JP2002308245A - プラスチックボトル - Google Patents
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- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0223—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
- B65D1/0261—Bottom construction
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- B65D79/005—Packages having deformable parts for indicating or neutralizing internal pressure-variations by other means than venting
- B65D79/008—Packages having deformable parts for indicating or neutralizing internal pressure-variations by other means than venting the deformable part being located in a rigid or semi-rigid container, e.g. in bottles or jars
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 底部に複雑な形状を設けずに、従来より高温
の液体を充填した場合でも底部の熱変形を有効に抑制で
きるプラスチックボトルを提供する。 【解決手段】 プラスチックボトル1の底部2にボトル
の内側に凸で、かつ段差を有する凹部3が形成され、凹
部3の中央凹部3aの周囲に放射状に延びる中空リブ4
がプラスチックボトル1の外側に突出するように形成さ
れている。中空リブ4は、中央凹部3aの周面3bに連
続して立ち上がる先端壁5aと、先端壁5aの両端から
凹部3の周縁に向かって延びる両側壁5bと、両側壁5
bと先端壁5aとに連続する下壁5cとから構成されて
いる。下壁5cはほぼ直線状に凹部3の周縁まで延びる
ように形成され、凹部3の隣接する中空リブ4の側壁5
bで挟まれた部分の半分以上の部分が前記下壁5cと平
行な平面上に位置するように形成されている。
の液体を充填した場合でも底部の熱変形を有効に抑制で
きるプラスチックボトルを提供する。 【解決手段】 プラスチックボトル1の底部2にボトル
の内側に凸で、かつ段差を有する凹部3が形成され、凹
部3の中央凹部3aの周囲に放射状に延びる中空リブ4
がプラスチックボトル1の外側に突出するように形成さ
れている。中空リブ4は、中央凹部3aの周面3bに連
続して立ち上がる先端壁5aと、先端壁5aの両端から
凹部3の周縁に向かって延びる両側壁5bと、両側壁5
bと先端壁5aとに連続する下壁5cとから構成されて
いる。下壁5cはほぼ直線状に凹部3の周縁まで延びる
ように形成され、凹部3の隣接する中空リブ4の側壁5
bで挟まれた部分の半分以上の部分が前記下壁5cと平
行な平面上に位置するように形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックボト
ルに係り、詳しくは2軸延伸ブロー成形により製造され
るプラスチックボトルに好適な底部構造を有するプラス
チックボトルに関するものである。
ルに係り、詳しくは2軸延伸ブロー成形により製造され
るプラスチックボトルに好適な底部構造を有するプラス
チックボトルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より清涼飲料水、天然果汁飲料等の
容器として汎用されてきたガラス瓶に代わって、近年、
ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂製瓶
が使用されている。ポリエステル樹脂製瓶は、ガラス瓶
に比較して軽量で、しかも耐衝撃性及び破損した場合の
安全性等の点で利点を有するが、耐熱性が劣る。
容器として汎用されてきたガラス瓶に代わって、近年、
ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂製瓶
が使用されている。ポリエステル樹脂製瓶は、ガラス瓶
に比較して軽量で、しかも耐衝撃性及び破損した場合の
安全性等の点で利点を有するが、耐熱性が劣る。
【0003】ポリエステル樹脂製瓶は延伸ブロー成形す
ることにより、透明性、引張り強度が向上するととも
に、酸素透過率及び水分透過率が低下して瓶としての性
能が良くなる。従って、2軸延伸ブロー成形瓶が多く使
用されている。しかし、2軸延伸ブロー成形瓶において
は、瓶底部の樹脂の延伸が不十分となり易いことから、
殺菌等のために高温の液体を充填したり、充填後に熱処
理を施した場合に、底部の耐荷重性が不十分となり、瓶
底部に変形が生じる。
ることにより、透明性、引張り強度が向上するととも
に、酸素透過率及び水分透過率が低下して瓶としての性
能が良くなる。従って、2軸延伸ブロー成形瓶が多く使
用されている。しかし、2軸延伸ブロー成形瓶において
は、瓶底部の樹脂の延伸が不十分となり易いことから、
殺菌等のために高温の液体を充填したり、充填後に熱処
理を施した場合に、底部の耐荷重性が不十分となり、瓶
底部に変形が生じる。
【0004】また、延伸ブロー成形瓶の場合は成形歪み
が残存し、荷重が加わらない状態でも加熱状態において
は、残存歪みを解消しようとして変形を生じる。従来、
ブロー成形瓶の底部の熱変形を抑制する方法が種々提案
あるいは実施されている。例えば、実用新案登録公報第
2581837号には、図5及び図6に示すように、ポ
リエステル樹脂製瓶の底部構造として、底部かかと部6
1と、該底部かかと部61に囲まれた陥凹部62と、該
陥凹部62内に円環状にかつ放射状に配列された複数個
の第1の膨出部63と、前記該膨出部63の間に形成さ
れた第2の膨出部64と、前記陥凹部62の中央に形成
され瓶内部に向かって先細となるように突出する円錐台
状の中央陥凹部65とを備えたものが提案されている。
第1の膨出部63はせっ頭面63aが中央陥凹部65近
傍における陥凹部62の表面から立ち上がるせっ頭四角
錐状に形成されている。第1の膨出部63は陥凹部62
の周面からの突出距離Lがせっ頭面63a側から次第に
小さくなるように形成されている。第2の膨出部64は
第1の膨出部63より小さく形成されている。陥凹部6
2は中央部が平らなほぼドーム状に形成されている。
が残存し、荷重が加わらない状態でも加熱状態において
は、残存歪みを解消しようとして変形を生じる。従来、
ブロー成形瓶の底部の熱変形を抑制する方法が種々提案
あるいは実施されている。例えば、実用新案登録公報第
2581837号には、図5及び図6に示すように、ポ
リエステル樹脂製瓶の底部構造として、底部かかと部6
1と、該底部かかと部61に囲まれた陥凹部62と、該
陥凹部62内に円環状にかつ放射状に配列された複数個
の第1の膨出部63と、前記該膨出部63の間に形成さ
れた第2の膨出部64と、前記陥凹部62の中央に形成
され瓶内部に向かって先細となるように突出する円錐台
状の中央陥凹部65とを備えたものが提案されている。
第1の膨出部63はせっ頭面63aが中央陥凹部65近
傍における陥凹部62の表面から立ち上がるせっ頭四角
錐状に形成されている。第1の膨出部63は陥凹部62
の周面からの突出距離Lがせっ頭面63a側から次第に
小さくなるように形成されている。第2の膨出部64は
第1の膨出部63より小さく形成されている。陥凹部6
2は中央部が平らなほぼドーム状に形成されている。
【0005】また、特開2000−229615号に
は、瓶底部の構造が簡単で、高温の液体を充填した際の
熱変形を抑制できるプラスチックボトルが提案されてい
る。このプラスチックボトルは、図7及び図8に示すよ
うに、ボトル51の底部52に形成された凹部53の中
央部から周囲に放射状に延びる中空リブ54がボトル5
1の外側に突出するように形成されている。中空リブ5
4はボトル51の中心軸線と直交する平面との成す角度
θ1が型抜き可能な急傾斜となるように立ち上がる先端
壁54aと、先端壁54aの両端から凹部53の周縁に
向かって延びる側壁54bと、先端壁54a及び両側壁
54bに連続する下壁54cとから構成されている。下
壁54cはほぼ直線状に凹部53の周縁まで延びるよう
に形成され、凹部53の前記隣接する中空リブ54の側
壁54bで挟まれた部分の半分以上を中空リブ54の下
壁54cと平行な面となるように形成されている。
は、瓶底部の構造が簡単で、高温の液体を充填した際の
熱変形を抑制できるプラスチックボトルが提案されてい
る。このプラスチックボトルは、図7及び図8に示すよ
うに、ボトル51の底部52に形成された凹部53の中
央部から周囲に放射状に延びる中空リブ54がボトル5
1の外側に突出するように形成されている。中空リブ5
4はボトル51の中心軸線と直交する平面との成す角度
θ1が型抜き可能な急傾斜となるように立ち上がる先端
壁54aと、先端壁54aの両端から凹部53の周縁に
向かって延びる側壁54bと、先端壁54a及び両側壁
54bに連続する下壁54cとから構成されている。下
壁54cはほぼ直線状に凹部53の周縁まで延びるよう
に形成され、凹部53の前記隣接する中空リブ54の側
壁54bで挟まれた部分の半分以上を中空リブ54の下
壁54cと平行な面となるように形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】実用新案登録公報第2
581837号に開示された底部構造では、第1の膨出
部63の間にそれより小さな第2の膨出部64を形成す
ることにより瓶底部の延伸度を高め、また、第1の膨出
部63に囲まれた領域に中央陥凹部65を更に形成する
ことにより瓶底部の中央部における樹脂の延伸度を高め
る効果がある。しかし、この構成では、瓶底部の構造が
複雑になり、金型の加工が面倒になるとともに成形性
(型忠実性)が悪くなる。
581837号に開示された底部構造では、第1の膨出
部63の間にそれより小さな第2の膨出部64を形成す
ることにより瓶底部の延伸度を高め、また、第1の膨出
部63に囲まれた領域に中央陥凹部65を更に形成する
ことにより瓶底部の中央部における樹脂の延伸度を高め
る効果がある。しかし、この構成では、瓶底部の構造が
複雑になり、金型の加工が面倒になるとともに成形性
(型忠実性)が悪くなる。
【0007】また、ポリエステル樹脂製瓶の2軸延伸ブ
ロー成形の場合、延伸ロッド(ストレッチロッド)と呼
ばれる棒で試験管状のプリフォームを軸方向に延伸しな
がら圧縮空気を注入する。しかし、前記円錐台状の中央
陥凹部65を有する形状では金型の底中心に中央陥凹部
65に対応する突起を設ける必要があり、延伸ロッドで
案内されたプリフォームの底部が前記突起に強く当たっ
て磨耗し易い。
ロー成形の場合、延伸ロッド(ストレッチロッド)と呼
ばれる棒で試験管状のプリフォームを軸方向に延伸しな
がら圧縮空気を注入する。しかし、前記円錐台状の中央
陥凹部65を有する形状では金型の底中心に中央陥凹部
65に対応する突起を設ける必要があり、延伸ロッドで
案内されたプリフォームの底部が前記突起に強く当たっ
て磨耗し易い。
【0008】一方、特開2000−229615号に開
示されたプラスチックボトルの底部は、凹部53に設け
られた各中空リブ54の、先端壁54aの両端から連続
する両側壁54bの高さ(上下両縁端の距離)が、先端
壁54aの高さとほぼ同じになる範囲が大きくなる。そ
の結果、中空リブ54の側壁54bの延伸度が比較的高
くなり、ボトルの底部全体としての耐熱性及び耐荷重性
が向上し、充填される液体の温度が75〜80℃程度で
あれば良好な耐熱性を示す。しかし、充填される液体の
温度がより高い温度(例えば、85℃程度)になると、
底部の変形が大きくなるという問題がある。
示されたプラスチックボトルの底部は、凹部53に設け
られた各中空リブ54の、先端壁54aの両端から連続
する両側壁54bの高さ(上下両縁端の距離)が、先端
壁54aの高さとほぼ同じになる範囲が大きくなる。そ
の結果、中空リブ54の側壁54bの延伸度が比較的高
くなり、ボトルの底部全体としての耐熱性及び耐荷重性
が向上し、充填される液体の温度が75〜80℃程度で
あれば良好な耐熱性を示す。しかし、充填される液体の
温度がより高い温度(例えば、85℃程度)になると、
底部の変形が大きくなるという問題がある。
【0009】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は底部に複雑な形状を設けずに、
従来より高温の液体を充填した場合でも底部の熱変形を
有効に抑制できるプラスチックボトルを提供することに
ある。
のであって、その目的は底部に複雑な形状を設けずに、
従来より高温の液体を充填した場合でも底部の熱変形を
有効に抑制できるプラスチックボトルを提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、ボトルの底部にボトル
の内側へ凸で、かつ段差を有する凹部を形成し、該凹部
の中央凹部の周囲に、放射状に延びる中空リブをボトル
の外側に突出するように形成し、前記中空リブを前記中
央凹部の周面がボトルの中心軸線に直交する平面と成す
角度と同じ角度で該周面に連続して型抜き可能な急傾斜
となるように立ち上がる先端壁と、前記先端壁の両端か
ら前記凹部周縁に向かって延びる側壁と、前記先端壁及
び前記両側壁に連続する下壁とから構成し、前記下壁を
ほぼ直線状に前記凹部の周縁まで延びるように形成し
た。
め、請求項1に記載の発明では、ボトルの底部にボトル
の内側へ凸で、かつ段差を有する凹部を形成し、該凹部
の中央凹部の周囲に、放射状に延びる中空リブをボトル
の外側に突出するように形成し、前記中空リブを前記中
央凹部の周面がボトルの中心軸線に直交する平面と成す
角度と同じ角度で該周面に連続して型抜き可能な急傾斜
となるように立ち上がる先端壁と、前記先端壁の両端か
ら前記凹部周縁に向かって延びる側壁と、前記先端壁及
び前記両側壁に連続する下壁とから構成し、前記下壁を
ほぼ直線状に前記凹部の周縁まで延びるように形成し
た。
【0011】この発明では、前記中央凹部の分だけ、特
開2000−229615号に開示されたボトルの凹部
より凹部の深さが深くなる。そして、中央凹部の周囲に
設けられた中空リブの先端壁が中央凹部の周壁と連続し
ているため、該先端壁や先端へ器に連続する中空リブの
側壁の延伸度が従来の構造に比較して高くなり、ボトル
の底部全体としての耐熱性及び耐荷重性が向上する。
開2000−229615号に開示されたボトルの凹部
より凹部の深さが深くなる。そして、中央凹部の周囲に
設けられた中空リブの先端壁が中央凹部の周壁と連続し
ているため、該先端壁や先端へ器に連続する中空リブの
側壁の延伸度が従来の構造に比較して高くなり、ボトル
の底部全体としての耐熱性及び耐荷重性が向上する。
【0012】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記凹部の中央部にボトルの外側へ
凸となる中央凸部が形成されている。この発明では、前
記中央凸部の周縁部が環状のリブとして機能し、その
分、耐荷重性が向上する。また、2軸延伸ブロー成形で
プラスチックボトルを製造する際に使用するストレッチ
ロッドの先端が、プリフォームの中央凸部と対応する所
定箇所に納まることにより、ずれを防止する役割も果た
す。
載の発明において、前記凹部の中央部にボトルの外側へ
凸となる中央凸部が形成されている。この発明では、前
記中央凸部の周縁部が環状のリブとして機能し、その
分、耐荷重性が向上する。また、2軸延伸ブロー成形で
プラスチックボトルを製造する際に使用するストレッチ
ロッドの先端が、プリフォームの中央凸部と対応する所
定箇所に納まることにより、ずれを防止する役割も果た
す。
【0013】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明において、前記中空リブは幅が6
mm以上に形成されている。この発明では、中空リブは
幅、即ち両側壁間の距離が6mm以上に形成されている
ため、型忠実性が良くなるとともに型抜きが容易にな
る。
請求項2に記載の発明において、前記中空リブは幅が6
mm以上に形成されている。この発明では、中空リブは
幅、即ち両側壁間の距離が6mm以上に形成されている
ため、型忠実性が良くなるとともに型抜きが容易にな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を2軸延伸ブロー成
形で形成されるポリエステル樹脂製のプラスチックボト
ルに具体化した一実施の形態を図1〜図3に従って説明
する。図1はプラスチックボトルを逆さにして底部側か
ら見た部分斜視図、図2はプラスチックボトルの底部縦
断面図である。図3は底部の部分断面展開図である。
形で形成されるポリエステル樹脂製のプラスチックボト
ルに具体化した一実施の形態を図1〜図3に従って説明
する。図1はプラスチックボトルを逆さにして底部側か
ら見た部分斜視図、図2はプラスチックボトルの底部縦
断面図である。図3は底部の部分断面展開図である。
【0015】プラスチックボトル1は横断面が円形状に
形成され、図1に示すように、その底部2にはプラスチ
ックボトル1の中心を中心としてプラスチックボトル1
の内側へ凸となる凹部3が形成されている。図2に示す
ように、凹部3の中央には一段と高くなる(凹部として
は深くなる)中央凹部3aが形成されている。即ち、凹
部3は中央部が一段と高くなる(凹部としては深くな
る)段差を有する形状に形成されている。中央凹部3a
の周囲には放射状に延びる複数(この実施の形態では8
個)の中空リブ4が、プラスチックボトル1の外側に
(下向きに)突出するように形成されている。
形成され、図1に示すように、その底部2にはプラスチ
ックボトル1の中心を中心としてプラスチックボトル1
の内側へ凸となる凹部3が形成されている。図2に示す
ように、凹部3の中央には一段と高くなる(凹部として
は深くなる)中央凹部3aが形成されている。即ち、凹
部3は中央部が一段と高くなる(凹部としては深くな
る)段差を有する形状に形成されている。中央凹部3a
の周囲には放射状に延びる複数(この実施の形態では8
個)の中空リブ4が、プラスチックボトル1の外側に
(下向きに)突出するように形成されている。
【0016】中空リブ4は、中央凹部3aの周面3bに
連続して立ち上がる先端壁5aと、先端壁5aの両端か
ら凹部3の周縁に向かって延びる両側壁5bと、両側壁
5bと先端壁5aとに連続する下壁5cとから構成され
ている。側壁5bは上縁及び下縁がほぼ平行に延びる直
線状に形成されている。中空リブ4の下壁5cはほぼ直
線状に凹部3の周縁まで延びるように形成されている。
なお、ここで図6に示す従来の例と同様に、底部かかと
部61を形成しても良い。凹部3の隣接する中空リブ4
の側壁5bで挟まれた部分は、中央凹部3a寄りの部分
が前記下壁5cと平行な平面上に位置するように形成さ
れ、側壁5bで挟まれた部分のほぼ半分が下壁5cと平
行な面となるように形成されている。
連続して立ち上がる先端壁5aと、先端壁5aの両端か
ら凹部3の周縁に向かって延びる両側壁5bと、両側壁
5bと先端壁5aとに連続する下壁5cとから構成され
ている。側壁5bは上縁及び下縁がほぼ平行に延びる直
線状に形成されている。中空リブ4の下壁5cはほぼ直
線状に凹部3の周縁まで延びるように形成されている。
なお、ここで図6に示す従来の例と同様に、底部かかと
部61を形成しても良い。凹部3の隣接する中空リブ4
の側壁5bで挟まれた部分は、中央凹部3a寄りの部分
が前記下壁5cと平行な平面上に位置するように形成さ
れ、側壁5bで挟まれた部分のほぼ半分が下壁5cと平
行な面となるように形成されている。
【0017】先端壁5aは、中央凹部3aの周面3bが
ボトルの中心軸線に直交する平面と成す角度θ1と同じ
角度で、該周面3bに連続して型抜き可能な急傾斜で立
ち上がるように形成されている。角度θ1の値は40度
以上で90度未満の範囲で設定される。角度θ1が90
度に近いほど耐熱性及び耐荷重性の点で好ましいが、9
0度に近いと離型性の点で不利になり、88度程度が上
限となる。また、型忠実性の点からは角度が小さい方が
良いが、あまり小さいと耐熱性及び耐荷重性が不十分と
なるため、40度以上が好ましい。従って、角度θ1は
40度以上90度未満、好ましくは60度〜88度とな
る。さらに、耐荷重性及び耐熱性を十分満足し、かつ型
忠実性も確保し易くなる点を考慮すると、より好ましい
範囲は70度〜85度となる。
ボトルの中心軸線に直交する平面と成す角度θ1と同じ
角度で、該周面3bに連続して型抜き可能な急傾斜で立
ち上がるように形成されている。角度θ1の値は40度
以上で90度未満の範囲で設定される。角度θ1が90
度に近いほど耐熱性及び耐荷重性の点で好ましいが、9
0度に近いと離型性の点で不利になり、88度程度が上
限となる。また、型忠実性の点からは角度が小さい方が
良いが、あまり小さいと耐熱性及び耐荷重性が不十分と
なるため、40度以上が好ましい。従って、角度θ1は
40度以上90度未満、好ましくは60度〜88度とな
る。さらに、耐荷重性及び耐熱性を十分満足し、かつ型
忠実性も確保し易くなる点を考慮すると、より好ましい
範囲は70度〜85度となる。
【0018】図3に示すように、中空リブ4はその山6
aと、隣接する中空リブ4間に位置する谷6bとが等間
隔となるように形成されている。そして、中空リブ4の
両側壁5bが立ち上がる角度θ2は、前記角度θ1と同
様に90度に近いほど耐熱性及び耐荷重性の点で良い
が、離型性の点を考慮すると70度〜88度程度が適当
である。
aと、隣接する中空リブ4間に位置する谷6bとが等間
隔となるように形成されている。そして、中空リブ4の
両側壁5bが立ち上がる角度θ2は、前記角度θ1と同
様に90度に近いほど耐熱性及び耐荷重性の点で良い
が、離型性の点を考慮すると70度〜88度程度が適当
である。
【0019】中空リブ4の高さH(図2参照)及び幅W
(図3参照)の適正値は、プラスチックボトル1の大き
さによって異なるが、高さHは3mm〜20mm程度
で、例えばプラスチックボトル1の外径が85mm程度
の場合は5mm程度となる。幅Wは6mm未満になると
型忠実性が著しく悪くなるため、6mm以上が必要であ
る。一方、あまり幅Wが広いとリブ効果が損なわれるた
め、20mm程度が上限となる。即ち、幅Wは6mm〜
20mm程度が好ましい。また、中央凹部3aの径は型
忠実性の観点から、直径5mm〜20mm程度が好まし
く、例えばプラスチックボトル1の外径が85mm程度
の場合は14mm程度となる。
(図3参照)の適正値は、プラスチックボトル1の大き
さによって異なるが、高さHは3mm〜20mm程度
で、例えばプラスチックボトル1の外径が85mm程度
の場合は5mm程度となる。幅Wは6mm未満になると
型忠実性が著しく悪くなるため、6mm以上が必要であ
る。一方、あまり幅Wが広いとリブ効果が損なわれるた
め、20mm程度が上限となる。即ち、幅Wは6mm〜
20mm程度が好ましい。また、中央凹部3aの径は型
忠実性の観点から、直径5mm〜20mm程度が好まし
く、例えばプラスチックボトル1の外径が85mm程度
の場合は14mm程度となる。
【0020】前記のように構成されたプラスチックボト
ル1の底部耐熱性評価を次の評価方法で行った。実施例
及び比較例とも各充填温度についてそれぞれ2本のプラ
スチックボトルについて評価を行った結果の平均値を表
1に示す。なお、比較例として中空リブの形状が異な
る、図7及び図8に示す従来技術のプラスチックボトル
についても同様の評価を行った。
ル1の底部耐熱性評価を次の評価方法で行った。実施例
及び比較例とも各充填温度についてそれぞれ2本のプラ
スチックボトルについて評価を行った結果の平均値を表
1に示す。なお、比較例として中空リブの形状が異な
る、図7及び図8に示す従来技術のプラスチックボトル
についても同様の評価を行った。
【0021】評価方法: (1)充填前に底高さHBを測定。 (2)40°C、RH(相対湿度)90%で1週間保
管。 (3)温水を所定の温度(75℃、80℃、85℃)で
充填後、自然放冷。 (4)充填後の底高さHBを測定。 なお、底高さHBとはプラスチックボトル1の底部が接
する面から中央凹部3aの下面までの距離(図2にHB
で図示)を意味する。
管。 (3)温水を所定の温度(75℃、80℃、85℃)で
充填後、自然放冷。 (4)充填後の底高さHBを測定。 なお、底高さHBとはプラスチックボトル1の底部が接
する面から中央凹部3aの下面までの距離(図2にHB
で図示)を意味する。
【0022】
【表1】 表1から明らかなように、比較例として評価した従来技
術品と比較して、充填温度が75℃及び80℃の場合
は、実施例は比較例に対して余り優位性は見られない。
しかし、充填温度が85°Cの場合は、従来品では変化
割合が84.4%と非常に大きいのに対して、実施例の
場合は25.0%と従来品の1/3以下で、従来品に対
して耐熱性が著しく向上することが確認された。
術品と比較して、充填温度が75℃及び80℃の場合
は、実施例は比較例に対して余り優位性は見られない。
しかし、充填温度が85°Cの場合は、従来品では変化
割合が84.4%と非常に大きいのに対して、実施例の
場合は25.0%と従来品の1/3以下で、従来品に対
して耐熱性が著しく向上することが確認された。
【0023】この実施の形態では以下の効果を有する。 (1) プラスチックボトル1の底部2にボトルの内側
へ凸で、かつ段差を有する凹部3を形成し、凹部3の中
央凹部3aの周囲に、放射状に延びる中空リブ4をボト
ルの外側に突出するように形成した。そして、該中空リ
ブ4の先端壁5aを、中央凹部3aの周面3bがボトル
の中心軸線に直交する平面と成す角度θ1と同じ角度で
該周面3bに連続して型抜き可能な急傾斜で立ち上がる
ように形成した。従って、中央凹部3aの存在と、中空
リブ4の先端壁5aが中央凹部3aの周面3bと同じ角
度で立ち上がることにより、底部2を構成する樹脂が大
きく延伸され、配向結晶を促進することができ、耐熱性
を高めることができる。
へ凸で、かつ段差を有する凹部3を形成し、凹部3の中
央凹部3aの周囲に、放射状に延びる中空リブ4をボト
ルの外側に突出するように形成した。そして、該中空リ
ブ4の先端壁5aを、中央凹部3aの周面3bがボトル
の中心軸線に直交する平面と成す角度θ1と同じ角度で
該周面3bに連続して型抜き可能な急傾斜で立ち上がる
ように形成した。従って、中央凹部3aの存在と、中空
リブ4の先端壁5aが中央凹部3aの周面3bと同じ角
度で立ち上がることにより、底部2を構成する樹脂が大
きく延伸され、配向結晶を促進することができ、耐熱性
を高めることができる。
【0024】(2) 両側壁5bの高さHが凹部3の周
縁近傍まで先端壁5aの高さとほぼ同じに形成されてい
るため、側壁5bの占める面積が大きくなり、底部の延
伸度を高める効果が大きくなる。また、側壁5bの高さ
Hが中空リブ4の長手方向にほぼ一定のため延伸が均一
に行われ易くなり、成形性が向上する。
縁近傍まで先端壁5aの高さとほぼ同じに形成されてい
るため、側壁5bの占める面積が大きくなり、底部の延
伸度を高める効果が大きくなる。また、側壁5bの高さ
Hが中空リブ4の長手方向にほぼ一定のため延伸が均一
に行われ易くなり、成形性が向上する。
【0025】(3) (1)及び(2)の両効果によっ
て、プラスチックボトル1の底部2を複雑な形状にしな
くても、加熱時の熱変形の抑制効果、例えば高温の液体
充填時の底部の耐荷重性や荷重がかかっていない状態で
の熱変形抑制効果が従来品に比較して向上する。
て、プラスチックボトル1の底部2を複雑な形状にしな
くても、加熱時の熱変形の抑制効果、例えば高温の液体
充填時の底部の耐荷重性や荷重がかかっていない状態で
の熱変形抑制効果が従来品に比較して向上する。
【0026】(4) 中空リブ4は幅Wが6mm以上に
形成されているため、型忠実性が良くなるとともに型抜
きが容易になる。なお、実施の形態は前記に限定される
ものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
形成されているため、型忠実性が良くなるとともに型抜
きが容易になる。なお、実施の形態は前記に限定される
ものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
【0027】○ 中央凹部3aには、図4(a)に示す
ように、プラスチックボトル1の外側へ凸となる中央凸
部7が形成されていてもよい。中央凸部7の突出量は中
央凹部3aの深さに比較して小さい。この場合、中央凸
部7の周縁に全周にわたって凹溝8が形成されることに
なり、凹溝8と対応する部分が環状のリブとして機能
し、その分、耐荷重性が向上する。また、2軸延伸ブロ
ー成形でプラスチックボトル1を製造する際に使用する
ストレッチロッド先端が、プリフォームの前記中央凸部
7と対応する所定箇所に納まることにより、ずれを防止
する役割も果たす。
ように、プラスチックボトル1の外側へ凸となる中央凸
部7が形成されていてもよい。中央凸部7の突出量は中
央凹部3aの深さに比較して小さい。この場合、中央凸
部7の周縁に全周にわたって凹溝8が形成されることに
なり、凹溝8と対応する部分が環状のリブとして機能
し、その分、耐荷重性が向上する。また、2軸延伸ブロ
ー成形でプラスチックボトル1を製造する際に使用する
ストレッチロッド先端が、プリフォームの前記中央凸部
7と対応する所定箇所に納まることにより、ずれを防止
する役割も果たす。
【0028】○ 中空リブ4の数は8個に限らず、幅が
6〜20mmを満足する状態で、プラスチックボトル1
の大きさによって9個以上や7個以下に適宜変更しても
よく、例えば図4(b)に示すように5個としてもよ
い。小さなプラスチックボトルでは、型忠実性の点から
中空リブ4の数を少なくする方が好ましい。
6〜20mmを満足する状態で、プラスチックボトル1
の大きさによって9個以上や7個以下に適宜変更しても
よく、例えば図4(b)に示すように5個としてもよ
い。小さなプラスチックボトルでは、型忠実性の点から
中空リブ4の数を少なくする方が好ましい。
【0029】○ プラスチックボトル1の形状は横断面
が円形状に限らず、三角形、四角形、6角形、8角形等
の多角形状や楕円形状であってもよい。その場合、凹部
3や中央凹部3aの形状はプラスチックボトル1の外形
と対応した多角錐台形状としてもよいが、円錐台形状と
してもよい。例えば、横断面が四角形状のプラスチック
ボトル1で、凹部3及び中央凹部3aを円錐台状として
もよい。成形性の点からは、多角形状のボトルでも凹部
3は円錐台状の方が好ましい。
が円形状に限らず、三角形、四角形、6角形、8角形等
の多角形状や楕円形状であってもよい。その場合、凹部
3や中央凹部3aの形状はプラスチックボトル1の外形
と対応した多角錐台形状としてもよいが、円錐台形状と
してもよい。例えば、横断面が四角形状のプラスチック
ボトル1で、凹部3及び中央凹部3aを円錐台状として
もよい。成形性の点からは、多角形状のボトルでも凹部
3は円錐台状の方が好ましい。
【0030】○ 中空リブ4は山6aと谷6bとが同じ
間隔で配列される配置や、全ての中空リブ4が同じ形状
である必要はない。例えば、山6aのピッチを谷6bの
ピッチと異なるように形成したり、幅の異なる中空リブ
4を混合して設けてもよい。プラスチックボトル1の径
が小さな場合は、中空リブ4の数を径の大きなプラスチ
ックボトル1に比較して少なくする方が好ましい。
間隔で配列される配置や、全ての中空リブ4が同じ形状
である必要はない。例えば、山6aのピッチを谷6bの
ピッチと異なるように形成したり、幅の異なる中空リブ
4を混合して設けてもよい。プラスチックボトル1の径
が小さな場合は、中空リブ4の数を径の大きなプラスチ
ックボトル1に比較して少なくする方が好ましい。
【0031】○ プラスチックボトル1の材質はポリエ
チレンテレフタレート等のポリエステル樹脂に限らず、
ポリプロピレンやポリアクリロニトリル等を使用しても
よい。
チレンテレフタレート等のポリエステル樹脂に限らず、
ポリプロピレンやポリアクリロニトリル等を使用しても
よい。
【0032】前記実施の形態から把握できる発明(技術
的思想)について、以下に記載する。 (1) 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明に
おいて、前記ボトルはポリエステル樹脂製である。この
場合、飲料用プラスチックボトルとして実績のあるポリ
エステル樹脂製のプラスチックボトルを2軸延伸ブロー
成形で製造する際の、成形性がよくなって金型の構造も
単純になり、しかもプラスチックボトルの加熱時の熱変
形を抑制できる。
的思想)について、以下に記載する。 (1) 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明に
おいて、前記ボトルはポリエステル樹脂製である。この
場合、飲料用プラスチックボトルとして実績のあるポリ
エステル樹脂製のプラスチックボトルを2軸延伸ブロー
成形で製造する際の、成形性がよくなって金型の構造も
単純になり、しかもプラスチックボトルの加熱時の熱変
形を抑制できる。
【0033】(2) 請求項1〜請求項3のいずれかに
記載の発明において、前記先端壁とボトルの中心軸線と
直交する平面との成す角度は70度〜85度である。こ
の場合、耐荷重性及び耐熱性を十分満足し、かつ型忠実
性も確保し易くなる。
記載の発明において、前記先端壁とボトルの中心軸線と
直交する平面との成す角度は70度〜85度である。こ
の場合、耐荷重性及び耐熱性を十分満足し、かつ型忠実
性も確保し易くなる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項3
に記載の発明によれば、底部に複雑な形状を設けずに、
従来より高温の液体を充填した場合でも底部の熱変形を
有効に抑制でき、高温の液体充填時の底部の耐荷重性が
向上する。
に記載の発明によれば、底部に複雑な形状を設けずに、
従来より高温の液体を充填した場合でも底部の熱変形を
有効に抑制でき、高温の液体充填時の底部の耐荷重性が
向上する。
【図1】 一実施の形態のプラスチックボトルの底部を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図2】 プラスチックボトルの底部縦断面図。
【図3】 プラスチックボトルの底部の部分展開断面
図。
図。
【図4】 (a)は別の実施の形態のプラスチックボト
ルの底部縦断面図、(b)は別の実施の形態のプラスチ
ックボトルの底部を示す斜視図。
ルの底部縦断面図、(b)は別の実施の形態のプラスチ
ックボトルの底部を示す斜視図。
【図5】 従来のプラスチックボトルの断面図。
【図6】 同じくその一部破断斜視図。
【図7】 別の従来のプラスチックボトルの底部を示す
斜視図。
斜視図。
【図8】 同じくその底部縦断面図。
1…プラスチックボトル、2…底部、3…凹部、3a…
中央凹部、3b…周面、4…中空リブ、5a…先端壁、
5b…側壁、5c…下壁、7…中央凸部。
中央凹部、3b…周面、4…中空リブ、5a…先端壁、
5b…側壁、5c…下壁、7…中央凸部。
Claims (3)
- 【請求項1】 ボトルの底部にボトルの内側へ凸で、か
つ段差を有する凹部を形成し、該凹部の中央凹部の周囲
に、放射状に延びる中空リブをボトルの外側に突出する
ように形成し、前記中空リブを、前記中央凹部の周面が
ボトルの中心軸線に直交する平面と成す角度と同じ角度
で該周面に連続して型抜き可能な急傾斜となるように立
ち上がる先端壁と、前記先端壁の両端から前記凹部周縁
に向かって延びる側壁と、前記先端壁及び前記両側壁に
連続する下壁とから構成し、前記下壁をほぼ直線状に前
記凹部の周縁まで延びるように形成したことを特徴とす
るプラスチックボトル。 - 【請求項2】 前記中央凹部にボトルの外側へ凸となる
中央凸部が形成されている請求項1に記載のプラスチッ
クボトル。 - 【請求項3】 前記中空リブは幅が6mm以上に形成さ
れている請求項1又は請求項2に記載のプラスチックボ
トル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001111778A JP2002308245A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | プラスチックボトル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001111778A JP2002308245A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | プラスチックボトル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002308245A true JP2002308245A (ja) | 2002-10-23 |
Family
ID=18963318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001111778A Pending JP2002308245A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | プラスチックボトル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002308245A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005112361A (ja) * | 2003-10-02 | 2005-04-28 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 耐熱性の軽量底部を有するプラスチックボトル |
WO2007023630A1 (ja) | 2005-08-23 | 2007-03-01 | Yoshino Kogyosyo Co., Ltd. | ボトル |
JP2011098780A (ja) * | 2005-04-28 | 2011-05-19 | Amcor Ltd | 真空に関連した力に反応する容器の底部構造 |
JP2013538760A (ja) * | 2010-09-22 | 2013-10-17 | レッド・ブル・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | プラスチックボトルの底部構造 |
US8616395B2 (en) | 2003-05-23 | 2013-12-31 | Amcor Limited | Hot-fill container having vacuum accommodating base and cylindrical portions |
US8833579B2 (en) | 2003-05-23 | 2014-09-16 | Amcor Limited | Container base structure responsive to vacuum related forces |
EP2853500A1 (en) * | 2008-11-27 | 2015-04-01 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Synthetic resin bottle |
US9394072B2 (en) | 2003-05-23 | 2016-07-19 | Amcor Limited | Hot-fill container |
US9751679B2 (en) | 2003-05-23 | 2017-09-05 | Amcor Limited | Vacuum absorbing bases for hot-fill containers |
-
2001
- 2001-04-10 JP JP2001111778A patent/JP2002308245A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9394072B2 (en) | 2003-05-23 | 2016-07-19 | Amcor Limited | Hot-fill container |
US9751679B2 (en) | 2003-05-23 | 2017-09-05 | Amcor Limited | Vacuum absorbing bases for hot-fill containers |
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US8833579B2 (en) | 2003-05-23 | 2014-09-16 | Amcor Limited | Container base structure responsive to vacuum related forces |
JP2005112361A (ja) * | 2003-10-02 | 2005-04-28 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 耐熱性の軽量底部を有するプラスチックボトル |
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WO2007023630A1 (ja) | 2005-08-23 | 2007-03-01 | Yoshino Kogyosyo Co., Ltd. | ボトル |
JP2007055638A (ja) * | 2005-08-23 | 2007-03-08 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | ボトル |
JP4642601B2 (ja) * | 2005-08-23 | 2011-03-02 | 株式会社吉野工業所 | ボトル |
KR101225539B1 (ko) | 2005-08-23 | 2013-01-23 | 가부시키가이샤 요시노 고교쇼 | 병 |
US9027770B2 (en) | 2005-08-23 | 2015-05-12 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Bottle |
EP2853500A1 (en) * | 2008-11-27 | 2015-04-01 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Synthetic resin bottle |
US9580206B2 (en) | 2010-09-22 | 2017-02-28 | Red Bull Gmbh | Bottom structure for a plastic bottle |
JP2013538760A (ja) * | 2010-09-22 | 2013-10-17 | レッド・ブル・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | プラスチックボトルの底部構造 |
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