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JP2002310339A - 配管化粧カバー - Google Patents

配管化粧カバー

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Publication number
JP2002310339A
JP2002310339A JP2001115515A JP2001115515A JP2002310339A JP 2002310339 A JP2002310339 A JP 2002310339A JP 2001115515 A JP2001115515 A JP 2001115515A JP 2001115515 A JP2001115515 A JP 2001115515A JP 2002310339 A JP2002310339 A JP 2002310339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
plumbing
cover
decorative cover
decorative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001115515A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Tanaka
幸一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2001115515A priority Critical patent/JP2002310339A/ja
Publication of JP2002310339A publication Critical patent/JP2002310339A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管化粧カバーの取り付け、取り外し作業が
容易であり、配管化粧カバーのずり落ちを防止して施工
性及び更新性を高めることのできる配管化粧カバーを提
供する。 【解決手段】 床面5の配管貫通孔51から立ち上げら
れた配管52の外面に装着される配管化粧カバー1であ
って、弾性を有する材料により筒状に成形されるととも
に、拡開可能な配管通過用スリット2が長手方向全長に
わたって形成された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配管化粧カバー
に関し、特に台所や洗面化粧ユニット等の衛生器具設備
の器具配管に好適な配管化粧カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、屋内配管における給排水衛生設備
配管には、図7に示されるように、床下では合成樹脂管
71が使用され、床上ではユニット取り出し金具72を
介しためっき銅管73が使用されていた。図7におい
て、符号71aは保温付樹脂管を用いた給水管、符号7
1bは同様の保温付樹脂管を用いた給湯管をそれぞれ示
し、また、符号74は樹脂管継手、符号75はワン座、
符号76は止水栓を示している。しかし、金属管のもつ
腐食の問題や、従来の先分岐による配管方法での更新性
の問題を解決するために、近年では合成樹脂管71を、
床下だけでなく止水栓76付近まで直接立ち上げた方法
を用いることが多くなっている。
【0003】また、台所や洗面化粧ユニット等の下部空
間77は収納部として使用される場合が多いが、下部空
間77は給排水管等の配管スペースとしても用いられ
る。そのため、収納物等が配管に接触することで配管を
傷つけたり汚したりする虞があり、合成樹脂管71が露
出していると美観も損なわれる。その上、合成樹脂管7
1は材料的特性から曲がり癖がつく場合もあり、矯正が
困難なものであった。
【0004】そこで、露出した合成樹脂管に円筒形状の
配管化粧カバーを装着することが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、配管化
粧カバーの大きさは個々の配管に対応したものではな
く、配管に装着されたとき、配管化粧カバーと配管との
間には隙間ができてしまっていた。このため、配管化粧
カバーを配管に装着し、下へ移動させるようなときに
は、そのまま床下へずり落ちてしまい、取付作業に手間
のかかるものであった。
【0006】さらに、一度取り付けられた配管化粧カバ
ーは、再び取り外すことはできず、維持管理の際には、
取り付けた配管化粧カバーを破壊したり、配管全体を解
体したりする必要があった。
【0007】本発明は以上のような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、配管化粧カバー
の取り付け、取り外し作業が容易であり、配管化粧カバ
ーのずり落ちを防止して施工性及び更新性を高めること
のできる配管化粧カバーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、床面の配管貫通孔から立ち上げられた配
管の外面に装着される配管化粧カバーであって、弾性を
有する材料により筒状に成形されるとともに、拡開可能
な配管通過用スリットが長手方向全長にわたって形成さ
れたことを特徴とする。
【0009】このような発明によれば、既設の配管に対
し着脱可能な配管化粧カバーとすることができる。
【0010】また、前記配管化粧カバーは、さらに、前
記床面の配管貫通孔と配管化粧カバーの下端部との間に
挿着されて該配管化粧カバーを固定する固定部材を備え
てなり、この固定部材は、配管貫通孔内に挿着される筒
状部と、この筒状部の上端外周縁に形成され、前記床面
の配管貫通孔の周縁と係合する係合部と、前記筒状部の
下端に形成され、前記配管化粧カバーの下部開口端縁を
受けるカバー受止部とを備えたものとしてもよい。
【0011】この場合、固定部材によって配管化粧カバ
ーが床下へずり落ちることはなくなり、また配管化粧カ
バーのがたつきも防いで床面及び配管への固定を確実な
ものとすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る配管化粧カバ
ーの実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0013】なお、以下の実施の形態においては、洗面
化粧ユニットの給水管及び給湯管の外面に装着される配
管化粧カバーを例に示すが、本発明は台所やその他の衛
生器具設備の器具配管に対しても好適に利用できるもの
である。
【0014】図1乃至図4は、本発明の実施の形態を示
し、図1は配管カバーが装着された洗面化粧ユニットの
内部と床下配管の概略を示した正面図、図2は配管化粧
カバーの斜視図、図3(a)は配管化粧カバーの横断面
図、同図(b)は配管化粧カバーの中央縦断面図、ま
た、図4は配管化粧カバーが取り付けられた配管の一部
分を示す正面図である。
【0015】図1及び図4に示されるように、配管化粧
カバー1は、床面5の配管貫通孔51から立ち上げられ
た配管52の外面に装着される。両図において符号52
aは給水管、符号52bは給湯管、符号53は止水栓付
き樹脂管継手をそれぞれ示し、給水管52a及び給湯管
52bには保温付き樹脂管を用いている。
【0016】この配管化粧カバー1は、弾性を有する材
料、例えばポリプロピレンやポリエチレン等により筒状
に成形される。本実施の形態においては、配管化粧カバ
ー1は円筒形状に成形されたが、これに限らず、円筒及
び角筒、その他断面が多角形状や楕円形状のものであっ
てもよい。配管化粧カバー1の内径及び厚みは、配管5
2の外径に合わせて適宜決定されるものであるが、ここ
では厚みTを1mmから10mm程度の範囲で形成し、
内径は配管52の外径の20%以内で小さく形成されて
いる。
【0017】また、配管化粧カバー1には、拡開可能な
配管通過用スリット2が形成される。この配管通過用ス
リット2は、配管化粧カバー1の長手方向全長にわたっ
て形成され、そのスリット幅Sは、配管化粧カバー1の
外周の50%以内で設定される。すなわち、配管化粧カ
バー1の内径が配管52の外径よりも小さく形成されて
いることから、スリット幅Sが配管化粧カバー1の外周
の50%以内であれば、配管化粧カバー1自身の弾性力
により、配管化粧カバー1が配管52に固定されるもの
である。
【0018】さらに、本実施の形態の配管化粧カバー1
には、固定部材3が備えられる。図5乃至図6は、この
配管化粧カバー1に備えられる固定部材3を示し、図5
(a)は固定部材3の平面図、同図(b)は同図(a)
におけるA−A線断面図、図6は固定部材3の使用状態
を示す正面図である。
【0019】図6に示されるように、固定部材3は、床
面5の配管貫通孔51と配管化粧カバー1の下端部との
間に挿着され、配管52は配管化粧カバー1及びこの固
定部材3を介して床面5に支持する。固定部材3の材料
としては、強度や耐腐食性等を考慮し、真鍮、青銅等の
非鉄金属やポリプロピレンやポリエチレン等の熱可塑性
樹脂、または熱硬化性樹脂等が選定される。この固定部
材3は、筒状部31、係合部32及びカバー受止部33
からなる。
【0020】筒状部31は、本実施の形態においては配
管52及び配管化粧カバー1の外径に対応した円筒形状
に成形され、配管貫通孔51内に挿着される。筒状部3
1の内径は、配管化粧カバー1の外径の10%以内で小
さく設定される。また、筒状部31の長さL1 は、配管
52及び配管化粧カバー1を固定保持するため、10m
m以上とするのが望ましく、筒状部31の厚みT1 は1
mmから10mm程度の範囲で形成される。
【0021】係合部32は、筒状部31上端の外周縁全
体に鍔状に形成され、床面5の配管貫通孔51の周縁と
係合する。図5(a)に示されるように、係合部32に
はビス穴321が設けられ、係合部32は、係合した床
面5にビス穴321を介してビス322により固定され
る。本実施の形態において、係合部32のビス穴321
は、筒状部31の外周縁に対し均等に配置され、3個設
けられる。なお、係合部32は、図5に示されるように
鍔状に形成されてもよいが、これに限らず、例えば複数
の突片によって形成されてもよい。
【0022】カバー受止部33は、筒状部31下端の内
周縁全体に内鍔状に形成され、配管化粧カバー1の下部
開口端縁を受け止める。これにより、配管化粧カバー1
を配管52の外面に装着する際には、配管化粧カバー1
が床下へずり落ちることがなくなり、配管化粧カバー1
を配管52の外面に容易に取り付けることができる。こ
のカバー受止部33の突出長さL2 は、装着されたとき
配管化粧カバー1の内壁面よりも突出させない程度と
し、配管化粧カバー1の厚みT以下とすることが望まし
い。
【0023】以上のように構成された配管化粧カバー1
の施工手順を説明する。
【0024】まず、床面5の配管貫通孔51に固定部材
3を挿着する。このとき、係合部32は配管貫通孔51
の周縁に係合される。次に、この係合部32に設けられ
たビス穴321を介して、固定部材3をビス322によ
り床面5へ固定する。
【0025】続いて、固定部材3内に配管52を挿通さ
せて配管52の取付作業を行い、配管化粧カバー1を配
管52の外面に装着させる。配管化粧カバー1は前述の
ように弾性材により形成されており、配管化粧カバー1
の装着にあたっては、この弾性力を利用する。配管52
に対し、配管通過用スリット2のスリット幅Sを配管5
2の外径程度にまで拡開し、床上に露出している配管部
分を通過させる。そのまま配管52に沿って配管化粧カ
バー1を下方へ摺動させると、カバー受止部33によっ
て配管化粧カバー1の下部開口端縁が受け止められる。
次に、配管化粧カバー1に加えられていた外力を取り除
くと、弾性力により配管通過用スリット2のスリット幅
Sは狭まる。このとき、配管化粧カバー1の内径は配管
52の外径より小さく形成されているため、配管化粧カ
バー1は配管52の外面に圧着固定され、配管化粧カバ
ー1の取付作業は完了する。ここで、配管52が合成樹
脂により形成されて配管52に曲がり癖が発生する場合
であっても、この配管化粧カバー1によって矯正するこ
とができる。
【0026】また、維持管理作業等により配管化粧カバ
ー1を取り外す際には、装着された配管化粧カバー1
は、その弾性力を利用して配管通過用スリット2を拡開
することにより、配管52との固定が緩められ、配管5
2から容易に取り外すことができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る配管
化粧カバーは、弾性を有する材料により筒状に成形され
るとともに、拡開可能な配管通過用スリットが長手方向
全長にわたって形成され、この配管化粧カバーを固定す
る固定部材を備えたことにより、配管化粧カバーの取り
付けの際には配管化粧カバーが床下へずり落ちることが
なくなる。この結果、配管化粧カバーの取り付け作業が
容易となり、施工性を高めることができる。さらに、本
発明により、配管の耐久性を高め、美観にも配慮するこ
とができる。
【0028】また、従来は配管の維持管理にあたり、取
り付けられている配管化粧カバーを破壊したり、配管全
体を解体した後でなければ作業ができなかったが、本発
明によればこれらを不要とし、着脱が容易であって更新
性を高めた配管化粧カバーとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配管化粧カバーが装着された洗面
化粧ユニットの内部と床下配管の概略を示した正面図で
ある。
【図2】本発明に係る配管化粧カバーの斜視図である。
【図3】本発明に係る配管化粧カバーを示し、(a)は
横断面図であり、(b)は中央縦断面図である。
【図4】本発明に係る配管化粧カバーが取り付けられた
給水管の一部分を示す正面図である。
【図5】本発明に係る配管化粧カバーに備えられた固定
部材を示し、(a)は固定部材の平面図であり、(b)
は(a)におけるA−A線断面図である。
【図6】本発明に係る配管化粧カバーと配管化粧カバー
に備えられた固定部材の使用状態を示す正面図である。
【図7】従来の配管化粧カバーを使用した洗面化粧ユニ
ットの内部と床下配管の概略を示した正面図である。
【符号の説明】
1 配管化粧カバー 2 配管通過用スリット 3 固定部材 31 筒状部 32 係合部 33 カバー受止部 5 床面 51 配管貫通孔 52 配管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面の配管貫通孔から立ち上げられた配
    管の外面に装着される配管化粧カバーであって、 弾性を有する材料により筒状に成形されるとともに、拡
    開可能な配管通過用スリットが長手方向全長にわたって
    形成されたことを特徴とする配管化粧カバー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の配管化粧カバーにおい
    て、該配管化粧カバーは、さらに、前記床面の配管貫通
    孔と配管化粧カバーの下端部との間に挿着されて該配管
    化粧カバーを固定する固定部材を備えてなり、この固定
    部材は、 配管貫通孔内に挿着される筒状部と、 この筒状部の上端外周縁に形成され、前記床面の配管貫
    通孔の周縁と係合する係合部と、 前記筒状部の下端に形成され、前記配管化粧カバーの下
    部開口端縁を受けるカバー受止部とを備えたものである
    ことを特徴とする配管化粧カバー。
JP2001115515A 2001-04-13 2001-04-13 配管化粧カバー Pending JP2002310339A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11613790B2 (en) 2017-12-22 2023-03-28 voestalpine BOHLER Edelstahl GmbH & Co. KG Method for producing an article from a maraging steel

Citations (3)

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JPS63194965U (ja) * 1987-06-02 1988-12-15
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