JP2004012268A - 情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法 - Google Patents
情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】サーバ21を、ユーザの移動についての履歴情報を記憶する記憶手段61と、携帯端末4から送信された目的地情報に基づいて目的地を設定する目的地設定手段62と、携帯端末4の現在地から目的地までの経路を、ユーザの履歴情報に応じて設定すると共に、設定した経路の情報を携帯端末4に送信する経路設定送信手段63とを備えるものとする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザが携帯する携帯端末に双方向通信可能な通信回線を介して接続された情報処理装置、該情報処理装置を制御するための情報処理プログラム、及び上記携帯端末と情報処理装置とを用いた情報処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ユーザが所望の目的地を設定することに応じて、その目的地までの経路を設定するシステムや装置が知られている(例えば特開平7−57188号公報、特開平11−143358号公報、及び特開2000−337917号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えばユーザが、そこから少し離れた駐車場に車を駐車している状態で、ある目的地まで移動をしようとする場合を例に考えると、ユーザがその目的地に到達するための経路としては、ユーザの現在地から目的地まで徒歩で移動する経路と、駐車場に車を取りに行って、その駐車場から目的地まで車で移動する経路との2つの経路が考えられる。車を駐車場に駐車しているユーザは、いずれはその車を取りに駐車場に行かなければならない。このことを考慮すると、ユーザにとっては、上記の2つの経路の内の、駐車場に車を取りに行ってその駐車場から目的地まで車で移動する経路の方が好ましいといえる。
【0004】
ところが、上記従来のシステムや装置で設定される経路は、ユーザにより設定された目的地に直接到達する経路である。このため、ユーザにとって最適な経路が設定されるとは限らない。
【0005】
そこで、そのユーザが過去に駐車場に車を駐車していて現在もその状態が続いている、といったそのユーザの移動に関する履歴に応じて経路を設定するようにすれば、ユーザにとって最適な経路が設定されることになり、ユーザの利便性を大幅に向上させることができると考えられる。
【0006】
また、上記従来のシステムや装置においては、目的地までの経路を設定する際には、ユーザの移動手段が予め決定されている(例えば、車のに搭載された車載機が経路の設定を行う場合、ユーザは車で移動をすることが決められている)。
【0007】
ところが、ユーザの状況によっては、徒歩で移動をすることが最適であったり、鉄道等の公共交通機関で移動をすることが最適であったりすることもある。従って、ユーザの要求に応じて経路を設定する際には、移動手段を予め1つに決定するのではなく、ユーザの状況に応じて移動手段を決定した上で経路を設定するようにすれば、最適な経路が設定されて、ユーザの利便性を大幅に向上させることができると考えられる。
【0008】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザからの要求に応じて経路設定を行う際に、そのユーザの移動についての履歴情報を考慮して経路設定を行うことにより、ユーザの利便性を向上させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第1の発明は、ユーザが携帯する携帯端末に双方向通信可能な通信回線を介して接続された情報処理装置に係る。
【0010】
そして、第1の発明に係る情報処理装置は、上記ユーザの移動についての履歴情報を記憶する記憶手段と、上記携帯端末から上記通信回線を介して送信された目的地情報に基づいて、目的地を設定する目的地設定手段と、上記携帯端末の現在地から上記目的地設定手段により設定された目的地までの経路を、上記記憶手段によって記憶されているユーザの履歴情報に応じて設定すると共に、該設定した経路の情報を上記携帯端末に通信回線を介して送信する経路設定送信手段とを備えるものとする。
【0011】
ここで、「ユーザの移動についての履歴」とは、ユーザの過去の状況及び現在の状況を含むものであり、具体的には、例えば、現在、車で移動している、徒歩で移動している、公共交通機関で移動している、また、過去に車を駐車場等に駐車して、現在、徒歩で移動している等が挙げられる。
【0012】
また、記憶手段がユーザの履歴情報を記憶するために、情報処理装置がユーザの状況を得る方法としては種々の方法が考えられる。一例を挙げると、例えばユーザが携帯端末を操作することによって、自らの状況を携帯端末から情報処理装置に逐次送信するようにしてもよい。
【0013】
また、例えば携帯端末と車(車に搭載した車載端末)とのそれぞれから情報処理装置に位置情報を逐次送信するように構成して、情報処理装置が受信した位置情報に基づき、両者が同じ位置にあるときは、ユーザは現在、車で移動していると判断する一方、両者が異なる位置にあるときは、ユーザは現在、車から離れて(車を駐車して)徒歩で移動していると判断するようにしてもよい。
【0014】
さらに、上記携帯端末から送信された位置情報に基づいて、その携帯端末が鉄道線路上を移動しているときには、ユーザは現在、公共交通機関を利用している(鉄道で移動している)と判断するようにしてもよい。
【0015】
上記の第1の発明によると、記憶手段には、上述した種々の方法により、上記ユーザの移動についての履歴が記憶される。
【0016】
そして、ユーザによる携帯端末の操作によって、この携帯端末から情報処理装置に目的地情報が送信されると、情報処理装置の目的地設定手段は、受信した目的地情報に基づいて目的地を設定する。
【0017】
目的地が設定されると、情報処理装置の経路設定送信手段は、上記携帯端末の現在地から設定した目的地までの経路を、上記記憶手段に記憶されているユーザの状況に応じて設定する。
【0018】
例えば、ユーザが、現在、車で移動しているときには、車で目的地まで移動する経路や、車を駐車して徒歩又は公共交通機関で目的地まで移動する経路を設定する。また、ユーザが徒歩で移動しているときには、徒歩で目的地まで移動する経路や、公共交通機関で目的地まで移動する経路(例えば現在地から最寄の鉄道の駅までの経路、及び目的地の最寄の駅からその目的地までの経路を含む経路)を設定する。さらに、ユーザが車を駐車して徒歩で移動しているときには、徒歩で目的地まで移動する経路や、車で目的地まで移動する経路(例えばユーザの現在地から車の現在地までの経路を含む経路)を設定する。
【0019】
こうして設定された経路の情報は、上記経路設定送信手段によって、携帯端末に送信される。ユーザは、経路の情報を受信した携帯端末によって経路誘導されて、目的地に到達することができる。
【0020】
このように、経路設定送信手段が、ユーザの履歴に応じて、移動手段の選択をも含めて目的地までの経路を設定することにより、そのユーザの状況に応じた最適な経路が設定されて、これがユーザに提供される。その結果、ユーザは、その最適な経路に基づいて目的地までの移動が可能になり、ユーザの利便性が大幅に向上する。
【0021】
尚、経路設定送信手段は、ユーザの移動についての履歴に加えて、外的要因に応じて経路を設定することが好ましい。ここでいう外的要因とは、例えば道路の渋滞状況であったり、天気状況であったりする。つまり、例えば道路が渋滞していて車で移動すると移動時間が大幅に長くなってしまうときには、徒歩又は公共交通機関で移動をすることを前提に、経路を設定する。また、例えば天気が雨であるときには、徒歩で移動をする経路ではなく車で移動をすることを前提に、経路を設定する。こうすることで、ユーザにとってより好ましい経路が設定されるようになり、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
【0022】
第2の発明に係る情報処理装置は、ユーザに係る車の現在地を記憶する記憶手段と、携帯端末から通信回線を介して送信された目的地情報に基づいて、目的地を設定する目的地設定手段と、上記記憶手段によって記憶されている車の現在地と、上記目的地設定手段によって設定された目的地とに基づいて、上記携帯端末の現在地から、上記車の現在地を経由して上記目的地に至るまでの経路を設定すると共に、該設定した経路の内、少なくとも上記携帯端末の現在地から車の現在地までの経路の情報を、上記携帯端末に通信回線を介して送信する経路設定送信手段とを備えるものとする。
【0023】
この構成によると、記憶手段には、ユーザに係る車の現在地が記憶される。この車の現在地の情報は、例えば携帯端末から情報処理装置に送信するようにしてもよい。また、上記車に搭載した車載端末から情報処理装置に、その車の現在地の情報を送信するようにしてもよい。
【0024】
そして、ユーザによる携帯端末の操作によって、この携帯端末から情報処理装置に目的地情報が送信されると、情報処理装置の目的地設定手段は、受信した目的地情報に基づいて目的地を設定する。
【0025】
目的地が設定されると、情報処理装置の経路設定送信手段は、記憶手段に記憶されている車の現在地に基づいて、上記携帯端末の現在地(ユーザの現在地)から、上記車の現在地を経由して上記目的地に至る経路を設定する。
【0026】
こうして設定された経路の内、少なくとも携帯端末の現在地から上記車の現在地までの経路の情報は、上記経路設定送信手段によって、携帯端末に送信される。これにより、ユーザは、経路の情報を受信した携帯端末によって経路誘導されて、車まで(徒歩で)移動することができ、その後は、車で目的地に移動することができる。
【0027】
このように、車の現在地を記憶しておくことで、経路設定送信手段は、携帯端末の現在地から、上記車の現在地を経由して上記目的地に至る経路を設定することが可能になり、この内、携帯端末の現在地から上記車の現在地までの経路の情報が、経路提供手段により携帯端末に送信されることで、ユーザは、その現在地から車までの経路が得られる。
【0028】
その結果、例えば車を駐車場に駐車しているユーザが、所望の目的地まで移動するときには、先ず、駐車場に車を取りに行って、そこから車で目的地に移動することが可能になる。つまり、車を駐車場に駐車しているときは、ユーザは、いずれはその車を取りに行かなければならない。そこで、車を駐車場に駐車している状態で目的地に移動しようとするときに、目的地に移動する前に駐車場に駐車した車を取りに行く経路を設定することにより、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0029】
尚、経路設定送信手段は、携帯端末の現在地から車の現在地までの経路の情報だけでなく、携帯端末の現在地から車の現在地までの経路の情報、及びその車の現在地から目的地までの経路の情報を、携帯端末に提供するようにしてもよい。
【0030】
また、上記記憶手段を、ユーザに係る車の駐車場利用状況を記憶するように構成し、経路設定送信手段を、上記記憶手段によって記憶されている情報に基づいて、上記車が駐車場を利用しているときには、携帯端末の現在地から、上記車の現在地を経由して目的地に至るまでの経路を設定するように構成してもよい。
【0031】
こうすることで、経路設定送信手段は、車が駐車場を利用しているとき、言い換えると、車が駐車場に駐車されているときには、携帯端末の現在地から、上記車の現在地を経由して目的地に至るまでの経路を設定することとなる。このため、上述したように、ユーザが、車を駐車場に駐車している状態で目的地に移動しようとするときには、目的地に移動する前に、その駐車場に駐車した車を取りに行く経路が設定され、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0032】
さらに、ユーザに係る車に搭載された車載端末を、双方向通信可能な通信回線を介して上記情報処理装置に接続し、上記経路設定送信手段を、上記車載端末に、少なくとも目的地の位置情報を通信回線を介して送信するように構成してもよい。
【0033】
ここで、上記車載端末は、指定された目的地に基づいて経路を設定し、その設定した経路に基づいて経路誘導を行うように構成することが好ましい。
【0034】
この構成によると、ユーザが携帯端末の操作によって目的地を設定したときには、経路設定送信手段により、その設定した目的地の位置情報が車載端末に送信される。これにより、目的地の位置情報を受信した車載端末は、その目的地までの経路を設定して、車の経路誘導を行うことが可能になる。
【0035】
従って、上述したように、上記ユーザが携帯端末による経路誘導によって車を駐車している駐車場まで移動をして、その駐車場から目的地まで車で移動するときには、上記ユーザが車載端末において改めて目的地を設定しなくても、携帯端末の操作によって設定した目的地が車載端末において目的地として設定されていることとなる。こうして、携帯端末を操作することだけで、携帯端末と車載端末とが連動して、携帯端末のの現在地から、車両の現在地を経由して目的地に至るまでの経路誘導を行うことにより、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
【0036】
尚、経路設定送信手段は、目的地の位置情報だけでなく、車の現在地から目的地までの経路の情報を車載端末に送信するように構成してもよい。この場合、車載端末は、受信した経路の情報に基づいて、車の現在地から目的地までの経路誘導を行うようにすればよい。
【0037】
上記経路設定送信手段は、携帯端末から通信回線を介して送信された要求信号に応じて、又は目的地の位置と携帯端末の現在地と車の現在地との相対位置に応じて、上記携帯端末の現在地から車の現在地までの経路の情報の、該携帯端末への送信を規制するように構成することが好ましい。
【0038】
また、上記経路設定送信手段は、携帯端末の現在地から車の現在地までの経路の情報の、該携帯端末への送信を規制するときには、上記携帯端末の現在地から目的地までの経路を設定すると共に、該設定した上記携帯端末の現在地から目的地までの経路の情報を、上記携帯端末に通信回線を介して送信するように構成することが好ましい。
【0039】
これは、例えば車を駐車場に駐車しているユーザが所望の目的地に移動しようとするときでも、そのユーザが、駐車場に車を取りに行かずに、直接目的地に移動することを希望する場合があるためである。
【0040】
また、ユーザの現在地(携帯端末の現在地)と、車の現在地と、目的地の位置との相対位置によっては、車を駐車している駐車場に車を取りに行ってから目的地に移動するよりも、目的地に直接移動した方が、例えば移動時間が短くなって好ましい場合もあるためである。
【0041】
そこで、携帯端末から通信回線を介して送信された要求信号に応じて、又は目的地の位置と携帯端末の現在地と車の現在地との相対位置に応じて、経路設定送信手段が、携帯端末の現在地から車の現在地までの経路の情報の送信を規制することにより、ユーザにとって不要な経路が該ユーザに提供されることを防止可能になる。
【0042】
また、携帯端末に対する車の現在地までの経路の情報の送信を規制するときには、経路設定送信手段が、携帯端末の現在地から目的地までの経路を設定すると共に、該設定された携帯端末の現在地から目的地までの経路の情報を、上記携帯端末に通信回線を介して送信する。このことにより、ユーザは、経路の情報を受信した携帯端末によって経路誘導されて、目的地に到達することができる。こうして、ユーザにとって最適な経路が提供されるようになって、ユーザの利便性が大幅に向上する。
【0043】
第3の発明は、上記情報処理装置を制御するための情報処理プログラムに係り、この第3の発明に係る情報処理プログラムは、上記情報処理装置に、ユーザの移動についての履歴情報を記憶する記憶処理と、携帯端末から通信回線を介して送信された目的地情報に基づいて、目的地を設定する目的地設定処理と、上記携帯端末の現在地から上記目的地設定処理によって設定された目的地までの経路を、上記記憶処理によって記憶されているユーザの履歴情報に応じて設定する経路設定処理と、上記経路設定処理によって設定された経路の情報を、上記携帯端末に通信回線を介して送信する経路送信処理とを実行させるものとする。これにより、第1の発明と同様の作用効果が得られる。
【0044】
また、第4の発明に係る情報処理プログラムは、上記情報処理装置に、ユーザに係る車の現在地を記憶する記憶処理と、携帯端末から通信回線を介して送信された目的地情報に基づいて、目的地を設定する目的地設定処理と、上記記憶処理によって記憶されている車の現在地と、上記目的地設定処理によって設定された目的地とに基づいて、上記携帯端末の現在地から、上記車の現在地を経由して上記目的地に至るまでの経路を設定する経路設定処理と、上記経路設定処理によって設定された経路の内、少なくとも上記携帯端末の現在地から上記車の現在地までの経路の情報を、上記携帯端末に通信回線を介して送信する経路送信処理とを実行させるものとする。これにより、第2の発明と同様の作用効果が得られる。
【0045】
第5の発明は、双方向通信可能に接続された携帯端末と情報処理装置とを用いた情報処理方法に係る。
【0046】
そして、第5の発明に係る情報処理方法は、上記情報処理装置が、上記携帯端末を携帯するユーザの移動についての履歴情報を記憶する記憶ステップと、上記携帯端末から情報処理装置に目的地情報を送信することにより、該情報処理装置が目的地を設定する目的地設定ステップと、上記情報処理装置が、上記携帯端末の現在地から上記目的地設定ステップにおいて設定した目的地までの経路を、上記記憶ステップにおいて記憶しているユーザの履歴情報に応じて設定する経路設定ステップと、上記情報処理装置から携帯端末に、上記経路設定ステップにおいて設定した経路の情報を送信する経路送信ステップとを有するものとする。これにより、第1の発明と同様の作用効果が得られる。
【0047】
第6の発明に係る情報処理方法は、上記情報処理装置が、上記携帯端末を携帯するユーザに係る車の現在地を記憶する記憶ステップと、上記携帯端末から情報処理装置に目的地情報を送信することにより、該情報処理装置が目的地を設定する目的地設定ステップと、上記情報処理装置が、上記記憶ステップにおいて記憶している車の現在地と、上記目的地設定ステップにおいて設定した目的地とに基づいて、上記携帯端末の現在地から、上記車の現在地を経由して上記目的地に至るまでの経路を設定する経路設定ステップと、上記情報処理装置から携帯端末に、上記経路設定ステップにおいて設定した経路の内、少なくとも上記携帯端末の現在地から上記車の現在地までの経路の情報を送信する経路送信ステップとを有するものとする。これにより、第2の発明と同様の作用効果が得られる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明における情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法によれば、ユーザにより指定された目的地までの経路を、そのユーザの移動についての履歴情報に応じて設定することにより、上記ユーザとって最適な経路を設定することが可能になり、ユーザの利便性を大幅に向上させることができる。
【0049】
また、ユーザに係る車の現在地を記憶しておき、ユーザにより指定された目的地までの経路を設定する際には、携帯端末の現在地(ユーザの現在地)から、車の現在地を経由して上記目的地に至る経路を設定することにより、例えば車を駐車場に駐車しているユーザは、先ず車を駐車している駐車場に車を取りに行って、そこから車で目的地に移動することが可能になる。その結果、ユーザの利便性を大幅に向上させることができる。
【0050】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基いて説明する。
【0051】
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態の情報処理方法に係るシステム1を示しており、本システム1は、サーバ(情報処理装置)21が設置された情報センタ2と、携帯端末4及び車載端末31とが、それぞれ双方向通信可能な通信回線(インターネット5及び無線通信回線)を介して互いに接続されて構成されている。
【0052】
上記情報センタ2は、上記サーバ21とデータベース(DB)22とから構成されている。このDB22には、地図や施設の位置情報等の各種データ、及び携帯端末4のユーザに係る情報(後述するように、ユーザに係る車3の現在地(駐車場利用状況))等が、当該ユーザに予め付与されているユーザIDと対応付けられた状態で格納されるように構成されている。そして、上記サーバ21は、その動作中に必要に応じて、一般的な手法により、上記DB22にアクセスすることができる。
【0053】
上記携帯端末4は、本システム1を利用するユーザが携帯するものであり、本実施形態では携帯電話とする。尚、本システム1で利用可能な携帯端末4は携帯電話に限らず、少なくともユーザがユーザが携帯可能な端末機器であればよく、例えばPDA等の情報端末機器であってもよい。
【0054】
上記車載端末31は、上記ユーザに係る車3に搭載されるものであり、後述するように、車3の経路誘導を行ういわゆるナビゲーション装置としての機能を有している。
【0055】
上記サーバ21、携帯端末4、及び車載端末31はそれぞれ、詳細な図示は省略するが、少なくとも、液晶表示器等からなる表示部、キーボード等のキースイッチや、マウス等のポインティング・デバイス等からなる入力部、各種の処理結果やプログラム等を記憶するRAMやハードディスク等からなる記憶部、外部の装置と通信回線を介して通信するための通信部(携帯端末及び車載端末31では、無線通信部)、及びCPU(中央演算処理装置)を備えている。このCPUは、記憶部に記憶したプログラムに従って装置全体を制御する。また、表示部及び入力部は、後述するように、ユーザに対していわゆるマン・マシンインタフェースを提供する。
【0056】
また、上記車載端末31はさらに、車3の現在位置を検出するGPS(GlobalPositioning System)アンテナ(図示省略)を備えていて、GPSを利用した車3の現在地の検出を行うことが可能である。これにより、上記車載端末31は、ユーザの操作により目的地が設定されると、その目的地までの経路を設定し、その設定した経路に基づいて車3の経路誘導を行うように構成されている。
【0057】
また、サーバ21、携帯端末4及び車載端末31はそれぞれ、インターネット通信を行うことが可能な一般的な通信プロトコルのソフトウエア(ソフトウエアプログラム)、並びに、そのソフトウエアに従ってインターネット5を介してデータを送受信するインターネットブラウザ機能及びメーラ機能、並びにブラウザを描画する一般的なソフトウエアを有する。
【0058】
上記の構成において、サーバ21と、携帯端末4又は車載端末31とは、後述するように、各種の情報を送受信すべく、インターネット5を介して一般的な通信手法に従って、双方向通信を行うことができる。このとき、携帯端末4及び車載端末31は、基地局41を介して公衆無線電話回線等も使用される。これらの通信手段自体には一般的な構成を採用するものとし、本実施形態における詳細な説明は省略する。
【0059】
そして、上記の各ソフトウエアがCPUによって適宜実行されることにより、携帯端末4又は車載端末31がインターネット5を介してサーバ21に接続された(ログインした)状態において、いわゆるサーバ・クライアント環境が形成される。こうして、携帯端末4又は車載端末31の表示部には、各種画面の表示等によるマン・マシンインタフェースが提供される。この各表示画面において携帯端末4又は車載端末31による選択操作又は入力操作を行うことにより、携帯端末4又は車載端末31のユーザは所望する情報等を入手したりすることができる。こうした情報の1つには、サーバ21において設定された経路の情報があり、上記携帯端末4又は車載端末31は、サーバ21から提供された経路の情報に基づいて、経路誘導処理を実行するように構成されている。従って、車載端末31は、自らが設定した経路のみならず、上記サーバ21において設定された経路の情報に基づく車3の経路誘導も可能である。
【0060】
次に、本発明の第1実施形態に係る情報処理方法に関して、サーバ21、携帯端末4及び車載端末31において実行されるソフトウエア(プログラム)について、図2に示すフローチャートを参照しながら説明する。尚、サーバ21において実行されるプログラムは、例えばCD−ROM等の記録媒体(図示省略)に記録されることもあり、この場合は、上記サーバ21が記録媒体に記録されたプログラムを読み込むことによって、このサーバ21において後述する各種の処理が実行されることとなる。
【0061】
ここでは、上記情報処理方法を、図3に示すように、ユーザが、駐車場Paに車3を駐車した後、携帯端末4を携帯して徒歩により移動をしているときに(同図の☆印で示す現在地P1において)、携帯端末4において所定の目的地P2を設定操作した場合を例に説明する。
【0062】
図2におけるフローチャートにおいて、ユーザが車3に乗車しているときにおいては、サーバ21は、通常の情報センタ処理を実行する(ステップS11)。一方、車載端末31は、通常の車載端末処理を実行する(ステップS31)。これにより、車載端末31からの要求に応じて、サーバ21から車載端末31に各種の情報(渋滞情報等)が提供される。
【0063】
そして、上記車載端末31は、続くステップS32において、ユーザが車3から降車したか否か(降車状態を検出したか否か)を判定する。この判定方法としては、種々の方法が考えられるが、例えば一例として車3のイグニッションスイッチのオン・オフに基づいて判定してもよい。つまり、イグニッションスイッチがオフになったときに、ユーザが車3から降車したと判定してもよい。また、降車判定は、ユーザが車載端末31を操作することに基づいて判定してもよい。例えばユーザが車載端末31において所定の降車操作を行ったときに、ユーザが車3から降車したと判定してもよい。また、上記イグニッションスイッチのオフ又はユーザの降車操作に加えて、例えば車3の現在地が駐車場Paであることを、ユーザが降車したと判定する際の前提条件としてもよい。
【0064】
そして、車3が駐車場Paに到達してユーザが車3から降車したときには、ステップS32の判定はYESとなり、このとき、車載端末31は、ステップS33において、降車信号とその現在地とをサーバ21に送信する。一方、ステップS32において降車していないのNOのときには、リターンする。
【0065】
これに対し、サーバ21は、ステップS12において、降車信号を受信したか否かを判定し、受信したのYESのときには、ステップS13において車3の現在地(駐車場位置)を、ユーザIDと対応付けた状態でDB22に記憶し(記憶手段61)、ステップS14に移行する。尚、ここで記憶した情報は、車3が、現在駐車している駐車場Paから移動したときには消去される。一方、上記ステップS12で降車信号を受信していないのNOのときには、ステップS14に移行する。
【0066】
上記サーバ21は、上記ステップS14で、通常の情報センタ処理を実行する。一方、携帯端末4は、ステップS21で、通常の携帯端末処理を実行する。これにより、携帯端末4からの要求に応じて、サーバ21から携帯端末4に各種の情報が提供される。例えばサーバ21では、携帯端末4からの要求に応じてDB22に記憶されている情報の検索を行い、その検索結果を携帯端末4に提供する処理が行われる。
【0067】
このとき、駐車場Paに車3を駐車したユーザは、徒歩で移動をしているが、続くステップS22で、ユーザが携帯端末4において目的地指定操作を行う(例えば、上記サーバ21によって検索された施設等を目的地に指定する操作を行う)と、サーバ21は、ステップS15において、携帯端末4から送信された情報に基づいて、目的地P2の設定を行う(目的地設定手段62)。
【0068】
上記サーバ21は、続くステップS16において、上記DB22から当該ユーザの車3の現在地(駐車場利用状況)を読み出す。次いで、ステップS17において、その読み出した情報から車3が駐車場Paを利用中であるか否かを判定する。利用中でないときにはステップS18に移行する一方、利用中であるときには、ステップS19に移行する。
【0069】
上記ステップS18においては、ユーザの現在地P1(携帯端末4の現在地)から目的地P2までの経路を設定してステップS112に移行する。
【0070】
一方、ステップS19では、ユーザの現在地P1から上記車3を駐車している駐車場Paを経由して目的地P2に至る第1経路(図3のa1及びa2参照)を設定すると共に、現在地P1から目的地P2に直接至る第2経路(図3のb参照)を設定する(経路設定送信手段63)。そして、サーバ21は、第1及び第2経路に関する情報を携帯端末4に送信する。ここで、第1経路における現在地P1から駐車場Paまでの経路(a1)は、徒歩での移動を前提とした経路が設定される。一方、駐車場Paから目的地P2までの経路(a2)は、車3での移動を前提とした経路が設定される。また、第2経路(b)は、徒歩での移動を前提として経路が設定される。
【0071】
この第1及び第2経路に関する情報を受信した携帯端末4は、その表示部に、この第1及び第2経路に関する情報を比較可能に表示をする。例えば、上記各経路の移動距離及び移動時間を表示するようにすればよい。そして、携帯端末4の操作により、ユーザがいずれかの経路を選択操作すると(ステップS23)、携帯端末4は、その情報をサーバ21に送信する。
【0072】
情報を受信したサーバ21は、ステップS110において、第1経路が選択されたときにはステップS111に移行する一方、第2経路が選択されたときにはステップS112に移行する。
【0073】
上記ステップS111では、サーバ21は、設定した第1経路の内、現在地P1から駐車場Paまでの経路の情報(a1経路の情報)を携帯端末4に送信する。一方、ステップS112では、第2経路である現在地P1から目的地P2までの経路の情報を携帯端末4に送信する(経路設定送信手段63)。
【0074】
上記サーバ21から送信された経路の情報を受信した携帯端末4は、ステップS24で、その受信した経路の情報に基づいて、経路誘導処理を実行する。この処理は、具体的には、上記経路を示す地図を表示部に表示することが行われる。こうして携帯端末4を携帯するユーザは、その表示部に表示されている地図を見ながら、駐車場Paまで、又は目的地P2まで容易に移動をすることができる。
【0075】
また、上記サーバ21は、携帯端末4に現在地P1から駐車場Paまでの経路の情報を送信するステップS111の後のステップS113で、車3の車載端末31に対して、設定した第1経路の内、駐車場Paから目的地P2までの経路の情報(a2経路の情報)を送信する。この車載端末31への経路の情報の送信は、少なくともユーザが車3の位置に到達したとき、又は到達する前に行うことが好ましい。例えば、サーバ21が、車3のイグニッションスイッチがオンになったことを判定して、又は、車載端末31が起動したことを判定して、その時点で経路の情報を送信するようにしてもよいし、サーバ21が携帯端末4から送信された現在地情報に基づいて、ユーザが駐車場Paに到達したことを検出した時点で、車載端末31に、経路の情報を送信するようにしてもよい。
【0076】
上記経路の情報を受信した車載端末31は、ステップS34で、その経路の情報に基づいて、駐車場Paから目的地P2までの経路誘導を行う。これにより、車3に乗車したユーザは、目的地P2まで車3で容易に移動することが可能になる。
【0077】
このように、第1実施形態においては、情報センタ2のDB22に、車3の現在地(駐車場利用状況)を記憶しておき、携帯端末4の操作によって目的地が指定されたときには、サーバ21は、その指定された目的地情報に基づいて目的地P2を設定すると共に、上記記憶している車3の現在地に基づいて、車3が駐車場Paを利用しているときには、ユーザの現在地P1から上記車3の現在地(駐車場Pa)を経由して上記目的地P2に至る第1経路を設定し、この第1経路の内、現在地P1から駐車場Paまでの経路(a1経路)の情報を携帯端末4に送信する。
【0078】
これにより、車3を駐車場Paに駐車しているユーザは、いずれはその車3を取りに、駐車場Paに行かなければならないが、所望の目的地P2に移動しようとするときには、その目的地P2に移動する前に、駐車場Paに駐車した車3を取りに行くような経路が設定される。このため、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0079】
そして、車3を駐車している駐車場Paまで徒歩で移動をしたユーザは、そこから目的地P2まで、車3で移動をすることとなるが、車載端末31には、設定した第1経路の内、駐車場Paから目的地P2までの経路の情報がサーバ21から提供される。このため、ユーザは、車載端末31において改めて目的地P2を指定する目的地設定操作を行わなくても、携帯端末4の操作によって設定した目的地P2が、車載端末31において経路誘導の目的地として設定されていることとなる。こうして携帯端末4と車載端末31とを連動させて経路誘導を行うことにより、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
【0080】
さらに、上記サーバ21において目的地P2までの経路を設定する際には、上記の第1経路に加えて、ユーザの現在地P1から目的地P2に直接至る第2経路も設定され、ユーザは、上記第1及び第2経路から、所望の経路を選択することができる。これにより、ユーザにとって最適な経路の情報が、該ユーザに提供されるようになり、ユーザの利便性を大幅に向上させることができる。
【0081】
尚、第1実施形態では、車3が駐車場Paを利用しているときには、サーバ21が、第1及び第2経路をそれぞれ設定すると共に、ユーザがいずれかの経路を選択するようにしているが、これとは異なり、サーバ21が、設定した第1及び第2経路を相互に比較して、両者の差が大きいときには、最適な方の経路を選択すると共に、その選択した経路の情報を携帯端末4に送信するようにしてもよい。
【0082】
例えば、携帯端末4の現在地P1と、目的地P2の位置と、駐車場Paの位置との相対位置から第1及び第2経路の移動時間を比較して、移動時間が短い方の経路を選択すると共に、その選択した経路の情報のみを携帯端末4に送信するようにしてもよい。
【0083】
また、サーバ21は、設定した第1及び第2経路の一方の経路を選択するときには、第1及び第2経路の移動時間を考慮するだけでなく、目的地P2の位置と駐車場Paの位置との相対位置を考慮するようにしてもよい。これは、例えば目的地P2まで徒歩で移動をしたユーザは、いずれは駐車場Paに車3を取りにその目的地P2から駐車場Paまで徒歩で移動をしなければならないことを考慮したものである。つまり、目的地P2と駐車場Paとが、徒歩での移動が困難な程度に離れているときは、駐車場Paを経由して目的地P2に至る第1経路を選択するようにしてもよい。
【0084】
また、サーバ21が経路の設定を行う前に、ユーザが、予め駐車場Paを経由する経路、及び駐車場Paを経由しない経路のいずれか一方の経路を選択するようにしてもよい。例えば、携帯端末4からサーバ21に目的地の情報を送信するときに(ステップS22)、駐車場Paを経由する経路(上記の例では第1経路)、及び駐車場Paを経由しない経路(上記の例では第2経路)のいずれか一方の経路を、ユーザが選択操作して、その選択情報を携帯端末4からサーバ21に送信するようにしてもよい。この場合サーバ21は、その選択情報に基づいて経路を設定するようにすればよい。
【0085】
また、上記第1実施形態では、サーバ21から車載端末31に、駐車場Paから目的地P2までの経路の情報を送信しているが(ステップS113)、例えば目的地P2の位置情報のみをサーバ21から車載端末31に送信するようにしてもよい。この場合、目的地P2の位置情報を受信した車載端末31は、その目的地P2までの経路を設定して、その設定した経路に基づいて経路誘導を行うようにすればよい。
【0086】
<第2実施形態>
上記第1実施形態では、サーバ21は、車3の現在地(駐車場利用状況)に応じて経路の設定を行うようにしていたが、第2実施形態では、サーバ21は、ユーザの移動についての履歴情報に応じて経路の設定を行う。尚、第2実施形態の情報処理方法に係るシステムは、上記第1実施形態のシステム1(図1参照)と同じであるため、その詳細な説明は省略する。
【0087】
ここで、上記ユーザの移動についての履歴とは、ユーザの過去の状況及び現在の状況を含むものであり、具体的には、例えば、現在、車3で移動している、徒歩で移動している、又は鉄道等の公共交通機関で移動している、また、過去に車3を駐車場Pa等に駐車して、現在、徒歩で移動している等が挙げられる。
【0088】
また、第2実施形態では、サーバ21は、携帯端末4又は車載端末31から送信された情報に応じて、上記ユーザの状況をDB22に逐次記憶するように構成されている。上記サーバ21がユーザの状況を得る方法としては種々の方法が考えられる。一例を挙げると、ユーザが携帯端末41を操作することによって、自らの現状を携帯端末41からサーバ21に逐次送信するようにしてもよい。
【0089】
また、例えば携帯端末4と車載端末31とのそれぞれから、サーバ21に現在地の情報を逐次送信するように構成して、サーバ21が受信した現在地の情報に基づき、両者が同じ位置にあるときは、ユーザは現在、車3で移動していると判断する一方、両者が異なる位置にあるときは、ユーザは現在、車3から離れて(例えば車3を駐車して)徒歩で移動していると判断するようにしてもよい。その他、上記第1実施形態で述べたように、車3のイグニッションスイッチがオフになったときには、ユーザは車3から降車したと判定するようにしてもよい。
【0090】
さらに、例えば携帯端末4から送信された現在地の情報に基づいて、その携帯端末4が鉄道線路上を移動しているときには、ユーザは現在、公共交通機関を利用している(鉄道で移動している)と判断するようにしてもよい。
【0091】
そして、第2実施形態では、上記第1実施形態とは異なり、サーバ21は、経路設定の際には、ユーザの移動手段を徒歩又は車3に限定するのではなく、公共交通機関も含めてユーザの移動手段を適宜設定し、その上で目的地までの経路を設定するように構成されている。
【0092】
次に、第2実施形態に係る情報処理方法を、図4に示すように、ユーザが駐車場Paに車3を駐車した後、携帯端末4を携帯して徒歩により移動をしているときに(同図の☆印で示す現在地P1において)、携帯端末4において所定の目的地P2を設定操作した場合を例に説明する。
【0093】
ここで、ユーザの移動手段として、徒歩、車3及び公共交通機関の3つを考慮した場合、現在地P1から目的地P2までの経路としては、現在地P1から車3を駐車している駐車場Paまで徒歩で移動をして、その駐車場Paから目的地P2まで車3で移動をする第1経路(同図のa1,a2参照)と、現在地P1から目的地P2まで徒歩で移動をする第2経路(同図のb参照)と、現在地P1から最寄のA駅まで徒歩で移動をして、A駅から目的地P2の最寄駅であるB駅まで鉄道で移動をし、そのB駅から目的地P2まで徒歩で移動をする第3経路(同図のc1〜c3参照)との3つの経路が考えられる。第2実施形態では、上記サーバ21は、これら3つの経路の中からユーザにとって最適な経路を1つ設定し、その設定した経路の情報を、携帯端末4又は車載端末31に送信するように構成されている。
【0094】
次に、上記サーバ21において実行されるプログラムについて、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。このフローチャートは、サーバ21において実行されるプログラムの一部を示しており、図2に示すフローチャートにおけるステップS16〜ステップS113に置換されるものである。尚、上記情報センタ2のDB22には、上述したように、ユーザの移動についての履歴情報が記憶されているものとする(記憶手段61)。
【0095】
先ず、駐車場Paに車3を駐車したユーザが、携帯端末4において目的地設定操作を行う(図2のステップS22参照)と、サーバ21は、携帯端末4から送信された情報に基づいて、目的地P2の設定を行う(図2のステップS15参照)。
【0096】
上記サーバ21は、続くステップS121において、DB22からユーザの履歴情報を読み出し、ステップS122で、ユーザの状況の判定を行う。ステップS122において、ユーザが車3で移動中のときはステップS123に移行し、徒歩で移動中のときはステップS124に移行し、公共交通機関で移動中のときはステップS128に移行する。
【0097】
上記サーバ21は、ステップS123で、ユーザの現在地P1(携帯端末4の現在地)から目的地P2まで車3で移動をするための経路を設定し、ステップS126に移行する。
【0098】
一方、ステップS124では、上記サーバ21は、そのユーザの車3が駐車場Paを利用しているか否かを判定する。利用中であるのYESのときにはステップS125に移行する一方、利用中でないのNOのときにはステップS127に移行する。上記ステップS125では、ユーザの現在地P1から駐車場Paを経由して目的地に至る経路を設定し(図4のa1,a2参照)、ステップS126に移行する。
【0099】
上記ステップS126では、サーバ21は、目的地P2までの移動に車3が適しているか否かを判定する。この判定は、例えば移動時間に基づいて行えばよい。このとき、サーバ21は、道路の渋滞情報を適宜読み出し、目的地P2に至るまでの経路における、現在の渋滞状況を判定材料としてもよい。例えば道路が渋滞しているときには、車3での移動に時間がかかることが予想されるため、車3での移動が適していないと判定してもよい。さらに、サーバ21は、例えば現在の天気情報等を読み出し、例えば雨天であれば車3での移動が適していると判定するようにしてもよい。
【0100】
そして、上記ステップS126において、車3での移動が適しているのYESのときには、ステップS129に移行する。一方、車3での移動が不適切であるのNOのときには、ステップS127に移行する。
【0101】
上記ステップS127では、サーバ21は、徒歩又は公共交通機関により目的地P2に到達する経路を設定する。これにより、図4における例では、上記第2経路(同図におけるb参照)及び第3経路(同図におけるc1〜c3参照)が経路の候補となるが、このときサーバ21は、その移動時間や、コスト(例えば公共交通機関の利用料金)、さらには天気情報等に基づいて、上記第2及び第3経路から最適な経路を1つ選択して、ステップS129に移行する。尚、このとき、ユーザが車3で移動している最中であれば、例えばその車3を駐車するための駐車場を経由した経路を設定するようにしてもよい。
【0102】
また、公共交通機関で移動中のステップS128では、目的地P2の最寄駅等を検索すると共に、その最寄駅等から目的地P2までの経路を設定して、ステップS129に移行する。
【0103】
こうして、上記ステップS123,ステップS125,ステップS127又はステップS128のいずれかにおいて経路を設定すれば、サーバ21は、ステップS129において、その設定した経路に応じた経路の情報を携帯端末4(又は車載端末31)に送信する(経路設定送信手段63)。例えば図4に示す第1経路(a1,a2)を設定したときには、現在地P1から駐車場Paまでのa1経路の情報を携帯端末4に送信すると共に、駐車場Paから目的地P2までのa2経路の情報を車載端末31に送信する。また、第2経路(b)を設定したときには、現在地P1から目的地P2までの経路の情報を携帯端末4に送信する。また、第3経路(c1〜c3)を設定したときには、例えば、現在地P1からA駅までのc1経路の情報と、c2経路の情報(A駅からB駅までの路線情報)とを携帯端末4に送信する。このとき、鉄道ダイヤの情報も併せて提供してもよい。そして、携帯端末4の移動(ユーザの移動)に応じて、B駅から目的地P2までのc3経路の情報を携帯端末4に送信する。
【0104】
こうして、経路の情報を受信した携帯端末4及び車載端末31が経路誘導処理を実行することにより、ユーザは、目的地P2まで容易に移動をすることが可能になる。
【0105】
このように、第2実施形態では、ユーザの移動についての履歴情報が情報センタ2のDB22に記憶され、携帯端末4の要求に応じてサーバ21が経路を設定するときには、このユーザの履歴情報に応じて経路が設定される。これにより、ユーザにとって最適な経路を設定することが可能になり、ユーザの利便性を大幅に向上させることができる。
【0106】
尚、サーバ21は、図4に示す例において設定した第1〜第3経路の内のいずれかの経路を選択するときには、上述したように、目的地P2の位置と駐車場Paの位置との相対位置を考慮するようにしてもよい。例えば、目的地P2と駐車場Paとが徒歩での移動が困難な程度に離れているときは、駐車場Paを経由して目的地P2に至る第1経路を選択するようにしてもよい。
【0107】
また、上記第2実施形態では、サーバ21が複数の経路の内から最適な経路を1つ選択して、その選択した経路の情報を、携帯端末4又は車載端末31に送信するように構成されているが、これとは異なり、サーバ21が複数の経路を設定すると共に、ユーザが、その複数の経路の内から、いずれかの経路を選択するように構成してもよい。
【0108】
第2実施形態に係る情報処理方法によれば、例えば図6に示すように、駐車場Paに車3を駐車しているユーザが、現在地P1(同図の☆印参照)から既に設定されている第1目的地P3(同図の○印参照)に徒歩で移動している最中に、携帯端末4において新たに第2目的地P2を設定操作した場合においても、上記と同様に、ユーザにとって最適な経路を設定することが可能である。
【0109】
つまりこの場合は、第1目的地P3を出発地とする経路として、ユーザの状況を考慮すると以下の3つの経路が考えられる。具体的には、第1目的地P3から駐車場Paを経由して、第2目的地P2に至る第1経路(同図のa1,a2参照)、第1目的地P3から第2目的地P2に直接至る第2経路(同図のb参照)、及び第1目的地P3から最寄のA駅に移動した後、公共交通機関でB駅まで移動し、B駅から第2目的地P2に至る第3経路(同図のc1〜c3)が考えられる。このため、サーバ21は、これらの経路の内から、ユーザにとって最適な経路を適宜選択し、その選択した経路の情報を携帯端末4又は車載端末31に送信するようにするようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態に係るサーバ、携帯端末及び車載端末における処理を示すフローチャートである。
【図3】第1実施形態に係る経路設定の具体例を示す説明図である。
【図4】第2実施形態に係る経路設定の具体例を示す説明図である。
【図5】第1実施形態に係るサーバにおける処理の一部を示すフローチャートである。
【図6】第2実施形態に係り、図4とは異なる経路設定の具体例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 システム
21 サーバ(情報処理装置)
22 データベース(DB)
31 車載端末
4 携帯端末
5 インターネット(通信回線)
51 基地局
61 記憶手段
62 目的地設定手段
63 経路設定送信手段
Claims (10)
- ユーザが携帯する携帯端末に双方向通信可能な通信回線を介して接続された情報処理装置であって、
上記ユーザの移動についての履歴情報を記憶する記憶手段と、
上記携帯端末から上記通信回線を介して送信された目的地情報に基づいて、目的地を設定する目的地設定手段と、
上記携帯端末の現在地から上記目的地設定手段により設定された目的地までの経路を、上記記憶手段によって記憶されているユーザの履歴情報に応じて設定すると共に、該設定した経路の情報を上記携帯端末に通信回線を介して送信する経路設定送信手段とを備えている
ことを特徴とする情報処理装置。 - ユーザが携帯する携帯端末に双方向通信可能な通信回線を介して接続された情報処理装置であって、
上記ユーザに係る車の現在地を記憶する記憶手段と、
上記携帯端末から上記通信回線を介して送信された目的地情報に基づいて、目的地を設定する目的地設定手段と、
上記記憶手段によって記憶されている車の現在地と、上記目的地設定手段によって設定された目的地とに基づいて、上記携帯端末の現在地から、上記車の現在地を経由して上記目的地に至るまでの経路を設定すると共に、該設定した経路の内、少なくとも上記携帯端末の現在地から車の現在地までの経路の情報を、上記携帯端末に通信回線を介して送信する経路設定送信手段とを備えている
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2において、
記憶手段は、ユーザに係る車の駐車場利用状況を記憶するように構成され、
経路設定送信手段は、上記記憶手段によって記憶されている情報に基づいて、上記車が駐車場を利用しているときには、携帯端末の現在地から、上記車の現在地を経由して目的地に至るまでの経路を設定するように構成されている
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2において、
ユーザに係る車に搭載された車載端末が、双方向通信可能な通信回線を介して接続され、
経路設定送信手段は、上記車載端末に、少なくとも目的地の位置情報を上記通信回線を介して送信するように構成されている
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2において、
経路設定送信手段は、携帯端末から通信回線を介して送信された要求信号に応じて、又は目的地の位置と携帯端末の現在地と車の現在地との相対位置に応じて、上記携帯端末の現在地から車の現在地までの経路の情報の、該携帯端末への送信を規制するように構成されている
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項5において、
経路設定送信手段は、携帯端末の現在地から車の現在地までの経路の情報の、該携帯端末への送信を規制するときには、上記携帯端末の現在地から目的地までの経路を設定すると共に、該設定した上記携帯端末の現在地から目的地までの経路の情報を、上記携帯端末に通信回線を介して送信するように構成されている
ことを特徴とする情報処理装置。 - ユーザが携帯する携帯端末に双方向通信可能な通信回線を介して接続された情報処理装置を制御するための情報処理プログラムであって、
上記情報処理装置に、
上記ユーザの移動についての履歴情報を記憶する記憶処理と、
上記携帯端末から上記通信回線を介して送信された目的地情報に基づいて、目的地を設定する目的地設定処理と、
上記携帯端末の現在地から上記目的地設定処理によって設定された目的地までの経路を、上記記憶処理によって記憶されているユーザの履歴情報に応じて設定する経路設定処理と、
上記経路設定処理によって設定された経路の情報を、上記携帯端末に通信回線を介して送信する経路送信処理とを実行させる
ことを特徴とする情報処理プログラム。 - ユーザが携帯する携帯端末に双方向通信可能な通信回線を介して接続された情報処理装置を制御するための情報処理プログラムであって、
上記情報処理装置に、
上記ユーザに係る車の現在地を記憶する記憶処理と、
上記携帯端末から上記通信回線を介して送信された目的地情報に基づいて、目的地を設定する目的地設定処理と、
上記記憶処理によって記憶されている車の現在地と、上記目的地設定処理によって設定された目的地とに基づいて、上記携帯端末の現在地から、上記車の現在地を経由して上記目的地に至るまでの経路を設定する経路設定処理と、
上記経路設定処理によって設定された経路の内、少なくとも上記携帯端末の現在地から上記車の現在地までの経路の情報を、上記携帯端末に通信回線を介して送信する経路送信処理とを実行させる
ことを特徴とする情報処理プログラム。 - 双方向通信可能に接続された携帯端末と情報処理装置とを用いた情報処理方法であって、
上記情報処理装置が、上記携帯端末を携帯するユーザの移動についての履歴情報を記憶する記憶ステップと、
上記携帯端末から情報処理装置に目的地情報を送信することにより、該情報処理装置が目的地を設定する目的地設定ステップと、
上記情報処理装置が、上記携帯端末の現在地から上記目的地設定ステップにおいて設定した目的地までの経路を、上記記憶ステップにおいて記憶しているユーザの履歴情報に応じて設定する経路設定ステップと、
上記情報処理装置から携帯端末に、上記経路設定ステップにおいて設定した経路の情報を送信する経路送信ステップとを有する
ことを特徴とする情報処理方法。 - 双方向通信可能に接続された携帯端末と情報処理装置とを用いた情報処理方法であって、
上記情報処理装置が、上記携帯端末を携帯するユーザに係る車の現在地を記憶する記憶ステップと、
上記携帯端末から情報処理装置に目的地情報を送信することにより、該情報処理装置が目的地を設定する目的地設定ステップと、
上記情報処理装置が、上記記憶ステップにおいて記憶している車の現在地と、上記目的地設定ステップにおいて設定した目的地とに基づいて、上記携帯端末の現在地から、上記車の現在地を経由して上記目的地に至るまでの経路を設定する経路設定ステップと、
上記情報処理装置から携帯端末に、上記経路設定ステップにおいて設定した経路の内、少なくとも上記携帯端末の現在地から上記車の現在地までの経路の情報を送信する経路送信ステップとを有する
ことを特徴とする情報処理方法。
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