Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2002533779A - 管に収容されたファイバ回折格子 - Google Patents

管に収容されたファイバ回折格子

Info

Publication number
JP2002533779A
JP2002533779A JP2000591459A JP2000591459A JP2002533779A JP 2002533779 A JP2002533779 A JP 2002533779A JP 2000591459 A JP2000591459 A JP 2000591459A JP 2000591459 A JP2000591459 A JP 2000591459A JP 2002533779 A JP2002533779 A JP 2002533779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
fiber
optical fiber
diffraction grating
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000591459A
Other languages
English (en)
Inventor
アール. フェルナルド,マーク
ジェイ. バイレイ,ティモシー
ビー. ミラー,マシュー
エム. サリヴァン,ジェイムス
エイ. デイヴィス,マイケル
オグル,ペーター
ディー. ケルセイ,アラン
エイ. プットナン,マーティン
エヌ. ブルカト,ロバート
イー. サンダース,ポール
Original Assignee
シドラ コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シドラ コーポレイション filed Critical シドラ コーポレイション
Publication of JP2002533779A publication Critical patent/JP2002533779A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/34Optical coupling means utilising prism or grating
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/02057Optical fibres with cladding with or without a coating comprising gratings
    • G02B6/02076Refractive index modulation gratings, e.g. Bragg gratings
    • G02B6/02195Refractive index modulation gratings, e.g. Bragg gratings characterised by means for tuning the grating
    • G02B6/022Refractive index modulation gratings, e.g. Bragg gratings characterised by means for tuning the grating using mechanical stress, e.g. tuning by compression or elongation, special geometrical shapes such as "dog-bone" or taper
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/02057Optical fibres with cladding with or without a coating comprising gratings
    • G02B6/02076Refractive index modulation gratings, e.g. Bragg gratings
    • G02B6/02171Refractive index modulation gratings, e.g. Bragg gratings characterised by means for compensating environmentally induced changes
    • G02B6/02176Refractive index modulation gratings, e.g. Bragg gratings characterised by means for compensating environmentally induced changes due to temperature fluctuations
    • G02B6/0218Refractive index modulation gratings, e.g. Bragg gratings characterised by means for compensating environmentally induced changes due to temperature fluctuations using mounting means, e.g. by using a combination of materials having different thermal expansion coefficients

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Lasers (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Insulators (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 管に収容されたファイバ回折格子は、少なくとも1つのブラッグ回折格子(12)が刻み込まれた光ファイバが、ガラス製毛管(20)に収容されたものである。光(14)が回折格子(12)に投射され、反射波長λ1を有する光(16)が反射する。管20の形状を、他の形状(例えば、ドッグボーン形状)にすることも可能であり、かつ/または、複数の円筒状管を利用したり、複数の回折格子を用いたり、一対の回折格子を用いることも可能である。ファイバ(10)において少なくとも一対の回折格子(150,152)の間にドーピングを行い、これを管に収容することによって、管収容型の圧縮同調式ファイバレーザを構成することが可能である。もしくは、回折格子(12)もしくは回折格子(150,152)を、管収容型の同調可能なDFBレーザとして形成することもできる。さらに、ファイバ(10)から離されたテーパ状の内側領域(22)を管(20)に設けることによって、ファイバの歪み開放部を設けることも可能である。もしくは、外形がファイバ(10)に向かって除々に細くなるテーパ状(フルート状)部分(27)を設けることによって、ファイバの引張り強度を増大させることも可能である。さらに、このような管収容型回折格子(12)の場合は、回折格子が存在するとともに管がファイバに融接される部分においてクラッディングの直径が増大されるため、ファイバコアモードからクラッディングモードへの結合が減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連出願とのクロスリファレンス】
本願は、1998年12月4日に出願された米国特許出願第09/205,9
43号を一部継続する、1999年9月20日に出願された「管に収容されたフ
ァイバ回折格子」という名称の米国特許出願第09/399.495号の内容を
一部継続するものである。さらに、同時係属中の「ブラッグ回折格子圧力センサ
」という名称の米国特許出願第(シドラ明細書第CC−0036B)号、「歪み
が隔離されたブラッグ回折格子温度センサ」という名称の米国特許出願第(シド
ラ明細書第CC−0128B)号、「圧力が隔離されたブラッグ回折格子温度セ
ンサ」という名称の米国特許出願第(シドラ明細書第CC−0146B)号は、
全て、本願と同時に出願され、本願に開示された内容を含むものである。
【0002】
【技術分野】
本発明は、回折格子に関し、特に、管に収容されたファイバ回折格子に関する
【0003】
【背景技術】
光ファイバの技術分野においては、ファイバに埋め込まれたブラッグ回折格子
を、温度および歪みといったパラメータの検出に利用できることが周知である。
このような利用の例は、メルズ等に付与された「分散され、空間的に消散された
光ファイバ歪みゲージ」という名称の米国特許第4,806,012号、モレイ
等に付与された「分散多重型光ファイバブラッグ回折格子センサ配列」という名
称の米国特許第4,996,419号に記載されている。これらの特許は、この
点について開示しており、本発明を理解するために参照することができる。さら
に、ファイバ回折格子に歪みを加えることによって、同調可能型のフィルタもし
くは同調可能型のレーザとして利用することができることも周知である。このよ
うな利用の例は、モーレイ等に付与された「圧縮同調式ファイバ回折格子」とい
う名称の米国特許第5,469,520号、およびボール等に付与された「圧縮
同調式ファイバレーザ」という名称の米国特許第5,691,999号にそれぞ
れ記載されている。これらの特許は、この点について開示しており、本発明を理
解するために参照することができる。
【0004】 しかし、ファイバ回折格子がそれ自体により圧縮される場合、ファイバの座屈
が生じる。ファイバの座屈を防止するための技術の1つは、ファイバおよび回折
格子の周りに摺動フェルールを利用して、このようなフェルールを、フェルール
およびファイバの案内、整列および収容を行うための機械的構造の内部に配置す
る。このような技術は、上述した米国特許第5,469,520号および米国特
許第5,691,999号に開示されている。しかし、座屈を発生させることな
く、摺動フェルールを用いることなく、さらにこのような機械的構造を要するこ
となく、ファイバ回折格子を圧縮させることが可能な構成を得ることが望ましい
【0005】 光ファイバ内部のブラッグ回折格子を利用した場合に望ましくないコアモード
とクラッディングモードとの結合が生じることもまた周知である。これらの2つ
のモードのモードフィールドの重複部分が大きいほど、このような結合が頻繁に
起こる。このような結合によって、光ファイバ内部に望ましくない光学的損失が
生じる。
【0006】
【発明の開示】
本発明の目的は、褶動フェルールや機械的支持構造を要することなく圧縮を加
えた状態で利用できるとともに、かつ/またはコアモードとクラッディングモー
ドの結合を減少させるのに適したファイバ回折格子の構成を提供することである
【0007】 本発明によると、管に収容された光ファイバ反射素子が、少なくとも1つの反
射素子が内部に埋め込まれた光ファイバと、前記光ファイバおよび前記反射素子
を長手方向に沿って内部に収容した管と、を備えており、前記管が前記ファイバ
の少なくとも一部に融接されている。
【0008】 さらに本発明によると、管がガラス材料からなる。更に本発明によると、管が
、前記光ファイバにおいて反射素子が存在する部分に、融接されている。更に本
発明によると、光ファイバの、反射素子の両側における軸方向側部に、管が融接
されている。
【0009】 本発明は、毛管の少なくとも一部に収容されかつ融接されたファイバ回折格子
と、このような回折格子の形成方法と、を提供する。前記管は、ガラスファイバ
を収容するために、ガラス材料からなる。このような管収容型回折格子によって
、ファイバの座屈を発生させることなく、回折格子を圧縮することができる。さ
らに、このような管収容型回折格子によって、ファイバの他の部分における歪み
から、回折格子を隔離することができる。本発明は、さらに、ファイバ回折格子
が圧縮される多くの用途(例えば、パラメータ検出や波長同調)に利用すること
ができる。さらに、本発明によって、光ファイバにおいて回折格子が存在すると
ともに管が融接される領域のクラッディングの直径が著しく大きくなるため、フ
ァイバコアモードとクラッディングモードとの間のモード結合が減少する。
【0010】 回折格子は、ファイバが管に収容される前もしくは後に、ファイバ内部に埋め
込む(もしくは刻み込む)ことができる。ファイバを管に収容して融接するため
に、管を加熱して、ファイバの周りでつぶすことができる。
【0011】 さらに、1つもしくは複数の回折格子を管に収容したり、ファイバレーザを管
に収容したり、もしくは複数のファイバを管に収容することも可能である。1つ
もしくは複数の回折格子もしくはレーザは、ファイバにおける回折格子領域に管
を融接すること、および/または、ファイバの、回折格子領域の両側の軸方向端
部において回折格子に隣接した位置、もしくは回折格子から所定距離だけ離間さ
せた位置で管を融接することによって、管に「収容する」ことができる。1つも
しくは複数の回折格子もしくはレーザは、管の内部に融接するか、一部のみを管
の内部に融接するか、もしくは管の外側表面に融接することができる。
【0012】
【発明を実施するための最良の形態】
図1に示されているように、管収容型ファイバブラッグ回折格子は、周知の光
導波路10(例えば、標準的な光通信用単一モード光ファイバ)にブラッグ回折
格子12が刻み込まれた(もしくは、埋め込まれたか、描かれた)ものからなる
。ファイバ10は、外径が約125ミクロンであり、周知のように適したドーパ
ントを含むシリカガラス(SiO2)からなることによって、ファイバ10に沿
って光14を伝搬させることが可能となっている。回折格子12は、グレン等に
付与された「光ファイバ内部に回折格子を刻み込む方法」という名称の米国特許
第4,725,110号および第4,807,950号、グレンに付与された「
光ファイバ内部に非周期的回折格子を形成する方法および装置」という名称の米
国特許第5,388,173号に開示されたものと同様なものである。これらは
、これについて開示しており、本願を理解するために参照することができる。し
かし、いかなるタイプの、波長の同調が可能な回折格子もしくは反射要素がファ
イバ28内部に埋め込まれたり、エッチングされたり、刻み込まれたり、他の方
法で形成されたものも、所望により、利用することができる。本願では、「回折
格子」という用語は、これらの反射素子を全て示している。さらに、反射素子(
つまり回折格子)12は、光の反射および/または透過を行うために利用するこ
とができる。
【0013】 所望により、光ファイバもしくは光導波路10の材料および寸法を別のものに
することも可能である。例えば、ファイバ10は、いかなるガラス(例えば、シ
リカ、燐酸塩ガラスなど)から形成することも可能であり、ガラスおよび合成樹
脂、もしくは合成樹脂のみから形成することも可能である。高温の用途では、ガ
ラス材料からなる光ファイバが望ましい。さらに、光ファイバ10の外径を、8
0ミクロンもしくはこれ以外の大きさにすることもできる。さらに、光ファイバ
の代わりに、いかなる光導波路を用いることもできる。例えば、多モード(multi
-mode)導波路、複屈折性(birefringent)導波路、偏光維持型(polarization main
tainning)導波路、偏光(polarization)導波路、複数のコアを有する光導波路、
複数のクラッディングを有する光導波路、平形導波路、プレーナ型光導波路(矩
形形状の導波路)もしくは他の光導波路を利用することもできる。本願では、「
ファイバ」という用語には、上述した光導波路が含まれる。
【0014】 光14が回折格子12に入射し、ここで反射波長λbを中心とする所定の波長
帯域を有する一部分がライン16に示されるように反射し、入射光の残りの波長
(所定の波長領域内にある)がライン18に示されるように透過する。
【0015】 回折格子12が内部に設けられたファイバ10は、ガラス製の円筒状毛管20
の少なくとも一部に収容され、かつ融接されている。毛管20は、外径d1が約
3mmであり、長さL1が約10mmである。回折格子12の長さLgは、約5
mmである。代わりの実施例として、回折格子を長くするか、もしくは短い管を
用いることなどによって、管20の長さL1を、回折格子12の長さLgとほぼ
同じにすることも可能である。管20および回折格子12の寸法および長さを、
別の大きさにすることも可能である。また、光ファイバ10および回折格子12
を管20の中心部に融接する必要はなく、管20のどの部分にも融接できる。ま
た、管20の全長L1に亘ってファイバ10を融接する必要はない。
【0016】 管20は、ガラス材料からなる。このようなガラス材料の例として、天然水晶
、合成水晶、溶融シリカ、シリカ(SiO2)、コーニング(Corning)社製のパ
イレックス(登録商標)(ホウ珪酸)、コーニング社製のバイコール(登録商標
)(95%のシリカおよび5%の他の構成要素(例えば、酸化ホウ素)からなる
)などが挙げられる。管の材料としては、管20の内径とファイバ10の外径と
の間に境界面が生じない(すなわち、管20の内径が、ファイバ10のクラッデ
ィングと識別できない状態となる)ように、管20(つまり、管120に設けら
れた孔の内径面)を光ファイバ10の外側表面(つまりクラッディング)に融接
する(分子結合を形成する、すなわち共に溶融させる)ことができるものを利用
する必要がある。
【0017】 広い温度範囲に亘って管20の熱膨張をファイバ10に整合させるために、管
20の材料の熱膨張係数(CTE)をファイバ10の材料のCTEとほぼ整合さ
せなければならない(例えば、溶融シリカからなる管および光ファイバを用いる
)。概して、ガラス材料は、溶融温度が低いほど、CTEは大きい。従って、シ
リカファイバ(溶融温度が高く、CTEが小さい)と、他のガラス材料、例えば
、パイレックス(登録商標)やバイコール(登録商標)(溶融温度が低く、CT
Eが大きい)、からなる管と、を用いた場合には、管20とファイバ10との間
で熱膨張が整合しなくなる。しかし、本願では、ファイバ10のCTEと管20
のCTEとを整合させる必要はない(以下でより詳細に説明する)。
【0018】 ファイバ10に融接することができるものであれば、他の材料からなる管20
を、ガラス材料からなる管20の代わりに用いることもできる。例えば、光ファ
イバが合成樹脂(plastic)からなる場合には、合成樹脂材料からなる管を用いる
ことができる。
【0019】 管20の軸方向端部(ファイバ10が管20から出る部分)には、ファイバ1
0の歪みを開放するため、もしくは他の理由のために、内側方向にテーパが設け
られた(つまりフレア状とされた)内側領域22を設けることができる。このよ
うな場合、管20とファイバ10との間の領域28に、歪み開放用充填材料(例
えば、ポリイミド、シリコンなど)を充填することが可能である。さらに、他の
部材(図示せず)と係合させるための取付部を管20に設けるため、および/ま
たは管20に荷重がかかる角度(force angle)を調整するため、もしくは他の理
由のために、管20の外側コーナ部(つまり端部)24をテーパ状とする(つま
り面取りしたり、傾斜させる)ことも可能である。面取りコーナ部24の角度は
、所望の機能が得られるように決定される。さらに、管20の断面は、円形以外
の形状(例えば、正方形、矩形、楕円形、クラムシェル形など)とすることもで
き、側方からみた断面を方形以外の形状(例えば、円形、正方形、楕円形、クラ
ムシェル形など)とすることもできる。
【0020】 代わりの実施例として、内側テーパ状領域22を設ける代わりに、管の一方も
しくは両方の軸方向端部(ファイバ10が管20から出る部分)に、破線27に
より示されたような、外側にテーパ状(フルート状(fluted)、円錐状、ニップ
ル状)とされた部分を設けることもできる(図12に関して以下で詳細に説明さ
れる)。このようなテーパ状部分の外形は、ファイバ10を中心に除々に小さく
なっている。フルート状部分27を設けることによって、ファイバ10が長手方
向軸に沿って引っ張られる場合に、境界部(ファイバ10が管20から出る部分
)およびこの近傍の引張り強度が大きくなる(例えば、6lbf以上)ことがわ
かっている。
【0021】 ファイバ10を管20よりも突出させる場合は、外側保護緩衝層21をファイ
バ10に設けることによって、ファイバ10の外側表面の損傷を防止することが
できる。緩衝層1は、ポリイミド、シリコン、テフロン(登録商標)(polytetr
aflouroethylene)、カーボン、金、および/またはニッケルから形成すること
ができ、その厚さは約25ミクロンである。緩衝層21の厚さおよび緩衝材料を
、他のものにすることもできる。内側テーパ状領域22が設けられ、かつこれが
十分大きい場合は、緩衝層21をこの領域22に挿入することによって、露出さ
れたファイバを保護された状態にすることができる。代わりの実施例として、管
20の軸方向端部に外側テーパ状部分27を設ける場合は、外側テーパ状部分2
7からのファイバの出口部分からバッファ層が始まる。ファイバの出口部分から
離れた位置からバッファを設ける場合は、ファイバ10の露出された部分に、付
加的な緩衝層(図示せず)を更に被覆することが可能である。このような付加的
な緩衝層は、管20の外側における露出されたファイバを覆うものであり、この
一部を、緩衝層21および/または管20のテーパ状部分27もしくは他の形状
の軸方向端部に重ねることもできる。
【0022】 以下で説明するように、ファイバ10を管20に収容して融接するために、管
20を加熱して潰し、回折格子12の周囲(つまり回折格子領域)に融接するこ
とができる。
【0023】 ブラッグ回折格子12は、毛管20がファイバ10および回折格子12の周囲
に配置される前もしくはこの後に、ファイバ10内部に刻み込むことができる。
【0024】 本願に示されているどの実施例においても、ファイバ10および/または回折
格子12に予め初期歪み(圧縮もしくは引張り)を加えた状態で、これらを管1
20に融接することが可能であり、もしくは初期歪みを加えずにこれらを融接す
ることもできる。例えば、パイレックス(登録商標)もしくはファイバ10より
大きな熱膨張係数を有する他のガラスが管20に用いられる場合は、管20が加
熱されてファイバに融接され、続いて冷却される際に、管20によって回折格子
12が圧縮される。代わりの実施例として、加熱工程中および融接工程中に回折
格子に引張力を加えることによって、引張力が加わった状態でファイバ回折格子
12を管20に収容することもできる。さらに、ファイバ回折格子12を管20
に収容することによって、回折格子12に引張力および圧縮力のいずれも加わら
なくなる。
【0025】 1998年12月4日に出願された同時係属中の「管に収容されたブラッグ回
折格子を形成する方法および装置」という名称の米国特許出願第(シドラ明細書
CC−0130号)に開示されているように、管20を回折格子12の周囲に配
置した後で回折格子12をファイバ10内部に刻み込む場合は、回折格子12を
、管20を通してファイバ10内部に描くことができる。この特許出願は、この
点について開示している。
【0026】 管20を回折格子12の周囲に配置する前に回折格子12をファイバ10内部
に刻み込む場合、毛管20の溶融温度は、回折格子12の反射率を所望レベル以
下にまで「漂白」する(つまりアニールしたり、脆化させる)ことなくガラス製
管20を軟化させて光ファイバ10に融接することができるほどに低い値でなけ
ればならない。「漂白」は、回折格子が高温に露出された場合に起こり得る。パ
イレックス(登録商標)もしくはこれと同様なガラスからなる管は、軟化温度が
石英ファイバよりも低いため、このような目的に適している。ファイバ10より
も大きな熱膨張係数を有するガラスもしくはパイレックスが管20に用いる場合
、管20を加熱してファイバ10に融接し、続いて冷却する際に、管20によっ
て回折格子12が圧縮される。代わりの実施例として、加熱工程中および融接工
程中に回折格子に引張力を加えることによって、引張力が加わった状態でファイ
バ回折格子12を管20に収容することもできる。さらに、ファイバ回折格子1
2を管20に収容することによって、回折格子12に引張力および圧縮力のいず
れも加わらない状態となる。
【0027】 図2を参照すると、毛管120の形状を、用途によって変えることが可能とな
っている。例えば、管120の形状を、細い中心部30および太い外側部分32
を有する「ドッグボーン(dogbone)」形状とすることができる。細い部分30
は、外径d2が約2mmであり、長さL2が約9.25mmである。太い部分3
2は、外径d3が約4mmであり、長さL3が約6.35mmである。これらの
部分30,32の長さを別の大きさにすることもできる。例えば、L3の長さを
6.36mmよりもはるかに大きく(例えば、25.4mm以上)したり、これ
よりもはるかに小さくすることも可能である。代わりの実施例として、寸法を、
d2=1mm、d3=3mm、L3=4mm、L2=7.37mmとすることも
できる。所望により、用途に依存して、寸法をこれ以外の大きさにすることもで
きる。
【0028】 このようなドッグボーン形状は、圧縮荷重を加える場合つまり圧力センサとし
て利用される場合、もしくは引張力を加える構成により管20を把持する場合に
、荷重の増加に対する回折格子波長シフトの感度を向上させるために用いられる
。このような用途の例として、「ファイバ回折格子圧力センサ」という名称の同
時係属中の米国特許出願第(シドラ明細書CC−0036号)に開示されている
ものが挙げられる。ドッグボーン形状は、さらに、圧縮させることにより同調す
ることが可能な回折格子およびレーザの用途に利用される。このような用途の例
として、「圧縮同調型のファイバ回折格子およびレーザ」という名称の同時係属
中の米国特許出願第(シドラ明細書CC−0129B)に開示されているものが
挙げられる。これらの特許出願は、本願と同時に出願されたものである。ドッグ
ボーン形状は、これらの他の用途にも用いることができる。さらに、ドッグボー
ンの寸法は、所望の感度が得られるように拡大縮小することが容易である。
【0029】 太い部分32の内側移行領域33は、鋭利な端部として形成することも、破線
34で示されているように湾曲させることもできる。湾曲形状34の場合、鋭利
な端部つまりコーナ部よりも、立ち上がり部分に加わる応力が小さいため、破損
する可能性が低い。さらに、管20の部分32には、上述したような、管20の
端部における内側テーパ状部分22もしくは外側フルート状部分27を設けるこ
とができる。さらに、部分32には、上述したような外側テーパ状(つまり面取
りされた)コーナ部24を設けることができる。
【0030】 また、ドッグボーン形状は、対称形状とする必要はない。例えば、所望により
、2つの部分32のL3をそれぞれ異なる大きさにすることができる。代わりの
実施例として、ドッグボーン形状を、片側ドッグボーン形状とすることも可能で
ある。すなわち、拡大部分32を2つ設ける代わりに、細い部分30の一方の側
部にのみ拡大部分32を設け、他方の側部を直線状端部37とすることができる
。この直線状端部37には、上述したような面取りコーナ部24を設けることが
できる。このような場合、ドッグボーン形状は、T字を横にしたような形状とな
る。本願では、このような片側ドッグボーン形状もまた、「ドッグボーン」形状
とする。歪みの感度を改善したり、管20に荷重がかかる角度(force angle)を
調整したり、もしくは他の所望の特性を得ることができるものであれば、ドッグ
ボーン形状の代わりに、他の形状を用いることも可能である。
【0031】 図3を参照すると、代わりの実施例として、毛管20の形状を、軸方向に突出
した形状とすることが可能となっている。特に、軸方向に延びた部分36を管2
0の左側に設け、この部分36の端部にフルート状部分27を設けることができ
る。さらに、管20の右側に、他方の軸方向端部36よりも長く軸方向に延びた
端部51(この部分にもフルート状部分27を設けることができる)を設けるこ
とができる。さらに、一方もしくは両方の軸方向端部36,51におけるファイ
バ10に、それぞれ回折格子52,50を設けることができる。図3に示されて
いる管20の寸法の例を、以下で挙げるが、他の寸法を用いることもできる。特
に、L6が約26.7mm、L7が約11.66mm、L8が約12.7mm、
L9が約2.29mm、d7が約0.813mmであり、ドッグボーン形状のd
2,d3および他の部分の寸法は、上述した通りである。長手方向軸端部51は
、本願に記載される、ドッグボーン形状もしくは他の形状を有する管20の形成
方法によって、もしくは、部分53において部分51を部分32に融接すること
によって(ファイバ10を管20に収容する前もしくはこの後に)、形成するこ
とができる。代わりの実施例として、図3に示された部分51を有する管20を
、2つの管を用いて形成することが可能である。つまり、長さL6を有するとと
もにドッグボーン部分30,32における孔58を通して滑動される内側管と、
図5に関して以下で説明されるものと同様な、これらの部分30,32に融接さ
れている管と、を用いることによって形成することができる。
【0032】 本願の実施例に関して記載されている寸法、形状および材料は、単に例示的な
ものであり、必要な場合は、本願の教示に基づいて、用途、大きさ、性能、製造
もしくは設計についての要求、もしくは他の要素に適合するように、寸法、形状
および材料を他のものにすることもできる。
【0033】 図4を参照すると、長手方向軸端部51を、その端部近傍の領域90ではファ
イバ10に融接せずに、回折格子50が存在する領域の近傍でファイバ10に融
接することが可能となっている。このような場合、エポキシもしくは上述した他
の充填材を領域90にこともできる。領域90における管20の内径d6は、光
ファイバ10の直径よりも約0.01〜10ミクロン大きい(例えば、125.
01〜135ミクロン)。所望により、直径および寸法を他の大きさにすること
もできる。延びた領域51からファイバ10を突出させる場合は、上述したよう
に、ファイバ10に外部保護緩衝層21を設けることによって、ファイバ10の
外側表面の損傷を防止することができる。
【0034】 図5に示されているように、複数の同心状管をともに融接することによって、
本発明の管収容型回折格子の管20を形成することができる。例えば、外径d4
が約0.05mm(0.0197インチ)である細い内側毛管180を、上述し
た直径d1を有する太い外側毛管182の内部に配置して、これらの管180,
182を互いに融接することができる。細い管180の一方もしくは両方の端部
を、ファイバ10を中心に除々に細くすることによって、フルート状部分27を
構成することができる。所望により、内側管80および外側管182の直径d1
,d4を他の大きさにすることもできる。さらに、3つ以上の毛管を利用するこ
ともできる。これらの管の材料を同じものにすることによって、広い温度範囲に
亘って熱膨張の不整合を抑制することができる。外側管182の形状を、破線1
84で示されているようなドッグボーン形状、もしくはこれ以外の上述したよう
な形状とすることもできる。代わりの実施例として、破線186で示されている
ように、2つの別個の管188,190を、回折格子12の両側の軸方向側部で
内側管180に融接することによって、ドッグボーン形状を形成することができ
る。
【0035】 図6および図7に示されているように、代わりの実施例として、回折格子12
の両側の軸方向端部において、回折格子12に隣接した位置、もしくは回折格子
12から所定距離だけ離間した位置で、管20をファイバ10に融接することが
できる。L10は、所望の長さにすることが可能であり、回折格子12の端部に
一致させる(L10=0)こともできる。特に、管20の領域200はファイバ
10に融接するが、回折格子12を取り囲んでいる中央部202はファイバ10
に融接しない。回折格子12の周囲の領域202には、大気を封入したり、真空
状態(もしくは他の圧力)とすることが可能である。また、接着剤(例えばエポ
キシ)、他の充填材料(例えばポリマやシリコン)もしくは他の材料により、そ
の一部もしくは全体を充填することも可能である。
【0036】 上述したように、管20の内径d6は、光ファイバ10の直径よりも約0.0
1〜10ミクロンだけ大きい(例えば、125.01〜135ミクロンである)
。内径を他の大きさにすることもできるが、管20が軸方向に圧縮された場合に
ファイバの座屈(buckling)が生じないように、内径d6をファイバ10の外径
に可能な限り近づける必要がある。さらに、回折格子12の両側において、距離
L10は対称とする必要はない。図7に示されているように、代わりの実施例と
して、2つの独立した管210,212を回折格子12の両側で融接した後に、
外側管214を管210,212に亘って融接することによっても、同様な結果
が得られる。代わりの実施例として、破線216に示されているように、管21
0,212を外側管214の端部よりも突出させることもできる。代わりの実施
例として、管20を、管212,214と同様な形状を有する単一部材として形
成することもできる。
【0037】 図8に示されているように、本願に記載されたどの実施例においても、1つの
回折格子を管20に収容する代わりに、複数の回折格子150,152を、管2
0に収容されたファイバ10に埋め込むことができる。回折格子150,152
の反射波長および/または反射プロファイルを、同じにすることも、それぞれ異
なるものとすることもできる。複数の回折格子150,152を、個々に、周知
のファブリペロー構成に利用することもできる。さらに、「能動型多点ファイバ
レーザセンサ」という名称の米国特許第5,523,913号、「複屈折能動型
ファイバレーザセンサ」という名称の米国特許第5,564,832号、「圧縮
同調式ファイバレーザ」という名称の米国特許第5,666,372号に開示さ
れているように、1つもしくは複数のファイバレーザを、管20内部のファイバ
10に埋め込むこともできる。上記の特許は、この点について開示しており、本
発明を理解するために参照することができる。このような場合、回折格子150
,152によって光学的間隙を構成し、少なくとも回折格子150,152の間
における光ファイバ10に(所望により、回折格子150,152および/また
は回折格子の外側における光ファイバにも)、希土類のドーパント(例えば、エ
ルビウムおよび/またはイットリウム)をドープする。
【0038】 図14を参照すると、利用することができる他のタイプの同調可能型のファイ
バレーザとして、同調可能型の分布帰還型(DFB)ファイバレーザが示されて
いる。このようなレーザの例として、V.C.ラウリドセン等の「DFBファイ
バレーザの設計」(エレクトロニックレターズ、1998年10月15日、Vo
l.34,No.21,pp2028−2030)、P.バーミング等の「UV
後処理による永久的なπ/2位相シフトを有する、エルビウムがドープされたフ
ァイバDFBレーザ」(IOOC’95,テックダイジェスト,Vol.5,P
D1−3,1995)、クリングルボトン等に付与された「光ファイバ分布帰還
型レーザ」という名称の米国特許第5,771,251号、ディアマト等に付与
された「偏光型ファイバレーザ光源」という名称の米国特許第5,511,08
3号に開示されたものが挙げられる。このような場合、希土類がドープされたフ
ァイバの内部に回折格子12が描かれ、回折格子12の中央部付近における所定
位置180でλ/2の位相シフトが生じるように構成される。これによって、周
知のように、長手方向に単一モードの動作中に、モードホッピングを起こすこと
なく連続的に同調することができる確実な共振状態を得ることができる。代わり
の実施例として、回折格子を1つだけ設ける代わりに、2つの回折格子150,
152を、(N+1/2)λの長さの空隙を構成することができるほど近接させ
て配置することもできる。ここで、Nは整数(0を含む)であり、回折格子15
0,154は、希土類がドープされたファイバである。
【0039】 図9および図10に示されているように、代わりの実施例として、少なくとも
1つの回折格子12,252を有する複数のファイバ10,250を管20内部
に収容することも可能である。このような場合、管20の加熱および融接を行う
前の段階で、管20の孔が両ファイバを受容することが可能なほど大きくなるよ
うにする。また、この孔は、円形以外の形状(例えば、正方形、三角形など)と
することもできる。また、管20の孔は、管20の中心線に沿って中心に設ける
必要はない。
【0040】 図11を参照すると、代わりの実施例として、図10に示されたようにファイ
バ10,250を互いに接触させる代わりに、管120内部でこれらを所定距離
だけ離間させることも可能となっている。ファイバ10,250の間の距離は、
管120の外径の範囲内で、所望の大きさにすることが可能であり、かつ所望の
方向に延びるものとすることができる。さらに、本願に開示されているどの実施
例においても、上述したように、光ファイバおよび/または回折格子の一部もし
くは全体を管の内部に融接することも可能であり、もしくは、一部を管20の内
部に融接したり、管20の外側表面に融接することも可能である(ファイバ50
0,502,504としてそれぞれ図示されている)。
【0041】 図12に示されているように、代わりの実施例として、ファイバ10において
回折格子12が存在する部分にのみ管20を融接することも可能である。このよ
うな実施例では、管20が回折格子12よりも長い場合は、上述したような内側
テーパ状部分つまりフレア状部分22を設けることができ、さらに、管20とフ
ァイバ10との間の領域28に、上述したような充填材料を充填することができ
る。
【0042】 図13を参照しながら、管20をファイバ10の周囲に融接するための技術お
よび構成について、以下で説明する。管20をファイバ10上で滑らせて、回折
格子が配置された位置、もしくは配置される予定の位置までこれを移動させる。
管20の上端部を、剛性の保持・整列用真空管350の下端部に連結させる。真
空管350には、ギア351が取り付けられている。管350の上端部を、回転
真空シール354を備えた真空コネクタ352の一端に連結させる。真空コネク
タ352の他端を、柔軟性真空管356の一端に連結させる。柔軟性真空管35
6の他端を真空ポンプ358に連結させる。真空ポンプ358により管20の内
部が真空状態にされることによって、加熱した状態で管20をファイバ10上で
つぶすのに十分な潰し力を管20に加えることができる。エポキシシール360
により管20の位置決めおよびシールを行うことによって、剛性管350内部の
真空状態が維持される。ファイバ10の他の緩衝層21、エポキシ、もしくは管
20内部を真空状態にすることができる他の手段によって、管20の下端部36
1を塞いだり、シールしたりすることができる。別のシールを利用することもで
きる。
【0043】 コネクタ352は、ギア366に連結された回転モータ362に取り付けられ
ている。ギア366は、真空管350に取り付けられたギア351と係合する。
モータ362が回転すると、これによって、ギア366が回転し、これによって
、他方のギア351が回転する。これによって、管350、管20およびファイ
バ10が、矢印367に示されているように、ファイバ10および管20の長手
方向軸を中心に回転する。管20およびファイバ10が回転することによって、
管20およびファイバ10の円周部分を加熱することができる。
【0044】 コネクタ352は、さらに、垂直移行段370の移動部材368に取り付けら
れている。垂直移行段370は、第2のモータ371に取り付けられたスクリュ
ーギア372を備えている。ギア372が、部材368、コネクタ352および
モータ362と係合することによって、これらが、矢印374により示されてい
るように移行段370に沿って垂直方向に上下する。他の構成およびハードウェ
アを用いて、管20を回転させるとともに移動させることもできる。
【0045】 CO2レーザ(例えば、デマリア エレクトロ オプティック システム社製
のLC−50レーザ)といった安定した熱源380によって、管20において局
部領域382にある部分に所定量の熱を加えることができる。このような熱源3
80は、管20が垂直方向に移動した場合に加熱領域382を通るように配置さ
れている。レーザ380から、直径が3mm、管20におけるパワーが約30〜
40ワット、波長が約10.6ミクロンであるレーザビーム384が発生する。
パワー、ビームの大きさおよび形状を、これ以外のものにすることもできる。但
し、適量の熱を管20に加えることが可能なものとする必要がある。さらに、管
20の片側のみを照射する代わりに、管20の円周部における複数の位置、もし
くは管20の周り全体を照射することも可能である。このような場合、平坦な鏡
もしくは円筒状鏡(図示せず)を用いてビーム384を分割および/または反射
させることによって、管20の円周部における複数の所望の領域を同時に照射す
ることができる。
【0046】 所望により、他の加熱装置および/または加熱技術を利用することもできる。
例えば、トーチ(例えば、プロパン/酸素トーチもしくは酸素/水素トーチ)、
タングステン(もしくはモリブデン)製のヒータ、他のタイプのレーザ、小型オ
ーブン(例えば、絶縁されたハウジングの内部のフィラメント線)、もしくは、
管20をファイバ10上でつぶすのに十分な熱を発生させる他の加熱技術を利用
することができる。さらに、熱源380によってファイバ10および管20の周
りに均一にを加えることができる場合は、加熱処理中に管20およびファイバ1
0をファイバ10の長手方向軸を中心に回転させる必要はない。
【0047】 真空状態にする代わりに、他の技術を用いて管20に潰し力を加えることもで
きる。例えば、管内部の圧力を外部圧力よりも低く維持しながら、管20に外部
圧力を加えることができる。このような外部圧力は、機械的手段や油圧手段によ
って加えることができる。代わりの実施例として、管20の内径d6(図4,6
)が、ファイバの外径に非常に近い場合(例えば、約1ミクロンだけ大きい(約
126ミクロン))、管20はそれ自体の表面張力によってファイバ10上でつ
ぶれるため、真空状態にしたり、潰し力を加える必要がない。
【0048】 代わりの実施例として、ファイバ10および管20と同じ組成を有する中間材
料つまり充填材料、例えば、微細なガラス粉末やはんだ(例えば、シリカ粉末)
を、ファイバ10と管20との間に配置して、これを管20およびファイバ10
をファイバ10に融接することによって、融接工程を容易にすることもできる。
このような場合、管20がファイバ10に融接される場合よりも(もしくは全く
)、管20は潰れない。
【0049】 管20をファイバ10に融接するために、ヒータ380によって、管20が、
底部から(真空源に向かって)、加熱され、融接される。所定の部分において、
管20が、潰し力によって潰れるほど軟化するまで、所定温度(例えば、石英シ
リカもしくは溶融シリカの管の場合は、約1800℃)で加熱され、続いて、管
20に融接される。続いて、管20は、加熱して融接されるべき次の部分まで移
動される。このような加熱技術によって、管/ファイバ境界部における泡の発生
が防止される。例えば、管20は、移行段により約0.06mm/秒の速度で垂
直方向に移動され、続いて、約100rpmの速度で回転させられる。所望によ
り、移行速度および回転速度を他の大きさにすることもできる。
【0050】 加熱中は、管20およびファイバ10の長手方向軸が垂直方向に向けられるこ
とによって、重力の影響が最小とすされるとともに、軸対称性が最適化される。
しかし、所望により、他の方向に向けることもできる。さらに、管20およびフ
ァイバ10を移動させる代わりに、熱源56を垂直方向に移動させたり、熱源3
80およびファイバ/管を両方とも移動させることも可能である。
【0051】 管を破壊してファイバ10に融接するために、他の技術を用いることも可能で
ある。このような方法として、ダック等に付与された「光ファイバを収容する方
法」という名称の米国特許第5,745,626号、および/またはベーキーに
付与された「一体型の精密な連結ウェルを備えたファイバカプラを形成する方法
」という名称の米国特許第4,915,467号に開示されているものが挙げら
れる。これらは、この点について開示しており、本発明もしくは他の技術を理解
するために参照することができる。代わりの実施例として、ファイバ10を管2
0に融接するのに他の技術を利用することもできる。例えば、高温ガラスはんだ
、例えばシリカはんだ(粉末もしくは固体)を用いて、ファイバ10、管20お
よびこのようなはんだが互いに融接するようにすることもが可能である。もしく
は、レーザーによる溶接/融接や他の融接技術を利用することもできる。さらに
、ファイバを管内部に融接することも、ファイバの一部のみを管内部に融接する
ことも、ファイバを管の外側表面に融接することも可能である(図11に関して
以下で説明する)。
【0052】 毛管20をファイバ10に沿って所望の位置まで滑らせる代わりに、管20を
長手方向に分割された複数の部材とし、回折格子12の所望の位置でこれらを組
み立ててファイバ10に融接することもできる。
【0053】 フルート状部分27(図1)は、様々な方法で形成することができる。例えば
、管20を加熱したり、管20および/またはファイバ10を引っ張ることによ
って、形成することができる。代わりの実施例として、管20のフルート状端部
27は、別のガラス成形技術を用いて形成することができる。例えば、毛管20
の軸方向端部に、グラインディング、研磨、エッチングを行うことによって、形
成することができる。化学的エッチング(例えば、フッ化水素酸によるエッチン
グや他の化学的エッチング)、レーザーエッチング、もしくはレーザにより向上
された化学的エッチングを利用した場合、グラインディングや研磨のように直接
に荷重を加えることなく、外径を減少させることができる。他の技術を用いてフ
ルート状端部27を形成することもできる。このような部分27は、管20を加
熱してファイバ10に融接する工程の前、この工程の間、この工程の後に、形成
することができる。
【0054】 さらに、内側テーパ状領域22は、多数の技術により形成することができる。
例えば、この領域22において管20がファイバ10に融接されないようにする
ために、つまり管20の内径よりも大きい領域22を形成するために、管20の
所望の領域を加熱して膨張させ、内部圧力を管20に加えることができる。
【0055】 上述したようなドッグボーン形状は、毛管20の中央部をエッチング、グライ
ンディングもしくは研磨して、フルート状部分27に関して上述したような小さ
な直径d2および/または面取りコーナ部24を設けることによって、形成する
ことができる。他の技術によって、小さな直径の領域30およびコーナ部24を
設けることもできる。表面の不純物を取り除くため、強度を向上させるため、も
しくは他の理由により、管20をドッグボーン形状(もしくは他の形状)とした後
で、管20の表面に火造り(fire polish)を行うことも可能である。
【0056】 さらに、本願で説明された実施例では、ファイバ10を管120に貫通させる
代わりに、ファイバ10が一方の端部のみ有するように、つまりファイバ10の
一方の端部のみが管120から出るようにすることもできる。このような場合、
ファイバ10の一端が、ファイバ10が管120から出る位置もしくはこれより
前の部分に存在する。さらに、「管」という用語は、本願では、本願に記載され
た特性を有する材料からなるブロックをも意味する。
【0057】 図15,16を参照すると、本発明によって、コアモードとクラッディングモ
ードとの間の結合が減少することがわかる。コアモードとクラッディングモード
との間の結合は、一般的に、ファイバ回折格子によってファイバ10のコアとク
ラッディングとの間の端部の断面積が増大することに起因して生じる。すなわち
、光ファイバ10のコアに描かれた回折格子12は、従来のファイバ回折格子よ
りも、光透過損失が小さく、光学的プロファイルが明確である。これは、クラッ
ディング領域が大きいことによって、結合したクラッディングモードが消散し、
これによって、コアモードとクラッディングモードとの結合が減少するためであ
る。概して、コアとクラッディングとの間の断面積差が大きいほど、重複するモ
ード領域が小さく、クラッディングモードとの結合が少ない。上述したように、
ファイバにおいて少なくとも回折格子12が存在する部分に管20を融接する場
合、管20がファイバ10のクラッディングの一部となる。従って、このように
クラッディングの厚さが増大することによって、一般的に回折格子12に起因す
る、コアモードとクラッディングモードとの結合が減少する。このような効果が
最適に得られるように、管20の厚さを決定することができる。図15には、コ
アの直径が9ミクロンであり、外径が125ミクロンである光ファイバの内部に
設けられた標準的な回折格子の光透過プロファイルが示されている。このような
回折格子の場合は、スパイク100により示されているような、クラッディング
モードとの結合が生じる。図16には、コアの直径が9ミクロンであり、管20
の外径が3mmである、本願に記載された管収容型回折格子の光透過プロファイ
ルが示されている。プロファイルにスパイクがみられないことから、このような
回折格子の場合は、クラッディングモードとの結合が著しく減少することがわか
る。所望により、クラッディングモードへの結合が所望のレベルまで減少するよ
うに、ファイバのコアおよび管20の直径を他の大きさにすることも可能である
【0058】 本願には記載しなかったが、特定の実施例に関して説明された特徴、特性、変
更および改善を、本願に記載された他の実施例に、適用したり、利用したり、導
入することができることは理解されるべきである。さらに、付随の図面は、一定
の縮尺で示されていない。
【0059】 本発明は、実施例に関して説明および図示が行われたが、上述した変更および
省略、他の変更および省略を、本発明の主旨および範囲から逸脱することなく行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の管収容型ファイバ回折格子の側面図。
【図2】 他の形状の管を備えた、本発明の管収容型ファイバ回折格子の側面図。
【図3】 他の形状の管を備えた、本発明の管収容型ファイバ回折格子の側面図。
【図4】 他の形状の管を備えた、本発明の管収容型ファイバ回折格子の側面図。
【図5】 複数の管が回折格子の周りに設けられた、本発明のガラスに収容されたファイ
バ回折格子の側面図。
【図6】 管が回折格子領域の両側の軸方向端部に融接された、本発明の管収容型ファイ
バ回折格子の側面図。
【図7】 管が回折格子領域の両側の軸方向端部に融接された、本発明の他の管収容型フ
ァイバ回折格子の側面図。
【図8】 本発明の、管に収容されたファイバの内部の複数の回折格子の側面図。
【図9】 共通の管に収容された2つの別個の光ファイバに設けられている本発明の2つ
のファイバ回折格子の側面図。
【図10】 本発明の図9の実施例の端面図。
【図11】 共通の管に所定距離だけ離間して収容された2つの別個の光ファイバに設けら
れている本発明の2つのファイバ回折格子の側面図。
【図12】 光ファイバの回折格子領域にのみ管が融接されている、本発明に管収容型回折
格子の側面図。
【図13】 ガラス管の内部にファイバを収容するための本発明の方法を示す図。
【図14】 本発明の管に収容された同調可能型DFBレーザの側面図。
【図15】 本発明の標準的な光ファイバの内部の回折格子の光透過プロファイルを示すグ
ラフであり、クラッディングモードとの結合が発生していることを示している。
【図16】 本発明の管収容型ファイバ回折格子の光透過プロファイルを示すグラフであり
、クラッディングモードとの結合が減少していることを示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 09/455,865 (32)優先日 平成11年12月6日(1999.12.6) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD ,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,T M,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA ,ZW (72)発明者 ミラー,マシュー ビー. アメリカ合衆国,コネチカット,グラスト ンベリー,ディアフィールド ドライヴ 140 (72)発明者 サリヴァン,ジェイムス エム. アメリカ合衆国,コネチカット,マンチェ スター,バックランド ヒルズ ドライヴ 465 (72)発明者 デイヴィス,マイケル エイ. アメリカ合衆国,コネチカット,グラスト ンベリー,ステヴェンス レーン 172 (72)発明者 オグル,ペーター アメリカ合衆国,ロード アイランド,チ ャールズタウン,ハイランド ロード 36 (72)発明者 ケルセイ,アラン ディー. アメリカ合衆国,コネチカット,サウス グラストンベリー,テイラー タウン ロ ード 75 (72)発明者 プットナン,マーティン エイ. アメリカ合衆国,コネチカット,チェシャ ー,ランカスター ウェイ 78 (72)発明者 ブルカト,ロバート エヌ. アメリカ合衆国,コネチカット,ウォータ ーベリー,スコット ロード 268−1 (72)発明者 サンダース,ポール イー. アメリカ合衆国,コネチカット,マディソ ン,センター ヴィレッジ 1 Fターム(参考) 2H038 BA25 2H049 AA45 AA50 AA59 AA62 AA64 AA68 【要約の続き】 7)を設けることによって、ファイバの引張り強度を増 大させることも可能である。さらに、このような管収容 型回折格子(12)の場合は、回折格子が存在するとと もに管がファイバに融接される部分においてクラッディ ングの直径が増大されるため、ファイバコアモードから クラッディングモードへの結合が減少する。

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管に収容された光ファイバ装置であって、 少なくとも1つの反射素子が内部に埋め込まれた光ファイバと、前記光ファイ
    バおよび前記反射素子を長手方向に沿って収容し、かつ前記光ファイバの少なく
    とも一部に融接された管と、を備えていることを特徴とする光ファイバ装置。
  2. 【請求項2】 前記管が、ガラス材料からなることを特徴とする請求項1記載
    の光ファイバ装置。
  3. 【請求項3】 前記管が、前記光ファイバにおいて前記反射素子が存在する部
    分に融接されていることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ装置。
  4. 【請求項4】 前記管が、前記光ファイバの、前記反射素子の両側の軸方向側
    部に融接されていることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ装置。
  5. 【請求項5】 前記光ファイバが、ガラス材料からなることを特徴とする請求
    項1記載の光ファイバ装置。
  6. 【請求項6】 前記管が、その軸方向に少なくとも1つの外側テーパ状部分を
    有することを特徴とする請求項1記載の光ファイバ装置。
  7. 【請求項7】 前記管が、軸方向に延びた端部を少なくとも1つ備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の光ファイバ装置。
  8. 【請求項8】 前記管が、その軸方向に少なくとも1つの内側テーパ状部分を
    有することを特徴とする請求項1記載の光ファイバ装置。
  9. 【請求項9】 前記管の少なくとも一部が、円筒状であることを特徴とする請
    求項1記載の光ファイバ装置。
  10. 【請求項10】 前記管の形状が、ドッグボーン形状であることを特徴とする
    請求項1記載の光ファイバ装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも一対の反射素子が前記管に収容されており、前記
    ファイバにおいて少なくとも前記の一対の反射素子の間に希土類ドーパントがド
    ープされていることによって、ファイバレーザが構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の光ファイバ装置。
  12. 【請求項12】 前記ファイバレーザが、前記管に加わる荷重の変化に依存し
    て変化するレーザ波長でレーザを発生させることを特徴とする請求項11記載の
    光ファイバ装置。
  13. 【請求項13】 前記光ファイバにおいて前記反射素子が存在する部分に希土
    類ドーパントがドープされており、前記反射素子がDFBファイバレーザを構成
    していることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ装置。
  14. 【請求項14】 前記DFBファイバレーザが、前記管に加わる荷重の変化に
    依存して変化するレーザ波長でレーザを発生させることを特徴とする請求項13
    記載の光ファイバ装置。
  15. 【請求項15】 前記管が、前記光ファイバにおいて前記反射素子が存在する
    部分に融接されており、前記管の外径が、クラッディングモードとの光学的結合
    が減前記ファイバにおいて前記反射素子が存在する部分に前記管が融接されてい
    ない場合よりも少するような大きさであることを特徴とする請求項1記載の光フ
    ァイバ装置。
  16. 【請求項16】 前記管が、前記ファイバにおいて前記反射素子が存在する部
    分に融接されており、前記管の外径が、クラッディングモードへの光学的結合が
    実質的に取り除かれるような大きさであることを特徴とする請求項1記載の光フ
    ァイバ装置。
  17. 【請求項17】 管の内部に光学的反射素子を収容する方法であって、 a)反射素子が埋め込まれるべき所定の回折格子領域を有する光ファイバを形
    成するステップと、 b)前記光ファイバの少なくとも前記回折格子領域の周囲に管を配置するステ
    ップと、 c)前記所定の回折格子領域が前記管に収容されるように、前記管が前記光フ
    ァイバの少なくとも一部に融接されるまで、前記管を加熱するステップと、 d)前記光ファイバの前記回折格子領域に前記反射素子を埋め込むステップと
    、を有することを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 前記のステップ(d)が、ステップ(a)とステップ(b)
    との間に行われることを特徴とする請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記の加熱ステップ中に、前記管に潰し力を加えることを特
    徴とする請求項1記載の光ファイバ装置17記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記管および前記ファイバの長手方向軸を、垂直方向に向け
    ることを特徴とする請求項17記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記加熱ステップを、レーザにより行うことを特徴とする請
    求項17記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記管を、前記光ファイバにおいて前記反射素子が存在する
    部分に融接することを特徴とする請求項17記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記管を、前記光ファイバの、前記反射素子の両側の軸方向
    側部に融接することを特徴とする請求項17記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記の反射素子を埋め込むステップでは、少なくとも一対の
    前記反射素子を、前記ファイバにおける対応する数の回折格子領域に埋め込み、
    前記ファイバとして、少なくとも前記の一対の反射素子の間に希土類ドーパント
    が埋め込まれたものを利用することを特徴とする請求項17記載の方法。
  25. 【請求項25】 管に収容された光学的反射素子であって、 a)反射素子が埋め込まれるべき所定の回折格子領域を有する光ファイバを形
    成するステップと、 b)前記光ファイバの前記回折格子領域の周囲に管を配置するステップと、 c)前記所定の回折格子領域が前記管に収容されるように、前記管が前記光フ
    ァイバの少なくとも一部に融接されるまで、前記管を加熱するステップと、 d)前記光ファイバの前記回折格子領域に前記反射素子を埋め込むステップと、
    を有する方法によって形成された光学的反射素子。
  26. 【請求項26】 前記のステップ(d)が、ステップ(a)とステップ(b)
    との間に行われることを特徴とする請求項25記載の光学的反射素子。
  27. 【請求項27】 前記の加熱ステップ中に、前記管に潰し力が加えられること
    を特徴とする請求項25記載の光学的反射素子。
  28. 【請求項28】 前記管および前記ファイバの長手方向軸が、垂直方向に向け
    られることを特徴とする請求項25記載の光学的反射素子。
  29. 【請求項29】 前記加熱ステップが、レーザにより行われることを特徴とす
    る請求項25記載の光学的反射素子。
  30. 【請求項30】 前記加熱ステップ中に、前記管および前記ファイバが、これ
    らの長手方向軸を中心に回転させられることを特徴とする請求項25記載の光学
    的反射素子。
  31. 【請求項31】 前記管が、前記光ファイバにおいて前記反射素子が存在する
    部分に融接されていることを特徴とする請求項25記載の光学的反射素子。
  32. 【請求項32】 前記管が、前記光ファイバの、前記反射素子の両側の軸方向
    側部に融接されていることを特徴とする請求項25記載の光学的反射素子。
  33. 【請求項33】 管の内部に光学的反射素子を収容する方法であって、 a)少なくとも1つの反射素子が埋め込まれている光ファイバを形成するステ
    ップと、 b)前記光ファイバにおいて少なくとも前記反射素子が存在する領域の周囲に
    管を配置するステップと、 c)前記所定の回折格子領域が前記管に収容されるように、前記管が前記光フ
    ァイバの少なくとも一部に融接されるまで、前記管を加熱するステップと、を有
    することを特徴とする方法。
  34. 【請求項34】 前記の加熱ステップ中に、前記管に潰し力を加えることを特
    徴とする請求項33記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記管および前記ファイバの長手方向軸を、垂直方向に向け
    ることを特徴とする請求項33記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記加熱ステップを、レーザにより行うことを特徴とする請
    求項33記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記管を、前記光ファイバにおいて前記反射素子が存在する
    部分に融接することを特徴とする請求項33記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記管を、前記光ファイバの、前記反射素子の両側の軸方向
    側部に融接することを特徴とする請求項33記載の方法。
JP2000591459A 1998-12-04 1999-12-06 管に収容されたファイバ回折格子 Pending JP2002533779A (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US20594398A 1998-12-04 1998-12-04
US39949599A 1999-09-20 1999-09-20
US09/455,865 US6519388B1 (en) 1998-12-04 1999-12-06 Tube-encased fiber grating
US09/399,495 1999-12-06
US09/455,865 1999-12-06
PCT/US1999/028865 WO2000039617A2 (en) 1998-12-04 1999-12-06 Tube-encased fiber grating
US09/205,943 1999-12-06

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002533779A true JP2002533779A (ja) 2002-10-08

Family

ID=27394874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000591459A Pending JP2002533779A (ja) 1998-12-04 1999-12-06 管に収容されたファイバ回折格子

Country Status (12)

Country Link
US (1) US6519388B1 (ja)
EP (1) EP1145059B1 (ja)
JP (1) JP2002533779A (ja)
KR (1) KR20010080687A (ja)
CN (1) CN1334929A (ja)
AT (1) ATE265055T1 (ja)
AU (1) AU757885B2 (ja)
BR (1) BR9915953A (ja)
CA (1) CA2353413C (ja)
DE (1) DE69916659D1 (ja)
NO (1) NO20012681L (ja)
WO (1) WO2000039617A2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010250229A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Oki Electric Ind Co Ltd ファイバブラッググレーティング装置、加入者端末及び光ネットワーク
JP2014533366A (ja) * 2011-11-15 2014-12-11 ホッティンゲル・バルドヴィン・メステクニーク・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 湾曲した表面のためのfbg延びセンサ
JP2018004770A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 株式会社フジクラ 光デバイスおよびレーザ装置

Families Citing this family (67)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6792009B2 (en) 1998-12-04 2004-09-14 Cidra Corporation Tunable grating-based channel filter parking device
US6982996B1 (en) 1999-12-06 2006-01-03 Weatherford/Lamb, Inc. Large diameter optical waveguide, grating, and laser
US6763043B2 (en) 1998-12-04 2004-07-13 Cidra Corporation Tunable grating-based dispersion compensator
US6834142B2 (en) 1998-12-04 2004-12-21 Cidra Corporation Optical grating-based filter
AU756444B2 (en) * 1998-12-04 2003-01-16 Weatherford Technology Holdings, Llc Bragg grating pressure sensor
US6626043B1 (en) * 2000-01-31 2003-09-30 Weatherford/Lamb, Inc. Fluid diffusion resistant glass-encased fiber optic sensor
US6594410B2 (en) 2000-08-26 2003-07-15 Cidra Corporation Wide range tunable optical filter
US7386204B1 (en) 2000-08-26 2008-06-10 Cidra Corporation Optical filter having a shaped filter function
US6453108B1 (en) 2000-09-30 2002-09-17 Cidra Corporation Athermal bragg grating package with course and fine mechanical tuning
US6681067B1 (en) 2000-11-03 2004-01-20 Cidra Corporation Method for selective erasing/apodization of the index of refraction of an optical waveguide and an optical waveguide modified by the method
US6594288B1 (en) 2000-11-06 2003-07-15 Cidra Corporation Tunable raman laser and amplifier
US20020069676A1 (en) * 2000-12-12 2002-06-13 Kopp Victor Il?Apos;Ich Apparatus and method of manufacturing chiral fiber bragg gratings
US6594081B2 (en) 2000-12-29 2003-07-15 Cidra Corporation Actuator mechanism for tuning an optical device
AU2002255914A1 (en) * 2001-03-16 2002-10-03 Cidra Corporation Optical grating-based filter
US6826343B2 (en) 2001-03-16 2004-11-30 Cidra Corporation Multi-core waveguide
US6778735B2 (en) 2001-03-19 2004-08-17 Micron Optics, Inc. Tunable fiber Bragg gratings
US6915048B2 (en) 2001-06-18 2005-07-05 Cidra Corporation Fabry-perot filter/resonator
US6898338B2 (en) 2001-06-18 2005-05-24 Weatherford/Lamb, Inc. Fabry-Perot sensing element based on a large-diameter optical waveguide
FR2830086B1 (fr) * 2001-09-27 2004-08-27 Cit Alcatel Filtre accordable compose d'une fibre optique et procede correspondant
KR100398047B1 (ko) * 2001-10-30 2003-09-19 한국전자통신연구원 광섬유 레이저 공진기
US7110624B2 (en) * 2001-12-14 2006-09-19 Evans & Sutherland Computer Corporation Fiber optic mechanical/thermal tuner and isolator
US20030121289A1 (en) * 2002-01-02 2003-07-03 Benda John A. Long period fiber Bragg gratings written with alternate side IR laser illumination
US7430881B2 (en) * 2003-01-10 2008-10-07 Weatherford/Lamb, Inc. Method of making an optical fiber attachment device
US8070369B2 (en) 2003-01-10 2011-12-06 Weatherford/Lamb, Inc. Large diameter optical waveguide splice
US7047816B2 (en) * 2003-03-21 2006-05-23 Weatherford/Lamb, Inc. Optical differential pressure transducer utilizing a bellows and flexure system
US7646953B2 (en) * 2003-04-24 2010-01-12 Weatherford/Lamb, Inc. Fiber optic cable systems and methods to prevent hydrogen ingress
US20040234200A1 (en) * 2003-05-21 2004-11-25 Jennings Robert M. Apparatus and method for non-linear thermal compensation of optical waveguide gratings
US7031434B1 (en) * 2003-08-06 2006-04-18 General Electric Company Method of manufacturing, and a collimator mandrel having variable attenuation characteristics for a CT system
US7245382B2 (en) * 2003-10-24 2007-07-17 Optoplan As Downhole optical sensor system with reference
US7199869B2 (en) * 2003-10-29 2007-04-03 Weatherford/Lamb, Inc. Combined Bragg grating wavelength interrogator and Brillouin backscattering measuring instrument
US20090097222A1 (en) * 2004-06-25 2009-04-16 Wilfried Babutzka Electrical Subassembly Comprising a Protective Sheathing
BRPI0403240B1 (pt) * 2004-08-10 2016-02-16 Petroleo Brasileiro Sa transdutor óptico para medida simultânea de pressão e temperatura em poços de petróleo e método para dita medida
US7264404B2 (en) * 2004-10-29 2007-09-04 Weatherford/Lamb, Inc. Optical connector assembly
WO2006055736A1 (en) 2004-11-16 2006-05-26 Illumina, Inc. And methods and apparatus for reading coded microbeads
KR100647904B1 (ko) 2004-12-20 2006-11-23 한국전자통신연구원 광섬유 브라그 격자 외부 공진기를 갖는 레이저의제조방법 및 이에 의해 제조된 레이저
US20070116402A1 (en) * 2005-06-30 2007-05-24 Infoscitex Corporation Humidity sensor and method for monitoring moisture in concrete
US20070065071A1 (en) * 2005-06-30 2007-03-22 Infoscitex Humidity sensor and method for monitoring moisture in concrete
US20070193362A1 (en) * 2006-02-06 2007-08-23 Ferguson Stephen K Fiber optic strain gage
US7830575B2 (en) 2006-04-10 2010-11-09 Illumina, Inc. Optical scanner with improved scan time
EP2104930A2 (en) 2006-12-12 2009-09-30 Evans & Sutherland Computer Corporation System and method for aligning rgb light in a single modulator projector
DE102007008464B4 (de) * 2007-02-19 2012-01-05 Hottinger Baldwin Messtechnik Gmbh Optischer Dehnungsmessstreifen
KR100913366B1 (ko) * 2007-07-18 2009-08-20 성균관대학교산학협력단 SPR(Surface PlasomonResonance)현상을 이용한 광 바이오 센서
US7856888B2 (en) * 2007-11-15 2010-12-28 Micron Optics Inc. Fiber optic strain gage and carrier
US8358317B2 (en) 2008-05-23 2013-01-22 Evans & Sutherland Computer Corporation System and method for displaying a planar image on a curved surface
US8702248B1 (en) 2008-06-11 2014-04-22 Evans & Sutherland Computer Corporation Projection method for reducing interpixel gaps on a viewing surface
US8077378B1 (en) 2008-11-12 2011-12-13 Evans & Sutherland Computer Corporation Calibration system and method for light modulation device
CA2791241C (en) 2009-04-22 2018-06-19 Lxdata Inc. Pressure sensor arrangement using an optical fiber and methodologies for performing an analysis of a subterranean formation
WO2010150118A1 (en) * 2009-06-08 2010-12-29 Ramot At Tel Aviv University Ltd. Single-waveguide bio-sensor based on propagating modes in a grating waveguide
US20120132008A1 (en) * 2010-10-19 2012-05-31 Way Donald R Fiber optic load measurement device
CN102466492A (zh) * 2010-11-08 2012-05-23 深圳市远舟科技实业有限公司 一种采用低温玻璃粉封装的光纤光栅传感器
CN102169027A (zh) * 2011-01-13 2011-08-31 华中科技大学 准分布式光纤温度、应力传感器及检测仪
CN102095537A (zh) * 2011-02-16 2011-06-15 南京航空航天大学 光纤光栅压力传感器及制作方法及沥青路面载荷监测方法
US9641826B1 (en) 2011-10-06 2017-05-02 Evans & Sutherland Computer Corporation System and method for displaying distant 3-D stereo on a dome surface
CN102868447B (zh) * 2012-09-24 2015-07-15 深圳太辰光通信股份有限公司 一种光纤光栅追踪器与光纤线路故障检测方法
US20140327919A1 (en) * 2013-05-06 2014-11-06 Halliburton Energy Services. Inc. Remote Seal for Pressure Sensor
CN103273183A (zh) * 2013-06-17 2013-09-04 南昌大学 一种对光纤光栅施加预应力的毛细管式点焊封装工艺
EP2990756B1 (en) * 2013-12-27 2019-08-21 Cmiws Co., Ltd. Strain sensor and strain sensor installation method
CN104089725A (zh) * 2014-07-25 2014-10-08 绵阳彬华科技有限公司 结构稳定的温度传感器
CN104089724A (zh) * 2014-07-25 2014-10-08 绵阳彬华科技有限公司 光纤光栅温度传感器
CN107681420B (zh) * 2016-08-01 2019-07-12 南京理工大学 基于化学腐蚀法的双包层光纤包层光剥离散热装置
CN106898939A (zh) * 2017-04-18 2017-06-27 南京理工大学 光纤激光器中低反光栅和包层光功率剥离器结合器件
JP2018205387A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 矢崎総業株式会社 光コネクタ
DE102017120062B4 (de) * 2017-08-31 2019-10-17 fos4X GmbH Befestigungsverfahren, Befestigungsvorrichtung, Verwendung einer Befestigungsvorrichtung und Temperatursensor
CN108507714B (zh) * 2018-06-07 2024-02-27 广西大学 受力构件、光纤光栅传感器以及智能拉索及制作方法
CN110411362A (zh) * 2019-06-25 2019-11-05 南安市全胤机械科技有限公司 一种用于外腔半导体的光纤光栅反馈器件
CN112230327B (zh) * 2020-10-28 2022-05-24 胡仲春 一种光纤光栅的全玻璃封装装置及封装方法
CN113790821B (zh) * 2021-08-24 2024-06-21 南京邮电大学 一种高温光纤布拉格光栅温度传感器及制作方法

Family Cites Families (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4444458A (en) 1981-05-26 1984-04-24 Gould Inc. Substrate ruggedized optical fiber apparatus
US4636031A (en) * 1983-10-28 1987-01-13 Chevron Research Company Process of tuning a grated optical fiber and the tuned optical fiber
US4630889A (en) 1983-11-09 1986-12-23 Polaroid Corporation Polarization locked optical fiber and method
US4704151A (en) 1985-08-15 1987-11-03 Corning Glass Works Method for drawing fiber optic coupler
US4799949A (en) 1985-08-15 1989-01-24 Corning Glass Works Method of making low loss fiber optic coupler
US4931076A (en) 1987-08-07 1990-06-05 Corning Incorporated Method of making fiber optic coupler
US4915467A (en) 1988-09-12 1990-04-10 Corning Incorporated Method of making fiber coupler having integral precision connection wells
US4932263A (en) 1989-06-26 1990-06-12 General Motors Corporation Temperature compensated fiber optic pressure sensor
US4979972A (en) 1989-07-17 1990-12-25 Corning Incorporated Method of making fiber optic couplers
US5136677A (en) 1989-12-21 1992-08-04 Galileo Electro-Optics Corporation Photorefractive effect in bulk chalcogenide glass and devices made therefrom
US5007705A (en) 1989-12-26 1991-04-16 United Technologies Corporation Variable optical fiber Bragg filter arrangement
US5042898A (en) 1989-12-26 1991-08-27 United Technologies Corporation Incorporated Bragg filter temperature compensated optical waveguide device
US5235659A (en) 1992-05-05 1993-08-10 At&T Bell Laboratories Method of making an article comprising an optical waveguide
CA2074289C (en) 1992-07-21 1999-09-14 Claude Belleville Fabry-perot optical sensing device for measuring a physical parameter
JPH07140336A (ja) 1993-09-22 1995-06-02 Shin Etsu Chem Co Ltd 光導波路
US5367589A (en) * 1993-10-22 1994-11-22 At&T Bell Laboratories Optical fiber package
EP0656325B1 (en) 1993-11-29 1999-09-22 AT&T Corp. Method for making optical fiber preforms
US5399854A (en) 1994-03-08 1995-03-21 United Technologies Corporation Embedded optical sensor capable of strain and temperature measurement using a single diffraction grating
US5512078A (en) 1994-03-24 1996-04-30 Griffin; Stephen E. Apparatus for making linearly tapered bores in quartz tubing with a controlled laser
US5500917A (en) 1994-04-18 1996-03-19 Gould Electronics Inc. Optical assembly/housing for securing optical fiber components, devices and fibers to the same or to mounting fixtures
GB9409033D0 (en) 1994-05-06 1994-06-29 Univ Southampton Optical fibre laser
AUPM547194A0 (en) 1994-05-06 1994-06-02 University Of Sydney, The Variable property light transmitting device
US5537499A (en) * 1994-08-18 1996-07-16 Laser Peripherals, Inc. Side-firing laser optical fiber probe and method of making same
US5469520A (en) * 1994-09-30 1995-11-21 United Technologies Corporation Compression-tuned fiber grating
US5691999A (en) 1994-09-30 1997-11-25 United Technologies Corporation Compression-tuned fiber laser
FI955511A (fi) 1994-11-17 1996-05-18 Alcatel Cable Menetelmä fysikaalisten suureiden havaitsemiseksi ja/tai mittaamiseksi käyttäen hajautettua tunnistinta
US5511083A (en) 1995-03-02 1996-04-23 United Technologies Corporation Polarized fiber laser source
NO302441B1 (no) 1995-03-20 1998-03-02 Optoplan As Fiberoptisk endepumpet fiber-laser
US5594819A (en) * 1995-07-26 1997-01-14 Electric Power Research Institute Field-mountable fiber optic sensors for long term strain monitoring in hostile environments
US5612778A (en) 1995-10-18 1997-03-18 Harris Corp. Fiber optic sensor for multiple variables
US5926599A (en) 1996-06-13 1999-07-20 Corning Incorporated Optical device and fusion seal
US5721802A (en) 1996-06-13 1998-02-24 Corning Incorporated Optical device and fusion seal
US5745626A (en) * 1996-06-20 1998-04-28 Jds Fitel Inc. Method for and encapsulation of an optical fiber
US6069988A (en) * 1996-07-02 2000-05-30 The Furukawa Electric Co., Ltd. Optical fiber and its manufacturing method
US5757540A (en) * 1996-09-06 1998-05-26 Lucent Technologies Inc. Long-period fiber grating devices packaged for temperature stability
US5841131A (en) 1997-07-07 1998-11-24 Schlumberger Technology Corporation Fiber optic pressure transducers and pressure sensing system incorporating same
JPH10206753A (ja) * 1997-01-28 1998-08-07 Nec Corp 波長可変光デバイス
US6056436A (en) * 1997-02-20 2000-05-02 University Of Maryland Simultaneous measurement of temperature and strain using optical sensors
DE19724528B4 (de) 1997-06-11 2005-09-15 Institut für Physikalische Hochtechnologie e.V. Temperaturkompensiertes faseroptisches Bragg-Gitter
GB2326471B (en) * 1997-06-19 2001-05-30 British Aerospace A strain isolated optical fibre bragg grating sensor
NO305004B1 (no) 1997-06-30 1999-03-15 Optoplan As Trykksensor
US6058226A (en) * 1997-10-24 2000-05-02 D-Star Technologies Llc Optical fiber sensors, tunable filters and modulators using long-period gratings
NO308050B1 (no) 1997-12-05 2000-07-10 Optoplan As Anordning for registrering av strekk
DE19808222A1 (de) 1998-02-27 1999-09-02 Abb Research Ltd Faser-Bragg-Gitter Drucksensor mit integrierbarem Faser-Bragg-Gitter Temperatursensor
US6018534A (en) 1998-07-13 2000-01-25 E-Tek Dynamics, Inc. Fiber bragg grating DFB-DBR interactive laser and related fiber laser sources
CN1329722A (zh) * 1998-12-04 2002-01-02 塞德拉公司 压缩调谐的布拉格光栅和激光器
US6269207B1 (en) 1999-09-16 2001-07-31 Corning Incorporated Methods and apparatusses for packaging long-period fiber gratings
US6349165B1 (en) 1999-12-13 2002-02-19 Corning Incorporated Methods and apparatus for cylindrical packaging of fiber gratings to provide temperature compensation

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010250229A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Oki Electric Ind Co Ltd ファイバブラッググレーティング装置、加入者端末及び光ネットワーク
JP2014533366A (ja) * 2011-11-15 2014-12-11 ホッティンゲル・バルドヴィン・メステクニーク・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 湾曲した表面のためのfbg延びセンサ
JP2018021927A (ja) * 2011-11-15 2018-02-08 ホッティンゲル・バルドヴィン・メステクニーク・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 湾曲した表面のためのfbg延びセンサ
JP2018004770A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 株式会社フジクラ 光デバイスおよびレーザ装置

Also Published As

Publication number Publication date
AU4164400A (en) 2000-07-31
CA2353413C (en) 2007-05-15
WO2000039617A2 (en) 2000-07-06
CN1334929A (zh) 2002-02-06
EP1145059B1 (en) 2004-04-21
NO20012681D0 (no) 2001-05-31
NO20012681L (no) 2001-07-31
WO2000039617A9 (en) 2001-07-12
US6519388B1 (en) 2003-02-11
DE69916659D1 (de) 2004-05-27
KR20010080687A (ko) 2001-08-22
WO2000039617A3 (en) 2001-05-10
ATE265055T1 (de) 2004-05-15
BR9915953A (pt) 2001-08-21
EP1145059A2 (en) 2001-10-17
AU757885B2 (en) 2003-03-13
CA2353413A1 (en) 2000-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002533779A (ja) 管に収容されたファイバ回折格子
US6321006B2 (en) Optical fiber having an expanded mode field diameter and method of expanding the mode field diameter of an optical fiber
EP2033277B1 (en) Device for coupling radiation into or out of an optical fibre
EP0893862B1 (en) Tapered fiber bundles for coupling light into and out of cladding-pumped fiber devices
US8903211B2 (en) Pump-combining systems and techniques for multicore fiber transmissions
US5768462A (en) Grooved optical fiber for use with an electrode and a method for making same
JP3410374B2 (ja) クラッディング励起ファイバの構造
US6724528B2 (en) Polarization-maintaining optical fiber amplifier employing externally applied stress-induced birefringence
CN101160539B (zh) 光学纤维簇加工方法
US6883975B2 (en) Connector ferrule and method of sealing
EP2656129A1 (en) Optical couplers and methods for making same
US6385372B1 (en) Fiber optical coupler fabrication and system
JP3993198B2 (ja) 光ファイバおよびこれを用いた光ファイバカプラ、エルビウム添加光ファイバ増幅器、光導波路
JP2003520978A (ja) 圧縮同調式のブラッグ回折格子およびレーザ
US20220179152A1 (en) Polarization controller and method of manufacture
AU750301B2 (en) Method of making grooved optical fibre and use of said fibre in communications system and voltage sensor
MXPA01005330A (en) Tube-encased fiber grating