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JP2004311384A - Multiple optical axis photoelectric sensor - Google Patents

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JP2004311384A
JP2004311384A JP2003143184A JP2003143184A JP2004311384A JP 2004311384 A JP2004311384 A JP 2004311384A JP 2003143184 A JP2003143184 A JP 2003143184A JP 2003143184 A JP2003143184 A JP 2003143184A JP 2004311384 A JP2004311384 A JP 2004311384A
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axis photoelectric
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a multiple optical axis photoelectric sensor in which optical axes can be arranged adjacent to the end of a case. <P>SOLUTION: The multiple optical axis photoelectric sensor 1 is constituted of a case main body 2 composed of a slender extrusion-molded product made of aluminum, and an end-part case 4 composed of a molded product made of Zn alloy at its both ends. An element holder part 41 of an optical system unit 40 is surrounded by a shielding member 90 (92), and the end part of the optical system unit 40 is surrounded by an insulator 95 which is a molded product. As for the element holder part 41 of the optical axis of the outermost end, the insulator 95 is interposed between the shielding member 90 (92) surrounding it and an end of the end part case 4. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は多光軸光電センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
多光軸光電センサは、互いに対向して配置される投光器と受光器とを含み、これら投光器と受光器との間でライトカーテンを形成する。例えば人体の一部がライトカーテンを遮ると多光軸光電センサは遮光信号を発し、これによりライトカーテンで仕切られた空間に位置する機械システムの動作を停止するなどの安全対策が施される。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−16891号公報
【0004】
特許文献1は、多光軸光電センサのケースを、ケース本体と、その両端に連結されるプラスチック材料からなる端部ケースとで構成し、この端部ケースの中にも光軸を設けることを提案している。また、この特許文献1は、端部ケースの一部を切り欠いた形状の凹部を形成して、この凹部に外部コネクタを位置させることを提案している。
【0005】
ところで、多光軸光電センサは、安全性を向上するために、光軸間距離(光軸ピッチ)を短縮化してライトカーテンの光軸密度を高めるという技術的要請がある。また、ライトカーテンは複数の多光軸光電センサをケーブルで連結して作られることが多いが、隣接する多光軸光電センサ間の光軸ピッチ、つまり、一方の多光軸光電センサの最外端に位置する光軸と、他方の多光軸光電センサの最外端に位置する光軸との間のピッチを小さく保つことが、ライトカーテンの光軸密度を保つ上で重要な技術的要請となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような要請に応じるには、多光軸光電センサの最外端に位置する光軸とセンサケースの端との間の距離を小さくする必要があるが、このことは絶縁耐圧の低下を招き易い。
【0007】
特に、多光軸光電センサの端部ケースの中に光軸を設け、また、回路基板を内蔵させることは端部ケースの内部スペースを窮屈にすることであり、また、端部ケースの一部を切り欠いた形状の凹部に外部コネクタを位置させる構成を採用したときには、益々、端部ケースの内部スペースに余裕が無くなる傾向になる。
【0008】
例えば、端部ケースを金属などの導電性材料で作った場合、上述した絶縁耐圧の低下の招き易くなり、この端部ケースとケース本体とをネジ止めにした場合には、このネジ部によって内部スペースが更に余裕が無くなることから絶縁耐圧の低下を更に招き易くなる。
【0009】
このような問題から、多光軸光電センサのケースをスリム化したり、最外端の光軸をケースの端からある程度離間させて位置させるなどの方策を講じる必要があった。
【0010】
本発明の目的は、ケースの端に隣接して光軸を配置することのできる多光軸光電センサを提供することにある。
【0011】
本発明の他の目的は、ケースをスリムにすることのできる多光軸光電センサを提供することにある。
【0012】
本発明の更なる目的は、不要な電流が流れるのを未然に回避することにより誤作動を防止することのできる多光軸光電センサを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
かかる技術的課題は、本発明によれば、
複数の光学素子の各々を支持する素子ホルダ部と回路基板とを含み、一端から他端にわたって前記光学素子を互いに間隔を隔てて一列に配置した光学系ユニットと、
該光学系ユニットの中央部分を包囲するケース本体と、
該ケース本体の端に連結されて前記光学系ユニットの端部を包囲する端部ケースとを有し、
前記端部ケースと前記光学系ユニットとの間に絶縁体が介装されていることを特徴とする多光軸光電センサを提供することにより達成される。すなわち、本発明にあっては、特に内部スペースに余裕が無い端部ケースに関して、少なくとも絶縁耐圧が低下し易い箇所に絶縁体を介装させるようにしたことを特徴とする。
【0014】
本発明の更なる特徴やその技術的利点は、以下の本発明の好ましい実施例の詳細な説明から明らかになろう。
【実施例】
図1は、実施例の多光軸光電センサの斜視図であり、この多光軸光電センサ1は、投光器と受光器とが実質的に同じ形状を有する。したがって、多光軸光電センサ1の説明は投光器及び受光器の双方についての説明であり、特に、投光器又は受光器に関連する技術的事項を説明するときには、その旨を記して技術的事項を投光器又は受光器を説明することにする。
【0015】
多光軸光電センサ1は、導電性材料からなるケース本体2を有する。具体的には、ケース本体2は、アルミニウム製の細長い押し出し成型品からなる。ケース本体2は、両端及び前面を開放した断面略コ字状の形状を有し(図2)、在来のものに比べてその占有断面積は小さく、スリムである。このケース本体2の開放した前面は、長手方向に連続して延びる投光又は受光のための窓3(図2)を構成する。
【0016】
ケース本体2の両端には、夫々、導電性材料からなる端部ケース4を有する。具体的には、端部ケース4は、Zn合金からなる成型品で構成されており、この一対の端部ケース4とケース本体2とで多光軸光電センサ1の外形輪郭が形成される。端部ケース4の前面には、投光又は受光のための窓が形成されている。つまり、多光軸光電センサ1は、ケース本体2だけでなく端部ケース4にも光学素子が収容され、これにより多光軸光電センサ1の光軸は、一方の端部ケース4の閉鎖端から他方の端部ケース4の閉鎖端まで等間隔(20mmピッチ又は14mmピッチ)に離間して一列に配列されている。
【0017】
多光軸光電センサ1の前面に粘着剤を介して接着されるフロントカバーは、ケース本体2の前面を覆う第1フロントカバー5と、端部ケース4の前面を覆う第2フロントカバー6とで構成されている。第1フロントカバー5と第2フロントカバー6との境界には金属製の横断部材7が取り付けられ、この横断部材7によって第1、第2のフロントカバー5、6の端縁が押圧され、これにより第1、第2のフロントカバー5、6がケース本体2及び端部ケース4に圧接される。
【0018】
このように、多光軸光電センサ1のケースを3つの部品2、4、4に分割し、これに合わせて、フロントカバーを3つの部分5、6、6に分割したことから、これを一つのフロントカバーで構成したものに比べて、フロントカバーの全長を短縮することができ、これによりセンサケース(特に、ケース本体2)とフロントカバーとの間の熱膨張差の影響を小さくすることができる。
【0019】
端部ケース4には、光軸と干渉することなく、前面側の一部を切り欠いた外形形状を有し、この部分的な切欠きによって外部コネクタ8(図3)を配置するための凹所9(図1)が形成されている。外部コネクタ8は、これを装着したときに、端部ケース4の凹所9を埋めて端部ケース4と一体となり、ケース本体2と共通の断面形状を作る。
【0020】
端部ケース4は、外部コネクタ8を受け入れることのできる差込口10を有する(図1)。差込口10は、前面側に向けて開放しており、この差込口10に臨んで内部コネクタ81(図10、図11)が配置されている。光軸に沿って前面側から背面側に向けて外部コネクタ8を移動させて(図3の矢印方向)、これを差込口10の中に挿入することにより、この外部コネクタ8を内部コネクタ81に結合することができ、また、外部コネクタ8から延びるケーブル12は多光軸光電センサ1の端部から側方に延出することができる。すなわち、ケーブル12は、端部ケース4を横断する切欠き部4aを通って多光軸光電センサ1の背面側に延出する(図3)。
【0021】
ケーブル12は、多光軸光電センサ1に電源を供給するだけでなく、図4に例示するように、ケーブル12を用いて対の投受光器20、30を直列又は並列に接続して広範囲のライトカーテンを作ることができるものであるが、多光軸光電センサ1(投光器20及び受光器30)は、共に、可撓性ケーブル12で互いに連結することから、隣接する多光軸光電センサ1、1間の屈曲角度は任意である。加えて、可撓性ケーブル12が切欠き部4aから背面側に延出するため、換言すれば、可撓性ケーブル12が多光軸光電センサ1の端から長手方向外方に延出するものではないため、隣接する多光軸光電センサ1の端同士を接近した状態で、例えばL字状に配置するときに可撓性ケーブル12が邪魔することはない。
【0022】
図示の多光軸光電センサ1に内蔵される光学素子(投光素子又は受光素子)の個数及び離間距離(ピッチ)は任意に設定することができるが、図示の例では、20mmピッチ又は14mmピッチであり、また、長さ寸法の異なるケース本体2を用意することで、例えば最大64個の光学素子を具備する64光軸タイプまで、任意の数の光学素子を単位として、例えば、8光軸、12光軸、16光軸、20光軸、・・・を備えることができる。
【0023】
図5は、多光軸光電センサ1に内蔵される光学系ユニット40を示す。光学系ユニット40は、等間隔に配置された複数の素子ホルダ部41を有し、素子ホルダ部41は、その内部に円筒状の通路42が形成されている。素子ホルダ部41の基端には、光学素子43つまり投光素子又は受光素子が脱着可能に嵌入され、光学素子43は、第1の小さな円形開口44を介して円筒状通路42に臨んでいる。
【0024】
素子ホルダ部41の前端には、2つの隣接する投光又は受光レンズ45を一体に形成されたプラスチック製のレンズプレート46が配置され、例えば投光器であれば、投光素子43から出射した光は、素子ホルダ部41の断面円形の内部通路42を通り、次いでレンズ45を通って実質的に平行光線の束である光ビームになる。逆に、受光器であれば、光ビームがレンズ45によって収束され、第1の小さな円形開口44を通じて受光素子43に入光する。
【0025】
光学系ユニット40は、その主体がプラスチック成形品からなり、円筒状の内部通路42には、一つの遮光壁47が設けられており、この遮光壁47は光学系ユニット40の本体と一体成形されている。遮光壁47の中心部分には、第2の比較的大きな円形開口48が形成されている。
【0026】
素子ホルダ部41の円筒状の内部通路42の内壁には、この内壁が光を反射する能力を低下させることのできる塗料、例えば黒色塗料を塗布するのが好ましい。勿論のことであるが、光学系ユニット40の本体のプラスチック材料に顔料を含めて、光学系ユニット40の本体自体を黒色などの暗色にするようにしてもよい。
【0027】
遮光壁47は、円筒状の内部通路42に関して、その長手方向つまり光軸方向の中間部分に形成されており、これにより、一つの遮光壁47で実用上支障の無いレベルで迷光による誤作動を効果的に防止することができる。なお、この一つの遮光壁47による作用効果は、▲1▼素子ホルダ部41の内部通路42の壁で複数回正反射した光は、光量が減衰しているので、これが外部に出ても影響は無い;▲2▼素子ホルダ部41の内部通路42の壁で拡散反射した光は、光量が減衰しているので、これが外部に出ても影響は無いことを前提としている。つまり、内部通路42の遮光壁47の機能は、例えば投光器であれば、内部通路42の壁9で1回正反射した光が投光レンズ45に到達するのを防止することにある。
【0028】
実施例の光学系ユニット40の内部通路42は円筒形状であるが、この内部通路42がレンズ45に向けて先細りの断面円形の通路形状であれば、遮光壁47を内部通路42の通路長さの1/2の箇所よりもレンズ45側に近づけた箇所に設置すればよい。逆に、内部通路42がレンズ45に向けて末広がりの断面円形の通路形状であれば、遮光壁47を内部通路42の通路長さの1/2の箇所よりも光学素子43側に近づけた箇所に設置すればよい。
【0029】
光学系ユニット40は、多光軸光電センサ1の光軸数に応じて、その端に、増設ユニット(図示せず)を連結することが可能であり、この増設ユニットは、光学系ユニット40と実質的に同じ構造を有する。
【0030】
光学系ユニット40は、例えば、その背面側に配置された、ユニット40に沿って長手方向に延びる回路基板49を含み、この回路基板49には、電源回路、制御回路、発光回路(受光回路)、通信回路などが組み込まれる。光学系ユニット40と回路基板49との関係については後に説明する。
【0031】
回路基板49を含む光学系ユニット40は、ケース本体2の一端開口からケース本体2の中に挿入される。ケース本体2は、図2から理解できるように、その一側面が開放した形状を有する。
【0032】
ケース本体2は、光学系ユニット40又はこの光学系ユニット40と増設ユニットの全長よりも短い。より具体的には、ケース本体2は、光学系ユニット40又は光学系ユニット40と増設ユニットとの連結体を挿入したときに、これらユニットが含む光軸のうち、両端の2光軸分の素子ホルダ部41がケース本体2の端から外部に突出するように設計されている。
【0033】
光学系ユニット40又はこの光学系ユニット40と増設ユニットとの連結体のうち、ケース本体2の両端から外部に突出した部分は、図6、図7に拡大して示す端部ケース4によって包囲される。
【0034】
端部ケース4は一端が閉鎖され、他端が開放されており、この開放端をケース本体2の端に突き合わせることによりケース本体2に連結される。
【0035】
端部ケース4は平らな前面フランジ50を有し、この前面フランジ50には、端部ケース4の開放端側に開放したスリット51が形成され、このスリット51は、端部ケース4の閉鎖端に向けて真っ直ぐに延びており、このスリット51は、光ビームが通過する窓を構成している。
【0036】
端部ケース4とケース本体2との連結及びフロントカバー5の取り付けについて説明すると、ケース本体2には、長手方向に延びる3本の溝によってケース本体2の両端に開口する3つのネジ受け孔52(図2)が形成されている。これに対応して、端部ケース4には、ネジ53(図面の錯綜を避けるために図6にネジの軸線だけを示してある)を挿通するための孔54が3つ形成されている。端部ケース4とケース本体2とは、スリット51に対応した部分を切り欠いたシール用パッキン56を介して、互いに端同士を突き合わせた状態で離脱可能にネジ締結される。
【0037】
前述した横断部材7は、金属プレート材料から作られ、長尺の平らな本体60と、この本体60の両端縁から下方に垂下する左右一対の脚61とを有し、左右の脚61には、切り起こしによって突片62が形成されている。
【0038】
この横断部材7は、端部ケース4の開放端に配置されるものであり、この横断部材7を位置決めするために、端部ケース4には、横断部材7の脚61を受け入れるための開口63(図7)が形成され、この開口63の中に横断部材7がスナップ嵌めされる。
【0039】
図8は、第1フロントカバー5と第2フロントカバー6とを示す。第1フロントカバー5は、ケース本体2の全長よりも若干長く、第2フロントカバー6は端部ケース4の全長よりも若干短い。これら第1、第2のフロントカバー5、6に光透過性のプラスチック材料から作られている。
【0040】
第1、第2のフロントカバー5、6の取り付けに際しては、先ず、ケース本体2及び端部ケース4に、連続して粘着性のシール剤が塗布され、また、端部ケース4の開放端部を横断するように連続してシール剤が塗布される。次いで、第1、第2のフロントカバー5、6を押し付けながら位置決めされる。これにより、第1のフロントカバー5の端は、ケース本体2と端部ケース4との境界を跨いで位置し、次いで、横断部材7を端部ケース4の開放端部にスナップ嵌めすると、この横断部材7によって、第1のフロントカバー50の端部が下方に押し付けられ、この第1のフロントカバー50の両端部は横断部材7によって物理的に固定される。
【0041】
図10は投光器20に関する図であり、図11は受光器30に関する図である。投光器20に関する図10を参照して、前述した光学系ユニット40として投光器用光学系ユニット70は、その背面に沿って配置された、回路基板49としての投光器用回路基板71を含む。投光器用回路基板71は、投光器用光学系ユニット70の実質的に全長にわたって延びる長さを有する。この投光器用回路基板71には、光学素子43としての投光素子72の2本の接続端子73が貫通することのできる8個の透孔又は切欠き74が互いに等間隔に一列に形成されており、投光素子72は、その2本の接続端子73が透孔又は切欠き74を貫通して投光器用回路基板71の背面に突出し、この接続端子73の突出端は、投光器用回路基板71の回路に半田付けされる。
【0042】
受光器30に関する図11を参照して、前述した光学系ユニット40として受光器用光学系ユニット75は、回路基板49としての受光制御回路基板76と受光アンプ回路基板77とを含み、受光制御回路基板76は光学系ユニット76の背面に沿って位置し、また、受光制御回路基板76と直交するようにして受光アンプ回路基板77が配置されている。すなわち、受光制御回路基板76と受光アンプ回路基板77とはL字状を形成するように互いに直交するように配置されており、これら受光制御回路基板76と受光アンプ回路基板77は、受光器用光学系ユニット75の実質的に全長にわたって延びる長さ寸法を有する。
【0043】
光学素子43としての受光素子78は、図11から理解できるように、比較的扁平な直方体の外形を有し、その下端面から2本の接続端子79が延出している。受光アンプ回路基板77には、その後、側縁に沿って受光素子78の接続端子79が貫通することのできる8個の切欠き80が互いに等間隔に形成されており、各受光素子78は、その2本の接続端子79が切欠き80を貫通して受光アンプ回路基板77の下面に突出し、この接続端子79の突出端は、折り曲げられて受光アンプ回路基板77の回路に半田付けされる。
【0044】
図10、図11において、参照符号81は、外部コネクタ8(図3)と係合する内部コネクタを示し、この内部コネクタ81は、投光器用回路基板71、受光制御回路基板76の両端に取り付けられており、前述したように、内部コネクタ81は、端部ケース4の差込口10に臨んで位置するようになっている(図1)。
【0045】
図12〜図20は、例示的に投光器用光学系ユニット70を示しているが、受光器用光学系ユニット75について投光器も同様に適用可能である。
【0046】
投光器用光学系ユニット70はシールド部材90を有する。シールド部材90は、図13に示すように、ユニット70に沿って且つその長手方向に延びる平板状部分91と、複数の矩形ボックス状部分92とを有し、ボックス状部分92によってユニット70の各素子ホルダ部41の回りが包囲されるようになっている。シールド部材90の材料は、導電性であれば、磁気シールド材料であっても電磁シールド材料であってもよい。なお、図12に示す参照符号94は、LEDを内蔵した表示灯用の穴を示し、この表示灯用穴はユニット70の長手方向中央部分に一列に複数配置されている。
【0047】
投光器用光学系ユニット70の端部には成型品である絶縁体95が挿入され(図14)、次いで、端部ケース4が挿入される(図17、図18)。絶縁体95は、図15、図16に示すように、一端面96を閉塞した形状を有し、また、光軸との干渉を避けるために前面97を開放した形状を有すると共に端部ケース4の底部に沿って延びる部分98及び端部ケース4の凹所9の壁に沿って延びる部分99を有する(図19も参照)。
【0048】
投光器用光学系ユニット70の端部に絶縁体95を挿入したときには、ユニット70の端と端部ケース4の端面との間に、絶縁体95の閉塞した端面96が介在し、また、回路基板49(71)は絶縁体95を介して端部ケース4に支持される。すなわち、絶縁体95は、回路基板49(71)を支持し且つ端部ケース4の内面と接するように成形されている。
【0049】
したがって、回路基板49(71)の端部は絶縁体95を介して端部ケース4に支持されることになり、前述したように、回路基板49(71)の端には、コネクタ接続のために外力が加わる内部コネクタ81(図10、図11)が配置されていることから、この内部コネクタ81の直接的な支持構造を絶縁体95によって確保することができる。
【0050】
上述した本発明の好ましい実施例によれば、締結剛性を確保するのに好適なネジ53を用いてケース本体2と端部ケース4とが締結される構成を採用しているが、このため、金属製の端部ケース4はその内部空間が狭くなる傾向にあるが、光学系ユニット40の端部が絶縁体95で包囲されているため絶縁耐圧を確保することができるだけでなく、図21、図22から最も良く理解できるように、最外端の光軸の素子ホルダ部41を囲むシールド部材90(92)と端部ケース4の端との間に絶縁体95が介在しているため、最外端の光軸の素子ホルダ部41を囲むシールド部材90(92)と端部ケース4の端との極めて隣接した状態にすることができ、従って、最外端の光軸を多光軸光電センサ1の端の近傍に配置することができる。
【0051】
また、端部ケース4の端に隣接して光学素子43が配置されているが、この最外端に位置する光学素子43と端部ケース4の端面との間に絶縁体95が介在しているため、最外端の光学素子43と端部ケース4の端面とを光学素子間のピッチ(20mm又は14mm)よりも近接させたとしても、絶縁体95によって絶縁耐圧を確保することができるため、端部ケース4の端に隣接して光軸を配置することができ、これにより、隣接する多光軸光電センサ1、1間の距離を狭めて光軸密度を高めた状態でライトカーテンを作ることができる。
【0052】
特に、実施例の多光軸光電センサ1にあっては、端部ケース4の一部を切り欠いて外部コネクタ8を受け入れるための凹所9を形成してあるために、端部ケース4の内部空間が小さいことから、光学系ユニット40の端部を絶縁体95で囲んで絶縁耐圧を高めることは、安全装置である多光軸光電センサ1の誤作動を防止するうえで好ましいものにすることができ、また、光学素子43が配置される部分を磁気シールド部材90で囲むことも多光軸光電センサ1の誤作動を防止するうえで好ましいものにすることができる。
【0053】
また、成型品である絶縁体95を採用することは、光学系ユニット40の端部に挿入する作業や端部ケース4を挿入する作業の組み付け性を向上することができる。
【0054】
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれに限定されることなく、以下の変形例を包含する。
【0055】
ケース本体2と端部ケース4との締結方法はネジ53に制限されるものではなく、従来から既知の締結方法を採用してもよい。
【0056】
光学素子43(72、78)をシールド部材90で囲むと、このシールド部材90とケース本体2、端部ケース4の壁とがその分接近することになるため、少なくともこのシールド部材90で光学素子43を囲んだ部分に絶縁物を設けるのがよい。ここに、絶縁物としては、フィルム、テープ、絶縁性樹脂成型品のいずれであってもよい。
【0057】
光学系ユニット40の絶縁耐圧を局部的に高めるようにしてもよく、この場合には、絶縁テープや絶縁フィルムを採用するのが好ましく、これらを光学系ユニット40の局部に貼着させるようにしてもよいし、ケース本体2や端部ケース4の内壁面に貼着するようにしてもよく、或いは、電気絶縁性塗料を光学系ユニット40及び/又はケース本体2や端部ケース4の内壁面に塗布するようにしてもよい。
【0058】
また、光学系ユニット40とケース本体2や端部ケース4との間にエポキシ樹脂のような電気絶縁性充填剤を充填するようにしてもよい。
【0059】
図23以降の図面は、前述した構造の多光軸光電センサ1に適用するのに好都合な保護カバー100に関する。従来から知られている保護カバーは、センサの全体を包囲する形式のものや、センサの前面に脱着可能に取り付ける形式のものが知られているが、その何れもが、センサの外形寸法を実質的に拡大するものであり、したがって、複数の多光軸光電センサの端同士を近接させて直線状又はL字状に設置する場合には、隣接する多光軸光電センサ間の離間距離を拡大してしまうものであった。
【0060】
本件実施例の多光軸光電センサ1は、前述のとおり、端部ケース4の中にも光学素子43を配置することにより、最外端の光学素子43と多光軸光電センサ1の端面との間の距離を小さくすることで、多光軸光電センサ1の光軸間距離を短縮することを提案するものである。このような多光軸光電センサ1に従来からの保護カバーを適用したときには、この保護カバーの存在による多光軸光電センサの外形寸法の拡大によって光軸間距離が拡大してしまい、光軸間距離が小さい多光軸光電センサ1の利点が消失してしまう。図23以降の図面に図示の保護カバー100は上述の問題を解消することを目的とする。
【0061】
保護カバー100は、多光軸光電センサ1の正面輪郭と実質的に同じ外形輪郭を備えた枠体101と、この枠体101に接着された透明の保護シート102とを有し、多光軸光電センサ1に対して脱着可能であり、保護シート102が損傷したときには、新しい保護カバー100と交換可能である。
【0062】
プラスチックからなる枠体101は、図24から理解できるように、L字状の2つの枠端部材103と、真っ直ぐに延びる2本の中央枠部材104とで構成されており、これらの端同士を接着することにより細長い開口を備えた枠体101が作られている。
【0063】
枠端部材103は、多光軸光電センサ1の端部ケース4と実質的に同じ長さ寸法を有する金型成型品である。中央枠部材104は、多光軸光電センサ1のケース本体2と実質的に同じ長さ寸法を有する押し出し成型品である。中央枠部材104は、多光軸光電センサ1の長さ寸法(例えば8光軸タイプ、12光軸タイプ、16光軸タイプ・・・)に応じた長さ寸法を有し、長さ寸法の異なる中央枠部材104を用意することで、光軸数の異なる多光軸光電センサ1の各々に適応可能な枠体101を製造できるように設計されている。
【0064】
中央枠部材104は、互いに隣接して長手方向に平行に延びる2つの溝105、106を有し、また、これら溝105、106から遠ざかるように延びるアーム107を有する。アーム107の端縁には、保護カバー100を多光軸光電センサ1に対して脱着可能に係合させる手段としての爪108が形成されている。
【0065】
枠端部材103は、その全域に亘って延びる2つの溝110、111を有し、また、上記の中央枠部材104に隣接する部分に、アーム107の端を部分的に覆って延長する延長アーム113と、爪108と整列する延長爪114とを有する。
【0066】
中央枠部材104の2つの溝105、106のうち、外側に位置する第1の溝105は、枠端部材103の外側に位置する第1の溝110と連続し、枠体101の全周に亘って延びる外側連続溝を構成し、この連続溝の中に保護シート102の周縁部が収容された状態で接着剤により固定される。
【0067】
中央枠部材104の2つの溝105、106のうち、内側に位置する第2の溝106は、枠端部材103の内側に位置する第2の溝111と連続し、枠体101の全周に亘って延びる内側連続溝を構成する。この内側連続溝には、ユーザの選択により光透過性の追加シート116を脱着可能に受け入れることができる。
【0068】
追加シート116は、例えば偏光シートであってもよく、また、透明の保護シートであってもよい。中央枠部材104及び枠端部材103の第2の溝106、111で構成される内側連続溝の幅は、汎用の透明シートの厚みを考慮に入れて設定するのが好ましい。これにより、ユーザは、比較的安価な追加の光透過シート116を入手して、例えば、保護カバー100の主なる保護シート102の内側に追加シート116を配置することにより、2重の保護シートを備えた保護カバー100として使用することができる。
【0069】
このような2重の保護シートを備えた保護カバー100は、例えばスパッタ装置の脇で多光軸光電センサ1を使用する場合に、多光軸光電センサ1が2重のカバーによって保護されることから、ユーザに安心感を与えることができる。
【0070】
保護カバー100を多光軸光電センサ1に装着するのに、多光軸光電センサ1の中央部に位置するケース本体2に両側壁の開口端近傍に形成された2本の溝120(図26)が利用される。なお、この2本の溝120の両端は、前述した端部ケース4をケース本体2にネジ止めするネジ受け孔52を構成するものである。
【0071】
具体的には、保護カバー100を多光軸光電センサ1に装着すると、中央枠部材104の2本のアーム107がケース本体2の両側壁を挟持し、爪108がケース本体2の溝120の角部と係合する。同様に、枠端部材103の延長アーム113が端部ケース4の両側壁を挟持し、また、延長爪114は、ケース本体2の溝120に連続した端部ケース4の窪みと係合するようになっている。この枠端部材103と端部ケース4との係合によって、保護カバー100が多光軸光電センサ1の長手方向に変位するのが防止され、保護カバー100の実質的な位置決めが行われる。
【0072】
以上のように、保護カバー100は、多光軸光電センサ1の端部の幅と同じであり、また、多光軸光電センサ1の端面と実質的に面一となる輪郭を有する(図28)。具体的には、多光軸光電センサ1の端部に位置する光軸を収容した端部ケース4の端面及び両側壁と同じ輪郭を有することから(図29)、保護カバー100を装着した状態であっても、保護カバー100の無い状態と全く同じ光軸間距離を確保することができる。このことは、多光軸光電センサ1を複数用意して、これを直線状又はL字状に連結しても、多光軸光電センサ1、1間の光軸間距離を保護カバー100の有無に関わらず保つことができる。
【0073】
また、保護カバー100は、外側に接着した主なる保護シート102の他に、これに隣接して追加シート116を脱着可能に装着することができ、この追加シート116として偏光シートの他にも透明の保護シートを選択すれば2重の保護シートを備えた保護カバー100として使用することができる。特に、追加シート116を収容する内側溝106の幅を汎用シートの厚みに設定することにより、2重の保護のために、比較的安価な追加シートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の多光軸光電センサの斜視図である。
【図2】実施例の多光軸光電センサのケース本体の正面図である。
【図3】実施例の多光軸光電センサの端部を図示するものであり、外部コネクタを接続した状態を説明するための部分図である。
【図4】実施例の多光軸光電センサをケーブルを用いて連結して広範囲のライトカーテンを作る例を示す図である。
【図5】実施例の多光軸光電センサに内蔵される光学系ユニットの断面図である。
【図6】実施例の多光軸光電センサの端部ケースの斜視図である。
【図7】実施例の多光軸光電センサの端部ケースに組み込まれる横断部材及びケース本体との間に介装されるシール部材とを分解して示す端部ケース及びこれに関連した部材の分解斜視図である。
【図8】横断部材の斜視図である。
【図9】多光軸光電センサのフロントカバーが、第1フロントカバーと、その両端に配置される第2フロントカバーとから構成されることを説明するための図である。
【図10】実施例の多光軸光電センサに含まれる投光器に内蔵される光学系ユニットと回路基板の分解図である。
【図11】実施例の多光軸光電センサに含まれる受光器に内蔵される光学系ユニットと回路基板の分解図である。
【図12】光学系ユニットにシールド部材を装着した状態の斜視図である。
【図13】実施例で採用したシールド部材の一部を示す部分斜視図である。
【図14】シールド部材で囲んだ光学系ユニットの端部に、成型品である絶縁体を装着した状態の斜視図である。
【図15】絶縁体の斜視図である。
【図16】図15に関連して、他の方向から見た絶縁体の斜視図である。
【図17】シールド部材で囲んだ光学系ユニットの端部に絶縁体を挿入した後に端部ケースを挿入することを説明するための図である。
【図18】図17に関連して、光学系ユニットの端部に端部ケースを挿入した後の状態を示す図である。
【図19】図18のX19−X19線に沿った断面図である。
【図20】ケース本体に光学系ユニット挿入した状態を示す図である。
【図21】実施例の多光軸光電センサの端部を断面した図である。
【図22】図21の矢印X22で示す部分を拡大して示す断面図である。
【図23】実施例の多光軸光電センサに好都合に適用可能な保護カバーを示す図である。
【図24】保護カバーの分解斜視図である。
【図25】保護カバーの端部の断面図である。
【図26】保護カバーの長手方向中央部分を断面して、保護カバーを多光軸光電センサに装着する前段階を説明するための図である。
【図27】図26に関連した図であって、保護カバーを多光軸光電センサに装着した後の断面図である。
【図28】保護カバーを装着した多光軸光電センサの側面図である。
【図29】図28のX29−X29線に沿って切断した断面図である。
【符号の説明】
1 多光軸光電センサ
2 ケース本体
4 端部ケース
9 外部コネクタを受け入れる凹所
10 外部コネクタを挿入する差込口
40 光学系ユニット
41 素子ホルダ部
49 回路基板
81 内部コネクタ
90 磁気シールド
95 絶縁体
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a multi-optical axis photoelectric sensor.
[0002]
[Prior art]
The multi-optical axis photoelectric sensor includes a light emitter and a light receiver that are arranged to face each other, and forms a light curtain between the light emitter and the light receiver. For example, when a part of the human body blocks the light curtain, the multi-optical axis photoelectric sensor issues a light blocking signal, thereby taking safety measures such as stopping the operation of the mechanical system located in the space partitioned by the light curtain.
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2003-16891 A
[0004]
Patent Document 1 discloses that a case of a multi-optical axis photoelectric sensor is constituted by a case main body and an end case made of a plastic material connected to both ends thereof, and that an optical axis is provided also in this end case. is suggesting. Further, Patent Document 1 proposes that a concave portion having a shape in which a part of an end case is cut out is formed, and an external connector is positioned in the concave portion.
[0005]
Meanwhile, there is a technical demand for a multi-optical axis photoelectric sensor to shorten the distance between optical axes (optical axis pitch) and increase the optical axis density of a light curtain in order to improve safety. Also, a light curtain is often made by connecting a plurality of multi-optical axis photoelectric sensors with a cable, but the optical axis pitch between adjacent multi-optical axis photoelectric sensors, that is, the outermost of one of the multi-optical axis photoelectric sensors. Maintaining a small pitch between the optical axis located at the end and the optical axis located at the outermost end of the other multi-optical axis photoelectric sensor is an important technical requirement for maintaining the optical axis density of the light curtain. It has become.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In order to meet such demands, it is necessary to reduce the distance between the outermost optical axis of the multi-optical axis photoelectric sensor and the end of the sensor case. easy.
[0007]
In particular, providing the optical axis in the end case of the multi-optical axis photoelectric sensor and incorporating the circuit board makes the internal space of the end case cramped, and a part of the end case. When the configuration in which the external connector is positioned in the concave portion having the shape of notch is adopted, the internal space of the end case tends to have more and more margins.
[0008]
For example, if the end case is made of a conductive material such as a metal, the above-described decrease in the withstand voltage is likely to occur. If the end case and the case body are screwed, the internal thread is formed by the screw portion. Since the space is further reduced, the withstand voltage is more easily reduced.
[0009]
From such a problem, it has been necessary to take measures such as slimming down the case of the multi-optical axis photoelectric sensor and positioning the outermost optical axis at some distance from the end of the case.
[0010]
An object of the present invention is to provide a multi-optical axis photoelectric sensor in which an optical axis can be arranged adjacent to an end of a case.
[0011]
Another object of the present invention is to provide a multi-optical axis photoelectric sensor capable of making a case slim.
[0012]
A further object of the present invention is to provide a multi-optical axis photoelectric sensor capable of preventing a malfunction by preventing an unnecessary current from flowing beforehand.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, such a technical problem
An optical system unit including an element holder portion that supports each of the plurality of optical elements and a circuit board, and arranging the optical elements in a line at an interval from one end to the other end;
A case body surrounding a central portion of the optical system unit;
An end case connected to an end of the case main body and surrounding an end of the optical system unit,
This is achieved by providing a multi-optical axis photoelectric sensor, wherein an insulator is interposed between the end case and the optical system unit. That is, the present invention is characterized in that an insulator is interposed at least in a portion where the withstand voltage is likely to be reduced, particularly in the end case where there is no room in the internal space.
[0014]
Further features of the invention and its technical advantages will become apparent from the following detailed description of the preferred embodiments of the invention.
【Example】
FIG. 1 is a perspective view of a multi-optical axis photoelectric sensor according to an embodiment. In the multi-optical axis photoelectric sensor 1, a light projector and a light receiver have substantially the same shape. Therefore, the description of the multi-optical axis photoelectric sensor 1 is a description of both the light projector and the light receiver. Particularly, when a technical matter related to the light projector or the light receiver is described, the technical matter is described by describing the fact. Alternatively, a light receiver will be described.
[0015]
The multi-optical axis photoelectric sensor 1 has a case main body 2 made of a conductive material. Specifically, the case main body 2 is formed of an elongated extruded product made of aluminum. The case body 2 has a substantially U-shaped cross section with both ends and a front face opened (FIG. 2), and has a smaller occupied cross-sectional area than conventional ones and is slim. The open front surface of the case main body 2 constitutes a window 3 (FIG. 2) for projecting or receiving light extending continuously in the longitudinal direction.
[0016]
At both ends of the case body 2, there are end cases 4 made of a conductive material, respectively. Specifically, the end case 4 is formed of a molded product made of a Zn alloy, and the outer contour of the multi-optical axis photoelectric sensor 1 is formed by the pair of end cases 4 and the case main body 2. A window for projecting or receiving light is formed on the front surface of the end case 4. That is, in the multi-optical axis photoelectric sensor 1, the optical element is accommodated not only in the case main body 2 but also in the end case 4, whereby the optical axis of the multi-optical axis photoelectric sensor 1 is set to the closed end of the one end case 4. To the closed end of the other end case 4 are arranged in a line at equal intervals (20 mm pitch or 14 mm pitch).
[0017]
The front cover adhered to the front surface of the multi-optical axis photoelectric sensor 1 via an adhesive includes a first front cover 5 covering the front surface of the case body 2 and a second front cover 6 covering the front surface of the end case 4. It is configured. A metal cross member 7 is attached to the boundary between the first front cover 5 and the second front cover 6, and the cross members 7 press the edges of the first and second front covers 5, 6. As a result, the first and second front covers 5 and 6 are pressed against the case body 2 and the end case 4.
[0018]
As described above, the case of the multi-optical axis photoelectric sensor 1 is divided into three parts 2, 4, and 4, and accordingly, the front cover is divided into three parts 5, 6, and 6. As compared with the case where one front cover is used, the total length of the front cover can be shortened, so that the influence of the thermal expansion difference between the sensor case (particularly, the case body 2) and the front cover can be reduced. it can.
[0019]
The end case 4 has an outer shape in which a part on the front side is cut out without interfering with the optical axis, and the partial cutout forms a recess for disposing the external connector 8 (FIG. 3). A place 9 (FIG. 1) is formed. When the external connector 8 is attached, the external connector 8 fills the recess 9 of the end case 4 and becomes integral with the end case 4 to form a common cross-sectional shape with the case main body 2.
[0020]
The end case 4 has a receptacle 10 capable of receiving an external connector 8 (FIG. 1). The insertion port 10 is open toward the front side, and an internal connector 81 (FIGS. 10 and 11) is arranged facing the insertion port 10. The external connector 8 is moved from the front side to the rear side along the optical axis (in the direction of the arrow in FIG. 3) and inserted into the insertion port 10 so that the external connector 8 is connected to the internal connector 81. The cable 12 extending from the external connector 8 can extend laterally from an end of the multi-optical axis photoelectric sensor 1. That is, the cable 12 extends to the rear side of the multi-optical axis photoelectric sensor 1 through the notch 4a crossing the end case 4 (FIG. 3).
[0021]
The cable 12 not only supplies power to the multi-optical axis photoelectric sensor 1 but also connects a pair of light emitters and receivers 20 and 30 in series or parallel using the cable 12 as shown in FIG. Although the light curtain can be made, the multi-optical axis photoelectric sensor 1 (the light projecting device 20 and the light receiving device 30) is connected to each other by the flexible cable 12, so that the adjacent multi-optical axis photoelectric sensor 1 is used. The bending angle between the two is arbitrary. In addition, since the flexible cable 12 extends from the notch 4a to the back side, in other words, the flexible cable 12 extends outward from the end of the multi-optical axis photoelectric sensor 1 in the longitudinal direction. Therefore, the flexible cable 12 does not interfere when the multi-optical axis photoelectric sensors 1 are arranged in an L-shape in a state where the ends of the adjacent multi-optical axis photoelectric sensors 1 are close to each other.
[0022]
The number of optical elements (light projecting elements or light receiving elements) incorporated in the illustrated multi-optical axis photoelectric sensor 1 and the separation distance (pitch) can be set arbitrarily. In the illustrated example, the pitch is 20 mm or 14 mm. In addition, by preparing the case main bodies 2 having different length dimensions, for example, up to 64 optical axis types having up to 64 optical elements, for example, 8 optical axes can be used in units of an arbitrary number of optical elements. , 12 optical axes, 16 optical axes, 20 optical axes,...
[0023]
FIG. 5 shows an optical system unit 40 built in the multi-optical axis photoelectric sensor 1. The optical system unit 40 has a plurality of element holders 41 arranged at equal intervals, and the element holder 41 has a cylindrical passage 42 formed therein. An optical element 43, that is, a light projecting element or a light receiving element is detachably fitted to the base end of the element holder portion 41, and the optical element 43 faces the cylindrical passage 42 through the first small circular opening 44. .
[0024]
At the front end of the element holder portion 41, a plastic lens plate 46 integrally formed with two adjacent light projecting or light receiving lenses 45 is arranged. For example, in the case of a light projector, light emitted from the light projecting element 43 is The light beam passes through the internal passage 42 having a circular cross section of the element holder portion 41 and then passes through the lens 45 to become a light beam which is a bundle of substantially parallel light beams. Conversely, in the case of a light receiver, the light beam is converged by the lens 45 and enters the light receiving element 43 through the first small circular opening 44.
[0025]
The optical system unit 40 is mainly made of a plastic molded product, and a single light shielding wall 47 is provided in the cylindrical internal passage 42. The light shielding wall 47 is integrally formed with the main body of the optical system unit 40. ing. A second relatively large circular opening 48 is formed in the center of the light shielding wall 47.
[0026]
The inner wall of the cylindrical internal passage 42 of the element holder 41 is preferably coated with a paint that can reduce the ability of the inner wall to reflect light, for example, a black paint. Needless to say, the pigment may be included in the plastic material of the main body of the optical system unit 40 so that the main body of the optical system unit 40 itself is darkened, such as black.
[0027]
The light shielding wall 47 is formed in the longitudinal direction, that is, in the middle part in the optical axis direction with respect to the cylindrical internal passage 42, so that one light shielding wall 47 can prevent malfunction due to stray light at a level that does not hinder practical use. It can be effectively prevented. The effect of this one light shielding wall 47 is as follows: (1) Since the amount of light regularly reflected a plurality of times by the wall of the internal passage 42 of the element holder portion 41 is attenuated, even if this light goes out, it is not affected. (2) It is assumed that the light diffusely reflected on the wall of the internal passage 42 of the element holder portion 41 has an attenuated amount of light, so that it is not affected even if it goes outside. In other words, the function of the light-shielding wall 47 of the internal passage 42 is, for example, in the case of a light projector, to prevent the light once specularly reflected by the wall 9 of the internal passage 42 from reaching the light projecting lens 45.
[0028]
Although the internal passage 42 of the optical system unit 40 of the embodiment has a cylindrical shape, if the internal passage 42 is tapered toward the lens 45 and has a circular cross-sectional shape, the light-shielding wall 47 is extended to the passage length of the internal passage 42. May be installed at a position closer to the lens 45 side than a half of the position. Conversely, if the internal passage 42 has a circular cross-sectional shape diverging toward the lens 45, a portion where the light shielding wall 47 is closer to the optical element 43 side than a half of the passage length of the internal passage 42. It should be installed in.
[0029]
The optical system unit 40 can be connected to an extension unit (not shown) at its end in accordance with the number of optical axes of the multi-optical axis photoelectric sensor 1. They have substantially the same structure.
[0030]
The optical system unit 40 includes, for example, a circuit board 49 disposed on the back side thereof and extending in the longitudinal direction along the unit 40. The circuit board 49 includes a power supply circuit, a control circuit, and a light emitting circuit (light receiving circuit). , A communication circuit and the like are incorporated. The relationship between the optical system unit 40 and the circuit board 49 will be described later.
[0031]
The optical system unit 40 including the circuit board 49 is inserted into the case main body 2 from one end opening of the case main body 2. As can be understood from FIG. 2, the case body 2 has a shape in which one side surface is open.
[0032]
The case body 2 is shorter than the entire length of the optical system unit 40 or the optical system unit 40 and the extension unit. More specifically, when the optical system unit 40 or the connected body of the optical system unit 40 and the extension unit is inserted, the case main body 2 includes two optical axes at both ends of the optical axes included in these units. The holder portion 41 is designed to protrude from the end of the case body 2 to the outside.
[0033]
Portions of the optical system unit 40 or the connected body of the optical system unit 40 and the extension unit that protrude outside from both ends of the case body 2 are surrounded by the end case 4 shown in FIGS. You.
[0034]
One end of the end case 4 is closed and the other end is open. The open end is connected to the case main body 2 by abutting the open end against the end of the case main body 2.
[0035]
The end case 4 has a flat front flange 50, and a slit 51 is formed in the front flange 50 on the open end side of the end case 4, and the slit 51 is a closed end of the end case 4. This slit 51 constitutes a window through which the light beam passes.
[0036]
The connection between the end case 4 and the case body 2 and the attachment of the front cover 5 will be described. The case body 2 has three screw receiving holes 52 opened at both ends of the case body 2 by three grooves extending in the longitudinal direction. (FIG. 2) is formed. Correspondingly, three holes 54 are formed in the end case 4 for inserting screws 53 (only the axis of the screws is shown in FIG. 6 to avoid complicating the drawing). The end case 4 and the case main body 2 are detachably screwed through a sealing gasket 56 in which a portion corresponding to the slit 51 is cut out, with the ends abutting each other.
[0037]
The cross member 7 described above is made of a metal plate material, and has a long flat main body 60 and a pair of left and right legs 61 hanging downward from both end edges of the main body 60. The projection 62 is formed by cutting and raising.
[0038]
The cross member 7 is disposed at the open end of the end case 4. To position the cross member 7, an opening 63 for receiving the leg 61 of the cross member 7 is provided in the end case 4. (FIG. 7) is formed, and the cross member 7 is snap-fitted into the opening 63.
[0039]
FIG. 8 shows the first front cover 5 and the second front cover 6. The first front cover 5 is slightly longer than the entire length of the case body 2, and the second front cover 6 is slightly shorter than the entire length of the end case 4. The first and second front covers 5, 6 are made of a light-transmitting plastic material.
[0040]
When attaching the first and second front covers 5 and 6, first, an adhesive sealant is continuously applied to the case body 2 and the end case 4. The sealant is applied continuously so as to cross. Next, the positioning is performed while pressing the first and second front covers 5 and 6. Thereby, the end of the first front cover 5 is located across the boundary between the case main body 2 and the end case 4, and then, when the cross member 7 is snap-fitted to the open end of the end case 4, The end of the first front cover 50 is pressed downward by the cross member 7, and both ends of the first front cover 50 are physically fixed by the cross member 7.
[0041]
FIG. 10 is a diagram related to the light projector 20, and FIG. 11 is a diagram related to the light receiver 30. Referring to FIG. 10 relating to light projector 20, light projector optical system unit 70 as optical system unit 40 described above includes a light projector circuit board 71 as circuit board 49 arranged along the back surface thereof. The floodlight circuit board 71 has a length extending substantially over the entire length of the floodlight optical system unit 70. Eight through holes or notches 74 through which two connection terminals 73 of the light emitting element 72 as the optical element 43 can pass are formed in a line at equal intervals on the light emitting circuit board 71. The light emitting element 72 has two connection terminals 73 protruding from the rear surface of the light emitting circuit board 71 through the through holes or notches 74, and the projecting ends of the connecting terminals 73 are connected to the light emitting circuit board 71. Soldered to the circuit.
[0042]
Referring to FIG. 11 relating to light receiver 30, optical system unit 75 for a light receiver as optical system unit 40 includes a light receiving control circuit board 76 as a circuit board 49 and a light receiving amplifier circuit board 77, and a light receiving control circuit board. Numeral 76 is located along the back of the optical system unit 76, and a light receiving amplifier circuit board 77 is arranged so as to be orthogonal to the light receiving control circuit board 76. That is, the light receiving control circuit board 76 and the light receiving amplifier circuit board 77 are arranged so as to be orthogonal to each other so as to form an L-shape. It has a length dimension that extends over substantially the entire length of the system unit 75.
[0043]
As can be understood from FIG. 11, the light receiving element 78 as the optical element 43 has a relatively flat rectangular parallelepiped outer shape, and two connection terminals 79 extend from the lower end surface thereof. The light receiving amplifier circuit board 77 is then formed with eight notches 80 along the side edge, through which the connection terminals 79 of the light receiving element 78 can penetrate, at equal intervals. The two connection terminals 79 penetrate the notch 80 and protrude from the lower surface of the light-receiving amplifier circuit board 77. The protruding ends of the connection terminals 79 are bent and soldered to the circuit of the light-receiving amplifier circuit board 77.
[0044]
10 and 11, reference numeral 81 denotes an internal connector that engages with the external connector 8 (FIG. 3). The internal connector 81 is attached to both ends of the light-transmitting circuit board 71 and the light-receiving control circuit board 76. As described above, the internal connector 81 is located facing the insertion port 10 of the end case 4 (FIG. 1).
[0045]
12 to 20 exemplarily show the optical system unit 70 for a light projector, but a light projector can be similarly applied to the optical system unit 75 for a light receiver.
[0046]
The optical unit 70 for a projector has a shield member 90. As shown in FIG. 13, the shield member 90 has a flat plate-shaped portion 91 extending along the unit 70 and in the longitudinal direction thereof, and a plurality of rectangular box-shaped portions 92. The periphery of the element holder 41 is surrounded. The material of the shield member 90 may be a magnetic shield material or an electromagnetic shield material as long as it is conductive. Reference numeral 94 shown in FIG. 12 indicates a hole for an indicator light having a built-in LED, and a plurality of the indicator light holes are arranged in a line at a central portion of the unit 70 in the longitudinal direction.
[0047]
An insulator 95, which is a molded product, is inserted into the end of the optical system unit for a projector 70 (FIG. 14), and then the end case 4 is inserted (FIGS. 17 and 18). As shown in FIGS. 15 and 16, the insulator 95 has a shape in which one end surface 96 is closed, and also has a shape in which the front surface 97 is opened to avoid interference with the optical axis. And a portion 99 extending along the wall of the recess 9 of the end case 4 (see also FIG. 19).
[0048]
When the insulator 95 is inserted into the end of the optical system unit for a projector 70, the closed end face 96 of the insulator 95 is interposed between the end of the unit 70 and the end face of the end case 4, and the circuit board 49 (71) is supported by the end case 4 via an insulator 95. That is, the insulator 95 is formed so as to support the circuit board 49 (71) and contact the inner surface of the end case 4.
[0049]
Therefore, the end of the circuit board 49 (71) is supported by the end case 4 via the insulator 95. As described above, the end of the circuit board 49 (71) is connected to the connector for connector connection. Since the internal connector 81 (FIGS. 10 and 11) to which an external force is applied is disposed, the direct support structure of the internal connector 81 can be secured by the insulator 95.
[0050]
According to the preferred embodiment of the present invention described above, the configuration is adopted in which the case main body 2 and the end case 4 are fastened using the screws 53 suitable for securing the fastening rigidity. Although the internal space of the metal end case 4 tends to be narrow, not only the end of the optical system unit 40 is surrounded by the insulator 95, but also the withstand voltage can be ensured. As can be best understood from FIG. 22, since the insulator 95 is interposed between the shield member 90 (92) surrounding the element holder 41 of the outermost optical axis and the end of the end case 4, The shield member 90 (92) surrounding the element holder 41 of the outermost optical axis and the end of the end case 4 can be extremely adjacent to each other, so that the outermost optical axis is multi-optical axis. It can be arranged near the end of the photoelectric sensor 1.
[0051]
The optical element 43 is arranged adjacent to the end of the end case 4, but an insulator 95 is interposed between the outermost optical element 43 and the end face of the end case 4. Therefore, even if the outermost optical element 43 and the end surface of the end case 4 are closer to each other than the pitch (20 mm or 14 mm) between the optical elements, the dielectric strength can be ensured by the insulator 95. The optical axis can be arranged adjacent to the end of the end case 4, so that the distance between the adjacent multi-optical axis photoelectric sensors 1 and 1 can be reduced to increase the optical axis density in the state where the light curtain is increased. Can be made.
[0052]
In particular, in the multi-optical axis photoelectric sensor 1 of the embodiment, since a recess 9 for receiving the external connector 8 is formed by cutting out a part of the end case 4, the end case 4 Since the internal space is small, it is preferable to surround the end of the optical system unit 40 with the insulator 95 to increase the withstand voltage in order to prevent malfunction of the multi-optical axis photoelectric sensor 1 which is a safety device. In addition, it is preferable to surround the portion where the optical element 43 is disposed with the magnetic shield member 90 in order to prevent the malfunction of the multi-optical axis photoelectric sensor 1.
[0053]
In addition, adopting the insulator 95 as a molded product can improve the assemblability of the operation of inserting the end of the optical system unit 40 and the operation of inserting the end case 4.
[0054]
Although the preferred embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to this, but includes the following modifications.
[0055]
The fastening method between the case main body 2 and the end case 4 is not limited to the screw 53, and a conventionally known fastening method may be adopted.
[0056]
When the optical element 43 (72, 78) is surrounded by the shield member 90, the shield member 90 and the walls of the case main body 2 and the end case 4 are closer to each other. It is preferable to provide an insulator in a portion surrounding 43. Here, the insulator may be any of a film, a tape, and an insulating resin molded product.
[0057]
The withstand voltage of the optical system unit 40 may be locally increased. In this case, it is preferable to use an insulating tape or an insulating film. Alternatively, it may be attached to the inner wall surface of the case body 2 or the end case 4, or an electrically insulating paint may be applied to the optical unit 40 and / or the inner wall surface of the case body 2 or the end case 4. May be applied.
[0058]
Further, the space between the optical system unit 40 and the case body 2 or the end case 4 may be filled with an electrically insulating filler such as epoxy resin.
[0059]
The drawings after FIG. 23 relate to a protective cover 100 which is convenient to apply to the multi-optical axis photoelectric sensor 1 having the above-described structure. Conventionally known protection covers include a type that surrounds the entire sensor and a type that is detachably attached to the front surface of the sensor. Therefore, when the plurality of multi-optical axis photoelectric sensors are installed in a straight line or an L-shape by bringing the ends of the plurality of multi-optical axis photoelectric sensors close to each other, the separation distance between adjacent multi-optical axis photoelectric sensors is increased. It was something to do.
[0060]
As described above, the multi-optical axis photoelectric sensor 1 of the present embodiment has the outermost optical element 43 and the end face of the multi-optical axis photoelectric sensor 1 by disposing the optical element 43 also in the end case 4. It is proposed to reduce the distance between the optical axes of the multi-optical axis photoelectric sensor 1 by reducing the distance between the optical axes. When a conventional protective cover is applied to such a multi-optical axis photoelectric sensor 1, the distance between the optical axes increases due to an increase in the outer dimensions of the multi-optical axis photoelectric sensor due to the presence of the protective cover. The advantage of the multi-optical axis photoelectric sensor 1 having a small distance disappears. The protective cover 100 illustrated in the drawings after FIG. 23 aims to solve the above-described problem.
[0061]
The protective cover 100 includes a frame 101 having an outer contour substantially the same as the front contour of the multi-optical axis photoelectric sensor 1, and a transparent protective sheet 102 adhered to the frame 101. The protective sheet 102 is detachable from the photoelectric sensor 1 and can be replaced with a new protective cover 100 when the protective sheet 102 is damaged.
[0062]
As can be understood from FIG. 24, the frame 101 made of plastic is constituted by two L-shaped frame end members 103 and two central frame members 104 extending straight, and these ends are connected to each other. A frame 101 having an elongated opening is formed by bonding.
[0063]
The frame end member 103 is a mold molded product having substantially the same length dimension as the end case 4 of the multi-optical axis photoelectric sensor 1. The center frame member 104 is an extruded product having substantially the same length dimension as the case main body 2 of the multi-optical axis photoelectric sensor 1. The center frame member 104 has a length dimension corresponding to the length dimension of the multi-optical axis photoelectric sensor 1 (for example, 8 optical axis type, 12 optical axis type, 16 optical axis type...). By preparing different central frame members 104, it is designed so that the frame body 101 applicable to each of the multi-optical axis photoelectric sensors 1 having different numbers of optical axes can be manufactured.
[0064]
The central frame member 104 has two grooves 105, 106 extending adjacent to each other and extending in a longitudinal direction, and has an arm 107 extending away from the grooves 105, 106. On the edge of the arm 107, a claw 108 is formed as a means for detachably engaging the protective cover 100 with the multi-optical axis photoelectric sensor 1.
[0065]
The frame end member 103 has two grooves 110 and 111 extending over the entire area thereof, and has an extension arm extending at a portion adjacent to the central frame member 104 so as to partially cover the end of the arm 107. 113 and an extension claw 114 aligned with the claw 108.
[0066]
Of the two grooves 105 and 106 of the central frame member 104, the first groove 105 located outside is continuous with the first groove 110 located outside the frame end member 103, and extends around the entire periphery of the frame body 101. An outer continuous groove extending over the entire surface is formed, and the peripheral edge of the protective sheet 102 is fixed in the continuous groove by an adhesive.
[0067]
Of the two grooves 105, 106 of the central frame member 104, the second groove 106 located inside is continuous with the second groove 111 located inside the frame end member 103, and extends all around the frame 101. An inner continuous groove extending therethrough is formed. The inner continuous groove can removably receive a light-transmissive additional sheet 116 at the user's option.
[0068]
The additional sheet 116 may be, for example, a polarizing sheet or a transparent protective sheet. The width of the inner continuous groove formed by the second grooves 106 and 111 of the center frame member 104 and the frame end member 103 is preferably set in consideration of the thickness of a general-purpose transparent sheet. Thus, the user obtains the relatively inexpensive additional light transmission sheet 116 and, for example, arranges the additional sheet 116 inside the main protection sheet 102 of the protection cover 100, thereby forming a double protection sheet. It can be used as a protective cover 100 provided.
[0069]
When the multi-optical axis photoelectric sensor 1 is used, for example, by the side of a sputtering apparatus, the multi-optical axis photoelectric sensor 1 is protected by the double cover. Therefore, a sense of security can be given to the user.
[0070]
When the protective cover 100 is mounted on the multi-optical axis photoelectric sensor 1, two grooves 120 (FIG. 26) formed in the case body 2 located at the center of the multi-optical axis photoelectric sensor 1 near the open ends of both side walls. ) Is used. Both ends of the two grooves 120 constitute screw receiving holes 52 for screwing the end case 4 to the case main body 2 described above.
[0071]
Specifically, when the protective cover 100 is mounted on the multi-optical axis photoelectric sensor 1, the two arms 107 of the central frame member 104 sandwich both side walls of the case main body 2, and the claws 108 engage with the grooves 120 of the case main body 2. Engage with corners. Similarly, the extension arm 113 of the frame end member 103 sandwiches both side walls of the end case 4, and the extension claw 114 engages with the recess of the end case 4 continuous with the groove 120 of the case main body 2. It has become. The engagement between the frame end member 103 and the end case 4 prevents the protective cover 100 from being displaced in the longitudinal direction of the multi-optical axis photoelectric sensor 1, and the protective cover 100 is substantially positioned.
[0072]
As described above, the protective cover 100 has the same width as the end of the multi-optical axis photoelectric sensor 1 and has a contour substantially flush with the end face of the multi-optical axis photoelectric sensor 1 (FIG. 28). ). Specifically, since the end surface of the end case 4 accommodating the optical axis located at the end of the multi-optical axis photoelectric sensor 1 has the same contour as the end face and both side walls (FIG. 29), the state in which the protective cover 100 is mounted is shown. However, the same inter-optical axis distance as in the state without the protective cover 100 can be ensured. This means that even if a plurality of multi-optical axis photoelectric sensors 1 are prepared and connected in a linear or L-shape, the distance between the optical axes between the multi-optical axis photoelectric sensors 1 and 1 is determined by the presence or absence of the protective cover 100. Can be kept regardless.
[0073]
In addition to the main protective sheet 102 adhered to the outside, the protective cover 100 can detachably attach an additional sheet 116 adjacent to the main protective sheet 102. If the protection sheet of the above is selected, it can be used as the protection cover 100 provided with a double protection sheet. In particular, by setting the width of the inner groove 106 for accommodating the additional sheet 116 to the thickness of the general-purpose sheet, a relatively inexpensive additional sheet can be provided for double protection.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a multi-optical axis photoelectric sensor according to an embodiment.
FIG. 2 is a front view of a case main body of the multi-optical axis photoelectric sensor according to the embodiment.
FIG. 3 is a partial diagram illustrating an end portion of the multi-optical axis photoelectric sensor according to the embodiment and illustrating a state where an external connector is connected.
FIG. 4 is a diagram illustrating an example in which the multi-optical axis photoelectric sensors according to the embodiment are connected to each other using a cable to form a light curtain in a wide range.
FIG. 5 is a sectional view of an optical system unit incorporated in the multi-optical axis photoelectric sensor according to the embodiment.
FIG. 6 is a perspective view of an end case of the multi-optical axis photoelectric sensor of the embodiment.
FIG. 7 is an exploded view of an end case and a member related to the cross member incorporated in the end case of the multi-optical axis photoelectric sensor of the embodiment and a seal member interposed between the end body and the case main body. It is an exploded perspective view.
FIG. 8 is a perspective view of a cross member.
FIG. 9 is a diagram for explaining that the front cover of the multi-optical axis photoelectric sensor includes a first front cover and second front covers disposed at both ends thereof.
FIG. 10 is an exploded view of an optical system unit and a circuit board incorporated in a light projector included in the multi-optical axis photoelectric sensor of the embodiment.
FIG. 11 is an exploded view of an optical system unit and a circuit board incorporated in a light receiver included in the multi-optical axis photoelectric sensor of the embodiment.
FIG. 12 is a perspective view showing a state where a shield member is mounted on the optical system unit.
FIG. 13 is a partial perspective view showing a part of a shield member employed in the embodiment.
FIG. 14 is a perspective view showing a state where an insulator, which is a molded product, is attached to an end of the optical system unit surrounded by a shield member.
FIG. 15 is a perspective view of an insulator.
FIG. 16 is a perspective view of the insulator viewed from another direction with reference to FIG. 15;
FIG. 17 is a view for explaining that an end case is inserted after an insulator is inserted into an end of an optical system unit surrounded by a shield member.
FIG. 18 is a view showing a state after the end case is inserted into the end of the optical system unit in relation to FIG. 17;
FIG. 19 is a sectional view taken along line X19-X19 in FIG. 18;
FIG. 20 is a diagram showing a state where an optical system unit is inserted into a case main body.
FIG. 21 is a cross-sectional view of an end of the multi-optical axis photoelectric sensor of the example.
22 is an enlarged cross-sectional view showing a part indicated by an arrow X22 in FIG.
FIG. 23 is a diagram showing a protective cover that can be conveniently applied to the multi-optical axis photoelectric sensor of the embodiment.
FIG. 24 is an exploded perspective view of a protective cover.
FIG. 25 is a sectional view of an end of the protective cover.
FIG. 26 is a view for explaining a pre-stage in which the protective cover is mounted on the multi-optical axis photoelectric sensor by cross-sectioning the central portion in the longitudinal direction of the protective cover.
FIG. 27 is a view related to FIG. 26 and is a cross-sectional view after a protective cover is attached to the multi-optical axis photoelectric sensor.
FIG. 28 is a side view of a multi-optical axis photoelectric sensor with a protective cover attached.
29 is a sectional view taken along line X29-X29 of FIG. 28.
[Explanation of symbols]
1 multi-optical axis photoelectric sensor
2 Case body
4 End case
9 Recess for receiving external connector
10 Insertion port to insert external connector
40 Optical system unit
41 Element holder
49 circuit board
81 Internal Connector
90 magnetic shield
95 insulator

Claims (7)

複数の光学素子の各々を支持する素子ホルダ部と回路基板とを含み、一端から他端にわたって前記光学素子を互いに間隔を隔てて一列に配置した光学系ユニットと、
該光学系ユニットの中央部分を包囲するケース本体と、
該ケース本体の端に連結されて前記光学系ユニットの端部を包囲する端部ケースとを有し、
前記端部ケースと前記光学系ユニットとの間に絶縁体が介装されていることを特徴とする多光軸光電センサ。
An optical system unit including an element holder portion that supports each of the plurality of optical elements and a circuit board, and arranging the optical elements in a line at an interval from one end to the other end;
A case body surrounding a central portion of the optical system unit;
An end case connected to an end of the case main body and surrounding an end of the optical system unit,
A multi-optical axis photoelectric sensor, wherein an insulator is interposed between the end case and the optical system unit.
前記端部ケースから側方にケーブルが延出している、請求項1に記載の多光軸光電センサ。The multi-optical axis photoelectric sensor according to claim 1, wherein a cable extends laterally from the end case. 前記光学系ユニットの素子ホルダ部がシールド部材で包囲されている、請求項1又は2に記載の多光軸光電センサ。The multi-optical axis photoelectric sensor according to claim 1, wherein the element holder of the optical system unit is surrounded by a shield member. 前記絶縁体が、前記光学系ユニットの端部と前記端部ケースとの間に局部的に設けられている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の多光軸光電センサ。The multi-optical axis photoelectric sensor according to any one of claims 1 to 3, wherein the insulator is locally provided between an end of the optical system unit and the end case. 前記絶縁体が、前記光学系ユニットの端と前記端部ケースの端との間に設けられている、請求項4に記載の多光軸光電センサ。The multi-optical axis photoelectric sensor according to claim 4, wherein the insulator is provided between an end of the optical system unit and an end of the end case. 前記絶縁体が成型品からなる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の多光軸光電センサ。The multi-optical axis photoelectric sensor according to claim 1, wherein the insulator is formed of a molded product. 前記光学系ユニットに含まれる回路基板が前記絶縁体を介して前記端部ケースに支持されている、請求項6に記載の多光軸光電センサ。The multi-optical axis photoelectric sensor according to claim 6, wherein a circuit board included in the optical system unit is supported by the end case via the insulator.
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