JP2004252652A - Electronic device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、TVやラジオ、ラジカセ、エアコン、冷蔵庫、DVD記録再生装置などの電気製品や携帯電話、PDA、パーソナルコンピューター等の情報機器、コピー機、FAX等の事務機器等であってスピーカを備えた電子機器に関し、特に操作案内を音声にてガイダンスする電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年健常者だけでなく身体障害者にも使い勝手のよい電子機器が開発されている。例えば視覚障害者であっても電子機器が操作できるように、電子機器の状態や、電子機器に命令できる内容をモニタに表示するだけでなく、音や音声ガイダンスでユーザに知らせる電子機器がある。音や音声ガイダンスにより、視覚障害者であっても、電子機器が現在どのような状況なのかや、どのような命令を入力できるのかや、自分が何をすればよいか判断することができる。
【0003】
【特許文献1】
特開平05−40589号公報
【特許文献2】
特開平08−166867号公報
【特許文献3】
特開平06−295228号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、テレビやラジオなど番組音声等の音を出す電子機器においては、当該音で上記音声ガイダンスがかき消されてしまうことがある。また電子機器の状態や、電子機器に命令できる内容をモニタに表示する場合、健常者はモニタを見れば一瞬に電子機器の状態や命令できる内容を把握することができる。しかし音声ガイダンスを通して電子機器の状態や、電子機器に命令できる内容を視覚障害者が知ろうとする場合、音声ガイダンスを最後まで聞かなければならない。そのため、音声ガイダンスを通して電子機器の状態や命令できる内容を把握するには、時間がかかることになる。また、視覚障害者が、一度聞いた音声ガイダンスを忘れてしまうと、再度音声ガイダンスを聞かなければならない。
【0005】
そこで、本発明はユニバーサルデザインの観点から電子機器のユーザビリティの向上を図るために、音声ガイダンスをより確実に視覚障害者に伝達し、また音声ガイダンスを通して短時間で電子機器の状態や命令できる内容を視覚障害者が把握できる電子機器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子機器は、複数の入力形態でユーザからの当該電子機器についての操作説明要求を受け付けることが可能なイベント処理手段と、所定の入力形態で上記操作説明要求を上記イベント処理手段が受け付けた場合、上記操作説明要求の内容に応じて提供する操作案内を設定する制御手段と、上記制御手段にて設定された操作案内を音または音声のうち少なくとも1つで報知する報知手段とを備える。音や音声で操作案内が報知されることにより、視覚障害者であっても電子機器の操作を把握することができる。
【0007】
また、音や音声で報知される上記操作案内が確実にユーザに聞き取れるように、上記制御手段が、電子機器が再生する番組音声より上記操作案内の音量を大きく設定する。また、操作案内の音量が大きすぎるとうるさいので、上記制御手段は、番組音声の音量を下げて、操作説明要求の音量を番組音声よりも大きく設定するようにしてもよい。
【0008】
また、上記制御手段が、操作案内にて報知される案内項目が選択される時期に応じて、案内項目の報知速度を制御するようにしてもよい。例えば上記報知手段が所定の案内項目を報知しているときに、ユーザが他の案内項目を選択したとき、上記制御手段は、他の案内項目の報知を、上記所定の案内項目の報知を開始した時期と、ユーザが他の案内項目を選択した時期の差に応じた速度で行う。したがって、このように制御すればユーザが他の案内項目の選択を所定の案内項目の報知が開始されてから直ぐに行うと、他の案内項目の報知速度は高くなり、案内項目全体の報知時間が短くすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
(機器構成の説明)
本発明の電子機器は、デジタルTV、コピー機、FAX、エアコン、パソコン、カーナビゲーション等電気製品や携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)等のモバイル機器等である。以下では、電子機器がデジタルTV100である場合について説明する。
【0010】
図1に示す上記デジタルTV100は、EPG(Electronic Program Guide)を用いてユーザに録画予約の機能を提供することが可能である。デジタルTV100は、放送またはインターネット等にて送信される番組データとEPGをデジタルTV100に備えられた受信手段107にて受信する。当該受信手段107は、受信した番組データを制御手段105の録画再生手段153に、受信したEPGをEPG記憶手段108に転送する。上記録画再生手段153は、番組データが転送されると、当該番組データに基づいて画像をモニタ103にて再生し、番組データのうち番組音声データを報知手段106に出力する。上記報知手段106は出力された番組音声をスピーカ104で再生する。さらに、上記録画再生手段153は、転送された番組データが、録画予約された番組の番組データである場合、当該番組を記録媒体110に録画する。
【0011】
上記EPGとは、図2に示すように番組の放送チャネル201、放送日時202、番組名203等の番組に関する情報である。
【0012】
ユーザは、基本的には図3に示すリモコン300にてデジタルTV100を操作する。カーソルキー301や決定キー302等のリモコン300に設けられたキーが押下されると、押下されたキーの種類が操作説明要求としてデジタルTV100に備えられたイベント処理手段102に送信される。
【0013】
視覚障害者がリモコン操作を行うためには、リモコン300の各キーの位置と操作内容の対応関係を記憶する必要があり、リモコン300でデジタルTV100を操作することは必ずしも容易でない。そこで、デジタルTV100は、リモコン300だけでなく音声によっても操作されるようになっている。
【0014】
ユーザが発した音声は、デジタルTV100に備えられた音声変換手段101にて受信され、当該音声変換手段101にて、音声に対応する電気信号に変換されて操作説明要求として上記イベント処理手段102に転送される。
【0015】
(具体的な操作の説明)
ここでは、テレビ番組が画面に映し出されているときに視覚障害者が、サッカーの試合を録画予約する場合を想定して、以下、詳細に動作を説明する。
【0016】
視覚障害者が操作要求説明として発した「番組ナビ」は、上記音声変換手段101にて電気信号に変換されて上記イベント処理手段102に転送される。また「番組ナビ」を発することに代えて視覚障害者が、リモコン300のメニューキー303を押下した場合、当該メニューキー303が押下された旨はリモコン300から上記イベント処理手段102に送信される。
【0017】
上記イベント処理手段102は、上記音声変換手段101から転送される番組ナビ、またはリモコン300から送信されるメニューキー303が押下された旨を上記操作案内の起動指示として認識する。そして上記イベント処理手段102は、上記起動指示と共に、ユーザからの指示を上記音声変換手段101を介して受信したのか、リモコン300から直接受信したかを制御手段105の階層移行手段151に転送する(図5、S531)。
【0018】
上記起動指示とユーザからの指示の経路が転送されると、上記階層移行手段151は、図4に示す階層構造を有する上記操作案内の最上位階層の番組ナビモードAを起動させる(図5、S501)。番組ナビモードAを起動させると、上記階層移行手段151は、階層内処理手段152に番組ナビモードAにおける処理を実行させる。
【0019】
まず、上記階層内処理手段152は、番組ナビモードAが起動すると、モニタ103に図6に示す番組ナビ画面を表示する。番組ナビ画面には、図6に示すように番組表項目501、裏番組項目502、ジャンル検索項目503、プログラム予約項目504、予約一覧項目505、インフォメーション項目506と、ポインタ521と、カーソルキー等301の操作部が表示され、ユーザは次にすべきことを視覚情報のみから得ることができる。
【0020】
ユーザが健常者である場合、ユーザは番組ナビ画面を見れば、次に操作すべきこととして、ポインタ521を所望の項目へカーソルキー301を用いて移動させて決定キー302を押下して項目を指定することであると判断できる。
【0021】
しかし、ユーザが視覚障害者である場合、ユーザは番組ナビ画面を見ることができないので、番組ナビが実際に起動しているのかどうかや、次にどんな操作をしてよいのか分からない。
【0022】
そこでユーザが視覚障害者であるときは、音声でデジタルTV100を操作する場合が多いことを考慮し、上記階層移行手段151は、ユーザからの指示が上記音声変換手段101を介して転送された場合、番組ナビモードAをすると起動と共に、番組ナビモードAが起動したことを示す報知音に対応するデータを報知手段106に出力する(図5、S502→S503)。
【0023】
上記報知手段106は、出力されたデータに基づいて報知音をスピーカ104から報知する。この報知音は、例えば「ビーン」等の合成音や、「ピンポン」等のチャイム音等である。操作案内が起動又は終了したときと、メニュー内の階層を移動した場合とで音の種類、例えば周波数、音色、パターン、音量などを変える、メロディ音と報知音の使い分けでもよい。例えば操作案内モードが起動又は終了した場合は「ピーン」という長音、階層内の移動の場合は「ピンポン」、「ポンピン」などである。
【0024】
階層を深く進むときには高い音程から低い音程に「ピンポン」、反対に浅く進むとき低い音程から高い音程に「ポンピン」と使い分けることで、ユーザに方向性を印象付け、機器の状態を早く理解することに役立つ。ある程度操作に慣れたユーザにとっては、いちいち各階層の音声ガイダンスを聞かなくても、ボタンを押す階数と音により目的の階層に到達することができ操作時間を短縮できる。また音声入力によるショートカット(ショートカットの機能については後述する。)を使った場合でも進んだ階層の数だけ報知音がなり、また方向性を表すパターン音により、機器の実行状況を感覚的につかめることができるのでユーザは安心できる。
【0025】
機器から出る音声と音についてはユーザは自分の好みや操作の学習度合いにより入切の選択ができるよう、機器には入切の切替機能が搭載されている。
【0026】
上記報知音を聞くことで、ユーザが視覚障害者であっても、番組ナビモードAが起動したことを認識でき、かつ自分が意図した通りにデジタルTV100が作動していることを認識することができる。
【0027】
上記階層移行手段151は、上記報知音に対応するデータを上記報知手段106に出力すると、上記階層内処理手段152に番組ナビモードAの音声ガイダンスの報知を指示する。
【0028】
上記指示があると、上記階層内処理手段152は、番組ナビ画面をモニタ103に表示すると共に、次に何を行うべきかを視覚障害者に認識してもらうための音声ガイダンスに対応するデータを上記報知手段106に出力する。この音声ガイダンスとは、例えば「番組ナビモードが起動しました。項目を指定してください。」から始まり、番組ナビ画面に表示される各項目の名称(番組表、裏番組、ジャンル検索、プログラム予約、予約一覧、インフォメーション)を順に報知するものである。
【0029】
但し、本実施の形態のように電子機器がデジタルTV100やラジオ等の番組音声を出力する場合、上記の報知音や音声ガイダンスが番組音声にかき消されてしまうことがある。そこで、上記階層移行手段151と上記階層内処理手段152は、報知音または音声ガイダンスに対応するデータを上記報知手段106に出力する際に、上記録画再生手段153に現在再生中の番組音声の音量を問い合わせて、番組音声の再生音量を取得する。上記階層移行手段151と上記階層内処理手段152は、上記報知音または音声ガイダンスが再生中の番組音声よりも大きい音量で報知されるように上記報知音または音声ガイダンスに対応するデータを変更して、上記報知手段106に出力する。これにより上記報知手段106は、番組音声よりも大きい音量で報知音と音声ガイダンスを報知するので、報知音や音声ガイダンスが番組音声にかき消される可能性は低くなる。
【0030】
また、上記報知音や音声ガイダンスの音量があまり大きいとうるさいので、番組ナビモードAを起動すると、上記階層移行手段151は、上記録画再生手段153に対して、再生中の番組音声の音量を小さくするように指示する。これにより、上記録画再生手段153は、番組音声データの音量を小さくして、上記報知手段106に出力する。このように番組音声の音量を小さくすることで、上記報知音や音声ガイダンスの音量を大きくしなくても、報知音や音声ガイダンスが番組音声によってかき消される可能性を低くすることができる。
【0031】
また、番組音声の音量とは独立して、上記報知音や音声ガイダンスの音量をユーザが設定できるようにしてもよい。例えば、番組がモニタ103とスピーカ104にて再生されている時、または操作説明が起動している時に、ユーザがリモコン300の操作案内音量キー308を押下すると、上記イベント処理手段102が上記階層移行手段151に操作案内音量キー308が押下された旨を通知する。
【0032】
操作案内音量キー308が押下されると、上記階層移行手段151は、「操作案内の音量を指示してください。」という音声ガイダンスに対応するデータを上記報知手段106に出力する。上記報知手段106は当該音声ガイダンスをスピーカ104から報知する。
【0033】
ユーザは、当該音声ガイダンスを聞くと、例えば「大きくする」、「小さくする等をデジタルTV100に向かって言う。ユーザが発した音声は、上記音声変換手段101にて電気信号に変換されて、上記イベント処理手段102を介して、音量指示として上記階層移行手段151に受信される。
【0034】
上記階層移行手段151は、例えば「大きくする」という音量指示を受信すると、当該音量指示を上記階層内処理手段152に通知する。これにより上記階層移行手段151と上記階層内処理手段152は、「大きくする」という音量指示があったことを認識できる。上記階層移行手段151と上記階層内処理手段152は、当該音量指示を受信した後は、通常よりも報知される音量が大きくなるように上記報知音や音声ガイダンスに対応するデータを変更して上記報知手段106に出力する。
【0035】
上記階層内処理手段152は、上記のように「番組ナビが起動しました。案内項目を指定してください。」に対応するデータを上記報知手段106に出力すると、続いて番組ナビ画面の先頭案内項目の名称である「番組表」に対応するデータを上記報知手段106に出力する(図5、S504→S507)。
【0036】
項目を決定する方法としては、リモコン300のボタンで入力する方法と音声で入力する方法の両方を備えている。
【0037】
ある階層内に移動し画面が切り替ったときの機器から出る音声ガイダンスは少なくとも、次の3種類である。何をするための画面なのかを表わすガイダンス、次にその画面でユーザは何をすべきなのか操作を誘導するガイダンス、ユーザが選択できる選択肢を提示するためのガイダンスの3種類である。
【0038】
例えば番組ナビモードAに入ったときの音声ガイダンスは、「番組ナビに入りました」「項目を選択してください」、と次に選択肢を提示するためのガイダンスである「番組表」の3種類の音声ガイダンスが出る。このときユーザは、リモコン300の十字キーを使って画面上の目的の項目にカーソルを合わせて決定キーを押して項目を選ぶことができる。通常の視力を有するユーザであれば、この方法にて項目を決定することができるが、視覚障害者にとっては、この方法は困難な場合がある。その場合には、音声によるガイダンスとリモコンによる項目の決定という方法がとられる。音声によるガイダンスの方法としては、まず始めに画面上の項目を知るために「すべて」などと音声入力することで全項目名を順に機器に読み上げさせるようにし、その後で目的の項目をリモコン300の決定キー302により選択する方法が可能である。また、十字キー301を使ってカーソルを画面上の項目間で移動させた場合には、カーソルが位置する項目名が読み上げられるようにすることで、目的の項目が読み上げられた時点でユーザが決定キー302を押せば、所定の項目を選択したことになる。全項目を読み上げさせる場合は、機器からは1つの項目が読み上げられてから所定時間(例えば1秒)経過後に次の項目が読み上げられる。そこでユーザは目的の項目が読み上げられている間、もしくは次の項目が読み上げられる前に決定キー302を押すことで項目を選択することができる。
【0039】
また、項目を決定する方法として、音声でガイダンスを行い、音声にて決定など操作を行うことも可能である。
【0040】
この場合には、まず、操作ガイダンス、選択肢としての選択項目を音声により読み上げ、音声認識により、「決定」、「戻る」などの所定のキーワードが発声されたことが認識された場合には、リモコン300の操作ボタンを押したのと同様の動作をするようになっている。また目的の項目名を音声入力すれば、その項目が存在する階層であるかどうかに関わらずショートカット機能が働き、途中の階層を飛ばしてその項目を直接選ぶことができる。
【0041】
なお、音声認識の機能については、デジタルTV100本体に設けてもよいが、リモコン300の内部にマイクと音声認識回路を組み込むことにより、ボタン操作を行うと同等の信号を発生するようにしておいてもよい。
【0042】
ここで、「番組表」が報知されてから、次の項目である「裏番組」が読み上げられる前に、ユーザがデジタルTV100に向かって「決定」と発声すると、現在報知されている項目である「番組表」が決定される。このように項目の選び方は、項目が提示されたとき(読み上げられたとき)に「決定」と発声することにより行うこともできるが、「決定」と言う代わりに、項目名を発声することで直接選ぶこともできる。項目名を発声するタイミングは、機器側から項目名が提示されてからでなくてもよく、つまり階層のどの段階でも発声してもよい。これにより従来のようにメニュー画面の階層をたどっていかなくても、ダイレクトに項目を選ぶことで、階層途中の操作を飛ばすことができる。
【0043】
この機能を本明細書では、「ショートカット」と呼ぶ。
【0044】
また、ユーザが発声することに代えて、リモコン300の決定キー302を押すことによっても決定の操作を行うことができる。
【0045】
以上のような発声、あるいはリモコンのボタン操作により「決定」の動作を受信すると、上記イベント処理手段102は、当該「決定」を上記階層内処理手段152に転送する。
【0046】
しかし本実施の形態においては、ユーザの目的は、録画番組を検索することができるジャンル検索モードBを起動することであるので、「番組表」がスピーカ104から報知されている間や報知されてから所定期間経過するまでは「決定」と言ったり決定キー302を押下したりしない。
【0047】
上記階層内処理手段152は、「番組表」に対応するデータを出力し終えてから所定時間経過すると、次に報知する項目があるかどうか判断する(図5、S508)。ここでは、「番組表」の次に報知する項目である「裏番組」があるので、上記階層内処理手段152は、「番組表」に対応するデータを出力し終えてから所定時間経過すると、「裏番組」に対応するデータを報知手段106に出力する(図5、S504)。そして、上記報知手段106は、「裏番組」をスピーカ104から報知する。
【0048】
この時もユーザは、「決定」と言ったり決定キー302を押下したりしない。上記階層内処理手段152は、「裏番組」に対応するデータを出力し終えてから所定の時間経過すると、次に報知する項目があるかどうか判断する(図5、S505→S508)。ここでは「裏番組」の次に報知する項目である「ジャンル検索」があるので、上記階層内処理手段152は、次に「ジャンル検索」に対応するデータを上記報知手段106に出力する(図5、S504)。そして、上記報知手段106は、「裏番組」をスピーカ104から報知する。
【0049】
ユーザは、例えば「ジャンル検索」が報知されている間に、「決定」とデジタルTV100に言う。
【0050】
ユーザが発した「決定」は上記音声変換手段101を介して上記イベント処理手段102に受信される。そして決定を受信すると、上記イベント処理手段102は、当該決定を上記階層内処理手段152に転送する(図5、S532)。
【0051】
「ジャンル検索」に対応するデータを出力している時に「決定」を受信すると、上記階層内処理手段152は、ジャンル検索モードBがユーザにて指定されたと認識する(図5、S505)。上記階層内処理手段152は、上記階層移行手段151にジャンル検索モードBが指定されたことを通知する。
【0052】
上記通知があると、上記階層移行手段151は、ジャンル検索モードBを起動させる(図5、S511→S512)。
【0053】
なお、上記のように「ジャンル検索」が報知されるまで「番組表」や「裏番組」が報知されるのが煩わしい場合、ユーザは、「番組表」や「裏番組」が報知されている時に、「次」と言ったり、リモコン300の下方向のカーソルキー301を押下する。ユーザが発した「次」や下方向のカーソルキー301が押下された旨は、選択指示として上記イベント処理手段102に受信される。当該選択指示を受信すると、上記イベント処理手段102は、報知中止指示を生成して、当該報知中止指示を上記階層内処理手段152に転送する(図5、S533)。
【0054】
上記報知中止指示を受信すると、上記階層内処理手段152は、上記報知手段106に現在報知している案内項目の報知を中止させ、次に報知する案内項目が有れば、当該案内項目に対応するデータを上記報知手段106に出力して、上記報知手段106に次の案内項目を報知させる(図5、S506→S508→S504)。
【0055】
即ち、「番組表」が報知されているときは、「番組表」の報知が中止されて「裏番組」が報知され、「裏番組」が報知されているときは、「裏番組」の報知が中止されて「ジャンル検索」が報知される。したがって、番組ナビモードAが起動してから直ぐにユーザが「次」を2回言うことで、番組ナビモードAが起動してから直ぐに「ジャンル検索」が報知される。
【0056】
なお、ユーザが番組ナビモードAを起動させるために「番組ナビ」と言ったときから、スピーカ104から「番組表」が報知されるのは少し遅れるが、この間にユーザが「次」と言えば、「番組表」は全く報知されることなく、上記音声ガイダンスにおいて「裏番組」が最初に報知される案内項目となる。もちろん、ユーザが「番組ナビ」と言ってから、「番組表」・「裏番組」共に報知される前にユーザが「次」を2回言えば、「ジャンル検索」が上記音声ガイダンスにおいて最初に報知される案内項目となる。
【0057】
また仮に、音声ガイダンスで最後に出力される案内項目(インフォメーション)が報知されてから所定時間経過するまでに、ユーザが、「決定」と言ったり決定キー302を押下しない場合、上記階層内処理手段152は待ち状態となる(図5、S509)。
【0058】
このように上記階層内処理手段152が待ち状態となった状態、即ち音声ガイダンスが最後まで報知された後に案内項目の指定を行う場合、ユーザは指定する案内項目の名称(本実施の形態では「ジャンル検索」)をデジタルTV100に言う。ここでユーザが発した「ジャンル検索」は、上記音声変換手段101にて電気信号に変換され上記イベント処理手段102に転送される。
【0059】
上記イベント処理手段102は、上記音声変換手段101から「ジャンル検索」を受信すると、上記階層内処理手段152に「ジャンル検索」を転送する(図5、S534)。
【0060】
上記階層内処理手段152は、「ジャンル検索」を受信すると上記階層移行手段151にジャンル検索モードBが指定されたことを通知する。
【0061】
上記のようにジャンル検索モードBが指定されたことの通知を受信すると、上記階層移行手段151は、図4に示すように番組ナビモードAの下位階層となるジャンル検索モードBを起動する(図5、S511→S512)。
【0062】
ジャンル検索モードBを起動すると、番組ナビモードAの起動時と同じように、ユーザが視覚障害者である場合を考慮して、上記階層移行手段151は、直前に起動していた操作案内より下位階層の操作案内を起動したことを示す報知音に対応するデータを報知手段106に出力する(図5、S503)。上記報知手段106は当該報知音をスピーカ104から報知する。
【0063】
なお、ジャンル検索モードBが起動した場合のように所定階層の操作案内の起動中に下位階層の操作案内を起動したことと、番組ナビモードAが起動した場合のように操作案内が起動していない状態から所定階層の操作案内が起動したことを報知音で区別できるように、これらの報知音の音量、周波数、音色、報知時間、リズム、メロディー音等を異なるようにするのが望ましい。例えば所定階層の操作案内の起動中に下位階層の操作案内を起動したことを示す報知音を「ピンポン」にし、操作案内が起動していない状態から所定階層の操作案内が起動したことを示す報知音を「ビーン」にする。
【0064】
上記階層移行手段151は、上記報知音に対応するデータを出力すると、上記階層内処理手段152にジャンル検索モードBの音声ガイダンスの報知を指示する。音声ガイダンスの報知の指示があると、上記階層内処理手段152は、図7に示すジャンル検索画面をモニタ103に表示する。
【0065】
図7に示すようにジャンル検索画面には、9個の案内項目、即ちニュース・報道項目601、スポーツ項目602、教養・娯楽項目603、ドラマ項目604、音楽項目605、バラエティー項目606、映画項目607、アニメ・特撮項目608、その他項目609と、ポインタ621と、カーソルキー等301の操作部が表示され、ここでもユーザは次にすべきことを視覚情報のみから得ることができる。
【0066】
さらに上記階層内処理手段152は、次に何を行うべきかを視覚障害者に認識してもらうための音声ガイダンスに対応するデータを上記報知手段106に出力する(図5、S504)。この音声ガイダンスとは、例えば「ジャンル検索モードBが起動しました。項目を指定してください。」から始まり、ジャンル検索画面に表示される各項目の名称(ニュース・報道、スポーツ、教養・娯楽、ドラマ、音楽、バラエティー、映画、アニメ・特撮、その他)を順に報知するものである。
【0067】
上記番組ナビ画面にてジャンル検索項目を指定したことと同様に、ユーザは、サッカーがスポーツに包含されるため、例えば上記音声ガイダンスの「スポーツ」が報知されている間及び報知から所定時間経過するまでに、デジタルTV100に向かって「決定」と言う。なお、「スポーツ」を指定するにあたって、ユーザは、上述のように音声ガイダンスが最後まで報知されて上記階層内処理手段152が待ち状態になってから、「スポーツ」とデジタルTV100に言ってもよい。またユーザは、上述のように、「次」や下方向のカーソルキー301を用いて、ニュース・報道の報知を途中で中止させて、「スポーツ」を早く報知させてもよい。
【0068】
もちろんジャンル検索モードBが起動したことを示す報知音や音声ガイダンスを確実にユーザが聞くことができるように、上記階層移行手段151と上記階層内処理手段152は、上記番組ナビモードAを起動する時と同様に番組音声よりも報知音と音声ガイダンスの音量が大きくなるように報知音や音声ガイダンスに対応するデータを変更して上記報知手段106に出力する。
【0069】
ユーザが発した「決定」は上記音声変換手段101を介して上記イベント処理手段102に受信される。上記イベント処理手段102は、音声変換手段101から決定を受信すると、当該決定を上記階層内処理手段152に転送する(図5、S532)。
【0070】
決定を受信すると、上記階層内処理手段152は、スポーツのサブジャンルモードCがユーザにて指定されたと認識する(図5、S505)。上記階層内処理手段152は、スポーツのサブジャンルモードCが選択されたと認識すると、上記階層移行手段151にスポーツのサブジャンルモードCが指定されたことを通知する。
【0071】
上記通知があると、上記階層移行手段151は、図4に示すジャンル検索モードBの下位階層となるスポーツのサブジャンルモードCを起動する(図5、S512→S513)。またユーザが視覚障害者である場合も考慮して、スポーツのサブジャンルモードCを起動すると、上記階層移行手段151は、ジャンル検索モードBよりも下位階層の操作案内を起動したことを示す報知音「ピンポン」に対応するデータを上記報知手段106に出力する(図5、S503)。上記報知手段106は、当該データに基づいて報知音をスピーカ104から報知する。
【0072】
上記階層移行手段151は、上記報知音に対応するデータを出力すると、上記階層内処理手段152にスポーツのサブジャンルモードCの音声ガイダンスの報知を指示する。
【0073】
音声ガイダンスの報知の指示があると、上記階層内処理手段152は、図8に示すスポーツ画面をモニタ103に表示する。
【0074】
図8に示すようにスポーツ画面には、すべて項目701、野球項目702、サッカー項目703、ゴルフ項目704、公営競技項目705と、その他項目706、ポインタ721と、カーソルキー等301の操作部が表示され、ここでもユーザは次にすべきことを視覚情報のみから得ることができる。
【0075】
さらにユーザが視覚障害者である場合も考慮して、上記階層内処理手段152は、次に何を行うべきかを視覚障害者に認識してもらうための音声ガイダンスに対応するデータを上記報知手段106に出力する(図5、S504)。この音声ガイダンスとは、例えば「スポーツのサブジャンルモードが起動しました。項目を指定してください。」から始まり、スポーツ画面に表示される各項目の名称(すべて、野球、サッカー、ゴルフ、公営競技、その他)を順に報知するものである。
【0076】
ここでサッカー番組を録画予約するために、例えばユーザは、「サッカー」が報知されている間に、デジタルTV100に向かって「決定」と言う。「決定」は、上記音声変換手段101にて電気信号に変換されて上記イベント処理手段102に転送される。
【0077】
上記イベント処理手段102は、音声変換手段101から決定を受信すると、当該決定を上記階層内処理手段152に転送する(図5、S532)。
【0078】
上記階層内処理手段152は、上記階層移行手段151にサッカーモードが指定されたことを通知する。
【0079】
上記通知があると、上記階層移行手段151は、図4に示すスポーツのサブジャンルモードCの下位階層となるサッカーモードを起動する(図5、S512→S513)。またユーザが視覚障害者である場合も考慮して、サッカーモードを起動すると、上記階層移行手段151は、スポーツのサブジャンルモードCよりも下位階層の操作案内を起動したことを示す報知音「ピンポン」に対応するデータを上記報知手段106に出力する(図5、S503)。上記報知手段106は、当該データに基づいて報知音をスピーカ104から報知する。
【0080】
上記階層移行手段151は、上記報知音に対応するデータを出力すると、上記階層内処理手段152にサッカーモードの音声ガイダンスの報知を指示する。
【0081】
音声ガイダンスの報知の指示があると、上記階層内処理手段152は、「サッカーモードが起動しました。サッカー番組検索中です。」という音声ガイダンスに対応するデータを上記報知手段106に出力する。
【0082】
そして、上記階層内処理手段152は、サッカーモードの音声ガイダンスの報知の指示をサッカー番組の検索命令として認識し、上記EPG記憶手段108に記憶されたEPGの中から、番組名203にサッカーが含まれる番組を検索する。そして図9に示すように番組名203にサッカーが含まれる番組を抽出して、抽出された各番組の放送日時202、番組名203、放送チャネル201の3つの項目を案内項目211としてモニタ103に表示する。
【0083】
ここでもユーザが視覚障害者である場合も考慮して、上記階層内処理手段152は、検索が終了したことを示す報知音に対応するデータを上記報知手段106に出力し、上記報知手段106は当該報知音をスピーカ104から報知する。さらに、上記階層内処理手段152は、例えば放送日時202が早い番組から順に番組の案内項目211に対応するデータを上記報知手段106に出力し、上記報知手段106が当該案内項目211をスピーカ104から報知する。
【0084】
視覚障害者は、所望のサッカー番組の案内項目211が報知されると、その時に「決定」とデジタルTV100に言う。「決定」は上記音声変換手段101にて電気信号に変換されて上記イベント処理手段102に転送される。
【0085】
決定を受信すると、上記イベント処理手段102は、当該決定を上記階層内処理手段152に転送する(図5、S532)。上記階層内処理手段152は、決定が転送されると、上記報知手段106へ現在出力している案内項目211を取得する。そして上記階層内処理手段152は、取得した案内項目211と対応する番組を予約対象の番組として認識する。
【0086】
本実施の形態においては、サッカーモードにおいて指定できる予約の対象番組は1つであるので、上記階層内処理手段152は、上記階層移行手段151に指定された録画の対象番組を通知する。
【0087】
上記階層内処理手段152は、当該番組の録画予約の詳細を設定する予約モードを起動する。
【0088】
上記通知を予約モードの起動指示として受信すると、上記階層移行手段151は、番組の録画予約の詳細を設定する予約モードを起動する(図5、S511→S512)。
【0089】
しかしながら、サッカー番組が多数ある場合、ユーザは録画予約したい番組の案内項目211が報知されるまで、他の多数の番組の案内項目211を聞かなければならない。多数の番組の上記案内項目211を聞きつづけるのは非常に疲れる。
【0090】
そこで、上記階層内処理手段152は、サッカー番組のうち、属性が同じ番組の案内項目211から案内項目群212を構成する。属性とは例えば番組の放送日であり、属性を番組の放送日とすると、案内項目群212は、同じ放送日の番組の案内項目211から構成される。
【0091】
案内項目群212を構成すると、上記階層内処理手段152は、放送日の早い番組が属する案内項目群212に対応するデータから順に上記報知手段106に出力する。上記報知手段106は、放送日の早い案内項目群212から当該案内項目群212に属する案内項目211をスピーカ104から報知し、当該案内項目群212を報知し終えると所定の間隔をおいてから放送日が次の日の案内項目群212を報知する。
【0092】
したがって、上記報知手段106は、まず今日放送される番組の案内項目211を報知する。今日放送される番組の案内項目211を報知し終えると、上記報知手段106は、所定の間隔をおいてから明日放送される番組の案内項目211を報知する。このように所定の間隔をおくことで、ユーザは間隔があると、これから案内項目211が報知される番組の放送日が、今まで案内項目211が報知された番組の次の日であると認識することができる。したがって、ユーザは、報知の間隔があった後に報知される放送日を聞き、当該放送日が録画予約したい番組の放送日である場合のみ、当該放送日に続いて報知される案内項目211を注意深く聞けばよい。このように情報のカテゴリーの区分を聴覚情報で行う場合には時間間隔の他に、「ピ」音など報知音を入れたり、また読み上げの音声の高さを変えるなどしてユーザに変化を気づかせてもよい。
【0093】
また、サッカー番組が多数あると、ユーザが所望する番組の案内項目211が報知されるまで時間がかかることがある。例えば放送日時の早い番組から順に案内項目211が報知される場合、5日後に放送されるの番組の案内項目211は、今日から4日間に放送される番組の案内項目211が報知された後に報知される。
【0094】
そこでユーザは、報知される案内項目211の放送日時202を聞き、当該放送日が5日後でない場合、「次」と言ったり、下方向のカーソルキー301を押下する。上述のようにユーザが発した「次」や下方向のカーソルキー301が押下された旨は、上記イベント処理手段102を介して上記階層内処理手段152に選択指示として受信される。
【0095】
上記選択指示を受信すると、上記階層内処理手段152は、上記報知手段106に現在報知している案内項目211の報知を中止させて、次に報知する案内項目があれば、当該案内項目211に対応するデータを上記報知手段106に出力して、上記報知手段106に次の案内項目211を報知させる。
【0096】
したがって、例えば放送日を聞いてから「次」と言うことで、ユーザは、今日から4日間に放送されるサッカー番組の番組名203や放送チャネル201を聞かずに済むことができる。その分、所望のサッカー番組が報知されるまでの時間が短くなる。
【0097】
また、上記報知手段106の案内項目211の報知速度を調整することで、所望のサッカー番組が報知されるまでの時間を短くしてもよい。
【0098】
例えば、上記報知手段106が所定の番組の案内項目211を報知している最中に、右方向のカーソルキー301をユーザが押下すると、上記イベント処理手段102を介して、上記階層内処理手段152に右方向のカーソルキー301が押下された旨が受信される。
【0099】
上記階層内処理手段152は、右方向のカーソルキー301が押下された旨を受信すると、現在報知手段106に出力している案内項目211を上記報知手段106に出力し始めてから何秒経ったのかを計測する。上記階層内処理手段152は、時間を計測すると、次以降の案内項目211を当該時間内で報知するように上記報知手段106に指示する。なおこのような時間を計測するために、上記階層内処理手段152は、各案内項目211の出力開始時期を記憶しておく。
【0100】
この場合、ユーザは案内項目211が報知されてから右方向のカーソルキー301を押下するまでの時間を短くすればするほど、案内項目211の報知速度が上がる。したがって所望のサッカー番組が報知されるまでの時間が短くなる。
【0101】
また、上記報知手段106の通常の報知速度をユーザが決定できるようにしてもよい。例えば番組がモニタ103とスピーカ104にて再生されている時、または操作説明が起動している時に、ユーザがリモコン300の報知速度設定キー307を押下すると、上記イベント処理手段102が受付手段111に報知速度設定キー307が押下された旨を送信する。上記受付手段111は報知速度設定キー307が押下された旨が送信されると、上記報知手段106に「報知速度を入力してください。」という音声ガイダンスに対応するデータを出力し、上記報知手段106は当該音声ガイダンスを報知する。
【0102】
ユーザは、当該音声ガイダンスを聞くと、例えば例えば「速く」、「ゆっくり」等の報知速度指示をデジタルTV100に向かって言う。ユーザが発した音声は、上記音声変換手段101にて電気信号に変換されて、上記イベント処理手段102を介して、上記受付手段111に受信される。
【0103】
上記受付手段111は、例えば「速く」に対応する信号を受信すると、当該信号を上記報知手段106に通知する。上記報知手段106は当該通知を受信した後は、「速く」に対応する速度で、報知音や音声ガイダンスの報知を行う。
【0104】
なお、報知速度設定キー307を押下することに代えて、ユーザが「報知速度設定」と言うと、当該「報知速度設定」が上記音声変換手段101で電気信号に変換されて、報知速度設定指示として上記受付手段111転送されてもよい。
【0105】
さて上記のように起動指示に基づいて予約モードが起動すると、ユーザが視覚障害者である場合も考慮して、上記階層移行手段151は、サッカーモードよりも下位階層の操作案内を起動したことを示す報知音「ピンポン」に対応するデータを上記報知手段106に出力する(図5、S503)。上記報知手段106は、当該データに基づいて報知音をスピーカ104から報知する。この報知音により視覚障害者は、「決定」がデジタルTV100にて受信され、予約モードが起動されたことを認識する。
【0106】
上記階層移行手段151は、上記報知音を報知すると、上記階層内処理手段152に予約モードの音声ガイダンスの報知を指示する。
【0107】
音声ガイダンスの報知の指示があると、上記階層内処理手段152は、図10に示す予約画面をモニタ103に表示する。この予約画面には、図10に示すように録画方式を指定する項目910、記録媒体110を指定する項目920、予約するか否かを指定する項目930、ポインタ921、カーソルキー等301の操作部が表示され、予約画面においても、ユーザは次にすべきことを視覚情報のみから得ることができる。
【0108】
さらに上記階層内処理手段152は、次に何を行うべきかを視覚障害者に認識してもらうために以下の音声ガイダンスに対応するデータを上記報知手段106に出力する(図5、S504)。
【0109】
まず上記階層内処理手段152は、視聴予約を行うか録画予約を行うかをユーザに問い合わせるために「予約方式を選択してください。視聴予約にしますか。録画予約にしますか」という音声ガイダンスを上記報知手段106に出力する。視聴予約とは、録画をせずに、指定の時刻になると予約した番組をモニタ103とスピーカ104にて映し出すことであり、録画予約とは番組を再生せずに録画のみを行うことである。
【0110】
上記報知手段106は、当該音声ガイダンスをスピーカ104から報知する。
【0111】
例えばユーザが「録画予約にしますか。」が報知されている間に、デジタルTV100に向かって「決定」と言うと、「決定」が上記音声変換手段101を介して上記イベント処理手段102にて受信される。上記イベント処理手段102は「決定」を受信すると、決定を上記階層内処理手段152に転送する(図5、S532)。
【0112】
上記階層内処理手段152には、決定を受信すると、録画予約が指定されたことを認識する(図5、S505)。
【0113】
そして、上記階層内処理手段152は、決定を受信すると、予約モードにおいて、他に指定可能な案内項目があるかどうかを確認する。予約モードにおいては、指定可能な案内項目として、予約方式以外にも、記録媒体110の指定や、予約を登録するか否かの指定する案内項目がある。そのため、上記確認後、上記階層内処理手段152は、「記録媒体を指定してください。ハードディスク、DVHS、DVD」という音声ガイダンスに対応するデータを上記報知手段106に出力する(図5、S504)。上記報知手段106は、当該音声ガイダンスを報知する。
【0114】
例えばユーザが「DVD」が報知されている間に、デジタルTV100に向かって「決定」と言う。すると、「決定」が上記音声変換手段101を介して上記イベント処理手段102にて受信される。上記イベント処理手段102は「決定」を受信すると、決定を上記階層内処理手段152に転送する(図5、S532)。
【0115】
上記階層内処理手段152には、決定を受信すると、DVDが指定されたことを認識する(図5、S505)。さらに上記階層内処理手段152は、「予約を登録するか否かを指定してください。予約しない、予約する」という音声ガイダンスに対応するデータを上記報知手段106に出力し、上記報知手段106は、当該音声ガイダンスを報知する(図5、S504)。
【0116】
例えばユーザが「予約する」が報知されている間に、デジタルTV100に向かって「決定」と言うと、「決定」が上記音声変換手段101を介して上記イベント処理手段102にて受信される。上記イベント処理手段102は、決定を受信すると、決定を上記階層内処理手段152に転送する(図5、S532)。上記階層内処理手段152には、決定を受信すると、サッカーモードにおいて指定されたサッカー番組の予約が登録されたことを認識する(図5、S505)。
【0117】
上記階層内処理手段152は、予約の登録されたことを認識すると、録画再生手段153にサッカーモードにおいて選択されたサッカー番組の放送日時、放送チャネル、予約モードにおいて指定された予約方式、記録媒体110を登録する。
【0118】
この登録に基づいて、上記録画再生手段153は、ユーザが指定したサッカー番組を、登録された記録媒体110に録画する。
【0119】
上記のように「予約する」が報知されている間にユーザが「決定」といった時点で、予約モードにおいて指定可能な項目が全て指定されたことになるので、上記階層内処理手段152は、上記録画再生手段153にサッカー番組の放送日時等を登録すると共に、スピーカ104から録画予約の設定が完了したことを示す報知音や「録画予約の設定が完了しました」等の音声を報知する。そして、上記階層内処理手段152は、上記階層移行手段151に予約完了の登録があったことの通知を受信すると、サッカー番組一覧画面に戻る。これによりユーザは別番組の予約を行ったり、他のジャンルの番組を探すなどの操作を引き続き行うことができる。
【0120】
上記階層移行手段151は、予約完了の登録があったことが通知されると、上記操作案内を終了する(図5、S511→S513)。操作案内を終了すると同時に、上記階層移行手段151は、操作案内を終了したことを示す報知音に対応するデータを上記報知手段106に出力し、上記報知手段106は、当該報知音を報知する。上記階層移行手段151は、当該報知音に続いて、「操作案内が終了しました。」という音声ガイダンスを上記報知手段106に出力してもよい。
【0121】
なお、操作案内を終了したことと、番組ナビモードAが起動した場合のように操作案内が起動していない状態から操作案内が起動したことを報知音で区別できるように、これらの報知音の音量、周波数、音色、報知時間、リズム、メロディー音等を異なるようにするのが望ましい。
【0122】
このようにスピーカ104から、デジタルTV100の状態や、次に何をすべきかが報知音や音声ガイダンスで報知されることで、ユーザが視覚障害者であっても、操作に迷うことがなくなる。
【0123】
なお、上記においては上記イベント処理手段102は、上記音声変換手段101から「番組ナビ」、「ジャンル検索」、「スポーツ」、「サッカー」を受信した場合のみ報知音や音声ガイダンスを報知しているが、リモコン300にて「番組ナビ」、「ジャンル検索」、「スポーツ」、「サッカー」が指定された場合であっても、報知音や音声ガイダンスを報知してよい。
【0124】
上記では、各操作案内にて、スピーカ104から報知される報知音や音声ガイダンスが報知されるが、報知される内容をユーザが選択できるようにしてもよい。例えば操作説明の所定のモードが起動しているときや、番組がモニタ103やスピーカ104にて再生されているとき、ユーザがリモコン300の報知内容設定キー304を押下すると、上記イベント処理手段102が上記受付手段111に報知内容設定キー304が押下された旨を転送する。上記受付手段111は報知内容設定キー304が押下された旨を受信すると、「報知内容を選択してください。」という音声ガイダンスに対応するデータを上記報知手段106に出力する。上記報知手段106は当該音声ガイダンスをスピーカ104から報知する。
【0125】
ユーザは、当該音声ガイダンスを聞くと、例えば「報知音のみ」、「音声ガイダンスのみ」、「両方」等の報知内容指示をデジタルTV100に向かって言う。ユーザが発した音声は、上記音声変換手段101にて電気信号に変換されて、上記イベント処理手段102を介して、上記受付手段111に受信される。
【0126】
上記受付手段111は、例えば「報知音のみ」に対応する信号を受信すると、当該信号を上記階層内処理手段152に通知する。上記階層内処理手段152は当該通知を受信した後は、報知音に対応するデータのみを上記報知手段106に出力して、音声ガイダンスに対応するデータを上記報知手段106に出力しないようにする。
【0127】
なお、上記ではユーザは「番組ナビ」と言うことで番組ナビモードAを起動させた場合について説明したが、ユーザは、リモコン300のメニューキー303を用いて番組ナビモードAを起動させて、録画予約を行ってもよい。例えばモニタ103及びスピーカ104にてテレビ番組が再生されているときに、健常者が、サッカー番組の録画予約する場合、メニューキー303を押下する。メニューキー303が押下された旨は、リモコン300から上記イベント処理手段102に送信される。
【0128】
上記イベント処理手段102は、メニューキー303が押下された旨が送信されると、起動指示と共にユーザからの指示がリモコン300から直接受信したことを上記階層移行手段151に転送する(図5、S531)。
【0129】
上記階層移行手段151は、起動指示が転送されると、上記番組ナビモードAを起動させる(図5、S501)。しかし、上記階層移行手段151は、メニューキー303が押下されたことによって番組ナビモードAを起動すると、上述のように報知音を報知しない。同様に上記階層内処理手段152も音声ガイダンスを報知せずに、ユーザから番組ナビ画面に表示された項目が指定されるのを待つ待ち状態となる(図5、S502→S521)。これはメニューキー303を用いて番組ナビモードAを起動させるのは通常は健常者であり、健常者は、報知音や音声ガイダンスが報知されなくても、画面を見ることで自分が何をすべきかを認識することができるためである。
【0130】
番組ナビ画面が表示されると、ユーザは、ポインタ521を移動させるために、リモコン300の所定方向のカーソルキー301を押下する。カーソルキー301が押下された旨は、リモコン300から上記イベント処理手段102に送信される。上記イベント処理手段102は、受信したカーソルキー301が押下された旨を上記階層内処理手段152に転送する。上記階層内処理手段152は、転送されたカーソルキー301が押下された旨に基づいて、現在ポインタ521が指す位置を把握する。そして階層内処理手段152は、把握した位置にポインタ521を表示する。
【0131】
ユーザは、所望の項目にポインタ521が移動すると、決定キー302を押下する。決定キー302が押下された旨は、リモコン300から上記イベント処理手段102に送信される。リモコン300から決定キー302が押下された旨が送信されると、上記イベント処理手段102は、決定キー302が押下された旨を上記階層内処理手段152に転送する(図5、S534)。
【0132】
上記イベント処理手段102から決定キー302が押下された旨が転送されると、上記階層内処理手段152は、上記階層移行手段151に、現在ポインタ521が指している項目をユーザが指定したことを通知する。上記階層移行手段151は、通知された項目に対応する操作案内を起動させる(図5、S522→S523→S524)。なお、予約モードにおいて、決定キー302の押下によって「予約する」が指定された場合、上記階層移行手段151は、操作案内を終了する(図5、S522→S523→終了)。
【0133】
このようにメニューキー303で番組ナビモードAを起動させた場合でも、カーソルキー301や決定ボタン302に代えて、起動させたい項目をデジタルTV100に言うことで、上記階層移行手段151が、当該項目に対応する操作案内を起動させてもよい。但し音声を用いて所定の操作案内を起動させた場合であっても、メニューキー303で番組ナビモードAを起動させている場合は、上記階層移行手段151や上記階層内処理手段152は報知音や音声ガイダンスに対応するデータを上記報知手段に報知しない。
【0134】
このように視覚障害者がメニューキー303を用いて番組ナビモードAを起動させた場合、視覚障害者はポインタ521が指す項目を把握することができない。そこで、上記階層内処理手段152は、ポインタ521が指している項目が変わると、ポインタ521が指す項目を上記報知手段106に出力する。上記報知手段106は出力された項目を報知する。
【0135】
また、カーソルキー301に代えて、ユーザの音声でポインタ521の移動を行うようにしてもよい。例えば、上記階層内処理手段152は、番組ナビ画面起動時は、番組表項目501を指す位置にポインタ521を表示する。ユーザが「下」と言うと、当該「下」が上記音声変換手段101及びイベント処理手段102を介して、上記階層内処理手段152に受信される。下を受信すると、上記階層内処理手段152は、ポインタ521を番組表項目501の1つ下に表示された裏番組項目502に移動させる。
【0136】
なお、視覚障害者であってもリモコン操作をする可能性が高いと想定される場合は、メニューキー303が押下されたことで番組ナビモードAが起動した場合であっても、上記階層移行手段151や上記階層内処理手段152が、上記報知音や音声ガイダンスに対応するデータを上記報知手段106に出力してもよい。
【0137】
なお、上記リモコン300に代えて、キーボード、点字キーボード、デジタルTV100に備えられたキーをカーソルキー301や決定キー302、メニューキー303、報知内容設定キー304、報知速度設定キー307として用いてもよい。
【0138】
【発明の効果】
本発明の電子機器は、番組音声より大きい音量で操作案内を報知するので、操作案内が番組音声等でかき消されることがないために、視覚障害者であっても、確実に操作案内を聴くことができる。したがって、ユニバーサルデザインの観点からもユーザビリティの高い電子機器を提供することができる。
【0139】
また、確実に操作案内を聴くことができるので、視覚障害者だけでなく健常者も画面を見なくても容易に電子機器を操作することができる。
【0140】
また、操作案内にて報知される案内項目の報知速度をユーザが変えることができるので、報知速度を上げることで案内項目が報知される時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器のブロック図
【図2】EPGの概念図
【図3】リモコンの概略図
【図4】操作説明の概念図
【図5】録画予約の手順を示したフローチャート
【図6】番組ナビ画面の概略図
【図7】ジャンル検索画面の概略図
【図8】スポーツ画面の概念図
【図9】検索された番組の一覧が表示された画面の概略図
【図10】予約画面の概念図
【符号の説明】
100 デジタルTV
102 イベント処理手段
151 制御手段
106 報知手段[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to electric appliances such as TVs, radios, radio-cassettes, air conditioners, refrigerators, DVD recording / reproducing devices, information devices such as mobile phones, PDAs and personal computers, office machines such as copiers and fax machines, and the like. In particular, the present invention relates to an electronic device that provides operation guidance by voice.
[0002]
[Prior art]
In recent years, electronic devices that are easy to use for not only healthy persons but also physically disabled persons have been developed. For example, there is an electronic device that not only displays on a monitor the state of the electronic device and contents that can be instructed to the electronic device, but also notifies the user with sound or voice guidance so that the visually impaired person can operate the electronic device. With the sound and the voice guidance, even a visually impaired person can determine what kind of situation the electronic device is currently in, what kind of command can be input, and what he / she should do.
[0003]
[Patent Document 1]
JP 05-40589 A
[Patent Document 2]
JP-A-08-166867
[Patent Document 3]
JP-A-06-295228
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in an electronic device such as a television or a radio that emits sound such as program sound, the sound guidance may be erased by the sound. In addition, when displaying the state of the electronic device and the contents that can be instructed to the electronic device on the monitor, a healthy person can instantly grasp the state of the electronic device and the contents that can be instructed by looking at the monitor. However, when the visually impaired person tries to know the state of the electronic device or the contents that can be instructed to the electronic device through the voice guidance, the voice guidance must be heard until the end. Therefore, it takes time to grasp the state of the electronic device and the contents that can be instructed through the voice guidance. Also, if the visually impaired person forgets the voice guidance once heard, the voice guidance must be heard again.
[0005]
In order to improve usability of electronic devices from the viewpoint of universal design, the present invention conveys voice guidance to the visually impaired person more reliably, and also describes the status of electronic devices and the contents that can be commanded in a short time through voice guidance. It is an object of the present invention to provide an electronic device that a visually handicapped person can grasp.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The electronic device of the present invention has an event processing means capable of accepting a request for operation explanation of the electronic device from a user in a plurality of input forms, and the event processing means accepting the operation explanation request in a predetermined input form. In this case, there is provided control means for setting operation guidance provided in accordance with the content of the operation explanation request, and notification means for notifying the operation guidance set by the control means by at least one of sound and voice. . By notifying the operation guide by sound or voice, even a visually impaired person can grasp the operation of the electronic device.
[0007]
Further, the control means sets the volume of the operation guide higher than the program sound reproduced by the electronic device so that the user can reliably hear the operation guide notified by sound or voice. In addition, since the volume of the operation guide is too loud if it is too loud, the control means may lower the volume of the program audio and set the volume of the operation explanation request higher than the volume of the program audio.
[0008]
Further, the control means may control the notification speed of the guide item according to the timing at which the guide item notified by the operation guide is selected. For example, if the user selects another guide item while the notifying unit is notifying the predetermined guide item, the control unit starts notifying the other guide item and notifying the predetermined guide item. This is performed at a speed according to the difference between the time when the user selects another guidance item and the time when the user selects another guidance item. Therefore, if the control is performed in this way, if the user selects another guide item immediately after the notification of the predetermined guide item is started, the notification speed of the other guide item increases, and the notification time of the entire guide item increases. Can be shorter.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
(Embodiment 1)
(Description of device configuration)
The electronic apparatus of the present invention is an electronic product such as a digital TV, a copier, a facsimile, an air conditioner, a personal computer, a car navigation system, a mobile phone, and a mobile device such as a PDA (Personal Digital Assistants). Hereinafter, a case where the electronic device is the
[0010]
The
[0011]
The EPG is information about a program such as a
[0012]
The user basically operates the
[0013]
In order for a visually impaired person to operate the remote controller, it is necessary to store the correspondence between the position of each key of the
[0014]
The voice uttered by the user is received by the voice conversion means 101 provided in the
[0015]
(Explanation of specific operation)
Here, the operation will be described in detail below on the assumption that a visually impaired person makes a recording reservation for a soccer game when a television program is displayed on the screen.
[0016]
The “program navigation” issued by the visually impaired as an explanation of the operation request is converted into an electric signal by the voice conversion unit 101 and transferred to the
[0017]
The
[0018]
When the route of the start instruction and the instruction from the user is transferred, the hierarchy shift unit 151 starts the program navigation mode A of the highest hierarchy of the operation guide having the hierarchical structure shown in FIG. S501). When the program navigation mode A is activated, the hierarchy shifting means 151 causes the in-hierarchy processing means 152 to execute the processing in the program navigation mode A.
[0019]
First, when the program navigation mode A is activated, the in-hierarchical processing means 152 displays the program navigation screen shown in FIG. As shown in FIG. 6, the program navigation screen includes a
[0020]
When the user is a healthy person, the user sees the program navigation screen, and as a next operation, moves the
[0021]
However, if the user is visually impaired, the user cannot see the program navigation screen, and thus does not know whether the program navigation is actually running or what operation to perform next.
[0022]
In consideration of the fact that the user often operates the
[0023]
The notification means 106 notifies the notification sound from the
[0024]
When going deeper into the hierarchy, use "ping-pong" from high pitches to low pitches, and conversely, use "pong-pong" from low pitches to high pitches when going shallow, to impress the user with directionality and quickly understand the state of the device. Help. For a user who is accustomed to the operation to some extent, the user can reach the target layer by the number of floors pressed and the sound without having to listen to the voice guidance of each layer, thereby reducing the operation time. In addition, even when using a shortcut by voice input (shortcut function will be described later), the notification sound is generated by the number of advanced layers, and the execution sound of the device can be intuitively grasped by the pattern sound indicating the direction. Users can be relieved.
[0025]
The device is equipped with an on / off switching function so that the user can select on / off of voices and sounds emitted from the device according to his / her preference and learning degree of operation.
[0026]
By hearing the notification sound, even if the user is visually impaired, it is possible to recognize that the program navigation mode A has been activated and to recognize that the
[0027]
When the data corresponding to the notification sound is output to the notification means 106, the layer shifting means 151 instructs the in-hierarchy processing means 152 to notify the voice guidance in the program navigation mode A.
[0028]
Upon receiving the instruction, the in-hierarchical processing means 152 displays the program navigation screen on the
[0029]
However, when the electronic device outputs program sound such as
[0030]
Also, if the volume of the notification sound and the voice guidance is too loud, it is noisy. When the program navigation mode A is activated, the layer shift unit 151 instructs the recording / reproducing
[0031]
In addition, the user may be able to set the volume of the notification sound and the voice guidance independently of the volume of the program audio. For example, when the user presses the operation
[0032]
When the operation
[0033]
When the user hears the voice guidance, the user says, for example, “increase” or “decrease” to the
[0034]
Upon receiving, for example, a volume instruction of “increase”, the hierarchy shifting unit 151 notifies the in-
[0035]
When the in-hierarchy processing means 152 outputs the data corresponding to “Program navigation has started. Specify a guidance item.” To the notification means 106 as described above, then the top guidance on the program navigation screen is displayed. Data corresponding to the item name "program guide" is output to the notification means 106 (FIG. 5, S504 → S507).
[0036]
As a method of deciding an item, both a method of inputting with a button of the
[0037]
There are at least the following three types of voice guidance output from the device when the user moves into a certain hierarchy and switches the screen. There are three types of guidance: a guidance indicating what screen to do, a guidance to guide the user on what to do on the screen, and a guidance for presenting options that the user can select.
[0038]
For example, when entering the program navigation mode A, there are three types of voice guidance: "Entered the program navigation", "Please select an item", and "Program guide" which is the guidance for presenting the next choice. Voice guidance appears. At this time, the user can use the cross key of the
[0039]
As a method of determining an item, it is also possible to provide guidance by voice and perform an operation such as determination by voice.
[0040]
In this case, first, the operation guidance and selection items as options are read aloud by voice, and if it is recognized by voice recognition that a predetermined keyword such as “determine” or “return” has been uttered, the remote control The same operation as pressing the
[0041]
The voice recognition function may be provided in the main body of the
[0042]
Here, when the user utters “decision” toward the
[0043]
This function is called "shortcut" in this specification.
[0044]
Alternatively, the user can perform the determination operation by pressing the
[0045]
When the operation of “determination” is received by the above utterance or the button operation of the remote control, the
[0046]
However, in the present embodiment, since the purpose of the user is to activate the genre search mode B in which the recorded program can be searched, while the “program guide” is notified from the
[0047]
When a predetermined time elapses after the output of the data corresponding to the “program table”, the in-hierarchical processing means 152 determines whether there is an item to be notified next (FIG. 5, S508). Here, since there is a “counter program” which is an item to be notified after the “program table”, the in-hierarchical processing means 152 outputs a predetermined time after finishing outputting the data corresponding to the “program table”. The data corresponding to the "back program" is output to the notification means 106 (FIG. 5, S504). Then, the notifying
[0048]
At this time, the user does not say “enter” nor press the
[0049]
For example, the user says “determined” to the
[0050]
The “decision” issued by the user is received by the
[0051]
When “decision” is received while outputting data corresponding to “genre search”, the in-
[0052]
Upon receiving the notification, the layer shift unit 151 activates the genre search mode B (FIG. 5, S511 → S512).
[0053]
If it is troublesome to notify the “program guide” or the “back program” until the “genre search” is notified as described above, the user is notified of the “program table” or the “back program”. Occasionally, the user may say “next” or press the
[0054]
Upon receiving the notification stop instruction, the in-
[0055]
That is, when the "program guide" is notified, the notification of the "program guide" is stopped and the "counter program" is notified, and when the "counter program" is notified, the notification of the "counter program" is performed. Is stopped and "genre search" is notified. Therefore, immediately after the program navigation mode A is activated, the user says “next” twice, so that “genre search” is notified immediately after the program navigation mode A is activated.
[0056]
It should be noted that the notification of the "program guide" from the
[0057]
If the user does not say "OK" or press the
[0058]
As described above, when the in-
[0059]
When the event processing means 102 receives the "genre search" from the voice conversion means 101, the event processing means 102 transfers the "genre search" to the in-layer processing means 152 (FIG. 5, S534).
[0060]
Upon receiving the “genre search”, the in-layer processing means 152 notifies the above-mentioned layer shifting means 151 that the genre search mode B has been designated.
[0061]
Upon receiving the notification that the genre search mode B has been designated as described above, the hierarchy shift unit 151 activates the genre search mode B which is a lower hierarchy of the program navigation mode A as shown in FIG. 5, S511 → S512).
[0062]
When the genre search mode B is activated, the hierarchical transition unit 151 takes a lower order than the operation guidance activated immediately before, considering the case where the user is visually impaired, as in the case of the activation of the program navigation mode A. Data corresponding to the notification sound indicating that the hierarchical operation guidance has been started is output to the notification means 106 (FIG. 5, S503). The notification means 106 notifies the notification sound from the
[0063]
Note that the operation guidance of the lower hierarchy is activated while the operation guidance of the predetermined hierarchy is activated as in the case where the genre search mode B is activated, and the operation guidance is activated as in the case where the program navigation mode A is activated. It is desirable to make the volume, frequency, timbre, notification time, rhythm, melody sound, etc. of these notification sounds different so that the notification sound can distinguish the activation of the operation guide of the predetermined hierarchy from the absence state. For example, the notification sound indicating that the lower-level operation guidance has been activated during the activation of the predetermined-level operation guidance is set to “ping-pong”, and the notification that the predetermined-level operation guidance has been activated from the state where the operation guidance has not been activated. Make the sound "bean".
[0064]
Upon outputting the data corresponding to the notification sound, the layer shift unit 151 instructs the in-
[0065]
As shown in FIG. 7, the genre search screen includes nine guide items, namely, news /
[0066]
Further, the in-layer processing means 152 outputs data corresponding to voice guidance for causing the visually impaired person to recognize what to do next to the notifying means 106 (FIG. 5, S504). The voice guidance starts with, for example, “Genre search mode B has been activated. Please specify an item.” The name of each item displayed on the genre search screen (news / report, sports, culture / entertainment, Drama, music, variety, movie, animation / sFX, etc.).
[0067]
In the same manner as when the genre search item is specified on the program navigation screen, since the soccer is included in the sport, for example, a predetermined time elapses while the “sports” of the voice guidance is announced and after the announcement. By then, say "decision" toward
[0068]
Of course, the above-mentioned hierarchy shifting means 151 and the above-mentioned intra-layer processing means 152 activate the above-mentioned program navigation mode A so that the user can surely hear the notification sound and the voice guidance indicating that the genre search mode B has been activated. As in the case of the above, the data corresponding to the notification sound and the voice guidance is changed so that the volume of the notification sound and the voice guidance becomes larger than the volume of the program voice and output to the notification means 106.
[0069]
The “decision” issued by the user is received by the
[0070]
Upon receiving the decision, the in-layer processing means 152 recognizes that the sports sub-genre mode C has been specified by the user (FIG. 5, S505). When recognizing that the sports sub-genre mode C has been selected, the in-layer processing means 152 notifies the layer shifting means 151 that the sports sub-genre mode C has been designated.
[0071]
Upon receiving the notification, the layer shifting unit 151 activates a sports sub-genre mode C which is a lower layer of the genre search mode B shown in FIG. 4 (FIG. 5, S512 → S513). Also, when the sports sub-genre mode C is activated in consideration of the case where the user is a visually impaired person, the above-mentioned hierarchy shifting means 151 informs that the operation guidance of the lower hierarchy than the genre search mode B has been activated. The data corresponding to "ping-pong" is output to the notification means 106 (FIG. 5, S503). The notifying
[0072]
Upon outputting the data corresponding to the notification sound, the layer shift unit 151 instructs the in-
[0073]
When the voice guidance is instructed, the in-layer processing means 152 displays the sports screen shown in FIG.
[0074]
As shown in FIG. 8, on the sports screen, all operation units such as an
[0075]
Further, in consideration of the case where the user is a visually impaired person, the in-hierarchical processing means 152 outputs data corresponding to voice guidance for causing the visually impaired person to recognize what to do next. The data is output to 106 (FIG. 5, S504). The voice guidance starts with, for example, "Sports subgenre mode has been activated. Please specify the item." The name of each item displayed on the sports screen (all, baseball, soccer, golf, public sports) , Etc.) in order.
[0076]
Here, in order to reserve the recording of the soccer program, for example, the user says “decision” to the
[0077]
Upon receiving the decision from the voice conversion means 101, the event processing means 102 transfers the decision to the in-hierarchy processing means 152 (FIG. 5, S532).
[0078]
The in-layer processing means 152 notifies the above-mentioned layer shifting means 151 that the soccer mode has been designated.
[0079]
Upon receiving the notification, the layer shifting unit 151 starts a soccer mode which is a lower layer of the sports sub-genre mode C shown in FIG. 4 (FIG. 5, S512 → S513). Further, when the soccer mode is activated in consideration of the case where the user is visually impaired, the layer shifting means 151 outputs the notification sound “ping-pong” indicating that the operation guidance of the lower layer than the sports sub-genre mode C has been activated. Is output to the notification means 106 (FIG. 5, S503). The notifying
[0080]
Upon outputting the data corresponding to the notification sound, the layer shift unit 151 instructs the in-
[0081]
When the voice guidance is instructed, the in-layer processing means 152 outputs to the notification means 106 data corresponding to the voice guidance of "Soccer mode has been activated. Soccer program is being searched."
[0082]
The in-hierarchy processing means 152 recognizes the instruction to notify the voice guidance in the soccer mode as a soccer program search command, and from the EPG stored in the EPG storage means 108, the
[0083]
Here, also in consideration of the case where the user is a visually impaired person, the in-hierarchical processing means 152 outputs data corresponding to the notification sound indicating that the search has been completed to the notification means 106, and the notification means 106 The notification sound is notified from the
[0084]
When the visually impaired person is notified of the
[0085]
Upon receiving the decision, the event processing means 102 transfers the decision to the in-layer processing means 152 (FIG. 5, S532). When the decision is transferred, the intra-layer processing means 152 acquires the
[0086]
In the present embodiment, since there is only one reservation target program that can be specified in the soccer mode, the in-
[0087]
The in-layer processing means 152 activates a reservation mode for setting details of the recording reservation of the program.
[0088]
When the notification is received as an instruction to activate the reservation mode, the layer shift unit 151 activates the reservation mode for setting details of the recording reservation of the program (FIG. 5, S511 → S512).
[0089]
However, if there are a large number of soccer programs, the user must listen to the
[0090]
Thus, the in-hierarchical processing means 152 forms a
[0091]
When the
[0092]
Therefore, the notification means 106 first notifies the
[0093]
Also, if there are many soccer programs, it may take time until the
[0094]
Then, the user listens to the broadcast date and
[0095]
Upon receiving the selection instruction, the in-hierarchical processing means 152 causes the notifying means 106 to stop the notification of the
[0096]
Therefore, for example, by saying “next” after hearing the broadcast date, the user can avoid listening to the
[0097]
Further, by adjusting the notification speed of the
[0098]
For example, when the user presses the
[0099]
When the in-hierarchy processing means 152 receives the notification that the
[0100]
In this case, as the user shortens the time from when the
[0101]
In addition, a normal notification speed of the
[0102]
When the user hears the voice guidance, the user speaks to the
[0103]
For example, upon receiving a signal corresponding to “fast”, the accepting
[0104]
Note that, instead of pressing the notification
[0105]
By the way, when the reservation mode is activated based on the activation instruction as described above, in consideration of the case where the user is a visually impaired person, the above-mentioned hierarchy shifting means 151 activates the operation guidance of the lower hierarchy than the soccer mode. The data corresponding to the notification sound "ping-pong" is output to the notification means 106 (FIG. 5, S503). The notifying
[0106]
Upon notifying the notification sound, the layer shift unit 151 instructs the in-
[0107]
When there is an instruction to notify the voice guidance, the in-layer processing means 152 displays the reservation screen shown in FIG. On the reservation screen, as shown in FIG. 10, an operation unit such as an
[0108]
Further, the in-layer processing means 152 outputs data corresponding to the following voice guidance to the notifying means 106 so that the visually impaired person can recognize what to do next (FIG. 5, S504).
[0109]
First, the in-hierarchical processing means 152 provides a voice guidance of “Please select a reservation method. Make a viewing reservation or make a recording reservation” to ask the user whether to make a viewing reservation or a recording reservation. The information is output to the notification means 106. The viewing reservation means that the reserved program is displayed on the
[0110]
The
[0111]
For example, while the user is informed of “Do you want to make a recording reservation?”, If the user says “decision” to the
[0112]
Upon receiving the decision, the intra-layer processing means 152 recognizes that the recording reservation has been designated (S505 in FIG. 5).
[0113]
Then, upon receiving the decision, the in-hierarchical processing means 152 confirms whether there is any other guide item that can be specified in the reservation mode. In the reservation mode, guidance items that can be specified include guidance items for specifying the recording medium 110 and specifying whether or not to register a reservation, in addition to the reservation method. For this reason, after the confirmation, the in-layer processing means 152 outputs data corresponding to the voice guidance “Please designate a recording medium. Hard disk, DVHS, DVD” to the notifying means 106 (FIG. 5, S504). . The notification means 106 notifies the voice guidance.
[0114]
For example, the user may say “OK” to the
[0115]
Upon receiving the decision, the in-layer processing means 152 recognizes that a DVD has been designated (FIG. 5, S505). Further, the in-hierarchy processing means 152 outputs data corresponding to the voice guidance of “specify whether or not to register a reservation. Do not reserve or make a reservation” to the notifying means 106, and the notifying means 106 Then, the voice guidance is notified (FIG. 5, S504).
[0116]
For example, while the user is informed of “reserve”, saying “decision” toward the
[0117]
When recognizing that the reservation has been registered, the in-hierarchical processing means 152 instructs the recording / reproducing
[0118]
Based on this registration, the recording / playback means 153 records the soccer program specified by the user on the registered recording medium 110.
[0119]
As described above, at the time when the user “decides” while “reserve” is informed, all the items that can be specified in the reservation mode have been specified. The broadcast date and time of the soccer program are registered in the recording / reproducing
[0120]
Upon being notified that the reservation completion has been registered, the above-mentioned hierarchy shifting means 151 ends the above-mentioned operation guidance (FIG. 5, S511 → S513). At the same time as ending the operation guidance, the layer shifting means 151 outputs data corresponding to the notification sound indicating that the operation guidance has been completed to the notification means 106, and the notification means 106 notifies the notification sound. The hierarchy shifting unit 151 may output a voice guidance “Operation guidance has been completed” to the
[0121]
It should be noted that these notification sounds are distinguished from each other by a notification sound so that the completion of the operation guidance and the start of the operation guidance from a state in which the operation guidance is not started such as when the program navigation mode A is started can be distinguished. It is desirable to make the volume, frequency, tone, notification time, rhythm, melody sound, and the like different.
[0122]
In this way, the state of the
[0123]
In the above description, the event processing means 102 notifies the notification sound and the voice guidance only when "program navigation", "genre search", "sports", and "soccer" are received from the sound conversion means 101. However, even when “program navigation”, “genre search”, “sports”, and “soccer” are designated by the
[0124]
In the above description, the notification sound or the voice guidance notified from the
[0125]
When the user hears the voice guidance, the user gives a notification content instruction such as “only the notification sound”, “only the voice guidance”, or “both” to the
[0126]
For example, upon receiving a signal corresponding to “notification sound only”, the accepting
[0127]
In the above description, a case has been described in which the user activates the program navigation mode A by saying “program navigation”. However, the user activates the program navigation mode A using the
[0128]
When the notification that the
[0129]
When the start instruction is transferred, the hierarchy shifting means 151 starts the program navigation mode A (S501 in FIG. 5). However, when the program navigation mode A is activated by pressing the
[0130]
When the program navigation screen is displayed, the user presses the
[0131]
The user presses the
[0132]
When the event processing means 102 transmits that the
[0133]
Even when the program navigation mode A is activated by the
[0134]
When the visually impaired person activates the program navigation mode A using the
[0135]
Further, the
[0136]
Note that if it is assumed that even a visually impaired person is likely to operate the remote controller, even if the program navigation mode A is activated by pressing the
[0137]
Note that, instead of the
[0138]
【The invention's effect】
Since the electronic device of the present invention notifies the operation guidance at a volume higher than the program audio, the operation guidance is not erased by the program audio or the like. Can be. Therefore, an electronic device with high usability can be provided from the viewpoint of universal design.
[0139]
In addition, since the operation guide can be reliably heard, not only visually impaired persons but also healthy persons can easily operate the electronic device without looking at the screen.
[0140]
Further, since the user can change the notification speed of the guide item notified by the operation guide, the time during which the guide item is notified can be shortened by increasing the notification speed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of an electronic device of the present invention.
FIG. 2 is a conceptual diagram of an EPG.
FIG. 3 is a schematic diagram of a remote controller.
FIG. 4 is a conceptual diagram of an operation explanation.
FIG. 5 is a flowchart showing a procedure for recording reservation;
FIG. 6 is a schematic diagram of a program navigation screen.
FIG. 7 is a schematic diagram of a genre search screen.
FIG. 8 is a conceptual diagram of a sports screen.
FIG. 9 is a schematic diagram of a screen on which a list of searched programs is displayed.
FIG. 10 is a conceptual diagram of a reservation screen.
[Explanation of symbols]
100 digital TV
102 Event processing means
151 control means
106 Notification means
Claims (12)
複数の入力形態で上記操作説明要求を受け付け可能なイベント処理手段と、
所定の入力形態で上記操作説明要求を上記イベント処理手段が受け付けた場合、上記操作説明要求の内容に応じて提供する操作案内を決定する制御手段と、
上記制御手段にて設定された操作案内を音または音声のうち少なくとも1つで報知する報知手段とを備えたことを特徴とする電子機器。In an electronic device that provides an operation guide based on an operation description request input from a user,
An event processing means capable of accepting the operation explanation request in a plurality of input forms;
When the event processing unit receives the operation explanation request in a predetermined input form, the control unit determines an operation guide to be provided according to the content of the operation explanation request;
An electronic device, comprising: a notification unit that notifies the operation guide set by the control unit by at least one of sound and voice.
上記報知手段が、上記制御手段にて設定された音量で上記操作案内を報知する請求項1に記載の電子機器。When the control means receives the operation explanation request while the event processing means is reproducing the program, the control means sets the volume of the operation guide to be higher than the program audio being reproduced,
The electronic device according to claim 1, wherein the notifying unit notifies the operation guide at a volume set by the control unit.
上記報知手段が、番組音声を、上記制御手段にて設定された音量で出力する請求項2に記載の電子機器。When the control means receives the operation explanation request while the event processing means is reproducing the program, the volume of the program audio is set to be lower than before the operation explanation request is accepted,
3. The electronic apparatus according to claim 2, wherein the notification unit outputs the program audio at a volume set by the control unit.
上記制御手段が、上記選択指示を上記イベント処理手段が受信すると、報知中止指令を生成し、
上記報知手段が、上記報知中止指令が生成されると、他の案内項目の報知中であっても当該他の案内項目の報知を中止して、上記選択指示にて示される所定の案内項目を報知する請求項1に記載の電子機器。The event processing means receives a selection instruction that is an instruction to select a predetermined guidance item among guidance items notified by the operation guidance,
When the event processing unit receives the selection instruction, the control unit generates a notification stop instruction,
When the notification stop command is generated, the notification unit stops the notification of the other guidance item even during notification of the other guidance item, and changes the predetermined guidance item indicated by the selection instruction. The electronic device according to claim 1, which issues a notification.
上記制御手段が、上記案内説明の報知速度を上記報知速度指示にて示される速度に基づいて設定し、
上記報知手段が、上記制御手段にて設定された報知速度で上記案内説明を報知する請求項1に記載の電子機器。Further, a receiving unit for receiving a notification speed instruction for specifying a notification speed of the operation guide from the user,
The control means sets the notification speed of the guidance explanation based on the speed indicated by the notification speed instruction,
The electronic device according to claim 1, wherein the notification unit notifies the guidance explanation at a notification speed set by the control unit.
上記制御手段が、上記受付手段が受け付けた上記報知内容指示の基づいて報知される上記操作案内を設定し、
上記報知手段が、上記制御手段にて設定された案内説明を報知する請求項1に記載の電子機器。Further, a receiving unit for receiving a notification content instruction for specifying the notification content of the operation guide from the user,
The control means sets the operation guide to be notified based on the notification content instruction received by the reception means,
The electronic device according to claim 1, wherein the notifying unit notifies the guidance explanation set by the control unit.
上記制御手段が、上記音量指示に基づいて、上記操作案内の音量を設定し、
上記報知手段が、上記制御手段にて設定された音量で、上記操作案内を報知する請求項1に記載の電子機器。Further, a receiving unit that receives a volume instruction of the operation guide from the user is provided,
The control means sets a volume of the operation guide based on the volume instruction,
The electronic device according to claim 1, wherein the notifying unit notifies the operation guide at a volume set by the control unit.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003041271A JP2004252652A (en) | 2003-02-19 | 2003-02-19 | Electronic device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003041271A JP2004252652A (en) | 2003-02-19 | 2003-02-19 | Electronic device |
Publications (1)
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