JP2002516509A - 圧縮されたデータのリアルタイム伝送のための方法及び装置 - Google Patents
圧縮されたデータのリアルタイム伝送のための方法及び装置Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明の対象によれば、有効データ(N)及び充填データ(F)が一定のデータレート(DRk)を有するデータストリーム(DS1)として第1の通信ネットワーク(ISDN)のサーキットスイッチドコネクション(circuit-switchedconnection)を介して受信され、一定のデータレート(DRk)のデータストリーム(DS1)に含まれる充填データ(F)が除去され、一定のデータレート(DRk)のデータストリーム(DS1)に含まれる有効データ(N)は再フォーマットされ、可変データレート(DRv)を有するデータストリーム(DS2)として第2の通信ネットワーク(UMTS)のパケットオリエンテッドコネクションを介して送信される。本発明の利点は、一定のデータレートのデータストリームにおいてサーキットスイッチドコネクション(circuit-switched connection)を介して受信される余計な充填データを除去すること及びパケットオリエンテッドコネクションを介する可変データレートのデータストリームに対して有効データを再フォーマットすることによる伝送帯域幅の効率的な利用に存する。これはとりわけ、伝送帯域幅に関して制限された無線インターフェースを有する移動通信ネットワークへの圧縮されたデータのリアルタイム伝送が行われる場合に有利である。
Description
【0001】 本発明は圧縮されたデータのリアルタイム伝送のための方法及び装置に関する
。
。
【0002】 遠隔通信領域における圧縮されたデータの伝送は通常ワイヤ接続されたコネク
ションにおいて行われる。よって、例えばビデオデータはビデオ会議の経過にお
いて又はビデオフォニー(videophony)においてISDN(Integrated Service
s Digital Network)端末機器によって発生され、専ら一定のデータレートを有
するISDN固定ネットワークのサーキットスイッチド(circuit switched)コ
ネクションを介して、すなわち1つ又は2つの64kbit/s区間でリアルタ
イムに伝送される。撮影された画像のオブジェクトの運動に依存して、データ圧
縮を担当する符号化装置が大きく変動するデータレートを有するデータストリー
ムを発生する。ISDN固定ネットワークにおける伝送のために、変動するデー
タレートを有するデータストリームは圧縮されたビデオデータに充填データを適
当に付加すること(ビットスタッフィング(bit stuffing))によってその都度
の一定のデータレートになる。可変データレートのデータストリームを有する通
信ネットワーク、例えば無線インターフェースを有する移動通信ネットワークに
充填データによって処理された圧縮データをリアルタイムに伝送することは不経
済である。なぜなら、無線インターフェースにおいて使用される貴重な伝送帯域
幅は有効データ伝送に関してできるだけ効率的に利用されなければならないから
である。
ションにおいて行われる。よって、例えばビデオデータはビデオ会議の経過にお
いて又はビデオフォニー(videophony)においてISDN(Integrated Service
s Digital Network)端末機器によって発生され、専ら一定のデータレートを有
するISDN固定ネットワークのサーキットスイッチド(circuit switched)コ
ネクションを介して、すなわち1つ又は2つの64kbit/s区間でリアルタ
イムに伝送される。撮影された画像のオブジェクトの運動に依存して、データ圧
縮を担当する符号化装置が大きく変動するデータレートを有するデータストリー
ムを発生する。ISDN固定ネットワークにおける伝送のために、変動するデー
タレートを有するデータストリームは圧縮されたビデオデータに充填データを適
当に付加すること(ビットスタッフィング(bit stuffing))によってその都度
の一定のデータレートになる。可変データレートのデータストリームを有する通
信ネットワーク、例えば無線インターフェースを有する移動通信ネットワークに
充填データによって処理された圧縮データをリアルタイムに伝送することは不経
済である。なぜなら、無線インターフェースにおいて使用される貴重な伝送帯域
幅は有効データ伝送に関してできるだけ効率的に利用されなければならないから
である。
【0003】 本発明の課題は、1つの通信ネットワークからもう1つの通信ネットワークへ
の圧縮されたデータの経済的なリアルタイム伝送が実現可能である方法及び装置
を提供することである。
の圧縮されたデータの経済的なリアルタイム伝送が実現可能である方法及び装置
を提供することである。
【0004】 上記課題は、方法において請求項1の特徴部分記載の構成によって解決され、
装置において請求項6の特徴部分記載の構成によって解決される。本発明の実施
形態は従属請求項から得られる。
装置において請求項6の特徴部分記載の構成によって解決される。本発明の実施
形態は従属請求項から得られる。
【0005】 本発明によれば、有効データ及び充填データが一定のデータレートを有するデ
ータストリームとして第1の通信ネットワークのサーキットスイッチドコネクシ
ョンを介して受信され、一定のデータレートのデータストリームに含まれる充填
データが除去され、一定のデータレートのデータストリームに含まれる有効デー
タが再フォーマットされ、可変データレートを有するデータストリームとして第
2の通信ネットワークのパケットオリエンテッド(packet-oriented)コネクシ
ョンを介して送信される。本発明の利点は、一定のデータレートのデータストリ
ームにおいてサーキットスイッチドコネクション(circuit-switched connectio
n)を介して受信される余計な充填データを除去すること及びパケットオリエン
テッドコネクションを介する可変データレートのデータストリームに対する有効
データの再フォーマットによる伝送帯域幅の効率的な利用に存する。これは、と
りわけ、伝送帯域幅に関して制限された無線インターフェースを有する移動通信
ネットワークへの圧縮されたデータのリアルタイム伝送が行われる場合に有利で
ある。選び捨てられる充填データの代わりに、有効データが加入者コネクション
に使用される可変的伝送帯域幅に従って、つまり比較的高いデータレートを有す
るデータストリームにおいて伝送される。
ータストリームとして第1の通信ネットワークのサーキットスイッチドコネクシ
ョンを介して受信され、一定のデータレートのデータストリームに含まれる充填
データが除去され、一定のデータレートのデータストリームに含まれる有効デー
タが再フォーマットされ、可変データレートを有するデータストリームとして第
2の通信ネットワークのパケットオリエンテッド(packet-oriented)コネクシ
ョンを介して送信される。本発明の利点は、一定のデータレートのデータストリ
ームにおいてサーキットスイッチドコネクション(circuit-switched connectio
n)を介して受信される余計な充填データを除去すること及びパケットオリエン
テッドコネクションを介する可変データレートのデータストリームに対する有効
データの再フォーマットによる伝送帯域幅の効率的な利用に存する。これは、と
りわけ、伝送帯域幅に関して制限された無線インターフェースを有する移動通信
ネットワークへの圧縮されたデータのリアルタイム伝送が行われる場合に有利で
ある。選び捨てられる充填データの代わりに、有効データが加入者コネクション
に使用される可変的伝送帯域幅に従って、つまり比較的高いデータレートを有す
るデータストリームにおいて伝送される。
【0006】 本発明の実施形態によれば、パケットオリエンテッドコネクションの伝送品質
を示すための品質データが第2の通信ネットワークに通知される。これによって
次のことが達成される。すなわち、第1の通信ネットワークの伝送品質に比べて
この第2の通信ネットワークにおいて圧縮されたデータ、専ら有効データの均一
に良好な伝送が行われることが達成される。
を示すための品質データが第2の通信ネットワークに通知される。これによって
次のことが達成される。すなわち、第1の通信ネットワークの伝送品質に比べて
この第2の通信ネットワークにおいて圧縮されたデータ、専ら有効データの均一
に良好な伝送が行われることが達成される。
【0007】 有利には、品質データとして、可変データレートを有するデータストリームに
対する平均データレート及び/又は最大データレートがもとめられる。平均デー
タレート及び/又は最大データレートの調整によって、圧縮された有効データの
許容可能な再生品質が受信器において実現される。なぜなら、リアルタイム伝送
は例えばミリ秒領域における非常に小さい遅延時間しか許容しないからである。
対する平均データレート及び/又は最大データレートがもとめられる。平均デー
タレート及び/又は最大データレートの調整によって、圧縮された有効データの
許容可能な再生品質が受信器において実現される。なぜなら、リアルタイム伝送
は例えばミリ秒領域における非常に小さい遅延時間しか許容しないからである。
【0008】 伝送品質を示すために、本発明の有利な実施形態によれば、可変データレート
を有するデータストリームに利用される伝送チャネルのQファクタ(Guete)、こ
れは許容可能なビットエラーレートにおいて識別可能である、が使用される。
を有するデータストリームに利用される伝送チャネルのQファクタ(Guete)、こ
れは許容可能なビットエラーレートにおいて識別可能である、が使用される。
【0009】 経済的かつ効率的な無線リソース利用の点でとりわけ有利には、本発明では、
圧縮されたビデオデータは一定のデータレートを有するデータストリームとして
ワイヤ接続された通信ネットワークのサーキットスイッチドコネクション(circ
uit-switched connection)を介して受信され、この圧縮されたビデオデータは
可変データレートを有するデータストリームとして移動通信ネットワークのパケ
ットオリエンテッドコネクションを介して送信される。
圧縮されたビデオデータは一定のデータレートを有するデータストリームとして
ワイヤ接続された通信ネットワークのサーキットスイッチドコネクション(circ
uit-switched connection)を介して受信され、この圧縮されたビデオデータは
可変データレートを有するデータストリームとして移動通信ネットワークのパケ
ットオリエンテッドコネクションを介して送信される。
【0010】 本発明の対象の装置は装置を有し、この装置は以下のものを有する、すなわち
、 有効データ及び充填データを受信するための手段を有し、この有効データ及び
充填データは一定のデータレートを有するデータストリームとして第1の通信ネ
ットワークのサーキットスイッチドコネクションを介して到着し、 一定のデータレートのデータストリームに含まれる充填データを除去しかつ一
定のデータレートのデータストリームに含まれる有効データを再フォーマットす
るための手段有し、 再フォーマットされた有効データを可変データレートを有するデータストリー
ムとして第2の通信ネットワークのパケットオリエンテッドコネクションを介し
て送信するための手段を有する。
、 有効データ及び充填データを受信するための手段を有し、この有効データ及び
充填データは一定のデータレートを有するデータストリームとして第1の通信ネ
ットワークのサーキットスイッチドコネクションを介して到着し、 一定のデータレートのデータストリームに含まれる充填データを除去しかつ一
定のデータレートのデータストリームに含まれる有効データを再フォーマットす
るための手段有し、 再フォーマットされた有効データを可変データレートを有するデータストリー
ムとして第2の通信ネットワークのパケットオリエンテッドコネクションを介し
て送信するための手段を有する。
【0011】 次に本発明を実施例に基づいて図1に基づいて詳しく説明する。この図1は第
1の通信ネットワークと第2の通信ネットワークとの間での圧縮されたデータの
リアルタイム伝送のための装置を示す。
1の通信ネットワークと第2の通信ネットワークとの間での圧縮されたデータの
リアルタイム伝送のための装置を示す。
【0012】 この実施例では、第1の通信ネットワークは固定ネットワークISDN(Inte
grated Services Digital Network)によって形成され、第2の通信ネットワー
クは移動通信ネットワークUMTS(Universal Mobile Telecommunication Sys
tem)によって形成されていると仮定する。さらに固定ネットワークISDNか
ら移動通信ネットワークUMTSへ圧縮されたデータをリアルタイム伝送するた
めの本発明による特徴的構成を有する装置SSUはこれら2つの通信ネットワー
クの間に独自の装置として設けられていると仮定する。同様にこの装置SSUは
固定ネットワークISDN又は移動通信ネットワークUMTSの構成部分であっ
てもよい。さらに本発明は例示的な通信ネットワークISDN、UMTSに限定
されるのではなく、他の通信ネットワークにも適用可能である。固定ネットワー
クISDN及び移動通信ネットワークUMTSはそれぞれコントロール装置NC
乃至はRNCを有し、このコントロール装置はネットワーク側でデータ伝送のた
めの装置SSUへのインターフェースを形成する。この装置SSUが固定ネット
ワークISDN又は移動通信ネットワークUMTSの構成部分である場合には、
この装置SSUは有利にはコントロール装置NC乃至はRNCに配置される。各
コントロール装置NC、RNCは制御ユニットRST、STならびにメモリユニ
ットRSP、SPを有する。この装置SSUも同様に制御ユニットCTRを使用
することができ、この制御ユニットCTRによって受信ユニットRCはコントロ
ール装置NCへのインターフェースに接続され、送信ユニットTRはコントロー
ル装置RNCへのインターフェースに接続されている。
grated Services Digital Network)によって形成され、第2の通信ネットワー
クは移動通信ネットワークUMTS(Universal Mobile Telecommunication Sys
tem)によって形成されていると仮定する。さらに固定ネットワークISDNか
ら移動通信ネットワークUMTSへ圧縮されたデータをリアルタイム伝送するた
めの本発明による特徴的構成を有する装置SSUはこれら2つの通信ネットワー
クの間に独自の装置として設けられていると仮定する。同様にこの装置SSUは
固定ネットワークISDN又は移動通信ネットワークUMTSの構成部分であっ
てもよい。さらに本発明は例示的な通信ネットワークISDN、UMTSに限定
されるのではなく、他の通信ネットワークにも適用可能である。固定ネットワー
クISDN及び移動通信ネットワークUMTSはそれぞれコントロール装置NC
乃至はRNCを有し、このコントロール装置はネットワーク側でデータ伝送のた
めの装置SSUへのインターフェースを形成する。この装置SSUが固定ネット
ワークISDN又は移動通信ネットワークUMTSの構成部分である場合には、
この装置SSUは有利にはコントロール装置NC乃至はRNCに配置される。各
コントロール装置NC、RNCは制御ユニットRST、STならびにメモリユニ
ットRSP、SPを有する。この装置SSUも同様に制御ユニットCTRを使用
することができ、この制御ユニットCTRによって受信ユニットRCはコントロ
ール装置NCへのインターフェースに接続され、送信ユニットTRはコントロー
ル装置RNCへのインターフェースに接続されている。
【0013】 圧縮されたデータは例えば圧縮されたビデオデータである。これらの圧縮され
たビデオデータはビデオ符号器によって一定のデータレートDRk、例えば64
kbit/s又は2*64kbit/sを有するデータストリームDS1として発生され、固
定ネットワークISDNの少なくとも1つのサーキットスイッチドコネクション
を介して伝送される。この場合、一定のデータレートDRkは有効データNへの
充填データFの付加によって発生される(ビットスタッフィング(bit stuffing
))。有効データNはビデオ会議に必要なデータを含む。このデータはワイヤ接
続された固定ネットワークISDNの通信端末機器によって発生され、リアルタ
イムで移動通信ネットワークUMTSの通信端末機器に転送される。無線リソー
ス、例えば伝送帯域幅に関して制限された無線インターフェースの効率的かつ経
済的な利用を圧縮されたビデオデータのリアルタイム伝送において移動通信ネッ
トワークUMTSでも可能にするために、装置SSUによって一定のデータレー
トDRkの受信されたデータストリームDS1を可変データレートDRvのデー
タストリームDS2に変換することが行われる。受信ユニットRCはサーキット
スイッチドコネクションを介して到着する充填データF及び有効データNを受信
する。制御ユニットCTRは充填データFを識別しならびにこの充填データFを
データストリームDS1から除去し、さらに残りの有効データNだけを可変デー
タレートDRvを有するデータストリームDS2に再フォーマットする。送信ユ
ニットTRは有効データNだけを可変データレートDRvの処理されたデータス
トリームDS2において移動通信ネットワークUMTSのパケットオリエンテッ
ドコネクションを介して送信する。この再フォーマットは有効データN、すなわ
ちビデオデータを例えばパケットオリエンテッドGPRSサービス(General Pa
cket Radio Service)又はパケットオリエンテッドATMセル(Asynchronous T
ransfer Mode)の伝送フォーマットに埋め込むことによって行われる。このよう
にして、一定のデータレートDRkを有するデータストリームDS1において充
填データFによって生じたデータ欠落個所が、後続のビデオデータの又は他の有
効データNの伝送のために可変データレートDRvのデータストリームDS2に
おいて利用される。
たビデオデータはビデオ符号器によって一定のデータレートDRk、例えば64
kbit/s又は2*64kbit/sを有するデータストリームDS1として発生され、固
定ネットワークISDNの少なくとも1つのサーキットスイッチドコネクション
を介して伝送される。この場合、一定のデータレートDRkは有効データNへの
充填データFの付加によって発生される(ビットスタッフィング(bit stuffing
))。有効データNはビデオ会議に必要なデータを含む。このデータはワイヤ接
続された固定ネットワークISDNの通信端末機器によって発生され、リアルタ
イムで移動通信ネットワークUMTSの通信端末機器に転送される。無線リソー
ス、例えば伝送帯域幅に関して制限された無線インターフェースの効率的かつ経
済的な利用を圧縮されたビデオデータのリアルタイム伝送において移動通信ネッ
トワークUMTSでも可能にするために、装置SSUによって一定のデータレー
トDRkの受信されたデータストリームDS1を可変データレートDRvのデー
タストリームDS2に変換することが行われる。受信ユニットRCはサーキット
スイッチドコネクションを介して到着する充填データF及び有効データNを受信
する。制御ユニットCTRは充填データFを識別しならびにこの充填データFを
データストリームDS1から除去し、さらに残りの有効データNだけを可変デー
タレートDRvを有するデータストリームDS2に再フォーマットする。送信ユ
ニットTRは有効データNだけを可変データレートDRvの処理されたデータス
トリームDS2において移動通信ネットワークUMTSのパケットオリエンテッ
ドコネクションを介して送信する。この再フォーマットは有効データN、すなわ
ちビデオデータを例えばパケットオリエンテッドGPRSサービス(General Pa
cket Radio Service)又はパケットオリエンテッドATMセル(Asynchronous T
ransfer Mode)の伝送フォーマットに埋め込むことによって行われる。このよう
にして、一定のデータレートDRkを有するデータストリームDS1において充
填データFによって生じたデータ欠落個所が、後続のビデオデータの又は他の有
効データNの伝送のために可変データレートDRvのデータストリームDS2に
おいて利用される。
【0014】 装置SSUの制御ユニットCTRによってパケットオリエンテッドコネクショ
ンの伝送品質を示すための品質データQoS(Quality of Service)が決定され
、移動通信ネットワークUMTSのコントロール装置RNCに送信ユニットTR
を介して通知される。これによって、第2の通信ネットワークUMTSにおいて
、第1の通信ネットワークISDNの伝送品質に比較して圧縮されたデータの、
専ら可変データレートDRvのデータストリームDS2における有効データNの
均一に良好な伝送が支配的に行われることが実現される。品質データQoSには
例えば移動通信ネットワークUMTSのデータストリームDS2に利用される伝
送チャネルのQファクタ(Guete)の情報、これは許容可能なビットエラーレー
トにおいて識別可能である、が所属する。移動通信ネットワークUMTSにおけ
るパケットオリエンテッドな方法を用いるビデオデータの伝送に対するリアルタ
イム要求は、平均データレート及び/又は最大データレートにおいて反映される
。この平均データレート及び/又は最大データレートは可変データレートを有す
るデータストリームに対する品質データQoSとしてもとめられる。この平均デ
ータレート及び/又は最大データレートの調整によって、圧縮されたビデオデー
タの許容可能な再生品質が受信器において得られる。なぜなら、リアルタイム伝
送は例えばミリ秒領域における非常に小さい遅延時間しか許容しないからである
。
ンの伝送品質を示すための品質データQoS(Quality of Service)が決定され
、移動通信ネットワークUMTSのコントロール装置RNCに送信ユニットTR
を介して通知される。これによって、第2の通信ネットワークUMTSにおいて
、第1の通信ネットワークISDNの伝送品質に比較して圧縮されたデータの、
専ら可変データレートDRvのデータストリームDS2における有効データNの
均一に良好な伝送が支配的に行われることが実現される。品質データQoSには
例えば移動通信ネットワークUMTSのデータストリームDS2に利用される伝
送チャネルのQファクタ(Guete)の情報、これは許容可能なビットエラーレー
トにおいて識別可能である、が所属する。移動通信ネットワークUMTSにおけ
るパケットオリエンテッドな方法を用いるビデオデータの伝送に対するリアルタ
イム要求は、平均データレート及び/又は最大データレートにおいて反映される
。この平均データレート及び/又は最大データレートは可変データレートを有す
るデータストリームに対する品質データQoSとしてもとめられる。この平均デ
ータレート及び/又は最大データレートの調整によって、圧縮されたビデオデー
タの許容可能な再生品質が受信器において得られる。なぜなら、リアルタイム伝
送は例えばミリ秒領域における非常に小さい遅延時間しか許容しないからである
。
【0015】 最大データレートは固定ネットワークISDNにおける全データレートに相応
する。この全データレートは、複数のサーキットスイッチドコネクションを介す
るビデオデータストリームの伝送において利用される複数の個々のデータレート
から得られる。2つの64kbit/s 伝送区間の例に対してはこの全データレート
は128kbit/s である。平均データレートは、ビデオ符号器によって典型的な
ビデオ会議の間の定められた時間内に発生されるデータ量によって特徴づけられ
る。有利には、この平均データレートは、ポイントトゥポイント(point-to-poi
nt)ビデオ会議、つまりほとんど動かない背景を有し、参加者の特別な唇の動き
ならびに身振り及び表情がないビデオ会議に基づいて経験的にもとめられ、コン
フィギュレート可能なパラメータとして装置SSUの制御ユニットCTRにより
使用される。スタンダードITU−T H.263及び静止背景によるコーデッ
クを使用する場合、ポイントトゥポイントビデオ会議の平均データレートは例え
ばQCIF画像フォーマット及び176*144画素において約10kbit/s であ
る。
する。この全データレートは、複数のサーキットスイッチドコネクションを介す
るビデオデータストリームの伝送において利用される複数の個々のデータレート
から得られる。2つの64kbit/s 伝送区間の例に対してはこの全データレート
は128kbit/s である。平均データレートは、ビデオ符号器によって典型的な
ビデオ会議の間の定められた時間内に発生されるデータ量によって特徴づけられ
る。有利には、この平均データレートは、ポイントトゥポイント(point-to-poi
nt)ビデオ会議、つまりほとんど動かない背景を有し、参加者の特別な唇の動き
ならびに身振り及び表情がないビデオ会議に基づいて経験的にもとめられ、コン
フィギュレート可能なパラメータとして装置SSUの制御ユニットCTRにより
使用される。スタンダードITU−T H.263及び静止背景によるコーデッ
クを使用する場合、ポイントトゥポイントビデオ会議の平均データレートは例え
ばQCIF画像フォーマット及び176*144画素において約10kbit/s であ
る。
【図1】 第1の通信ネットワークと第2の通信ネットワークとの間での圧縮されたデー
タのリアルタイム伝送のための装置を示す。
タのリアルタイム伝送のための装置を示す。
N 有効データ F 充填データ DRk 一定のデータレート DS1 データストリーム ISDN 第1の通信ネットワーク DRv 可変データレート DS2 データストリーム UMTS 第2の通信ネットワーク QoS 品質データ SSU 装置 RC 受信ユニット CTR 制御ユニット RNC、NC コントロール装置 RST、ST 制御ユニット RSP、SP メモリユニット TR 送信ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/14 H04N 7/14 H04Q 7/36 H04B 7/26 104A 7/38 109M Fターム(参考) 5C064 AA02 AB03 AB04 AD01 AD04 AD08 AD09 AD14 AD16 AD18 5K028 AA12 BB04 CC05 EE03 KK32 LL15 MM14 SS05 5K030 HA02 HA08 HB02 HB09 HB16 HB17 HC05 HC09 HD03 HD05 JA05 JL01 JT09 LA07 LB13 LC18 5K051 CC04 CC07 DD07 GG02 JJ02 JJ13 5K067 AA21 BB04 DD52 DD57 EE02 EE10 【要約の続き】 伝送帯域幅に関して制限された無線インターフェースを 有する移動通信ネットワークへの圧縮されたデータのリ アルタイム伝送が行われる場合に有利である。
Claims (8)
- 【請求項1】 圧縮されたデータのリアルタイム伝送のための方法において
、 有効データ(N)及び充填データ(F)が一定のデータレート(DRk)を有
するデータストリーム(DS1)として第1の通信ネットワーク(ISDN)の
サーキットスイッチドコネクション(circuit-switched connection)を介して
受信され、 前記一定のデータレート(DRk)の前記データストリーム(DS1)に含ま
れる前記充填データ(F)が除去され、 前記一定のデータレート(DRk)の前記データストリーム(DS1)に含ま
れる前記有効データ(N)は再フォーマットされ、可変データレート(DRv)
を有するデータストリーム(DS2)として第2の通信ネットワーク(UMTS
)のパケットオリエンテッドコネクションを介して送信される、圧縮されたデー
タのリアルタイム伝送のための方法。 - 【請求項2】 パケットオリエンテッドコネクションの伝送品質を示すため
の品質データ(QoS)は第2の通信ネットワーク(UMTS)に通知される、
請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 品質データ(QoS)として、可変データレート(DRv)
を有するデータストリーム(DS2)に対する平均データレート及び/又は最大
データレートがもとめられる、請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 可変データレート(DRv)を有するデータストリーム(D
S2)に利用される伝送チャネルのQファクタ(Guete)は伝送品質を示すため
に使用される、請求項2又は3記載の方法。 - 【請求項5】 圧縮されたビデオデータは一定のデータレート(DRk)を
有するデータストリーム(DS1)としてワイヤ接続された通信ネットワーク(
ISDN)のサーキットスイッチドコネクション(circuit-switched connectio
n)を介して受信され、前記圧縮されたビデオデータは可変データレート(DR
v)を有するデータストリーム(DS2)として移動通信ネットワーク(UMT
S)のパケットオリエンテッドコネクションを介して送信される、請求項1〜4
のうちの1項記載の方法。 - 【請求項6】 装置(SSU)を有する圧縮されたデータのリアルタイム伝
送のための装置において、前記装置(SSU)は以下のものを有する、すなわち
、 有効データ(N)及び充填データ(F)を受信するための手段(RC)を有し
、該有効データ(N)及び充填データ(F)は一定のデータレート(DRk)を
有するデータストリーム(DS1)として第1の通信ネットワーク(ISDN)
のサーキットスイッチドコネクション(circuit-switched connection)を介し
て到着し、 前記一定のデータレート(DRk)の前記データストリーム(DS1)に含ま
れる前記充填データ(F)を除去しかつ前記一定のデータレート(DRk)の前
記データストリーム(DS1)に含まれる前記有効データ(N)を再フォーマッ
トするための手段(CTR)を有し、 前記再フォーマットされた有効データを可変データレート(DRv)を有する
データストリーム(DS2)として第2の通信ネットワーク(UMTS)のパケ
ットオリエンテッドコネクションを介して送信するための手段(TR)を有する
、装置(SSU)を有する圧縮されたデータのリアルタイム伝送のための装置。 - 【請求項7】 装置(SSU)はワイヤ接続された通信ネットワーク(IS
DN)と移動通信ネットワーク(UMTS)との間に配置されている、請求項6
記載の装置。 - 【請求項8】 装置(SSU)は圧縮されたビデオデータを伝送するために
設けられている、請求項6又は7記載の装置。
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