JP2004286894A - 音声処理装置、放送受信装置、再生装置、音声処理システム、音声処理方法、放送受信方法、再生方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の音声処理装置は、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場出力を予め設定することはできなかった。
【解決手段】この発明の音声処理装置は、出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定される手段と、所定のコンテンツに係るデータを受信する手段と、前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータが含まれるデータを受信する手段と、前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータが含まれるデータから所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを取得する手段と、前記取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように構成している。
【選択図】 図1
【解決手段】この発明の音声処理装置は、出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定される手段と、所定のコンテンツに係るデータを受信する手段と、前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータが含まれるデータを受信する手段と、前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータが含まれるデータから所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを取得する手段と、前記取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように構成している。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は音声処理装置に係り、特に所定のコンテンツに係る音声をそのコンテンツに割り当てられたジャンルに応じた音場で出力するように処理する音声処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の所定のコンテンツに係る音声をそのコンテンツに割り当てられたジャンルに応じた音場で出力するように処理する音声処理装置は、EPGによって送信されたジャンルデータを用いてジャンルに応じた音場で音声を自動的に出力するようにしている。(例えば特許文献1)。
【0003】
また、従来の所定のコンテンツに係る音声をそのコンテンツに割り当てられたジャンルに応じた音場で出力するように処理する音声処理装置は、ジャンルに応じた音場を出力するようにしている。(例えば特許文献2)。
【0004】
また、従来の所定のコンテンツに係る音声をそのコンテンツに割り当てられたジャンルに応じた音場で出力するように処理する音声処理装置は、放送を受信中に音場の調整をするようにしている。(例えば特許文献3)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−159099号公報(第3−5頁、図1、図2)
【特許文献2】
特開2002−314447号公報(第3−4頁、図1、図2)
【特許文献3】
特開2001−257964号公報(第3−4頁、図1、図2)
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1の技術はジャンルに応じた音場は音声出力装置に固定して設定されており、ユーザの好みによって異なる、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場を出力することはできなかった。
【0006】
上記特許文献2および特許文献3の技術はユーザの好みに応じたジャンル毎の音場を予め設定することはできなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る音声処理装置は、出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定される音場設定手段と、所定のコンテンツに係るデータを受信するコンテンツデータ受信手段と、前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータが含まれるデータを受信するジャンルデータ受信手段と、前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータが含まれるデータから所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを取得するジャンルデータ取得手段と、前記ジャンルデータ取得手段で取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、前記音場設定手段で設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように音声処理が行われる音声処理手段とを備えるように構成している。
【0008】
またこの発明に係る放送受信装置は、コンテンツに係るデータおよびこのコンテンツに割り当てられたジャンルデータが送信される放送を受信する放送受信手段と、前記放送受信手段で受信された放送から前記コンテンツに係るデータを抽出するコンテンツデータ抽出手段と、前記放送受信手段で受信された放送から前記コンテンツに割り当てられたジャンルに係るデータを抽出するジャンルデータ抽出手段と、出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定される音場設定手段と、前記コンテンツデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータを受信するコンテンツデータ受信手段と、前記ジャンルデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを受信するジャンルデータ受信手段と、前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータを取得するジャンルデータ取得手段と、前記ジャンルデータ取得手段で取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、前記音場設定手段で設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように音声処理が行われる音声処理手段とを備えるように構成している。
【0009】
またこの発明に係る再生装置は、コンテンツに係るデータおよびこのコンテンツに割り当てられたジャンルデータが記憶される記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたデータから前記コンテンツに係るデータを抽出するコンテンツデータ抽出手段と、前記記憶手段に記憶されたデータから前記コンテンツに割り当てられたジャンルに係るデータを抽出するジャンルデータ抽出手段と、出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定される音場設定手段と、前記コンテンツデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータを受信するコンテンツデータ受信手段と、前記ジャンルデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを受信するジャンルデータ受信手段と、前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータを取得するジャンルデータ取得手段と、前記ジャンルデータ取得手段で取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、前記音場設定手段で設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように音声処理が行われる音声処理手段とを備えるように構成している。
【0010】
またこの発明に係る音声処理システムは、コンテンツに係るデータおよびこのコンテンツに割り当てられたジャンルデータを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段で受信されたデータから前記コンテンツに係るデータを抽出するコンテンツデータ抽出手段と、前記データ受信手段で受信されたデータから前記コンテンツに割り当てられたジャンルに係るデータを抽出するジャンルデータ抽出手段と、出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定される音場設定手段と、前記コンテンツデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータを受信するコンテンツデータ受信手段と、前記ジャンルデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを受信するジャンルデータ受信手段と、前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータを取得するジャンルデータ取得手段と、前記ジャンルデータ取得手段で取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、前記音場設定手段で設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように音声処理が行われる音声処理手段とを備えるように構成している。
【0011】
またこの発明に係る音声処理方法は、出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定されるステップと、所定のコンテンツに係るデータを受信するステップと、前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータが含まれるデータを受信するステップと、前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータが含まれるデータから所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを取得するステップと、前記ジャンルデータ取得手段で取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、前記音場設定手段で設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように音声処理が行われるステップとを備えるように構成している。
【0012】
またこの発明に係る放送受信方法は、コンテンツに係るデータおよびこのコンテンツに割り当てられたジャンルデータが送信される放送を受信するステップと、
前記放送受信手段で受信された放送から前記コンテンツに係るデータを抽出するステップと、前記放送受信手段で受信された放送から前記コンテンツに割り当てられたジャンルに係るデータを抽出するステップと、出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定されるステップと、前記コンテンツデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータを受信するステップと、前記ジャンルデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを受信するステップと、前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータを取得するステップと、前記ジャンルデータ取得手段で取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、前記音場設定手段で設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように音声処理が行われるステップとを備えるように構成している。
【0013】
またこの発明に係る再生方法は、コンテンツに係るデータおよびこのコンテンツに割り当てられたジャンルデータが記憶されるステップと、前記記憶手段に記憶されたデータから前記コンテンツに係るデータを抽出するステップと、前記記憶手段に記憶されたデータから前記コンテンツに割り当てられたジャンルに係るデータを抽出するステップと、出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定されるステップと、前記コンテンツデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータを受信するステップと、前記ジャンルデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを受信するステップと、前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータを取得するステップと、前記ジャンルデータ取得手段で取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、前記音場設定手段で設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように音声処理が行われるステップとを備えるように構成している。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明に係る実施の形態を説明する。
【0015】
図1は、この発明に係るデジタル放送受信装置および音声処理装置を示す図である。
【0016】
符号1はデジタル放送受信装置、符号2は音声処理装置(AVアンプ装置)である。
【0017】
まず、デジタル放送受信装置1について説明する。
【0018】
符号3はデジタル放送用アンテナ、符号4はチューナ、符号5は受信信号処理部、符号6は映像信号処理部、符号7は映像信号表示部であるモニタ、符号8は音声処理部、符号9は音声出力部である音声出力端子、符号10はジャンル解析処理部、符号11はデジタル放送受信装置を制御する制御部であるメインCPU(CPU)である。
【0019】
符号12はデジタル放送受信装置の制御を指示するプログラムが書き込まれたプログラム記憶部であるROM、符号13はデータを一次的に保持する一次的記憶部であるRAM、符号14は外部のリモートコントローラ(リモコン)から送信された制御信号を受信するリモコン制御信号受信部であるリモコン受光部、符号15はデジタル放送受信装置1本体に設けられた操作ボタン等の操作手段であるキーボードである。
【0020】
符号16はデジタル放送受信装置1の外部に設けられ、デジタル放送受信装置1へ制御信号を送信するリモコン、符号17は通信のための処理を行う通信処理部、符号18は通信が入出力される通信用端子である。
【0021】
CPU11はチューナ4、受信信号処理部5、映像信号処理部6、音声処理部8、ジャンル解析処理部10、 ROM12、RAM13、リモコン受光部14、キーボード15、通信処理部17に接続され、これらを制御する。
【0022】
デジタル放送用アンテナ3で受信されたデジタル放送信号はチューナ4へ送信される。
【0023】
チューナ4はCPU11に制御され、デジタル放送用アンテナ3から送信されたデジタル放送信号から所望の番組(サービス)を選局受信して信号の形態で出力する。
【0024】
受信信号処理部5はチューナ4で選局され出力された番組(サービス)の信号を受信し、QPSK復調やエラー訂正等の処理を施して、MPEG2トランスポートパケット形式のデータの形態で出力される。このMPEG2トランスポートパケット形式のデータには映像や音声、番組に係るジャンル等の情報がデータの形態で含まれている。
【0025】
受信信号処理部5から出力されたMPEG2トランスポートパケット形式のデータは映像信号処理部6へ入力され、映像信号処理が施されて映像信号が出力される。
【0026】
映像信号処理部6から出力された映像信号はモニタ7へ入力され、モニタ7の図示しない表示部に映像が表示される。
【0027】
また、受信信号処理部5から出力されたMPEG2トランスポートパケット形式のデータは音声処理部8へ入力され、音声処理が施されて音声信号が出力される。
【0028】
音声処理部8から出力された音声信号は音声出力端子9へ送信され、音声出力端子9を通して外部へ出力される。
【0029】
また、受信信号処理部5から出力されたMPEG2トランスポートパケット形式のデータはジャンル解析処理部10へ入力され、所定のコンテンツや所定の番組のデータに割り当てられた(付された)ジャンル情報や放送局から送信されたEPGデータ等、番組のデータに割り当てられた(付された)ジャンルが解析処理される。ここで解析処理されたジャンルはCPU11の制御によって通信処理部17へ送信される。
【0030】
通信処理部17はCPU11の制御によってジャンル解析処理部10から送信された所定のジャンルや所定の番組に係るジャンル情報を通信用端子18へ送信する。通信用端子18は通信処理部17で処理されたジャンル情報を外部へ出力する。
【0031】
ここで、ジャンル解析処理部10でジャンル解析処理されたデータは後述するように、デジタル放送で伝送される番組(サービス)のジャンル情報が書き込まれたテーブル(図2)の形でCPU11に制御され、RAM13に書き込まれる。
【0032】
ROM12にはCPU11が制御する処理に必要なプログラムやデータが記憶されている。リモコン受光部14にはユーザによってリモコンキーが操作されたリモコン16から送信されたIR(赤外光)の、コード信号の形態の制御信号が受信される。リモコン受光部14で受信された制御信号はCPU11へ送信され、デジタル放送受信装置1の制御が行われる。
【0033】
キーボード15はデジタル放送受信装置1本体に設けられ、ユーザによって操作されたキーの制御情報がCPU11へ送信され、デジタル放送受信装置1の制御が行われる。
【0034】
次に音声処理装置(AVアンプ装置)2について説明する。
【0035】
符号19は音声入力端子である。上記音声出力端子9から出力された音声信号が受信される。符号20は音声処理部、符号21は音声処理装置2から図示しないスピーカへ向けて音声が出力されるスピーカ用音声出力端子、符号28は上記通信用端子18と通信が接続する通信用端子、符号29は通信用端子28に接続され、接続された通信の処理を行う通信処理部、符号22は音声処理装置2を制御するメインCPU(CPU)、符号23はCPU22の動作を指示するプログラム等が書き込まれる記憶部であるROM、符号24は予めユーザーにより設定されるジャンル毎の音声設定情報が書き込まれる記憶部であるRAM、符号25は外部のリモートコントローラ(リモコン27)から送信された制御信号を受信するリモコン制御信号受信部であるリモコン受光部、符号26は音声処理装置2本体に設けられた操作ボタン等の操作手段であるキーボードである。
【0036】
CPU22は通信処理部29、音声処理部20、ROM23、RAM24、リモコン受光部25、キーボード26に接続され、これらを制御する。
【0037】
音声入力端子19は音声処理部20と接続されており、音声入力端子19で受信された音声信号は音声処理部20へ送信される。音声処理部20はこの音声信号を受信し、CPU22の制御によって音声信号を信号処理してスピーカー用音声出力端子21へ向けて出力する。
【0038】
通信用端子28は通信処理部29に接続されている。通信用端子18から出力され、通信用端子28で受信された上記ジャンル情報はCPU22に制御される通信処理部29で受信され、所定の通信処理が施されて出力される。
【0039】
通信処理部29から出力されたジャンル情報はCPU22に制御され、RAM24へ記憶される。
【0040】
また、この発明に係る実施の形態においては、後述するように、出力される音声のジャンル毎の音場が、ユーザの好みに応じて設定されるテーブル(図3)が設けられる。
【0041】
すなわち、音声処理部20で処理されるジャンル毎の音声設定情報については、上記ジャンル情報に加えて、予めユーザーにより設定されるジャンル毎の音声設定情報が書き込まれたテーブルがRAM24に記憶される。
【0042】
ROM23には、CPU22の処理に必要なプログラムやデータが記憶されている。CPU22はROM23に記憶されているプログラムやデータにしたがって動作する。
【0043】
また、リモコン受光部25はユーザ操作によってリモコン27から送信されたリモコン信号を受信し、CPU22に指示を与える。
【0044】
また、ユーザによってキーボード26が操作され、CPU22に指示を与える。上記のように、指示を受けたCPU22は音声処理装置2を制御する。
【0045】
尚、上記のように通信処理部29は通信用端子28を介してデジタル放送受信装置1と通信を行うが、この発明の実施の形態においては、デジタル放送受信装置1の通信処理部17と音声処理装置2の通信処理部29で通信を行う構成になっており、適宜通信を行っている。このため、デジタル放送受信装置1から音声処理装置2に対してジャンル情報が、適切なタイミングで通知されるように構成している。
【0046】
また、通信処理部17と通信処理部29間は通信用端子18および通信用端子28を介して通信を行っているが、その通信手段としては、例えば、無線LAN(ローカル エリア ネットワーク)通信が用いられることも可能である。
【0047】
次に、ジャンル解析処理部10でサービス(チャンネル)情報がジャンル解析処理されたデータがRAM13に書き込まれたテーブルについて説明する。
【0048】
受信された放送データ乃至コンテンツ等からサービス(チャンネル)情報がジャンル解析処理部10によって取得され、RAM13に記憶される。
【0049】
図2はこの発明に係るデジタル放送受信装置において、取得されたコンテンツに係るジャンルデータがメモリに記憶される形態を示す図である。
【0050】
このテーブルにおいて、サービス(チャンネル)情報とジャンル情報が対応するように構成されている。すなわち、番組タイトル「○ ○」はドラマ、番組タイトル「× ×」はスポーツ、…等のように構成されている。
【0051】
次に、この発明の実施の形態に係る、ユーザの好みに応じて設定される出力音声のジャンル毎の音場について説明する。
【0052】
図3はこの発明に係る音声処理装置において、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように設定された情報がメモリに記憶される形態を示す図である。
【0053】
ユーザによって音声処理装置2に指示を与えるリモコン27やキーボード26が操作され、音声処理装置2と接続された表示画面(図示せず)に選択画面が表示される。
【0054】
ユーザはこの表示画面から、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場を選択し、この選択されたジャンル毎の音場(音声設定情報)がRAM24に記憶され、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として設定される(音場設定手段)。
【0055】
図8はこの発明の音声処理装置に係る音場設定の一例を示すフローチャートである。
【0056】
処理が開始すると符号S101を付したステップへ進む。
【0057】
ステップS101において、音声処理装置(AVアンプ装置)2の表示画面にユーザによって選択されるジャンルが表示される。ステップS101は表示画面に表示された選択肢からユーザによってジャンルが選択されるステップである。ここで表示されるジャンルは文字でもよい。また、音場を図形として表現するアイコンでもよい。また、文字とアイコンが併記される形態でもよい。続いて符号S102を付したステップへ進む。
【0058】
ステップS102は表示画面に表示された選択肢からユーザによって音場が選択されるステップである。ここで表示される音場は上記と同様に文字でもよいし、アイコンでもよい。また、文字とアイコンが併記される形態でもよい。続いて符号S103を付したステップへ進む。
【0059】
ステップS103はユーザに選択されたジャンルと音場の組合せを確認するステップである。このユーザに選択されたジャンルと音場の組合せはユーザに確認しやすいように、上記表示画面に表示される。続いて符号S104を付したステップへ進む。
【0060】
ステップS104は上記表示画面に表示されユーザによって確認されたジャンルと音場の組合せが、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として設定されるステップである。ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場がそれぞれ設定されると、ここでの処理は終了する。
【0061】
図9はこの発明の音声処理装置に係る音場設定の他の例を示すフローチャートである。
【0062】
処理が開始すると符号S201を付したステップへ進む。
【0063】
ステップS201において、音声処理装置(AVアンプ装置)2の表示画面にユーザによって選択される音場が表示される。ステップS201は表示画面に表示された選択肢からユーザによって音場が選択されるステップである。ここで表示される音場は文字でもよい。また、ジャンルを図形として表現するアイコンでもよい。また、文字とアイコンが併記される形態でもよい。続いて符号S202を付したステップへ進む。
【0064】
ステップS202は表示画面に表示された選択肢からユーザによってジャンルが選択されるステップである。ここで表示されるジャンルは上記と同様に文字でもよいし、アイコンでもよい。また、文字とアイコンが併記される形態でもよい。続いて符号S203を付したステップへ進む。
【0065】
ステップS203はユーザに選択された音場とジャンルの組合せを確認するステップである。このユーザに選択された音場とジャンルの組合せはユーザに確認しやすいように、上記表示画面に表示される。続いて符号S204を付したステップへ進む。
【0066】
ステップS204は上記表示画面に表示されユーザによって確認された音場とジャンルの組合せが、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として設定されるステップである。ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場がそれぞれ設定されると、ここでの処理は終了する。
【0067】
ここでは一例として、ドラマに対するユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として音声設定情報0011Aが設定される。また、スポーツに対するユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として音声設定情報0022C、…等が設定される。
【0068】
ここで、ユーザによって設定される音声設定情報はユーザの好みがそれぞれ異なるものであるので、ジャンルによって一義的にまたは自動的に決定されるものではなく、この発明の実施の形態においてはユーザによって決定される。
【0069】
すなわち、必ずしもドラマは0011A、スポーツは0022Cである必要はなく、例えば、ドラマを0022C、スポーツを0011Aと設定しても良い。
【0070】
上記説明においては、予め設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場をRAM24、すなわち揮発性のメモリに記憶したが、この発明の実施の形態においては、EPROM等の不揮発性メモリを用いることも可能である。このように構成すると、設定された情報を保持することができるのでさらに好適である。
【0071】
次に、この発明の実施の形態に係るデジタル放送受信装置の動作を説明する。
【0072】
図4は、この発明に係るデジタル放送受信装置の動作を説明するフローチャートである。
【0073】
ここでの処理の開始の後に符号S1を付したステップへ進む(ステップS1)。
【0074】
ステップS1は、デジタル放送受信装置1に電源が投入されたか否かを確認するステップである。デジタル放送受信装置1に電源が投入されたと確認されると符号S2を付したステップへ進む。
【0075】
ステップS2は視聴番組(サービス)のジャンル情報を取得するステップである。ジャンル情報の取得については、チューナ4で選局された番組(サービス)に係るジャンル情報を、メインCPU11がジャンル解析処理部10の動作を実行させることによって取得する。または、RAM13に書き込まれているテーブル(図2)を参照して取得する。続いて符合S3を付したステップへ進む。
【0076】
ステップS3は視聴番組(サービス)のジャンル情報を音声処理装置(AVアンプ装置)2へ向けて通知するステップである。
【0077】
視聴番組(サービス)のジャンル情報は通信処理部17から通信用端子18を介して音声処理装置(AVアンプ装置)2へ向けて通知(送信)される。続いて符合S4を付したステップへ進む。
【0078】
ステップS4は番組(サービス)選局時、または番組(サービス)切り換わり時、または所定の時間間隔で定期的に、視聴番組(サービス)のジャンル情報に変化があったか否かを確認するステップである。リモコン受光部14や本体に設けられたキーボード15から番組選局信号を受信した場合、または、番組(サービス)が切り換わった場合または定期的にジャンル情報が変化したかが確認される。視聴番組(サービス)のジャンル情報に変化があった場合は符号S5を付したステップへ進む。視聴番組(サービス)のジャンル情報に変化がない場合はステップS4の処理を繰り返す。
【0079】
ステップS5は視聴番組(サービス)のジャンル情報を取得するステップである。メインCPU11がジャンル解析処理部10を実行し、視聴番組(サービス)のジャンル情報を取得する。またはRAM13に記憶されているテーブル(図2)を参照してジャンル情報を取得する。続いて符合S6を付したステップへ進む。
【0080】
ステップS6は視聴番組(サービス)のジャンル情報に変化があるか否かを判断するステップである。視聴番組(サービス)のジャンル情報に変化があると判断された場合は符号S7を付したステップへ進む(Yes)。視聴番組(サービス)のジャンル情報に変化があると判断されない場合はステップS4へ進む(No)。
【0081】
ステップS7はジャンル情報に変化があった場合に、視聴番組(サービス)のジャンル情報を音声処理装置(AVアンプ装置)2へ通知するステップである。続いてステップS4へ進みステップS4の処理が実行される。
【0082】
続いて音声処理装置(AVアンプ装置)2の動作を説明する。
【0083】
図5は、この発明に係る音声処理装置2の動作を説明するフローチャートである。
【0084】
ここでの処理の開始の後に符号S8を付したステップへ進む(ステップS8)。
【0085】
ステップS8は、音声処理装置(AVアンプ装置)2において、メインCPU22によって制御される通信処理部29によって、デジタル放送受信装置1から通知されるジャンル情報が取得されるステップである。続いて符合S9を付したステップへ進む。
【0086】
ステップS9は、通知されたジャンル情報に基づくRAM24に書き込まれているテーブル(図3)、すなわち、上記ユーザの好みに応じて設定されたジャンル毎の音場のテーブルに応じた音声設定情報を取得するステップである。続いて符合S10を付したステップへ進む。
【0087】
ステップS10は、音声設定情報(ユーザの好みに応じて設定されたジャンル毎の音場が設定された情報)に従い、音声処理部20にて音声処理が実行されるステップである。続いてステップS8へ進み上記処理が繰り返される。
【0088】
上記説明したように、この発明の実施の形態によれば、予め設定されたユーザの好みによって異なるジャンル毎の音場を出力することが可能となる。
【0089】
次にこの発明に係る、他の実施の形態を説明する。
【0090】
図6はこの発明の、他の実施の形態に係るデジタル放送受信装置を示す図である。上記説明と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略する。
【0091】
ここでは、上記説明におけるデジタル放送受信装置1と音声処理装置(AVアンプ装置)2を一体構成としたデジタル放送受信装置30としてこの発明を構成している。
【0092】
ここでも上記実施の形態と同様に、ユーザによって音声処理装置2に指示を与えるリモコン27やキーボード26が操作され、音声処理装置2と接続された表示画面(図示せず)に選択画面が表示される。
【0093】
ユーザはこの表示画面から、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場を選択し、この選択されたジャンル毎の音場(音声設定情報)がRAM24に記憶され、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として設定される(音場設定手段)。
【0094】
ここでは一例として、ドラマに対するユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として音声設定情報0011Aが設定される。また、スポーツに対するユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として音声設定情報0022C、…等が設定される。
【0095】
ユーザによって設定される音声設定情報はユーザの好みがそれぞれ異なるものであるので、ジャンルによって一義的にまたは自動的に決定されるものではなく、この発明の、他の実施の形態においてもユーザによって決定される。
【0096】
この発明の、他の実施の形態によっても、予め設定されたユーザの好みによって異なるジャンル毎の音場を出力することが可能となる。
【0097】
次にこの発明に係る、他の実施の形態を説明する。
【0098】
図7は、この発明の、他の実施の形態に係る再生装置を示す図である。
【0099】
上記説明と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略する。
【0100】
符号100は番組(サービス)やコンテンツがデータとして記憶される記憶装置である。ここではHDD(ハードディスク)が使用される。符号105は記憶装置に記憶された番組(サービス)やコンテンツのデータを受信し、信号処理を行って出力する記憶信号処理部である。
【0101】
ここでも上記実施の形態と同様に、ユーザによって音声処理装置2に指示を与えるリモコン27やキーボード26が操作され、音声処理装置2と接続された表示画面(図示せず)に選択画面が表示される。
【0102】
ユーザはこの表示画面から、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場を選択し、この選択されたジャンル毎の音場(音声設定情報)がRAM24に記憶され、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として設定される(音場設定手段)。
【0103】
ここでは一例として、ドラマに対するユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として音声設定情報0011Aが設定される。また、スポーツに対するユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として音声設定情報0022C、…等が設定される。
【0104】
ユーザによって設定される音声設定情報はユーザの好みがそれぞれ異なるものであるので、ジャンルによって一義的にまたは自動的に決定されるものではなく、この発明の、他の実施の形態においてもユーザによって決定される。
【0105】
この発明の、他の実施の形態によっても、予め設定されたユーザの好みによって異なるジャンル毎の音場を出力することが可能となる。
【0106】
上記説明したこの発明の実施の形態においては、主にデジタル放送を受信する受信装置及びスピーカーシステムを構成することが可能な音声処理装置(AVアンプ装置)を例にとったが、この発明はこれに限定されるものではなく、種々変形が可能である。
【0107】
また、この発明の実施の形態の説明においては、デジタル放送受信装置1で視聴番組(サービス)のジャンルが切り換わる場合に、音声処理装置(AVアンプ装置)2の音声設定は、ジャンルの切り換わりに合わせて切り換わる構成を説明したが、この音声設定の切り換えを実行するかどうかを制御することも可能である。
【0108】
この音声設定を制御する機能を、デジタル放送受信装置1側に備えてもよいし、音声処理装置(AVアンプ装置)2側に備えてもよい。
【0109】
例えば、音声設定制御機能がデジタル放送受信装置1側に構成される場合は、リモコン受光部14、あるいは本体に設けられたキーボード15から音声設定OFFの信号を受信すると、音声処理装置(AVアンプ装置)2にジャンル情報を通知しないように、メインCPU11と通信処理部17で制御するように構成する。
【0110】
また、音声設定制御機能が音声処理装置(AVアンプ装置)2側に設けられる場合は、リモコン受光部25、あるいは本体に設けられたキーボード26から音声設定OFFの信号を受信すると、デジタル放送受信装置1から通知されるジャンル情報を拾わないように、メインCPU22と通信処理部29で制御するように構成する。
【0111】
また、デジタル放送受信装置1で音声設定OFFの信号を受信した場合には、音声設定OFFであることを両装置間の通信機能を利用してAVアンプ装置2に通知して、AVアンプ装置2で音声設定が切り換わらないように制御するように構成することも可能である。
【0112】
上記のように構成することによって、音声処理装置から出力される音声の、ジャンル毎の音場をユーザの好みに応じて、予め設定することが可能となる。
【0113】
【発明の効果】
上記説明したように、この発明の実施の形態によれば、音声処理装置から出力される音声の、ジャンル毎の音場をユーザの好みに応じて、予め設定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデジタル放送受信装置および音声処理装置を示す図。
【図2】この発明に係るデジタル放送受信装置において、取得されたコンテンツに係るジャンルデータがメモリに記憶される形態を示す図。
【図3】この発明に係る音声処理装置において、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように設定された情報がメモリに記憶される形態を示す図。
【図4】この発明に係るデジタル放送受信装置の動作を説明するフローチャート。
【図5】この発明に係る音声処理装置の動作を説明するフローチャート。
【図6】この発明の、他の実施の形態に係るデジタル放送受信装置を示す図。
【図7】この発明の、他の実施の形態に係る再生装置を示す図。
【図8】この発明の音声処理装置に係る音場設定の一例を示すフローチャート。
【図9】この発明の音声処理装置に係る音場設定の他の例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 … デジタル放送受信装置
2 … 音声処理装置(AVアンプ装置)
3 … デジタル放送用アンテナ
4 … チューナ
5 … 受信信号処理部
6 … 映像信号処理部
7 … モニタ
8 … 音声処理部
9 … 音声出力端子
10 … ジャンル解析処理部
11 … メインCPU(CPU)
12 … ROM
13 … RAM
14 … リモコン受光部
15 … キーボード
16 … リモコン
17 … 通信処理部
18 … 通信用端子
19 … 音声入力端子
20 … 音声処理部
21 … スピーカ用音声出力端子
22 … メインCPU(CPU)
23 … ROM
24 … RAM
25 … リモコン受光部
26 … キーボード
27 … リモコン
28 … 通信用端子
29 … 通信処理部
【発明の属する技術分野】
この発明は音声処理装置に係り、特に所定のコンテンツに係る音声をそのコンテンツに割り当てられたジャンルに応じた音場で出力するように処理する音声処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の所定のコンテンツに係る音声をそのコンテンツに割り当てられたジャンルに応じた音場で出力するように処理する音声処理装置は、EPGによって送信されたジャンルデータを用いてジャンルに応じた音場で音声を自動的に出力するようにしている。(例えば特許文献1)。
【0003】
また、従来の所定のコンテンツに係る音声をそのコンテンツに割り当てられたジャンルに応じた音場で出力するように処理する音声処理装置は、ジャンルに応じた音場を出力するようにしている。(例えば特許文献2)。
【0004】
また、従来の所定のコンテンツに係る音声をそのコンテンツに割り当てられたジャンルに応じた音場で出力するように処理する音声処理装置は、放送を受信中に音場の調整をするようにしている。(例えば特許文献3)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−159099号公報(第3−5頁、図1、図2)
【特許文献2】
特開2002−314447号公報(第3−4頁、図1、図2)
【特許文献3】
特開2001−257964号公報(第3−4頁、図1、図2)
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1の技術はジャンルに応じた音場は音声出力装置に固定して設定されており、ユーザの好みによって異なる、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場を出力することはできなかった。
【0006】
上記特許文献2および特許文献3の技術はユーザの好みに応じたジャンル毎の音場を予め設定することはできなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る音声処理装置は、出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定される音場設定手段と、所定のコンテンツに係るデータを受信するコンテンツデータ受信手段と、前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータが含まれるデータを受信するジャンルデータ受信手段と、前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータが含まれるデータから所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを取得するジャンルデータ取得手段と、前記ジャンルデータ取得手段で取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、前記音場設定手段で設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように音声処理が行われる音声処理手段とを備えるように構成している。
【0008】
またこの発明に係る放送受信装置は、コンテンツに係るデータおよびこのコンテンツに割り当てられたジャンルデータが送信される放送を受信する放送受信手段と、前記放送受信手段で受信された放送から前記コンテンツに係るデータを抽出するコンテンツデータ抽出手段と、前記放送受信手段で受信された放送から前記コンテンツに割り当てられたジャンルに係るデータを抽出するジャンルデータ抽出手段と、出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定される音場設定手段と、前記コンテンツデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータを受信するコンテンツデータ受信手段と、前記ジャンルデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを受信するジャンルデータ受信手段と、前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータを取得するジャンルデータ取得手段と、前記ジャンルデータ取得手段で取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、前記音場設定手段で設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように音声処理が行われる音声処理手段とを備えるように構成している。
【0009】
またこの発明に係る再生装置は、コンテンツに係るデータおよびこのコンテンツに割り当てられたジャンルデータが記憶される記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたデータから前記コンテンツに係るデータを抽出するコンテンツデータ抽出手段と、前記記憶手段に記憶されたデータから前記コンテンツに割り当てられたジャンルに係るデータを抽出するジャンルデータ抽出手段と、出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定される音場設定手段と、前記コンテンツデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータを受信するコンテンツデータ受信手段と、前記ジャンルデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを受信するジャンルデータ受信手段と、前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータを取得するジャンルデータ取得手段と、前記ジャンルデータ取得手段で取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、前記音場設定手段で設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように音声処理が行われる音声処理手段とを備えるように構成している。
【0010】
またこの発明に係る音声処理システムは、コンテンツに係るデータおよびこのコンテンツに割り当てられたジャンルデータを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段で受信されたデータから前記コンテンツに係るデータを抽出するコンテンツデータ抽出手段と、前記データ受信手段で受信されたデータから前記コンテンツに割り当てられたジャンルに係るデータを抽出するジャンルデータ抽出手段と、出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定される音場設定手段と、前記コンテンツデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータを受信するコンテンツデータ受信手段と、前記ジャンルデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを受信するジャンルデータ受信手段と、前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータを取得するジャンルデータ取得手段と、前記ジャンルデータ取得手段で取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、前記音場設定手段で設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように音声処理が行われる音声処理手段とを備えるように構成している。
【0011】
またこの発明に係る音声処理方法は、出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定されるステップと、所定のコンテンツに係るデータを受信するステップと、前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータが含まれるデータを受信するステップと、前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータが含まれるデータから所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを取得するステップと、前記ジャンルデータ取得手段で取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、前記音場設定手段で設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように音声処理が行われるステップとを備えるように構成している。
【0012】
またこの発明に係る放送受信方法は、コンテンツに係るデータおよびこのコンテンツに割り当てられたジャンルデータが送信される放送を受信するステップと、
前記放送受信手段で受信された放送から前記コンテンツに係るデータを抽出するステップと、前記放送受信手段で受信された放送から前記コンテンツに割り当てられたジャンルに係るデータを抽出するステップと、出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定されるステップと、前記コンテンツデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータを受信するステップと、前記ジャンルデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを受信するステップと、前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータを取得するステップと、前記ジャンルデータ取得手段で取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、前記音場設定手段で設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように音声処理が行われるステップとを備えるように構成している。
【0013】
またこの発明に係る再生方法は、コンテンツに係るデータおよびこのコンテンツに割り当てられたジャンルデータが記憶されるステップと、前記記憶手段に記憶されたデータから前記コンテンツに係るデータを抽出するステップと、前記記憶手段に記憶されたデータから前記コンテンツに割り当てられたジャンルに係るデータを抽出するステップと、出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定されるステップと、前記コンテンツデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータを受信するステップと、前記ジャンルデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを受信するステップと、前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータを取得するステップと、前記ジャンルデータ取得手段で取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、前記音場設定手段で設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように音声処理が行われるステップとを備えるように構成している。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明に係る実施の形態を説明する。
【0015】
図1は、この発明に係るデジタル放送受信装置および音声処理装置を示す図である。
【0016】
符号1はデジタル放送受信装置、符号2は音声処理装置(AVアンプ装置)である。
【0017】
まず、デジタル放送受信装置1について説明する。
【0018】
符号3はデジタル放送用アンテナ、符号4はチューナ、符号5は受信信号処理部、符号6は映像信号処理部、符号7は映像信号表示部であるモニタ、符号8は音声処理部、符号9は音声出力部である音声出力端子、符号10はジャンル解析処理部、符号11はデジタル放送受信装置を制御する制御部であるメインCPU(CPU)である。
【0019】
符号12はデジタル放送受信装置の制御を指示するプログラムが書き込まれたプログラム記憶部であるROM、符号13はデータを一次的に保持する一次的記憶部であるRAM、符号14は外部のリモートコントローラ(リモコン)から送信された制御信号を受信するリモコン制御信号受信部であるリモコン受光部、符号15はデジタル放送受信装置1本体に設けられた操作ボタン等の操作手段であるキーボードである。
【0020】
符号16はデジタル放送受信装置1の外部に設けられ、デジタル放送受信装置1へ制御信号を送信するリモコン、符号17は通信のための処理を行う通信処理部、符号18は通信が入出力される通信用端子である。
【0021】
CPU11はチューナ4、受信信号処理部5、映像信号処理部6、音声処理部8、ジャンル解析処理部10、 ROM12、RAM13、リモコン受光部14、キーボード15、通信処理部17に接続され、これらを制御する。
【0022】
デジタル放送用アンテナ3で受信されたデジタル放送信号はチューナ4へ送信される。
【0023】
チューナ4はCPU11に制御され、デジタル放送用アンテナ3から送信されたデジタル放送信号から所望の番組(サービス)を選局受信して信号の形態で出力する。
【0024】
受信信号処理部5はチューナ4で選局され出力された番組(サービス)の信号を受信し、QPSK復調やエラー訂正等の処理を施して、MPEG2トランスポートパケット形式のデータの形態で出力される。このMPEG2トランスポートパケット形式のデータには映像や音声、番組に係るジャンル等の情報がデータの形態で含まれている。
【0025】
受信信号処理部5から出力されたMPEG2トランスポートパケット形式のデータは映像信号処理部6へ入力され、映像信号処理が施されて映像信号が出力される。
【0026】
映像信号処理部6から出力された映像信号はモニタ7へ入力され、モニタ7の図示しない表示部に映像が表示される。
【0027】
また、受信信号処理部5から出力されたMPEG2トランスポートパケット形式のデータは音声処理部8へ入力され、音声処理が施されて音声信号が出力される。
【0028】
音声処理部8から出力された音声信号は音声出力端子9へ送信され、音声出力端子9を通して外部へ出力される。
【0029】
また、受信信号処理部5から出力されたMPEG2トランスポートパケット形式のデータはジャンル解析処理部10へ入力され、所定のコンテンツや所定の番組のデータに割り当てられた(付された)ジャンル情報や放送局から送信されたEPGデータ等、番組のデータに割り当てられた(付された)ジャンルが解析処理される。ここで解析処理されたジャンルはCPU11の制御によって通信処理部17へ送信される。
【0030】
通信処理部17はCPU11の制御によってジャンル解析処理部10から送信された所定のジャンルや所定の番組に係るジャンル情報を通信用端子18へ送信する。通信用端子18は通信処理部17で処理されたジャンル情報を外部へ出力する。
【0031】
ここで、ジャンル解析処理部10でジャンル解析処理されたデータは後述するように、デジタル放送で伝送される番組(サービス)のジャンル情報が書き込まれたテーブル(図2)の形でCPU11に制御され、RAM13に書き込まれる。
【0032】
ROM12にはCPU11が制御する処理に必要なプログラムやデータが記憶されている。リモコン受光部14にはユーザによってリモコンキーが操作されたリモコン16から送信されたIR(赤外光)の、コード信号の形態の制御信号が受信される。リモコン受光部14で受信された制御信号はCPU11へ送信され、デジタル放送受信装置1の制御が行われる。
【0033】
キーボード15はデジタル放送受信装置1本体に設けられ、ユーザによって操作されたキーの制御情報がCPU11へ送信され、デジタル放送受信装置1の制御が行われる。
【0034】
次に音声処理装置(AVアンプ装置)2について説明する。
【0035】
符号19は音声入力端子である。上記音声出力端子9から出力された音声信号が受信される。符号20は音声処理部、符号21は音声処理装置2から図示しないスピーカへ向けて音声が出力されるスピーカ用音声出力端子、符号28は上記通信用端子18と通信が接続する通信用端子、符号29は通信用端子28に接続され、接続された通信の処理を行う通信処理部、符号22は音声処理装置2を制御するメインCPU(CPU)、符号23はCPU22の動作を指示するプログラム等が書き込まれる記憶部であるROM、符号24は予めユーザーにより設定されるジャンル毎の音声設定情報が書き込まれる記憶部であるRAM、符号25は外部のリモートコントローラ(リモコン27)から送信された制御信号を受信するリモコン制御信号受信部であるリモコン受光部、符号26は音声処理装置2本体に設けられた操作ボタン等の操作手段であるキーボードである。
【0036】
CPU22は通信処理部29、音声処理部20、ROM23、RAM24、リモコン受光部25、キーボード26に接続され、これらを制御する。
【0037】
音声入力端子19は音声処理部20と接続されており、音声入力端子19で受信された音声信号は音声処理部20へ送信される。音声処理部20はこの音声信号を受信し、CPU22の制御によって音声信号を信号処理してスピーカー用音声出力端子21へ向けて出力する。
【0038】
通信用端子28は通信処理部29に接続されている。通信用端子18から出力され、通信用端子28で受信された上記ジャンル情報はCPU22に制御される通信処理部29で受信され、所定の通信処理が施されて出力される。
【0039】
通信処理部29から出力されたジャンル情報はCPU22に制御され、RAM24へ記憶される。
【0040】
また、この発明に係る実施の形態においては、後述するように、出力される音声のジャンル毎の音場が、ユーザの好みに応じて設定されるテーブル(図3)が設けられる。
【0041】
すなわち、音声処理部20で処理されるジャンル毎の音声設定情報については、上記ジャンル情報に加えて、予めユーザーにより設定されるジャンル毎の音声設定情報が書き込まれたテーブルがRAM24に記憶される。
【0042】
ROM23には、CPU22の処理に必要なプログラムやデータが記憶されている。CPU22はROM23に記憶されているプログラムやデータにしたがって動作する。
【0043】
また、リモコン受光部25はユーザ操作によってリモコン27から送信されたリモコン信号を受信し、CPU22に指示を与える。
【0044】
また、ユーザによってキーボード26が操作され、CPU22に指示を与える。上記のように、指示を受けたCPU22は音声処理装置2を制御する。
【0045】
尚、上記のように通信処理部29は通信用端子28を介してデジタル放送受信装置1と通信を行うが、この発明の実施の形態においては、デジタル放送受信装置1の通信処理部17と音声処理装置2の通信処理部29で通信を行う構成になっており、適宜通信を行っている。このため、デジタル放送受信装置1から音声処理装置2に対してジャンル情報が、適切なタイミングで通知されるように構成している。
【0046】
また、通信処理部17と通信処理部29間は通信用端子18および通信用端子28を介して通信を行っているが、その通信手段としては、例えば、無線LAN(ローカル エリア ネットワーク)通信が用いられることも可能である。
【0047】
次に、ジャンル解析処理部10でサービス(チャンネル)情報がジャンル解析処理されたデータがRAM13に書き込まれたテーブルについて説明する。
【0048】
受信された放送データ乃至コンテンツ等からサービス(チャンネル)情報がジャンル解析処理部10によって取得され、RAM13に記憶される。
【0049】
図2はこの発明に係るデジタル放送受信装置において、取得されたコンテンツに係るジャンルデータがメモリに記憶される形態を示す図である。
【0050】
このテーブルにおいて、サービス(チャンネル)情報とジャンル情報が対応するように構成されている。すなわち、番組タイトル「○ ○」はドラマ、番組タイトル「× ×」はスポーツ、…等のように構成されている。
【0051】
次に、この発明の実施の形態に係る、ユーザの好みに応じて設定される出力音声のジャンル毎の音場について説明する。
【0052】
図3はこの発明に係る音声処理装置において、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように設定された情報がメモリに記憶される形態を示す図である。
【0053】
ユーザによって音声処理装置2に指示を与えるリモコン27やキーボード26が操作され、音声処理装置2と接続された表示画面(図示せず)に選択画面が表示される。
【0054】
ユーザはこの表示画面から、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場を選択し、この選択されたジャンル毎の音場(音声設定情報)がRAM24に記憶され、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として設定される(音場設定手段)。
【0055】
図8はこの発明の音声処理装置に係る音場設定の一例を示すフローチャートである。
【0056】
処理が開始すると符号S101を付したステップへ進む。
【0057】
ステップS101において、音声処理装置(AVアンプ装置)2の表示画面にユーザによって選択されるジャンルが表示される。ステップS101は表示画面に表示された選択肢からユーザによってジャンルが選択されるステップである。ここで表示されるジャンルは文字でもよい。また、音場を図形として表現するアイコンでもよい。また、文字とアイコンが併記される形態でもよい。続いて符号S102を付したステップへ進む。
【0058】
ステップS102は表示画面に表示された選択肢からユーザによって音場が選択されるステップである。ここで表示される音場は上記と同様に文字でもよいし、アイコンでもよい。また、文字とアイコンが併記される形態でもよい。続いて符号S103を付したステップへ進む。
【0059】
ステップS103はユーザに選択されたジャンルと音場の組合せを確認するステップである。このユーザに選択されたジャンルと音場の組合せはユーザに確認しやすいように、上記表示画面に表示される。続いて符号S104を付したステップへ進む。
【0060】
ステップS104は上記表示画面に表示されユーザによって確認されたジャンルと音場の組合せが、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として設定されるステップである。ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場がそれぞれ設定されると、ここでの処理は終了する。
【0061】
図9はこの発明の音声処理装置に係る音場設定の他の例を示すフローチャートである。
【0062】
処理が開始すると符号S201を付したステップへ進む。
【0063】
ステップS201において、音声処理装置(AVアンプ装置)2の表示画面にユーザによって選択される音場が表示される。ステップS201は表示画面に表示された選択肢からユーザによって音場が選択されるステップである。ここで表示される音場は文字でもよい。また、ジャンルを図形として表現するアイコンでもよい。また、文字とアイコンが併記される形態でもよい。続いて符号S202を付したステップへ進む。
【0064】
ステップS202は表示画面に表示された選択肢からユーザによってジャンルが選択されるステップである。ここで表示されるジャンルは上記と同様に文字でもよいし、アイコンでもよい。また、文字とアイコンが併記される形態でもよい。続いて符号S203を付したステップへ進む。
【0065】
ステップS203はユーザに選択された音場とジャンルの組合せを確認するステップである。このユーザに選択された音場とジャンルの組合せはユーザに確認しやすいように、上記表示画面に表示される。続いて符号S204を付したステップへ進む。
【0066】
ステップS204は上記表示画面に表示されユーザによって確認された音場とジャンルの組合せが、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として設定されるステップである。ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場がそれぞれ設定されると、ここでの処理は終了する。
【0067】
ここでは一例として、ドラマに対するユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として音声設定情報0011Aが設定される。また、スポーツに対するユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として音声設定情報0022C、…等が設定される。
【0068】
ここで、ユーザによって設定される音声設定情報はユーザの好みがそれぞれ異なるものであるので、ジャンルによって一義的にまたは自動的に決定されるものではなく、この発明の実施の形態においてはユーザによって決定される。
【0069】
すなわち、必ずしもドラマは0011A、スポーツは0022Cである必要はなく、例えば、ドラマを0022C、スポーツを0011Aと設定しても良い。
【0070】
上記説明においては、予め設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場をRAM24、すなわち揮発性のメモリに記憶したが、この発明の実施の形態においては、EPROM等の不揮発性メモリを用いることも可能である。このように構成すると、設定された情報を保持することができるのでさらに好適である。
【0071】
次に、この発明の実施の形態に係るデジタル放送受信装置の動作を説明する。
【0072】
図4は、この発明に係るデジタル放送受信装置の動作を説明するフローチャートである。
【0073】
ここでの処理の開始の後に符号S1を付したステップへ進む(ステップS1)。
【0074】
ステップS1は、デジタル放送受信装置1に電源が投入されたか否かを確認するステップである。デジタル放送受信装置1に電源が投入されたと確認されると符号S2を付したステップへ進む。
【0075】
ステップS2は視聴番組(サービス)のジャンル情報を取得するステップである。ジャンル情報の取得については、チューナ4で選局された番組(サービス)に係るジャンル情報を、メインCPU11がジャンル解析処理部10の動作を実行させることによって取得する。または、RAM13に書き込まれているテーブル(図2)を参照して取得する。続いて符合S3を付したステップへ進む。
【0076】
ステップS3は視聴番組(サービス)のジャンル情報を音声処理装置(AVアンプ装置)2へ向けて通知するステップである。
【0077】
視聴番組(サービス)のジャンル情報は通信処理部17から通信用端子18を介して音声処理装置(AVアンプ装置)2へ向けて通知(送信)される。続いて符合S4を付したステップへ進む。
【0078】
ステップS4は番組(サービス)選局時、または番組(サービス)切り換わり時、または所定の時間間隔で定期的に、視聴番組(サービス)のジャンル情報に変化があったか否かを確認するステップである。リモコン受光部14や本体に設けられたキーボード15から番組選局信号を受信した場合、または、番組(サービス)が切り換わった場合または定期的にジャンル情報が変化したかが確認される。視聴番組(サービス)のジャンル情報に変化があった場合は符号S5を付したステップへ進む。視聴番組(サービス)のジャンル情報に変化がない場合はステップS4の処理を繰り返す。
【0079】
ステップS5は視聴番組(サービス)のジャンル情報を取得するステップである。メインCPU11がジャンル解析処理部10を実行し、視聴番組(サービス)のジャンル情報を取得する。またはRAM13に記憶されているテーブル(図2)を参照してジャンル情報を取得する。続いて符合S6を付したステップへ進む。
【0080】
ステップS6は視聴番組(サービス)のジャンル情報に変化があるか否かを判断するステップである。視聴番組(サービス)のジャンル情報に変化があると判断された場合は符号S7を付したステップへ進む(Yes)。視聴番組(サービス)のジャンル情報に変化があると判断されない場合はステップS4へ進む(No)。
【0081】
ステップS7はジャンル情報に変化があった場合に、視聴番組(サービス)のジャンル情報を音声処理装置(AVアンプ装置)2へ通知するステップである。続いてステップS4へ進みステップS4の処理が実行される。
【0082】
続いて音声処理装置(AVアンプ装置)2の動作を説明する。
【0083】
図5は、この発明に係る音声処理装置2の動作を説明するフローチャートである。
【0084】
ここでの処理の開始の後に符号S8を付したステップへ進む(ステップS8)。
【0085】
ステップS8は、音声処理装置(AVアンプ装置)2において、メインCPU22によって制御される通信処理部29によって、デジタル放送受信装置1から通知されるジャンル情報が取得されるステップである。続いて符合S9を付したステップへ進む。
【0086】
ステップS9は、通知されたジャンル情報に基づくRAM24に書き込まれているテーブル(図3)、すなわち、上記ユーザの好みに応じて設定されたジャンル毎の音場のテーブルに応じた音声設定情報を取得するステップである。続いて符合S10を付したステップへ進む。
【0087】
ステップS10は、音声設定情報(ユーザの好みに応じて設定されたジャンル毎の音場が設定された情報)に従い、音声処理部20にて音声処理が実行されるステップである。続いてステップS8へ進み上記処理が繰り返される。
【0088】
上記説明したように、この発明の実施の形態によれば、予め設定されたユーザの好みによって異なるジャンル毎の音場を出力することが可能となる。
【0089】
次にこの発明に係る、他の実施の形態を説明する。
【0090】
図6はこの発明の、他の実施の形態に係るデジタル放送受信装置を示す図である。上記説明と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略する。
【0091】
ここでは、上記説明におけるデジタル放送受信装置1と音声処理装置(AVアンプ装置)2を一体構成としたデジタル放送受信装置30としてこの発明を構成している。
【0092】
ここでも上記実施の形態と同様に、ユーザによって音声処理装置2に指示を与えるリモコン27やキーボード26が操作され、音声処理装置2と接続された表示画面(図示せず)に選択画面が表示される。
【0093】
ユーザはこの表示画面から、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場を選択し、この選択されたジャンル毎の音場(音声設定情報)がRAM24に記憶され、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として設定される(音場設定手段)。
【0094】
ここでは一例として、ドラマに対するユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として音声設定情報0011Aが設定される。また、スポーツに対するユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として音声設定情報0022C、…等が設定される。
【0095】
ユーザによって設定される音声設定情報はユーザの好みがそれぞれ異なるものであるので、ジャンルによって一義的にまたは自動的に決定されるものではなく、この発明の、他の実施の形態においてもユーザによって決定される。
【0096】
この発明の、他の実施の形態によっても、予め設定されたユーザの好みによって異なるジャンル毎の音場を出力することが可能となる。
【0097】
次にこの発明に係る、他の実施の形態を説明する。
【0098】
図7は、この発明の、他の実施の形態に係る再生装置を示す図である。
【0099】
上記説明と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略する。
【0100】
符号100は番組(サービス)やコンテンツがデータとして記憶される記憶装置である。ここではHDD(ハードディスク)が使用される。符号105は記憶装置に記憶された番組(サービス)やコンテンツのデータを受信し、信号処理を行って出力する記憶信号処理部である。
【0101】
ここでも上記実施の形態と同様に、ユーザによって音声処理装置2に指示を与えるリモコン27やキーボード26が操作され、音声処理装置2と接続された表示画面(図示せず)に選択画面が表示される。
【0102】
ユーザはこの表示画面から、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場を選択し、この選択されたジャンル毎の音場(音声設定情報)がRAM24に記憶され、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として設定される(音場設定手段)。
【0103】
ここでは一例として、ドラマに対するユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として音声設定情報0011Aが設定される。また、スポーツに対するユーザの好みに応じたジャンル毎の音場として音声設定情報0022C、…等が設定される。
【0104】
ユーザによって設定される音声設定情報はユーザの好みがそれぞれ異なるものであるので、ジャンルによって一義的にまたは自動的に決定されるものではなく、この発明の、他の実施の形態においてもユーザによって決定される。
【0105】
この発明の、他の実施の形態によっても、予め設定されたユーザの好みによって異なるジャンル毎の音場を出力することが可能となる。
【0106】
上記説明したこの発明の実施の形態においては、主にデジタル放送を受信する受信装置及びスピーカーシステムを構成することが可能な音声処理装置(AVアンプ装置)を例にとったが、この発明はこれに限定されるものではなく、種々変形が可能である。
【0107】
また、この発明の実施の形態の説明においては、デジタル放送受信装置1で視聴番組(サービス)のジャンルが切り換わる場合に、音声処理装置(AVアンプ装置)2の音声設定は、ジャンルの切り換わりに合わせて切り換わる構成を説明したが、この音声設定の切り換えを実行するかどうかを制御することも可能である。
【0108】
この音声設定を制御する機能を、デジタル放送受信装置1側に備えてもよいし、音声処理装置(AVアンプ装置)2側に備えてもよい。
【0109】
例えば、音声設定制御機能がデジタル放送受信装置1側に構成される場合は、リモコン受光部14、あるいは本体に設けられたキーボード15から音声設定OFFの信号を受信すると、音声処理装置(AVアンプ装置)2にジャンル情報を通知しないように、メインCPU11と通信処理部17で制御するように構成する。
【0110】
また、音声設定制御機能が音声処理装置(AVアンプ装置)2側に設けられる場合は、リモコン受光部25、あるいは本体に設けられたキーボード26から音声設定OFFの信号を受信すると、デジタル放送受信装置1から通知されるジャンル情報を拾わないように、メインCPU22と通信処理部29で制御するように構成する。
【0111】
また、デジタル放送受信装置1で音声設定OFFの信号を受信した場合には、音声設定OFFであることを両装置間の通信機能を利用してAVアンプ装置2に通知して、AVアンプ装置2で音声設定が切り換わらないように制御するように構成することも可能である。
【0112】
上記のように構成することによって、音声処理装置から出力される音声の、ジャンル毎の音場をユーザの好みに応じて、予め設定することが可能となる。
【0113】
【発明の効果】
上記説明したように、この発明の実施の形態によれば、音声処理装置から出力される音声の、ジャンル毎の音場をユーザの好みに応じて、予め設定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデジタル放送受信装置および音声処理装置を示す図。
【図2】この発明に係るデジタル放送受信装置において、取得されたコンテンツに係るジャンルデータがメモリに記憶される形態を示す図。
【図3】この発明に係る音声処理装置において、ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように設定された情報がメモリに記憶される形態を示す図。
【図4】この発明に係るデジタル放送受信装置の動作を説明するフローチャート。
【図5】この発明に係る音声処理装置の動作を説明するフローチャート。
【図6】この発明の、他の実施の形態に係るデジタル放送受信装置を示す図。
【図7】この発明の、他の実施の形態に係る再生装置を示す図。
【図8】この発明の音声処理装置に係る音場設定の一例を示すフローチャート。
【図9】この発明の音声処理装置に係る音場設定の他の例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 … デジタル放送受信装置
2 … 音声処理装置(AVアンプ装置)
3 … デジタル放送用アンテナ
4 … チューナ
5 … 受信信号処理部
6 … 映像信号処理部
7 … モニタ
8 … 音声処理部
9 … 音声出力端子
10 … ジャンル解析処理部
11 … メインCPU(CPU)
12 … ROM
13 … RAM
14 … リモコン受光部
15 … キーボード
16 … リモコン
17 … 通信処理部
18 … 通信用端子
19 … 音声入力端子
20 … 音声処理部
21 … スピーカ用音声出力端子
22 … メインCPU(CPU)
23 … ROM
24 … RAM
25 … リモコン受光部
26 … キーボード
27 … リモコン
28 … 通信用端子
29 … 通信処理部
Claims (11)
- 所定のコンテンツに係る音声をそのコンテンツに割り当てられたジャンルに応じた音場で出力するように処理する音声処理装置において、
出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定される音場設定手段と、
所定のコンテンツに係るデータを受信するコンテンツデータ受信手段と、
前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータが含まれるデータを受信するジャンルデータ受信手段と、
前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータが含まれるデータから所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを取得するジャンルデータ取得手段と、
前記ジャンルデータ取得手段で取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、前記音場設定手段で設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように音声処理が行われる音声処理手段とを備えることを特徴とする音声処理装置。 - 前記ジャンルデータ受信手段に用いられる通信手段は前記コンテンツデータ受信手段に用いられる通信手段とはデータの送信経路が異なるように設けられることを特徴とする請求項1に記載の音声処理装置。
- 前記音場設定手段は前記ユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように設定された情報が記憶されるメモリを備え、各ジャンルと設定が対応するように記憶されることを特徴とする請求項1に記載の音声処理装置。
- 受信した放送のコンテンツに係る音声をそのコンテンツに割り当てられたジャンルに応じた音場で出力するように処理する放送受信装置において、
コンテンツに係るデータおよびこのコンテンツに割り当てられたジャンルデータが送信される放送を受信する放送受信手段と、
前記放送受信手段で受信された放送から前記コンテンツに係るデータを抽出するコンテンツデータ抽出手段と、
前記放送受信手段で受信された放送から前記コンテンツに割り当てられたジャンルに係るデータを抽出するジャンルデータ抽出手段と、
出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定される音場設定手段と、
前記コンテンツデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータを受信するコンテンツデータ受信手段と、
前記ジャンルデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを受信するジャンルデータ受信手段と、
前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータを取得するジャンルデータ取得手段と、
前記ジャンルデータ取得手段で取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、前記音場設定手段で設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように音声処理が行われる音声処理手段とを備えることを特徴とする放送受信装置。 - 前記ジャンルデータ抽出手段は前記放送受信手段で受信された放送に含まれるデータからジャンル解析を行ってジャンルデータを抽出することを特徴とする請求項4に記載の放送受信装置。
- 記憶手段に記憶されたコンテンツに係る音声をそのコンテンツに割り当てられたジャンルに応じた音場で出力するように処理する再生装置において、
コンテンツに係るデータおよびこのコンテンツに割り当てられたジャンルデータが記憶される記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されたデータから前記コンテンツに係るデータを抽出するコンテンツデータ抽出手段と、
前記記憶手段に記憶されたデータから前記コンテンツに割り当てられたジャンルに係るデータを抽出するジャンルデータ抽出手段と、
出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定される音場設定手段と、
前記コンテンツデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータを受信するコンテンツデータ受信手段と、
前記ジャンルデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを受信するジャンルデータ受信手段と、
前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータを取得するジャンルデータ取得手段と、
前記ジャンルデータ取得手段で取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、前記音場設定手段で設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように音声処理が行われる音声処理手段とを備えることを特徴とする再生装置。 - 前記記憶手段はデジタルデータが記憶されるメモリであることを特徴とする請求項6に記載の再生装置。
- 所定のコンテンツに係る音声をそのコンテンツに割り当てられたジャンルに応じた音場で出力するように処理する音声処理システムにおいて、
コンテンツに係るデータおよびこのコンテンツに割り当てられたジャンルデータを受信するデータ受信手段と、
前記データ受信手段で受信されたデータから前記コンテンツに係るデータを抽出するコンテンツデータ抽出手段と、
前記データ受信手段で受信されたデータから前記コンテンツに割り当てられたジャンルに係るデータを抽出するジャンルデータ抽出手段と、
出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定される音場設定手段と、
前記コンテンツデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータを受信するコンテンツデータ受信手段と、
前記ジャンルデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを受信するジャンルデータ受信手段と、
前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータを取得するジャンルデータ取得手段と、
前記ジャンルデータ取得手段で取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、前記音場設定手段で設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように音声処理が行われる音声処理手段とを備えることを特徴とする音声処理システム。 - 所定のコンテンツに係る音声をそのコンテンツに割り当てられたジャンルに応じた音場で出力するように処理する音声処理方法において、
出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定されるステップと、
所定のコンテンツに係るデータを受信するステップと、
前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータが含まれるデータを受信するステップと、
前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータが含まれるデータから所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを取得するステップと、
前記ジャンルデータ取得手段で取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、前記音場設定手段で設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように音声処理が行われるステップとを備えることを特徴とする音声処理方法。 - 受信した放送のコンテンツに係る音声をそのコンテンツに割り当てられたジャンルに応じた音場で出力するように処理する放送受信方法において、
コンテンツに係るデータおよびこのコンテンツに割り当てられたジャンルデータが送信される放送を受信するステップと、
前記放送受信手段で受信された放送から前記コンテンツに係るデータを抽出するステップと、
前記放送受信手段で受信された放送から前記コンテンツに割り当てられたジャンルに係るデータを抽出するステップと、
出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定されるステップと、
前記コンテンツデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータを受信するステップと、
前記ジャンルデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを受信するステップと、
前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータを取得するステップと、
前記ジャンルデータ取得手段で取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、前記音場設定手段で設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように音声処理が行われるステップとを備えることを特徴とする放送受信方法。 - 記憶手段に記憶されたコンテンツに係る音声をそのコンテンツに割り当てられたジャンルに応じた音場で出力するように処理する再生方法において、
コンテンツに係るデータおよびこのコンテンツに割り当てられたジャンルデータが記憶されるステップと、
前記記憶手段に記憶されたデータから前記コンテンツに係るデータを抽出するステップと、
前記記憶手段に記憶されたデータから前記コンテンツに割り当てられたジャンルに係るデータを抽出するステップと、
出力される音声のジャンル毎の音場がユーザの好みに応じて設定されるステップと、
前記コンテンツデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータを受信するステップと、
前記ジャンルデータ抽出手段で抽出されたコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルデータを受信するステップと、
前記ジャンルデータ受信手段で受信されたジャンルデータを取得するステップと、
前記ジャンルデータ取得手段で取得された前記所定のコンテンツに係るデータに割り当てられたジャンルに応じ、前記音場設定手段で設定されたユーザの好みに応じたジャンル毎の音場で出力されるように音声処理が行われるステップとを備えることを特徴とする再生方法。
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WO2006054479A1 (ja) * | 2004-11-22 | 2006-05-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 音像定位装置 |
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JP2009130768A (ja) * | 2007-11-27 | 2009-06-11 | Mitsubishi Electric Corp | Hdmi送受信装置 |
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-
2003
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