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JP2003297936A - 昇圧回路を備えた半導体装置 - Google Patents

昇圧回路を備えた半導体装置

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JP2003297936A
JP2003297936A JP2002099480A JP2002099480A JP2003297936A JP 2003297936 A JP2003297936 A JP 2003297936A JP 2002099480 A JP2002099480 A JP 2002099480A JP 2002099480 A JP2002099480 A JP 2002099480A JP 2003297936 A JP2003297936 A JP 2003297936A
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capacitor
charge pump
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voltage
booster circuit
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道雄 中川
Kazuo Sato
和生 佐藤
Hiromi Uenoyama
博巳 上野山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャージポンプ回路の基端側に位置するキャ
パシタのみでなく、終端側のキャパシタのチップ専有面
積も低減して、チャージポンプ回路全体のチップ専有面
積を低減することができるように構成した昇圧回路を備
えた半導体装置を提供すること。 【解決手段】 複数直列に接続されたチャージポンプユ
ニットのキャパシタとして、低電圧の基端側にはMOS
キャパシタを用い、高電圧の終端側には、高誘電率膜を
もつフローティング型キャパシタを用いる。これによ
り、基端側に位置するキャパシタ及び終端側のキャパシ
タのチップ専有面積をそれぞれ低減して、チャージポン
プ回路全体のチップ専有面積を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、低電圧電源から高
い電圧を得るための昇圧回路を備えた半導体装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来から、EEPROMやフラッシュメ
モリなどの半導体装置(以下、IC)の単一低電圧電源
化に伴って、例えば記憶内容の書き込みや消去動作に必
要な電圧をそのICの内部で得るように、電源電圧の昇
圧が行われるようになってきている。このために、チャ
ージポンプ回路などの昇圧回路がICに備えられる。 【0003】このチャージポンプ回路は、例えば、ダイ
オード接続形式のMOS型電界効果トランジスタ(以
下、MOSトランジスタ)を複数個直列接続し、そのM
OSトランジスタに一方の蓄積電極がそれぞれ接続され
た複数のキャパシタを有している。そして、直列接続さ
れた基端側のMOSトランジスタに2〜3Vのような電
源電圧を印加するとともに、キャパシタの他方の蓄積電
極に位相のずれたクロック信号を順次与えることによっ
て、キャパシタを順次充電して、終端側のMOSトラン
ジスタから10〜15V等の昇圧された高電圧を得るよ
うに構成されている。 【0004】このキャパシタの誘電体として作用する絶
縁体膜厚は、通常チャージポンプ回路の昇圧電圧に耐え
られるように一種類で比較的厚く形成されることが多
い。この場合、キャパシタの静電容量は、絶縁体膜厚が
厚くなれば小さくなるから、必要な静電容量を得るため
に大きな面積を必要とすることになる。 【0005】そこで、特開平5−28786号公報で
は、キャパシタの必要な面積を少なくして、チャージポ
ンプ回路の専有面積を低減する方法として、チャージポ
ンプ回路の基端側に位置する低電圧用キャパシタの絶縁
体膜厚を薄くし、終端側に位置するキャパシタの絶縁体
膜厚を昇圧電圧に見合って厚くすることが提案されてお
り、キャパシタの絶縁体膜厚を電圧の低い基端側で薄く
しているから、その分だけのチップ専有面積を低減する
ことはできるようになっている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかし、この昇圧回路
においては、電圧の高い終端側では相対的に絶縁体膜厚
の厚いキャパシタを用いているから、終端側のキャパシ
タでのチップ専有面積の低減は期待することができない
だけでなく、むしろキャパシタ面積の増大を招く恐れさ
えもあった。 【0007】このような問題点に鑑みて、本発明は、チ
ャージポンプ回路の終端側に位置するキャパシタとし
て、その基端側に位置するキャパシタと異なる構造のキ
ャパシタを用いることにより、チャージポンプ回路の基
端側に位置するキャパシタのみでなく、終端側のキャパ
シタのチップ専有面積も低減して、チャージポンプ回路
全体のチップ専有面積を低減することができるように構
成した昇圧回路を備えた半導体装置を提供することを目
的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の昇圧
回路を備えた半導体装置は、入力端側と出力端側をもつ
MOSトランジスタとこのMOSトランジスタの入力端
側或いは出力端側に一端が接続され他端にクロックが供
給されるキャパシタとを有するチャージポンプユニット
が、複数直列に接続され、電源電圧を昇圧した出力電圧
が出力されるチャージポンプ手段と、前記クロックを発
生するクロック発生手段とを有する昇圧回路を備えた半
導体装置において、前記電源電圧が入力される基端側の
1つまたは複数のチャージポンプユニットのキャパシタ
として、MOSキャパシタを用いるとともに、前記出力
電圧が出力される終端側の1つまたは複数のチャージポ
ンプユニットのキャパシタとして、半導体基板上あるい
はウエル上に形成された第1導電体膜と、この第1導電
体膜上に形成された高誘電率膜と、この高誘電率膜上に
形成された第2導電体膜とを有するキャパシタを用いる
ことを特徴とする。 【0009】本発明の昇圧回路を備えた半導体装置によ
れば、複数直列に接続されるチャージポンプユニットの
キャパシタとして、低電圧の基端側にはMOSキャパシ
タを用い、高電圧の終端側には、高誘電率膜をもつキャ
パシタを用いる。したがって、基端側に位置するキャパ
シタ及び終端側のキャパシタのチップ専有面積を従来に
比べてそれぞれ低減して、チャージポンプ回路全体のチ
ップ専有面積を低減することができる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の昇圧回路を備えた
半導体装置の実施の形態について、図1〜図4を参照し
て説明する。 【0011】図1は、本発明の第1の実施の形態に係
る、昇圧回路を備えた半導体装置の回路構成を示す図で
ある。図2は、低電圧側のチャージポンプユニット(以
下、ユニットと称することがある)のキャパシタとして
用いるMOSキャパシタを模式的に示す図である。図3
は、高電圧側のユニットのキャパシタとして用いるフロ
ーティング型キャパシタを模式的に示す図であり、図4
はその1例の一部を模式的に示す図である。 【0012】図1において、各チャージポンプユニット
はN型MOSトランジスタとキャパシタから構成されて
いる。初段のユニットはトランジスタQ1とコンデンサ
C1とから構成され、以下同様に第2段ユニットはトラ
ンジスタQ2とコンデンサC2とから構成され、最終段
ユニットはトランジスタQnとコンデンサCnとから構
成される。 【0013】初段ユニットについてみると、トランジス
タQ1のソースSは、電源電圧Vccが供給されるとと
もに、ゲートGに接続されており、いわゆるダイオード
接続とされている。また、そのドレインDは次段ユニッ
トのトランジスタQ2のソースSに接続されており、そ
の基板はもっとも低い電位点、この例ではグランド電位
に接続されている。また、キャパシタC1は一端がトラ
ンジスタQ1のソースSに接続され、他端がクロックラ
イン(この場合は、第1クロックCLK1のクロックラ
イン)に接続される。 【0014】なお、各ユニットのキャパシタC1〜Cn
の他端は、奇数番のユニットでは第1クロックCLK1
のクロックラインに接続され、偶数番のユニットでは第
2クロックCLK2のクロックラインに接続される。 【0015】このユニットの段数nは、主に電源電圧V
cc(例えば、3V)と最終段から出力される第2出力
電圧Vout2(例えば、12V)により決定される。 【0016】スイッチSWは、動作信号ON・停止信号
OFFに応じてこの昇圧回路の動作・停止を制御するも
ので、オン或いはオフされるN型MOSトランジスタQ
0を有している。 【0017】初段ユニットQ1、C1からk段ユニット
Qk、Ckまでのユニットが低電圧側ユニット群LVU
を構成し、(k+1)段ユニットQ(k+1)、C(k
+1)から最終段ユニットQn、Cnまでのユニットが
高電圧側ユニット群HVUを構成している。 【0018】低電圧側ユニット群LVUの出力側にレギ
ュレータRegを設け、第1出力電圧Vout1を出力
する。この第1出力電圧Vout1は、電源電圧Vcc
より高く、第2出力電圧Vout2より低い所要の電圧
(例えば、6V)であり、複数の昇圧された電圧を必要
とするフラッシュメモリなどの仕様に応じて任意に決定
できる。このレギュレータRegは、逆流防止用ダイオ
ードDと電流制限用抵抗Rと平滑用キャパシタCo1が
図のように直列に接続されて構成されている。 【0019】クロック発生回路CGは、この昇圧回路の
動作信号ON・停止信号OFFに応じて、クロック信号
CLK1、CLK2の発振・停止を制御する。第1クロ
ックCLK1及び第2クロックCLK2は、例えば、電
源電圧Vccと同じ振幅電圧で所定の周波数を持ち、ほ
ぼ逆位相の状態で変化する二相クロックである。 【0020】この図1の昇圧回路においては、動作信号
ONを受けてスイッチSWがオンするとともに、クロッ
ク発生回路CGが発振を開始し、第1クロックCLK
1、第2クロックCLK2が、逆位相の状態で変化を開
始する。 【0021】この第1クロックCLK1、第2クロック
CLK2の発振動作開始に応じて、各ユニットが同時に
チャージポンプ動作を開始し、電源電圧Vccが各ユニ
ット毎に順次チャージアップされ、昇圧された第1出力
電圧Vout1、第2出力電圧Vout2が出力され
る。これらの出力電圧1Vout1、Vout2が、フ
ラッシュメモリなどの所定の端子に供給される。 【0022】図2は、図1の低電圧側ユニット群LVU
のキャパシタC1〜Ckとして用いられるMOSキャパ
シタを模式的に示す図であり、同図(a)はその断面構
造を、同図(b)は接続構成を示している。 【0023】図2(a)において、P型基板Psub中
にN型ウエルNwellを形成し、その中にMOSトラ
ンジスタのソース領域及びドレイン領域に対応するN型
の高濃度領域n+をそれぞれ形成する。このN型ウエル
Nwellの上側を覆うようにゲート絶縁膜22が形成
される。このゲート絶縁膜22は、二酸化シリコン膜
(以下、酸化膜あるいはSiO2膜、と称する)であ
り、その厚さは低電圧(少なくとも第1出力電圧Vou
t1)に耐えられる程度の薄いものでよい。 【0024】MOSトランジスタのゲート電極に対応す
る導電体膜21が、高濃度領域n+の間のゲート絶縁膜
22の上に形成されており、第1の蓄積電極となる。こ
の第1の蓄積電極が端子Gに引き出されている。この導
電体膜21は、N型またはP型半導体に不純物をドープ
して形成されている多結晶シリコン膜(即ち、ポリシリ
コン膜;polySi)により形成されている。 【0025】また、高濃度領域n+が、第2の蓄積電極
となり、それぞれコンタクトを介して端子S、Dとして
引き出されている。なお、24及び25は、LOCOS
と呼ばれる素子分離用の酸化膜である。 【0026】このMOSキャパシタは、図2(b)のよ
うに、端子(即ち、電極;以下同様)Gが第1の蓄積電
極の端子T1となり、端子S、Dが互いに接続されて第
2の蓄積電極の端子T2となる。この端子T1が低電圧
側ユニット群LVUの各トランジスタQ1〜Qkのソー
スに接続され、端子T2が第1クロックCLK1のクロ
ックラインまたは第2クロックCLK2のクロックライ
ンに接続される。 【0027】このMOSキャパシタのゲート絶縁膜22
は、低電圧(少なくとも第1出力電圧Vout1程度)
に耐えられる程度の薄い酸化膜であるから、単位面積当
たりの静電容量も大きくなる。したがって、低電圧側ユ
ニット群LVUのキャパシタとして、占有面積を大きく
することなく用いることができる。また、通常の、即ち
低電圧回路部に用いられるMOSトランジスタのゲート
酸化膜厚と同時に形成することができる。 【0028】図3は、図1の高電圧側ユニット群HVU
のキャパシタCk+1〜Cnに用いられるキャパシタを
模式的に示す図であり、同図(a)はその断面構造を、
同図(b)は接続構成を示している。これらキャパシタ
Ck+1〜Cnは高電圧に耐える構造とする必要がある
ため、従来のようにMOSキャパシタ構成としたのでは
ゲート絶縁膜(酸化膜)を厚くする必要があるから、必
要な静電容量を得るために大きな面積を要することにな
る。本発明では、高電圧用のキャパシタの構造を、低電
圧用のMOSキャパシタとは別の構造にして、必要な占
有面積を小さくする。 【0029】図3(a)において、P型基板Psub上
に酸化膜34を形成し、この酸化膜34の上に第1ポリ
シリコン膜31を形成する。この第1ポリシリコン膜3
1の上に、後で詳述するような高誘電率をもつ材料から
構成される高誘電率膜32を形成する。さらに、高誘電
率膜32の上に第2ポリシリコン膜33を形成する。第
1ポリシリコン膜31が第1蓄積電極となり、第2ポリ
シリコン膜33が第2蓄積電極となり、それぞれ端子T
1、T2が引き出される。この状態が図3(b)に示さ
れている。 【0030】酸化膜34は、第1ポリシリコン膜31を
P型基板Psubから電気的に分離する絶縁膜である。
この酸化膜34を、素子分離用の酸化膜(即ち、LOC
OS)とすることができる。この場合には、他の素子の
ためのLOCOS、例えば図2のMOSキャパシタのL
OCOS24、25をそのまま利用することができる。
この図3の構造のキャパシタを、本明細書ではフローテ
ィング型キャパシタと称する。 【0031】図3では、第1ポリシリコン膜31の図中
右側端部を除くように、高誘電率膜32及び第2ポリシ
リコン膜33を形成し、第1ポリシリコン膜31のその
右側端部から第1電極T1を引き出すようにし、また第
2ポリシリコン膜33の図中中央より左側から第1電極
T2を引き出すようにしている。この電極T1、T2の
引出方法としてはこれに限らず、例えば、第1ポリシリ
コン膜31の図中両側端部を除くように、高誘電率膜3
2及び第2ポリシリコン膜33を形成し、第1ポリシリ
コン膜31のその両側端部から第1電極T1を引き出す
ようにし、また第2ポリシリコン膜33の中央部から第
1電極T2を引き出すようにしてもよい。このようにす
れば、キャパシタの寄生抵抗を低減することができ、よ
り特性の向上を図ることができる。 【0032】ここで高誘電率膜32は、誘電率がSiO
2より高く、所要の絶縁耐力を有する材料が選択され
る。その材料としては、誘電率と絶縁耐力との関係から
単位面積当たりの静電容量が、低電圧側ユニット群LV
UのMOSキャパシタC1〜Ckよりも大きくとれるも
のが選択される。例えば、窒化膜や、Ta25膜(酸化
タンタル膜)、TiO2膜(酸化チタン膜)などが、好
適に使用可能である。 【0033】図4は、図3における高誘電率膜の1つの
実施例を示す図であり、その一部を模式的に示してい
る。 【0034】図4において、第1ポリシリコン膜31上
に、酸化膜32−1を形成し、この酸化膜32−1の表
面を例えばNH3(アンモニア)を用いて窒化して窒化
膜(あるいは窒化酸化膜)32−2を形成し、さらにそ
の上に酸化膜32−3形成し、そしてその上に第2ポリ
シリコン膜33を形成する。このように、酸化膜32−
1、32−3の間に窒化膜32−2を設けて、高誘電体
膜32を三層構造とする。この酸化膜−窒化膜−酸化膜
の三層構造を、略称として、ONO膜と称することがで
きる。 【0035】高誘電体膜32として、このONO膜を用
いることにより、高耐圧で大きい静電容量をもつフロー
ティング型キャパシタの製造が容易になる。 【0036】この図3、図4のフローティング型キャパ
シタでは、さらに、第1、第2の蓄積電極として、拡散
層の抵抗値に比べて抵抗値がより低い第1ポリシリコン
膜31、第2ポリシリコン膜33を用いているから、キ
ャパシタの抵抗値が小さくなり、キャパシタの充放電に
伴う損失を低減できるとともに、充放電の時定数を短く
することができる。 【0037】以上のように、フローティング型キャパシ
タの第1導電体膜(第1電極)及び第2導電体膜(第2
電極)は、N型またはP型半導体に不純物をドープして
形成されている多結晶シリコン膜(即ち、ポリシリコン
膜;polySi)である。これにより、ポリシリコン
膜の抵抗値は拡散層の抵抗値に比べて低いので、キャパ
シタの内部寄生抵抗値を下げることができる。したがっ
て、キャパシタの充放電に伴う損失を低減できるととも
に、充放電の時定数を短くすることができる。更に、第
1導電体膜(第1電極)や第2導電体膜(第2電極)と
して、Al(アルミニューム)を用いるようにすればキ
ャパシタの内部寄生抵抗値をさらに低減でき、好まし
い。 【0038】また、フローティング型キャパシタの高誘
電率膜は、酸化膜−窒化膜−酸化膜の3層構造を有す
る。これによれば、高誘電率の膜を安定して作り込むこ
とができる。 【0039】また、図1に示すように、チャージポンプ
ユニットが複数直列に接続されたチャージポンプ手段の
所要の箇所に、平滑用キャパシタと逆流防止用ダイオー
ドを含むレギュレータを接続すれば、終端からの高電圧
の出力電圧とともに、所要の中間電圧を他の出力電圧と
して出力することができる。したがって、複数の昇圧さ
れた電圧を必要とする装置、例えばフラッシュメモリな
どのICに好適に用いることができる。 【0040】 【発明の効果】請求項1記載の昇圧回路を備えた半導体
装置によれば、複数直列に接続されチャージポンプユニ
ットのキャパシタとして、低電圧の基端側にはMOSキ
ャパシタを用い、高電圧の終端側には、高誘電率膜をも
つキャパシタを用いるから、基端側に位置するキャパシ
タ及び終端側のキャパシタのチップ専有面積をそれぞれ
低減して、チャージポンプ回路全体のチップ専有面積を
低減することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係る昇圧回路を備えた半
導体装置の回路構成を示す図。 【図2】低電圧側のチャージポンプユニットのキャパシ
タとして用いるMOSキャパシタを模式的に示す図。 【図3】高電圧側のユニットのキャパシタとして用いる
フローティング型キャパシタを模式的に示す図。 【図4】図3のキャパシタの1例の一部を模式的に示す
図。 【符号の説明】 LUV 低電圧側ユニット群 HVU 高電圧側ユニット群 Q0〜Qn MOSトランジスタ C1〜Cn キャパシタ SW スイッチ Reg レギュレータ D ダイオード R 抵抗 Co1、Co2 平滑用キャパシタ CG クロック発生回路 Vout1 第1出力電圧 Vout2 第2出力電圧 CLK1 第1クロック CLK2 第2クロック 21 ポリシリコン膜 22 ゲート絶縁膜(酸化膜) Nwell N型ウエル Psub P型基板 31 第1ポリシリコン膜 32 高誘電率膜 32−1、32−3 酸化膜 32−2 窒化膜 33 第2ポリシリコン膜 24、25、34 素子分離用酸化膜(LOCOS)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野山 博巳 京都市右京区西院溝崎町21番地 ローム株 式会社内 Fターム(参考) 5F038 AC03 AC05 AC15 BG05 EZ20 5H730 AA15 AS04 BB02 DD04 DD12

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 入力端側と出力端側をもつMOSトラン
    ジスタとこのMOSトランジスタの入力端側或いは出力
    端側に一端が接続され他端にクロックが供給されるキャ
    パシタとを有するチャージポンプユニットが、複数直列
    に接続され、電源電圧を昇圧した出力電圧が出力される
    チャージポンプ手段と、 前記クロックを発生するクロック発生手段とを有する昇
    圧回路を備えた半導体装置において、 前記電源電圧が入力される基端側の1つまたは複数のチ
    ャージポンプユニットのキャパシタとして、MOSキャ
    パシタを用いるとともに、 前記出力電圧が出力される終端側の1つまたは複数のチ
    ャージポンプユニットのキャパシタとして、半導体基板
    上あるいはウエル上に形成された第1導電体膜と、この
    第1導電体膜上に形成された高誘電率膜と、この高誘電
    率膜上に形成された第2導電体膜とを有するキャパシタ
    を用いることを特徴とする昇圧回路を備えた半導体装
    置。
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