JP2004266750A - シェーディング補正方法および装置、並びにデジタルカメラ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】距離演算部12は画素の水平座標値HCおよび垂直座標値VCから、光軸位置からの距離値RVを演算する。補正データ演算部13は距離値RVを受けて、距離値と補正データとの関係を表す近似関数を参照して、当該画素に対する補正データCDを演算する。この近似関数は複数の区間に分割され、各区間においてそれぞれ2次関数で表されている。EEPROM5は各区間の2次関数を規定するサンプル点のデータを格納している。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラで撮影した画像データについて、レンズシェーディングの補正を行う技術に属する。
【0002】
【従来の技術】
レンズシェーディングとは、図7(a)に示すように、光学レンズを通して撮影した画像について、中央部が明るく、周辺部が暗くなる現象のことである。この現象は、図7(b)に示すように、撮像素子の周辺部で光量が低下することによって生じる。すなわち、周辺部では光が斜めに入り込むため、中央部に比べて単位画素当たりの入射光量が少なくなり、このため画像が暗くなる。レンズシェーディングによって、撮像素子の出力は、光軸位置を中心として、周辺に向かって同心円状に低下する。また、シェーディング特性は、カメラの絞り値、ズーム位置、レンズの種類などによって異なる。
【0003】
図8は従来のシェーディング補正装置の構成例を示すブロック図である。図8の構成では、シェーディングを補正するための補正データを格納するROM53を備えている。アドレス発生ブロック51aは水平同期信号HDから水平方向のアドレスを生成し、アドレス発生ブロック51bは垂直同期信号VDから垂直方向のアドレスを生成する。半径演算ブロック52は水平方向および垂直方向のアドレスをそれぞれ2乗して加算し、光軸位置を中心としてそのアドレスを通る同心円の半径の2乗値を演算する。そして補正データ格納ROM53から、半径演算ブロック52の出力値に対応する補正データが読み出される。読み出された補正データは、さらにゲイン制御部54によってゲイン調整が行われ、補正処理ブロック55はゲイン調整された補正データによって素子出力を補正する。
【0004】
また、他の従来例として、図8の構成におけるROM53をRAMに置き換えたものもある。
【0005】
さらに、特許文献1では、シェーディング補正データを格納する複数のROM107,108,109を備え、光学レンズ101から出力される制御信号を基にして、補正に用いるROMデータをROMデータ切替器110によって切り替える構成が開示されている。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−41179号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の技術では、次のような問題がある。
【0008】
まず図8の構成では、シェーディング補正のための補正データがROMに格納されている。このため、シューデング補正の特性自体が固定されてしまい、光学系特性に合わせたシェーディング補正が実現困難である。もちろん、ゲインの制御によって、ある程度、個別に対応することは可能であるものの、実際に様々な製品に対応するためには不十分であり、汎用性に欠けていた。また、多数の補正データを格納するROMに加えて、2乗計算を行う半径演算部やゲイン調整を行うゲイン制御部が必要であるので、回路規模が大きくなっていた。
【0009】
また、ROMをRAMに置き換えた構成では、補正データの更新が容易になるため、光学系特性に合わせたシェーディング補正も、容易に実現できる。しかしながら、RAMはROMよりも回路規模が大きいため、図8の構成よりもさらに回路規模が大きくなってしまう。さらに、起動時において、RAMに補正データを書き込む処理が必要となり、装置の起動に時間がかかる、という問題もある。
【0010】
また、特許文献1では、ROMを複数設けることによって、光学系特性に合わせたシェーディング補正を実現しているが、多数の補正データを格納するROMを複数設けたことによって、回路規模が一層大きくなっており、コストも高くなるという問題がある。
【0011】
前記の問題に鑑み、本発明は、シェーディング補正を、小規模な構成によって、光学系特性に合わせて柔軟に、かつ、精度良く、実現可能にすることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、本発明は、シェーディング補正において、光軸位置からの距離値と、補正データとの関係を表す近似関数を参照して、画素に係る補正データを求めるものである。そして、前記近似関数として、複数の区間に分割されて構成されており、各区間においてそれぞれ、所定数のサンプル点で規定された2次関数によって表されたものを用いる。
【0013】
これにより、補正データを求めるために、区間毎のサンプル点のデータを与えるだけでよいので、従来のように補正データを格納するROMやRAMを設ける必要がなくなり、したがって、従来よりも回路規模を小さくできる。また、近似関数は複数の区間に分割されているため、所望の補正特性を精度良く近似することができるので、きめ細かな補正が実現できる。また、補正特性の変更は、区間毎のサンプル点のデータを更新するだけでよいので、光学系特性に応じた補正を容易に実現することができる。さらに、近似関数を、ゲイン制御も含めて設定すれば、ゲイン制御部を省くことができ、回路規模をより一層削減できる。
【0014】
また、光軸位置からの距離値の代わりに、光軸位置を基準にした座標値を基にして、水平方向および垂直方向の補正データをそれぞれ、近似曲線を参照して求めるようにしてもよい。これにより、距離値を求めるための2乗計算を省くことができるので、さらに回路規模を削減できる。
【0015】
具体的には、第1の発明は、カメラで撮影した画像データについて、レンズシェーディングを補正する方法として、前記画像データの画素について、光軸位置からの距離に係る距離値を求め、求めた距離値から、距離値と、レンズシェーディングを補正するための補正データとの関係を表す近似関数を参照して、前記画素に係る補正データを求め、求めた補正データによって、前記画素の画素値を補正するものであり、前記近似関数は、複数の区間に分割されて構成されており、各区間においてそれぞれ、所定数のサンプル点で規定された2次関数によって、表されているものである。
【0016】
また、第2の発明は、カメラで撮影した画像データについて、レンズシェーディングを補正する方法として、前記画像データの画素について、光軸位置を基準にした水平座標値および垂直座標値をそれぞれ求め、求めた水平座標値から、水平座標値と、レンズシェーディングを補正するための補正データとの関係を表す第1の近似関数を用いて、前記画素に係る水平方向の補正データを求め、求めた垂直座標値から、垂直座標値と、レンズシェーディングを補正するための補正データとの関係を表す第2の近似関数を用いて、前記画素に係る垂直方向の補正データを求め、求めた水平方向および垂直方向の補正データを加算し、加算後の補正データによって、前記画素の画素値を補正するものであり、前記第1および第2の近似関数は、それぞれ、複数の区間に分割されて構成されており、各区間においてそれぞれ、所定数のサンプル点で規定された2次関数によって、表されているものである。
【0017】
そして、前記第1または第2の発明において、前記近似関数、または前記第1および第2の近似関数は、その区間が、光軸位置に近い範囲において相対的に広く、遠い範囲において相対的に狭く、設定されているのが好ましい。
【0018】
また、第3の発明は、カメラで撮影した画像データについて、レンズシェーディングを補正する装置として、前記画像データの画素について、光軸位置からの距離に係る距離値を求める距離演算部と、前記距離演算部によって求められた距離値から、距離値と、レンズシェーディングを補正するための補正データとの関係を表す近似関数を参照して、前記画素に係る補正データを求める補正データ演算部と、前記補正データ演算部によって求められた補正データによって、前記画素の画素値を補正する補正部とを備え、前記近似関数は、複数の区間に分割されて構成されており、各区間においてそれぞれ、所定数のサンプル点で規定された2次関数によって、表されており、前記補正データ演算部は、前記距離値が属する区間に係るサンプル点のデータを受け、このサンプル点によって規定された2次関数に従って、補正データを求めるものである。
【0019】
また、第4の発明は、カメラで撮影した画像データについて、レンズシェーディングを補正する装置として、前記画像データの画素について、光軸位置を基準にした水平座標値および垂直座標値をそれぞれ求める第1および第2の座標演算部と、前記第1の座標演算部によって求められた水平座標値から、水平座標値と、レンズシェーディングを補正するための補正データとの関係を表す第1の近似関数を参照して、前記画素に係る水平方向の補正データを求める第1の補正データ演算部と、前記第2の座標演算部によって求められた垂直座標値から、垂直座標値と、レンズシェーディングを補正するための補正データとの関係を表す第2の近似関数を参照して、前記画素に係る垂直方向の補正データを求める第2の補正データ演算部と、前記第1および第2の補正データ演算部によってそれぞれ求められた水平方向および垂直方向の補正データを加算する加算部と、前記加算部によって得られた補正データによって、前記画素の画素値を補正する補正部とを備え、前記第1および第2の近似関数は、それぞれ、複数の区間に分割されて構成されており、各区間においてそれぞれ、所定数のサンプル点で規定された2次関数によって、表されており、前記第1および第2の補正データ演算部は、前記水平座標値および垂直座標値が属する区間に係るサンプル点のデータを受け、このサンプル点によって規定された2次関数に従って、補正データを求めるものである。
【0020】
さらに、第5の発明は、前記第3または第4の発明のシェーディング補正装置と、前記サンプル点のデータを格納する書き換え可能なメモリとを備えたデジタルカメラである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0022】
(第1の実施形態)
図1は本発明に係るデジタルカメラのシステム構成の一例を示すブロック図である。図1に示すデジタルカメラ1は、レンズ2と、撮像素子(イメージセンサ)3と、シェーディング補正ブロック10,10Aを有するDSP(Digital Signal Processor)4と、シェーディング補正のためのパラメータを記憶するEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM )5とを備えている。
【0023】
DSP4は、同期信号を生成するSSG(Sync Signal Generator )41と、同期信号を受けて撮像素子3に駆動パルスを供給するTG(Timing Generator)42と、シェーディング補正がなされた撮像素子3の出力から輝度信号(Y)および色信号(C)を生成するYC生成部43と、YC生成部43から出力された輝度・色信号を圧縮するJPEG部44とを備えている。YC生成部43の出力信号は例えば液晶モニタに表示され、JPEG部44の出力信号は例えばメモリカードのような記録媒体に記録される。またCPU45は、シェーディング補正ブロック10,10Aにおける補正処理を、EEPROM5に記憶されたパラメータを基にして制御する。
【0024】
図2は本実施形態に係るシェーディング補正装置としてのシェーディング補正ブロック10の内部構成を示すブロック図である。図2のシェーディング補正ブロック10は、SSG41から出力された水平同期信号HDおよび垂直同期信号VDを受けて、撮像素子3の画素値PVを補正して補正後画素値CPVとして出力する。
【0025】
図3を参照して、図2のシェーディング補正ブロック10の動作を説明する。まず第1および第2の座標演算部11a,11bは、それぞれ、水平同期信号HDおよび垂直同期信号VDを受けて、画素の水平座標値HCおよび垂直座標値VCを演算する。ここで求められる座標値HC,VCは、図3(a)に示すように、画像データにおいて、レンズ2の光軸位置を基準とした相対的な座標値である。すなわち、図3(b)に示すように、第1の座標演算部11aは、水平同期信号HDを受けてのこぎり波を内部で生成し、こののこぎり波を基にして相対座標値HCを生成する。第2の座標演算部11bも同様に動作する。
【0026】
距離演算部12は、水平座標値HCおよび垂直座標値VCから、光軸位置からの距離に係る距離値RVを演算する。ここでは、座標値HC,VCをそれぞれ2乗して加算した値、すなわち図3(a)における距離rの2乗に相当する値を距離値RVとして出力するものとする。
【0027】
補正データ演算部13は、距離値RVを受けて、当該画素に対する補正データCDを演算する。ここでの演算については、後述する。補正データ演算部13は例えばロジック回路とレジスタによって構成される。そして補正部14は、画素値PVに補正データCDを乗じて補正後画素値CPVを生成する。
【0028】
次に、補正データ演算部13の処理について、詳しく説明する。補正データ演算部13では、距離値と、レンズシェーディングを補正するための補正データとの関係を表す近似関数を参照して、与えられた距離値RVを基にして、補正データCDを求める。
【0029】
図4は補正データを求めるための近似関数の一例を示すグラフである。本実施形態では、x軸は距離値RVであり、y軸は補正データCDである。図4の関数は、複数の区間(ここでは4区間I1〜I4)に分割されて構成されており、各区間I1〜I4においてそれぞれ、3個のサンプル点で規定された2次関数によって、表されている。
【0030】
例えば、区間I1(x0≦x≦x2)では、3個のサンプル点(x0,y0)(x1,Y1)(x2,y2)から、次式によって2次関数が規定される。
y=y1+(y2−y0)(x−x1)/2N1+(y0+y2−2y1)(x−x1)2 /2N12 …(1)
ただし、N1=x1−x0=x2−x1
同様に、区間I2(x2≦x≦x4)では、3個のサンプル点(x2,y2)(x3,Y3)(x4,y4)から、次式によって2次関数が規定される。
y=y3+(y4−y2)(x−x3)/2N2+(y2+y4−2y3)(x−x3)2 /2N22 …(2)
ただし、N2=x3−x2=x4−x3
【0031】
このように、補正データを生成するための近似関数を複数の区間に分割して表すことによって、所望の補正特性を精度良く近似できるので、光学系特性に合わせたきめ細かなシェーディング補正を行うことができる。また、図4の関数は、xの値が小さい範囲、言い換えると光軸位置に近い範囲では、区間の幅は相対的に大きく設定されており、xの値が大きくなるほど、言い換えると光軸位置から遠くなるほど、区間の幅が小さく設定されている。レンズによるシェーディングは、周辺に向かうほど顕著に現れるので、このように、光軸位置に近い範囲において相対的に広く、遠い範囲において相対的に狭く、区間の幅を設定することによって、よりきめの細かいシェーディング補正を行うことができる。
【0032】
ここで、2次関数を規定するための各サンプル点のデータは、予め書き換え可能なメモリとしてのEEPROM5に格納されている。CPU45は距離値RVから、この距離値RVが属する区間を特定し、特定した区間のサンプル点のデータをEEPROM5から読み出して補正データ演算部13に供給する。補正データ演算部13は、供給されたサンプル点データをその内部のレジスタに一時的に格納し、式(1)(2)のような演算を実行して、補正データCDを求める。
【0033】
以上のように本実施形態によると、近似関数を規定するサンプル点のデータを与えるだけで、補正データの演算を行うことができる。したがって、従来のように、補正データを格納するためのROMまたはRAMを設けなくても、光学系特性に合わせたきめ細かなシェーディング補正を行うことができる。このため、従来よりも回路規模を格段に小さくすることができる。また、サンプル点の座標をEEPROM5のような書き換え可能なメモリに格納することによって、個別の光学系特性に容易に対応することができる。さらに、近似関数を、ゲイン制御も含めて設定することができるので、従来の構成におけるゲイン制御部を省くことができ、回路規模をより一層削減できる。
【0034】
(第2の実施形態)
図5は本発明の第2の実施形態に係るシェーディング補正装置としてのシェーディング補正ブロック10Aの内部構成を示すブロック図である。図5において、図2と共通の構成要素には図2と同一の符号を付している。
【0035】
第1の実施形態では、光軸位置からの距離から、補正データを演算した。これに対して本実施形態では、光軸位置を基準にした水平座標値HCおよび垂直座標値VCから、水平方向の補正データHCDと垂直方向の補正データVCDとをそれぞれ求めて、これら補正データHCD,VCDを加算して補正データCDを求める。
【0036】
すなわち、図5の構成では、第1の補正データ演算部15aは、水平座標値と、レンズシェーディングを補正するための補正データとの関係を表す第1の近似関数を参照して、与えられた水平座標値HCを基にして、水平方向の補正データHCDを求める。また、第2の補正データ演算部15bは、垂直座標値と、レンズシェーディングを補正するための補正データとの関係を表す第2の近似関数を参照して、与えられた垂直座標値VCを基にして、垂直方向の補正データVCDを求める。そして加算器16は、水平方向の補正データHCDと垂直方向の補正データVCDとを加算し、その加算結果を補正データCDとして出力する。
【0037】
図6は画像データと第1および第2の近似関数との関係を示す図である。第1および第2の近似関数は、ともに、図4に示すような、複数の区間に分割されて構成されており、各区間においてそれぞれ3個のサンプル点で規定された2次関数によって表されている関数を用いる。ただし、第1の近似関数の場合は、x軸は水平座標値HC、y軸は水平方向の補正データHCDであり、第2の近似関数の場合は、x軸は垂直座標値VC、y軸は垂直方向の補正データVCDである。第1および第2の近似関数を規定するための各サンプル点のデータは、第1の実施形態と同様に、予めEEPROM5に格納しておけばよい。
【0038】
本実施形態を第1の実施形態と比較すると、2乗演算を行う距離演算部12が不要になるので、回路規模がさらに小さくなる。なお、準備すべきサンプル点の数は第1の実施形態のほぼ2倍になるものの、元々データ量が小さいため、特に問題とはならない。
【0039】
ここで、第1および第2の近似関数の設定について、補足説明を行う。
【0040】
本実施形態のように、水平方向および垂直方向についてそれぞれ補正データを求めるようにすると、光軸位置を中心にした水平方向および垂直方向については、理想的なシェーディング補正ができる。しかしながら、光軸位置から斜め方向については、必ずしも理想的な補正とはならない。
【0041】
すなわち、レンズシェーディングでは、光軸位置から周辺に向かって、同心円状に、均等に画素値が低下する。したがって、第1および第2の近似関数は、2次の項だけの2次関数であることが理想的である。これに対して、1次や0次の項が含まれている場合には、斜め方向における補正特性が同心円状にならない。
【0042】
このため、水平方向および垂直方向について理想的なシェーディング補正が実現されるように第1および第2の近似関数を設定した後、1次や0次の項の係数が0に近づくように、サンプル点のデータを補正することが望ましい。これにより、斜め方向も含めて、理想的なシェーディング補正を実現することができる。
【0043】
なお、近似関数について、各区間の2次関数を規定するためのサンプル点の個数は3個以外であってもよい。ただし、2次関数を規定するためには、サンプル点は3個あれば十分である。
【0044】
なお、上述の各実施形態では、シェーディング補正ブロックをハード的に構成した例を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば全部または一部の機能をソフトウェアによって実現してもよい。すなわち、画像データの画素について、光軸位置からの距離に係る距離値、または光軸位置を基準にした座標値を求め、求めた距離値または座標値から上述したような近似関数を参照して補正データを求め、求めた補正データによって画素の画素値を補正するシェーディング補正方法が実現できる構成であれば、どのようなものでもかまわない。
【0045】
【発明の効果】
以上のように本発明によると、補正データを求めるために、近似関数の区間毎のサンプル点のデータを与えるだけでよいので、従来よりも回路規模を小さくできるとともに、補正特性の変更が容易になるため、光学系特性に応じた補正を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るシェーディング装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図2のシェーディング装置の動作を説明するための図であり、(a)は画像データにおける光軸位置と座標値との関係を示す図であり、(b)は座標演算部の入力、内部波形および出力を示す波形図である。
【図4】シェーディング補正に用いる関数の一例を示すグラフである。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るシェーディング補正装置の構成を示すブロック図である。
【図6】画像データと第1および第2の近似関数との関係を示す図である。
【図7】レンズシェーディングを説明するための図である。
【図8】従来のシェーディング補正装置の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ
5 EEPROM(書き換え可能なメモリ)
10,10A シェーディング補正ブロック(シェーディング補正装置)
11a 第1の座標演算部
11b 第2の座標演算部
12 距離演算部
13 補正データ演算部
14 補正部
15a 第1の補正データ演算部
15b 第2の補正データ演算部
16 加算部
Claims (6)
- カメラで撮影した画像データについて、レンズシェーディングを補正する方法であって、
前記画像データの画素について、光軸位置からの距離に係る距離値を求め、
求めた距離値から、距離値と、レンズシェーディングを補正するための補正データとの関係を表す近似関数を参照して、前記画素に係る補正データを求め、
求めた補正データによって、前記画素の画素値を補正するものであり、
前記近似関数は、複数の区間に分割されて構成されており、各区間においてそれぞれ、所定数のサンプル点で規定された2次関数によって、表されている
ことを特徴とするシェーディング補正方法。 - カメラで撮影した画像データについて、レンズシェーディングを補正する方法であって、
前記画像データの画素について、光軸位置を基準にした水平座標値および垂直座標値をそれぞれ求め、
求めた水平座標値から、水平座標値と、レンズシェーディングを補正するための補正データとの関係を表す第1の近似関数を用いて、前記画素に係る水平方向の補正データを求め、
求めた垂直座標値から、垂直座標値と、レンズシェーディングを補正するための補正データとの関係を表す第2の近似関数を用いて、前記画素に係る垂直方向の補正データを求め、
求めた水平方向および垂直方向の補正データを加算し、
加算後の補正データによって、前記画素の画素値を補正するものであり、
前記第1および第2の近似関数は、それぞれ、複数の区間に分割されて構成されており、各区間においてそれぞれ、所定数のサンプル点で規定された2次関数によって、表されている
ことを特徴とするシェーディング補正方法。 - 請求項1または2において、
前記近似関数、または前記第1および第2の近似関数は、その区間が、光軸位置に近い範囲において相対的に広く、遠い範囲において相対的に狭く、設定されている
ことを特徴とするシェーディング補正方法。 - カメラで撮影した画像データについて、レンズシェーディングを補正する装置であって、
前記画像データの画素について、光軸位置からの距離に係る距離値を求める距離演算部と、
前記距離演算部によって求められた距離値から、距離値と、レンズシェーディングを補正するための補正データとの関係を表す近似関数を参照して、前記画素に係る補正データを求める補正データ演算部と、
前記補正データ演算部によって求められた補正データによって、前記画素の画素値を補正する補正部とを備え、
前記近似関数は、複数の区間に分割されて構成されており、各区間においてそれぞれ、所定数のサンプル点で規定された2次関数によって、表されており、
前記補正データ演算部は、
前記距離値が属する区間に係るサンプル点のデータを受け、このサンプル点によって規定された2次関数に従って、補正データを求めるものである
ことを特徴とするシェーディング補正装置。 - カメラで撮影した画像データについて、レンズシェーディングを補正する装置であって、
前記画像データの画素について、光軸位置を基準にした水平座標値および垂直座標値をそれぞれ求める第1および第2の座標演算部と、
前記第1の座標演算部によって求められた水平座標値から、水平座標値と、レンズシェーディングを補正するための補正データとの関係を表す第1の近似関数を参照して、前記画素に係る水平方向の補正データを求める第1の補正データ演算部と、
前記第2の座標演算部によって求められた垂直座標値から、垂直座標値と、レンズシェーディングを補正するための補正データとの関係を表す第2の近似関数を参照して、前記画素に係る垂直方向の補正データを求める第2の補正データ演算部と、
前記第1および第2の補正データ演算部によってそれぞれ求められた水平方向および垂直方向の補正データを加算する加算部と、
前記加算部によって得られた補正データによって、前記画素の画素値を補正する補正部とを備え、
前記第1および第2の近似関数は、それぞれ、複数の区間に分割されて構成されており、各区間においてそれぞれ、所定数のサンプル点で規定された2次関数によって、表されており、
前記第1および第2の補正データ演算部は、
前記水平座標値および垂直座標値が属する区間に係るサンプル点のデータを受け、このサンプル点によって規定された2次関数に従って、補正データを求めるものである
ことを特徴とするシェーディング補正装置。 - 請求項4または5のシェーディング補正装置と、
前記サンプル点のデータを格納する書き換え可能なメモリとを備えた
デジタルカメラ。
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