JP2005161658A - 画像印字装置および画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 径の大きなドットの周りに径の小さなが縁取るように見える現象を緩和する。
【解決手段】 複数色のインクを使用してメディアへ印字を行う手段を有し、前記複数色のインクそれぞれの前記メディアへの着弾時におけるドット径が異なる画像印字装置において、前記ドット径の大きなインクが打ち込まれる箇所に対し前記ドット径の小さなインクが打ち込まれる場合、当該ドット径の小さなインクに適用されるインデックスパターンを変更する。
【選択図】 図1
【解決手段】 複数色のインクを使用してメディアへ印字を行う手段を有し、前記複数色のインクそれぞれの前記メディアへの着弾時におけるドット径が異なる画像印字装置において、前記ドット径の大きなインクが打ち込まれる箇所に対し前記ドット径の小さなインクが打ち込まれる場合、当該ドット径の小さなインクに適用されるインデックスパターンを変更する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数色のインクのうち、少なくとも1つの色のインクとその他のインクとで着弾時のドット径が異なる画像印字装置及び画像処理装置に関するものである。
複数の異なる発色のインクを印字に用いるインクジェットプリンタでは、一般的には色によらず1ドットごとにほぼ同じようなインク量のインクを吐出し、印字するメディアへの着弾時のドット径もほぼ同じようになるものが多い。
しかし、近年ではシアン、マゼンダ、イエローのようなカラーインクには染料を用い、ブラックインクのみには顔料インクを使用するようなプリンタも発売されてきている。
これはシアン、マゼンダ、イエローのようなカラーインクには発色を重視して染料を用い、ブラックインクでは文字のしまりを優先しているためである。
これにより、染料の広い色再現範囲と、顔料による高い文字品位とを両立させることができる。
このようなプリンタの場合、顔料インクを使用する色(例えば、ブラック)と染料インクを使用する色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー)とではそれぞれで吐出量が異なり、着弾時のドット径がそれぞれで違うものもある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-011396号公報
前述のような構成のプリンタで印字する場合、一般的な手法として画像を描画、色変換をかける段階までは各色を同じ解像度で扱い、最後に大きさの異なるインデックスパターンを当て嵌め印字を行うことがある。
このとき、顔料ブラックのドット径が大きいため、各インデックス単位毎に見ても各色のドットは必ずしも重ならず、ブラックのドットの周りをその他のドットが縁取るように印字されているように見え、見た目にもあたかも滲んでいるかのようであった。
これは画質を劣化させる要因となっていた。
本発明の画像印字装置は、複数色のインクを使用してメディアへ印字を行う手段を有し、前記複数色のインクそれぞれの前記メディアへの着弾時におけるドット径が異なる画像印字装置において、前記ドット径の大きなインクが打ち込まれる箇所に対し前記ドット径の小さなインクが打ち込まれる場合、当該ドット径の小さなインクに適用されるインデックスパターンを変更する変更手段を有することを特徴とする。
本発明の画像印字装置は、少なくとも1色が顔料インクで、それ以外の色が染料インクである複数色のインクを用いて印字を行う画像印字装置において、ドット径の大きな顔料インクが打ち込まれる位置に対し、ドット径の小さな染料インクが打ち込まれる場合、当該染料インクに適用されるインデックスパターンを変更する変更手段を有することを特徴とする。
本発明に寄れば、径の大きなドットの周りに径の小さなが縁取るように見える現象を緩和できる。
以下に本発明に関する具体的な実施例を上げて説明する。
図1は本実施例における画像処理装置及び画像印字装置の構成を表したブロック図である。
まず本実施例における装置は大きく2つのパートに分けられる。さまざまな演算を行うメイン装置部、最後はメイン装置部から印字データを受信して印字を行う記録装置部である。
以下、各部材について説明する。
101は記録装置全体を制御するための記録装置主制御部で、MPU、ROM、RAMなどで構成される。
102は印字バッファであり、印字ヘッドに転送する前のラスタデータを格納する。103は印字ヘッドであり、印字バッファからの信号に従いインクの吐出を行う。後述の図4に示すが複数のインクタンクとインクノズルからなる。104は給排紙モータ部であり、印字用紙の搬送を行い給排紙を行う。
105はメイン装置と記録装置部をつなぐI/F信号線であり、例えばセントロニクス社仕様のごときものである。106はメイン装置から受信した印字データを一時格納しておくデータバッファである。
107は記録部メイン制御部と各部材をつなぐシステムバスである。
108は印字画像の作成や主な演算を司るメイン装置主制御部で、MPU、ROM,RAM等で構成される。109は記録部とのI/F部である。110はユーザーに対し様々な情報を表示する表示部で例えばCRTの様なものである。111はユーザーが操作を行うためのもので、例えばキーボードやマウスの様なものである。112はメイン装置主制御部と各部材とを結ぶシステムバスである。
本実施例は記録装置としてインクジェット方式のプリンタを採用している。インクジェットプリンタはノズルからインク液滴を吐出して記録紙に記録する方式のプリンタである。
次に、図2を用いて本実施例における画像データの流れを示す。画像データが入力されると、まずS201において色補正が行われ、次にS202においてシアン、マゼンダ、イエロー、ブラック(以下C、M、Y、K)の4色に分解される。その後、S203において多値の誤差拡散が行われる。このとき、本実施例では一例としてCMYKのいずれも300DPI相当の描画が行われており、多値誤差拡散もこの解像度で行われるものとする。
更にS204でインデックス展開処理が行なわれる。このときは本実施例においては、CMYの印字解像度は1200x1200DPI、顔料ブラックの印字解像度は300x300DPIであるものとする。
このとき、途中までの解像度はCMYKで共通であるが、最後のおける印字解像度が異なるため、インデックスのサイズもCMYとKで異なるものとなる。
その一例を次に示す。
図3は展開に使われるインデックスパターンの1セットの例を示したものである。S203の多値誤差拡散の結果により、各ピクセルに図3のパターンのどれかが当てはめられ、ドットとして展開される。
図3は展開に使われるインデックスパターンの1セットの例を示したものである。S203の多値誤差拡散の結果により、各ピクセルに図3のパターンのどれかが当てはめられ、ドットとして展開される。
本実施例では一例としてCMYインク用には4×4のインデックスパターンを、ドット径の大きな顔料ブラック用には1x1のインデックスパターンを使用する。また本実施例ではCMY3色のインデックスパターンは同一のものであるが、これは各色で違っていてもかまわない。
また、本実施例では多値誤差拡散の階調は等間隔であるとするが、これは必ずしも等間隔でなくともかまわず、中間調を密に、或いはハイライト部やシャドウ部を密にする事も可能である。
図3に示すように、本実施例では多値誤差拡散の結果はCMYでは5階調、Kでは2階調である。よって、S203における多値誤差拡散の結果としては、各色において図3のパターンの隣に示す値の隣の数値のどれかが出力される。
本実施例においては、CMYの基本のインデックスパターンは、なるべくドットがばらけ、粒状感が無くなるような配置となっている。
このようなインデックスを使用している場合、顔料ブラックが打たれる場所に、CMYのインクが打たれると、ドット同士が完全に重なることは無い。
例えば、図3の階調3における0010番、及び階調4における0011番の打たれている同じ場所に、Kの階調2の0100番が印字されたとすると、結果はそれぞれ図4-1、図4-2に示すようなものとなる。
このとき、Kのドットからはみ出した部分のCMYのドットが、Kのドットを縁取るように見え、妙に滲んだような印象を与えてしまう。
そのため、本発明では図3のインデックスパターンを拡張し、図5の0101、0110、0111のようなインデックスパターンを追加する。
通常時はCMYの各色を印字する際には0000〜0100のインデックスを用い、同じ場所にKインクが打たれるときのみ、0101〜0111を使用する。
例えば、前述の例のような場合は、今度はCMYのインデックスとしてはそれぞれ0110と0111が選ばれるため、結果は図4-3、図4-4に示すようになり、大部分をKのドットに重ねることができる。
これにより、縁取りのようになってしまうような現象を緩和することができる。
図6に本発明における流れ図の例を示す。
S601にて印字すべき画像データが入力されると、S602で色変換が行われる。これはS201で説明したものと同じである。
次にS603でRGBで入力されたデータをCMYKの4色に分解する。これはS202で説明したものと同じである。
その結果に対し、S604で多値の誤差拡散をかける。これはS203で説明したとおり、CMYには5値の、Kには2値の誤差拡散をかける。このとき、それぞれの出力値はCMYでは図3に示したようなインデックスに対応する0000〜0100の値が、Kでは0000または0100の値が出力される。
その後、S605にてCMYそれぞれの出力値とKの出力値のアンドを取り、その結果をS606へと渡す。このとき、例えばMの値が0010、Kの値が0100ならば、Mの結果は0110となる。
S606では単に出力された値に対するインデックスを適用して展開を行い、S607にて印字データを送信する。
以上説明した本実施形態に寄れば、色によりドット径の違う印字を行うようなプリンタにおいて、顔料ブラックのドットの周りにカラーのインクが縁取りのように滲んでいるような現象を緩和することができ、またそれ以外の部分では従来どおり粒状感に留意した印字を行うことができるため、文字などの品位を上げ、ユーザーの利便性を向上させることが出来る。
Claims (4)
- 複数色のインクを使用してメディアへ印字を行う手段を有し、前記複数色のインクそれぞれの前記メディアへの着弾時におけるドット径が異なる画像印字装置において、
前記ドット径の大きなインクが打ち込まれる箇所に対し前記ドット径の小さなインクが打ち込まれる場合、当該ドット径の小さなインクに適用されるインデックスパターンを変更する変更手段を有することを特徴とする画像印字装置。 - 請求項1の画像印字装置において、前記変更手段は、前記前記ドット径の大きなインクと前記ドット径の小さなインクがなるべく重ね合わされるように前記インデックスパターンの変更を行うことを特徴とする画像印字装置。
- 少なくとも1色が顔料インクで、それ以外の色が染料インクである複数色のインクを用いて印字を行う画像印字装置において、
ドット径の大きな顔料インクが打ち込まれる位置に対し、ドット径の小さな染料インクが打ち込まれる場合、当該染料インクに適用されるインデックスパターンを変更する変更手段を有することを特徴とする画像印字装置。 - 少なくとも1色が顔料インクで、それ以外の色が染料インクである複数色のインクを用いて印字を行う画像印字装置で使用されるデータを処理する画像処理装置において、
ドット径の大きな顔料インクが打ち込まれる位置に対し、ドット径の小さな染料インクが打ち込まれる場合、当該染料インクに適用されるインデックスパターンを変更する変更手段を有することを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003402956A JP2005161658A (ja) | 2003-12-02 | 2003-12-02 | 画像印字装置および画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005161658A true JP2005161658A (ja) | 2005-06-23 |
Family
ID=34726397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003402956A Withdrawn JP2005161658A (ja) | 2003-12-02 | 2003-12-02 | 画像印字装置および画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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-
2003
- 2003-12-02 JP JP2003402956A patent/JP2005161658A/ja not_active Withdrawn
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