Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2002326288A - タイヤのシェーピング成形ドラム及び成型方法 - Google Patents

タイヤのシェーピング成形ドラム及び成型方法

Info

Publication number
JP2002326288A
JP2002326288A JP2002038318A JP2002038318A JP2002326288A JP 2002326288 A JP2002326288 A JP 2002326288A JP 2002038318 A JP2002038318 A JP 2002038318A JP 2002038318 A JP2002038318 A JP 2002038318A JP 2002326288 A JP2002326288 A JP 2002326288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
shaping
core
cylinders
axial direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002038318A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4447820B2 (ja
Inventor
Katsuhiro Nakatani
勝博 中谷
Shigeo Kudo
重雄 工藤
Tetsuo Tatara
哲夫 多田羅
Mitsuru Ichiyanagi
満 一柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP2002038318A priority Critical patent/JP4447820B2/ja
Publication of JP2002326288A publication Critical patent/JP2002326288A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4447820B2 publication Critical patent/JP4447820B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトドラムと移載装置を不要とし、トロイ
ダル状に成形されたカーカス表面が安定した形状に保持
されながら、当該カーカス表面にベルト及びトレッドな
どの貼り付け部材を画一的にしかも簡易に直接貼付する
ことができ、いわゆるストリップビルト工法にも最適で
あり、高品質のタイヤ成型を可能とするタイヤのシェー
ピング成形ドラムを提供する。 【解決手段】 軸方向に互いに対向して配置された一対
のビードロック・ターンアップ部101、102と、こ
のビードロック・ターンアップ部101、102でビー
ドロックされた円筒状のカーカスCCを内面から径方向
に拡開し、トロイダル形状に成形する中子装置2とを備
え、この中子装置2を、軸方向に対向する前記一対のビ
ードロック・ターンアップ部101、102の間に配置
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が関連する技術分野】本発明は、円筒状のカーカ
スをトロイダル状に成形するタイヤ2次成型用のシェー
ピング成形ドラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤの2次成型として、例え
ば、1次成型で得られた円筒状カーカスに両端からビー
ドを打ち込んでビードロックした後、このカーカスをエ
ア又はブラダーによる内側からのシェーピングによって
トロイダル状に形成し、カーカスの両端を折り返して巻
き上げ、別にベルトドラム上で作られたベルト及びトレ
ッドリングを移載して合体する、いわゆるシングル成形
方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エアによって
円筒状カーカスをシェーピングした場合、移載装置の位
置ずれによって、カーカス上でベルト及びトレッドリン
グを精度よく合体できない場合がある。この点、トロイ
ダル状に成形されたカーカス上にベルト及びトレッドを
直接貼付する方法が精度上好ましいのであるが、エア圧
によってトロイダル状にシェーピングされたカーカス上
にベルト及びトレッドを直接貼付することは困難であ
り、従来より上記の方法を採用せざるを得なかった。
【0004】また、エアによって円筒状カーカスをシェ
ーピングした場合、エアの圧力により、ビード下のカー
カスプライにずれが生じ、一定のビードロック状態を長
時間保持することが困難な場合がある。
【0005】一方、ブラダーでカーカスをシェーピング
した場合は、このような問題は生じにくいが、ブラダー
の張力不均一によってカーカスを均一にシェーピングす
ることが困難な場合が生じる。また、ブラダーは、消耗
品であるから、一定期間毎にブラダー交換が必要にな
る。また、このようなエア又はブラダーによるシェーピ
ングでは、エア圧を利用することから、既述の通り、ト
ロイダル状にシェーピングされたカーカス上にベルト及
びトレッドを直接貼付することは不向きである。また、
このような成型では、円筒状カーカスにビードロックし
両端を巻き上げ、トロイダル状に成形する装置のほか、
ベルト及びトレッドリングを作るベルトドラムと、この
ベルト及びトレッドリングを移載する移載装置を必要と
し、その設置スペースが必要となる問題もある。
【0006】本発明の目的は、ベルトドラムと移載装置
を不要とし、トロイダル状に成形されたカーカス表面が
安定した形状に保持されながら、当該カーカス表面にベ
ルト、トレッドなどの貼り付け部材を画一的にしかも簡
易に直接貼付することができ、いわゆるストリップビル
ト工法にも最適であり、高品質のタイヤ成型を可能とす
るタイヤのシェーピング成形ドラムを提供するところに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
鋭意検討した結果、本発明は、軸方向に互いに対向して
配置された一対のビードロック・ターンアップ部と、こ
のビードロック・ターンアップ部でビードロックされた
円筒状のカーカスを内面から径方向に拡開し、トロイダ
ル形状に成形する中子装置とを備え、この中子装置を、
軸方向に対向する前記一対のビードロック・ターンアッ
プ部の間に配置したことを特徴するタイヤのシェーピン
グ成形ドラムを採用した。なお、本発明において、「貼
り付け部材」とは、ベルト、トレッド等の補強部材を含
み、トロイダル状カーカスの表面に又はその表面から順
次貼り付ける各種の部材を示し、シート状部材のほか、
トレッドストリップなどのストリップ部材を含む概念で
ある。
【0008】本発明のシェーピング成形ドラムは、上記
の構成であるから、ビードロックした円筒状カーカスを
トロイダル状に成形できるほか、上記中子装置により内
面から保持されたトロイダル状のカーカス表面に、ベル
ト、トレッドなどの貼り付け部材を直接貼付することが
できる。このため、従来必要としていたベルトドラム
や、ベルト及びトレッドリングの移載装置が不要とな
り、省スペース化とコストダウンが図られるものであ
る。また、トロイダル状に成形されるカーカスは、上記
中子装置により内面から拡開しながら保持されるため、
当該カーカス表面はその形状が安定して保持され、当該
カーカス表面にベルト及びトレッドなどの貼り付け部材
を画一的にしかも簡易に直接貼付することができ、例え
ばトレッドストリップ等を巻き付けるいわゆるストリッ
プビルト工法にも最適に採用することができ、高品質の
タイヤ成型が可能となる。
【0009】特に、中子装置が、ドラム軸を中心軸とし
て放射状に設置された複数の中子セグメントから構成さ
れ、上記各中子セグメントには、径方向先端部に前記円
筒状カーカスに対する拡開面を備えた拡開セグメント
と、この拡開セグメントに径方向の開閉運動を与えるリ
ンク機構を有するシェーピング成形ドラムの場合、リン
ク機構の開閉量を機械的に調節することができ、またリ
ンク機構自体を取り替えることも構造上可能となること
から、タイヤの直径及び幅等の異なる各種タイヤに対し
て適用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態を示す
一体型(非分離型)のシェーピング成形ドラムの概略断
面図である。図1において、1はシェーピング成形ドラ
ムであり、ドラム軸Xaを中心軸として上側断面が成形
前の状態、下側断面が成形後の状態を示している。ま
た、当該下側断面においてドラムセンター部10のYc
−Yc線を挟んで右側断面が、カーカスCCの端部の巻
き上げ状態を示す概略断面図であり、同左側断面が当該
カーカスCCの端部の巻き上げ後(又は前)の状態を示
す概略断面図である。図2は同シェーピング成形ドラム
の要部拡大概略断面図である。図3は図1におけるドラ
ムセンター部10のYc−Yc線概略断面図である。図
4は図1におけるビードロック部11のYb1線概略断
面図とYb2線概略断面図であり、それぞれセンターラ
インCLを境に右側がYb1線概略断面図、左側がYb
2線概略断面図である。図5は図1におけるターンアッ
プ部12のYt1線概略断面図とYt2線概略断面図で
あり、それぞれYt1線概略断面図は実線で、Yt2線
概略断面図は仮想線で示されている。
【0011】図1及び図2に示すように、このシェーピ
ング成形ドラム1は、ドラムセンター部10に中子装置
2が設置され、この中子装置2を挟んで、左右両側のビ
ードロック部11、11には、軸方向に互いに対向して
一対のビードロック・ターンアップ部101、102が
設けられている。なお、仮想線で示すCCは、ビードロ
ック・ターンアップ部101、102間にセットされた
円筒状カーカスである。
【0012】中子装置2は、図3に示すように、ドラム
軸Xaを中心軸として放射状に設置された複数の中子セ
グメント210から構成されている。各中子セグメント
210は、径方向先端部に前記円筒状カーカスCCに対
する拡開面212を備えた拡開セグメント211と、こ
の拡開セグメント211に径方向の開閉運動を与えるリ
ンク機構213を有している。特にこの実施形態では、
中子セグメント210の拡開面212は、リンク機構2
13により、全閉時に円筒状カーカスCCの内径より小
さい縮小径を持ち、全開時にトロイダル形成の拡大径を
持つように設計されている。また、この実施形態の中子
装置2は、図3に示すように、リンクレバー比の大きな
大リンクを有する小径の中子セグメント210aと、当
該小径セグメントよりリンクレバー比の小さい小リンク
を有する大径の中子セグメント210bとが交互に配置
されている。また、拡開面212も、中子セグメント2
10bでは断面三日月形状の拡開面212bであるのに
対して、中子セグメント210aの拡開面212aは断
面四角形状であって、その端部は上記拡開面212bの
端部が重なりあい連続した円周の外周面を構成できる様
に傾斜している。従って、図3に示す様に、トロイダル
形成の拡大径Reにおいて上記小径の中子セグメント2
10aと大径の中子セグメント210bとが一体化し、
拡開面212が円周に連なる外周面212cを形成す
る。なお、図3において、212Bは中子セグメント2
10bの拡開面212bの拡開過程を示す図であり、2
12Aは中子セグメント210aの拡開面212aの拡
開過程を示す図である。これらは、先行する大径の中子
セグメント210bの拡開面212bの拡開を追って、
リンクレバー比の大きな小径の中子セグメント210a
が追跡し、トロイダル形成の拡大径Reにおいて一体化
することを示している。中子セグメント210が閉まる
(縮小する)場合は、上記の過程と全く逆の過程を辿
り、リンクレバー比の大きな小径の中子セグメント21
0aが先に縮小し、リンクレバー比の小さな大径の中子
セグメント210bがこれに続いて縮小するものであ
る。
【0013】この実施形態のリンク機構213は、図1
及び図2に示すように、円筒の主軸体4上を連結用スリ
ーブ31、32が相互に軸方向に接近又は離反する動作
に同期して径方向に開閉する構成を採用している。な
お、この連結用スリーブ31、32は、主軸体4内部の
螺子S、Sがその回転によって軸方向に互いに接近し又
は離反する変位に呼応して、軸方向に互いに接近し又は
離反する様にこの螺子Sに連結用スリーブ31、32が
接続されている。また、一組の第1シリンダー80、8
0が、この連結用スリーブ31、32の両端部のフラン
ジ部31a、31bに、それぞれ連結されている。この
第1シリンダー80、80は、既述の通り、前記螺子
S、Sによって軸方向に連結用スリーブ31、32を互
いに接近させて中子装置のリンク機構213が拡開した
後に、さらに連結用スリーブ31、32を接近させる付
加力を与えて、リンク機構213の拡開状態を安定的に
保持させたり、中子セグメント210の開き径を調整す
るなど可能となる。なお、連結用スリーブ31の左端部
のフランジ部31aについては、この実施形態では、第
1シリンダー80が着脱自在に連結されている。そし
て、この第1シリンダー80が連結用スリーブ31の左
端部のフランジ部31aに連結されている際は、既述の
通り、上記連結用スリーブ31に対して軸方向の動きを
与える役割を果たすことができる。また、第1シリンダ
ー80が連結用スリーブ31の端部のフランジ部31a
に連結されていないときには、第1シリンダー80は当
該シェーピング成形ドラム1本体から移動して離すこと
ができる。このときに、当該シェーピング成形ドラム1
の左側のテール部Tからドラムセンター部10に、成形
前の円筒状カーカスを取り入れるか、又はトロイダル成
形後の未加硫タイヤをシェーピング成形ドラム1のドラ
ムセンター部10からテール部Tを経てシェーピング成
形ドラム1本体の外に取り出すことができる。
【0014】また、中子装置2のリンク機構として、図
9に示すパンタグラフ方式リンク機構も採用できる。図
9は、1つの中子セグメント210の概略断面図であ
る。拡開セグメント211のドラム軸Xa側に軸受台2
22が取り付けられ、ドラム軸Xa方向に摺動可能な1
組の軸受221が取り付けられている。そして、軸受2
21には、パンタフラフ方式リンク220のリンク端2
20aが連結(軸支)されている。パンタフラフ方式リ
ンク220の主軸体4側のリンク端220bには、それ
ぞれ、連結用スリーブ31、32が連結されている。
【0015】したがって、前述のリンク機構213を有
する中子セグメントと同様に、連結用スリーブ31、3
2が相互に軸方向に接近又は離反する動作に同期してパ
ンタフラフ方式リンク220が径方向に開閉する。螺子
S、S及びや第1シリンダー80、80により、連結用
スリーブ31、32が軸方向に相互に接近し、中子セグ
メント210が拡開し、円筒状カーカスがトロイダル成
形され、拡開状態が維持される。
【0016】更に、主軸体側のリンク端220bのいず
れかを固定するパンタグラフ方式リンク機構も採用でき
る。図10において、中子セグメント210の左側は図
9と同様の構造をとる。右側のリンク端220aは、拡
開セグメント211に固定された固定軸受223に連結
され、右側のリンク端220bは、固定軸受224に連
結され、固定軸受224は、主軸体4に固定されてい
る。したがって、スリーブ31の軸方向の移動のみによ
り、中子セグメント210の拡開及び縮小が可能とな
る。また、1組の第1シリンダー80の押力差により拡
開面212はドラム軸Xaに平行でなくなることはな
く、トロイダル形成の精度をより高めることができる。
【0017】前述の大径の中子セグメント210bと小
径の中子セグメント210aとが交互に配置された中子
装置において、大径の中子セグメント210bに係る可
動なリンク端220bをスリーブ31側に設けスリーブ
31に連結し、小径の中子セグメント210aに係る可
動なリンク端220bをスリーブ32側に設けスリーブ
31に連結することもできる。したがって、スリーブ3
1を動作せしめる第1シリンダー80と、スリーブ32
を動作せしめる第1シリンダー80とを独立に動作させ
ることにより、大径及び小径の中子セグメントの拡開を
それぞれ独立に制御することができる。その結果、トロ
イダル形成の精度をより高めることも可能となる。ま
た、図9におけるスリーブ31と32との間、又は、図
10におけるスリーブ31と固定軸受224との間にス
トッパー(図示せず)を挿入して、中子セグメント21
0の開き径を定めることも可能である。
【0018】なお、成形前の円筒状カーカスのシェーピ
ング成形ドラムへの取り入れ或いはトロイダル成形後の
未加硫タイヤのシェーピング成形ドラムへの取り出しに
ついては、図6に示す様な、シェーピング成形ドラムの
テール構造を採用することが望ましい。すなわち、図6
に示す様に、主軸体4上に、連結用スリーブ31を軸方
向のドラムセンター部10側に押し込むためのフランジ
部31aを設ける一方、シェーピング成形ドラムのテー
ル端部TEに嵌合する開口部801と、前記フランジ部
31aに対面してこのフランジ部31aを軸方向のドラ
ムセンター部10側に移動可能なフランジ部802を備
えたシリンダー装置803を設ける。そして、このシリ
ンダー装置803のフランジ部802に軸方向の動きを
与えるシリンダー804をシリンダー装置803に設け
る。この構造により、シリンダー装置803の開口部8
01をシェーピング成形ドラムのテール端部TEに嵌合
し、シリンダー装置803をシェーピング成形ドラムの
テール端部TEに安定させて接合させた後、シリンダー
装置803のシリンダー804によって、フランジ部8
02を押圧し、このフランジ部802を軸方向に移動さ
せることによって連結用スリーブ31に連結されている
フランジ部31aを押圧し、連結用スリーブ31に軸方
向力を与えることになる。シリンダー装置803をシェ
ーピング成形ドラムのテール端部TEから離脱させる場
合は、前記と逆の動きを与えることによって達成され
る。これによって、成形前の円筒状カーカスのシェーピ
ング成形ドラムへの取り入れ或いはトロイダル成形後の
未加硫タイヤのシェーピング成形ドラムへの取り出しを
可能とする。
【0019】なお、図1及び図2から理解できる様に、
第1シリンダー80のこの軸方向の動作ラインに、連結
用スリーブ31、32相互の接近距離を調節するストッ
パー(図示せず)を設けることにより、中子セグメント
210の開き径を定めることも可能となる。なお、中子
セグメント210の開き径を、モーター駆動によるリン
ク機構213あるいはパンタグラフ式リンク機構220
の開閉により調節することも可能である。また、中子セ
グメント210の開閉機構そのものをモーター駆動で行
い、中子セグメント210の開き径を調節することも可
能である。また、拡開セグメント211の拡開面212
に装着可能なカバーゴムを装着することにより、中子装
置2の開き径や幅を調節することも可能である。なお、
中子セグメント210のセグメント幅は、セグメントの
交換や、軸方向にセグメントをスライドさせる構造を採
用することにより調節することも可能である。
【0020】またこの実施形態の中子装置2は、図1及
び図2に示す様に、円筒の主軸体4の表面を軸方向に接
近或いは離反する一組のスライダー311、312を有
している。そして、スライダー311、312相互の接
近或いは離反する動作に同期してリンク機構213に径
方向の開閉運動を与える一組のリンク213a、213
bが上記各スライダー311、312にそれぞれ連結
(軸支)されている。また、これらの各スライダー31
1、312は、図示のとおり、前記各第1シリンダー8
0との連結用スリーブ31、32に連結して当該第1シ
リンダー80との連結用スリーブ31、32と共に円筒
の主軸体4上を摺動して軸方向に変位するように構成さ
れている。従って、この実施形態では、前記各第1シリ
ンダー80との連結用スリーブ31、32が円筒の主軸
体4の表面を軸方向に互いに接近或いは離反する運動に
応じてスライダー311、312が円筒の主軸体4の表
面を軸方向に同じく互いに接近或いは離反し、その動き
に応じてリンク機構213が径方向に開閉し、その開閉
動作に応じて中子セグメント210の拡開面212が径
方向に拡開又は縮小するものである。
【0021】もちろん、図9や図10に示した中子セグ
メントに対しても、スライダーを介して、中子セグメン
トの拡開又は縮小が可能である。すなわち、図9におけ
るリンク端220bを各スライダー311、312に連
結することが可能である。また、図10における大径の
中子セグメント210bに係る可動なリンク端220b
をスライダー311側に設けスライダー311に連結
し、小径の中子セグメント210aに係る可動なリンク
端220bをスライダー312側に設けスライダー31
2に連結することもできる。このような構成を採用すれ
ば、第1シリンダー80のいずれか又は2つの独立な動
作に応じて、中子セグメント210の拡開面212が径
方向に拡開又は縮小を可能とすることができる。
【0022】図11は、小径の中子セグメント210a
とその両側に配置されている大径の中子セグメント21
0bを表した概略断面図である。前述のとおり、最大拡
開径Reに対しては、小径の中子セグメント210aの
拡開面212aと大径の中子セグメント210bの拡開
面212bが一体化され、拡開面212は良好に維持で
きる。最大拡開径Reより小さい拡開径Rに対しては、
まず、大径の中子セグメント210bにより拡開面21
2bが形成する。その後、小径の中子セグメント210
aが同期せず独立に拡開するが、小径の中子セグメント
210aの端部と大径の中子セグメント210bの端部
との接触することにより、拡開面212を良好に維持で
きる。したがって、拡開径に応じて拡開セグメント21
1を交換することなく、最大拡開径より径の小さいサイ
ズの異なるカーカスのトロイダル成形が可能となる。
【0023】また、この第1シリンダー80との連結用
スリーブ31、32上には、図1及び図2に示すよう
に、ビードロック・ターンアップ部101、102も取
り付けられている。従って、ビードロック・ターンアッ
プ部101、102も、第1シリンダー80との連結用
スリーブ31、32が円筒の主軸体4上を摺動して軸方
向に互いに接近或いは離反する動きに応じて互いに接近
或いは離反し、ビードロック・ターンアップ部101、
102に架け渡された円筒状カーカスCCのビード部C
B1、CB2がリンク機構213の径方向の開きに応じ
て、互いに接近し得る構成となっている。また、上記各
第1シリンダー80との連結用スリーブ31、32の外
側には第2シリンダー51、52が設けられており、当
該第1シリンダー80との連結用スリーブ31、32と
共に軸方向に変位するとともに、更に当該第1シリンダ
ー80との連結用スリーブ31、32とは独立して軸方
向に変位可能となっている。またこの第2シリンダー5
1、52は、両ビードロック部11、11において、既
述したビードロック・ターンアップ部101、102が
径方向にわずかに開閉できる様に、第2リンク機構11
1、112が第2シリンダー51、52とビードロック
11、11間を連結している。従って、第1シリンダー
80との連結用スリーブ31、32に対して更に第2シ
リンダー51、52を軸方向に変位させることにより、
ビードロック11、11が径方向に開閉可能となること
から、この実施形態では、第1シリンダー80との連結
用スリーブ31、32の接近或いは離反に応じて、中子
セグメント210が開閉し、これに同期してビードロッ
ク・ターンアップ部101、102が接近或いは離反し
つつ径方向に開閉するものである。なお、11a、11
bはそれぞれビード受け入れ部であり、110a、11
0bはビードの受け入れ溝である。
【0024】特に、本実施形態では、図4に示すよう
に、ビードロッククドラム102のビード受け入れ部1
1bも、既述した中子セグメント210と同様に、リン
クレバー比の大きな大リンク112aを有する小径のビ
ードロックセグメント102aと、当該小径のビードロ
ックセグメント102aよりリンクレバー比の小さい小
リンク112bを有する大径のビードロックセグメント
102bとが交互に配置され、ドラム軸Xaを中心に放
射状に設置されている。従って、図1及び図2に示すよ
うに、ドラム軸Xaより上半分の断面において示される
位置から下半分の断面において示される位置にまで第1
シリンダー80との連結用スリーブ32が中子装置2の
方向に前進し、さらに第2シリンダー52が同じく中子
装置2の方向に前進すると、第2リンク機構111、1
12の開動作によって、図4の右断面が示す位置から左
断面に示す位置にまでビードロックセグメント102
a、102bが押し上げられて拡開し、円周面として連
続するビード受け入れ部11b1、11b2が構成され
るものである。これはビードロック・ターンアップ部1
01のビード受け入れ部11aも同様である。
【0025】また、図1及び図2に示す様に、この実施
形態のドラムには、前記第2シリンダー51、52と同
様に、第1シリンダー80との連結用スリーブ31、3
2とは別の軸方向の変位運動を与えることができる独立
した第3シリンダー61、62が設けられている。そし
てこの第3シリンダー61、62には、ビードロック・
ターンアップ部101、102に設置された円筒状カー
カスCCをビードコアの両側からその両端部を折り返し
て巻き上げるリフトフィンガー71、72が設けられて
いる。特に、本実施形態では、図5に示すように、先端
部に一対の回転ローラー721、721を取り付けた複
数のリフトフィンガーセグメント720を、ドラム軸X
aを中心に放射状に第3シリンダー62に軸支して取り
付けている。このようにすることにより、第4図の実線
の位置にあった複数のリフトフィンガーセグメント72
0は、第3シリンダー61、62が中子装置2の方向に
互いに接近すると、第4図の仮想線の位置にまで動き、
ビードロック・ターンアップ部101、102に設置さ
れた円筒状カーカスCCの両端部に当たり、径方向にそ
の両端部を持ち上げて折り返す方向に動いてターンアッ
プの動作を行うものである。なお、上記のターンアップ
の作用は、ブラダーによっても達成することができる。
【0026】本実施形態のシェーピング成形ドラムは、
上述の構成であるので、例えば、シェーピング成形ドラ
ムの一一端側のテール部T(図6でいえば、テール端部
TE)から円筒状カーカスCCを取り込み、当該円筒状
カーカスCCをドラムセンター部10に移動してセット
する。また上記テール部T(図6でいえば、テール端部
TE)に、シリンダー80(図6でいえば、シリンダー
装置803)を設置する。そして、上記円筒状カーカス
CCにはその両端部からビードを打ち込み、当該カーカ
スCCを、ビードロック・ターンアップ部102におけ
るビードロックセグメント102bのビード受け入れ部
11b(ビードの受け入れ溝110b)に上記ビードを
ロックした後(ビードロック・ターンアップ部101も
同様。)、低圧(例えば、0.5Kgf/cm)エア
を円筒状カーカスCC内に入れ、螺子Sを回動させて主
軸体4上において連結用スリーブ31、32を軸方向に
移動させてビードロック・ターンアップ部101、10
2を軸方向に互いに近づける。これによって、中子セグ
メント210が拡開する。さらに、シリンダー80(図
6でいえば、シリンダー装置803)を駆動させて、連
結用スリーブ31、32を軸方向に移動させて中子セグ
メント210が全開して安定状態にした後、エアブロー
して、ビードロック・ターンアップ部101、102を
軸方向外側に遠ざける。次いで、ベルト、トレッドなど
の貼り付け部材を順に貼り合わせた後、高圧(1.2K
gf/cm)エアを入れ、第3シリンダー61、62
を軸方向に互いに近づけ、ビードロックセグメント10
2bの動作に応じてカーカスCCの両端部を折り曲げて
巻き上げる。その後、サイドウォールを貼る。これらの
ことはビードロック・ターンアップ部101でも同様で
ある(図示せず)。
【0027】従って、本実施形態のシェーピング成形ド
ラムは、第1シリンダー80との連結用スリーブ31、
32の軸方向の動きに同期して第2シリンダー51、5
2及び第3シリンダー61、62が軸方向に動き、中子
セグメント210の開閉と、ビードロック・ターンアッ
プ部101、102の開閉と、リフトフィンガーセグメ
ント720の持ち上げ或いは持ち下げが連続して行わ
れ、寸法精度の良好なトロイダル状のカーカスを連続し
て成形することができる。また更に、このトロイダル状
のカーカスは、内部から中子セグメント210で拡開状
態に保持されているため、このカーカスの上からベル
ト、トレッドなどの貼り付け部材を直接貼り付け生タイ
ヤとすることもできる。このようにして成形されたカー
カス又は生タイヤは、中子装置2を径方向に縮小して、
中子装置2の内面保持状態を解除した後、この成形ドラ
ムから外せば、寸法精度の良好な高品質のトロイダル状
のカーカス又は生タイヤが得られるものである。なお、
この成形後のトロイダル状のカーカス又は生タイヤの成
形ドラムからの取り出しは、既述した通りである。
【0028】なお、中子セグメント210の径方向の開
閉位置において、ビードロックされたカーカス内部にエ
アを送り込むことができるエア導出孔(図示せず)を設
ける。これにより、円筒状のカーカスをビードロックし
た後において、ビードを寄せながらこのエア導出孔から
カーカスに低圧エアを挿入することができ、これによっ
て拡開する中子セグメント210と、トロイダル状に伸
びるカーカスとの間の擦れを防止することができる。ま
た、中子セグメント210の全開時に、トロイダル状に
伸びたカーカスの内部に上記エア導出孔からエアブロー
することにより、ビード間隔を広げて、たるみのないト
ロイダル形状のカーカスを成形することができる。
【0029】従って、この成形方法は、円筒状のカーカ
スをビードロックした後、ビードを寄せながらエア導出
孔からカーカスに低圧エアを挿入し、続いて既述した中
子セグメントを除々に開き、その全開時にエア導出孔か
らエアブローしてビード間隔を広げてトロイダル形成す
る成形方法である。なお、エア導出孔は中子セグメント
210の径方向の開閉位置に設けることが好ましいが、
具体的に例示すると、前記実施形態のドラムでは円筒状
の主軸体4の内部にエア導入路を設け、中子セグメント
210の径方向の開閉位置においてこのエア導入路に連
通するエア導出孔を設けることが望ましい。
【0030】ところで、本発明のタイヤ成形ドラムは、
上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記
実施形態のタイヤ成形ドラムは、一体型の成形ドラムで
構成されている。しかし、本発明では、例えば、主軸体
4を軸方向に連結可能な構造とした分離型のタイヤ成形
ドラムも採用することができる。具体例としては、図7
に示す様に、前記図1におけるタイヤ成形ドラムにおい
て、主軸体4を、左側の主軸体4aと右側の主軸体4b
とによって構成し、左側のビードロック部11の近傍位
置において軸方向に連結・分離可能としたタイヤ成形ド
ラムがある。そして、このタイヤ成形ドラムでは、主軸
体4内において軸方向に設けられ、当該主軸体4と一体
をなす構造の連結軸400を、軸方向に噛み合いクラッ
チ機構で噛合し又はそれを解除することで、主軸4a、
4bの連結・分離を確定させる構造を採用している。
【0031】また、上記実施形態のほか、主軸体を連結
・分離させる構造として、図8に示すものがある。すな
わち、図8に示すように、主軸体を、中子装置2が取り
付けられた主軸体40と、ビードロック・ターンアップ
部101、102が取り付けられた主軸体41、42で
構成し、相互に着脱可能に連結できるようにすることが
可能である。さらに具体的に説明すると、図8に示すよ
うに、中子装置2が取り付けられる主軸体40は、一方
の主軸体42を軸方向に貫通することができる内穴40
1を備えた筒体とする。また、他方の主軸体41には主
軸体42の先端部421を受け入れる嵌合溝411を設
ける。このようにすることにより、ビードロック・ター
ンアップ部102が取り付けられた主軸体42を、中子
装置2が装着された主軸体40の内穴401に挿入し
て、ビードロック・ターンアップ部101が取り付けら
れた他方の主軸体41に連結一体化して、前記実施形態
と同様に、円筒カーカスをトロイダル状に成形すること
ができる。また成形後は、このビードロック・ターンア
ップ部102が取り付けられた主軸体42を、中子装置
2が装着された主軸体40の内穴401から引き抜くこ
とにより、中子装置2が装着された主軸体40を、ビー
ドロック・ターンアップ部101,102が取り付けら
れた主軸体41、42から取り外すことができる。これ
により、中子装置2で内面保持されたトロイダル状のカ
ーカスTC(或いは生タイヤ)を主軸体40ごと単独で
移送することが可能となり、この中子装置を増やすこと
によって生産性が大幅に向上する。なお、この場合、中
子装置2により移載方式を採るので、カーカスをシェー
ピングした後、ビードロック・ターンアップを行い、次
いでサイドウォール、ベルト、トレッドを順に貼り付け
る成型順序となる。
【0032】他の主軸体の分離形態として、少なくとも
中子装置及びビードロック・ターンアップ部が取り付け
られた主軸体が分離・連結可能とする形態を採用するこ
とができる。図12において、主軸体44に中子装置2
及びビードロック・ターンアップ部101、102が設
けられている。そして、中子装置2及びビードロック・
ターンアップ部101、102は、外部から供給される
空気圧により動作される。主軸体44の端部44a、4
4bは一組の軸支部45a、45bにより軸支されてい
る。軸支部45aは空気圧供給部500を有し、カップ
リング501を介して、主軸体44に設けられた空気圧
導入部502に接続されている。したがって、空気圧供
給部500から供給される空気圧により、中子装置2及
びビードロック・ターンアップ部101、102が動作
される。また、軸支部45bは回転駆動部510を有
し、クラッチ511を介して、主軸体44が回転可能と
なっている。シェーピング成形においては、必ずしもシ
ェーピング成形ドラムを回転する必要はないが、シェー
ピング成形後、ストリップビルド工法による成形が可能
となる。また、主軸体44は着脱自在であるので、シェ
ーピング成形後のカーカスを装着したまま、ストリップ
ビルド工程などの他の工程への移載が容易となる。
【0033】もちろん、図9,10に示した中子装置
を、図7、8に示したシェーピング成形ドラムに採用す
ることもできる。この場合、パンタグラフ方式リンク機
構によりリンク装置に軸方向幅を小さくすることがで
き、中子装置の省スペース化に寄与する。
【0034】
【発明の効果】本発明は、軸方向に互いに対向して配置
された一対のビードロック・ターンアップ部と、このビ
ードロック・ターンアップ部でビードロックされた円筒
状のカーカスを内面から径方向に拡開し、トロイダル形
状に成形する中子装置とを備え、この中子装置を、軸方
向に対向する前記一対のビードロック・ターンアップ部
の間に配置したタイヤのシェーピング成形ドラムである
ので、トロイダル状に成形されたカーカス表面にベルト
及びトレッド等の貼り付け部材を直接貼付することがで
きることから、従来のベルトドラムと移載装置を不要と
し、省スペース及びコストダウンが図られる。また、こ
の成形ドラムによれば、従来のエア又はブラダーを用い
たものと比較して、中子装置によってカーカスのトロイ
ダル形状を内面から機械的に安定保持することができる
ため、当該カーカス表面はその形状が安定して保持さ
れ、当該カーカス表面にベルト及びトレッドなどの貼り
付け部材を画一的にしかも簡易に直接貼付することがで
き、例えばトレッドストリップ等を巻き付けるいわゆる
ストリップビルト工法にも最適に採用することができ、
高品質のタイヤ成型が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すシェーピング成形ド
ラムの概略断面図である。
【図2】同シェーピング成形ドラムの要部拡大概略断面
図である。
【図3】図1におけるドラムセンター部のYc−Yc線
概略断面図である。
【図4】図1におけるビードロック部のYb1線概略断
面図とYb2線概略断面図である。
【図5】図1におけるターンアップ部のYt1線概略断
面図とYt2線概略断面図である。
【図6】同シェーピング成形ドラムのテール部の構造の
他実施例を示す概略断面図である。
【図7】図1における主軸体の連結・分離構造を示す要
部拡大概略断面図である。
【図8】本発明の他実施形態を示すシェーピング成形ド
ラムの概略断面図である。
【図9】本発明の他実施形態を示すパンタグラフ方式リ
ンクによる中子装置の要部概略断面図である。
【図10】本発明の他実施形態を示すパンタグラフ方式
リンクによる中子装置の要部概略断面図である。
【図11】小径の中子セグメントとその両側に配置され
ている大径の中子セグメントの様子を表した概略断面図
である。
【図12】本発明の他実施形態を示すシェーピング成形
ドラムの概略断面図である。
【符号の説明】
1 シェーピング成形ドラム 101 ビードロック・ターンアップ部 102 ビードロック・ターンアップ部 2 中子装置 210 中子セグメント 210a 中子セグメント 210b 中子セグメント 211 拡開セグメント 212 拡開面 213 リンク機構 220 パンタグラフ方式リンク機構 31 第1シリンダーとの連結用スリーブ 32 第1シリンダーとの連結用スリーブ 311 スライダー 312 スライダー 4、44 主軸体 45 軸支部 51 第2シリンダー 52 第2シリンダー 61 第3シリンダー 62 第3シリンダー 71 リフトフィンガー 72 リフトフィンガー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 多田羅 哲夫 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社内 (72)発明者 一柳 満 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社内 Fターム(参考) 4F212 AH20 VA02 VK15 VK17 VK23 VK24 VK34 VP07

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に互いに対向して配置された一対
    のビードロック・ターンアップ部と、 このビードロック・ターンアップ部でビードロックされ
    た円筒状のカーカスを内面から径方向に拡開し、トロイ
    ダル形状に成形する中子装置とを備え、 この中子装置を、軸方向に対向する前記一対のビードロ
    ック・ターンアップ部の間に配置したことを特徴するタ
    イヤのシェーピング成形ドラム。
  2. 【請求項2】 中子装置が、ドラム軸を中心軸として放
    射状に設置された複数の中子セグメントから構成され、 上記各中子セグメントには、径方向先端部に前記円筒状
    カーカスに対する拡開面を備えた拡開セグメントと、こ
    の拡開セグメントに径方向の開閉運動を与えるリンク機
    構を有する請求項1記載のタイヤのシェーピング成形ド
    ラム。
  3. 【請求項3】 中子セグメントの拡開面は、リンク機構
    により、全閉時に円筒状カーカスの内径より小さい縮小
    径を持ち、全開時にトロイダル形成の拡大径を持つ請求
    項2記載のタイヤのシェーピング成形ドラム。
  4. 【請求項4】 中子装置は、リンクレバー比の大きな大
    リンクを有する小径の中子セグメントと、当該小径セグ
    メントよりリンクレバー比の小さい小リンクを有する大
    径の中子セグメントとが交互に配置され、トロイダル形
    成の拡大径において上記小径の中子セグメントと大径の
    中子セグメントが一体化し、拡開セグメントの拡開面を
    形成する請求項2又は3記載のタイヤのシェーピング成
    形ドラム。
  5. 【請求項5】 リンク機構は、軸方向に変位する一組の
    第1シリンダー相互の接近或いは離反の動作に同期して
    開閉する請求項2乃至4のいずれかの項に記載のタイヤ
    のシェーピング成形ドラム。
  6. 【請求項6】 中子セグメントの開き径を定める第1シ
    リンダー相互の接近距離の調節用ストッパーを、第1シ
    リンダーの動作ラインに設けた請求項5記載のタイヤの
    シェーピング成形ドラム。
  7. 【請求項7】 リンク機構は、パンタグラフ方式リンク
    機構である請求項3又は4記載のタイヤのシェーピング
    成形ドラム。
  8. 【請求項8】 パンタグラフ方式リンク機構の1つのリ
    ンク端が固定され、他のリンク端が可動である請求項7
    記載のタイヤのシェーピング成形ドラム。
  9. 【請求項9】 大径の中子セグメントと小径の中子セグ
    メントとが交互に配置され、大径の中子セグメントに接
    続された可動なリンク端が軸方向に変位する一組の第1
    シリンダーの1つのシリンダーに接続され、小径の中子
    セグメントに接続された可動なリンク端が軸方向に変位
    する一組の第1シリンダーの他のシリンダーに接続さ
    れ、当該一組の第1シリンダー相互の接近或いは離反の
    動作に同期して開閉する請求項8記載のタイヤのシェー
    ピング成形ドラム。
  10. 【請求項10】 大径の中子セグメントと小径の中子セ
    グメントとが交互に配置され、大径の中子セグメントに
    接続された可動なリンク端が軸方向に変位する一組の第
    1シリンダーの1つのシリンダーに接続され、小径の中
    子セグメントに接続された可動なリンク端が軸方向に変
    位する一組の第1シリンダーの他のシリンダーに接続さ
    れ、当該一組の第1シリンダーのいずれか又は両方の独
    立な動作により開閉する請求項8記載のタイヤのシェー
    ピング成形ドラム。
  11. 【請求項11】 中子セグメントの開き径を定める第1
    シリンダー相互の接近距離又は第1シリンダーの1つ又
    は両方の変位の調節用ストッパーを、第1シリンダーの
    動作ラインに設けた請求項9又は10記載のタイヤのシ
    ェーピング成形ドラム。
  12. 【請求項12】 リンク機構がモーター駆動により開閉
    する請求項2乃至4及び7、8のいずれかの項に記載の
    タイヤのシェーピング成形ドラム。
  13. 【請求項13】 拡開セグメントの拡開面に装着可能な
    カバーゴムを有する請求項2乃至11のいずれかの項に
    記載のタイヤのシェーピング成形ドラム。
  14. 【請求項14】 中子装置が、主軸体表面を軸方向に接
    近或いは離反する一組のスライダーと、当該各スライダ
    ーに連結し、スライダー相互の接近或いは離反する動作
    に同期してリンク機構に開閉運動を与える一組のリンク
    を有する中子セグメントとを備えた請求項1記載のタイ
    ヤのシェーピング成形ドラム。
  15. 【請求項15】 主軸体上を軸方向に摺動して相互に接
    近或いは離反する一組の第1シリンダーと、 それぞれの第1シリンダーに取り付けられ、軸方向に対
    向する一組のビードロック・ターンアップ部と、 上記各第1シリンダーに連結して当該第1シリンダーと
    共に主軸体上を摺動して軸方向に変位するスライダーと
    を備えた請求項14記載のタイヤのシェーピング成形ド
    ラム。
  16. 【請求項16】 リンク機構は、パンタグラフ方式リン
    ク機構である請求項14又は15記載のタイヤのシェー
    ピング成形ドラム。
  17. 【請求項17】 パンタグラフ方式リンク機構の1つの
    リンク端が固定され、他のリンク端が可動である請求項
    16記載のタイヤのシェーピング成形ドラム。
  18. 【請求項18】 中子装置が、主軸体表面を軸方向に摺
    動可能なスライダーと、リンク機構が、1つのリンク端
    が固定され、他のリンク端が可動であるパンタグラフ方
    式リンク機構であり、当該可動なリンク端が当該スライ
    ダーに連結され、当該スライダーの動作に同期して開閉
    する中子セグメントとを備えた請求項1記載のタイヤの
    シェーピング成形ドラム。
  19. 【請求項19】 主軸体上を軸方向に摺動して、相互に
    接近或いは離反する又は独立に変位する一組の第1シリ
    ンダーと、 それぞれの第1シリンダーに取り付けられ、軸方向に対
    向する一組のビードロック・ターンアップ部と、 上記各第1シリンダーに連結して当該第1シリンダーと
    共に主軸体上を摺動して軸方向に変位するスライダーと
    を備え、 大径の中子セグメントと小径の中子セグメントとが交互
    に配置され、大径の中子セグメントに接続された可動な
    リンク端が軸方向に変位する一組のスライダーの1つの
    スライダーに接続され、小径の中子セグメントに接続さ
    れた可動なリンク端が軸方向に変位する一組のスライダ
    ーの他のスライダーに接続された請求項18記載のタイ
    ヤのシェーピング成形ドラム。
  20. 【請求項20】 主軸体が、中子装置が取り付けられた
    主軸体と、ビードロック・ターンアップ部が取り付けら
    れた主軸体から構成され、相互に着脱可能に連結される
    請求項14乃至19のいずれかの項に記載のタイヤのシ
    ェーピング成形ドラム。
  21. 【請求項21】 少なくとも中子装置及びビードロック
    ・ターンアップ部が取り付けられた主軸体が一組の軸支
    部により軸支され、前記軸支部が回転駆動部及び/又は
    空気圧供給部を有する請求項14乃至19のいずれかの
    項に記載のタイヤのシェーピング成形ドラム。
  22. 【請求項22】 軸方向に相互に接近或いは離反する各
    第1シリンダーの外側に、当該第1シリンダーとは別の
    軸方向の変位運動を与えることができる第2シリンダー
    と第3シリンダーが設けられ、 第2シリンダーには、ビードロック・ターンアップ部を
    径方向に開閉することができる第2リンク機構が設けら
    れ、 第3シリンダーには、ビードコアの両側からカーカスの
    両端部を巻き上げるリフトフィンガーが設けられている
    請求項14乃至21のいずれかの項に記載のタイヤのシ
    ェーピング成形ドラム。
  23. 【請求項23】 中子セグメントの開閉位置にエア導出
    孔が設けられている請求項2乃至22のいずれかの項に
    記載のタイヤのシェーピング成形ドラム。
  24. 【請求項24】 円筒状のカーカスをビードロックした
    後、ビードを寄せながら請求項2乃至23のいずれかの
    項に記載の中子セグメントを開いてトロイダル状に成形
    してなるタイヤのシェーピング成形方法。
  25. 【請求項25】 円筒状のカーカスをビードロックした
    後、ビードを寄せながら請求項23のエア導出孔からカ
    ーカスに低圧エアを挿入し、続いて請求項2乃至23の
    いずれかの項に記載の中子セグメントを除々に開き、そ
    の全開時に請求項23のエア導出孔からエアブローして
    ビード間隔を広げて、トロイダル状に成型してなるタイ
    ヤのシェーピング成形方法。
  26. 【請求項26】 請求項2乃至23のいずれかの項に記
    載の中子セグメントにより、加硫タイヤに近い形状にま
    でトロイダル成形してこの形状を保持したカーカスの外
    周面に、ベルト、及びトレッドを含むストリップ部材を
    貼り合わせる生タイヤの成形方法。
JP2002038318A 2001-02-27 2002-02-15 タイヤのシェーピング成形ドラム及び成型方法 Expired - Fee Related JP4447820B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002038318A JP4447820B2 (ja) 2001-02-27 2002-02-15 タイヤのシェーピング成形ドラム及び成型方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001052436 2001-02-27
JP2001-52436 2001-02-27
JP2002038318A JP4447820B2 (ja) 2001-02-27 2002-02-15 タイヤのシェーピング成形ドラム及び成型方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002326288A true JP2002326288A (ja) 2002-11-12
JP4447820B2 JP4447820B2 (ja) 2010-04-07

Family

ID=26610187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002038318A Expired - Fee Related JP4447820B2 (ja) 2001-02-27 2002-02-15 タイヤのシェーピング成形ドラム及び成型方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4447820B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004048075A1 (ja) * 2002-11-25 2004-06-10 Bridgestone Corporation タイヤ成型システム、それを具えるタイヤ製造システムおよびタイヤの製造方法
JP2006224521A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ成形機
JP2008534324A (ja) * 2005-03-30 2008-08-28 ワイコ タイヤ テクノロジー リミテッド タイヤ製造ドラム
JP2009045859A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Bridgestone Corp タイヤ成型方法及び同成型装置
JP2010519069A (ja) * 2007-02-15 2010-06-03 ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ タイヤを製造するためのプロセス及び装置
JP2012025047A (ja) * 2010-07-23 2012-02-09 Bridgestone Corp タイヤ製造装置及びタイヤ製造方法
CN104416935A (zh) * 2013-08-29 2015-03-18 固特异轮胎和橡胶公司 轮胎成型鼓
US9193122B2 (en) * 2011-09-26 2015-11-24 The Goodyear Tire & Rubber Company Solid deck bead lock drum
KR101936320B1 (ko) * 2017-07-25 2019-01-08 넥센타이어 주식회사 그린 타이어 제조 장치
CN109203532A (zh) * 2018-10-24 2019-01-15 广东荣兴机械科技有限公司 一种半钢子午线轮胎可调节直径定型鼓
CN109421298A (zh) * 2017-09-01 2019-03-05 固特异轮胎和橡胶公司 成型轮胎的方法
CN110740857A (zh) * 2017-06-16 2020-01-31 哈布尔格-弗罗伊登贝格尔机械工程有限公司 用于制造轮胎的方法及设备
CN113650332A (zh) * 2021-08-03 2021-11-16 揭阳市天阳模具有限公司 一种可快速更换反包胶囊的机械助推反包胶囊鼓
WO2022121785A1 (zh) * 2020-12-10 2022-06-16 天津赛象科技股份有限公司 单丝杠伺服反包机械成型鼓
WO2023241707A1 (zh) * 2022-06-17 2023-12-21 软控股份有限公司 滚轮反包机构及机械鼓

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004048075A1 (ja) * 2002-11-25 2004-06-10 Bridgestone Corporation タイヤ成型システム、それを具えるタイヤ製造システムおよびタイヤの製造方法
JP2006224521A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ成形機
JP2008534324A (ja) * 2005-03-30 2008-08-28 ワイコ タイヤ テクノロジー リミテッド タイヤ製造ドラム
JP2010519069A (ja) * 2007-02-15 2010-06-03 ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ タイヤを製造するためのプロセス及び装置
JP2009045859A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Bridgestone Corp タイヤ成型方法及び同成型装置
JP2012025047A (ja) * 2010-07-23 2012-02-09 Bridgestone Corp タイヤ製造装置及びタイヤ製造方法
US9193122B2 (en) * 2011-09-26 2015-11-24 The Goodyear Tire & Rubber Company Solid deck bead lock drum
CN104416935B (zh) * 2013-08-29 2019-06-14 固特异轮胎和橡胶公司 轮胎成型鼓
CN104416935A (zh) * 2013-08-29 2015-03-18 固特异轮胎和橡胶公司 轮胎成型鼓
CN110740857A (zh) * 2017-06-16 2020-01-31 哈布尔格-弗罗伊登贝格尔机械工程有限公司 用于制造轮胎的方法及设备
CN110740857B (zh) * 2017-06-16 2022-08-02 哈布尔格-弗罗伊登贝格尔机械工程有限公司 用于制造轮胎的方法及设备
KR101936320B1 (ko) * 2017-07-25 2019-01-08 넥센타이어 주식회사 그린 타이어 제조 장치
CN109421298A (zh) * 2017-09-01 2019-03-05 固特异轮胎和橡胶公司 成型轮胎的方法
CN109203532A (zh) * 2018-10-24 2019-01-15 广东荣兴机械科技有限公司 一种半钢子午线轮胎可调节直径定型鼓
CN109203532B (zh) * 2018-10-24 2024-04-19 广东荣兴机械科技有限公司 一种半钢子午线轮胎可调节直径定型鼓
WO2022121785A1 (zh) * 2020-12-10 2022-06-16 天津赛象科技股份有限公司 单丝杠伺服反包机械成型鼓
CN113650332A (zh) * 2021-08-03 2021-11-16 揭阳市天阳模具有限公司 一种可快速更换反包胶囊的机械助推反包胶囊鼓
CN113650332B (zh) * 2021-08-03 2023-05-23 揭阳市天阳模具有限公司 一种可快速更换反包胶囊的机械助推反包胶囊鼓
WO2023241707A1 (zh) * 2022-06-17 2023-12-21 软控股份有限公司 滚轮反包机构及机械鼓

Also Published As

Publication number Publication date
JP4447820B2 (ja) 2010-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002326288A (ja) タイヤのシェーピング成形ドラム及び成型方法
JP4410820B2 (ja) 空気入りタイヤの製造方法及び生タイヤ成形装置
EP1674249B1 (en) A method of making a tire using a high crown single stage tire building drum
EP1433591B1 (en) Method of manufacturing a tire
US8261800B2 (en) Process and apparatus for manufacturing a pneumatic tyre
EP2222455B1 (en) Process for manufacturing tyres for vehicle wheels and apparatus for building a carcass structure of a tyre for vehicle wheels
EP2038110A1 (en) Process and apparatus for producing pneumatic tyres
EP2326492B1 (en) Apparatus and process for manufacturing tyres for vehicle wheels
JP3467120B2 (ja) タイヤ成形機
SK287720B6 (en) Device for turning up the sidewalls of tyre
EP2313258B1 (en) Process and apparatus for manufacturing tyres for vehicle wheels
US20100032079A1 (en) Process and apparatus for manufacturing tyres
JP4726165B2 (ja) タイヤ2次成型方法
JP3091578B2 (ja) タイヤの製造方法、それに用いるタイヤ成形装置、その製造方法により製造されたタイヤ
US7887658B2 (en) Apparatus for building tire and method for using same
US5385620A (en) Process and apparatus for building a green tire
EP0507111B1 (en) Method and unit for stitching multilayer products of green elastomeric material
US20050279444A1 (en) Tire building apparatus and assembly process
JP4301883B2 (ja) タイヤの製造方法およびタイヤ
JP2002011804A (ja) ベース分割型バンドトランスファ
US20100116415A1 (en) Apparatus and method for producing tire
JP2009160850A (ja) タイヤ用成型装置
EP2928678A2 (en) Process and apparatus for producing tyres for vehicle wheels
JP2006503727A (ja) 車両ホイール用タイヤの製造方法及び装置
EP1556207B1 (en) Method and apparatus for manufacturing a pneumatic tyre for vehicle wheels

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090821

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100119

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100121

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4447820

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160129

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350