JP2005242423A - 液晶タッチパネル構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構造により容易に分解再組み立てを行なえ、かつ製品状態での防塵性能も良好にできる液晶タッチパネル構造を提供する。
【解決手段】液晶を納める枠状の液晶カバーとこれの前面に固定される窓枠状のタッチパネル本体からなり、前記液晶カバーの前面に部分的にのみタッチパネル本体を貼着し、残余の非貼着部分にはタッチパネル本体に密接する防塵用スペーサーを介在させた。
【選択図】図2
【解決手段】液晶を納める枠状の液晶カバーとこれの前面に固定される窓枠状のタッチパネル本体からなり、前記液晶カバーの前面に部分的にのみタッチパネル本体を貼着し、残余の非貼着部分にはタッチパネル本体に密接する防塵用スペーサーを介在させた。
【選択図】図2
Description
本発明は液晶タッチパネル構造に関する。
車載用のオーディオ機器や通信機器等においては、モニター部分に液晶が用いられ、これの前面をカバーして指先で触れることによりスイッチングされる形式のタッチパネルが汎用されている。
かかる液晶タッチパネルは、従来一般に、図1のように、立体枠状をなした板金製の液晶カバー100と、液晶カバー100の前面に固定された窓枠状のタッチパネル本体103から構成されている。
生産組立てラインにおいて、前記タッチパネル本体103の一体固定化は、液晶カバー100の前面の全領域(上下、左右の4辺)に両面接着テープ104、104を貼り付けておき、これらにタッチパネル本体103を押し付けることで行なわれていた。
この構成によれば、タッチパネル本体103の4辺すべてが強固に固定されるので、液晶102とタッチパネル本体103のガラスとの間にごみ、ほこりが混入して不良が生じた場合、ごみやほこりを除去して再組立てするためにタッチパネル本体103を液晶カバー100から分離しようとすると、容易に剥がすことができず、非常に手間と時間がかかり、場合によるとタッチパネル本体103を変形させてしまう恐れがあった。
本発明は前記のような問題点を解消するためになされたもので、その目的とするところは、簡単な構造により容易に分解再組み立てを行なえ、かつ製品状態での防塵性能も良好にできる液晶タッチパネル構造を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、液晶を納める枠状の液晶カバーとこれの前面に固定される窓枠状のタッチパネル本体からなり、前記液晶カバーの前面に部分的にのみタッチパネル本体を貼着し、残余の非貼着部分にはタッチパネル本体に密接する防塵用スペーサーを介在させたことを特徴としている。
総貼り付け面積が減少するので、組立作業中に液晶とタッチパネル本体のガラスとの間にごみ、ほこりが混入して不良が生じた場合に、容易にタッチパネル本体を分離させることができ、再組立てを簡易迅速に行なえる。また、タッチパネル本体と液晶カバーの非接着部分があっても、製品状態で防塵用スペーサーが隙間を埋めるので、ごみやほこりが液晶とタッチパネル本体間に侵入せず、良好な防塵性能を発揮できる。
好適には、液晶カバーの前面の2辺に両面接着テープを配し、他の2辺に繊維質を表面基材とした防塵用スペーサーを配している。繊維質とは、フェルトや不織布で代表されるものである。
これによれば、2辺の両面接着テープの接着力でタッチパネル本体を必要な固定力で定着でき、また、防塵用スペーサーが繊維質であることによる適度なクッション性により、液晶カバーとタッチパネル本体の接着されていない残余の領域を良好な閉止状態とすることができるとともに、ごみやほこりをうまく捕集して液晶カバーとタッチパネル本体間への侵入を阻止できる。
これによれば、2辺の両面接着テープの接着力でタッチパネル本体を必要な固定力で定着でき、また、防塵用スペーサーが繊維質であることによる適度なクッション性により、液晶カバーとタッチパネル本体の接着されていない残余の領域を良好な閉止状態とすることができるとともに、ごみやほこりをうまく捕集して液晶カバーとタッチパネル本体間への侵入を阻止できる。
以下添付図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図2と図3は本発明による液晶タッチパネル構造の一実施例を示しており、1は板金製の液晶カバーであり、矩形状をなした窓枠部10の各外縁部に、後方に延出する支持用部11を一体に屈曲形成している。
2は液晶盤であり、前記支持用部11に納められ、周縁部を除いて窓枠部10に露出されている。
3は金属板製のタッチパネル本体であり、矩形状をなした窓枠30にガラスなどの透明部材31が嵌めこまれている。
図2と図3は本発明による液晶タッチパネル構造の一実施例を示しており、1は板金製の液晶カバーであり、矩形状をなした窓枠部10の各外縁部に、後方に延出する支持用部11を一体に屈曲形成している。
2は液晶盤であり、前記支持用部11に納められ、周縁部を除いて窓枠部10に露出されている。
3は金属板製のタッチパネル本体であり、矩形状をなした窓枠30にガラスなどの透明部材31が嵌めこまれている。
4は前記液晶カバー1の窓枠部10の前面に、要求固定力を発揮するに十分な面積だけ取り付けられた部分用両面テープであり、この例では、左右の短尺な縦の2辺のみに貼着されている。
5は部分用両面テープ4を除いた窓枠部10の前面領域、この例では上下の長尺な横の2辺、に貼着された帯状の防塵用スペーサーである。
前記防塵用スペーサー5は、繊維質の表面基材5aと、金属や合成樹脂製の薄いバックアップ材5bを有しており、バックアップ材5bの背面接着面が、液晶カバー窓枠部10の上下の横2辺に貼付けられる。これに代えて、タッチパネル本体窓枠20の上下背面の横2辺に貼付けられておいてもよい。
前記防塵用スペーサー5は、繊維質の表面基材5aと、金属や合成樹脂製の薄いバックアップ材5bを有しており、バックアップ材5bの背面接着面が、液晶カバー窓枠部10の上下の横2辺に貼付けられる。これに代えて、タッチパネル本体窓枠20の上下背面の横2辺に貼付けられておいてもよい。
表面基材5aの繊維質は適度な可縮性を有していることが好ましく、具体的には、フェルトでもよいが、コストや厚みの点などから不織布が好適である。前記防塵用スペーサー5は、全体が部分用両面テープ4の厚さと同等かわずかに厚いことが好ましい。
本発明の作用を説明すると、液晶タッチパネルを組み立てる際に、図2のように、液晶カバー窓枠部10の上下の2辺に防塵用スペーサー5、5を貼付けておき、左右の2辺には比較的厚手の部分用両面テープ4、4の片面を貼付けておく。
この状態で、タッチパネル本体3を液晶カバー1の窓枠部10に押し付けることにより、部分用両面テープ4、4で接着固定を行なう。
この状態で、タッチパネル本体3を液晶カバー1の窓枠部10に押し付けることにより、部分用両面テープ4、4で接着固定を行なう。
この作業後の検査でタッチパネル本体3と液晶2との間に、ごみやほこりが封入されている不良品であることがわかった場合には、タッチパネル本体3を剥がして分解するが、このときに、タッチパネル本体3は、部分用両面テープ4、4によって必要固定力が得られる範囲で液晶カバー1に貼り付けられているだけであるから、タッチパネル本体3の剥がし分解作業は非常に容易である。
不良品でない正規な製品の状態では、タッチパネル本体3と液晶カバー1の2辺間は、部分用両面テープ4、4で厚さ方向の隙間がなくされており、両面テープで接着されていない領域では、防塵用スペーサー5の繊維質の表面基材5aが、タッチパネル本体3と液晶カバー1に挟圧され、隙間が生じないように密着している。そのため、タッチパネル本体3と液晶カバー1間を通して液晶表面側にほこりやごみが侵入することがなく、防塵性能は低下しない。
なお、防塵用スペーサー5は表面基材5aに背部接着層を設けただけのものでもよいが、実施例のように背後にバックアップ材5bを有している場合、剛性があるため取り扱いが容易であり、くしゃくしゃしたりせずにタッチパネル本体3に簡単、確実に貼付けることができる。また、液晶カバー1の撓み防止材としても機能することができる。
1 液晶カバー1
2 液晶盤
3 タッチパネル本体
4 部分用両面テープ
5 防塵用スペーサー5
5a 繊維質の表面基材
2 液晶盤
3 タッチパネル本体
4 部分用両面テープ
5 防塵用スペーサー5
5a 繊維質の表面基材
Claims (2)
- 液晶を納める枠状の液晶カバーとこれの前面に固定される窓枠状のタッチパネル本体からなり、前記液晶カバーの前面に部分的にのみタッチパネル本体を貼着し、残余の非貼着部分にはタッチパネル本体に密接する防塵用スペーサーを介在させたことを特徴とする液晶タッチパネル構造。
- 液晶カバーの前面の2辺に両面接着テープを配し、他の2辺に繊維質を表面基材とした防塵用スペーサーを配していることを特徴とする請求項1に記載の液晶タッチパネル構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004047542A JP2005242423A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | 液晶タッチパネル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004047542A JP2005242423A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | 液晶タッチパネル構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005242423A true JP2005242423A (ja) | 2005-09-08 |
Family
ID=35024137
Family Applications (1)
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JP2004047542A Pending JP2005242423A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | 液晶タッチパネル構造 |
Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2004
- 2004-02-24 JP JP2004047542A patent/JP2005242423A/ja active Pending
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