を囲み、その結果、パワーコイル8の周辺内部を通過する磁界の変化がパワーコイル内にEMF電圧を発生させ、この装置は交流発電機として機能する。
パワーコイル8中に電圧を誘起させるために、磁束伝導体4、6内の磁界および磁束スイッチ44が変えられる方法は、図10および11を参照すると一層よく理解することができる。図10は、ロータ37が第1の位置にある場合に、磁束スイッチ44と共にステータ1の一部を示す。図10では、磁束スイッチ44が、N極磁束伝導体のラミネート20の上部伝導部分22およびS極磁束伝導体のラミネート30の底部伝導部分34に接触する。磁石2からの磁束は、上部伝導部分22を通じて、N極磁束伝導体のラミネート20によって放射状に外側に向かい、そして、磁束スイッチ44を通じて下方へ向かい、そして最終的に、S極磁束伝導体のラミネート30に沿った下部伝導部分34を通じて内側へ向かい、磁石2のS極に磁束が戻る。ロータ37が回転した時、磁気スイッチ44は、磁気伝導部分22および34を経由して、一時的にラミネート20および30に接触してこの回路を形成する。
図11は、ステータ1の一部を磁気スイッチ44と共に示し、これは、図10で示した形態の瞬間後(一つの実施例では、3度の回転後)に生じた形態である。ロータ37が回転した時、磁気スイッチ44は、一対の磁気伝導部分22および34から次のペア24および32へ進行する。図11で示される形態では、磁石2からの磁束が、N極磁束伝導体のラミネート20を通じて放射状に外へ向く。しかしながら、その磁束がラミネート20の出口を過ぎると、それはラミネート20の下部伝導部分24によって下方へ向けられる。磁束スイッチ44の一番上において、磁束は、S極磁束伝導体30の上部伝導部分32に入る。その後、磁束は、磁束伝導用ラミネート30を通じて下方に向けられ、そして、その後、磁石2のS極に戻る。図11で示された構成では、"8の形"を決定する経路に従う。
図10および図11で示された構成間の主要な違いは、パワーコイル8の回りに磁束が貫通することである。図10では、磁束は、パワーコイル8の周囲を右回りの方向で移動する経路に従い、パワーコイル8の周辺で上方に一度通過する。対照的に、図11で示される構成は、パワーコイル8の周囲に、"8の形"に従う磁界を生じさせる。磁束経路は、中心近くでは、パワーコイル8を通って上方に進み、その後、内部を通って下方に進み、その後、パワーコイル8の外側で上方に進み、その後、再度、内部を通って下方に進む。図11で示された位置での磁束合計は、上方の一つの磁束経路から、一つの下方経路と等価な二つの下方への経路を差し引いたものである。1つの実施例では、3度の回転のごとに、磁束スイッチ44は、一対のラミネート20、30間で移動し、そして、パワーコイル8の周囲内を通過する正味の磁束は、反転し、そして、そのパワーコイル8に交流電圧を生じさせる。そのときパワーコイルの中で生成された交流パワーは、この明細書を読むことにより、当業者には周知の標準技術を用いて、随意に直流パワーに変換される。
装置がモータとして運転される場合、交流電流がパワーコイル8に印加され、そのパワーコイル8を囲む磁界は磁束スイッチ44を通過する。図11を参照すると、パワーコイル8を通じてその1区分から電流が流れている時、パワーコイル8の周囲に誘起した磁界は、反時計方向周りであり、そのため、磁束スイッチ44内の磁界は、上方であり、現位置に存在する磁界を強める。パワーコイル8中の電流の方向が逆になると、誘起された磁束は、図11で示される位置で磁束強度を弱めるが、図10中で示されるような次の位置では磁束強度を強くする。その磁束スイッチは、磁束回路を完成するために物理的に引きつけられ、より強い磁束は、より強い吸引力が得られる。一旦モータが、電気的周波数に同期した速度で回っていれば、磁束スイッチ44は、磁束伝導部分24および32、または22および34が接近した時にそれらに強く引きつけられる。その後、それがそれると、その吸引は弱まり、次のペア24および32、または22および34への吸引が強くなる。この実施例では、静止状態からのモータの回転方向は、右回りおよび左回りの回転がほとんど等しいので決定されない。一旦モータがある方向に回転すると、パワーコイル8中の交流電流の周波数と正角に、それはその方角に回転し続ける。モータの抵抗トルクが臨界的になしきい値に達するなら、モータは単に停止するであろう。このような方法では、この発明の実施例は全く同期電動機のように作用する。この発明の実施例は、磁束スイッチ44が磁石ではないので、反発力がないという点で同期電動機と異なる。1つのステーションから次のステーションへの反発よりも、1つのステーションから次のステーションへの少ないかより多い吸引が単に存在する。
磁束伝導体20、30および磁束スイッチ44の間で寸法上の安定性を維持するために、この発明の実施例は、(エポキシ樹脂で充填)満たされることで便宜を得ている。この発明の実施例によれば、コンポーネントはすべて固体物体で耐久性があり、したがってメンテナンスを必要としない。さらに、ただ一つの運動は、ステータ1とロータ37の間にあり、その結果、最終の組み立てでは、2つのコンポーネント、十分に形成されたステータ1および十分に形成されたロータ37のみが必要となる。図12は形成されたステータの完成品および形成されたロータ37の完成品を示す。
パワーコイル8中の電圧の周波数は、磁界が反転する周波数と同じである。図示した装置では、N磁極に結合された磁束伝導体の60個のラミネート20およびS磁極に結合された磁束伝導体の60個のラミネート30がある。したがって、ロータの各回転に対して、磁界が60回反転する。装置は単一の磁石で達成され、60極の先行技術の交流発電機よりはるかに小さな物理的なスペースに随意に含まれるが、これは60極の交流発電機と等価である。この装置は、多数の磁束伝導体のラミネート20、30で随意に設計され、その結果、磁極数が増大する。1つの設計考察として、ラミネート間の磁束漏れを最小限にするために、ラミネートが一般に十分に互いに間隔を置かれるべきということである。1つの実施例によれば、ラミネートは、漏れ磁束を最小限にするために、少なくとも0.050インチで互いに隔てられて位置する。この発明の実施例は、ロータカップ38の周囲に各6度で配置された60個の磁束スイッチ44を用いる。そのため、その磁束スイッチは、同一のペアのNおよびS極のラミネート20、30を同時に接触させる。
示され、また記述された装置は、ロータの回転速度の60倍に等しい出力周波数を持つ。100RPMのロータ速度に対しては、出力周波数は、1分あたり、あるいは100Hzあたり、6000サイクルになるであろう。これは、先行技術による典型的な6極の交流発電機と比較した場合、同じロータ速度で出力周波数は10ヘルツとなる。与えられた回転速度での高い電気的な周波数により、装置は、同じ回転速度で作動する、先行技術のモータおよび交流発電機と比較して、著しく高電圧で作動する。その電圧は、磁束の変化速度に比例する。したがって、与えられた磁界の強度に対して、変化速度は周波数につれて増加し、電圧は比例して増大する。これは、典型的な先行技術のモータおよび交流発電機に対していくつかの長所がある。最初に、出力コイルに流れる電流は、電圧の10倍増により、10のファクタで低減される。そのため、抵抗性損失は電流の2乗に抵抗を乗じた値に等しいので、コイル中の抵性損失は100のファクタで低減される。これとは別に、装置は、典型的な先行技術装置と比較して、より少ないターン数の出力コイルを持つことができ、同じ出力電圧および電流を出力することができる。10のファクタでワイヤー長(ターン数)を縮小することによって、抵抗性損失が10のファクタで低減されるだけでなく、コイルのコストも10のファクタで低減される。出力コイルをトロイダル形状にすれば、さらに追加的に巻線のインピーダンス損失を低減し、それにより、追加的な効率の改善が得られる。
周波数と電圧の増大は、装置に対し非常に高いパワー密度を許可する。この発明の実施例による装置のパワー密度は、典型的な先行技術の6極モータあるいは交流発電機のそれよりおよそ10倍高い。言いかえれば、与えられたパワー定格に対しては、随意に装置は、典型的な先行技術のモータあるいは交流発電機が要求するスペースのほんの1/10に小型化される。これは、スペースまたは重量が重要となる用途に対し、装置を著しく価値あるものにする。
上記の2つの文章に記述されたものに関係係する利点を取得すると、先行技術の交流発電機をより高い回転速度で回転することができる。しかしながら、先行技術の交流発電機では、鉄損が、そのようなモードの動作効率を非効率にするであろう。この発明の実施例による鉄損の顕著な低減は、より高い電気的な周波数を可能にする。磁界が材料内で反転するときに、ヒステリシスにより、および、材料中の磁界が変化する時に、電気的導伝材料内に生じた電気的な渦電流により、鉄損が引き起こされる。磁束伝導体20、30の材料がヒステリシスを被らないので、ただ一つの損失は、磁束の増減(反転はしない)により生じた渦電流による。したがって、粉末鉄内の渦電流は、等価な浸透性の他の材料と比較して、非常に小さいので、粉末鉄のような材料は磁束伝導体として良好に動作する。
磁束が磁束スイッチ44内で反転するだけなので、ヒステリシス損は、小さい部分の磁気パス内で発生するだけであり、したがって、非常に低減される。磁束スイッチ44が非常に小さいので、それらはヒステリシスと渦電流の損失を最小限にするために自在に最適化される。その磁束スイッチ44は、損失を最小限にするために、積層鋼から作成される。それらの極めて小さいサイズにより、適合したグラスからの磁束スイッチ44を形成することは追加的に経済的となる。
この発明の実施例によるモータ/交流発電機のより高い周波数に沿った上記の効率改善は、先行技術のモータ/交流発電機に対し、そのような大きい改善を達成することを支援する。先行技術のモータ/交流発電機は、ヒステリシスと渦電流による鉄損の劇的な増加のために、そのような高周波で正確に効率的でない。この発明の実施例によるモータ/交流発電機は、小さなスペースに多くの磁極を適合するための幾何学的形状を提供し、これにより、適度の回転速度で高い電気的な周波数を可能にするだけでなく、さらに、それは、高周波モータ/交流発電機を実現するために鉄損を十分に低減する。
磁石2が選択的に、永久磁石12、電磁石14あるいは2つの結合のいずれかなので、望まれるような電界の強さを変えることは可能である。これは、無限の可変電圧コントローラーとして使用される装置を可能にする。遅い回転で磁界を増加させ、速い回転で磁界を減少させることは、電圧を一定に保ち、それにより、装置と共に使用されるギアーケースあるいは他の伝達機構の必要を排除する。これは装置の多くの用途について影響を及ぼす。例えば、フライホイールに結合された発電機として使用された時、それは選択的に、ダイレクトドライブの発電機としてとして運転され、ギアーケースを必要することなく一定の電圧を出力する。可変磁界の別の使用は、スタート時の回転をより容易にするために、上記の反対を行い、磁界を減少させることであり、その後、ブレーキのシステムの役割をするために、タービンがより速く回転するにつれて、磁界を増加させる。この結果、定速回転、可変出力の風力発電機が可能である。これは風力タービンのために重要なコストおよびメンテナンス問題を減じる。
この発明のモータ/交流発電機の1つの実施例は基本的に60極のモータ/交流発電機なので、コッギングトルクは、回転経路まわりの磁極の平坦な分布により低減される。(交流発電機として)外部トルク機械的に克服されなければならない、従来のモータ、交流発電機における6極に替えて、この発明の実施例では60極、回転で60ポイントが存在する。従来の6極のモータ/交流発電機でのように、30度ごとのトルクの増大に替えて、この発明の実施例は、わずかな3度ごとの増大で回転全体にわたり、スムーズなトルクを発生する。
この発明の具体的に記述された第2の実施例は、ヒステリシスを被る材質の量を最小限にすることにより、交流発電機としての運転をさらに最適化する。図13は、第1の実施例における図9に示したものに似た、この実施例に基づく縦断面図を示す。第2の実施例の要素の多くは、磁石2、パワーコイル8およびロータカップ38のように、第1の実施例と同じ物である。この発明の第2の実施例は、Nの磁束伝導体のラミネート52およびSの磁束伝導体のラミネート51の双方に、パワーコイル8が含まれるためのより深いノッチ50、および、ノッチ50内で回転する、より小さい磁束スイッチ54を有する。Nの磁束伝導体のラミネート52は、長くされた上部伝導部分56、および長くされた下部伝導部分58を有する。図13中では示されないが、Sの磁束伝導体51は同様に上部伝導部分60、および下部伝導部分62を有する。
図14および15は、2つのNの磁束伝導体のラミネート52、1つのSの磁束伝導体のラミネート51、および1つの磁束スイッチ54の部分断面を示す。磁束伝導体のラミネート51、52が水平であり、ラミネート51、52の上部伝導部分56、60と下部伝導部分58、62との間に、第1の実施例であったようなオフセットはもはやないことがこれらの図からわかる。磁束スイッチ54が、一つの極性の一つの上部伝導部分56、60と、反対極性の接近する下部伝導部分62、68とを接触するように、その磁束スイッチ54はある角度で回転することもわかる。この第2の実施例では、磁束伝導体51、52および磁束スイッチ54は、平坦な形状なので製作が大いに容易である。図14および15は、磁束スイッチ54が回転して、磁束伝導体のラミネート51、52を通過する順序を示している。図14では、磁束スイッチが、Nの上部伝導部分56を、隣接するSの下部伝導部分62に接続している。図15では、瞬間後に、磁束スイッチが、Sの上部伝導部分60を、隣接したNの下部伝導部分58に接続している。その結果、図14と15とで、パワーコイル8の周り方向で磁界が反転する。
第2の実施例の1つの利点は小さな磁界スイッチ54である。磁束スイッチ54がヒステリシスを被るこの実施例のただ一つの部分であるので、磁束スイッチが小さい程、ヒステリシス損も小さくなる。更に、磁束スイッチが単純で小型であると、適合したグラス(ヒステリシス損が極めて小さい)のような新規な材質から磁束スイッチを形成することは追加的に経済的となる。
この発明の第3の具体的に述べられた実施例は、3相のモータ/交流発電機である。三相の実施例は、発明の第2の実施例で具体的に記述された単相の交流発電機に似た磁束伝導部および磁束スイッチ構成を用いる。(第1の実施例で具体的に述べたものと似たもの、または内部ロータを有するもののように)3相バージョン用の他のレイアウトも可能で、この発明の範囲内に含まれると考えられる。
この発明の第3の実施例である3相機は、図16に示したステータ101および図21に示したロータ160を含む。図16は、ステータ101の部品を示す。ステータ101は、リング輪磁石102、1組のN極磁束伝導体104、1組のS極磁束伝導体106、および3個のパワーコイル108、110、112を持つ。N極およびS極の磁束伝導体104、106は、磁石102に直接に接している。前の実施例と同様に、磁束伝導体は、粉末鉄のように、容易に磁界を導き、渦電流に抗する材料から随意に作成される。その磁束伝導体104、106は、磁石102の磁界をパワーコイル108、110、112に向ける。パワーコイル108、110、112は、本装置が交流発電機として用いられた時は、交流電圧が発生される電気的コイルである。モータとして用いられた時は、パワーコイル108、110、112は、装置にパワーを与えるために、電圧と電流を与える。各パワーコイル108、110、112は、装置が交流発電機として用いられた時は出力パワーを集め、また、モータとして用いられた時は、パワーを与えるために、それぞれ電気的リード114、115、116を含む。3相の実施例での磁石102は、すべての点に関して、単相の実施例での磁石2(図2を参照)と同様で、永久磁石、電磁石または双方によるバイブリッド磁石である。
磁石102(示されていない)のN極へ接続する磁束伝導体104は、図17で示されるような単一片として随意に形成される。磁束伝導体に構造的な支持与えるために、磁束伝導体は装着用リング118を含む。装着用リング118は、磁石102のN側と接し、磁石102をその位置に保持する。その装着用リング118には、磁束伝導体の多数のラミネート120が取り付けられる。ラミネート120は、磁石102からの磁界を適した位置へ導く。各ラミネート120は、装着用リング118から放射状に外側へ延在し、4つの伝達部分に分岐している。
図18はN磁束伝導体の一つのラミネート120を示す。そのラミネート120は、ここで述べられるフラット片で、図18に示されるように、順に垂れ下がっている4つの伝導部分を持つ。図面上で明確に区別できるように、ここでは"トップ"、"上部"、"下部"、"底部"の用語が用いられることに注意すべきである。本明細書におけるそのような記述的なラベルおよびのその他は、小さいエレメントを明確に区別できるようにするためのものであり、この発明を限定するものではない。トップの伝導部分124は、装着用リング118から直接、放射状に外へ伸びている。上部の伝導部分126は、トップの伝導部分1244から下方へ伸びている。トップと上部の伝導部分124、126の間に、各ラミネート120内に設けられたノッチ128があり、そこにパワーコイル108(示されていない)が保持される。下部伝導部分130は、上部伝導部分126から下方へ伸びる。上部と下部の伝導部分126、128の間に、各ラミネート120内に設けられたノッチ132があり、そこにパワーコイル110(示されていない)が保持される。底部伝導部分134は、下部伝導部分130から下方へ伸びる。下部と底部の伝導部分130、134の間に、各ラミネート120内に設けられたノッチ136があり、そこにパワーコイル112(示されていない)が保持される。1つの実施化では、2つのラミネート120間の分離が6度となるように、図17の磁束伝導体104は60個のラミネート10を含む。磁束伝導体104は選択的に、粉末金属から単一の物体として鋳造されてもよい。しかしながら、磁束伝導体104は、選択的に組み立てており、装着用リング118は単一物体であり、そして各ラミネート120は個別の片であり、装着用リング118に確実に取り付けられる。
磁束伝導体の別のセットは、図19で示される。その磁束伝導体106は、磁石102のS極に磁気的に接続される。その磁束伝導体106は、図17の磁束伝導体104を単に逆にしたものと同様の構成である。磁束伝導体106は、磁石102のS極へ接続する装着用リング138を含む。ラミネート140は、装着用リング138から放射状に外側に突き出る。
図20は、磁束伝導体106の磁束伝導用の一つのラミネート140を示す。そのラミネート140はフラット片で、図20に示されるように、順に垂れ下がっている4つの伝導部分(トップの伝導部分144、上部伝導部分146、下部伝導部分150、底部伝導部分154)に分岐している。底部伝導部分154は、装着用リング138から直接、放射状に外側へ突き出ている。ノッチ148、152、156は、図示のごとく伝導部分144、146、150、154の間に設けられ、パワーコイル(不図示)を保持する。
N極磁束伝導体104のラミネート120がS極磁束伝導体106のラミネート140の間に挿入されるように、磁束伝導体104、106は対向する。ラミネート120、140は、接近するラミネート間のエアギャップを通じた磁束漏れが殆ど無いように、または全く無いように、隔てられる。
ここまでは、具体的に記述された第3の実施例のモータ/交流発電機のステータ101のみを議論した。図21はモータ/交流発電機のロータ160を示す。そのロータ160は、ベアリング166内で回転するシャフト164に装着されたロータカップ162を含む。この発明の実施例によれば、ここで述べた本装置がモータとして機能する時は、シャフト164は、その装置により駆動され、そして、交流発電機として機能する時は、シャフトが本装置を駆動する。ロータカップ162の内周に、多数の磁束スイッチ168、170、172が円周状の3つの列にして配置されており、図21に示すように、一つの列の下に次の列が位置しており、これらの磁束スイッチは、上列の磁束スイッチ168、中間列の磁束スイッチ170、下列の磁束スイッチ172と呼ぶ。ここで用いた"上"、"中間"、"下"の用語は、図面中で明確に識別できるように名付けたものであることに注意したい。本明細書におけるそのような記述的なラベルおよびのその他は、小さいエレメントを明確に区別できるようにするためのものであり、この発明を限定するものではない。1つの実施例は、6度の間隔で、ロータカップ162の内部に、各々が列の60個の磁束スイッチ168、170、172を含む。各列は、他の2つから2度ずつ回転方向にオフセットされる。組み立てられたステータ101上にロータ160が置かれた後、磁束スイッチ168、170、172がスロット(示されていない)を通じてロータカップ162内に装着される。上列磁束スイッチ168は、磁束伝導用のラミネート120、140内のノッチ128、148を通って回転する。N磁束伝導用ラミネート120およびS磁束伝導用ラミネート140の間の伝導磁束内での磁束スイッチ168、170、172の運転は、図22、23、24でより明確に示されるように、3相パワーを生じる。
図22、23、24および25は、3個の磁束スイッチの1つのセットとした時のシーケンスを示し、上磁束スイッチ168、中間磁束スイッチ170および下磁束スイッチ172は、3度の円弧または半サイクルに対して回転する。この図面の一連の回転は、上述からわかるように右回り方向である。パワーコイル108、110および112、トップ、上部、下部、および底部の伝導部分124、126、130および134を有する2個のN磁束伝導体のラミネート120、および、トップ、上部、下部、および底部の伝導部分144、146、150および154を有する2個のS磁束伝導体のラミネート140が示される。各図面では、図の記述で言及された、伝導部分のみが明示される。磁束スイッチ168、170または172および磁束伝導体120、140上の矢印は、ピークの磁束流の位置と方向を示す。パワーコイル108、110、あるいは112上の矢印は、ピークの電流の方向を示す。この説明の目的のために、図上、右に流れた時に電流は正、図上、左に流れた時は負である定義する。
図22では、上磁束伝導体168は、S磁束ラミネート140のトップ導伝部分144を、N磁束ラミネート120の上部導伝部分126に磁気的に結合して、パワーコイル108の周囲を左回りに回転する磁束を発生させ、パワーコイル108に左または負の方向に電流を誘起させる。磁束伝導用ラミネート120、140および磁束スイッチ168、170、172の詳細な構成に対応して、言及していない2個のパワーコイル108、110、112(この図できコイル110と112)に引き起こされた電流のいくつかの小さい量が存在し、これは標準の3相パワー出力が望まれる場合である。この説明の目的のため、ピークの電流および磁束のみを図示し、説明した。
図23は、図22から1度回転したものと同じである。中間磁束スイッチ170は、N磁束ラミネート120の上部導伝部分126を、S磁束ラミネート140の下部導伝部分150に磁気的に結合して、パワーコイル110の周囲を右回りに回転する磁束を発生させ、パワーコイル110に右または正の方向に電流を誘起させる。
図24は、図22から2度回転したものと同じである。下磁束伝導体172は、S磁束ラミネート140の下部伝導部分150を、N磁束ラミネート120の底部伝導部分134に磁気的に結合して、パワーコイル112の周りを左回りに回転する磁束を発生させ、パワーコイル112に左または負の方向に電流を誘起させる。
図25は、図22から3度回転したものと同じである。上磁束伝導体170は、N磁束ラミネート120のトップ伝導部分124を、S磁束ラミネート140の上部伝導部分150に磁気的に結合して、パワーコイル108の周囲を右回りに回転する磁束を発生させ、パワーコイル108に右または正の方向に電流を誘起させる。これは、図22の反対になる。この結果、3度の回転による半サイクル後にパワーコイル108の電流が反転する。
発明の三相の実施例は、方向性、つまり、前進と後退があるという長所を持つ。単相の実施例では、モータとして使用された時、回転方向は決定されないが、3相の実施例では、明瞭な回転パス(図23〜26で示された右回り)がある。適切なコントロールにより、回転方向は、パワーコイル108、110、112のうちの任意の2つに供給されるパワーの相対的な位相を切り替えることにより自在に逆転する。更に、この発明の第3の具体的に記述された実施例では、モータ/交流発電機が60極および3相を持つが、更に単1の磁石を使用することに注目されるべきである。
この発明の実施例による利点は、ロータの慣性が低いことである。磁束スイッチのみが回転するので、ロータの慣性が重大な問題となる用途に対して非常に軽量に作成される。さらにロータの慣性を低減するために、磁石がステータの外側にあり、パワーコイルがその内部にあるように、装置の配置を逆にすることも可能である。この構成は、ロータ内部に磁束スイッチが設置されることを可能にし、それにより、低い慣性モーメントを持ち、軸車がより軽量になる。
装置における単相の内部ロータの変形は、この発明の第4の具体的に記述された実施例として述べられる。単相の装置が第4の実施例で述べられるが、内部ロータの形態は、3相の装置と同様に用いることができる。図26は、この発明の第4の実施例のステータ201の分解組立図を示す。ステータ201は、リング磁石202、1組のN極磁束伝導体204、1組のS極磁束伝導体206および、他の実施例に似たパワーコイルを持つ。磁束伝導体204および206は、外側の磁石202の磁界を、内部のパワーコイル208へ導く。
磁束伝導体204および206は、他の3相の実施例にあるように、単一体として随意に形成されてもよい。磁束伝導体204、206は、その磁束伝導体204、206の構造的な支持を与え、かつ、磁石202を適した位置に保持するための装着用リング218、228を含む。装着用リング218、228には、磁束伝導体の多数のラミネート220、230がそれぞれ取り付けられる。そのラミネート220、230は、磁石202からの磁界を適切な位置へ導く。
N極磁束伝導体204のラミネート220が、S極磁束伝導体206のラミネート230に挿入されるように、磁束伝導体204および206は互いに対向するように位置する。ラミネート220、230は、隣接するラミネート間のエアギャップを通じて漏れ磁束がほとんどないか、全くないように、適切な間隔で位置する。
図27は、この発明の第4の実施例のモータ/交流発電機のロータ237を示す。ロータ237はベアリング242内で回転するロータシャフト240を含む。そのシャフト240は、種々の実施例にてモータとして作用する時は、この発明の装置により駆動され、そして、種々の実施例にて交流発電機として作用する時は、装置を駆動する。そのシャフトの外周には多数の磁束スイッチ244が装着される。一つの実施例では、60個の磁束スイッチ244がシャフト240に6度間隔で取り付けられる。各磁束スイッチ244は、その中央部で二重に折り曲げられており、それにより、上部伝導部分22、232を、隣接する反対極性の下部伝導部分234、224に接続する。
図28は、この発明の第4の具体的に記述された実施例の端部を示し、磁束スイッチ244、2個のN磁束伝導部分220および2個のS磁束伝導部分230が示されている。各ラミネート220、230は二つの伝導部分に分岐している。その結果、Nラミネート220は上部伝導部分222および下部伝導部分224、およびそれらを決定するノッチ226を含み、Sラミネート230は上部伝導部分232および下部伝導部分234およびそれらを決定するノッチ236を含む。磁束スイッチ244は、N磁束伝導体のラミネート220をS磁束伝導体のラミネートの下部伝導部分234で接続する。
図29は、この発明第4の実施例のモータ/交流発電機の側断面図を示し、第1の実施例における図9および第2の実施例における図13で示された図面に似る。ロータシャフト240には、このシャフト240と共に回転する磁束スイッチ244が装着される。ステータは、N極が上方に面し、S極が下方に面するに磁界に供給する磁石202を含む。磁束伝導体204、206は磁石202に接している。磁束伝導体204、206は、ノッチ226、236を含み、そのノッチにパワーコイル208が装着される。磁束スイッチ244は、磁束伝導体204と206とを接触させて、磁気回路を完成させ、そして、磁石202からの磁界を導く。
第4の実施例は、この発明の前の実施例と異なる幾何学形態(ロータ237は内部、ステータ201は外部、磁束スイッチ244は二重に屈曲)を示す。この新しく記述された幾何学形態は、ロータの慣性を減少させることを支援する。可能で、更にこの発明の範囲内の代替の幾何学形態があり、これらの幾何学形態はいくつかの利点を提供する。例えば、互いに接する水平なディスク内でステータおよびロータが両方とも終端するレイアウトは可能で、製作の容易性で、または薄膜を横切ったパワーの発生に対して、追加的に望ましい。その結果、ロータはステータの内部または外部に存在せず、ステータの面上に位置する。磁束伝導体がまっすぐに配置され、磁束スイッチが往復運動するシャフトに付けられる場合、別の潜在的な形式はリニアモーター/交流発電機として存在する。例えば、そのような線形の交流発電機はスターリング・モータを備えた使用において有用であろう。同じか同様の電磁気効果を生む、上記および他の幾何学形態のレイアウトにおける変形もこの発明の範囲に含まれることが意図される。具体的に記述された実施例は、この発明が具体化するかもしれない変形例の内のいくつかを例示しているが、発明の範囲を限定するために意図されたものではない。
この発明の実施例と先行技術とにおけるモータならびに交流発電機での1つの差異が、磁界および運動の基本的な方向であることに注目されるべきである。先行技術のモータおよび交流発電機では、回転軸、磁界の方向、およびステータおよびロータ間の相対的な運動方向は、互いにすべて直交する。この発明の実施例では、磁界の方向および回転軸が、ロータとステータ間の相対的な運動の方向に対して平行および直交である。この違いは、上述したように薄膜を横切ってパワーを発生または伝達する時のように、先行技術のモータおよび交流発電機が非実現的な用途において、この発明の実施例が使用されることを選択的に可能にすることである。
この発明の電気的なマシンは、具体的に記述された上記の実施例中では、いくつかのコンポーネントから成る。そのコンポーネントは、磁石(例えば図1中の磁石2)、ループを形成するように配置された電気的導体(例えば図1中のエレメント8)、磁石からの磁束を電気的導体を通過するように向ける、多数の磁束伝導体(例えば図1中のエレメント4、6)を備え、磁束伝導体の第1の組(例えば図1中のエレメント4)は磁束を、電気的導体に通過するように第1の方向に向け、そして磁束伝導体の第2の組(例えば図1中のエレメント6)は、電気的導体に通過するように第2の方向に向け、そして、前記コンポーネントは更に、第1および第2の磁束伝導体を選択的に開閉するためのスイッチ(例えば図8中のエレメント44)を備える。スイッチは、選択的に電気的マシンのロータに取り付けられてもよく、そして、電気的導体内に誘起電流を流すために、動機力が選択的にロータに印加されてもよい。あるいは、ロータを回転させるために交流電流が電気的導体に印加されてもよい。電気的導体のループおよび磁石が選択的に環状形態であるが、他の形状または形態としてもよいことに注目すべきである。磁石および電気的導体は選択的に同心円にして設置されるが他の形態も可能である。磁石および電気的導体が環状で、それらが同心円に設置させられる場合、磁石は随意に電気的導体より小さな直径を持ち、電気的導体の内周に随意に配置されるか、又は、電気的導体は随意に磁石より小さな直径を持ち、磁石の内周に随意に配置されてもよい。磁束伝導体は選択的に粉末鉄から形成したが、他の材質も良好に動作する。スイッチは選択的に積層鋼または適合したグラスで形成したが、他の材質もスイッチに対して良好に動作する。この発明の電気的マシンは、それぞれがループを形成するように構成された3つの電気的導体を含み、磁束伝導体は、磁石からの磁束を3つすべての電気的導体に通過するように向ける。この場合、この電気的マシンが3相機として動作するために、3つすべての電気的導体を通過する磁束伝導体を交互に開閉するためのスイッチを含む。この発明の電気的マシンの中で使用される磁石は、選択的に永久磁石、電磁石あるいは永久磁石と電磁石とが併置され、両磁石の磁界が加算されるハイブリッドであってもよい。
この発明の実施例が示され、記述されただ、この発明の範囲からはずれることなく、これらの実施例内で種々の変形ず作成できることは当業者には明白であろう。従って、この発明は、ここで記述し図示した特定の実施例に必ずしも限定されないことが意図される。
この発明の実施例によるスタータの分解組立図 この発明の実施例による磁石の分解組立図 この発明の実施例による磁石のN極に接続された磁束伝導体を示した図 この発明の実施例によるN極の磁束伝導体における単一のラミネート図 この発明の実施例による磁石のS極に接続された磁束伝導体を示した図 この発明の実施例によるS極の磁束伝導体における単一のラミネート図 この発明の実施例による、ラミネート磁石のN極に接続された3つの磁束伝導体と、ラミネート磁石のS極に接続された3つの磁束伝導体を示す図 この発明の実施例によるロータの分解組立図 この発明の実施例によるモータ交流発電機の部分断面図 この発明の実施例によるロータの第1の方向での磁束伝導体内の磁束を示した図 この発明の実施例によるロータの第2の方向での磁束伝導体内の磁束を示した図 この発明の実施例により、組み込まれるステータおよび組み込まれるロータの図 この発明の実施例によるモータ交流発電機の部分断面図 この発明の実施例によるロータの第1の方向での磁束伝導体内の磁束を示す図 この発明の実施例によるロータの第2の方向での磁束伝導体内の磁束を示す図 この発明の実施例によるスタータの分解組立図 この発明の実施例による磁石のN極に接続された磁束伝導体を示した図 この発明の実施例によるN極の磁束伝導体における単一のラミネート図 この発明の実施例による磁石のS極に接続された磁束伝導体を示した図 この発明の実施例によるS極の磁束伝導体における単一のラミネート図 この発明の実施例によるロータの分解組立図 この発明の実施例によるロータの第1の方向での磁束伝導体内の磁束を示す図 この発明の実施例によるロータの第2の方向での磁束伝導体内の磁束を示す図 この発明の実施例によるロータの第3の方向での磁束伝導体内の磁束を示す図 この発明の実施例によるロータの第4の方向での磁束伝導体内の磁束を示す図 この発明の実施例によるステータの分解組立図 この発明の実施例によるステータの組立図 この発明の実施例による、磁束伝導体および磁束スイッチの切り取り図 この発明の実施例によるモータ/交流発電機の部分断面図
符号の説明
1:ステータ、2:磁石、4:磁束伝導体、6:磁束伝導体、8:パワーコイル、10:電気的リード、12:永久磁石、14:電磁石、16:電気的リード、18:装着用リング、20:ラミネート、22:上部伝導部分、24:下部伝導部分、26:ノッチ、37:ロータ、38:ロータカップ、40:シャフト、44:磁束スイッチ、108:パワーコイル

Claims (24)

  1. 磁石と、
    ループを形成するよう配置された電気的導体と、
    前記ループの電気的導体を通じて前記磁石からの磁束を伝える多数の磁束伝導体であり、前記磁束伝導体の第1の組は、前記磁束が第1の方向で前記ループを通過するように伝え、そして前記磁束伝導体の第2の組は、前記磁束が第2の方向で前記ループを通過するように伝える、磁束伝導体と、および
    前記第1および第2の磁束伝導体を交互に開閉するためのスイッチとを備える電気的マシン。
  2. 前記スイッチは、電気的マシンのロータに取り付けられる請求項1記載の電気的マシン。
  3. 前記電気的導体に電流を誘起させるために、前記ロータに原動力が与えられる請求項2記載の電気的マシン。
  4. 前記ロータを回転させるために、交番電流が前記電気的導体に印加される請求項2記載の電気的マシン。
  5. 前記磁石および前記電気的導体は共に環状の形態である請求項1記載の電気的マシン。
  6. 前記磁石および前記電気的導体は、放射方向に向かう請求項3記載の電気的マシン。
  7. 前記磁石は、前記電気的導体よりも小さい直径を持ち、そして、前記電気的導体の内周に配置される請求項6記載の電気的マシン。
  8. 前記電気的導体は、前記磁石よりも小さい直径を持ち、そして、前記磁石は、前記磁石の内周に配置される請求項6記載の電気的マシン。
  9. 前記磁束伝導体は、粉末鉄で形成される請求項1記載の電気的マシン。
  10. 前記スイッチは、積層鋼で形成される請求項1記載の電気的マシン。
  11. 前記スイッチは、適合したグラスで形成される請求項1記載の電気的マシン。
  12. 二つの追加的な電気的導体を更に備え、その各々がループを形成するように配置され、前記複数の磁束伝導体は、前記磁石からの磁束が3つすべての電気的導体のループを貫通するように伝え、そして、3つすべての電気的導体に貫通する磁束伝導体を交互に開閉するための多数のスイッチを更に備え、当該電気的マシンを3相マシンとして運転させる請求項1記載の電気的マシン。
  13. 前記磁石は、永久磁石である請求項1記載の電気的マシン。
  14. 前記磁石は、電磁磁石である請求項1記載の電気的マシン。
  15. 前記磁石は、永久磁石および電磁磁石の磁界が加算されるように両磁石が並置されているハイブリッドである請求項1記載の電気的マシン。
  16. 磁石を備え、
    ループを形成するように電気的導体を備え、
    前記磁石からの磁束を、前記電気的導体のループを通過させるようにする多数の磁束伝導体を用いた電気を発生させるための方法であり、磁束伝導体の第1の組は、前記磁束が、第1の方向で前記ループを通過するように伝え、そして、磁束伝導体の第2の組は、前記磁束が、第2の方向で前記ループを通過するように伝え、そして、前記電気的導体内に交流電流を発生させるために、前記磁束伝導体を交互に開閉する、電気を発生する方法。
  17. 前記磁束伝導体の一つを開状態と閉状態との間で交互に切り換えるために、ロータ上にスイッチを備え、前記スイッチ移動させるためにロータを回転させるステップを更に備える請求項16記載の方法。
  18. 前記電気的導体内の交流電流を直流に整流するステップをさらに備える請求項17に記載の方法。
  19. 原動力を与えるための方法であり、
    磁石を備え、
    ループを形成するように電気的導体を備え、
    前記磁石からの磁束を、前記電気的導体のループを通過させるようにする多数の磁束伝導体を用いた電気を発生させるための方法であり、磁束伝導体の第1の組は、前記磁束が、第1の方向で前記ループを通過するように伝え、そして、磁束伝導体の第2の組は、前記磁束が、第2の方向で前記ループを通過するように伝え、ロータ上のスイッチを用い、前記磁束伝導体を交互に開状態と閉状態に切り換え、そして、前記交流電流の極性が変化した時に、連続した磁束伝導体の間で前記スイッチを移動させることで前記電気的導体内に交流電流を与える方法。
  20. それぞれがループに形成された第2および第3の電気的導体を備え、
    前記磁石からの磁束を前記ループの第2および第3の電気的導体を通過させるために、多数の磁束伝導体を用い、
    前記磁束伝導体の第1の組は、前記磁束が第1の方向で前記第2および第3のループを通過するように伝え、そして、前記磁束伝導体の第2の組は、前記磁束が第2の方向で第2および第3のループを通過するように伝え、
    ロータ上のスイッチを用い、前記磁束伝導体を開および閉の状態の間で切り換え、そして、
    連続する磁束伝導体間で前記スイッチを移動させ、前記ロータを所定の方向に回転するようにして、前記伝的導体内に3相交流電流を与えるステップを更に備える請求項19記載の方法。
  21. 磁束源と、
    ループを形成するように構成された電気的導体と、
    磁束源からの磁束を前記ループの電気的導体を通過するように向ける多数の磁束伝導体とを備え、前記磁束伝導体の第1の組は、前記磁束が第1の方向で前記ループを通過するように伝え、そして、前記磁束導体の第2の組は、前記磁束が第2の方向で前記ループを通過するように伝え、
    そして、前記第1および第2の組の磁束伝導体を交互に開閉するためのスイッチとを備える電気的マシン。
  22. 磁石と、
    ループの電気的導体材料と、
    前記磁石からの磁束を前記ループの電気的導体材料を通過するように向ける多数の磁束伝導体とを備え、前記磁束伝導体の第1の組は、前記磁束が第1の方向で前記ループを通過するように伝え、そして、前記磁束導体の第2の組は、前記磁束が第2の方向で前記ループを通過するように伝え、
    そして、前記第1および第2の組の磁束伝導体を交互に開閉するためのスイッチとを備える電気的マシン。
  23. 磁石と、
    ループを形成するよう構成された電気的導体と、
    前記磁石からの磁束を前記ループの電気的導体を通過するように方向付けるための手段とを備え、その手段は、前記磁束を第1の方向で前記ループを通過させるように方向付ける第1の手段、および、前記磁束を第2の方向で前記ループを通過させるように向ける第2の手段を含み、
    そして、磁束を方向付けるために、前記第1および第2の手段を交互に開閉するためのスイッチとを備える電気的マシン。
  24. 磁石と、
    ループを形成するように構成された電気的導体と、
    前記磁石からの磁束を前記ループの電気的導体材料を通過するように向ける多数の磁束伝導体とを備え、前記磁束伝導体の第1の組は、前記磁束が第1の方向で前記ループを通過するように伝え、そして、前記磁束導体の第2の組は、前記磁束が第2の方向で前記ループを通過するように伝え、
    そして、前記第1および第2の組の磁束伝導体を交互に接触させるためのスイッチとを備える電気的マシン。
JP2003548374A 2001-11-23 2002-11-23 電気的マシン Expired - Lifetime JP4476627B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US33324801P 2001-11-23 2001-11-23
US10/273,238 US6664704B2 (en) 2001-11-23 2002-10-17 Electrical machine
PCT/US2002/037668 WO2003047067A2 (en) 2001-11-23 2002-11-23 Electrical machine

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005522161A true JP2005522161A (ja) 2005-07-21
JP2005522161A5 JP2005522161A5 (ja) 2009-04-09
JP4476627B2 JP4476627B2 (ja) 2010-06-09

Family

ID=26956034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003548374A Expired - Lifetime JP4476627B2 (ja) 2001-11-23 2002-11-23 電気的マシン

Country Status (8)

Country Link
US (2) US6664704B2 (ja)
EP (1) EP1461854B8 (ja)
JP (1) JP4476627B2 (ja)
CN (1) CN100342618C (ja)
AT (1) ATE510342T1 (ja)
AU (1) AU2002365571A1 (ja)
HK (1) HK1078175A1 (ja)
WO (1) WO2003047067A2 (ja)

Families Citing this family (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2482125C (fr) * 2002-04-11 2013-05-21 Eocycle Technologies Inc. Machine electrique a flux transverse a rotor dente
SE526270C2 (sv) * 2003-03-19 2005-08-09 Forskarpatent I Syd Ab Seriemagnetisering av synkronmotorer
WO2006037396A1 (de) * 2004-10-06 2006-04-13 Ebm-Papst St. Georgen Gmbh & Co. Kg Anordnung zur förderung von fluiden
US20060082237A1 (en) * 2004-10-20 2006-04-20 Raser Technologies, Inc. Toroidal AC motor
US9093874B2 (en) 2004-10-25 2015-07-28 Novatorque, Inc. Sculpted field pole members and methods of forming the same for electrodynamic machines
US7982350B2 (en) 2004-10-25 2011-07-19 Novatorque, Inc. Conical magnets and rotor-stator structures for electrodynamic machines
US8330316B2 (en) 2011-03-09 2012-12-11 Novatorque, Inc. Rotor-stator structures including boost magnet structures for magnetic regions in rotor assemblies disposed external to boundaries of conically-shaped spaces
US8543365B1 (en) 2004-10-25 2013-09-24 Novatorque, Inc. Computer-readable medium, a method and an apparatus for designing and simulating electrodynamic machines implementing conical and cylindrical magnets
WO2006118219A1 (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Denso Corporation モータ及びその制御装置
AU2006336347B2 (en) * 2006-01-20 2011-09-22 Southwest Windpower, Inc. Stall controller and triggering condition control features for a wind turbine
US7592728B2 (en) * 2006-05-10 2009-09-22 Robert M. Jones Electric machine having segmented stator
JP2008255900A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Toyota Motor Corp 動力伝達機構及び排熱回収装置
WO2008141214A1 (en) * 2007-05-09 2008-11-20 Motor Excellence, Llc. Electrical output generating devices and driven electrical devices with reduced flux leakage using permanent magnet components, and methods of making and using the same
US7868511B2 (en) 2007-05-09 2011-01-11 Motor Excellence, Llc Electrical devices using disk and non-disk shaped rotors
US8072115B2 (en) * 2007-06-07 2011-12-06 Novatorque, Inc. Foil coil structures and methods for winding the same for axial-based electrodynamic machines
EP2342800A2 (en) 2008-11-03 2011-07-13 Motor Excellence, LLC Polyphase transverse and/or commutated flux systems
TW201034343A (en) 2009-01-16 2010-09-16 Matthew B Jore Segmented stator for an axial field device
US8283827B2 (en) * 2009-04-03 2012-10-09 Robert M. Jones Over-molded liquid cooled three-stack motor
US8053944B2 (en) 2010-03-15 2011-11-08 Motor Excellence, Llc Transverse and/or commutated flux systems configured to provide reduced flux leakage, hysteresis loss reduction, and phase matching
DK2548289T3 (da) * 2010-03-15 2020-02-17 Motor Excellence Llc Tværgående og/eller kommuterede strømningssystemer med faseforskydning
WO2011115633A1 (en) 2010-03-15 2011-09-22 Motor Excellence Llc Transverse and/or commutated flux system for electric bicycles
DE102010015441A1 (de) * 2010-04-16 2011-10-20 Fachhochschule Gelsenkirchen Transversalflussmaschine und Verfahren zur Herstellung derselben
US9154024B2 (en) 2010-06-02 2015-10-06 Boulder Wind Power, Inc. Systems and methods for improved direct drive generators
EP2641316B1 (en) 2010-11-17 2019-02-13 Motor Excellence, LLC Transverse and/or commutated flux systems having segmented stator laminations
US8854171B2 (en) 2010-11-17 2014-10-07 Electric Torque Machines Inc. Transverse and/or commutated flux system coil concepts
WO2012067896A2 (en) 2010-11-17 2012-05-24 Motor Excellence, Llc Transverse and/or commutated flux systems having laminated and powdered metal portions
EP2697895B1 (en) 2011-04-13 2019-09-04 Boulder Wind Power, Inc. Flux focusing arrangement for permanent magnets, methods of fabricating such arrangements, and machines including such arrangements
US9419483B2 (en) * 2012-03-20 2016-08-16 Linear Labs, Inc. DC electric motor/generator with enhanced permanent magnet flux densities
US10263480B2 (en) 2012-03-20 2019-04-16 Linear Labs, LLC Brushless electric motor/generator
US9729016B1 (en) 2012-03-20 2017-08-08 Linear Labs, Inc. Multi-tunnel electric motor/generator
US10284029B2 (en) 2012-03-20 2019-05-07 Linear Labs, LLC Brushed electric motor/generator
US8339019B1 (en) 2012-07-30 2012-12-25 Boulder Wind Power, Inc. Structure for an electromagnetic machine having compression and tension members
CN202856488U (zh) 2012-08-03 2013-04-03 埃塞克科技有限公司 横向磁通发电机
CA2827650A1 (en) 2012-09-24 2014-03-24 Eocycle Technologies Inc. Transverse flux electrical machine stator and assembly thereof
CA2829812A1 (en) 2012-10-17 2014-04-17 Eocycle Technologies Inc. Transverse flux electrical machine rotor
WO2014107474A1 (en) 2013-01-04 2014-07-10 David Calley Metal ribbon stator and motor comprising same
US8736133B1 (en) 2013-03-14 2014-05-27 Boulder Wind Power, Inc. Methods and apparatus for overlapping windings
US9899886B2 (en) 2014-04-29 2018-02-20 Boulder Wind Power, Inc. Devices and methods for magnetic flux return optimization in electromagnetic machines
US10177620B2 (en) 2014-05-05 2019-01-08 Boulder Wind Power, Inc. Methods and apparatus for segmenting a machine
US10447103B2 (en) 2015-06-28 2019-10-15 Linear Labs, LLC Multi-tunnel electric motor/generator
US10476362B2 (en) 2015-06-28 2019-11-12 Linear Labs, LLC Multi-tunnel electric motor/generator segment
US11139707B2 (en) 2015-08-11 2021-10-05 Genesis Robotics And Motion Technologies Canada, Ulc Axial gap electric machine with permanent magnets arranged between posts
US9742225B2 (en) 2015-08-11 2017-08-22 Genesis Robotics Llp Electric machine
AU2016342255B2 (en) 2015-10-20 2020-09-24 Linear Labs, Inc. A circumferential flux electric machine with field weakening mechanisms and methods of use
US20180322231A1 (en) * 2015-10-30 2018-11-08 Faraday&Future Inc. Interior magnet machine design with low core losses
ITUA20162660A1 (it) * 2016-04-18 2017-10-18 Diego Troisi Macchina elettrica a flusso traverso.
US11043885B2 (en) 2016-07-15 2021-06-22 Genesis Robotics And Motion Technologies Canada, Ulc Rotary actuator
CA3034629A1 (en) 2016-09-05 2018-03-08 Linear Labs, LLC An improved multi-tunnel electric motor/generator
CN107859703A (zh) * 2017-12-12 2018-03-30 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 制动器定子结构及包括其的电磁制动器
US11277062B2 (en) 2019-08-19 2022-03-15 Linear Labs, Inc. System and method for an electric motor/generator with a multi-layer stator/rotor assembly
US12134450B2 (en) 2021-09-08 2024-11-05 Brunswick Corporation Propulsion devices having electric motors for marine vessels and methods for making the same
CN114778882B (zh) * 2022-06-21 2022-09-09 四川新川航空仪器有限责任公司 一种变磁通转速传感器

Family Cites Families (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2078668A (en) 1935-11-29 1937-04-27 Westinghouse Electric & Mfg Co Low-loss dynamo-electric machine
US3437854A (en) * 1965-11-08 1969-04-08 Fujitsu Ltd Electric rotary step motor with plural offset stator windings
DE1513856A1 (de) 1966-02-04 1969-04-03 Giffey Pretre S A Ets Wechselstromgenerator
DE2053262B2 (de) * 1970-10-30 1972-09-21 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Wechselspannungsgenerator zur Drehzahlmessung, insbesondere für eine Blockierschutzeinrichtung einer Fahrzeugbremsanlage
US4021691A (en) 1975-02-18 1977-05-03 Alexandr Antonovich Dukshtau Electrical machine stator
US4237396A (en) * 1977-10-06 1980-12-02 P A Management Consultants Limited Electromagnetic machines with permanent magnet excitation
JPS60241758A (ja) 1984-05-14 1985-11-30 Matsushita Electric Works Ltd 同期電動機
CH665922A5 (fr) * 1985-05-10 1988-06-15 Portescap Moteur electrique synchrone a rotor en forme de disque.
DE3602687A1 (de) * 1986-01-30 1987-08-06 Weh Herbert Permanenterregte synchronmaschine mit transversalflusspfaden
DE3705089A1 (de) * 1987-02-13 1988-08-25 Weh Herbert Transversalflussmaschine in sammleranordnung
US4900965A (en) 1988-09-28 1990-02-13 Fisher Technology, Inc. Lightweight high power electromotive device
DE3927453A1 (de) * 1989-08-19 1991-02-21 Weh Herbert Permanenterregte transversalfluss-(tf-)maschine mit hochwirksamen magnetkreisen
SE463061B (sv) * 1989-11-20 1990-10-01 Svante Gustav Adolf Von Zweygb Permanentmagnetiserad synkronmaskin utformad enligt transversalfloedesprincipen
SI9100008A (en) 1991-11-22 1993-06-30 Andrej Detela Hibridic synchronous electric motor with trassfersal magnetic field
US5212419A (en) 1992-01-10 1993-05-18 Fisher Electric Motor Technology, Inc. Lightweight high power electromotive device
JPH07502878A (ja) 1992-01-21 1995-03-23 ボラル・ジョンズ・ペリー・インダストリーズ・プロプライエタリー・リミテッド 交流機
DE4300440C2 (de) * 1992-07-22 1994-08-25 Weh Herbert Elektrische Transversalflußmaschine mit ringförmigen Wicklungssträngen
US5382859A (en) 1992-09-01 1995-01-17 Unique Mobility Stator and method of constructing same for high power density electric motors and generators
DE19507233C2 (de) * 1994-04-15 1998-03-12 Weh Herbert Prof Dr Ing Dr H C Transversalflußmaschine mit Permanenterregung und mehrsträngiger Ankerwicklung
FR2725566A1 (fr) 1994-10-10 1996-04-12 Centre Nat Rech Scient Actionneurs hybrides monophases a commutation de flux
EP0712199B1 (de) * 1994-11-10 1998-05-20 Voith Turbo GmbH Transversalflussmaschine
DE19522382C1 (de) * 1995-06-23 1996-12-19 Voith Gmbh J M Transversalflußmaschine zum Einsatz in einem Direktantrieb für Fahrzeuge, insbesondere Bahnantrieb
US5973436A (en) * 1996-08-08 1999-10-26 Rolls-Royce Power Engineering Plc Electrical machine
DE19634949C1 (de) * 1996-08-29 1998-03-05 Weh Herbert Prof Dr Ing H C Transversalflußmaschine mit passivem Läufer und großem Luftspalt
US5894183A (en) 1996-10-29 1999-04-13 Caterpillar Inc. Permanent magnet generator rotor
US5982074A (en) 1996-12-11 1999-11-09 Advanced Technologies Int., Ltd. Axial field motor/generator
US5731649A (en) 1996-12-27 1998-03-24 Caama+E,Otl N+Ee O; Ramon A. Electric motor or generator
DE19714895C2 (de) * 1997-04-03 2002-06-27 Daimlerchrysler Rail Systems Einseitige Transversalflußmaschine in mehrsträngiger Ausführung
US6232693B1 (en) 1997-05-13 2001-05-15 Emerson Electric Co. Switched reluctance motor having stator inserts for noise reduction, magnet positioning, and coil retention
JP3425369B2 (ja) 1997-09-24 2003-07-14 東芝テック株式会社 3相モータ
DE19813155C1 (de) * 1998-03-19 1999-10-28 Abb Daimler Benz Transp Mehrsträngige Transversalflußmaschine
US6177748B1 (en) 1998-04-13 2001-01-23 Reliance Electronics Technologies, Llc Interleaved laminated core for electromagnetic machine
KR100301480B1 (ko) * 1998-07-13 2001-09-06 구자홍 리니어 모터용 고정자 코어 및 이를 이용한 고정자 제조방법
AT504456A1 (de) * 1999-06-22 2008-05-15 Bombardier Transp Gmbh Transversalflussmaschine
US6492758B1 (en) * 2000-02-25 2002-12-10 Fisher & Paykel Limited Polyphase transverse flux motor
EP1290774B1 (de) * 2000-05-05 2005-05-04 Robert Bosch Gmbh Unipolar-transversalflussmaschine

Also Published As

Publication number Publication date
US20030102769A1 (en) 2003-06-05
US20040150288A1 (en) 2004-08-05
WO2003047067A2 (en) 2003-06-05
CN100342618C (zh) 2007-10-10
EP1461854A2 (en) 2004-09-29
EP1461854A4 (en) 2007-08-08
AU2002365571A1 (en) 2003-06-10
WO2003047067A3 (en) 2003-08-21
CN1615568A (zh) 2005-05-11
EP1461854B8 (en) 2011-09-21
US6664704B2 (en) 2003-12-16
US6924579B2 (en) 2005-08-02
AU2002365571A8 (en) 2003-06-10
JP4476627B2 (ja) 2010-06-09
ATE510342T1 (de) 2011-06-15
EP1461854B1 (en) 2011-05-18
HK1078175A1 (en) 2006-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4476627B2 (ja) 電気的マシン
JP2005522161A5 (ja)
US7385330B2 (en) Permanent-magnet switched-flux machine
US7876019B2 (en) Electrical devices with reduced flux leakage using permanent magnet components
JP4773053B2 (ja) ハイブリッド同期電気機械
US6977454B2 (en) Hybrid-secondary uncluttered permanent magnet machine and method
US6177746B1 (en) Low inductance electrical machine
US7538524B2 (en) Generators and transformers with toroidally wound stator winding
US6097124A (en) Hybrid permanent magnet/homopolar generator and motor
WO2001029955A1 (en) Low inductance electrical machine
JPS63140647A (ja) 全磁束可逆可変リラクタンスブラシレス装置
KR101104499B1 (ko) 유도자형 동기기
CN107294325A (zh) 一种分区定子盘式双凸极电机
US8917004B2 (en) Homopolar motor-generator
US7518278B2 (en) High strength undiffused brushless machine and method
JP4751134B2 (ja) 誘導子型モータおよびそれを備えた車両
JP3172205U (ja) 発電機と一体化した高効率及び強力な電動機
WO2002095902A1 (en) Electromotive mechanism
US20240079922A1 (en) Axial flux electric machine pole piece with conductive ribbons
WO1999019961A1 (en) Brushless synchronous rotary electrical machine
WO2024050085A9 (en) Axial flux electric machine pole piece with conductive ribbons
JP2010536323A (ja) 閉磁路コイルを有する発電機
KR19990004191U (ko) 새로운 에너지의 원동력이 필요없는 발전기 구조장치
WO2000046906A1 (en) Method of efficiently converting electrical energy to mechanical energy and electrical energy

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080520

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080820

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080930

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20081020

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080922

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090915

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100115

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100223

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100310

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 3