JP2004275691A - 液体流出具 - Google Patents
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Abstract
【課題】コーヒー等の抽出をおこなう場合液体を袋内に保持,濾過する素材とその袋状素材を支持する容器との密着を阻止することで液体の流出促進する資材を提供する。
【解決手段】液体を保持する袋状素材内又はその袋状素材を支持する容器素材内に袋状素材の平滑性を阻止する部材,形状を施す事で液体流出に必要な隙間道を設ける事で解決する。
【選択図】図2
【解決手段】液体を保持する袋状素材内又はその袋状素材を支持する容器素材内に袋状素材の平滑性を阻止する部材,形状を施す事で液体流出に必要な隙間道を設ける事で解決する。
【選択図】図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコーヒー,お茶,薬草等の抽出に用いる濾過及び所定温度になれば袋内の液体が流出する事が出来る液体流出容器,及び液体流出袋等の液体流出阻止要因を防ぎ流出促進に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来コーヒー等を抽出する方法としては抽出用ドリッパーなどに濾紙を入れコーヒーを濾していた。又本発明者が考案した出願番号2002−383518,2003−31770に有る電子レンジや電磁調理器による抽出方法が有る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者が考案した先の出願に伴う方法であれば考案どうりに抽出が可能であるが、液体を入れ濾過又は流出させる袋状の物を支持するプラスチック製,陶器製,ガラス製,紙製等の支持具の液体を濾過流出させる素材と接する面の形状により液体流出速度に違いが見られることが判明した。
【0004】
袋を支持する面と袋状を形成している素材とが平滑であれば密着をおこし液体流出を阻止していた。
【0005】
袋状支持具の多くはその接する面をリブ加工しているがリブ「溝」の大きさが一定ではなくリブ高さが低いものなどは流出阻止の要因に成っている。
【0006】
本発明はこのような従来の問題点を解決する為になされたもので、一定の液体流出が可能に成る様支持具及び液体を保持する袋状に加工を施す事で液体の流出阻止する事の無い液体流出具を提供する物である。
【0007】
【問題を解決する為の手段】
この問題を解決する為本発明の請求項1においては熱可溶性材料を流出口に施したシート状、袋状素材を折まげたり重ねたりす又熱可溶性材料が施される流出口周辺をくぼませる事で平滑性を阻止し液体流出の道を設ける事が袋状を支持する形状に左右されることなく可能に成る。
【0008】
上記袋状素材自身に変形を持たせるだけではなく袋状を構成する素材以外で外部から棒状、板状など何らかの形状を設けた物を袋内に溶着又ははめ込み設置し液体流出の道を設ける事が上記同様可能に成る。
【0009】
本発明者が考案した出願番号2002−383518,2003−31770に有る液体流出シートとコーヒーの豆などを濾過する目的で用いる濾紙を重ねて使用する時には袋状を支持する物の設置面側だけに何らかの物体を設けるのだけでは無く,濾紙と液体保持流出袋との間に設ける事で2枚の素材の密着を阻止し液体が容易に流出させる事が可能に成る。
【0010】
本発明請求項2においては請求項1にあるような液体流出袋状に液体流出阻止材を施すのではなく、支持具の一部又は外部からの棒状,平板状等の形状構成する素材を設置する事で液体流出を可能にする。
【0011】
本発明請求項3においては,液体を有る所定温度まで保持しその後流出させる袋状に施された熱可溶性材料を被膜にした穴に支持具液体を流出させる穴を合わせることで支持具と袋状素材の密着に関係無く液体流出させることが可能に成る。
【0012】
本発明請求項4においては熱可溶性材料を流出口に施した穴を完全に支持具設置面に接さない位置すなわち支持容器外部に位置する状態で密着を阻止し液体を流出させる事が可能である。
【0013】
上記発明であればリブ「溝」の大きさやその物の素材をどのような形状にするかなどまた外部からの何らかの形状物を一切必要としないもので所定温度に成った後液体流出させる為に設けられた出願番号2002−3835182003−31770の方式による流出に付いては理想的である。
【0014】
本発明請求項5においては袋状素材がその袋状素材を支持する容器より小さく袋状素材の一部分が容器に接する状態で熱可溶性材料を施した流出口が容器素材に触れない状態の構成になっている。1例を記載すれば,高さが同じ円錐形で袋状を構成する素材の円錐底辺直径が8cm,その袋状素材を支持する容器の円錐底辺直径が12cmの場合袋状素材及びそれを支持する容器の円錐形先端を下方の状態でセットし液体を袋状素材の中に入れれば袋状素材は容器にその一部だけが接し非接触部分が発生する。この位置に熱可溶材料を施した流出口を位置すれば液体は流出する。
【0015】
袋状素材をそれを支持する容器内にセットし液体を入れれば液体の圧力で袋状素材は袋形態に沿った形になる。この場合頂点を下方にした円錐形であれば袋状素材は円錐形を構成する。円錐形側面は一定の円弧を画き袋状素材を支持する容器にくぼみ,へこみ,溝等が設けられている容器形状であればくぼみ,へこみ,溝形状に沿う事無く形を形成する。この事を利用してこの部分に熱可溶性材料を施した流出口を位置すれば容器素材に接する事無く流出が行われる。
【0016】
袋状素材に熱可溶性材料で被膜を施した流出口をその支持容器に触れさせない為に容器形状を水平線に対し直角に上げた線の左右対象形状にするのではなく非対称形状にする事で傾きを生じさせ袋状素材を強制的にある方向に傾かせる容器形状を用いる事も出来る。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を,図面を参照しつつ説明する。
【0018】
図面1は本発明の請求項1についての1例で袋状の構成を断面図で見た略図である。
【0019】
Aは止水性が有る素材を袋状の形態にした物で3は熱可溶性材料で皮膜を施す液体流出口を示す。この状態であれば素材1の形態は平滑性を持っている事を示す。
【0020】
Bは液体流出口の上部にシリコーン樹脂を球状にした物を接着し1の素材が平滑性を持たない状態を示す。この場合平滑性を阻止する素材,形状は特定させなくてもよく,置く位置も流出口の上部,下部,側面部など自由で,又流出口からの距離も自由であり素材の平滑性を阻止する事で液体の流出に必要な隙間道が確保されれば良い。
【0021】
この場合の平滑性とは先に述べたように容器と袋の全面密着を阻止するような物でなくて良く流出口からの液体を流出させる程度で目的を果たす。又平滑性以外の表現として接する素材同士の一部密着阻止する形状であれば良い事を記載しておく。
【0022】
図面2は本発明の請求項2についての1例でCは液体を保持する袋状1とそれを支持しているプラスチック製容器4の断面図である。DはCの一部を上から見た図である。
【0023】
Cの4はプラスチック製の容器で液体を保持する袋状を支持する物である。2のシリコーン樹脂製球状物が容器と袋との間に隙間を設けていることを示す。
【0024】
DはCで示した隙間を上から見た図である。流出口上部に施されたシリコーン製球状物が1袋状素材を持ち上げ液体流出に必要な隙間を構成していることを示す。
【0025】
図面3は本発明請求項3についての1例で,断面図で示した略図である。
【0026】
液体を保持する袋状に空けられた熱可溶性材料で被膜を施す穴3とその袋状を支持するプラスチック製容器に設けられた液体を容器外に流出させる穴5が同じ位置にあることを示す。
【0027】
袋状の穴3とプラスチック製に空けられた穴5との穴の面積関係はどのような大きさでも良く、重なり合う穴の位置状態は互いの穴の一部が重なり合った状態でも本発明の目的を果たす。
【0028】
図面4は本発明請求項4についての1例で液体を保持する袋状素材とその袋状を保持するプラスチック製容器を断面で示した略図である。
【0029】
1の液体を保持する袋状の一部がその袋状を支持する容器6の下部から露出している状態で液体流出口が6の容器に接する事が無い状態を示す。この事で袋状素材と容器素材は密着する事無く液体の流出が出来る。
【0030】
請求項4では袋状素材を支持する容器の下部が開放されている事から袋状素材に穴を空け容器にかけるもしくは袋状の一部に、支持容器などにお互いを挟みあい固定するような物を設ける事も出来る。
【0031】
袋状素材支持する容器の下部開放部分の大きさ形状はどのような形状でも良く容器形状として線状を組み合わせたような物で袋状素材を空中で吊下げるような状態でも良い。
【0032】
袋状の素材に熱可溶性材料で被膜を施された穴とその袋状素材を支持する容器との穴の位置関係は被膜を施された穴の一部がその袋状素材を支持する素材から一部だけが出た状態でも本発明の目的を果たす。
【0033】
袋状の素材に熱可溶性材料で被膜を施した穴が複数個でその袋状素材を支持する容器との穴の位置関係は,複数個空けられた穴の最低1個だけ出た状態であれば残りの穴は容器素材に接していても良い。
【0034】
図面5は本発明請求項5についての略図である。
【0035】
Eの7は液体を保持する袋状素材を示し,その袋状素材を支持するプラスチック製容器に比べ容積的に小さくされた形状でその袋状内に液体を入れた状態では支持する容器の一部にしか接する事が出来ない形態に有る。この事で袋状に設けられた熱可溶性材料が施された流出口が容器素材に接する事が無くなり液体流出が可能に成る。袋状素材とそれを支持する容器とがほとんど同じ容積で有った場合でも支持容器又は袋状素材に留め具などを用いて強制的に熱可溶性材料を施した流出口を支持容器素材に接することが出来無い形態でも良い
【0036】
Fの8は液体を示し9は袋状素材を支持する容器形状の一部に外側に向け溝を設けた状態を示す。この溝の位置に熱可溶性材料で被膜を施された流出口の位置すれば流出が阻止されないことを示す。この場合溝,くぼみ、へこみ等の形態は基本容器形の内側に向けた状態,外側に向けた状態でもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明では液体を所定温度に成るまで保持した後熱可溶性材料を溶解させ液体を流出させる機能を持つ液体流出具から確実に液体流出を維持する事が出来る。又請求項4の状態では袋状素材を支持する容器が流出する液体に触れる事無く出来るので洗浄などの工程を除く事が出来便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】液体保持袋に平滑性阻止防止材を施した状態を示す。
【図2】液体保持袋に液体流出阻止防止材を施し容器内に有る時の状態を示す。
【図3】液体保持袋内に施された液体流出口が容器内に施された流出口と同じ位置関係に有る事を示す。
【図4】液体保持袋が容器下部から露出している状態を示す。
【図5】形態保持袋の容積が容器より小さく液体流出口が容器素材に触れない状態を示す。
【符号の説明】
A 液体保持袋に熱可溶性材料を施す穴を示す断面図。
A1 袋状を構成する素材の流出口部分をくぼませた状態の断面図。
B Aに液体流出阻止防止材を施した状態を示す。
C 液体保持袋を支持する容器に入れた状態の断面図を示す。
D Cの液体阻止防止材を施した部分を上から見た図を示す。
E 支持容器より袋状素材が容積的に小さく容器に触れない部分があることを示す断面図。
F 支持容器の一部に溝があり袋状素材が容器に沿わない状態を示した断面図。
1 止水性の有る液体保持袋素材。
2 液体流出阻止防止材。
3 熱可溶性材料で被膜を施す液体流出口
4 液体保持袋を支持する容器素材。
5 液体保持袋を支持する容器内に施された液体流出口。
6 液体保持袋を支持する容器で下部を開放した形状の容器。
7 液体支持容器より容積的に小さく形状構成された液体保持袋素材。
8 袋状素材に入れられた液体を示す。
9 袋状素材を支持する容器の一部に溝を設けた形状を示す。
【発明の属する技術分野】
本発明はコーヒー,お茶,薬草等の抽出に用いる濾過及び所定温度になれば袋内の液体が流出する事が出来る液体流出容器,及び液体流出袋等の液体流出阻止要因を防ぎ流出促進に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来コーヒー等を抽出する方法としては抽出用ドリッパーなどに濾紙を入れコーヒーを濾していた。又本発明者が考案した出願番号2002−383518,2003−31770に有る電子レンジや電磁調理器による抽出方法が有る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者が考案した先の出願に伴う方法であれば考案どうりに抽出が可能であるが、液体を入れ濾過又は流出させる袋状の物を支持するプラスチック製,陶器製,ガラス製,紙製等の支持具の液体を濾過流出させる素材と接する面の形状により液体流出速度に違いが見られることが判明した。
【0004】
袋を支持する面と袋状を形成している素材とが平滑であれば密着をおこし液体流出を阻止していた。
【0005】
袋状支持具の多くはその接する面をリブ加工しているがリブ「溝」の大きさが一定ではなくリブ高さが低いものなどは流出阻止の要因に成っている。
【0006】
本発明はこのような従来の問題点を解決する為になされたもので、一定の液体流出が可能に成る様支持具及び液体を保持する袋状に加工を施す事で液体の流出阻止する事の無い液体流出具を提供する物である。
【0007】
【問題を解決する為の手段】
この問題を解決する為本発明の請求項1においては熱可溶性材料を流出口に施したシート状、袋状素材を折まげたり重ねたりす又熱可溶性材料が施される流出口周辺をくぼませる事で平滑性を阻止し液体流出の道を設ける事が袋状を支持する形状に左右されることなく可能に成る。
【0008】
上記袋状素材自身に変形を持たせるだけではなく袋状を構成する素材以外で外部から棒状、板状など何らかの形状を設けた物を袋内に溶着又ははめ込み設置し液体流出の道を設ける事が上記同様可能に成る。
【0009】
本発明者が考案した出願番号2002−383518,2003−31770に有る液体流出シートとコーヒーの豆などを濾過する目的で用いる濾紙を重ねて使用する時には袋状を支持する物の設置面側だけに何らかの物体を設けるのだけでは無く,濾紙と液体保持流出袋との間に設ける事で2枚の素材の密着を阻止し液体が容易に流出させる事が可能に成る。
【0010】
本発明請求項2においては請求項1にあるような液体流出袋状に液体流出阻止材を施すのではなく、支持具の一部又は外部からの棒状,平板状等の形状構成する素材を設置する事で液体流出を可能にする。
【0011】
本発明請求項3においては,液体を有る所定温度まで保持しその後流出させる袋状に施された熱可溶性材料を被膜にした穴に支持具液体を流出させる穴を合わせることで支持具と袋状素材の密着に関係無く液体流出させることが可能に成る。
【0012】
本発明請求項4においては熱可溶性材料を流出口に施した穴を完全に支持具設置面に接さない位置すなわち支持容器外部に位置する状態で密着を阻止し液体を流出させる事が可能である。
【0013】
上記発明であればリブ「溝」の大きさやその物の素材をどのような形状にするかなどまた外部からの何らかの形状物を一切必要としないもので所定温度に成った後液体流出させる為に設けられた出願番号2002−3835182003−31770の方式による流出に付いては理想的である。
【0014】
本発明請求項5においては袋状素材がその袋状素材を支持する容器より小さく袋状素材の一部分が容器に接する状態で熱可溶性材料を施した流出口が容器素材に触れない状態の構成になっている。1例を記載すれば,高さが同じ円錐形で袋状を構成する素材の円錐底辺直径が8cm,その袋状素材を支持する容器の円錐底辺直径が12cmの場合袋状素材及びそれを支持する容器の円錐形先端を下方の状態でセットし液体を袋状素材の中に入れれば袋状素材は容器にその一部だけが接し非接触部分が発生する。この位置に熱可溶材料を施した流出口を位置すれば液体は流出する。
【0015】
袋状素材をそれを支持する容器内にセットし液体を入れれば液体の圧力で袋状素材は袋形態に沿った形になる。この場合頂点を下方にした円錐形であれば袋状素材は円錐形を構成する。円錐形側面は一定の円弧を画き袋状素材を支持する容器にくぼみ,へこみ,溝等が設けられている容器形状であればくぼみ,へこみ,溝形状に沿う事無く形を形成する。この事を利用してこの部分に熱可溶性材料を施した流出口を位置すれば容器素材に接する事無く流出が行われる。
【0016】
袋状素材に熱可溶性材料で被膜を施した流出口をその支持容器に触れさせない為に容器形状を水平線に対し直角に上げた線の左右対象形状にするのではなく非対称形状にする事で傾きを生じさせ袋状素材を強制的にある方向に傾かせる容器形状を用いる事も出来る。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を,図面を参照しつつ説明する。
【0018】
図面1は本発明の請求項1についての1例で袋状の構成を断面図で見た略図である。
【0019】
Aは止水性が有る素材を袋状の形態にした物で3は熱可溶性材料で皮膜を施す液体流出口を示す。この状態であれば素材1の形態は平滑性を持っている事を示す。
【0020】
Bは液体流出口の上部にシリコーン樹脂を球状にした物を接着し1の素材が平滑性を持たない状態を示す。この場合平滑性を阻止する素材,形状は特定させなくてもよく,置く位置も流出口の上部,下部,側面部など自由で,又流出口からの距離も自由であり素材の平滑性を阻止する事で液体の流出に必要な隙間道が確保されれば良い。
【0021】
この場合の平滑性とは先に述べたように容器と袋の全面密着を阻止するような物でなくて良く流出口からの液体を流出させる程度で目的を果たす。又平滑性以外の表現として接する素材同士の一部密着阻止する形状であれば良い事を記載しておく。
【0022】
図面2は本発明の請求項2についての1例でCは液体を保持する袋状1とそれを支持しているプラスチック製容器4の断面図である。DはCの一部を上から見た図である。
【0023】
Cの4はプラスチック製の容器で液体を保持する袋状を支持する物である。2のシリコーン樹脂製球状物が容器と袋との間に隙間を設けていることを示す。
【0024】
DはCで示した隙間を上から見た図である。流出口上部に施されたシリコーン製球状物が1袋状素材を持ち上げ液体流出に必要な隙間を構成していることを示す。
【0025】
図面3は本発明請求項3についての1例で,断面図で示した略図である。
【0026】
液体を保持する袋状に空けられた熱可溶性材料で被膜を施す穴3とその袋状を支持するプラスチック製容器に設けられた液体を容器外に流出させる穴5が同じ位置にあることを示す。
【0027】
袋状の穴3とプラスチック製に空けられた穴5との穴の面積関係はどのような大きさでも良く、重なり合う穴の位置状態は互いの穴の一部が重なり合った状態でも本発明の目的を果たす。
【0028】
図面4は本発明請求項4についての1例で液体を保持する袋状素材とその袋状を保持するプラスチック製容器を断面で示した略図である。
【0029】
1の液体を保持する袋状の一部がその袋状を支持する容器6の下部から露出している状態で液体流出口が6の容器に接する事が無い状態を示す。この事で袋状素材と容器素材は密着する事無く液体の流出が出来る。
【0030】
請求項4では袋状素材を支持する容器の下部が開放されている事から袋状素材に穴を空け容器にかけるもしくは袋状の一部に、支持容器などにお互いを挟みあい固定するような物を設ける事も出来る。
【0031】
袋状素材支持する容器の下部開放部分の大きさ形状はどのような形状でも良く容器形状として線状を組み合わせたような物で袋状素材を空中で吊下げるような状態でも良い。
【0032】
袋状の素材に熱可溶性材料で被膜を施された穴とその袋状素材を支持する容器との穴の位置関係は被膜を施された穴の一部がその袋状素材を支持する素材から一部だけが出た状態でも本発明の目的を果たす。
【0033】
袋状の素材に熱可溶性材料で被膜を施した穴が複数個でその袋状素材を支持する容器との穴の位置関係は,複数個空けられた穴の最低1個だけ出た状態であれば残りの穴は容器素材に接していても良い。
【0034】
図面5は本発明請求項5についての略図である。
【0035】
Eの7は液体を保持する袋状素材を示し,その袋状素材を支持するプラスチック製容器に比べ容積的に小さくされた形状でその袋状内に液体を入れた状態では支持する容器の一部にしか接する事が出来ない形態に有る。この事で袋状に設けられた熱可溶性材料が施された流出口が容器素材に接する事が無くなり液体流出が可能に成る。袋状素材とそれを支持する容器とがほとんど同じ容積で有った場合でも支持容器又は袋状素材に留め具などを用いて強制的に熱可溶性材料を施した流出口を支持容器素材に接することが出来無い形態でも良い
【0036】
Fの8は液体を示し9は袋状素材を支持する容器形状の一部に外側に向け溝を設けた状態を示す。この溝の位置に熱可溶性材料で被膜を施された流出口の位置すれば流出が阻止されないことを示す。この場合溝,くぼみ、へこみ等の形態は基本容器形の内側に向けた状態,外側に向けた状態でもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明では液体を所定温度に成るまで保持した後熱可溶性材料を溶解させ液体を流出させる機能を持つ液体流出具から確実に液体流出を維持する事が出来る。又請求項4の状態では袋状素材を支持する容器が流出する液体に触れる事無く出来るので洗浄などの工程を除く事が出来便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】液体保持袋に平滑性阻止防止材を施した状態を示す。
【図2】液体保持袋に液体流出阻止防止材を施し容器内に有る時の状態を示す。
【図3】液体保持袋内に施された液体流出口が容器内に施された流出口と同じ位置関係に有る事を示す。
【図4】液体保持袋が容器下部から露出している状態を示す。
【図5】形態保持袋の容積が容器より小さく液体流出口が容器素材に触れない状態を示す。
【符号の説明】
A 液体保持袋に熱可溶性材料を施す穴を示す断面図。
A1 袋状を構成する素材の流出口部分をくぼませた状態の断面図。
B Aに液体流出阻止防止材を施した状態を示す。
C 液体保持袋を支持する容器に入れた状態の断面図を示す。
D Cの液体阻止防止材を施した部分を上から見た図を示す。
E 支持容器より袋状素材が容積的に小さく容器に触れない部分があることを示す断面図。
F 支持容器の一部に溝があり袋状素材が容器に沿わない状態を示した断面図。
1 止水性の有る液体保持袋素材。
2 液体流出阻止防止材。
3 熱可溶性材料で被膜を施す液体流出口
4 液体保持袋を支持する容器素材。
5 液体保持袋を支持する容器内に施された液体流出口。
6 液体保持袋を支持する容器で下部を開放した形状の容器。
7 液体支持容器より容積的に小さく形状構成された液体保持袋素材。
8 袋状素材に入れられた液体を示す。
9 袋状素材を支持する容器の一部に溝を設けた形状を示す。
Claims (5)
- その物自身止水性の有るシート状,袋状の一部に設けた1個ないし複数個の液体流出口に所定温度に成るまでは止水機能を持ち所定温度になればその被膜が溶解し液体が流出する事が出来る素材寒天、カラギナン,キサンタンガム,ゼラチン、澱粉,増粘多糖類等の熱可溶性材料で被膜を施した周辺の両面又は片面にその物自身又は異質な素材を用いても良く、その物自身の素材を折り曲げる、重ねる,くぼませる、又その物自身の素材と同質の物を棒線状、円球状などに形成し溶着,組み込む形態、又はその物自身ではない素材を棒線状、円球状などの形状にしたのもを溶着,組み込む等の方法でシート状,袋状を構成する素材の一部を平滑性持たない形状にする事で液体の流動を促進する様に施されたシート状,袋状の液体流出具。
- その物自身止水性の有るシート状,袋状の一部に設けた1個ないし複数個の液体流出口に所定温度に成るまでは止水機能を持ち所定温度になればその被膜が溶解し液体が流出する事が出来る素材寒天、カラギナン,キサンタンガム,ゼラチン、澱粉,増粘多糖類等の熱可溶性材料で被膜を施した袋状の濾過流出袋をコーヒー等の抽出時に用いるプラスチック製,陶器製,ガラス製,紙製等の濾過流出袋を支持する容器の支持具本体の一部又は分離された形でもよく板状,線状など形を形成する部品を用いる事で容器内側にセットする濾過流出袋と支持具の間に付属部材を設ける事で平滑性を阻止し袋と支持容器との間に最低一部分密着性を無くし隙間等を設けた液体流出具。
- その物自身止水性の有るシート状,袋状の一部に設けた1個ないし複数個の液体流出口に所定温度に成るまでは止水機能を持ち所定温度になればその被膜が溶解し液体が流出する事が出来る素材寒天、カラギナン,キサンタンガム,ゼラチン、澱粉,増粘多糖類等の熱可溶性材料で被膜を施した袋状の濾過流出袋の流出口をコーヒー等の抽出時に用いるプラスチック製、陶器製、ガラス製、紙製等の濾過フィルター支持具の流出口の穴の位置に合わせた液体流出具。
- その物自身止水性の有るシート状,袋状の一部に設けた1個ないし複数個の液体流出口に所定温度に成るまでは止水機能を持ち所定温度になればその被膜が溶解し液体が流出する事が出来る素材寒天、カラギナン,キサンタンガム,ゼラチン、澱粉,増粘多糖類等の熱可溶性材料で被膜を施した袋状の濾過流出袋をコーヒー等の抽出時に用いるプラスチック製,陶器製、ガラス製,紙製等の液体濾過袋支持具の下部が開放された形状で袋状を形成する液体濾過袋素材と支持具が接触しない状態の位置に液体が流出する穴が有る液体流出具。
- その物自身止水性の有るシート状,袋状の一部に設けた1個ないし複数個の液体流出口に所定温度に成るまでは止水機能を持ち所定温度になればその被膜が溶解し液体が流出する事が出来る素材寒天、カラギナン,キサンタンガム,ゼラチン、澱粉,増粘多糖類等の熱可溶性材料で被膜を施した袋状の液体流出袋とその袋状素材を支持するプラスチック製,ガラス製,陶器製、紙製等の容器に袋状素材の一部分が接し持たれかかるような状態に成り熱可溶性材料を施した流出口の穴が容器素材に触れない状態に形状構成された液体流出具及び熱可溶性材料が施された流出口部分に袋状素材を支持する容器素材が接しないよう容器素材のその部分を内側外側いずれか又は両方に脹らませる,くぼませる等の容器形状に成っている液体流出具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003117624A JP2004275691A (ja) | 2003-03-17 | 2003-03-17 | 液体流出具 |
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JP2007238607A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-09-20 | Kawaken Fine Chem Co Ltd | 塩素除去剤 |
US8506472B2 (en) | 2008-10-23 | 2013-08-13 | Atom Medical Corporation | Incubator |
JP2015502230A (ja) * | 2011-12-21 | 2015-01-22 | デリカ・アクチェンゲゼルシャフトDelica Ag | 飲料を調製するためのカプセル、システムおよび方法 |
-
2003
- 2003-03-17 JP JP2003117624A patent/JP2004275691A/ja active Pending
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US8506472B2 (en) | 2008-10-23 | 2013-08-13 | Atom Medical Corporation | Incubator |
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