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JP2004268711A - レジスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】レジスタから吹き出す気流の方向を偏向させる可動フィンがレジスタの前面にないようにすること。
【解決手段】レジスタ内に送り込まれた気流を空気吹出口21から吹き出すレジスタにおいて、空気吹出口21がレジスタ前面の開口部群により形成され、空気吹出口21から吹き出す気流の方向を偏向させるバレル50がバレルホルダ40に対して横軸41の周りに回動可能に配設され、バレルホルダ40がレジスタ内にて縦軸の周りに回動可能に配設され、バレルホルダ40を回動させることにより、バレル50を通過して空気吹出口21から吹き出す気流の方向を上下方向に偏向することができるとともに、バレル50のみを回動させることにより、バレル50を通過して空気吹出口21から吹き出す気流の方向を横方向に偏向させることができること。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、気流を空気吹出口から吹き出すレジスタに関し、特に、レジスタの前面に可動フィンがないレジスタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車の車室内のインストルメントパネル等には、レジスタが設けられている。このレジスタは空調装置の温冷風等の気流の吹き出し方向を調節するものである。図8は、このレジスタの従来例を示す。(例えば特許文献1)
図8に示すレジスタ70では、その前面にベゼル71が配設され、ベゼル71の後にダクト状のリテーナ72が取り付けられている。ベゼル71の前面には空気吹出口71aが形成され、空気吹出口71aには複数の連動するフィンからなる水平フィン群73が配設されている。さらに、リテーナ72内にて水平フィン群73より風上側には複数の連動するフィンからなる垂直フィン群74が配設されている。
【0003】
空気吹出し口71aには、水平フィン群73の一つのフィンを摺動自在に挟むようにフィン操作ノブ75が配設され、このフィン操作ノブ75のスリット75aが垂直フィン群74のフィンに取り付けられた縦方向のロッド74aに摺動自在に連結されている。このため、フィン操作ノブ75の傾斜度を操作することにより水平フィン群73の偏向方向を変えることができ、さらに、フィン操作ノブ75を水平フィン群73の前記一つのフィンに沿って摺動させることにより、垂直フィン群74の偏向方向を変えることができる。そして、水平フィン群73の偏向方向を変えることにより、レジスタ70から吹き出す気流の方向を上下に変えることができ、垂直フィン群74の偏向方向を変えることにより、レジスタ70から吹き出す気流の方向を左右に変えることができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−101058号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例では、水平フィン群73および垂直フィン群74を別個に形成して、レジスタ70内に配設しているので、気流の方向を偏向させるため水平フィン群73および垂直フィン群74のうちどちか一方を空気吹出口71aに配設し、他方をレジスタ70内の空気吹出口71aに近い位置に配置する必要があった。このため、空気吹出口71aからその内部にある水平フィン群73および垂直フィン群74が見える。このため、水平フィン群73および垂直フィン群74を動作させると、レジスタ70の前面の外観が変わるので、その見栄えが悪いとともに、レジスタ70の前面の意匠が制限され、その自由度がなかった。このため、レジスタ70の前面に、例えば三次元曲線カーブ等の意匠デザインを施すことができないという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、レジスタから吹出す気流の方向を偏向させる可動フィンがレジスタの前面にないようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、レジスタ内に送り込まれた気流を空気吹出口から吹き出すレジスタにおいて、前記空気吹出口がレジスタの前面の開口部群により形成され、前記レジスタ内にて前記空気吹出口から吹き出す気流の方向を偏向させる枠状体および保持部材が配置され、前記枠状体が前記保持部材に対して回動可能に支えられ、前記保持部材が前記枠状体の回動軸と異なる方向の回動軸の周りに回動可能に前記レジスタ内に配設され、前記保持部材の回動により、前記保持部材に支えられた前記枠状体を通過して前記空気吹出口から吹き出す気流の方向を偏向するとともに、前記枠状体のみの回動により、前記枠状体を通過して前記空気吹出口から吹き出す気流の方向を前記保持部材の回動による前記気流の偏向方向と異なる方向に偏向するように構成されていることを特徴とするレジスタである。
これにより、レジスタ内に配設された枠状体およびその保持部材を回動させることにより、レジスタ前面の開口部群により形成された空気吹出口から吹き出る気流の方向を2の異なる方向(例えば縦方向と横方向)に偏向させることができる。
【0007】
さらに、請求項2記載の発明は、請求項1に記載した発明において、前記枠状体が第1部材および第2部材を組み合わせた枠状に形成され、連結部材が設けられ、この連結部材の移動に連動して前記第1部材および第2部材が回動し、前記第1部材および第2部材の回動により、前記枠状体を通過する気流の方向を偏向させるように構成したことである。
これにより、連結部材を移動させると、この連結部材の移動に連動して枠状体の第1部材および第2部材が回動し、枠状体を通過する気流の向きが前記回動方向に偏向される。
【0008】
さらに、請求項3記載の発明は、請求項2に記載した発明において、レジスタの前面に操作ノブが回動可能でかつその回動軸方向に移動可能に配設され、この操作ノブの移動により回動する回動手段が配設され、この回動手段の回動により回動するアームが配設され、このアームに形成されたスリットに前記連結部材が係合し、前記アームの回動により前記連結部材が移動し、前記操作ノブの回動に連動して前記保持部材が回動することである。
これにより、操作ノブを移動または回動させることにより、前記保持部材および前記枠状体を回動させて前記枠状体を通過する気流の方向を偏向することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に係るレジスタを示し、図2は図1のレジスタの内部を示し、図3は図1のレジスタを分解して示し、図4は、図3のバレル、バレルホルダ等を拡大して示し、図5は図1のレジスタのベゼルおよびリテーナを示す。さらに、図6は図1のレジスタの縦断面を示し、図7は図1のレジスタの横断面を示す。
【0010】
図1に示すように、レジスタ10は、レジスタ10の前面(図示手前の面)を構成するベゼル20とベゼル20の後側にその吹き出し側端部31(図5参照)が取り付けられたダクト状のリテーナ30を主体として構成されている。そして、リテーナ30の流入側端部(図示右端部)32が図示しない空調装置の温冷風等の気流が流れるダクトに接続可能である。また、図6および図7に示すように、リテーナ30の縦横に偏向された気流の吹出し側端部31はその縦横の幅が広くなっている。
図3に示すように、リテーナ30の吹出し側端部31の切欠部31aには軸受33、33(図7参照)が形成され、さらに、吹出し側端部31の下部には一対の補助板34a、34bがベゼル20の下側に延びるように溶接等により取り付けられ、この補助板34a、34bの先端部には軸受35、35(図2参照)が形成されている。
【0011】
ベゼル20の前面には、多数の横長孔状の開口部を縦横に並べて構成した空気吹出口21が形成されている。
さらに、ベゼル20の前面にて空気吹出口21の下側にノブ用開口部22が形成されている。ノブ用開口部22に、調節手段60の特許請求の範囲における「操作ノブ」に相当するダイヤルノブ61が配設されている。
図3に示すように、ダイヤルノブ61がノブホルダ65の開口部65aに配置され、ダイヤルノブ61の四角孔61aに四角筒状のシム62を介して四角柱状の横軸となるシャフト63が摺動自在に嵌合している。さらに、シャフト63(図2参照)が開口部65aの縁を形成する折曲部65b、65cの円形孔を貫通している。そして、図2に示すように、シャフト63の両端の軸部63aはリテーナ30の軸受35に回動自在に支えられている。シャフト63の図示右端の軸部63aにアーム部63bが付設され、アーム部63bの先端部にピン63cが付設されている。このピン63cがリンク64の下端部の孔64aに回動自在に連結されている。
【0012】
一方、図3および図6に示すように、ノブホルダ65の後端部にラック66が設けられ、ラック66に螺合する円盤状のギヤ67が配設され、さらに、ギヤ67に螺合するギヤ68が配設されている。このギヤ68はリテーナ30に回動自在に取り付けられた縦軸69の下端部に固定されている。
【0013】
図6および図7に示すように、ベゼル20の空気吹出口21(図5参照)の近くのリテーナ30のダクト状部分内に、特許請求の範囲における「保持部材」に相当する枠状のバレルホルダ40が配設されている。バレルホルダ40では、図4に示すように、その上辺部を貫通する貫通孔44a、45aが形成され、下辺部を貫通する貫通孔44b、45bがそれぞれ貫通孔44a、45aに対応する部位に形成されている。そして、バレルホルダ40の左右辺部の中心部に横軸41(図7参照)が設けられ、この横軸41は軸受33に回動自在に支えられている。これにより、バレルホルダ40は横軸41を回動中心として回動可能である。
図2および図3に示すように、横軸41の図示右端部にはアーム部42が取り付けられ、このアーム部42の先端部にはピン43が横軸41と平行に取り付けられている。そして、ピン43がリンク64の上端部の孔64bに回動可能に連結されている。
【0014】
図2に示すように、バレルホルダ40の内側に、特許請求の範囲における「枠状体」に相当するバレル50が配置されている。そして、図4に示すように、バレル50は第1部材51および第2部材52を組み合わせて枠状にしたものである。第1部材51では、その上片部に貫通孔51aが形成され、下片部の貫通孔51aと対応する位置に貫通孔51bが形成されている。さらに、第2部材52では、その上片部に貫通孔52aが形成され、下片部の貫通孔52aに対応する位置に貫通孔52bが形成されている。さらに、第1部材51では、その上片部の上面に縦軸53aが立設され、下片部の下面に縦軸53aと軸方向を同じくする縦軸53bが下向きに立設されている。さらに、第2部材52では、その上片部の上面に縦軸54aが立設され、下片部の下面に縦軸54aと軸方向を同じくする縦軸54bが下向きに立設されている。
縦軸53a、53bは、それぞれバレルホルダ40の貫通孔44a、44bに回動自在に保持されている。また、縦軸54a、54bは、それぞれバレルホルダ40の貫通孔45a、45bに回動自在に保持されている。これにより、第1部材51は縦軸53a、53bを回動軸として回動可能であり、一方、第2部材52は縦軸54a、54bを回動軸として回動可能である。
【0015】
図4に示すように、連結部材55は、上側ロッド部55a、下側ロッド部55bおよび上側ロッド部55aと下側ロッド部55bを連結する支柱部55cを備えている。上側ロッド部55aの両端部の上面には縦軸56a、57aが立設され、下側ロッド部55bの両端部の下面には、縦軸56aと軸方向を同じくする縦軸56b、および縦軸57aと軸方向を同じくする縦軸57bが下向きに立設されている。
縦軸56a、56bはそれぞれバレル50の第1部材51の貫通孔51a、51bに回動自在に支えられ、縦軸57a、57bはそれぞれバレル50の第2部材52の貫通孔52a、52bに回動自在に支えられている。このため、連結部材55に連動して、第1部材51および第2部材52が回動可能であり、この回動によりバレル50内を通過して空気吹出口21から吹き出る気流が前記回動方向に偏向する。
【0016】
図4に示すように、縦軸69にはアーム69aが付設され、アーム69aにその長手方向に延びたスリット69bが形成されている。このスリット69bに連結部材55の支柱部55cが摺動自在に係合している。このため、縦軸69の回動に連動して連結部材55が移動し、この移動に連動してバレル50の第1部材51および第2部材52が回動する。
【0017】
以上の構成により、レジスタ10は以下のように動作する。図1に示すように、ダイヤルノブ61を矢印61bの方向(下方向)に回動するように操作すると、図2に示すシャフト63がダイヤルノブ61の回動方向と同じ方向に回動し、リンク64が上方に移動し、横軸41が図6の矢印41aに示す方向に回動する。このため、図6の二点鎖線で示すように、バレルホルダ40およびバレルホルダ40に支えられたバレル50が矢印41aの方向に回動する。このため、バレル50を通過する気流の方向が下方に偏向するので、空気吹出口21から吹き出る気流の方向が下方に偏向する。一方、ダイヤルノブ61を矢印61bの方向と反対の方向に回動させると、バレル50を通過する気流の方向が上方に偏向するので、空気吹出口21から吹き出る気流の方向が上方に偏向する。
【0018】
また、図1に示すように、ダイヤルノブ61を矢印61cの方向(図示左方向)に移動させるように操作すると、ノブホルダ65がダイヤルノブ61と同じ方向に移動するので、ラック66がダイヤルノブ61と同じ方向に移動し、図3に示すように、ギヤ67が矢印67aの方向に回動し、ギヤ68が矢印68aの方向に回動する。このため、図4に示すように、縦軸69が矢印69cの方向に回動し、これに連動して連結部材55が矢印55xの方向に移動するので、この連結部材55の移動に連動して、バレル50の第1部材51および第2部材52が図7の二点鎖線で示すように回動する。これにより、バレル50を通過する気流の方向が図示左方向に偏向するので、図1の空気吹出口21から吹き出る気流が左方向に偏向する。一方、ダイヤルノブ61を矢印61cの方向と反対の方向に移動させると、バレル50を通過する気流の方向が図示右方向に偏向するので、図1の空気吹出口21から吹き出る気流が右方向に偏向する。
【0019】
そして、図1の多数の横長孔状の開口部を縦横に並べて構成した空気吹出口21の内側近くに配設されたバレルホルダ40およびバレル50の回動により空気吹出口21から吹き出る気流の方向を縦横の方向に偏向させることができるため、空気吹出口21に従来例のよう可動フィンを配置する必要がなくなる。このため、空気吹出口21が視界を遮るので、空気吹出口21の内部の状態が目立たないようになっている。
さらに、従来のような気流の方向を偏向するフィンの強度、形状等に配慮がいらなくなり、コスト低減ができる。
【0020】
なお、図7に示すように、バレル50を第1部材51と第2部材52とで構成し、第1部材51と第2部材52を連動させるようにして回動させることにより、バレル50を一つの枠状体として形成し、これを回動させる場合よりも、バレル50の回動時の空気吹出口21方向の方向の長さを短くすることができるので、バレル50をリテーナ30内の空気吹出口21の近くに配設することが容易になる。
【0021】
また、上記実施の形態において、空気吹出口21を構成する開口部群の形状は図示されたものに限定されず、気流を通過させることができ、かつベゼル20の内部の状態を外から目立たなくできるものであれば、任意の形状にすることができる。
また、バレルホルダ40の回動軸が横軸41であり、バレル50の第1部材51および第2部材52の回動軸が縦軸53a、53b、54a、54bであるが、これに限定されずに、バレルホルダ40の回動軸の軸方向とバレル50の第1部材51および第2部材52の回動軸の軸方向が異なるように設定されていればよい。
また、バレル50が第1部材51と第2部材52により構成されているが、これに限定されず、バレル50を単一の枠状体として構成し、単一の軸をその回動軸としてもよい。
【0022】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、レジスタ内に気流の方向を偏向させる枠状体およびその保持部材を配置し、レジスタの前面(意匠面)の空気吹出口に気流の方向を偏向させる可動フィンがないので、レジスタの見栄えがよくなり、そのデザインの自由度があるので、レジスタの前面がどのような形状にも対応できるようになる。
さらに、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果とともに、連結部材を利用して枠状体の第1部材および第2部材を容易に回動させることができる。
さらに、請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明の効果とともに、操作ノブを移動または回動させることにより、気流の方向を容易に偏向させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るレジスタの斜視図である。
【図2】図1のレジスタの内部を示す斜視図である。
【図3】図1のレジスタを分解して示す斜視図である。
【図4】図3のバレル、バレルホルダ等を拡大して示す斜視図である。
【図5】図1のレジスタのベゼルおよびリテーナを後側から見た斜視図である。
【図6】図1のレジスタの縦断面である。
【図7】図1のレジスタの横断面図である。
【図8】従来例に係るレジスタの斜視図である。
【符号の説明】
10 レジスタ
20 ベゼル
21 空気吹出口
30 リテーナ
40 バレルホルダ(保持部材)
41 横軸(回動軸)
50 バレル(枠状体)
51 第1部材
52 第2部材
53a、53b、54a、54b 縦軸(回動軸)
55 連結部材
60 調節手段
61 ダイヤルノブ(操作ノブ)
63 シャフト
64 リンク
65 ノブホルダ
66 ラック
67 ギヤ(回動手段)
68 ギヤ(回動手段)
69 縦軸(回動手段)
69a アーム
69b スリット

Claims (3)

  1. レジスタ内に送り込まれた気流を空気吹出口から吹き出すレジスタにおいて、
    前記空気吹出口がレジスタの前面の開口部群により形成され、
    前記レジスタ内にて前記空気吹出口から吹き出す気流の方向を偏向させる枠状体および保持部材が配置され、
    前記枠状体が前記保持部材に対して回動可能に支えられ、
    前記保持部材が前記枠状体の回動軸と異なる方向の回動軸の周りに回動可能に前記レジスタ内に配設され、
    前記保持部材の回動により、前記保持部材に支えられた前記枠状体を通過して前記空気吹出口から吹き出す気流の方向を偏向するとともに、前記枠状体のみの回動により、前記枠状体を通過して前記空気吹出口から吹き出す気流の方向を前記保持部材の回動による前記気流の偏向方向と異なる方向に偏向するように構成されていることを特徴とするレジスタ。
  2. 請求項1に記載したレジスタにおいて、
    前記枠状体が第1部材および第2部材を組み合わせた枠状に形成され、連結部材が設けられ、この連結部材の移動に連動して前記第1部材および第2部材が回動し、
    前記第1部材および第2部材の回動により、前記枠状体を通過する気流の方向を偏向させるように構成したことを特徴とするレジスタ。
  3. 請求項2に記載したレジスタであって、
    レジスタの前面に操作ノブが回動可能でかつその回動軸方向に移動可能に配設され、
    この操作ノブの移動により回動する回動手段が配設され、この回動手段の回動により回動するアームが配設され、このアームに形成されたスリットに前記連結部材が係合し、前記アームの回動により前記連結部材が移動し、
    前記操作ノブの回動に連動して前記保持部材が回動することを特徴とするレジスタ。
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