JP2004122807A

JP2004122807A - Weather strip for automobile

Info

Publication number: JP2004122807A
Application number: JP2002285674A
Authority: JP
Inventors: Atsushi Hikosaka; 彦坂　篤志
Original assignee: Toyoda Gosei Co Ltd
Current assignee: Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date: 2002-09-30
Filing date: 2002-09-30
Publication date: 2004-04-22

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a weather strip 50 having stable sealing property, low reaction force in closing of a door, and high productivity, in the weather strip 50 for sealing a clearance between a front door 10 and a rear door 20 of an automobile or a clearance between a front fender 40 and the front door 10. <P>SOLUTION: The weather strip 50 for sealing the clearance between the front door 10 and the rear door 20 is formed of a base 51 and a sealing section 56, the base 51 of the weather strip is mounted to the front side end 21 of the rear door, the sealing section 56 has a substantially C-shaped cross section, the tip 58 of the sealing section abuts on a center pillar 30, and root section 59 of the sealing section abuts on the rear side end 12 of the front door. The weather strip 50 for sealing the clearance between the front fender 40 and the front door 10 is similar. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のフロントドアとリヤドアの間の隙間、または、フロントフェンダーとフロントドアの隙間をシールするウエザストリップに関する。
【０００２】
【従来の技術】
自動車のフロントドアとリヤドアの間の隙間、または、フロントフェンダーとフロントドアの隙間をシールするウエザストリップは、フロントドアとリヤドアの間の隙間を例にとると、図８に示すように、リヤドア２０のフロント側端部２１に中空シール部１５５を有するウエザストリップ１５０の基底部を取付け、ゴムスポンジからなる円弧状の中空シール部１５５をフロントドア１０のリヤ側端部１２の先端に当接して隙間をシールしている（例えば、特許文献１参照。）。
【０００３】
このとき、フロントドア１０と自動車のセンターピラー３０とのシールは、フロントドア１０のリヤ側端部１２から若干フロント側の部分にドアウエザストリップ６０を取付けて、ドアウエザストリップ６０の中空シール部６１をセンターピラー３０の凸部３１に当接させて行っている。
同様に、リヤドア２０と自動車のセンターピラー３０とのシールは、リヤドア２０のフロント側端部２１から若干リヤ側の部分にドアウエザストリップ７０を取付けて、ドアウエザストリップ７０の中空シール部７１をセンターピラー３０の凸部３１に当接させて行っている。
【０００４】
しかしながら、中空シール部１５５を有するウエザストリップ１５０を用いてフロントドア１０とリヤドア２０の間の隙間をシールする場合は、中空シール部１５５の弾性によるドア閉時のドアへの反力が大きくなる。そのため、中空シール部１５５の反力を下げるために、中空シール部１５５の肉厚を薄くしていくことが考えられるが、肉厚を薄くすると、中空シール部１５５が破れやすくなったり、永久変形しやすくなる場合があった。また、中空シール部１５５を押出成形するときは中空部分が負圧にならないように中空部に空気を吹き込んでいるが、押出速度が速くなると空気を十分に吹き込むことができなくなる場合があり、かかる場合は中空部が負圧となり、押出成形時に変形したり、つぶれたりする場合があった。そのため押出速度を速くすることが困難となっており、生産性が悪くコストアップとなっている。
【０００５】
一方、図９に示すようにフロントドア１０とリヤドア２０の間の隙間をシールするウエザストリップ７０は、断面が単純なリップ状のシールリップ７１と取付けのための基部７２を有するものがある（例えば、特許文献２参照。）。
このウエザストリップ７０は、ソリッドゴムからなる基部７２に取付け用の孔７３を設け、リヤドア２０のフロント側端部２１に設けられたスタッドボルト２５をこの孔７３に挿入することによりウエザストリップ７０を取付けている。そして、シールリップ部７１をフロントドア１０のリヤ側端部１２に当接させて、フロントドア１０とリヤドア２０の間の隙間をシールしている。
【０００６】
しかしながら、単にシールリップ部７１をフロントドア１０のリヤ側端部１２に当接させるのみでは、シールリップ部７１が単純なリップ状で基部７２のみにより保持されるため変形しやすく、リヤ側端部１２との間に十分なシール力が得られなくなる場合があり、ドア閉時にシールリップ部７１が反転したりして適切な当接ができない場合がある。また、長期間使用するとウエザストリップ７０が永久変形をして、リヤ側端部１２との間に十分な当接力が得られなくなり、安定したシール力が得られなくなるという問題があった。
【０００７】
【特許文献１】
特開２０００−３１８４５８号公報　（第２−３頁、第１図　）
【特許文献２】
特開平１１−３１００４１号公報　（第２頁、第２図　）
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はかかる問題点を解消して、自動車のフロントドアとリヤドアの間の隙間、または、フロントフェンダーとフロントドアの隙間をシールするウエザストリップにおいて、安定的なシール性が得られて、ドア閉時の反力が低く、生産性の高いウエザストリップを得ることを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
請求項１の本発明は、自動車のフロントドアとリヤドアの間の隙間をシールするウエザストリップであって、ウエザストリップは、リヤドアのフロント側端部に取付けられる基部と、フロントドアとリヤドアの間の隙間をシールするシール部を一体に備え、シール部は断面略Ｃ字状をなし、ドア閉時にシール部の先端部がセンターピラーまたはリヤドアのフロント側端部に当接するとともに、シール部の根元部が上記フロントドアのリヤ側端部に当接する構造としたものである。
【００１０】
請求項１の本発明では、自動車のフロントドアとリヤドアの間の隙間をシールするウエザストリップのシール部を断面略Ｃ字状として、シール部の先端部がセンターピラーに当接し、シール部の根元部がフロントドアのリヤ側端部に当接するようにしたため、シール部がセンターピラーとフロントドアのリヤ側端部に挟持されて、当接力が十分に得られるためシール性が十分である。
また、断面略Ｃ字状であるため、中空状と比べて、シール部が撓みやすくドア閉時の反力が少ない。
【００１１】
請求項２の本発明は、自動車のフロントフェンダーとフロントドアの間の隙間をシールするウエザストリップであって、ウエザストリップは、フロントドアのフロント側端部に取付けられる基部と、フロントフェンダーとフロントドアの間の隙間をシールするシール部を一体に備え、シール部は断面略Ｃ字状をなし、ドア閉時にシール部の先端部がフロントピラーまたはフロントドアのフロント側端部に当接するとともに、シール部の根元部がフロントフェンダーのリヤ側端部に当接する構造としたものである。
【００１２】
請求項２の本発明では、請求項１の発明と同様に、自動車のフロントフェンダーとフロントドアの間の隙間をシールするウエザストリップのシール部を断面略Ｃ字状として、シール部の先端部がフロントピラーに当接し、シール部の根元部がフロントフェンダーのリヤ側端部に当接するようにしたため、シール部がフロントピラーとフロントフェンダーのリヤ側端部に挟持されて、当接力が十分に得られるためシール性が十分である。
また、断面略Ｃ字状であるため、中空状と比べて、シール部が撓みやすくドア閉時の反力が少ない。
【００１３】
請求項３の本発明は、ウエザストリップの基部を、ソリッドゴムまたは軟質合成樹脂で形成し、シール部を、スポンジゴムで形成したものである。
請求項３の本発明では、ウエザストリップの基部を、ソリッドゴムまたは軟質合成樹脂で形成しているので、ウエザストリップをフロントドアまたはリヤドアの形状に沿って取付けることができ、スポンジゴムと比べて剛性があり、シール部を確実に保持できる。また、シール部を、スポンジゴムで形成しているので、ドア閉時の反力が少なくかつ、フロントドアとリヤドアの隙間、あるいはフロントフェンダーとフロントドアの隙間に柔軟に当接してシールすることができる。
【００１４】
請求項４の本発明は、ウエザストリップのシール部には、基部との接続近傍で車外側に突出してフロントドアとリヤドアの間の隙間またはフロントフェンダーとフロントドアの間の隙間をシールするとともに、外面がフロントドアとリヤドアの外面またはフロントフェンダーとフロントドアの外面と同一高さの面を構成する突部を形成しているものである。
請求項４の本発明では、ウエザストリップのシール部が、基部との接続近傍で車外側に突出した突部を形成しているためフロントドアとリヤドアの隙間あるいはフロントフェンダーとフロントドアの隙間にその突部が挿入されて、シール性が向上する。また、突部の外面がフロントドアとリヤドアの外面またはフロントフェンダーとフロントドアの外面と同一高さの面を構成するため、美観が優れている。
【００１５】
請求項５の本発明は、ウエザストリップの基部を、クリップ、スタッドボルトまたは両面接着テープのいずれかの取付部材で取付けているものである。
請求項５の本発明では、クリップ、スタッドボルトまたは両面接着テープのいずれかの取付部材で取付けられているため、取付けが容易で、修理等の際には取り替えも容易である。
【００１６】
請求項６の本発明は、ウエザストリップの基部は、フロントドアまたはリヤドアの外面に取付けられたガーニッシュにより取付けられているものである。
請求項６の本発明では、ウエザストリップの基部がガーニッシュで取付けられているので、取付部材を必要としなくて、ガーニッシュの取付けとウエザストリップの取付けが同時にでき取付けが容易である。
【００１７】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の態様を図面に基づき説明する。
本発明の第１の実施の態様について図１と図２に基づき説明する。
図１は、自動車の側面図である。図２は図１のＡ−Ａ線に沿った断面図である。図１に示すように本発明の第１の実施の態様は、自動車のフロントドア１０とリヤドア２０の間の隙間をシールするウエザストリップ５０に関するものである。
【００１８】
本発明の第１の実施の態様のウエザストリップ５０は、基部５１とシール部５６からなる。基部５１は断面扁平な板状をなし、ＥＰＤＭソリッドゴム、軟質ポリプロピレン樹脂、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー等の軟質部材で形成される。
シール部５６は、断面略Ｃ字状をなし、ＥＰＤＭスポンジゴム等のスポンジゴムで形成される。シール部５６と基部５１は、押出成形により同時に成形される。その後、通常の加硫方法により、加硫槽に移送され、加熱され、加硫される。
【００１９】
基部５１は、リヤドア２０のフロント側端部２１に取付けられる。リヤドア２０は、フロント側端部２１においてアウタパネル２３の先端がインナパネル２４の先端を包み込むようにして一体的に接合しており、フロント側端部２１の車内側にスタッドボルト２５が複数個溶接されている。ウエザストリップ５０の基部５１のスタッドボルト２５に対応する部分に予め取付孔５２が設けられて、取付孔５２にこのスタッドボルト２５を嵌挿することによりウエザストリップ５０をリヤドア２０に取付ける。
【００２０】
シール部５６は、ドア閉時には、フロントドア１０のリヤ側端部１２とセンターピラー３０の凸部３１に当接する。さらに詳細に説明すると、フロントドア１０のリヤ側端部１２は、アウタパネル１３の先端がインナパネル１４の先端を包み込むようにして一体的に接合しており、リヤ側端部１２の先端部分がシール部５６の根元部５９、すなわち基部５１と融合している部分に近いシール部５６の根元部５９に当接している。
【００２１】
シール部５６は、フロントドア１０のリヤ側端部１２の先端が当接している根元部５９と基部５１に融合している部分との間に、車外方向に張り出した突部５７が設けられている。この突部５７は、省略されて、根元部５９が直接基部５１に融合してもよい。突部５７を設けた場合は、ドア閉時には突部５７は、フロントドア１０のリヤ側端部１２とリヤドア２０のフロント側端部２１の間の隙間に位置する。これにより、突部５７がこの隙間を塞ぐため、この隙間のシール力が向上する。
【００２２】
さらに根元部５９において突部５７よりも若干フロント寄りの部分にフロントドア１０のリヤ側端部１２が当接する。そのときセンターピラー３０の凸部３１にシール部５６の先端部５８が当接する。シール部５６の先端部５８は、湾曲状をなしているため、センターピラー３０の凸部３１に当接するときに、先端部５８は凸部３１の表面をスムースに移動してシール部５６が反転することがない。このセンターピラー３０の凸部３１とフロントドア１０のリヤ側端部１２がシール部５６を挟むことによりシール部５６との反発力が生じてシール力を得ることができる。
一方シール部５６は断面略Ｃ字状であるため、中空状と比べてシール部５６が撓みやすくドア閉時の反力を減少させることができるため、シール力が得られ、かつ、反力を減少させたウエザストリップ５０を得ることができる。
【００２３】
本発明の第２の実施の態様を図３に基づき説明する。第１の実施の態様と同じ部分は説明を省略する。図３は、図１におけるＡ−Ａ線に沿った断面図である。第２の実施の態様のウエザストリップ５０は、基部５１とシール部５６が略直角をなすように形成されている。
基部５１には、クリップ５３を取付ける取付孔５２が設けられ、クリップ５３が挿入されている。
【００２４】
リヤドア２０のフロント側端部２１は、アウタパネル２３が車内側に略Ｌ字状に曲がり立壁２１ｂを形成し、その後さらにフロント側に再度略Ｌ字状に曲がって、そしてインナパネル２４と接合してその先端を包み込むようにＵ字状に曲がりフランジ部２１ｃを形成している。その車内側に略Ｌ字状に曲がった立壁２１ｂにクリップ５３の挿入孔２１ｄを設ける。その挿入孔２１ｄにクリップを挿入してウエザストリップ５０をリヤドア２０に取付ける。
【００２５】
ウエザストリップ５０を取付けると、基部５１とシール部５６は略直角に形成されているのでシール部５６はフロント方向に延設される。
ドア閉時にはシール部５６は、根元部５９にフロントドア１０のリヤ側端部１２が当接する。このときシール部５６の先端部５８は、リヤドア２０のフロント側端部２１のフランジ部２１ｃと当接する。これによってフロントドア１０のリヤ側端部１２とリヤドア２０のフロント側端部２１のフランジ部２１ｃとによりシール部５６を挟持することができるため、フロントドア１０とリヤドア２０の間の隙間をシールすることができる。
第１の実施の態様と同様に、シール部５６は断面略Ｃ字状であるため、中空状と比べてシール部５６が撓みやすくドア閉時の反力を減少させることができるため、シール力が得られ、かつ、反力を減少させたウエザストリップ５０を得ることができる。
【００２６】
本発明の第３の実施の態様を図４に基づき説明する。第１および第２の実施の態様と同じ部分は説明を省略する。図４は、図１におけるＡ−Ａ線に沿った断面図である。
第３の実施の態様のウエザストリップ５０は、第２の実施の態様と同様に、基部５１とシール部５６が略直角をなすように形成されているが、基部５１は、断面略Ｌ字状をなしている。
【００２７】
基部５１の断面略Ｌ字状の１辺のうち先端の１辺には、取付孔５２が設けられている。リヤドア２０のフロント側端部２１は、第２の実施の態様と同様に立壁２１ｂとフランジ部２１ｃが設けられている。
フランジ部２１ｃには、スタッドボルト２５が設けられている。このスタッドボルト２５を基部５１の取付孔５２に挿入することによりウエザストリップ５０をリヤドア２０に取付けることができる。このとき基部５１の断面略Ｌ字状の１辺のうちシール部５６と融着する方の１辺はリヤドア２０のフロント側端部２１の立壁２１ｂと密着して、ウエザストリップ５０を安定して保持することができる。
【００２８】
ドア閉時には、シール部５６は、根元部５９にフロントドア１０のリヤ側端部１２が当接する。このときシール部５６の先端部５８は、リヤドア２０のフロント側端部２１のフランジ部２１ｃと当接するが、より詳しくは、フランジ部２１ｃは先端が若干車外側に突出した突起２１ｆが設けられており、この突起２１ｆにシール部５６の先端部５８が当接する。これによって、スタッドボルト２５の影響がなくてシール部５６がフランジ部２１ｃに当接することができる。したがって、フロントドア１０のリヤ側端部１２とリヤドア２０のフロント側端部２１のフランジ部２１ｃとによりシール部５６を挟持することができるため、フロントドア１０とリヤドア２０の間の隙間をシールすることができる。
【００２９】
本発明の第４の実施の態様を図５に基づき説明する。第１、第２および第３の実施の態様と同じ部分は説明を省略する。図５は、図１におけるＡ−Ａ線に沿った断面図である。
リヤドア２０にはその車外側表面に装飾のためガーニッシュ２６が取付けられている。
ウエザストリップ５０の基部５１は、中空状であり、断面はフロント側、車内側と車外側は略４角形状をなし、リヤ側の面が３角形であり３角形の頂点が立壁２１ｂに向かっている形状である。車外側の面のフロント側の端からシール部５６が一体にフロント方向に延設されており、シール部５６が延された部分に隣接して車外側の面に溝部５１ｂが設けられている。この溝部５１ｂにガーニッシュ２６の先端が嵌挿されて、ウエザストリップ５０が保持されている。
【００３０】
基部５１はリヤドア２０のフロントドア１０の立壁２１ｂに対向する断面三角形の頂点である先端に２本の脚５１ｃを設け、脚５１ｃを立壁２１ｂに当接させて、基部５１を保持している。基部５１のフロント側の面の車内側の端からリップ５１ｄがリヤドア２０のフロント側端部２１のフランジ部２１ｃ先端を覆うように延設されている。さらに、基部５１の車内側の面にはリップ５１ｆが設けられて、フランジ部２１ｃに当接している。これにより、ガーニッシュ２６とリヤドア２０のフランジ部２１ｃおよび立壁２１ｂとでウエザストリップ５０の基部５１を保持することができる。
【００３１】
ドア閉時には、シール部５６は、根元部５９にフロントドア１０のリヤ側端部１２が当接する。このときシール部５６の先端部５８は、基部５１のリップ５１ｄに接合する。これによってフロントドア１０のリヤ側端部１２と基部５１のリップ５１ｄとによりシール部５６を挟持することができるため、フロントドア１０とリヤドア２０の間の隙間をシールすることができる。
【００３２】
本発明の第５の実施の態様を図６と図７に基づき説明する。第１の実施の態様と同じ部分は説明を省略する。図７は、図６におけるＢ−Ｂ線に沿った断面図である。
本発明の第５の実施の態様は、フロントフェンダー４０のリヤ側端部４２とフロントドア１０のフロント側端部１１との間の隙間をシールするウエザストリップ５０に関するものである。
【００３３】
ウエザストリップ５０は、基部５１とシール部５６とからなる。
基部５１は、フロントドア１０のフロント側端部１１に取付けられる。フロントドア１０は、フロント側端部１１においてアウタパネル１３の先端がインナパネル１４の先端を包み込むようにして一体的に接合しており、フロント側端部１１の車内側にスタッドボルト１５が複数個溶接されている。基部５１のスタッドボルト１５に対応する部分に予め取付孔５２が設けられて、取付孔５２にこのスタッドボルト１５を嵌挿することによりウエザストリップ５０をフロントドア１０に取付ける。
【００３４】
シール部５６は、ドア閉時には、フロントフェンダー４０のリヤ側端部４２とフロントピラー３５の凸部３６に当接する。さらに詳細に説明すると、フロントフェンダー４０のリヤ側端部４２は、アウタパネル４３の先端がインナパネル４４の先端を包み込むようにして一体的に接合しており、リヤ側端部４２の先端部分がシール部５６の根元部５９、すなわち基部５１と融合している部分に近いシール部５６の根元部５９に接合している。
【００３５】
シール部５６は、根元部５９において、フロントフェンダー４０のリヤ側端部４２の先端が当接している根元部５９と基部５１に融合している部分との間に、車外方向に張り出した突部５７が設けられている。この突部５７は、省略されて、根元部５９が直接基部５１に融合してもよい。突部５７を設けた場合は、ドア閉時には突部５７は、フロントフェンダー４０のリヤ側端部４２とフロントドア１０のフロント側端部１１の間の隙間に位置する。これにより、突部５７がこの隙間を塞ぐため、この隙間のシール力が向上する。
【００３６】
さらに根元部５９において突部５７よりも若干フロント寄りの部分にフロントフェンダー４０のリヤ側端部４２が当接する。そのときフロントピラー３５の凸部３６にシール部５６の先端部５８が当接する。シール部５６の先端部５８は、湾曲状をなしているため、フロントピラー３５の凸部３６に当接するときに、先端部５８は凸部３６の表面をスムースに移動してシール部５６が反転することがない。
このフロントピラー３５の凸部３６とフロントフェンダー４０のリヤ側端部４２がシール部５６を挟むことによりシール部５６との反発力が生じてシール力を得ることができる。
一方シール部５６は断面略Ｃ字状であるため、中空状と比べてシール部５６が撓みやすくドア閉時の反力を減少させることができるため、シール力が得られ、かつ、反力を減少させたウエザストリップ５０を得ることができる。
フロントフェンダー４０のリヤ側端部４２とフロントドア１０のフロント側端部１１との間の隙間をシールするウエザストリップ５０においても、第２ないし第４の実施の態様と同様な態様を適用することが可能である。
【００３７】
【発明の効果】
本発明によれば、自動車のフロントドアとリヤドアの間の隙間、または、フロントフェンダーとフロントドアの隙間をシールするウエザストリップのシール部の断面を略Ｃ字状にしたため、シール性のよい、ドア閉時の反力が少なく、生産性のよいウエザストリップを得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図１】自動車の側面図であり、本発明の取付部分を示すものである。
【図２】本発明の第１の実施の態様であるフロントドアとリヤドアの隙間をシールするウエザストリップを示すものであり、図１のＡ−Ａ線に沿った断面図である。
【図３】本発明の第２の実施の態様であるフロントドアとリヤドアの隙間をシールするウエザストリップを示すものであり、図１のＡ−Ａ線に沿った断面図である。
【図４】本発明の第３の実施の態様であるフロントドアとリヤドアの隙間をシールするウエザストリップを示すものであり、図１のＡ−Ａ線に沿った断面図である。
【図５】本発明の第４の実施の態様であるフロントドアとリヤドアの隙間をシールするウエザストリップを示すものであり、図１のＡ−Ａ線に沿った断面図である。
【図６】自動車の側面図であり、本発明の第５の実施の態様の取付部分を示すものである。
【図７】本発明の第５の実施の態様であるフロントフェンダーとフロントドアの隙間をシールするウエザストリップを示すものであり、図６のＢ−Ｂ線に沿った断面図である。
【図８】自動車のフロントドアとリヤドアの間の隙間をシールする従来のウエザストリップを示すものであり、図１のＡ−Ａ線に沿った断面図である。
【図９】自動車のフロントドアとリヤドアの間の隙間をシールする従来の他のウエザストリップを示すものであり、図１のＡ−Ａ線に沿った断面図である。
【符号の説明】
１０　フロントドア
１１　フロント側端部
１２　リヤ側端部
１５，２５　スタッドボルト
２０　リヤドア
２１　フロント側端部
２２　リヤ側端部
２６　ガーニッシュ
３０　センターピラー
３５　フロントピラー
４０　フロントフェンダー
４２　リヤ側端部
５０　ウエザストリップ
５１　基部
５３　クリップ
５６　シール部
５７　突部
５８　先端部
５９　根元部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a weather strip for sealing a gap between a front door and a rear door of a vehicle or a gap between a front fender and a front door.
[0002]
[Prior art]
A weather strip that seals a gap between a front door and a rear door of a car or a gap between a front fender and a front door, as shown in FIG. 8, takes a gap between the front door and the rear door as an example. The base of the weather strip 150 having the hollow seal portion 155 is attached to the front end 21 of the front door 20, and the arc-shaped hollow seal 155 made of rubber sponge is brought into contact with the front end of the rear end 12 of the front door 10. (See, for example, Patent Document 1).
[0003]
At this time, the sealing between the front door 10 and the center pillar 30 of the vehicle is performed by attaching the door weather strip 60 to a portion slightly frontward from the rear end 12 of the front door 10, and forming the hollow sealing of the door weather strip 60. The part 61 is brought into contact with the convex part 31 of the center pillar 30.
Similarly, a seal between the rear door 20 and the center pillar 30 of the vehicle is provided by attaching a door weather strip 70 to a portion slightly rearward from the front end 21 of the rear door 20, and forming a hollow sealing portion 71 of the door weather strip 70. Are brought into contact with the projections 31 of the center pillar 30.
[0004]
However, when the gap between the front door 10 and the rear door 20 is sealed using the weather strip 150 having the hollow seal portion 155, the reaction force to the door when the door is closed due to the elasticity of the hollow seal portion 155 increases. . Therefore, in order to reduce the reaction force of the hollow seal portion 155, it is conceivable to reduce the thickness of the hollow seal portion 155. However, if the thickness is reduced, the hollow seal portion 155 is easily broken or permanently deformed. In some cases. Further, when extruding the hollow seal portion 155, air is blown into the hollow portion so that the hollow portion does not become negative pressure. However, when the extrusion speed is increased, air may not be sufficiently blown in some cases. In such a case, a negative pressure was generated in the hollow portion, which sometimes deformed or collapsed during extrusion molding. Therefore, it is difficult to increase the extrusion speed, and the productivity is poor and the cost is increased.
[0005]
On the other hand, as shown in FIG. 9, a weather strip 70 for sealing a gap between the front door 10 and the rear door 20 has a sealing lip 71 having a simple lip shape in cross section and a base 72 for attachment (see FIG. 9). For example, see Patent Document 2.)
The weather strip 70 is provided with a mounting hole 73 in a base 72 made of solid rubber, and a stud bolt 25 provided in the front end 21 of the rear door 20 is inserted into the hole 73 to form the weather strip 70. Is installed. Then, the seal lip 71 is brought into contact with the rear end 12 of the front door 10 to seal the gap between the front door 10 and the rear door 20.
[0006]
However, if the seal lip 71 is simply brought into contact with the rear end 12 of the front door 10, the seal lip 71 is held in a simple lip shape only by the base 72, and is easily deformed. 12 may not be able to obtain a sufficient sealing force, and when the door is closed, the seal lip portion 71 may be turned over and proper abutment may not be possible. Further, when used for a long period of time, the weather strip 70 is permanently deformed, so that a sufficient contact force cannot be obtained between the weather strip 70 and the rear end portion 12, and a stable sealing force cannot be obtained.
[0007]
[Patent Document 1]
JP-A-2000-318458 (page 2-3, FIG. 1)
[Patent Document 2]
JP-A-11-310041 (page 2, FIG. 2)
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention solves such a problem, and in a weather strip that seals a gap between a front door and a rear door of an automobile or a gap between a front fender and a front door, a stable sealing property is obtained. It is an object of the present invention to obtain a highly productive weatherstrip having a low reaction force when closed.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention according to claim 1 is a weather strip for sealing a gap between a front door and a rear door of an automobile, wherein the weather strip includes a base attached to a front end of the rear door, and a front door and a rear door. A seal part for sealing a gap between the seal parts is integrally provided, and the seal part has a substantially C-shaped cross section. When the door is closed, the front end of the seal part contacts the center pillar or the front end of the rear door, and the seal part has In this structure, a root portion is in contact with a rear end of the front door.
[0010]
According to the first aspect of the present invention, the sealing portion of the weather strip that seals the gap between the front door and the rear door of the automobile has a substantially C-shaped cross section, and the tip of the sealing portion contacts the center pillar, and Since the base portion is in contact with the rear end of the front door, the seal portion is sandwiched between the center pillar and the rear end of the front door, and a sufficient contact force is obtained, so that the sealing property is sufficient.
Further, since the cross-section is substantially C-shaped, the seal portion is easily bent compared to the hollow shape, and the reaction force when the door is closed is small.
[0011]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a weather strip for sealing a gap between a front fender and a front door of an automobile, wherein the weather strip includes a base attached to a front end of the front door, and a front fender. A seal portion for sealing the gap between the front doors is integrally provided, and the seal portion has a substantially C-shaped cross section. When the door is closed, the front end of the seal portion comes into contact with the front pillar or the front end of the front door. The structure is such that the root of the seal abuts against the rear end of the front fender.
[0012]
According to the second aspect of the present invention, similarly to the first aspect of the present invention, the sealing portion of the weather strip for sealing the gap between the front fender and the front door of the vehicle has a substantially C-shaped cross section, and the tip of the sealing portion is formed. Abuts on the front pillar and the root of the seal contacts the rear end of the front fender, so the seal is sandwiched between the front pillar and the rear end of the front fender, and the contact force is sufficient. Since it is obtained, the sealing property is sufficient.
Further, since the cross-section is substantially C-shaped, the seal portion is easily bent compared to the hollow shape, and the reaction force when the door is closed is small.
[0013]
According to a third aspect of the present invention, the base portion of the weather strip is formed of solid rubber or soft synthetic resin, and the seal portion is formed of sponge rubber.
According to the third aspect of the present invention, since the base of the weatherstrip is formed of solid rubber or soft synthetic resin, the weatherstrip can be attached along the shape of the front door or the rear door, and compared with sponge rubber. It is rigid and can securely hold the seal portion. In addition, since the seal portion is made of sponge rubber, there is little reaction force when the door is closed, and it is possible to flexibly contact and seal the gap between the front door and the rear door or the gap between the front fender and the front door. it can.
[0014]
According to a fourth aspect of the present invention, the sealing portion of the weather strip projects to the outside of the vehicle near the connection with the base portion to seal a gap between the front door and the rear door or a gap between the front fender and the front door. The outer surface forms a projection that forms the same surface as the outer surfaces of the front door and the rear door or the outer surfaces of the front fender and the front door.
According to the fourth aspect of the present invention, since the sealing portion of the weather strip forms a protruding portion protruding to the outside of the vehicle near the connection with the base portion, the gap is formed between the front door and the rear door or between the front fender and the front door. The protrusion is inserted, and the sealing performance is improved. In addition, since the outer surface of the projection forms the same height as the outer surfaces of the front door and the rear door or the outer surfaces of the front fender and the front door, the appearance is excellent.
[0015]
According to a fifth aspect of the present invention, the base portion of the weather strip is attached by any one of a clip, a stud bolt, and a double-sided adhesive tape.
According to the fifth aspect of the present invention, since the mounting member is attached by any one of the clip, the stud bolt, and the double-sided adhesive tape, the attachment is easy, and the replacement is easy at the time of repair or the like.
[0016]
According to a sixth aspect of the present invention, the base of the weather strip is attached by a garnish attached to the outer surface of the front door or the rear door.
According to the sixth aspect of the present invention, since the base of the weatherstrip is mounted with garnish, the mounting of the garnish and the weatherstrip can be performed simultaneously and the mounting is easy without requiring any mounting member.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 is a side view of an automobile. FIG. 2 is a sectional view taken along line AA of FIG. As shown in FIG. 1, the first embodiment of the present invention relates to a weather strip 50 for sealing a gap between a front door 10 and a rear door 20 of an automobile.
[0018]
The weather strip 50 according to the first embodiment of the present invention includes a base 51 and a seal 56. The base 51 has a flat plate shape in cross section, and is formed of a soft member such as EPDM solid rubber, soft polypropylene resin, or a polyolefin-based thermoplastic elastomer.
The seal portion 56 has a substantially C-shaped cross section and is made of sponge rubber such as EPDM sponge rubber. The seal portion 56 and the base portion 51 are formed simultaneously by extrusion. Then, it is transferred to a vulcanization tank, heated and vulcanized by a usual vulcanization method.
[0019]
The base 51 is attached to the front end 21 of the rear door 20. The rear door 20 is integrally joined at the front end 21 so that the end of the outer panel 23 wraps around the end of the inner panel 24, and a plurality of stud bolts 25 are welded to the inside of the vehicle at the front end 21. ing. A mounting hole 52 is provided in advance in a portion of the base 51 of the weather strip 50 corresponding to the stud bolt 25, and the weather strip 50 is mounted on the rear door 20 by fitting the stud bolt 25 into the mounting hole 52.
[0020]
When the door is closed, the seal portion 56 contacts the rear end 12 of the front door 10 and the convex portion 31 of the center pillar 30. More specifically, the rear end 12 of the front door 10 is integrally joined so that the front end of the outer panel 13 wraps around the front end of the inner panel 14, and the front end of the rear end 12 is sealed. The base portion 59 of the portion 56, that is, the base portion 51, is in contact with the base portion 59 of the seal portion 56 close to the portion where the base portion 51 is fused.
[0021]
The seal portion 56 is provided with a protruding portion 57 that protrudes in the vehicle exterior direction between a root portion 59 where the front end of the rear end portion 12 of the front door 10 is in contact and a portion that is fused to the base portion 51. I have. The protrusion 57 may be omitted, and the root 59 may be directly fused to the base 51. When the protrusion 57 is provided, the protrusion 57 is located in a gap between the rear end 12 of the front door 10 and the front end 21 of the rear door 20 when the door is closed. As a result, the protrusion 57 closes the gap, so that the sealing force of the gap is improved.
[0022]
Further, the rear end portion 12 of the front door 10 abuts on the root portion 59 at a position slightly closer to the front than the protrusion 57. At this time, the distal end portion 58 of the seal portion 56 contacts the convex portion 31 of the center pillar 30. Since the distal end portion 58 of the seal portion 56 has a curved shape, when the distal end portion 58 abuts on the convex portion 31 of the center pillar 30, the distal end portion 58 moves smoothly on the surface of the convex portion 31 and the seal portion 56 is inverted. I can't. Since the convex portion 31 of the center pillar 30 and the rear end 12 of the front door 10 sandwich the seal portion 56, a repulsive force is generated between the seal portion 56 and a sealing force can be obtained.
On the other hand, since the seal portion 56 has a substantially C-shaped cross section, the seal portion 56 is more flexible than a hollow shape and can reduce the reaction force when the door is closed, so that a sealing force can be obtained and the reaction force can be reduced. A reduced weatherstrip 50 can be obtained.
[0023]
A second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The description of the same parts as in the first embodiment will be omitted. FIG. 3 is a sectional view taken along line AA in FIG. The weather strip 50 according to the second embodiment is formed such that the base 51 and the seal 56 are substantially at right angles.
The base 51 is provided with a mounting hole 52 for attaching a clip 53, and the clip 53 is inserted.
[0024]
At the front end 21 of the rear door 20, the outer panel 23 bends in a substantially L-shape on the inner side of the vehicle to form an upright wall 21b, and then bends again in a substantially L-shape on the front side, and is joined to the inner panel 24. A flange 21c is formed in a U-shape so as to enclose the tip. An insertion hole 21d for the clip 53 is provided in the upright wall 21b which is bent in a substantially L shape inside the vehicle. A weather strip 50 is attached to the rear door 20 by inserting a clip into the insertion hole 21d.
[0025]
When the weather strip 50 is attached, the base portion 51 and the seal portion 56 are formed at substantially right angles, so that the seal portion 56 extends in the front direction.
When the door is closed, the rear end 12 of the front door 10 comes into contact with the root 59 of the seal portion 56. At this time, the distal end portion 58 of the seal portion 56 contacts the flange portion 21c of the front end 21 of the rear door 20. As a result, the seal portion 56 can be sandwiched between the rear end portion 12 of the front door 10 and the flange portion 21c of the front end portion 21 of the rear door 20, so that the gap between the front door 10 and the rear door 20 is sealed. be able to.
As in the first embodiment, since the seal portion 56 has a substantially C-shaped cross section, the seal portion 56 is more easily bent than the hollow shape, and the reaction force when the door is closed can be reduced. And the weather strip 50 with reduced reaction force can be obtained.
[0026]
A third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The description of the same parts as those in the first and second embodiments will be omitted. FIG. 4 is a sectional view taken along line AA in FIG.
The weather strip 50 according to the third embodiment has a base 51 and a seal portion 56 formed at a substantially right angle similarly to the second embodiment, but the base 51 has a substantially L-shaped cross section. It is in a state.
[0027]
A mounting hole 52 is provided on one of the sides of the base 51 that has a substantially L-shaped cross section at the tip. The front end 21 of the rear door 20 is provided with an upright wall 21b and a flange 21c as in the second embodiment.
A stud bolt 25 is provided on the flange portion 21c. The weather strip 50 can be mounted on the rear door 20 by inserting the stud bolt 25 into the mounting hole 52 of the base 51. At this time, one of the sides of the base 51 that has a substantially L-shaped cross section and is fused to the seal portion 56 is in close contact with the upright wall 21b of the front end 21 of the rear door 20 to stabilize the weather strip 50. Can be held.
[0028]
When the door is closed, the rear end 12 of the front door 10 comes into contact with the root 59 of the seal portion 56. At this time, the distal end portion 58 of the seal portion 56 contacts the flange portion 21c of the front end portion 21 of the rear door 20. More specifically, the flange portion 21c is provided with a projection 21f having a distal end slightly projecting outward. The distal end 58 of the seal portion 56 contacts the projection 21f. This allows the seal portion 56 to contact the flange portion 21c without the influence of the stud bolt 25. Therefore, the seal portion 56 can be sandwiched between the rear end portion 12 of the front door 10 and the flange portion 21c of the front end portion 21 of the rear door 20, so that the gap between the front door 10 and the rear door 20 is sealed. be able to.
[0029]
A fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The description of the same parts as those in the first, second and third embodiments will be omitted. FIG. 5 is a sectional view taken along line AA in FIG.
A garnish 26 is attached to the rear door 20 for decoration on the outer surface of the vehicle.
The base 51 of the weather strip 50 is hollow, has a cross section of a front side, a substantially quadrangular shape on the inside and the outside of the vehicle, a triangular shape on the rear side, and a vertex of the triangle faces the vertical wall 21b. Shape. A seal portion 56 extends integrally from the front end of the vehicle exterior surface in the front direction, and a groove portion 51b is provided on the vehicle exterior surface adjacent to the portion where the seal portion 56 extends. The tip of the garnish 26 is inserted into the groove 51b, and the weather strip 50 is held.
[0030]
The base 51 is provided with two legs 51c at the tip, which is the apex of a triangular cross section, facing the standing wall 21b of the front door 10 of the rear door 20, and holds the base 51 by bringing the legs 51c into contact with the standing wall 21b. A lip 51d extends from the inside end of the front surface of the base 51 so as to cover the tip of the flange portion 21c of the front end 21 of the rear door 20. Further, a lip 51f is provided on the inner surface of the base portion 51, and is in contact with the flange portion 21c. Thus, the base 51 of the weather strip 50 can be held by the garnish 26, the flange 21c of the rear door 20, and the upright wall 21b.
[0031]
When the door is closed, the rear end 12 of the front door 10 comes into contact with the root 59 of the seal portion 56. At this time, the distal end portion 58 of the seal portion 56 is joined to the lip 51d of the base portion 51. As a result, the seal portion 56 can be sandwiched by the rear end portion 12 of the front door 10 and the lip 51d of the base portion 51, so that the gap between the front door 10 and the rear door 20 can be sealed.
[0032]
A fifth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The description of the same parts as in the first embodiment will be omitted. FIG. 7 is a sectional view taken along line BB in FIG.
The fifth embodiment of the present invention relates to a weather strip 50 for sealing a gap between the rear end 42 of the front fender 40 and the front end 11 of the front door 10.
[0033]
The weather strip 50 includes a base portion 51 and a seal portion 56.
The base 51 is attached to the front end 11 of the front door 10. The front door 10 is integrally joined so that the front end of the outer panel 13 wraps around the front end of the inner panel 14 at the front end 11, and a plurality of stud bolts 15 are welded to the vehicle interior of the front end 11. Have been. A mounting hole 52 is provided in advance in a portion of the base 51 corresponding to the stud bolt 15, and the weather strip 50 is mounted on the front door 10 by fitting the stud bolt 15 into the mounting hole 52.
[0034]
When the door is closed, the seal portion 56 contacts the rear end 42 of the front fender 40 and the convex portion 36 of the front pillar 35. More specifically, the rear end 42 of the front fender 40 is integrally joined so that the front end of the outer panel 43 wraps around the front end of the inner panel 44, and the front end of the rear end 42 is sealed. It is joined to the root portion 59 of the seal portion 56, which is close to the portion where the base portion 51 is fused with the base portion 51.
[0035]
The sealing portion 56 has a protrusion projecting outward in the vehicle direction between the root portion 59 where the front end of the rear end 42 of the front fender 40 abuts and the portion fused to the base portion 51 at the root portion 59. 57 are provided. The protrusion 57 may be omitted, and the root 59 may be directly fused to the base 51. When the protrusion 57 is provided, the protrusion 57 is located in a gap between the rear end 42 of the front fender 40 and the front end 11 of the front door 10 when the door is closed. As a result, the protrusion 57 closes the gap, so that the sealing force of the gap is improved.
[0036]
Further, the rear end 42 of the front fender 40 abuts on a portion of the root 59 slightly closer to the front than the protrusion 57. At that time, the distal end portion 58 of the seal portion 56 contacts the convex portion 36 of the front pillar 35. Since the distal end portion 58 of the seal portion 56 has a curved shape, when the distal end portion 58 abuts on the convex portion 36 of the front pillar 35, the distal end portion 58 moves smoothly on the surface of the convex portion 36, and the seal portion 56 is inverted. I can't.
When the convex portion 36 of the front pillar 35 and the rear end 42 of the front fender 40 sandwich the seal portion 56, a repulsive force is generated between the seal portion 56 and a sealing force can be obtained.
On the other hand, since the seal portion 56 has a substantially C-shaped cross section, the seal portion 56 is more flexible than a hollow shape and can reduce the reaction force when the door is closed, so that a sealing force can be obtained and the reaction force can be reduced. A reduced weatherstrip 50 can be obtained.
In the weather strip 50 for sealing the gap between the rear end 42 of the front fender 40 and the front end 11 of the front door 10, a mode similar to the second to fourth embodiments is applied. It is possible.
[0037]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the cross section of the sealing portion of the weather strip that seals the gap between the front door and the rear door of the automobile or the gap between the front fender and the front door is substantially C-shaped, the sealing performance is good. There was little reaction force when the door was closed, and a highly productive weather strip could be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of an automobile, showing an attachment portion of the present invention.
FIG. 2 shows a weather strip for sealing a gap between a front door and a rear door according to the first embodiment of the present invention, and is a cross-sectional view taken along line AA of FIG.
FIG. 3 is a sectional view taken along line AA of FIG. 1, showing a weather strip for sealing a gap between a front door and a rear door according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a sectional view taken along line AA of FIG. 1, showing a weather strip for sealing a gap between a front door and a rear door according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a sectional view taken along line AA of FIG. 1, showing a weather strip for sealing a gap between a front door and a rear door according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a side view of an automobile showing a mounting portion according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a sectional view taken along line BB of FIG. 6, showing a weather strip for sealing a gap between a front fender and a front door according to a fifth embodiment of the present invention.
8 shows a conventional weatherstrip for sealing a gap between a front door and a rear door of an automobile, and is a cross-sectional view taken along line AA of FIG.
9 shows another conventional weatherstrip for sealing a gap between a front door and a rear door of an automobile, and is a cross-sectional view taken along line AA of FIG.
[Explanation of symbols]
Reference Signs List 10 front door 11 front end 12 rear end 15, 25 stud bolt 20 rear door 21 front end 22 rear end 26 garnish 30 center pillar 35 front pillar 40 front fender 42 rear end 50 weather strip 51 Base 53 Clip 56 Seal 57 Projection 58 Tip 59 Root

Claims

A weather strip that seals a gap between a front door and a rear door of an automobile,
The weather strip integrally includes a base attached to a front end of the rear door, and a seal portion for sealing a gap between the front door and the rear door.
The seal portion has a substantially C-shaped cross section, and when the door is closed, a tip portion of the seal portion contacts a center pillar or a front end of the rear door, and a root portion of the seal portion is a rear end of the front door. A weather strip for an automobile, wherein the weather strip is configured to be in contact with a side end.

A weather strip that seals a gap between a front fender and a front door of an automobile,
The weather strip is integrally provided with a base attached to a front end of the front door, and a seal portion for sealing a gap between the front fender and the front door,
The seal portion has a substantially C-shaped cross section, and when the door is closed, the tip of the seal portion contacts the front pillar or the front end of the front door, and the base of the seal portion is the rear of the front fender. A weather strip for an automobile, wherein the weather strip is configured to be in contact with a side end.

3. The automotive weather strip according to claim 1, wherein the base of the weather strip is formed of solid rubber or soft synthetic resin, and the seal is formed of sponge rubber.

The seal portion of the weather strip protrudes to the outside of the vehicle near the connection with the base to seal a gap between the front door and the rear door or a gap between the front fender and the front door, and has an outer surface. 4. The weatherstrip for an automobile according to claim 1, wherein the projection forms a surface having the same height as the outer surfaces of the front door and the rear door or the outer surfaces of the front fender and the front door.

5. The weatherstrip for an automobile according to claim 1, wherein said base portion of said weatherstrip is attached with one of a clip, a stud bolt and a double-sided adhesive tape.

The automotive weatherstrip according to claim 1, wherein the base of the weatherstrip is attached by a garnish attached to an outer surface of the front door or the rear door.