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JP2003298208A - 回路基板の製造法 - Google Patents

回路基板の製造法

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Publication number
JP2003298208A
JP2003298208A JP2002103256A JP2002103256A JP2003298208A JP 2003298208 A JP2003298208 A JP 2003298208A JP 2002103256 A JP2002103256 A JP 2002103256A JP 2002103256 A JP2002103256 A JP 2002103256A JP 2003298208 A JP2003298208 A JP 2003298208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
base material
conductor layer
manufacturing
conductive
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002103256A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiko Matsuda
文彦 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Mektron KK
Original Assignee
Nippon Mektron KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Mektron KK filed Critical Nippon Mektron KK
Priority to JP2002103256A priority Critical patent/JP2003298208A/ja
Publication of JP2003298208A publication Critical patent/JP2003298208A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高密度狭ピッチな配線パタ−ンを形成可能な回
路基板の製造法を提供する。 【解決手段】絶縁べ−ス材2の一方面の導体層1に配線
パタ−ンとなる形状に溝3を形成する。この溝3を有す
る導体層1をマスク層としてレ−ザ−加工、プラズマエ
ッチング手法又はウエットエッチング手法で絶縁べ−ス
材2に溝4を形成する。この溝4に導電ペ−スト又は導
電インキからなる導電性部材5を充填することにより配
線パタ−ン6を形成する。そして、導体層1にエッチン
グ手段等で他の配線パタ−ン7を形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回路基板の製造法に
関し、特には、高密度な配線パターンを形成可能な回路
基板の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】近年、電子機器の小型化と
高機能化は益々促進されてきており、そのために回路基
板にも、高密度実装に対応するため、配線パターンの狭
ピッチ化の要求が高まってきている。
【0003】これに対して、従来の回路基板は、導体層
に対してエッチング処理を施すことにより、配線パター
ンを形成していた。この方法を用いて製造された回路基
板の配線ピッチは導体厚み10μmでピッチ50μm程度が限
界であった。さらに狭ピッチな回路基板を製造するため
にはシード層上にめっきレジストをパターニングし、め
っきで配線を形成するセミアディティブ法を用いなけれ
ばならず、大きな設備投資が必要になるという問題があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来例の
問題を好適に解決するための方法を提供するものであっ
て、絶縁べース材の一方の面の導体層に配線パターンと
なる形状の溝を形成し、該溝を形成した前記導体層をマ
スク層として前記絶縁ベース材にレーザー加工、プラズ
マエッチング手法又はウエットエッチング手法を用いて
薄膜加工して溝を形成し、この溝に導電ペースト又は導
電インキを充填して配線パターンを形成することを特徴
とする回路基板の製造法が採用される。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施例を参照しなが
ら本発明をさらに説明する。図1は、本発明の一実施例
による可撓性回路基板の製造工程図である。先ず、同図
(1)のように片面銅張り板等の如き絶縁べース材2の
一方面に導体層1を有する材料を用意する。
【0006】そこで、同図(2)に示すように導体層1
をエッチングにより加工し、配線パターンの形状となる
溝3を形成する。次に、同図(3)に示すように溝3を
形成した導体層1をマスク層として絶縁ベース材2にレ
ーザー加工、プラズマエッチング手法、ウエットエッチ
ング手法で薄膜加工を行い、導電ペースト又は導電イン
キを充填する為の溝4を形成する。
【0007】その後、同図(4)に示すように、形成さ
れた溝4に導電ペースト又は導電インキからなる導電性
部材5を充填する。次いで、同図(5)に示すように選
択的に導電ペースト又は導電インキからなる導電性部材
5をエッチングして配線パターン6を形成する。
【0008】例えば、導体層1が銅箔であって、充填さ
れた導電性部材5に銅ペーストを用いる場合において
も、銅ペーストのほうが銅箔にくらべエッチング速度が
著しく速いため、選択的に銅ペーストをエッチング加工
することができる。ただし、このとき用いる銅ペースト
は銅粒子の充填率が高く、バインダーとなる樹脂が少な
いほうが良い。好ましくは銅粒子の充填率90%以上の銅
ペーストであれば、塩化銅、塩化鉄等の従来用いられて
いる銅のエッチング液で選択的にエッチング可能であ
る。
【0009】なお、エッチングの選択性に乏しい組み合
わせの場合には溝加工後にマスク層となる導体層上にレ
ジスト層を形成しておくことにより、導電ペースト、導
電インキのみを選択的にエッチングできる。この場合の
レジスト層として電着レジストを用いると、レジスト層
形成時の位置合わせ工程が省略できるのみならず精度も
高く好適である。
【0010】そして、さらに導体層1に対する配線加工
を行なって他の所要の配線パターン7を形成することに
より、高密度狭ピッチな配線パターンを有する可撓性回
路基板を得ることができる。
【0011】図2は、両面銅張り板等の材料を用いて上
記と同様な手法を適用することにより、絶縁べース材2
の他の面にも上記と同様な配線パターン8,9を形成し
て両面可撓性回路基板を構成した例を示す。
【0012】
【発明の効果】本発明による回路基板は、導体層および
溝加工が施された絶縁ベース材に導電ペースト等を充填
した構造を有しており、導体間のスペースをさらに導体
層としているので、従来の回路基板の製造法では困難で
あった回路基板に於ける配線パターンの狭ピッチ化を好
適に達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による可撓性回路基板の製造
工程図。
【図2】本発明の他の実施例による両面可撓性回路基板
の概念的断面図。
【符号の説明】
1 導体層 2 絶縁べース材 3 溝 4 溝 5 導電性部材 6 配線パターン 7 配線パターン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁べース材の一方の面の導体層に配線パ
    ターンとなる形状の溝を形成し、該溝を形成した前記導
    体層をマスク層として前記絶縁ベース材にレーザー加
    工、プラズマエッチング手法又はウエットエッチング手
    法を用いて薄膜加工して溝を形成し、この溝に導電ペー
    スト又は導電インキからなる導電性部材を充填して配線
    パターンを形成することを特徴とする回路基板の製造
    法。
  2. 【請求項2】前記絶縁べース材の他の面にも前記配線パ
    ターンを形成した請求項1の回路基板の製造法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101063041B1 (ko) * 2009-06-29 2011-09-07 주식회사 티넷 미세회로 필름기판 및 제조방법
CN112867270A (zh) * 2021-02-02 2021-05-28 沪士电子股份有限公司 一种使用导电膏印制高速线路板的方法及高速线路板

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