JP2003210513A - 眼科用治療装置 - Google Patents
眼科用治療装置Info
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- A61N1/36—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for stimulation
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Abstract
成する細胞の死滅を抑制することができる眼科用治療装
置を提供する。 【解決手段】 網膜を構成する細胞に電気刺激を与える
ことができる位置に設置される電極1と、該電極に接続
され所定の電気刺激パルスを電極から発生させるための
電気刺激パルス発生手段2とを有し、前記電気刺激パル
スにおける電流値は20μA以上300μA以下である
ことを特徴とする。
Description
ことのできる眼科用治療装置に関する。
外傷等の疾患が知られている。これらの疾患は網膜を構
成する細胞の1種である網膜神経節細胞が変性、死滅し
て行き徐々に視力低下を引き起こす。さらに症状が進む
と失明に至ってしまう。このような疾患に対しては現在
のところ有効な治療法はない。一般にはビタミン製剤や
血流改善剤等が治療薬として用いられるが、確実な治療
効果が得られていないのが現状である。一方、動物を用
いた基礎実験レベルではBDNF(脳由来神経栄養因
子)等の神経栄養因子を治療薬として使用することによ
り、細胞の死滅の進行を遅らせたり、細胞の機能を改善
させる方法が知られている。
た治療薬の人体への投与は副作用等を鑑みて、できるだ
け控えた方が好ましい。また、BDNF等の治療薬を効
率よく網膜を構成する細胞に到達させるためには、硝子
体内への注射による薬剤投与を行う必要がある。このよ
うな硝子体内への注射による薬剤投与は、効率よく網膜
神経節細胞等の網膜を構成する細胞に薬剤が到達する反
面、眼球に注射を行うことは患者にとっては非常に抵抗
感を覚えるものである。
にて網膜神経節細胞等の網膜を構成する細胞の死滅を抑
制することができる眼科用治療装置を提供することを技
術課題とする。
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。 (1) 網膜を構成する細胞に電気刺激を与えることが
できる位置に設置される電極と、該電極に接続され所定
の電気刺激パルスを電極から発生させるための電気刺激
パルス発生手段と、を有し、前記電気刺激パルスにおけ
る電流値は20μA以上300μA以下であることを特
徴とする。 (2) (1)の眼科用治療装置において、前記電極は
患者眼角膜上に装着させるためにコンタクトレンズ形状
を有していることを特徴とする。 (3) (2)の眼科用治療装置において、前記電極は
+極と−極とを有し、前記角膜上に前記電極の+極と−
極とを設置した際に+極は−極に対して角膜頂点側に位
置することを特徴とする。 (4) (1)の眼科用治療装置において、前記電気刺
激パルスにおける電流値は50μA以上120μA以下
であることを特徴とする。 (5) (1)の眼科用治療装置において、電気刺激パ
ルスにおける電流持続時間は50μs以上2ms以下で
あることを特徴とする。 (6) (1)の眼科用治療装置において、電気刺激パ
ルスにおるパルス波形は両相波であることを特徴とす
る。
て説明する。図1は実施の形態で使用する眼科用治療装
置20の外観を示した図である。本実施の形態で示す眼
科用治療装置20は、電極を患者眼に当て、電極から微
弱な電流を流すことによって網膜を構成する細胞を興奮
(発火)させ、これによって細胞の死滅を抑制させるも
のである。1は患者眼の角膜に装着する電極である。2
は電気刺激パルスを発生させるための電気刺激パルス発
生装置であり、コントロール部2aによって電気刺激パ
ルスの条件(パルス波形、電流、波長、電流の持続時間
(duration)、周波数)を種々変えることができるよう
になっている。電極1は接続ケーブル3によって電気刺
激パルス発生装置2に接続されている。
極1は、角膜上に装着される本体4と一対の電極部分
5,6から構成されている。本体4はその形状がコンタ
クトレンズの形状を有しており、その内壁面が角膜表面
に沿うようになっている。また、本体4の材質は絶縁が
可能なもので形成されておればよく、コンタクトレンズ
のように必ずしも透明である必要はない。
本体4の端部周囲に円環状に形成されている。電極部分
6は正極(+極)となり、本体4の頂部と端部との間の
内壁面周囲(角膜表面に接する側)に円環状に形成され
ている。正負の電極の形成位置はこれに限るものではな
く、細胞を効率よく発火させるために網膜側が負極にな
るように電極の配置を決定すればよい。これら電極部分
5、6は白金、金、銀等の一般的に使用される電極材料
を用いることができる。電極部分5,6には電線5a、
6aが接続され、電線5a,6aは絶縁チューブである
接続ケーブル3を通って電気刺激パルス発生装置2に接
続されている。
においてその動作を説明する。患者を仰向けに寝かせ、
図3に示すように患者眼Eに電極1を装着する。電気刺
激パルス発生装置2のコントロール部2aにて所定の電
気刺激パルス条件を設定し、電極1より電気刺激パルス
を発生させ、患者眼Eの網膜神経節細胞を発火させる。
ス条件としては、電流は20μA以上300μA以下が
好ましい。電流が20μAを下回ると網膜神経節細胞等
の網膜を構成する細胞を発火させることが難しく、治療
効果が得られない。また、300μAを超えると電流量
が大きいため網膜剥離や硝子体出血が起こり易くなり生
体にダメージを与える。電流はさらに好ましくは40μ
A以上200μA以下であり、またさらに好ましくは5
0μA以上120μA以下である。
μs以上10ms以下が好ましい。持続時間が50μs
を下回ると治療効果が得られない。また、10msを上
回ると生体にダメージを与える。電流の持続時間はさら
に好ましくは100μs以上5ms以下であり、またさ
らに好ましくは1ms以上3ms以下である。
が好ましい。周波数が1Hzを下回ると治療効果が得ら
れない。また、100Hzを上回ると生体にダメージを
与える。周波数はさらに好ましくは3Hz以上40Hz
以下であり、またさらに好ましくは5Hz以上30Hz
以下である。
治療時間は10分以上5時間以内が好ましい。治療時間
が10分を下回ると所望する効果が得られ難い。また、
5時間を上回ると生体にダメージを与える可能性があ
る。治療時間はさらに好ましくは20分以上3時間以下
であり、またさらに好ましくは30分以上1時間以内で
ある。
wave)、両相波(biphasic wave)のどちらでもよい
が、好ましくは両相波である。単相波の場合、正極と負
極とが交代しないため、電気泳動と同様の現象が角膜上
で起こり、涙液中のタンパクが正極に引き寄せられ固着
されやすい。正極にタンパクが固着すると抵抗値が高く
なるため熱が発生しやすい。その結果、熱による角膜の
変性が起こり易くなる。このため両相波を用いるのに比
べ、細胞に与える電気刺激パルスの上限が低くなる。
せ、所定の電気刺激パルスを網膜を構成する細胞に与え
ることにより細胞が発火し、これにより細胞の死滅を抑
制することができる。
形状の電極を角膜上に装着して電気刺激を行うものとし
ているが、これに限るものではなく、網膜を構成する細
胞に電気刺激を与え、発火させることができる電極であ
ればよい。例えばコンタクトレンズ形状に限らず、シー
トタイプの電極形状や円柱状のスティックタイプの電極
形状であってもよい。また、電極の設置場所も角膜上に
限るものではない。網膜を構成する細胞に電気刺激を与
え、発火させることが可能な設置場所あればよく、例え
ば眼窩の周囲に電極を設置しても良い。また、角膜上に
+極を設置し、角膜以外の場所(例えば、眼窩、耳等)
に−極を設置するようにしても良い。
えることによる細胞の死滅抑制効果の具体例として、動
物実験例を以下に示す。初めに基礎実験として網膜を構
成する細胞への電気刺激が細胞の死滅抑制効果が有るか
否かの実験を行った。
ラット、オス、12週齢)を用いた。ラットの両側上丘
に蛍光色素(フルオロゴールド)を注入して網膜神経節
細胞を逆行性に標識した。視神経を切断し、その直後視
神経断端に銀ボールの双極電極10を取付け電気刺激を
行った(図4参照)。電気刺激パルスの条件は、波形:
単相波、電流:20μA、持続時間:50μs、周波
数:20Hz、治療時間2時間(2h)とした。
顕微鏡(カールツアイス製 Axioskop)を使用して、網
膜上の12ヶ所における逆行性標識された細胞(網膜神
経節細胞)を数え、1mm2あたりの平均密度を算出し
た。また一方で、実験を行わない正常動物(ラット)に
おける細胞の平均密度を算出しておき、実験1における
細胞の生存率を求めた。その結果を表1に示す。
単相波、電流:30μA、持続時間:50μs、周波
数:20Hz、治療時間2時間とした以外は、実験1と
同じ条件にて電気刺激を行った。実験1と同様に1週間
後に網膜上の12ヶ所における逆行性標識された細胞を
数え、その平均密度を算出して生存率を求めた。その結
果を表1に示す。
単相波、電流:50μA、持続時間:50μs、周波
数:20Hz、治療時間2時間とした以外は、実験1と
同じ条件にて電気刺激を行った。実験1と同様に1週間
後に網膜上の12ヶ所における逆行性標識された細胞を
数え、その平均密度を算出して生存率を求めた。その結
果を表1に示す。
単相波、電流:70μA、持続時間:50μs、周波
数:20Hz、治療時間2時間とした以外は、実験1と
同じ条件にて電気刺激を行った。実験1と同様に1週間
後に網膜上の12ヶ所における逆行性標識された細胞を
数え、その平均密度を算出して生存率を求めた。その結
果を表1に示す。
いて網膜神経節細胞を逆行性に標識させた後、視神経を
切断したのみで電気刺激を加えなかった。1週間後に網
膜上の12ヶ所における逆行性標識された細胞を数え、
その平均密度を算出して生存率を求めた。その結果を表
1に示す。
いて網膜神経節細胞を逆行性に標識させた後、視神経を
切断し、その直後ラットの視神経断端に銀ボール電極を
設置したが電気刺激は行わなかった。実験1と同様に1
週間後に網膜上の12ヶ所における逆行性標識された細
胞を数え、その平均密度を算出して生存率を求めた。そ
の結果を表1に示す。
合に比べ、電気刺激を加えた方が網膜神経節細胞の生存
率(細胞密度)は格段に高かった。
たコンタクト形状の電極を使用した網膜電気刺激の実験
を行った。
ト(ウイスターラット、オス、12週齢)を用いた。治
療装置は図1に示した眼科用治療装置20を用い、電極
1はラットの角膜形状に合わせたものを使用した。ま
た、治療中に電極1がズレないように電極1に吸引孔を
設けた。
ールド)を注入して網膜神経節細胞を逆行性に標識し
た。視神経を切断し、その直後ラットの眼球に電極1を
装着後、吸引孔より空気を吸い出し、電極1を眼球に吸
着させ電気刺激を行った。電気刺激パルスの条件は、波
形:単相波、電流:100μA、持続時間:1ms、周
波数:5Hz、治療時間1時間(1h)とした。
顕微鏡(カールツアイス製 Axioskop)を使用して、網
膜上の12ヶ所における逆行性標識された細胞(網膜神
経節細胞)を数え、1mm2あたりの平均密度を算出し
た。また一方で、実験を行わない正常動物(ラット)に
おける細胞の平均密度を算出しておき、実験5における
細胞の生存率を求めた。その結果を表2に示す。
いて網膜神経節細胞を逆行性に標識させた後、視神経を
切断したのみで電気刺激を加えなかった。1週間後に網
膜上の12ヶ所における逆行性標識された細胞を数え、
その平均密度を算出して生存率を求めた。その結果を表
2に示す。
形:単相波、電流:100μA、持続時間:2ms、周
波数:5Hz、治療時間1時間とした以外は、実験5と
同じ条件にて電気刺激を行った。電極の加熱により角膜
の変性が認められた。その結果を表2に示す。
形:単相波、電流:100μA、持続時間:3ms、周
波数:5Hz、治療時間1時間とした以外は、実験5と
同じ条件にて電気刺激を行った。電極の加熱により角膜
の変性が認められた。その結果を表2に示す。
気刺激を与えない例に比べ、電気刺激を与えた例では網
膜神経節細胞の死滅の抑制が顕著に見られた。ラットの
眼球の構造とヒトの眼球との構造とは生理学上大きな違
いはないため、ヒトに対しても同様な効果を得ることが
できる。
実験1〜5)により、コンタクト形状の電極を角膜に装
着させて使用する場合、視神経に電極を直接接触させる
場合と同程度の効果を得るためには、視神経に電極を直
接接触させる場合よりも電流及び持続時間等を増やす必
要があることが判る。また、あまり持続時間を長くして
しまうと電極が加熱するため、持続時間を長くしたい場
合には電流を小さくさせる必要がある。また、実験5の
結果より電流100μAにて71.8%の生存率が得ら
れることから、電流を100μAより小さくしても細胞
の死滅抑制の効果が得られることとなる。
を装着させて使用する場合には、単相波,電流50μ
A,持続時間1ms,周波数5Hz,治療時間1hの電
気刺激パルス条件では生存率が60%程度だと予測され
る。また、単相波,電流50μA,持続時間2ms,周
波数5Hz,治療時間1hの電気刺激パルス条件では生
存率が70%程度、単相波,電流50μA,持続時間3
ms,周波数5Hz,治療時間1hの電気刺激パルス条
件では生存率が75%程度だと予測される。
角膜上から網膜に対して電気刺激を行うには若干弱いと
思われるが、電流の持続時間を長くすることにより、細
胞の死滅抑制効果を得ることができる。例えば電流が2
0μA程度の場合、持続時間3ms,周波数5Hz,治
療時間1hの電気刺激パルス条件であれば生存率が60
%程度だと予測される。
極の加熱が抑えられるため単相波に比べ、電流を大きく
することが可能である。例えば、両相波,電流120μ
A,持続時間1ms,周波数5Hz,治療時間1hの電
気刺激パルス条件では生体にダメージを与えることな
く、生存率を80%程度確保することができると予測さ
れる。また両相波の場合、単相波に比べて生体へのダメ
ージを抑制することができるため、電流を100μA〜
120μA程度であっても持続時間を2ms程度まで設
定できるものと予測される。
独で用いて網膜神経節細胞の死滅の抑制を行ったが、例
えばその他の治療手段と併用することにより、相乗効果
を得ることが期待できる。その他の治療手段としては副
交感神経作動薬や交感神経作動薬等の緑内障の治療薬が
挙げられるが、本発明の眼科用治療装置を使用しながら
治療薬の投与を行うことにより、従来に比べ治療薬の投
与は少なくて済む。
死滅を抑制することができるものとしているが、視細胞
等、その他の網膜を構成する細胞の死滅を抑制すること
も期待できる。
因となる網膜を構成する細胞の死滅を抑制することがで
きる。
る。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 網膜を構成する細胞に電気刺激を与える
ことができる位置に設置される電極と、該電極に接続さ
れ所定の電気刺激パルスを電極から発生させるための電
気刺激パルス発生手段と、を有し、前記電気刺激パルス
における電流値は20μA以上300μA以下であるこ
とを特徴とする眼科用治療装置。 - 【請求項2】 請求項1の眼科用治療装置において、前
記電極は患者眼角膜上に装着させるためにコンタクトレ
ンズ形状を有していることを特徴とする眼科用治療装
置。 - 【請求項3】 請求項2の眼科用治療装置において、前
記電極は+極と−極とを有し、前記角膜上に前記電極の
+極と−極とを設置した際に+極は−極に対して角膜頂
点側に位置することを特徴とする眼科用治療装置。 - 【請求項4】 請求項1の眼科用治療装置において、前
記電気刺激パルスにおける電流値は50μA以上120
μA以下であることを特徴とする眼科用治療装置。 - 【請求項5】 請求項1の眼科用治療装置において、電
気刺激パルスにおける電流持続時間は50μs以上2m
s以下であることを特徴とする眼科用治療装置。 - 【請求項6】 請求項1の眼科用治療装置において、電
気刺激パルスにおるパルス波形は両相波であることを特
徴とする眼科用治療装置。
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