JP2003343056A - 屋根用換気装置 - Google Patents
屋根用換気装置Info
- Publication number
- JP2003343056A JP2003343056A JP2002157051A JP2002157051A JP2003343056A JP 2003343056 A JP2003343056 A JP 2003343056A JP 2002157051 A JP2002157051 A JP 2002157051A JP 2002157051 A JP2002157051 A JP 2002157051A JP 2003343056 A JP2003343056 A JP 2003343056A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outside air
- prevention valve
- air
- exhaust
- backflow prevention
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】屋内換気の円滑化。構成の容易化。
【解決手段】建物上部に建物内の空気を上昇させて排気
筒部11を介して排気する排気口11aを設ける。排気
口11aの上部に棟カバー20を設けて通風路20aを
形成する。排気口11a近傍に外気の風によって作動す
る板状の外気逆流防止弁30を設ける。外気逆流防止弁
30は、その回転軸13が排気口11aの上部で棟カバ
ー20の下方に配置させる。無風状態では外気逆流防止
弁30の姿勢を重力により鉛直状態に位置させて通風路
20aを「開」とする。有風の状態では、外気逆流防止
弁30は通風路20aに吹き込む風を止めて、排気口1
1aから排気させる。外気逆流防止弁30の重心位置
を、回転軸13に対して遠近方向に調節可能とする。
筒部11を介して排気する排気口11aを設ける。排気
口11aの上部に棟カバー20を設けて通風路20aを
形成する。排気口11a近傍に外気の風によって作動す
る板状の外気逆流防止弁30を設ける。外気逆流防止弁
30は、その回転軸13が排気口11aの上部で棟カバ
ー20の下方に配置させる。無風状態では外気逆流防止
弁30の姿勢を重力により鉛直状態に位置させて通風路
20aを「開」とする。有風の状態では、外気逆流防止
弁30は通風路20aに吹き込む風を止めて、排気口1
1aから排気させる。外気逆流防止弁30の重心位置
を、回転軸13に対して遠近方向に調節可能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の屋根、特に
合棟式屋根の棟部に装着される換気装置に関し、更に詳
しくは、逆流防止機構が設置され室内の重力換気を促す
建物の屋根用換気装置に関する。
合棟式屋根の棟部に装着される換気装置に関し、更に詳
しくは、逆流防止機構が設置され室内の重力換気を促す
建物の屋根用換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建物の棟換気装置は、例えば特開
昭60−250162号公報に示されている。この刊行
物に記載の技術は、屋根の換気装置で屋根の下部に換気
口及び該換気口に風力により開閉可能なバタフライ弁を
設けた技術が示されている。また、実公平4−3714
5号公報及び特開2001−90288号公報には、換
気口と共に、外の風により開閉する可動板を垂下させた
技術が示されている。上記従来技術は、いずれも風の力
を利用して棟カバー下部の通風路を遮断すると共に霧吹
きの原理を利用して棟カバー下部から排気を行うもので
あるが、排気中において風受け板が排気の邪魔をして円
滑に排気ができないという問題や、風受け板が左右両側
に配置されるため、棟カバー20を幅広く設ける必要等
の問題点があった。
昭60−250162号公報に示されている。この刊行
物に記載の技術は、屋根の換気装置で屋根の下部に換気
口及び該換気口に風力により開閉可能なバタフライ弁を
設けた技術が示されている。また、実公平4−3714
5号公報及び特開2001−90288号公報には、換
気口と共に、外の風により開閉する可動板を垂下させた
技術が示されている。上記従来技術は、いずれも風の力
を利用して棟カバー下部の通風路を遮断すると共に霧吹
きの原理を利用して棟カバー下部から排気を行うもので
あるが、排気中において風受け板が排気の邪魔をして円
滑に排気ができないという問題や、風受け板が左右両側
に配置されるため、棟カバー20を幅広く設ける必要等
の問題点があった。
【0003】
【発明の課題】したがって,本発明の課題は、極めて簡
単な構成で容易に排気が可能な棟排気装置を提供するこ
と、具体的には、排気口から屋内への外気の逆流を防止
し、スムースな排気(重力排気)を行なわせることがで
きる棟排気装置を提供することにある。
単な構成で容易に排気が可能な棟排気装置を提供するこ
と、具体的には、排気口から屋内への外気の逆流を防止
し、スムースな排気(重力排気)を行なわせることがで
きる棟排気装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決する手段】上記課題を達成するために、本
発明は以下の手段を採用した。即ち、請求項1記載の屋
根用換気装置は、建物上部に建物内の空気を上昇させて
排気筒部11を介して排気する排気口11aを設け、該
排気口11aの上部に棟カバー20を設けて通風路20
aを形成すると共に、排気口11a近傍に外気の風によ
って作動する板状の外気逆流防止弁30を設け、該外気
逆流防止弁30には、上記排気口11aの上部で且つ上
記棟カバー20の下方に回転軸13を配置させ、無風状
態では上記外気逆流防止弁30の姿勢を重力により鉛直
方向に直立状態に位置させて通風路20aを「開」と
し、有風の状態では、上記外気逆流防止弁30は上記通
風路20aに吹き込む風を止めて、排気口11aから排
気させることを特徴とする。
発明は以下の手段を採用した。即ち、請求項1記載の屋
根用換気装置は、建物上部に建物内の空気を上昇させて
排気筒部11を介して排気する排気口11aを設け、該
排気口11aの上部に棟カバー20を設けて通風路20
aを形成すると共に、排気口11a近傍に外気の風によ
って作動する板状の外気逆流防止弁30を設け、該外気
逆流防止弁30には、上記排気口11aの上部で且つ上
記棟カバー20の下方に回転軸13を配置させ、無風状
態では上記外気逆流防止弁30の姿勢を重力により鉛直
方向に直立状態に位置させて通風路20aを「開」と
し、有風の状態では、上記外気逆流防止弁30は上記通
風路20aに吹き込む風を止めて、排気口11aから排
気させることを特徴とする。
【0005】請求項2記載の屋根用換気装置は、上記手
段において、外気逆流防止弁30の重心位置を、回転軸
13に対して遠近方向に調節可能としたことを特徴とす
る。請求項3記載の屋根用換気装置は、上記いづれかの
手段において、回転軸13から一定距離離して、外気逆
流防止弁30の回転を制限するストッパ22を設け、該
ストッパ22における外気逆流防止弁30の当部22a
を可塑性部材としたことを特徴とする。
段において、外気逆流防止弁30の重心位置を、回転軸
13に対して遠近方向に調節可能としたことを特徴とす
る。請求項3記載の屋根用換気装置は、上記いづれかの
手段において、回転軸13から一定距離離して、外気逆
流防止弁30の回転を制限するストッパ22を設け、該
ストッパ22における外気逆流防止弁30の当部22a
を可塑性部材としたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の態様】以下、本発明の実施例を図面に従
って説明する。図1は同実施例の斜視図、図2は同実施
例の要部平面図、図3は図2のA−A線の断面図、図4
は同実施例の要部説明図である。図1,3において、寄
せ棟式の建物の最上部に設けられている棟木1の上部の
左右には屋根瓦の下板となる野路板3が設けられ、両側
の野路板3の最上部には室内空気の排気通路となる屋根
開口3aが棟の長さ方向にわたって形成され、建物内の
排気口となっている。
って説明する。図1は同実施例の斜視図、図2は同実施
例の要部平面図、図3は図2のA−A線の断面図、図4
は同実施例の要部説明図である。図1,3において、寄
せ棟式の建物の最上部に設けられている棟木1の上部の
左右には屋根瓦の下板となる野路板3が設けられ、両側
の野路板3の最上部には室内空気の排気通路となる屋根
開口3aが棟の長さ方向にわたって形成され、建物内の
排気口となっている。
【0007】野路板3の上部には水平にアルミ合金板等
からなる側板10が設けられ、その上部には排気筒部1
1が一体に立ち上り状に形成されると共にその上部は開
放され、排気口11aとなっている。上記側板10の上
方には、所定距離離して、棟カバー20が棟カバー支持
枠21により取り付けられており、又、棟カバー20の
下面両側には棟カバー20の長さ方向に沿ってストッパ
22が配置され、かつその端部には可塑物、例えば合成
樹脂、ゴム含有可塑物等からなる当部22aが設けられ
ている。上記側板10と棟カバー20との間の空間部は
通風路20aとなっており、この中を風Aが吹き抜け可
能となっている。また、排気口11aの上部には回転軸
13が水平方向に配置され、この回転軸13には、断面
略紡錘形の外気逆流防止弁30が、左右に揺動可能に配
置されている(図3において、実線位置と破線位置(符
号a参照)の間を揺動する。)。また、回転軸13の軸
芯は、外気逆流防止弁30の断面形状における重心位置
より上方に位置をずらして形成されている。このため、
外気逆流防止弁30は外力(風力)が加わらない限り、
上記重心が回転軸13の下部にあることから、外気逆流
防止弁30の平板面は鉛直状態で立ち上がることになる
(図3の符号b参照)。
からなる側板10が設けられ、その上部には排気筒部1
1が一体に立ち上り状に形成されると共にその上部は開
放され、排気口11aとなっている。上記側板10の上
方には、所定距離離して、棟カバー20が棟カバー支持
枠21により取り付けられており、又、棟カバー20の
下面両側には棟カバー20の長さ方向に沿ってストッパ
22が配置され、かつその端部には可塑物、例えば合成
樹脂、ゴム含有可塑物等からなる当部22aが設けられ
ている。上記側板10と棟カバー20との間の空間部は
通風路20aとなっており、この中を風Aが吹き抜け可
能となっている。また、排気口11aの上部には回転軸
13が水平方向に配置され、この回転軸13には、断面
略紡錘形の外気逆流防止弁30が、左右に揺動可能に配
置されている(図3において、実線位置と破線位置(符
号a参照)の間を揺動する。)。また、回転軸13の軸
芯は、外気逆流防止弁30の断面形状における重心位置
より上方に位置をずらして形成されている。このため、
外気逆流防止弁30は外力(風力)が加わらない限り、
上記重心が回転軸13の下部にあることから、外気逆流
防止弁30の平板面は鉛直状態で立ち上がることになる
(図3の符号b参照)。
【0008】また、排気筒部11の上端部の左右縁部に
は、合成樹脂、ゴム等からなるシール片12が設けら
れ、シール片12の端縁は外気逆流防止弁30の側面に
当接するように取り付けられ、排気筒部11の上端部と
外気逆流防止弁30との隙間を風が通過しないように形
成されている。外気逆流防止弁30の上端部は、風が吹
いて揺動したとき、前記ストッパ22に当接可能となっ
ている。また、外気逆流防止弁30の中心部には、図4
に示すように、長さ方向に沿って軸受け長孔31が形成
され、回転軸13に対する取付位置の変更が可能となっ
ている。このことにより、外気逆流防止弁30の重心と
回転軸13との距離を調節することができる。この調節
により、風力に対する外気逆流防止弁30の傾き程度
(感度)を調整することが可能となる。
は、合成樹脂、ゴム等からなるシール片12が設けら
れ、シール片12の端縁は外気逆流防止弁30の側面に
当接するように取り付けられ、排気筒部11の上端部と
外気逆流防止弁30との隙間を風が通過しないように形
成されている。外気逆流防止弁30の上端部は、風が吹
いて揺動したとき、前記ストッパ22に当接可能となっ
ている。また、外気逆流防止弁30の中心部には、図4
に示すように、長さ方向に沿って軸受け長孔31が形成
され、回転軸13に対する取付位置の変更が可能となっ
ている。このことにより、外気逆流防止弁30の重心と
回転軸13との距離を調節することができる。この調節
により、風力に対する外気逆流防止弁30の傾き程度
(感度)を調整することが可能となる。
【0009】(作用)上記構成により、通常状態(無風
状態)おいては、外気逆流防止弁30は鉛直姿勢になる
ように形成され、このとき屋内の温まった空気は、排気
流aとなって屋根開口3a、排気口11aを通って両側
の通風路20aから円滑に排気される。この時、外気逆
流防止弁30は鉛直方向に直立していることから排気流
aの流れには障害とはならない。図1に示すように、右
方から風Aが吹いている時は、その風力により、外気逆
流防止弁30は左方に回転し、左側の当部22aに当接
する。即ち、外気逆流防止弁30は、その回転軸13の
中心線から上部の面積が下部の面積より広くなっている
ことから、風力を回転軸13の中心線から上部の風受け
部分が下部の風受け部分より大きいことから、上部の部
分が左方(風の流れ方向側)に回転する。その結果、通
風路20aに吹き込んだ風Aは外気逆流防止弁30によ
って遮断されてしまうが、排気流aは排気口11aから
左側の通風路20aを通って霧吹きの原理(外気の流れ
に伴う負圧)により円滑に排出されることになる。
状態)おいては、外気逆流防止弁30は鉛直姿勢になる
ように形成され、このとき屋内の温まった空気は、排気
流aとなって屋根開口3a、排気口11aを通って両側
の通風路20aから円滑に排気される。この時、外気逆
流防止弁30は鉛直方向に直立していることから排気流
aの流れには障害とはならない。図1に示すように、右
方から風Aが吹いている時は、その風力により、外気逆
流防止弁30は左方に回転し、左側の当部22aに当接
する。即ち、外気逆流防止弁30は、その回転軸13の
中心線から上部の面積が下部の面積より広くなっている
ことから、風力を回転軸13の中心線から上部の風受け
部分が下部の風受け部分より大きいことから、上部の部
分が左方(風の流れ方向側)に回転する。その結果、通
風路20aに吹き込んだ風Aは外気逆流防止弁30によ
って遮断されてしまうが、排気流aは排気口11aから
左側の通風路20aを通って霧吹きの原理(外気の流れ
に伴う負圧)により円滑に排出されることになる。
【0010】また、上記外気逆流防止弁30は、その重
心部上部をその取付位置が調整可能な回転軸13で支持
されるから、風圧(気圧差)に対して回転モーメント(バ
ランス)の調整が可能になっている。
心部上部をその取付位置が調整可能な回転軸13で支持
されるから、風圧(気圧差)に対して回転モーメント(バ
ランス)の調整が可能になっている。
【0011】同様に、左側からの風がある時は、外気逆
流防止弁30は、図3において、破線(符号a参照)の
位置に傾動することになり、左側からの風Aは止めら
れ、排気流aは排気口11aから右側の通風路20aを
通って排出されることになる。なお、上記実施例におい
ては、外気逆流防止弁30の断面形状は略紡錘形とした
が、板状であれば他の断面形状、例えば、略三角形状、
薄板形状、薄板と略円形状の組み合わせ等であってもよ
く、風Aを受け易く風力に対して傾動し易い形状のも
の、回転軸位置よりも上方部分の受風面積を広くしたも
の、先端が軽いもの等が好ましい。又、外気逆流防止弁
30の揺動感度の調整については、回転軸13を軸受け
長孔31内で移動させることによって行うことができる
が、その他の手段として、図5に示すように、外気逆流
防止弁30と回転軸13とを固定し、別途回転軸13に
設けた回転軸延設部13aに重錘32を取り付けその位
置を適宜調整することによっても可能である。
流防止弁30は、図3において、破線(符号a参照)の
位置に傾動することになり、左側からの風Aは止めら
れ、排気流aは排気口11aから右側の通風路20aを
通って排出されることになる。なお、上記実施例におい
ては、外気逆流防止弁30の断面形状は略紡錘形とした
が、板状であれば他の断面形状、例えば、略三角形状、
薄板形状、薄板と略円形状の組み合わせ等であってもよ
く、風Aを受け易く風力に対して傾動し易い形状のも
の、回転軸位置よりも上方部分の受風面積を広くしたも
の、先端が軽いもの等が好ましい。又、外気逆流防止弁
30の揺動感度の調整については、回転軸13を軸受け
長孔31内で移動させることによって行うことができる
が、その他の手段として、図5に示すように、外気逆流
防止弁30と回転軸13とを固定し、別途回転軸13に
設けた回転軸延設部13aに重錘32を取り付けその位
置を適宜調整することによっても可能である。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上記構成により、簡単な構成
で屋内空気を円滑に排気でき、高気密住宅等での排気構
造として特に好適である。また、排気口から屋内への外
気の逆流を防止すると共にスムースな排気(重力換気)を
可能とし、外部に対しては、正圧(風上)側で閉鎖、負
圧(風下)側のみ開放となるため、雨水の侵入も避けら
れる。更に、風圧に対する外気逆流防止弁の感度調整を
可能とし、水密・気密性を向上させると共に換気に伴う
衝撃・音の緩衝を行うことができる。
で屋内空気を円滑に排気でき、高気密住宅等での排気構
造として特に好適である。また、排気口から屋内への外
気の逆流を防止すると共にスムースな排気(重力換気)を
可能とし、外部に対しては、正圧(風上)側で閉鎖、負
圧(風下)側のみ開放となるため、雨水の侵入も避けら
れる。更に、風圧に対する外気逆流防止弁の感度調整を
可能とし、水密・気密性を向上させると共に換気に伴う
衝撃・音の緩衝を行うことができる。
【図1】本発明の実施例の斜視図。
【図2】同実施例の要部平面図。
【図3】図2のA−A線の断面図。
【図4】同実施例の要部説明図。
【図5】同実施例の別例の要部説明図。
A・・・風 a・・・排気流
1・・・棟木 2・・・屋根
3・・・野路板 3a・・・屋根開口
10・・側板 11・・排気筒部 11a・
・排気口 12・・シール片 13・・回転軸 13a・
・回転軸延設部(別例) 20・・棟カバー 20a・・通風路 21・・
棟カバー支持枠 22・・ストッパ 22a・・当部 30・・外気逆流防止弁 31・・軸受け長孔
32・・重錘(別例)
・排気口 12・・シール片 13・・回転軸 13a・
・回転軸延設部(別例) 20・・棟カバー 20a・・通風路 21・・
棟カバー支持枠 22・・ストッパ 22a・・当部 30・・外気逆流防止弁 31・・軸受け長孔
32・・重錘(別例)
Claims (3)
- 【請求項1】建物上部に建物内の空気を上昇させて排気
筒部11を介して排気する排気口11aを設け、該排気
口11aの上部に棟カバー20を設けて通風路20aを
形成すると共に、排気口11a近傍に外気の風によって
作動する板状の外気逆流防止弁30を設け、該外気逆流
防止弁30には、上記排気口11aの上部で且つ上記棟
カバー20の下方に回転軸13を配置させ、無風状態で
は上記外気逆流防止弁30の姿勢を重力により鉛直方向
に直立状態に位置させて通風路20aを「開」とし、有
風の状態では、上記外気逆流防止弁30は上記通風路2
0aに吹き込む風を止めて、排気口11aから排気させ
ることを特徴とする屋根用換気装置。 - 【請求項2】外気逆流防止弁30の重心位置を、回転軸
13に対して遠近方向に調節可能としたことを特徴とす
る請求項1記載の屋根用換気装置。 - 【請求項3】回転軸13から一定距離離して、外気逆流
防止弁30の回転を制限するストッパ22を設け、該ス
トッパ22における外気逆流防止弁30の当部22aを
可塑性部材としたことを特徴とする請求項1又は2記載
の屋根用換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002157051A JP2003343056A (ja) | 2002-05-30 | 2002-05-30 | 屋根用換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002157051A JP2003343056A (ja) | 2002-05-30 | 2002-05-30 | 屋根用換気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003343056A true JP2003343056A (ja) | 2003-12-03 |
Family
ID=29773064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002157051A Pending JP2003343056A (ja) | 2002-05-30 | 2002-05-30 | 屋根用換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003343056A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010139118A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Dai-Dan Co Ltd | 換気設備 |
-
2002
- 2002-05-30 JP JP2002157051A patent/JP2003343056A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010139118A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Dai-Dan Co Ltd | 換気設備 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3128566B2 (ja) | 自然換気を行う建築物 | |
JP4722438B2 (ja) | 給気装置 | |
JP2003343056A (ja) | 屋根用換気装置 | |
JP3774741B2 (ja) | 自然風力換気窓 | |
JP4328085B2 (ja) | 換気構造 | |
JP2000304345A (ja) | 給気ダンパ | |
JP2008082005A (ja) | 換気塔 | |
JP4394662B2 (ja) | 通気制御装置 | |
JP3366992B1 (ja) | 自動換気装置付き建具及びそれに使用するガラリ | |
KR200402843Y1 (ko) | 환풍장치 | |
JP4599981B2 (ja) | 換気装置及び換気システム並びに住宅構造 | |
JP2000179906A5 (ja) | ||
JPH0424336Y2 (ja) | ||
JPH10262805A (ja) | サインポストの新聞受け板 | |
JP5329172B2 (ja) | 自然換気用窓 | |
JP2005076951A (ja) | 流路開閉装置 | |
JP2005042950A (ja) | 換気装置 | |
JPH09203544A (ja) | 建物用換気装置の逆流防止構造 | |
JP2000213797A (ja) | 換気装置 | |
JPH0230672Y2 (ja) | ||
JP4595216B2 (ja) | ルーバー窓 | |
JP3004775U (ja) | ダンバ付排気筒 | |
JPH0343553Y2 (ja) | ||
JPS6036814Y2 (ja) | ウエザ−カバ− | |
JP2003083577A (ja) | 換気システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Effective date: 20040521 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 |