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JP2003173549A - 光ディスク装置及びフォーカスオフセット調整方法 - Google Patents

光ディスク装置及びフォーカスオフセット調整方法

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Publication number
JP2003173549A
JP2003173549A JP2001367826A JP2001367826A JP2003173549A JP 2003173549 A JP2003173549 A JP 2003173549A JP 2001367826 A JP2001367826 A JP 2001367826A JP 2001367826 A JP2001367826 A JP 2001367826A JP 2003173549 A JP2003173549 A JP 2003173549A
Authority
JP
Japan
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amplitude
focus
focus servo
optical disc
lens
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001367826A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Takagi
健二 高木
Hitoshi Inoue
仁 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 RF信号が発生していない場合でも、フォー
カスオフセットを調整できる光ディスク装置を提供す
る。 【解決手段】 トラッキングエラー振幅測定回路52は
トラッキングエラー信号TEの振幅を測定する。CPU
90はフォーカシング制御部87を用いてフォーカスサ
ーボの動作点を変動させながら、トラッキングエラー振
幅測定回路52の測定結果をモニタし(ST004)、
トラッキングエラー信号TEが最大となる位置をフォー
カスサーボ動作点と決定しフォーカスサーボを行う(S
T005)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ピックアップより
得られる信号からエラー信号を生成し、該エラー信号に
よりレンズアクチュエーターの制御を行う光ディスク装
置に関し、特に2分割あるいは4分割等のの受光素子を
用いるプッシュプル方式又はサブビームを用いる差動プ
ッシュプル方式を用いてトラッキングサーボをかける光
ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ビームを用いて光ディスクに情報の記
録又は再生を行う場合、光ビームはレンズを用いて光デ
ィスク表面に集光される。このときレンズは、一般にジ
ャストフォーカスの位置を保つよう制御される。このジ
ャストフォーカスの状態を保つことで、情報は効率よく
記録又は再生される。
【0003】しかし近年では、例えばDVDのような高
密度記録媒体に情報を記録し、記録された情報を再生す
る場合、ジャストフォーカスの位置と、反射光すなわち
RF信号を最も効率よく受光できるレンズ位置が僅かに
異なっている。ジャストフォーカスのレンズ位置と、反
射光を最も効率よく受光できるレンズ位置との差を、一
般にフォーカスオフセットという。
【0004】レンズ及び光ピックアップの機械的精度を
上げれば、このフォーカスオフセットを抑制することが
できる。しかし、レンズ及び光ピックアップの機械的精
度の向上は、製品のコストアップを伴う。従って、光デ
ィスクの反射光を最も効率よく受光するには、フォーカ
スオフセットを検出し、レンズをジャストフォーカスの
位置からフォーカスオフセット分ずらして、フォーカス
オフセットを補正する必要が有る。このようにフォーカ
スオフセットを検出及び補正する処理をフォーカスオフ
セット調整という。
【0005】フォーカスオフセットの調整法には様々な
方法が提案されているが、実際に使用されている方法と
しては、RF信号最大点にて調整する方法、RF信号を
2値化することにより得られる信号パルス列のジッター
が最も少ない位置に調整する方法、あるいは光ピックア
ップ単体で調整を行い、装置に取り付けられた後は調整
しないといった手法が挙げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】高品位な再生信号を得
るためには、上記したようにフォーカスオフセット調整
が必要である。しかし、DVD−RAMディスクのよう
な書換え可能ディスクの場合、情報が記録されていない
とRF信号が発生しないので、RF信号又はジッターに
依存した調整法が使用できない。又、光ピックアップ単
体で調整を行う方法は、歩留まり及びコストの面で大き
なデメリットとなる。
【0007】従って本発明はRF信号が発生していない
場合でも、フォーカスオフセットを調整できる光ディス
ク装置及びフォーカスオフセット調整方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の1実施形態に係る光ディスク装置は、光ビー
ムをレンズを用いて集光し光ディスク表面にビームスポ
ットを照射して、情報の記録又は再生を行う光ディスク
装置であって、前記レンズのフォーカシング方向の位置
を制御するフォーカシング制御部と、前記レンズのトラ
ッキング方向の位置を制御するトラッキング制御部と、
前記光ディスク表面上に形成されたトラックの中心と、
前記ビームスポット中心のずれを示すトラッキングエラ
ー信号の振幅を測定するトラッキングエラー振幅測定部
と、前記フォーカシング制御部を用いて、フォーカスサ
ーボの動作点を変動させながら前記トラッキングエラー
振幅測定部の測定結果をモニタし、前記トラッキングエ
ラー信号の振幅が最大となるレンズ位置をフォーカスサ
ーボ動作点と決定するフォーカスサーボ制御部とを具備
する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0010】図1は本発明が適用される光ディスク装置
の構成を示すブロック図である。
【0011】記録媒体としての光ディスク61の表面に
はスパイラル状にランドトラック及びグルーブトラック
が形成されており、このディスク61はスピンドルモー
タ63によって回転駆動される。
【0012】光ディスク61に対する情報の記録、再生
は、光ピックアップヘッド(以下PUHと記載)65に
よって行われる。PUH65は、スレッドモータ66と
ギアを介して連結されており、このスレッドモータ66
はスレッドモータ制御回路68により制御される。
【0013】スレッドモータ制御回路68に速度検出回
路69が接続され、この速度検出回路69により検出さ
れるPUH65の速度信号がスレッドモータ制御回路6
8に送られる。スレッドモータ66の固定部に、図示し
ない永久磁石が設けられており、駆動コイル67がスレ
ッドモータ制御回路68によって励磁されることによ
り、PUH65が光ディスク61の半径方向に移動す
る。
【0014】PUH65には、図示しないワイヤ或いは
板バネによって支持された対物レンズ70が設けられ
る。対物レンズ70は駆動コイル71の駆動によりフォ
ーカシング方向(レンズの光軸方向)への移動が可能
で、又駆動コイル72の駆動によりトラッキング方向
(レンズの光軸と直交する方向)への移動が可能であ
る。
【0015】レーザ制御回路73内のレーザ駆動回路7
5により、半導体レーザダイオード79からレーザ光が
発せられる。半導体レーザダイオード79から発せられ
るレーザ光は、コリメータレンズ80、ハーフプリズム
81、対物レンズ70を介して光ディスク61上に照射
される。光ディスク61からの反射光は、対物レンズ7
0、ハーフプリズム81、集光レンズ82、およびシリ
ンドリカルレンズ83を介して、光検出器84に導かれ
る。
【0016】光検出器84は、例えば4分割の光検出セ
ルから成り、これら光検出セルの検出信号はRFアンプ
85に出力される。RFアンプ85は光検知セルからの
信号を処理し、ジャストフォーカスからの誤差を示すフ
ォーカスエラー信号FE、レーザ光のビームスポット中
心とトラック中心との誤差を示すトラックエラー信号T
E、及び光検知セル信号の全加算信号であるRF信号を
生成する。
【0017】フォーカスエラー信号FEはフォーカシン
グ制御回路87に供給される。フォーカシング制御回路
87はフォーカスエラー信号FEに応じてフォーカス駆
動信号を生成する。フォーカス駆動信号はフォーカシン
グ方向の駆動コイル71に供給される。これにより、レ
ーザ光が光ディスク61の記録膜上に常時ジャストフォ
ーカスとなるフォーカスサーボが行われる。
【0018】トラッキングエラー信号TEはトラッキン
グ制御回路88に供給される。トラッキング制御回路8
8はトラックエラー信号TEに応じてトラック駆動信号
を生成する。トラッキング制御回路88から出力される
トラック駆動信号は、トラッキング方向の駆動コイル7
2に供給される。これによりレーザ光が光ディスク61
上に形成されたトラック上を常にトレースするトラッキ
ングサーボが行われる。又、トラッキングエラー信号T
EはLPF(low pass filter)51を介して振幅測定回
路52に入力され、その振幅が測定される。
【0019】上記フォーカスサーボおよびトラッキング
サーボがなされることで、光検出器84の各光検出セル
の出力信号の全加算信号RFには、記録情報に対応して
光ディスク61のトラック上に形成されたピットなどか
らの反射率の変化が反映される。この信号は、データ再
生回路78に供給される。データ再生回路78は、PL
L回路76からの再生用クロック信号に基づき、記録デ
ータを再生する。又、RF信号はLPF(low pass filt
er)53を介して振幅測定回路54に入力され、その振
幅が測定される。
【0020】上記トラッキング制御回路88によって対
物レンズ70が制御されているとき、スレッドモータ制
御回路68により、対物レンズ70がPUH5内の中心
位置近傍に位置するようスレッドモータ66つまりPU
H65が制御される。
【0021】モータ制御回路64、スレッドモータ制御
回路68、レーザ制御回路73、PLL回路76、デー
タ再生回路78、フォーカシング制御回路87、トラッ
キング制御回路88、エラー訂正回路62等は、バス8
9を介してCPU90によって制御される。CPU90
はインターフェース回路93を介してホスト装置94か
ら提供される動作コマンドに従って、この記録再生装置
を総合的に制御する。又CPU90は、RAM91を作
業エリアとして使用し、ROM92に記録された本発明
を含むプログラムに従って所定の動作を行う。
【0022】次に本発明のフォーカスオフセット調整方
法について説明する。
【0023】図1に示した装置の特徴の1つは、トラッ
キングエラー信号TEの振幅を測定する振幅測定回路5
2、及びRF信号の振幅を測定する振幅測定回路54を
有することである。尚、振幅測定回路52及び54は図
1に示した位置に限らず、RFアンプ85内に設けても
良く、更に1系統のみに限定されるものではなく、複数
系統の測定回路を有している場合もあり得る。LPF5
1及び53は測定する信号の周波数によって、遮断周波
数をハードないしはソフト的に変更できるものとする。
【0024】図2は本発明によるフォーカスオフセット
調整方法の第1の実施形態を示すフローチャートであ
る。このフォーカスオフセット調整はROM92に格納
された本発明を含むプログラムを実行するCPU90に
より制御される動作である。
【0025】ディスク61が装置にローディングされ、
スピンドルモータ63により回転されると、CPU90
はフォーカシング制御回路87を用いてフォーカス制御
を行う(ST001)。PUH65をディスクから離れ
た位置から徐々に近づかせていく場合、フォーカスエラ
ー信号FEが得られる。図3は代表的なフォーカスエラ
ー信号を示し、横軸はディスクからの距離つまりデフォ
ーカス量FO、縦軸はフォーカスエラー信号FEの振幅
である。図3に示されるレンズ位置FOPにてフォーカ
スエラー信号FEが0となる。従って、このエラー信号
が0となる位置FOPを動作点として、フォーカシング
制御回路87によりフォーカスサーボが維持される。
【0026】フォーカス制御を行って光ビームが回転す
るディスク表面上でジャストフォーカスとなっていると
き、トラッキングエラー信号として交流信号が得られ
る。このトラッキングエラー信号は、トラッキング制御
を行っていない場合に、光ビームスポットがディスク上
のトラックを横切ることにより発生される信号である。
従ってトラッキングエラー信号は、光ビームスポットが
単位時間に横切るディスク上のトラック数に対応する周
波数を有する。
【0027】CPU90はフォーカスサーボが維持され
た状態で、RF信号が発生しているか否か振幅測定回路
54を用いて判断する(ST002)。RF信号が発生
していない場合、トラックエラー信号TEをモニタしな
がら(ST003)、フォーカスサーボの動作点を上下
(図3では左右)約±0.3μm移動させる(ST00
4)。図4はこの様子を示し、図3のF0P付近の拡大
図である。横軸はデフォーカス量FO、縦軸はフォーカ
スエラー信号FEの振幅である。
【0028】ステップST005では、振幅測定回路5
2によって測定されたトラッキングエラー信号TEの振
幅振幅ピーク値が最大となる位置のフォーカスオフセッ
トF01にてフォーカスオフセット調整を行う。すなわ
ち動作点をF01としてフォーカスサーボが維持され
る。
【0029】図5はこの様子を示し、横軸はデフォーカ
ス量FO、図5(a)の縦軸はフォーカスエラー信号F
Eの振幅、図5(b)の縦軸はトラッキングエラー信号
TEの振幅ピーク値である。トラッキングエラー信号T
Eの振幅ピーク値は、デフォーカス量F0がF0Pのと
きに最大になるのではなく、一般にFO1のように0か
ら少しずれたところで最大となる。
【0030】ステップST002でRF信号がある場合
(振幅測定回路54にてRF信号が確認できる場合)、
CPU90はステップST006のように、振幅測定回
路54の測定結果をモニタしながら、RF信号の振幅ピ
ーク値が最大となるように、フォーカスオフセットを調
整する。この調整は、例えばステップST004のよう
に、フォーカスオフセットを約±0.3μmの範囲で変
化させ、RF信号の振幅ピーク値が最大となるようにフ
ォーカスオフセットを調整する。
【0031】図6は本発明の第2の実施形態の動作を示
すフローチャートである。ステップST101〜ST1
04まで図2の第1の実施例と同様である。この実施形
態ではステップST105のように、トラッキングエラ
ー信号TEの振幅ピーク値の最大点に対応するオフセッ
トF01がRAM91等に記憶される。ステップST1
06では後述のフォーカスオフセットF02が既に記憶
されているか判断され、記憶されていない場合、ステッ
プST107のようにフォーカスサーボの動作点をF0
1に設定してトラッキングサーボが行われる。この状態
でRF信号があれば(ST108でYESの場合)、フ
ローはステップST109に移行する。
【0032】ステップST109では、前述したように
フォーカスサーボの動作点を上下させRF信号が最大と
なるフォーカスオフセットF02を取得し、ステップS
T110のようにRAM91等に記憶する。ステップS
T111では、ステップST105において既にフォー
カスオフセットF01が記憶されているか判断され、記
憶されていれば(YESの場合)、この処理は終了す
る。
【0033】尚、ステップST102においてRF信号
が発生していれば、フォーカスオフセットF02が先に
取得さられ(ST110)、次にF01が取得される
(ST105)。いずれにしても、トラッキングエラー
信号TEが最大となる位置で調整したフォーカスオフセ
ットFO1とRF信号が最大となる位置で調整したフォ
ーカスオフセットFO2が取得される。
【0034】これにより、様々なPUHの特性に合わせ
て、オフセットFO1とオフセットFO2を使い分ける
ことが出来る。又、次式のように2つのオフセット間の
調整値を用いることも可能である。
【0035】
【数1】
【0036】上式にて、FO1はトラッキングエラー信
号最大点にて調整したフォーカスオフセット、FO2は
RF信号最大点にて調整したフォーカスオフセット、m
は任意定数である。
【0037】例えば、ディスクローディング時に、フォ
ーカスオフセットを上記のようにオフセットF01及び
F02の間における任意の値に設定してフォーカスサー
ボを行い、再生中にリードエラーが発生した場合、前記
任意の値を変更、すなわちフォーカスオフセット値を変
動させることで、再生性能を向上させることが可能であ
る。
【0038】
【発明の効果】本発明を用いることにより、RF信号の
存在しない未記録ディスクについてのフォーカスオフセ
ット調整が可能となる。又、記録信号が存在する場合に
は、RF信号振幅最大点とトラッキングエラー信号最大
点の2点間における任意の値を選択してフォーカスオフ
セット調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される光ディスク装置の構成を示
すブロック図。
【図2】本発明によるフォーカスオフセット調整方法の
第1の実施形態を示すフローチャート。
【図3】代表的なフォーカスエラー信号を示す波形図。
【図4】フォーカスサーボの動作点を上下に移動させと
きのフォーカスエラー信号の変化を示す図。
【図5】デフォーカス量とトラッキングエラー信号の関
係を示す図。
【図6】本発明の第2の実施形態の動作を示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
51、53…ローパスフィルタ、52、54…振幅測定
回路、61…光ディスク、63…スピンドルモータ、7
0…対物レンズ、71、72…レンズ駆動コイル、79
…レーザーダイオード、80…コリメータレンズ、81
…ハーフプリズム、82…集光レンズ、83…シリンド
リカルレンズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D117 AA02 BB01 CC07 DD16 EE01 KK05 5D118 AA18 BA01 BB07 CD02 CD03 DA35

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ビームをレンズを用いて集光し光ディス
    ク表面にビームスポットを照射して、情報の記録又は再
    生を行う光ディスク装置において、 前記レンズのフォーカシング方向の位置を制御するフォ
    ーカシング制御部と、 前記レンズのトラッキング方向の位置を制御するトラッ
    キング制御部と、 前記光ディスク表面上に形成されたトラックの中心と、
    前記ビームスポット中心のずれを示すトラッキングエラ
    ー信号の振幅を測定するトラッキングエラー振幅測定部
    と、 前記フォーカシング制御部を用いて、フォーカスサーボ
    の動作点を変動させながら前記トラッキングエラー振幅
    測定部の測定結果をモニタし、前記トラッキングエラー
    信号の振幅が最大となるレンズ位置をフォーカスサーボ
    動作点と決定するフォーカスサーボ制御部と、を具備す
    ることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】前記光ディスクからの反射光から得た再生
    信号が存在するか判断し、存在する場合、該再生信号の
    振幅を測定する再生信号振幅測定部と、 前記フォーカシング制御部を用いて、フォーカスサーボ
    の動作点を変動させながら前記再生信号振幅測定部の測
    定結果をモニタし、前記再生信号が最大となる位置をフ
    ォーカスサーボ動作点と決定し、フォーカスサーボを行
    う第2のフォーカスサーボ制御部と、を具備することを
    特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】光ビームをレンズを用いて集光し光ディス
    ク表面にビームスポットを照射して、情報の記録又は再
    生を行う光ディスク装置において、 前記レンズのフォーカシング方向の位置を制御するフォ
    ーカシング制御部と、 前記レンズのトラッキング方向位置を制御するトラッキ
    ング制御部と、 前記光ディスク表面上に形成されたトラックの中心と、
    前記ビームスポット中心のずれを示すトラッキングエラ
    ー信号の振幅を測定するトラッキングエラー振幅測定部
    と、 前記フォーカシング制御部を用いてフォーカスサーボの
    動作点を変動させながら、前記トラッキングエラー振幅
    測定部の測定結果をモニタし、トラッキングエラー信号
    の振幅が最大となるレンズ位置を第1のフォーカスオフ
    セットとして記憶する第1のフォーカスサーボ制御部
    と、 前記光ディスクからの反射光から得た再生信号が存在す
    るか判断し、存在する場合、該再生信号の振幅を測定す
    る再生信号振幅測定部と、 前記フォーカシング制御部を用いてフォーカスサーボの
    動作点を変動させながら、前記再生信号振幅測定部の測
    定結果をモニタし、前記再生信号が最大となるレンズ位
    置を第2のフォーカスオフセットとして記憶する第2の
    フォーカスサーボ制御部と、 前記第1及び第2のフォーカスサーボ制御部により記憶
    された前記第1及び第2のオフセットの間における任意
    の値をフォーカスサーボ動作点として、前記フォーカシ
    ング制御部を制御する第3のフォーカスサーボ制御部
    と、を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】前記再生信号振幅測定部は前記トラッキン
    グ制御部によりトラッキングサーボを行いながら前記再
    生信号の振幅を測定することを特徴とする請求項3記載
    の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】前記トラッキング制御部は、プッシュプル
    又は差動プッシュプル方式を用いてトラッキングサーボ
    を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】光ビームをレンズを用いて集光し光ディス
    ク表面にビームスポットを照射して、情報の記録又は再
    生を行う光ディスク装置におけるフォーカスオフセット
    調整方法であって、前記ビームスポットのジャストフォ
    ーカスからのずれを示すフォーカスエラー信号が最小と
    なるレンズ位置をフォーカスサーボの動作点としてフォ
    ーカスサーボを行うステップと、 前記光ディスク表面上に形成されたトラックの中心と、
    前記ビームスポット中心のずれを示すトラッキングエラ
    ー信号の振幅を測定するステップと、 前記レンズのフォーカシング方向の位置に対応するフォ
    ーカスオフセット量を変動させながら、前記トラッキン
    グエラー信号の振幅をモニタし、該トラッキングエラー
    信号の振幅が最大となるフォーカスオフセットをフォー
    カスサーボの動作点としてフォーカスサーボを行うステ
    ップと、 を具備することを特徴とするフォーカスオフセット調整
    方法。
  7. 【請求項7】光ビームをレンズを用いて集光し光ディス
    ク表面にビームスポットを照射して、情報の記録又は再
    生を行う光ディスク装置におけるフォーカスオフセット
    調整方法であって、 前記ビームスポットのジャストフォーカスからのずれを
    示すフォーカスエラー信号が最小となるレンズ位置をフ
    ォーカスサーボの動作点としてフォーカスサーボを行う
    ステップと、 前記光ディスク表面上に形成されたトラックの中心と、
    前記ビームスポット中心のずれを示すトラッキングエラ
    ー信号の振幅を測定するステップと、 前記フォーカスサーボの動作点を変動させながら、前記
    トラッキングエラー信号の振幅をモニタし、このトラッ
    キングエラー信号の振幅が最大となるレンズ位置を第1
    のフォーカスオフセットとして記憶するステップと、 前記光ディスクからの反射光を再生した再生信号の振幅
    を測定するステップと、 前記フォーカスサーボの動作点を変動させながら、前記
    再生信号の振幅をモニタし、前記再生信号の振幅が最大
    となるレンズ位置を第2のフォーカスオフセットとして
    記憶するステップと、 前記記憶された第1及び第2のオフセットの間における
    任意の値をフォーカスサーボ動作点として、フォーカス
    サーボを行うステップと、 を具備することを特徴とするフォーカスオフセット調整
    方法。
  8. 【請求項8】再生中、リードエラーが発生した場合に、
    前記第1及び第2のフォーカスオフセットの間における
    任意の値を変更するステップを更に具備することを特徴
    とするフォーカスオフセット調整方法。
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